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sexta-feira, 5 de novembro de 2004

巨大な建物-教会

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言うまでもなく、ブラジルはカトリックの国だ。
国民の80%がカトリックらしい。
だから、世界最大のカトリックの国だ。
宗教の自由は完全に認められているが、憲法にもカトリックの精神がうたわれている。

サンパウロの古い街区には、広場があり、
その中心にいかにも教会らしい教会が建っている。

田舎の町でも、まず中心には広場があり、教会が建っている。

教会は、小さなものでもきちんとしており、
内部は更に整えられている。
宗教的な静けさを保っている。

写真の建物は、サンパウロの中心部ドンペドロ広場の南にある。
まるで、スーパーのような、家具センターのような建物。
これは教会だ。
しかし、屋根は尖っていないし、その先に普通あるはずの十字架もない。
教会とは、ちょっと思えないのだ。

このような教会が、どんどんと増えている。
実際に、空き店舗でもあればそこが教会になったりしている。

いくつかの団体があるが、どんどんと教勢を増しているようだ。

いずれも、カトリックではなくプロテスタントのようだ。
写真のものは、米国系のようだ。

体育館のような内部では、ステージを歩き回る牧師がいる。
音楽や光に満ちている。
キリストや聖母マリアの像も画もない。

独自のテレビで全国に放送をする。

従来のカトリックだけではカバーしきれない部分を拾っているのだろう。

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Comments

日本での話ですが、アメリカ系プロテスタントの教会に行く機会を持ったことがあります。

ブラジル人の友人とそのご主人(南米出身)の結婚承認式の証人を頼まれての参列でしたが、一般的プロテスタント教会にお邪魔したことのある身ですが(クリスチャンでありませんが、教会が経営していた英会話学校に通っていたことがある)からすると、いろいろな意味でかなりの違和感を覚えました。

承認式前の演説といい、承認の儀式といい・・・
牧師が歩き回ることも、かかっている音楽も、光による演出(?)も。

同席した、ブラジル人の方(カトリック系クリスチャン)も、かなり驚かれた様子でした。

その教会で見た、ミサのスケジュールでは、毎週、ポルトガル語と英語のミサが行われているようでしたが(スケジュールを見る限りポルトガル語が中心)、日本語がありませんでしたので、たぶん、ブラジル人への布教のためにできた教会なのでしょう。

アメリカ経由でブラジルに根付いたプロテスタント系が、ブラジル人のために日本にも入ってきているのかもしれませんね。

Posted by: maria do japao | sábado, 6 de novembro de 2004 00:37

遊びに来て下さってありがとうです。

ブラジルでの教会ルーツはしらないのですが、
カトリックとの違いがハッキリ分かる為にも十字架ない事を聞いたことがあります。

プロテスタント教会が成長しているのにはやはり、なにか人びとの心動かすものがあるのだと思います。
建物や十字架の有無変わっても、聖書の本質かわらないですよ。
時代時代に、 街が変われば、教会だけ建物変わらないのものおかしな事で、建物も変わるのでしょう。
ブラジルには、姐家族が住んでいたりでかかわりがあるんです。またお邪魔しますね。

Posted by: ピョコピョコwalk | segunda-feira, 8 de novembro de 2004 01:23

わたしもこの教会をみたとき、嘘かと思いました。
外観だけですが、教会っぽくないのに、イグレージャと
あるから、そういう名前のお店なのかと思いました。
やっぱり教会なんですね。

Posted by: りこ | segunda-feira, 8 de novembro de 2004 10:37

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