コリンチャンスが揉めている
ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブである
コリンチャンスが揉めている。
コリンチャンスはもちろんサッカーチームでも有名だが、
実は総合的なスポーツクラブ。
ブラジルはこういうものが多く、
各家庭や、職場などで、クラブに入会する。
バレーも、バスケットも、陸上も、テニスも、乗馬も、
それぞれのクラブによって色々なスポーツを楽しめる。
ところが、慢性的に経営がうまくいっておらず、
資金がショートしてきた。
設備も老朽化してきたので、改修費用も必要だ。
そこで、新たなスポンサーを捜すことにしていた。
ブラジルの中では、見つからない。
そこに現れたのが、謎のイラン人が経営する投資グループの
会社MSI(Media Sports Investiment)。
経営陣には、反対の意向を持っているものもいたが、
ほかに相手もいない。
そこへ、仲介人のブラジル永住ビザに疑惑が持ち上がって、
警察が捜査に乗り出したとの報道。
今日(11月23日)の経営会議が開かれて、
このMSIの経営参加の契約を認めるかどうかの話し合いが
深夜まで行われた。
報道陣が、コリンチャンス前に陣取り、ニュースでは現場中継も行われた。
ファンも集まった。
結局、日付が変わった頃、
MSIの経営参加を認めることとなったようだ。
※リオの名門、フラメンゴも:
フラメンゴは現在ブラジル選手権で21位と低迷している。
これを打開するために、クラブの社長は、CBFにいるザカロを
呼ぶ方向で話を進めている。
もしくは、現在日本代表監督のジーコにも助けを求めると言っている。
12月には、ドイツとの親善試合も控えているので、
その困難さは十分判っているようだが。
ブラジル選手権も後半に入り、各チームに色々な動きが出てきた。
低迷するチームは、来期に向けての動きでいっぱいだ。
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