日本語の方が大きい碑石
サンパウロ市の西にタボン・ヂ・セッハという小さい都市がある。
サンパウロとは完全につながっている。
そこの中心部の広場に、日本語の碑文が見えた。
内容は、その郡(今は市だから郡はないかもしれないが)の
1981年に移民の日が制定されたことを祝う内容だ。
特に、日本人の移民を祝う日でもない。
なのに、日本語が大きく書いてあって、
ポルトガル語はほとんど見えないくらいに小さい。
この碑が建立されたのは、1990年とか。
日系移民一世が一番力を持っていた頃で、
こういう日本語ばかりの碑石になったのだろう。
2世や3世の時代では、こうはならない。
ちなみにたてたのは、聖西(サンパウロ西部)芸能連合会だから
またおもしろい。
生け花、日本舞踊などを
しながら、思いついたのだろう。
発見したときは驚いた。
ずっとずっと残っていて欲しいものだ。
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