サンパウロのファッションショー
ブラジルでは、街でものすごく服装のセンスがいいという人はそうそういない。
これは、単純に暑いので、どうしてもシンプルなTシャツになってしまうということ。
貧富の差が激しいので、ファッションにかけるお金がない人が多いこと。
治安が悪いので、豪華なアクセサリーは危険だし、走れるスカートよりジーンズの方が好まれること。
そんな理由があると思っていたけど、
もちろん、女性たちはそれなりにおしゃれをしている。
特に、お金持ちの集まるショッピングセンターには
おしゃれな人(大体マダム)がやってくるし、
こういう場所には高級ブティックもある。
さらに、夜になって、パーティーなどおこなわれる場所では
モナコの社交界かと思うくらいの豪華絢爛な会が催されるときもある。
そういうときには、モデルかと見まごうような「深窓のご令嬢」も、
登場される。
こういう人のためのオートクチュールは元々発達していたし、
お金持ちの方はちゃんとヨーロッパに行ってお求めになっている。
ただ、こういう場所には、なかなかつてがないと、かいま見ることが出来ないのも事実だ。
そして、ものすごく疲れる。
ブラジルの経済状態も良くなってきたのか、ショッピングセンターの
テナントの質も良くなった。
そしてサンパウロでは、ファッションショーも開かれているという。
昔からやってはいたが、もっとローカルなのもだったのが、ビッグになっている。
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Comments
渋谷の洋服やに勤める友達に、ブラジルファッションについて聞かれて、私は困ってしまいました。私などは、盗られたくないのでアクセサリーも日本より少ないし、坂道も多いのでパンツも多いし、何かあっても逃げられるようにスニーカーが基本スタイル。オスカーフレーリーは、ミニ青山的な匂いもしますし、しゃれた人も多いと思う。でも、かたや子供が物乞いしてたりするのは、ブラジルらしい景色だな、と思った。
Posted by: りこ | segunda-feira, 19 de julho de 2004 15:23