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domingo, 5 de setembro de 2004

フェラーリが5台

ブラジルは、今は自動車の輸入を自由化している。
ということは、かつては禁止していたということだ。

1982年の第1回目のトヨタカップの時、
南米代表として、リオのフラメンゴがやってきた。
結果は、フラメンゴが勝ったわけで、
最優秀選手に「かっとび賞」という名前で「セリカ」が贈られた。
貰ったのはジーコ。
ところが、貰ったのはよいが、さすがのジーコでも
リオでの通関ができなかったという話だ。
全面的に輸入が禁止だったのだから仕方がない。

余談だが、輸入禁止なのに、
サンパウロでは、リオブランコ通りにベンツの店が並んでいた。
話ではパラグアイから陸路密輸したと中古いう話だったが
真偽のほどは判らなかった。
いずれにせよ当時、ブラジルで外国車を見ることはまず見ることはなかった。

ブラジル南部に行くと、アルゼンチンやウルグアイの休暇の季節に
陸路できた車があり、これらは見慣れない形があった。

ブラジルは、国産の自動車産業を保護するために
こういった政策をとっていた。
国産といっても、当時の主な乗用車メーカーは、次の通り。
フォルクスワーゲン
フォード
GM
フィアット

商用車(トラック、バスなど)でも、同様であった。
フォルクスワーゲン
ベンツ
ボルボ
スカーニア

どうして、国産かと言えるかという気もするが
国産は国産だ。

その後、1990年代になり、経済の活性化のために
各種の輸入規制が緩和された。
自動車の輸入も、高関税ではあるが自由化された。

今では、数多くの輸入車が走っている。
また、「国産」メーカーも増えた。

本田(本田はオートバイは作っていた。)
トヨタ(トヨタは60年代から小さな工場で旧式のランドクルーザーを作っていた。)
ルノー
シトロエン
等々

フェラーリは、1993年に販売を開始したそうだ。
8月にブラジルで5台売れたそうで、
これはこの4年では最大の売り上げ台数だそうだ。

過去の記録では、9台ということだ。
高関税のために、日本での価格よりも2倍近くもするような車である。
よく売れたと言っても良いだろう。

ここで思うに、ブラジルのどこでフェラーリが走れるのだろう。
もちろん、郊外のハイウェイでは走れるところもあるだろう。
しかし、サンパウロに限って言うと、
舗装が行き届いているにの、広い道ですら道路がでこぼこで、
さらに坂道ばかりで平坦なところが少ないのに、
車高の低いフェラーリが走れるとは思えないのだ。

あっという間に、車体をこすって、傷ついてしまいそうだ。

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Comments

アルファビルでは、マセラッティを見ました。
あれは幻想か・・

ジャガーやベンツも見たんだけどなあ。あれは幻想かしら。

Posted by: ハナマリ | domingo, 5 de setembro de 2004 at 12:33

>ハナマリ様
輸入車がなかったのは昔の話。
今は、マセラッティも、ジャガーも、
もちろんロールスロイスもあります。
サンパウロのジャルジン・アメリカの
rua colombiaには特にそういう車の販売店が並んでいます。
ただし、防弾ガラスにしないと、狙われる頻度がまた上がるようです。
防弾ガラスの話は、そのうちに。

Posted by: Sao Paulo | domingo, 5 de setembro de 2004 at 19:29

小生、歴代のブラジル製乗用車の中でも完成車の輸入が全面禁止されていた1976年から1988年まで製造されたブラジルGM社製のシボレーオパラ&オパラコモドーロ・シリーズの250S=4093cc 6気筒モデル(153ps SAE-NET)と1974年から1986年まで製造されたアルファロメオ2300(ブランドはアルファロメオながらブラジル・フィアット社製というユニークな生い立ちの一台)に心惹かれております。
中でも前者・シボレーオパラ4100シリーズは1960年代末のオペルレコードのボディを流用しながらも4100ccのトルクフルなエンジンで抜群に速く、ハイオクガソリン(現地で言うAzul=青ガス)を使用するバージョンだと最高速206-210km/hをマークし、当時の水準でBMW528iやメルセデスベンツ280/280Eに匹敵する高性能を誇っておりブラジル国内のツーリングカーレースでも大活躍しておりました。何より同国の自動車輸入禁止とほぼ同時期に誕生し、輸入車を買えない当地の支配階級の絶好の受け皿となったという意味では歴史に残る名作だったと思います。ハンドリングこそスポンジーなものの、直線では抜群にスピードが出た点では貴重な存在だったに違いありません。
一方アルファロメオ2300は1974年に発売された当初は140ps、圧縮比7.5:1の大人しいシングルキャブエンジンのみでしたが、1976年の完成車締め出しを境に日増しに高性能バリエーションを追加し、ブラジル製乗用車の中でもっとも高価な部類(フォードのランドー500の次に高価!)であるのと同時に最も高度なメカニズムを持つ存在として少数ながら特権階級のハートを釘付けにした一台です。何せ1977年には2300B(149ps)、翌年には2300B/TIに高出力163psエンジンがオプション設定されて高性能・超高級セダン市場を前述シボレーオパラやクライスラーが現地生産していたダッジマグナムらと競っておりました。
これら各車が現役だった1970年代後半(小生小三ぐらい)以来、こうしたブラジルメーカーの涙ぐましい性能向上の努力に心を震わせてきた小生ですが、現在同国で生産中の車種ではトヨタカローラ1800SE-Gとルノーメガーヌセダン2.0に魅了されております!
by40歳・B型・山羊座・愛車=レクサスIS350とトヨタヴィッツ1300U

Posted by: 真鍋清 | quarta-feira, 24 de fevereiro de 2010 at 17:19

>真鍋清様
非常にお詳しいのですね。
オパラやその上級車のディプロマータは、やはり台数が多かったので、未だに郊外に行くと、年季が入ってはいますが現役で走っています。
当時は、あれが企業の社長車だったりしたわけですが、大きなエンジンルームに、不釣り合いに小さなエンジンでした。
それより遙かに高価だったアルファロメオは当時もあまり見かけませんでしたが、今はまず見かけません。
ご説明いただいたようなすばらしい進化を遂げていたとはそのスタイルからは想像もできませんでした。

Posted by: Sao_Paulo | terça-feira, 16 de março de 2010 at 00:35

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Tracked on segunda-feira, 6 de setembro de 2004 at 11:43

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