「城南電器」故地
「宮地社長」を憶えていますか?
ロールスロイスに乗って、商品の買い付けのためにいつも
現金3000万円が入ったアタッシュケースを持っていることを
公言していた人。
そのために、なんども襲われた人。
よくテレビにも出ていた。
「バラエティー」にも、よく出ていた。
本業は、「城南電器」という激安家電販売店の社長。
本当に、店頭でお客と商売をされていた。
大きな声で、電話で買い付けの商談をされていた。
昔、ビデオデッキが、10万円を割ったら買おうと決めていた。
ここがそれを初めて実現した。
すぐに買いに行った。
「宮地社長」が亡くなったら、あっという間に会社が無くなった。
あのような商売は、誰にでも出来るものではなかったようだ。
渋谷宮益坂。
今、その跡は、歌唱学校になっている。
"Tokyo School of Music Shibuya"
歌手を目指す娘たちが、どっと出てきた。
「宮地社長」のことを、知る由もない年齢だ。
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