ヴァンダレイ・デ・リマ選手は、まだ時の人
ヴァンダレイ・デ・リマ選手は、まだ時の人だ。
今日9月7日は、ブラジルの独立記念日。
首都ブラジリアで、式典が行われた。
パレードが行われた。
ルーラ大統領が、オープンカーで通り過ぎる。
陸海空軍のパレード。
パラリンピックに参加する選手団のパレード。
不思議なバレーの一団のパレード。
その中で、あのヴァンダレイ・デ・リマ選手が、
あのジャージに身を包み、大きな国旗を振りながら、パレードを通り過ぎていった。
当然、観衆から大歓声だった。
そして、大統領と並んで、閲覧席に座った。
大統領と大統領夫人とともに、観衆に手を振る。
あのアイルランド人がいうように、
「自分が彼から奪ったものを、神が彼に与えてくれる。」というのは、
事実かもしれない。
日曜日の夜の番組にもでていた。
このテレビ局がイギリスまで行って、青のアイルランド人の
インタービューを撮ってきた。
それを、ヴァンダレイ・デ・リマ選手に見せて、コメントを貰っていた。
なかなか、悪い趣味だと思ったが、
ヴァンダレイ・デ・リマ選手はいつもと同じように
淡々と質問に応じていた。
「襲われる瞬間は、手に何か持っているようだったので、
怖かった。」
目を潤ませて、言っている。
「4年ほど前になくなった父親のすっていたたばこの臭いがした。
父親が救ってくれたように思う。」
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Comments
初めまして。TBありがとうございます。
ブラジルでのデ・リマ選手の人気はそこまですごいのですね。
日本のレースにも招待されているそうです。ぜひ見てみたいですね。
Posted by: よもだ | quarta-feira, 8 de setembro de 2004 11:08