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sexta-feira, 19 de novembro de 2004

アジア首脳のブラジル詣で

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サンパウロ市の中心から、州知事事務所向かっての大通り沿いに
一週間ほど前から、韓国大統領の訪問を歓迎する垂れ幕がつけられた。
その数は、ものすごいものだ。
さらに、同じような内容の大きなビルボードもかかっている。
いずれも、韓国メーカーのLGとSAMSUNGが、それぞれ用意したもので、
自国の大統領に対するアピールなのだろう。

韓国のブラジルへの進出は、それほど早くない。
ブラジルには、アジアの国の中では日本のプレゼンスが大きかったからだ。
しかし、この10年韓国企業の進出はめざましい。
身近なところでは自動車、携帯電話、テレビなどが市場で目につく。

ブラジルは、元々韓国の移民を受け入れていなかった。
しかし、隣国のパラグアイはかつて同じ反共国家だった韓国の移民を
受け入れており、その移民が非合法的にブラジルに流れてきて、
橋頭堡を築いたと言われている。
その移民たちは、主に縫製業者となり、徐々に力を蓄えていった。
サンパウロ市内でこういった縫製業者が集まっている地区である
Bon Retiroは、かつてはアラブ系の街だったが、現在は韓国系の
街に変わった。
事務所、レストランそして教会。

チリのサンチアゴで開催のAPEC首脳会議にあわせて、韓国大統領はやってきた。
チリに行くついでというわけだ。
ブラジルは、太平洋に面していないので、APECには参加していない。
韓国大統領の直前には、中国国家主席もやってきた。
そして、韓国大統領のあとには、ベトナム首相。

続々と、ブラジル詣でが続き、ニュース報道も誇らしげだ。

もちろん、首都はブラジリアなので、公式の政府間協議はここで行われる。
その後、経済の中心であるサンパウロにもやってきて、
経済団体と会合を持ったり、自国移民の団体を激励したりしていくわけだ。
その一つに、サンパウロ州知事とも面談の機会を持っているようだ。

ブラジルの存在は、日本人の常識以上に、大きなものになっている。
サンバ、アマゾン、サッカーくらいの知識では、ちょっと寂しい。
農産物の輸出大国であり、また工業製品の大市場でもあるのだ。

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