下校風景
サンパウロの学生には、制服があるところも多い。
公立でも、私立でもだ。
しかし、その制服はいつもジャージだ。
学校の名前や、マークが入っている。
このことで、また学生が危険に巻き込まれることが多い。
お金持ち子弟が行く学校の生徒が誘拐されてしまうのだ。
だから、
多くの場合、親が車で学校の前まで送り迎えをすることが、
当たり前になっている。
学校の前は、登下校の時間はこの父兄の車で大混雑になり
渋滞が生じてしまう。
この時間には、そのあたりを通過しないようにしている。
学校の近くに、住むことを好んでいる人はいない。
父兄で車による送迎ができない場合は、
もしくは、"Escolar"というのだがスクールバスで、家の前まで
送ってもらうことになる。
そのスクールバスでさえ、途中で襲われることもあるから
とんでもない話だ。
この写真のように、住宅街で
一人で歩いている姿には、「危うさ」を感じてしまう。
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