サンパウロ州の高原の道を行く
サンパウロは、大都市だから、世界の大都市と同様に
大渋滞だ。
だが、一歩でると、とたんに人がいなくなる。
次の都市が現れるまで、農地か森林か空き地が広がる。
新大陸特有の構造だ。
それでも、サンパウロから100キロ圏内は、衛星都市があったり、
都市住民の別荘やレジャー施設などもあって、街道沿いは
何となく賑やかだ。
しかし、それよりもっと奥地に行くと、
広大な広がりを見せる高原が連なっている。
高原は、農地や森林が延々と続いている。
道は、高原を緩やかなうねりを見せて続いている。
一つの高原を越えると、またその先に新たな高原の連なりが見える。
こういう道を、ずっと運転していくのは実に気持ちが良い。
サンパウロ州の奥地は、世界的な観光地なんかではないが、
密かに人に勧めたい景色だ。
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