親子?兄弟?夫婦?
同じ種類の犬を、2頭連れて散歩している。
なにしろ大きな犬なので、
「大きい」とか「怖い」などと言われることも多い。
日本では、
「犬の親子だ」とか「兄弟かな」、と通り過ぎる人が
言うのを耳にした。
もちろん尋ねてくる人もいた。
「双子だ!」なんて言う子供もいた。
犬は、一度になんともう生まれるのに、双子どころではないし、
何回も出産すると兄弟は沢山になることが判らない
頭の悪い子だと、心のなかでおもっていた。
(親が、教えていないのが、そもそもの問題だが。)
ブラジルに来ると、きいてくることが違う。
まず、「この犬は凶暴?」とか「咬むか?」というのが普通。
それも、犬と割と距離おいて、用心している。
こちらの犬は、番犬としての用を足さなければならないので
凶暴さは必要なのだ。
だから、いかにも凶暴な面構えの犬が多い。
もちろん、ゴールデンレトリバーのように、番犬には全く向いて
いないものもいる。
更に、2頭を見て、「夫婦」かときいてくることが、
一番多い。
9割方はそうだ。
「夫婦」が一緒に過ごすことを基本としている社会ならのではの発想だ。
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Comments
いつも拝見しております。
コーヒー業界にはブラジル滞在経験のある人が多いです。
その多くがブラジルで泣いた体験を語ります。
かく言う私も、そのひとり。涙の理由をあれこれ考えてみると
ひとつには、ブラジル人の「ひと懐(なつ)っこさ」や
感情表現の素直さがあるのではないかと思います。
小泉総理も、ブラジルのそういうところに触れて感情の高ぶりが
あったのかな?と思ったりしました。
Posted by: 斉藤久典 | sexta-feira, 17 de setembro de 2004 04:14