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sexta-feira, 31 de dezembro de 2004

ブラジルの年末 その6 カウントダウン

サンパウロの目抜き通りパウリスタ大通りでは、
カウントダウンが行われる。

そちらの準備も進んでいる。

アウグスタ通りとの交差点付近には、
大通りをまたいでステージが作られている。

人出は、100万人という。

警察官は3000人で警備に当たるそうだ。
仮設トイレも、もう設置されていた。

新年を迎える準備は着々と進んでいる。

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ブラジルの年末 その5 南米大神宮

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南米大神宮には、もちろん神主さんもお見えである。
その傍らでは、なんとブラジル人の方が、
列に並んでいる人に説明をされていた。

この方は、しかるに氏子だろう。

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ブラジルの年末 その4 ブラジルの巫女さん

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サンパウロのリベルダーヂ広場の餅つき大会が行われているところでは、
南米大神宮のお守りや、破魔矢、絵馬などが売られていた。

売っているのは、「巫女さん」ということになるが。。。。

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ブラジルの年末 その3 ブラジルの餅つき

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小林幸子の歌も終わった。

サンパウロの東洋人街リベルダーヂは
12月31日の朝、恒例の餅つきが行われていた。
6000個の餅を配るということで、
もの凄い列になっていた。

そして、その列の先端には
「南米大神宮」が。

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ブラジルの年末 その2

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衛星放送で見ることができるNHKの紅白歌合戦もトリになった。
とても朝から、見る気にはなれない。

サンパウロの12月31日は静かだ。

パウリスタ大通りは、
15時から
15キロのショートマラソンが行われる。
今年で80回という伝統のあるものである。
かつては、深夜に行われていたが、いつの間には変わった。
参加者は1万5千人という。

ゴール前では、準備が進んでいた。

午後0時からパウリスタ大通りは
明日の朝まで、通行止めだ。

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ブラジルの年末

12月24日の午後、そして25日のクリスマス、その翌日の26日(日曜日)が、
普通の短いクリスマス休暇だ。
新年は、1月1日だけが正式な休日。
だが12月31日は休みの企業が多いし、12月30日も午前中だけというところもある。

12月27日から30日までは、休暇と休暇の間というなんとも
だらけた中途半端な期間だ。
両方の休暇をつなげて、長い休暇に入っているものも多い。

クリスマスの前は、街は買い物客で大混雑で、
道も混んでいて、喧噪の中にいるといったところだった。

しかし、今週は一転して、街は閑散としている。
人はいるのだが、何か活気がないのだ。
クリスマスの大パーティーで大騒ぎしてそして食べ過ぎて、
疲れているのだろうか。

市内の車も日中もとても少なく、とても運転しやすい。

スーパーに行っても、あまり客もいないし、沢山の買い物をする人もいない。

企業によっては、年末の古い伝統の
窓から使用済みの紙を投げ捨てることをやったところもあるようだ。
「仕事は終わり!」ということだ。

ブラジルも、年末を迎えている。

捨てられた紙くずを片づける人たちが、
仕事を終えたら、新しい年がやってくる。

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カルロポリスの周辺 その3

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サンパウロから、カルロポリスへの道は、
湖の畔にまで降りてきた。
とても大きな湖だ。
とても人工湖とは思えない。

からっとした風が、対岸のパラナ州から吹いてきた。

サンパウロ州はここで終わり。
州境を示す標識がある。

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湖がくびれたところを道は進んでいく。
両側が湖になって、堤防の様な道だ。
まもなく、橋が見えてきた。
この橋を渡れば、本当にパラナ州だ。

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quinta-feira, 30 de dezembro de 2004

サントス監督ルクシェンブルゴは、レアル・マドリへ

今朝(30日)のスポーツ面で驚いたのは、
つい先日、
サントスの監督として、ブラジル選手権を制した、
ルクシェンブルゴ監督が、
サントスを去り、
レアル・マドリへ行くという記事。

サントスと残留へ向けて交渉中という話もあっただけに、
誠に突然の話。

憶測記事も何も無しに、いきなり記者会見で正式発表とは。

ブラジル選手権5度優勝の名監督ともなれば、そういうものなのか。


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海岸-プライア・グランヂ その7 イエマンジャーの儀式 (3)

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イエマンジャーの女神像の前から、海岸へ向かっての行進が始まった。
だいたい、200メートルで波打ち際に達する。

一団は、更に楽器を鳴らし、歌を歌い、そして踊りながら進んでいく。
一人の女性は、完全にトランス状態に入っている。
足がふらふらで歩くことも、立つことすらもできない状態。
仲間が支えている。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その35

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ロマリオ。引退を否定。

本日(12月29日)午後、
ロマリオは「引退」を否定した。
引退報道をしたグローボ紙のレポーターが、
ロマリオの言ったことを局解したと言っている。

今朝の、フォーリャ・ヂ・サン・パウロ紙も引退を報じていたのだが、
これも当然否定されたというわけだ。

さすが、ロマリオ、またしてもやってくれたとしか言いようがない。

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サンパウロのスーパー その1

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サンパウロにある主なスーパーのチェーンは、あまり多くない。

ハイパーマーケットは、大規模に展開しているのは2つだけ。
カルフール(Carrefour)
エストラ(Extra)

スーパーは、ポン・ヂ・アスーカ(pao de acucar)グループだけ。

以前は、もっともっと色々なところがあったのだが、
この10年くらいで淘汰されて、これらのチェーンに吸収されて
しまったところが多い。

だから、どこに行っても同じような感じで、
違うスーパーに行く楽しみがない。

中小に行くと、品揃えが悪い、店や商品が汚い、
2流品しかないなどの問題があり、行かない。

同じチェーンでも、立地場所の所得階層を見て、
微妙に品揃えを変えているのがわかる。

Extraの場合、モルンビ店は電化製品も一流ブランドの
最新の高級モデルが並んでいるが、
その他の店に行くと、廉価ブランとのものが多く並んでいる。
売れないものを、並べても仕方が無いというわけだ。

そういう状況だから、どうしても自分のレベルにあったスーパーに行くことになる。

ハイパーマーケットの場合は、何故かカルフールに行ってしまうことが多い。
日本では、あえなく撤退のようだが、幕張店に行ったことがあるが、
時間の問題だと思った。
ブラジルでは20年ちょっと前に進出して、大成功を収めている。
行動範囲のサンパウロ西部の4店舗くらいに行く。
パンプローナ店、エルドラード店、ブタンタン店、そしてタボン・ヂ・セッハ店。

エストラは、たまたま行動範囲からはずれた店ばかりなので、あまり行かない。

他に米国系の世界一のウォルマートも進出してきているのだが、
まだ行ったことがない。
サンパウロ市内でも何店舗か見かけるが、なんだか活気がなさそうで、
行っていない。

ポン・ヂ・アスーカ・グループは、ブラジル最大の
スーパーチェーンである。
ここは、老舗である。
ハイパーと言うより中型店舗を展開している。

そして、合併で手に入れた店舗チェーンも含めて、
店舗を階層別にわけている。

もっとも高級な部類のスーパーに冠された名前が、
ポン・ヂ・アスーカという。
所得の高い階層が住んでいる地区に立地している。
ポン・ヂ・アスーカがあると、その地区は富裕層が多いのだとわかる。

そうではない地区にあるスーパーは、
バラテイロBarateiroとかボン・プレッソBon precoという名前で展開している。

ちなみに、ハイパーでは電化製品は値引きが可能だ。

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サンパウロのセントロ 7 アニャンガバウ

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サンパウロのセントロの中での、その中心とも言える場所。
アニャンガバウの谷で、東西に別れるセントロをつないでいるところだ。
アニャンガバウとは変な地名だが、インディオのグァラーニ語が語源らしい。

現在はこの谷には、サンパウロの南北をつなぐ最も重要な道が走っていて、
交通量も多い。
この道をまたぎ、谷の両側をつなぐ陸橋は、「茶の橋」という。
しかし、日本人移民は「お茶の水橋」といったという。

橋の東側には、3本の高層ビルが建っている。
新しそうに見えるが、すでに30-40年経ってる。
かつて、セントロが本当にサンパウロの中心だった頃には、
このビルにも、そしてこの付近にも日本企業の現地事務所があった。

倉敷紡績。
三菱銀行。
伊藤忠。
トーメン。
ユニチカ。
東海銀行。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その34

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中国からの参加作品。

それぞれの肖像画が2枚ひと組になっている。

驚いたのは、画の横に肖像の人物のプロファイルの内容。
「政治面貌」「文化程度」「家庭出身」まで書いてあった。
なんだか、恐ろしい。

中国は、こういうことが大事なんだなあと。

漢字が読めないブラジル人には、こんなことまでわからない。
芸術には関係がないことだが。

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カルロポリスの周辺 その2


サンパウロから来た道は、
だんだんと道は高度を下げて、湖に近づいていく。

カフェの農場が増えてきた。
カフェの栽培に適した気候なのだろう。

日中の十分な日照と、気温。
夜半の霧。
収穫期の乾燥。

ただ、ブラジルのカフェの生産全体を見ると、
このあたりを含めた北パラナは、もう中心ではない。

冬季の降霜により、カフェの木がダメージを受けることが多いからだ。

冬季は、意外にもかなり冷え込む。

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海岸-プライア・グランヂ その6 イエマンジャーの儀式 (2)

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像の前で、
踊りの様な儀式が始まる。
太鼓の音も一段と大きくなった。
テンポも上がる。

そして、踊りもますます激しくなる。

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quarta-feira, 29 de dezembro de 2004

サンパウロのセントロ 6 ルス駅(Estacao da Luz)の前

サンパウロのセントロにあるルス駅。
この駅前のあたりをそのままルスという。

かつては、長距離列車も出ていて、とても賑わっていたと思う。
駅前だった名残だろう、安そうなホテルが沢山ある。
月曜日から金曜日までは、長距離列車の本数も多く、
商店も開いていて、賑わっている。

しかし、特に日曜日ともなれば、商店も閉まり閑散としている。
歩いているのは、付近の住民だけだ。

ほとんど、路上に人がいないので、
ホテルの入り口の横に立っている女性が浮かび上がってしまう。
その手の女性だ。
だが、とてもお客が付く様な容姿ではない。

このあたりには、絵画美術館がある。
入場料は、4レアル(150円くらい)だが、
そこに入ってくる人と、外にいる人の間には絶望的な差がある。

もちろん、美術館は厳重に入り口は警備されている。

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ロマリオ引退

ロマリオが、リオ・デ・ジャネイロの新聞グローボの
インタビューに答えている。

「やめた。 もうやらない。 やる気もない。」
と、サッカーからの引退を示唆した。

10月に、リオのチームであるフルミネンシを、
監督との諍いから、首になっていた。

11月には、ブラジル代表のユニフォームで、
米国で試合をして、2ゴールを決めていた。

それ以来、ニュースはなかった。

同じくリオのヴァスコ・ダ・ガマの社長が、
戻らないかといった話もあったようだ。

しかし、ロマリオはグローボの記事によると、
サッカーでのキャリアに終止符を打つとしている。

来年の4月から6月の間に、引退試合をやりたいと行っている。
そのときには、長くいたフラメンゴとヴァスコのユニフォームを着ると言っている。

現在、38歳。 来年の1月で39歳になる。
あくまでも、新聞の報道だけで、
正式に引退は表明していない。

ロマリオは、1994年のワールドカップ米国大会での、
ブラジルの4回目の優勝の立役者である。
ブラジル代表として、84試合(非公式試合13試合)に出場し、
69得点(非公式試合の得点は14)をあげている。

型にはまらない選手である。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その33

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これは、絵画作品。
面白い作品ではあった。
これらも、来年のヴェニス・ビエンナーレに出展されるはずだ。

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ブラジルと「ノモンハン」

「ノモンハン」といっても、なんだかわからない人がほとんどだと思う。

ノモンハンは、現在のロシアとモンゴルと中国国境付近の地名である。
ここで、日本軍とソ連軍がぶつかったところである。
日本が、大東亜戦争を宣する前に、
満州国とソ連の国境紛争から、
日本軍の精鋭であった関東軍が、ソ連軍機工師団に
敗れたと言われているが、当時の軍部は
これを隠した。
日本では、「ノモンハン事件」と呼ばれているが、事件どころではない
立派な会戦だったとされている。

このノモンハンでなくなられた方の墓碑が、
ブラジルはサンパウロ州アチバイア市にあった。
ブラジルから出征されたのであろうか。

日本軍兵士として、
ノモンハンで戦死し、ブラジルに眠る。
語る言葉もなく、ただ合掌。


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カルロポリスの周辺 その1

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カルロポリスCarlopolisは、
サンパウロから北西にだいたい400キロ行った所にある
観光地でもない、小さな街だ。
サンパウロ州ではなく、パラナ州に属している。
といっても、州境にある。
周辺は、とても風光明媚なところであった。

パラナ州でも北の方になり、かつてはコーヒーの生産の中心の
一つであり、沢山の日本人も入植したところのようである。

サンパウロからは、ハイウェイでずっと行くことはできない、
途中からは一般道を通って行くことになる。
一般道を通っていくだけに、沿線の風景をいっそう楽しむこともできる。

ファルツーラFarturaという街が、サンパウロから行くときの
サンパウロ州最後の街だ。
この小さな街を過ぎると、高原の高度は下がっていき、
山がなだらかになる。
そして、景色が広がっていく。
州境となるシャヴァンテス湖が眼下に広がっている。

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terça-feira, 28 de dezembro de 2004

海岸-プライア・グランヂ その5 イエマンジャーの儀式 (1)

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サンパウロ州のプライア・グランヂ市の海岸にある
イエマンジャーの女神像。

沢山の花が捧げられている。

やがて、この像の前で、儀式が始まる。
それを告げる間断のない太鼓の音が鳴り響く。

パラソルの下では、占いが行われている。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その32

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ニュージーランドの作家の作品。

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segunda-feira, 27 de dezembro de 2004

ファビーニョは、セレッソ大阪へ。

クリスマスの休みが終わると、また色々とサッカーの話題も出てきている。
もちろん、移籍の話だ。

コリンチャンスのダイレクター パウロ・アンジアジーニが語ったところによると、
「セレッソ大阪から大変良いプロポーズがあったので、
ファビーニョを出す。」

一方、ファビーニョは、「できればコリンチャンスでプレイしたいし、
色々なところから良いオファーがあったのは知っている」といっている。
更に、ブラジルのクラブからのコンタクトを待ったいるようだ。

セレッソ大阪に行くかどうかは、本人からは語られていない。

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死海文書展

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2月27日まで、サンパウロ州立絵画博物館の別館で、「死海文書展」が開催されている。

貴重な死海文書の本物も見られるとあって、とても期待していた。

「死海文書」とは、1946年に今のイスラエルの死海沿岸の荒涼とした
土地の崖の洞穴から見つかった文書のことである。
これらは、紀元2世紀頃から作成されたもので、
現在の聖書が形成される前のものも含まれている。
当時のヘブライ語が使われており、現代ヘブライ語の形成にも
役だった。

この文書の内容によっては、現在の聖書の内容が形作られた
6世紀以降のキリスト教世界と、キリスト教創成期のそれとの違いも
あるとされる、宗教的にも貴重な大発見だった。

また、この文書には新訳聖書の部分は含まれておらず、すなわち
旧約聖書の部分だけなのだが、つまりユダヤ教にとっても
非常に大きな意味のあるものである。

更に、紀元600年以降に成立した、イスラム教にとっても
意味があるものと言える。

そういった文書の展示は、ブラジルとイスラエルの関係も
物語るもので、ブラジルのユダヤ・コミュニティーの強さを
示している。

会場には、もちろん大多数がカトリック教徒である
ブラジル人はもちろんのこと、アラビヤ語も
聞こえていた。

イスラエルには、2度訪問したことがある。
強烈な印象を持った。
死海にも行った。
ジェルサレムには「死海文書館」があるが、
見学の時間がなかった。

まさかブラジルでこれを見ることができるとは
思わなかった。

本物とレプリカの死海文書が展示されている。
どれが本物か何も記載されていない。
係員に尋ねて、判った。

展示物は、死海文書の他に
文書が保管されていた壺や文書以外に見つかったものがあった。
コインやサンダルや食器だ。

また、文書が見つかった場所はカムランというのだが、
その遺跡あとから見つかった遺構の説明もあった。

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海岸-プライア・グランヂ その4 イエマンジャーの像 (2)

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イエマンジャーの女神は、海に向かって立てられている。
その海の向こうには、故郷のアフリカがある。

イエマンジャの女神像の前には、信者が何組いて、
それぞれに祈りを捧げている。

像の台座には、ロウソクを立てる祠もある。

また、像の付近には、ビーチパラソルの下に
机と椅子を用意して、占い師というのか人生相談というのかを
受け付けている人たちもいる。
かつては、こんな人はいなかったと思う。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その31

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サンパウロ・ビエンナルの出展物には、絵画や写真なども出展されていた。

これらの写真は、出展作品の制作風景だったかな。

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ブラジルと地震

ブラジルは、自然災害が極めて少ない。
その代わり、違う被害は沢山あるが。

インド洋で大変な地震が起きて、
津波で多くの被災者が出ていることは、
昨夕から、ブラジルでも報道されている。

ブラジルには、地震はほとんど無い。
極めて安定しているプレートの中心にいるからだ。
しかし、北東部でたまに局地的な地震がある。
マグニチュード2以下くらい。
日本人から見ると、なんでもないレベルだが、
貧しいこの地方の家では、倒壊もする。

太平洋岸のチリでは、頻繁に地震が起きるが、
ブラジルで地震波は観測されても、被害はない。

だから、基本的に
ブラジル人に、
地震の説明をしても全く理解されない。
(雪の説明も、理解されないが。)

昨日のニュースで、
サンパウロ大学の教授が
地震のメカニズムなどを説明していたが、
この人本当に判ってるのと疑わしいなと思って聴いていた。
本で調べたんじゃないかと。

今朝の新聞でも、国際面で大きく報道されていた。
欧米のクリスマス休暇の観光客が、かなり訪れていることを
伝えていた。
日本人何十人かが行方不明とも伝えていた。

インドの報道は、マドラスから報道。
元のポルトガル領だった歴史からだろうか。

ちなみに、津波はポルトガル語で"TSUNAMI"という。

地震の怖さについても、
多くの日系人が、日本で何度も体験しているので、
ブラジル人にも理解されていくだろう。

その後の報道で、
今回の地震と津波により、
タイでブラジル人2名の死亡・行方不明が伝えられている。
また、ブラジル外務省も情報を24時間電話で受け付けている。

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domingo, 26 de dezembro de 2004

墓地とデンギ熱

サンパウロから70キロの山間の街アチバイア市。
サンパウロからミナスジェライス州の州都ベロオリゾンテ市に
向かうハイウェイ沿いにある。

日系人も多い。
周辺は、野菜や果物、花などの農場だけではなく、
別荘や観光施設も多い。

さて、ここの墓地。
クリスマスも、人々は墓地を訪れる。
花を捧げる。

でも、この墓地にある花は、ほとんどが造花である。
切り花でもなく、鉢植えでもない。
長持ちすることを狙ったものでもない。

ブラジルでは、蚊が媒介するデンギ熱の発生が続いている。
よって、蚊のが卵を産み、ボウフラが発生する可能性がある
切り花や鉢植えは避けられているのである。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その31 

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フランスの作家の作品。
どこかの山道で撮られたマルチ画面の映像作品。

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海岸-プライア・グランヂ その3 海の女神イエマンジャー (1)

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サンパウロから70キロのこのプライア・グランジの砂浜は
とても長い。
この街のセントロ(中心部)から、その海岸に沿って、車を走らせる。
しばらくすると、海の方を向いた女性の像が立っている。

これが、海の女神イエマンジャーの像だ。

アフリカ系の土着宗教が、奴隷ともにブラジルへやってた。
その宗教は、カントンブレという。

奴隷が多くもたらされたブラジル北東部で、
その奴隷たちの子孫で今も信仰が続いている。

サンパウロ周辺では、このプライア・グランジの砂浜で、
イエマンジャーのお祭りが行われることで知られている。

新年を迎えるそのとき、
ここで祭祀がおこなわれる。

それに向かって、すでに信者は
この像の前で、祈りを捧げ始めていた。

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12月26日のサンパウロ

クリスマス(ブラジルではナタウNatal)も、あっさりと終わった。
昨日(25日)は、久しぶりの好天。
気温も30度近くまで上がり、雨も降らなかった。
クリスマス晴れとでも言うのか。

しかし、今朝は一転、またもや雨。
それも、降ったり止んだりで、出かけて良いのか悪いのか決断できない。
気温も20度前半。

日曜日にもかかわらず、新聞はとても薄い。
広告も少ないし、記事もない。
スポーツ記事も無いに等しい。
サッカー記事なんか、2004年のチームのランキングなどで
埋めていた。

テレビも、ブラジルなりの年末特番になってきた。
コンサートの中継などが多い。
昨日は、ジルベルト・ジルもやっていた。
ブラジル音楽ファンにはたまらないだろう。

今日は、Tv CuturaのEnsaioという番組で
マリア・リタ(Maria Rita)のコンサート。

街の中のクリスマスの飾りは、年明けまで
そのままだが、
新年に向けての準備も進んでいる。

パウリスタ大通りは、カウントダウンを行うために
とても多くの人が集まる。
そして、新年と同時にショートマラソンが行われる。

道を横断するゲートの工事が進められていた。

新年の休暇を、サンパウロを脱出して、過ごす向きも多いが、
サンパウロで過ごすものまた趣深いはずだ。
また、花火の大音響が轟き渡ることを思うと、ちょっと気が滅入るが。

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(12月24日撮影)

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第26回サンパウロ・ビエンナル その30

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1.2メートル角くらいの立方体が作品。
作品の上には、箱ごとに異なったテーマ別に、
写真などが貼り付けてある。

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炎天下のふくろう

ブラジルでは、実に多くの鳥を見ることができる。

サンパウロから、70キロの街アチバイア。
その郊外の農場の柵の柱の上に
フクロウ2羽が留まっていた。

太陽がほぼ真上から照りつける時間なのに、
日陰でもないのに、じっとしていた。

夜行性ではなかったのだろうか。

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sábado, 25 de dezembro de 2004

12月24日のブラジル

普通のブラジル人にとって、
12月24日は、単にクリスマスの前日という意味しかない。
イエス・キリストが生まれた12月25日こそが
クリスマス(ブラジルではナタウNatal)で、
大事な日である。

24日をクリスマス・イブとして、
より大事にする日本は本末転倒しているのだ。

さて、24日は、クリスマスの準備も
大詰めの日で、終わっていない人は大忙しだ。
プレゼントの買い物や、クリスマスの特別な料理の準備。
大掃除や飾り付けもする。
商店は、午前中の営業を終えると、
閉め始めるところが出てくる。
スーパーも、18時までだ。
一般の会社も、午前中で終わりで、
ちょっとしたパーティーをやったりして解散だ。
パネトーニなんかもらって、もって帰る人もよく見る。

かつては、会社のいらなくなった白い紙を
ためておいて、シュレッダーにかけて、細いひも状のものを更にちぎって
細かくする。
それを、会社の窓からどんどんと播いたものだ。
雪の代わりというわけだ。
これは、実に気持ちが良かったが、
今は禁止になってしまった。
播いたその下の路上では、清掃作業員が集めても集めても
降ってくる紙くずを恨めしそうに見ていた。

惜しい習慣だと思う。

25日のクリスマスを家族で過ごすことが、大事で
教会に行くことが必須ではない。
だから、旅行に行くことも多い。
すでに休暇入りしている人も多く道路も、
渋滞だ。
飛行機や長距離バスも満席。

もちろん、教会へ行く人も多い。
教会では、キリストが生まれる様子のジオラマを
作ったりしているのが普通だ。
馬小屋の中に、生まれたばかりのキリストを
囲んで、聖母マリアが、そして3人の博士が立っているものだ。

24日も、日が暮れていくと、街は徐々に静かになっていく。
商店はもう開いていない。
レストランは、クリスマス用の特別メニューを出すところもあり、
予約客でいっぱいの所もある。
これは、結構高い。
子豚の丸焼きやイノシシなどが、この時期の代表的な材料となる。

そうして、日付が変わり25日になると、
街のあちこちからまたはナビの大音響が鳴り響いてきた。

25日は、バチカンで行われるクリスマスミサを長時間
生中継するはずだ。
ローマ法王のメッセージが楽しみだ。

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サンパウロの古くからの超高級アパート街イジェノポリスにある、
パチオ・イジェノポリスというややこぢんまりしたショッピング・センターのツリー。
高級アパート街とその隣の超高級住宅街パカエンブーを控えているという
場所柄、豪華な老婦人が多い。

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sexta-feira, 24 de dezembro de 2004

第26回サンパウロ・ビエンナル その29

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どこかの民族の家のような作品。
中には、入れなかったような。

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ブラジル大統領が、テベスを語る。

昨日(12月23日木曜日)、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ダ・シルバが、
サッカーについて語った記事がある。

彼は、
サンパウロの名門チームの一つであるコリンチャンスのファンということを
宣言している。

その中で、アルゼンチンのボカ・ジュニオールから、
多額の契約金で移籍したカルロス・テベス(20歳)について、
「彼はコリンチャンスでは、よい働きはできないのではないか。 
彼は、(コリンチャンスに)向いてはいないのではないか」と。

彼は、さらに、「早急な判断を下すことはできない。
みていきたい」と続けた。

また、現在の監督チテ(Tite)については
「とても良い。ずっとコリンチャンスの監督をやって欲しい」と。

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ブラジルの国家元首の言葉だ。

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今朝(12月24日)のブラジルのサッカー報道

ブラジルは、世界最大のカトリック信者人口を持つ国だ。

クリスマス(ブラジルではナタルNatal)を、家族で過ごすことは
とても当たり前のことだ。
12月25日は、大事な日だ。
(24日が盛り上がるのは、日本の商業主義。)

だから、世界各国で活躍しているサッカー選手も
どんどん帰国している。

ロナウド、カカ、ロベルト・カルロス等々の空港での帰国映像。
(ロナルジーニョについての報道はなかった。)

昨夜(12月23日)は、ブラジル代表の後援者の開催するパーティがあった。
レアル・マドリッドのロナルドは、来年は健康であることを願うと言った。
来年に予定されていた(ダニエラ・チカレーリとの)結婚については、
語ることを避けたという。

一方、ミラノのカカは、「チャンピオンリーグでの優勝」を望むと言った。
これに対して、ロナルドのアドバイスは、「健康をなくすなよ、怪我するよ」と。

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移籍、残留そして引退のニュースも多い。
パルメイラスは、日本のアルビレックス新潟に、
エヂミルソンをだすという。
移籍金は、300万米ドル。
12月と1月の2度にわけて、クラブと経営者イコ・マルチンスに
支払われるという。

サンパウロのボランチのセザール・サンパイオは36歳で引退。

サン・カエターノは、ゼッチ(Zetti)と監督契約。
期間は、2005年12月末まで。

スポーツ紙であれば、もっと話題満載だろう。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その28

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なんとも印象のなかった作品。
映像作品は、抽象的すぎればすぎるほど、作家の意図が
伝わらない。

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サンパウロのアパート街


サンパウロでは、土地の用途制限が厳しい。
アパートを建てられないところや、商店ができない所など
厳格に守られている。

一方、アパートがたてられるところには、
どんどんと新しく建設が続いている。
アパートは、家に比べてもちろん安いこともあるが、
何よりも治安が守られる。

高い塀に囲まれ、24時間勤務の門番。
プール、ジム、庭などの共有設備。

アパートを好む人が多いのも事実である。

サンパウロの中心を貫くパウリスタ大通り。
その両側にはビジネスビルが屹立している。
しかし、そこから1-2ブロック降りると、
高級アパート街がある。
超高級屋敷地区ジャルジンスまで、
10数階建てから20階以上ものまで、
数知れないアパートが建っている。

やや歴史が古いこともあって、
築40年くらいのものからあるが、
リフォームがされているので、問題はない。
新しいものはあまりないが、いまでもわずかに残った
戸建て住宅が、アパートに建て替えられている。

ただ、あまりに混みすぎて、景色はあまりよくない。

ただ、買い物や食事には便利なところである。
治安も比較的悪くないので、昼間は歩いていくことも
可能である。

老人の比率も高い。
お金持ちそうな老婦人が多く見られる。

より若い世代のブラジル人は、ここよりも
イタイムやモエマというやや新しい地区の方を
好む。

更にもっともっと郊外の新興のアパート街を好む向きもある。
一つの区画にアパートが数本建つような規模の大きなものが
建設されており、共有設備もより充実しており、
ちょっとした森もあるような規模で、
そのアパートから出るのは、仕事、学校、買い物、病院くらいで
良いというようなものもある。
それほど、区画内には安全が保たれていることだ。

サンパウロ在勤の日本人の駐在員とその家族も、だいたいこのあたりに
住んでいるようだ。

日本ではないが、ある国の総領事の住む
23階建てアパートの最上階の部屋に行く機会があった。
2フロアで、屋上も使える。 プールもある。
広さは600平米くらいある。
女中部屋が、3つある。
駐車場のスペースは、6台。


屋上から、東向きから南向けへのパノラマ写真。
左にパウリスタ大通りのシティバンクビル。
右の方が、ジャルジンスの方角だ。

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※クリックすると拡大する。

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寒さに震えるサンパウロ その2

夏至(日本では冬至)より夏となるブラジル・サンパウロ。

今日も朝から雨。
昼過ぎまで、降り続いた。
そして、どんよりとした曇り空。
また夜になり雨が降り始めた。

気温は、最低気温は14度。
最高気温も20度という状態。

明日24日の午後からクリスマス休暇ということで、
海に行く人も多いが、これでは泳げない。

朝8時半に、エスタ・ドス・ウニドス通り(米国通り)に
行く用事があり、普通であればこの朝のラッシュ時間では
モルンビから1時間近くかかることも多いのに、
30分弱で着いてしまった。
もう、すでに休暇入りしている人も多いようだ。

しかし、それから1-2時間すると、
道はとても混んできた。
買い物をするために出てきた人で、
サンパウロ屈指のショッピング街の
オスカーフレイリ街やロレーナ街は
車が動かない状態。

ショッピングセンターによっては、
23日は店を閉めず、24日の夕方まで連続して営業するところも
ある。
景気が良いこともあって、消費者の財布は緩いようだ。
24日は、ほとんどの企業は午前中で終わり。
商店も、夕方までには閉める。
やはり、世界最大のカトリック国である。

ただ、夕方になって来ると、車は減った来たような。
もう、仕事を止めてしまった人が多いようだ。
このサンパウロでも、年の瀬というものを感じてしまう。

イビラプエラ公園の脇にできたクリスマスツリー。
夜通ることもないので、本当の美しさが判らない。

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quinta-feira, 23 de dezembro de 2004

相変わらず高い乳児死亡率

前から、疑問に思っていたのだが、
ブラジルにおける乳児死亡率は、
国のレベルから見ると以上に高いのだ。
もちろん子供は非常に大切にする国である。

医療水準ももはや、低いとは言えないこの国で
乳児死亡率だけは、今に至るまで高い水準のままである。

これも、2003年の届けに基づく統計が出ていたのだが、
ブラジル全体での乳児死亡率は、15.6という。
日本と比べると桁違いだ。

これは、意外にも、地域による差が小さい。
一番高い北部の州で18.4で、他は14-15台だ。

ところが、またもやこの数字にも注意が必要という。
そもそも1歳以下の子供の死亡の届け出が少ないという。
ブラジル全体で、48%にも達するという。
北東部では、70%にも達するという。

よって、これも加味して上記の数字を修正したものがある。

そうすると、ブラジルの乳児死亡率は27.2にも達する。
そして、地域差が出てくる。
北部の州で、26.8
東北部で、36.9
その他の地域では17-19である。

言葉もない。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その27

サンパウロ・ビエンナルは終了したばかりだが、
来年6月から開催される、第51回ヴェニス・ビエンナーレに、
ブラジル人の作品が展示されるという。

Chelpa FerroとCaio Reisewitzという御仁だそうだ。

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クリスタルを使った作品。
係員が、常に数を数えたりして、チェックをしていた。
不届きな観客がいるからだろう。

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寒さに震えるサンパウロ

今日も、終日ほぼ雨のサンパウロ。
朝も雨。
日中は、雨が止むこともあったが、霧雨のようなものは
感じられた。

午後3時過ぎには、再び強い雨が降り始めた。
そして、そのまま夜半まで降り続いている。

サンパウロの東部の外れの弁護士の所に行って
往復するだけで100キロ近くもあり、
雨とクリスマス前という理由での渋滞で、
いささか疲れた。

更に、今日は気温が全く上がらず、
昨夜17度まで下がったまま、
雨が止んだときでも20度をちょっと上回るくらい。
夜になり15度へ。

夏に入ったサンパウロでは、異常気象としかいいようがない。

こういった、天気がクリスマス明けまで続くという。
クリスマス休暇をの人出を、あてにしている観光地は困るだろう。

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恐るべき暴力による死亡率

ブラジルは、かなり統計が好きな国のようだ。
まるで社会主義国のように、毎日色々な統計が発表されている。

(IBGE)ブラジル地理統計局が、国の統計をまとめる機関だ。

さて、今朝の朝刊に出ていたのは、
「結婚が遅くなった。 離婚が増えた。」という見出し。
初婚年齢は出ていなかったが、平均結婚年齢が出ていた。
また離婚も増えているという記事。
まあ、これは世界的な傾向とあまり変わらない。

しかし、それに続いて、記述されていたのが、
2003年の死亡届を元にした、
「暴力による死亡」に関する統計だ。

これには、性差が大きい。

「暴力による死亡」とは、殺人、自殺、交通事故、その他の外的な要因
による死亡のことという。

ブラジル全体では、なんと男性の死亡全体に占める割合は15.7%
女性では、4.1%。

また、地域差も大きく、大都市を抱える州においてその比率が高い。

首都ブラジリアがある連邦地区では、24.5%

ロライマ、ロンドニアという辺境の州では24.1%
(開発最前線の州で、まだ「西部劇」の時代と変わっていない、
力で全てを決する州だ。)

サンパウロ州は、18,8%。
リオ・デ・ジャネイロ州は、17.2%。
大都市圏では、交通事故や失業などの経済的な事情
による死亡が多いのではとのこと。

概して、南部や北東部の州において、この数字は低い。
アマゾナスとピアウイは、ひと桁台で、最も低いところである。

この数字には、色々と注意すべき点があるようで、
ブラジルで死亡届が出ていないケースがあるということで、
これも州によってかなり差があるという。
やはり、南部の州は届け出率が高く、6%が不届けだが、
北部や北東部は35%にも達するという。
統計上の誤差が大きいということである。

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quarta-feira, 22 de dezembro de 2004

第26回サンパウロ・ビエンナル その26

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また、これも光とそして壁を使った作品。

いくつかの光が、回転する。
その光の先に置かれた、色々なオブジェが作り出す模様が、
壁に映し出される。
光の回転で、壁に映る形が変わり、そして重なりも変わる。


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今日のブラジルのサッカー報道

朝刊の一面は、
もちろんロナウヂーニョ・ガウーショが
FIFA最優秀選手に選出されたこと。
あのスーツ姿で、トロフィーも持っている写真が使われていた。

夜のニュースは、もうそんなことは報道しない。

一つは、
サントスのロビンジーニョ選手の母親誘拐関連で、
犯人の一味と目される一人が捕まったニュース。
この事件がらみで捕まったわけではないが、
これから取り調べる模様。

今まで、十数件も誘拐をやってきたという常習犯のようだ。
共犯の名前も出ていた。

さらに、扱いが多かったのは、
アルゼンチンのテベス選手がやってきたニュース。
昨日は、健康診断などした模様だが、
その後移籍先のロリンチャンスのパーティーに
出席。
ユニフォーム姿を披露したりしていた。
ここまでは、普通だが
その後大宴会に。
とんでもないババアに、ダンスに誘われたりして、
なんだかぐったり顔だった。

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terça-feira, 21 de dezembro de 2004

海岸-プライア・グランヂ その2

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海岸沿いの道には、
常設の海の家がある。
飲み物や、ちょっとした軽食は食べられる。

人々は、そこで家族や友達と話をすることも多い。

しかし、やはり海に来たので、
浜の方に出ていく。

椅子を持っていき、
ビーチパラソルを持っていく。
そこに、陣取ってたっぷりと日を浴びるのだ。
そして、ときどき身体をさましに海に入る。

その浜にも、
屋台が沢山出てくる。
ここでは、飲み物を売っている。
スナック菓子もある。

飲み物は、ビールもある。
しかし、浜ではカイピリーニャやバチーダ・ヂ・マラクジャなんかが最高だ。
もちろん、大きな氷を入れて、たっぷりと冷やしたものを飲む。

人々は、この屋台の周りに集まりがちだ。

※ブラジルは、今日からが夏。
 しかし、サンパウロはほぼ終日雨だった。
 最高気温も、22-23度くらいであった。
 夜に入って、風も強くなり、気温はなんと17度。
 寒いくらいだ。

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ブラジルのテレビ 5 バンテイランチ

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サンパウロの地上波テレビ放送は、なんだか増えて、
十数チャネルある。
MTVまでが、地上波だ。

そういった特殊なところを除くと、7局ぐらいだ。

ブラジル最大のテレビ局は、リオのグローボというところだ。
新聞も持っているから、最大のマスメディアといえる。
民間放送ながら、視聴率においては、圧倒的である。
視聴率30%から50%の番組を沢山持っている。
その他の局は、ひと桁台が普通だ。

その他の局は、サンパウロがキーである。

その一つである、バンテイランチ。
高級住宅街のモルンビの中に、ひっそりとある。
敷地もそれほど大きくない。

番組宣伝の看板もない。
出待ちのファンもいない。
周りは完全な住宅街で、打ち合わせの喫茶店も
レストランも全くない。
なんの華やかさもないところにあるのが、
日本とは全く違う。

ときどき、公開放送の視聴者が
ちょっと離れたところに、「列」を作っていることが
テレビ局らしさをおもわせるくらいだ。

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ブラジルにおけるサッカーの最近の報道

今日の新聞のトップは、
どの新聞も「サントスFCのブラジル選手権優勝」の記事だ。

一般紙でも大きく一面に写真がでている。
ロビーニョの顔が大きくでている。

スポーツ面には更に写真が大きくでている。
選手が勢揃いした写真もある。
ポスターのようなものだ。
永久保存版だ。

更に、今日は嬉しい報道があった。
FIFAが、発表した2004年の最優秀選手が、
バルセロナにいるロナウヂィーニョ・ガウーショだったからだ。
ブラジル人選手が選ばれたのは、2002年のロナルド以来だ。
これは、ブラジル人選手が世界中で活躍しているとはいえ、
最優秀というのはまた格別のもののようだ。
大きく報道されていた。
表彰式での、ロナウヂィーニョ・ガウーショのスーツ姿には
ちょっと驚いた。
意外に似合っていた。

不思議とブラジルで大きく報道されないものがある。
それはFIFAのランキングだ。
ずっと一位で変動がないから、
報道の価値がないのだろう。

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海岸ープライア・グランヂ その1

サンパウロは、標高700メートルから800メートルの高原に位置している。
海に行こうとすると、大西洋岸に行くのだが、
いったん標高を上げて、そして一気に山を下るしかない。
一番近い海岸までだいたい80キロくらいの距離だが、
道が空いていると、サンパウロの中心部から1時間程度で到達できる。
混んでいると3時間でも着かないかもしれない。

その時間的に一番近い海岸がプライア・グランジヂ(大きい浜という意味)市。
どちらかというと、中流以下の人が多いリゾート地だ。
だか、近年海岸沿いの環境整備がなされて、随分と綺麗になった。

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古くからの海岸リゾートは、サントスやサンビセンチだが、
市街地化して、駐車場がなかったり、アパートが必要であったり、
サンパウロからちょっと思いついて行くには向かない。

ブラジルの人は、海岸での時間を長く取りたいようで、
午前中に砂浜で時間を過ごし、昼には海岸沿いのレストランで
ゆっくりと食事をし、そしてアパートやホテルに戻ってしばらく昼寝をし、
そしてまた夕方になり日差しが弱くなった頃に、海岸にでるという
パターンが多いようだ。
だから、何日か滞在することになる。

海岸沿いにアパートも持っている人も多い。
このプライア・グランヂでは、
日本円で200万円くらいでも
100平米くらいのアパートが買える。

中流以上が行く海岸になるとそうはいかない。
中流以上のブラジル人は、サントスなどは海が汚いといって、
その先のガルジャーというところが、サンパウロ市民にとっての
高級アパートが建ち並ぶ高級リゾートとなったが、
ここも浜が狭いこともあり、次々にその先が開発されていった。

ひなびた浜が、開発されすぎて見るも無惨な姿になるのは
残念なものである。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その25

第26回サンパウロ・ビエンナルは、12月19日(日曜日)に閉幕した。
9月に開幕して以来、期間中の来場者数は、先週金曜日の時点で88万人ということだった。

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暗い部屋の中に、いくつもの光が回転していた。
この作家は、こういった作品を創作し続けているようだ。

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segunda-feira, 20 de dezembro de 2004

ブラジルの蝶 その1

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みやま蝶のような蝶が、野生のランタナの花に留まった。

ブラジルでは、鳥はいくらでも見かけ、写真を撮ることができる。
しかし、蝶はなかなか難しい。

ホロホロ蝶のような大型の蝶もいるはずなのだが、
サンパウロ市内では見かけたことがない。

東京は、渋谷ですら、頻繁に色々なアゲハチョウが訪れてくれたのだが。

サンパウロでは、中型や小型の蝶を見かけるが
空中での飛翔中の動きが早く、また留まってもすぐに
飛び立ってしまう。

蝶としては、モンキ蝶やシジミ蝶のようなものが多い。
この、写真もサンパウロから200キロも離れた
高度1400メートルのところでやっと撮れた。

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アガリクスの優良産地・ピエダーヂ その5 出稼ぎ

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ピエダーヂは、サンパウロにも近いことから、
野菜や花、果物などの近郊農業が盛んなように見えた。
自然体験などの観光も盛んなようだ。

生産規模は小さいだろうが、
決して貧しそうな地域ではなかった。

でも、市内には
日本への出稼ぎ」を斡旋する会社の
看板が上がっていた。


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domingo, 19 de dezembro de 2004

第26回サンパウロ・ビエンナル その24 問題作はこれ。

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今回の出展物で、一番の問題作といえばこれだろう。
ブルガリア人の出展だ。

2つの映像が、流されている。
その映像は何かというと、
作家自身のその部分の手術風景だ。

この前を通り、作品をのぞき込む
見学者は、皆複雑な表情。

学校の行事としてやってきている女子学生が、
その内容に気づき、理解したときに、
嬌声ともしれぬ声を上げていたのはいうまでもない。

特に、この作品について、入り口で年齢制限もしていないので、
小学生だってみている。

芸術だからということだろう。

しかし、中に入り作品をずっと見続けるものは、
男女ともあまりいなかった。

そういう意味で、この作品は失敗だ。

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サントス勝利-サッカーブラジル選手権

本日(12月19日)午後4時から始まった。
サッカーブラジル選手権のサントス対ヴァスコの試合。
サンパウロ州の奥地サン・ジョゼ・ド・リオ・プレットで行われた。
サントスは、地元ファンのマナーの悪さから、
地元サントスでは試合ができなくなっている。

サントスの勝利(2対1)で、先ほど終わった。

しかし、ここサンパウロでもサントスの点が入るたびに、
町のあちこちで花火の音がするのには、参った。
試合が、サントスの勝利で終わったときでも、さらに
そこいら中で花火がとどろき渡った。
折からの、激しい夕立の中
雷鳴と花火で、大騒ぎだ。

地元チームのサンパウロFCは、ゴイアスに負けているのに。

地元サントスは、さぞ大騒ぎだっただろう。
サントスは、これで2004年ブラジル選手権を制したのだから。

サントスから押し寄せるファンのために、前売りのチケットはあっという間に売り切れて、
ダフ屋価格は10倍以上にもなった。

そして、試合後喚起の声を上げるファンにより、
サン・ジョセ・ド・リオ・プレットは、大騒ぎ。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その23

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そう広くもない部屋に、鳥の形をしたオブジェが
無数にあった。
ある規則性を持って、ぶら下げられていた。


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sábado, 18 de dezembro de 2004

彼女の名前は「ビアンカ」

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12月18日の朝。
昨夜のうちに強く降った雨のせいか、
今日のサンパウロはまた涼しい。

サンパウロの西郊のエンブー市の
広場で若者たちが「カポエイラ」をやっている。

例によって、演技をするものと鳴り物の担当に別れ、
全員が輪になって、歌を歌いながらだ。
「カポエイラ」のサークルのメンバーのようだ。

その中に、黒いTシャツの男がいた。
彼女の名前は、Biancaに違いない。

右腕に、カタカナで「ビアンカ」と彫られている。

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赤ちゃん人形も、色とりどり。

ブラジルは、いうまでもなく移民の国である。
肌の色でいうと、30-40%が白人で、10%くらいは
黒人だろう。
残りほとんどは、混血の茶褐色だ。
もちろん、中間色もあるので、はっきりとは言えない。
混血が進んでいるので、兄弟でも肌の色は違う。

日系人を中心としたアジア系は、ブラジル全体では
1%もいないはずだ。
日系人の多いサンパウロ州でも4-5%くらいか。

クリスマス前の最後の週末、買い物商戦はますます
盛んになっている。
もちろん、おもちゃは最後の決戦の時を迎えている。

赤ちゃん人形がある。
女の子が好きなものだ。

市場では、ほとんどが白人の赤ちゃんの人形だ。
そして、たまに黒人の赤ちゃんの人形がある。
例によって、地域によって、この比率は違う。

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ところが、
ブラジルのあるメーカーは、5種類の
赤ちゃん人形を販売している。

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白人と黒人のほかに、混血もいる。
そして、驚くべきことに東洋系まで作っている。

東洋系の赤ちゃん人形は、はっきり言って不気味だ。
目の部分に特徴がある。
上まぶたにくっきりと真っ黒のアイラインを
長く引いている。
かつて、日系人の中ではやっていた化粧法だ。
今でも、中年以上の日系人で見られる。
そして、髪の毛は、前髪を揃えたおかっぱ。

どういうイメージを持っているかがよくわかる。

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アガリクスの優良産地・ピエダーヂ その4 北海道人

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サンパウロの郊外・ピエダージにも日系人は沢山いる。
町中にあった、農業資材店の名前もそれを示している。


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サントス・ロビーニョ選手の母親が解放される

ブラジル選手権の優勝がかかったサントス・フッチボル・クルビ。
その中の若手超有望選手であるロビーニョ選手。
スペインへの移籍の話もある。

そのロビーニョ選手の母親が誘拐されて、
41日目の、今日の金曜日の朝7時30分に、
誘拐されたプライヤ・グランヂ市ではなく、サンパウロ市の北部で解放された。

おそらく何らかの取引が行われたに違いない。
つまり身代金が支払われたということだが、確たる情報はないということだ。

警察は、来週にも家族から事情聴取をするという。

とりあえず、命が無事であったことは、喜ばしい。
母親のマリヤさん(44歳)はいたって元気で、
病院での検査を受けた後、
午後にはサントス市の家族の元に戻った。
そして、自宅アパートから,
駆けつけたファンに、元気な姿を見せた。

クリスマス前に解決するところが、ブラジルらしい。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その22

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色々な統計の数字をビジュアル化したもの。
つまらなかった。


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sexta-feira, 17 de dezembro de 2004

静かな母と子

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サンパウロの登録所。

一人の黒人系の若い母親が、子供を連れて
手続きの終わるのを待っている。

子供をあやしながら待っている。
よその子供たちが、中を騒ぎながら走り回っていても、
この子供はとても静かだ。
つられて、騒ぎ出すこともない。

だから、母親も静かにしていることができる。
大声で、子供をしかる必要がないのだ。

とても、幸せそうな顔をした、母と子であった。

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サンパウロのトロリーバス

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サンパウロ市内には、トロリーバスが走っている。
主に、中心部と東部を結ぶ路線が多いようだ。
昔より、路線が減ったような気がする。

かつては、ブラジルの石油自給率が低く、また
電力がほとんど水力で、コストが比較的安かったことから、
こういうトロリーバスの方がエネルギー費用が安いということも
あったのだろうと思う。

日本では、あまり普及しなくて、実際にトロリーバスが
走っているのを見た人は少ないはずだ。
バスのように見えるが、日本では
軌道扱いである。

動力は電力で、道路の上に張ってある専用の電線から
取っている。
だから、停電したり、電力を取るパンタグラフが電線からはずれると
直ちにとまってしまう。

モーター音が軽快で騒音も少ない、普通のバスのように排気ガスもでない。
環境に優しい乗り物だ。

しかし、電線のないところは走れない。
だから、行動に自由さがない。
交差点などで、ときどき電線からはずれてしまうトロリーバスを見かける。
車掌がさっと降りて、パンタグラフを電線に付け直して、また走り出す。

昔から、いわれている信じられないが本当の話がある。
トロリーバスは、電線に沿って走るから、前のトロリーバスを
追い越すことはできない。
そういうことをすると、パンタグラフが電線からはずれてしまう。
だが、運転手はそのことを忘れて、追い越しをしてしまうのだ。
乗降などに手間取っている前のバスに、いらいらして
ついつい追い越してしまうのだ。

たちまち、パンタグラフがはずれて、停止してしまう。

そんなシーンを数回見たことがある。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その22

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だいたい20fのコンテナーほどの、大きさの箱だ。
横が開いているので、、中をうかがうことができる。

内側に無数の電球がある。
普段は、電球はついていない。

ときどき、この電球が色々なパターンで点灯する。

それだけのものだ。

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ブラジルの、最近のはやりは「漢字」

ブラジルでは、最近漢字がはやっている。

どうするかといえば、つぎのようなものだ。

漢字が入ったものを買う。
食器、寝具、衣料品、絵画などだ。
漢字の入れ墨を入れる。
漢字のステッカーを、車に貼る。

使われる漢字は、もちろん良い意味のものだ。
一字の場合もあるし、熟語の場合もある。

日系人からのものがほとんどで、中国系の
ものは多くはない。

具体的には、次のようなものだ。

幸、愛、力、信、福、和。

幸福、愛情、成功、繁栄、平和、勝利

こういった漢字と対で、ポルトガル語の単語が添えて有り、意味を示している場合がある。

ときどき、変なのがある。

量に添えてforca(力)とあった。
平に添えてPaz(平和)。
同じく、和に添えてPaz。

ちょっと、違うよと言いたくなるけど、まあ黙っている。

最近見つけたのが、写真のもの。
おそらく「乳」の左側だと思うけど、
この字には特に良い意味もないはずだ。
どうして、この字を選んだのかが判らない。

もしかすると、「巨乳」を望んだのか。

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ブラジルのマクドナルド

ブラジルにも、もちろんマクドナルドが展開している。
サンパウロのあちこちに展開している。

日本ほどの密度では、出展はしていないが、
それなりに盛況だ。

だが、価格的にはブラジル人の所得水準からすると、高い。
日本で、一時期激安になりすぎたことがあるが、
ブラジルでの価格は日本より高いものもある。
世界一の牛肉の輸出国のブラジルなのにどうしてなのか。

とにかく、子供にとって、マックでの食事は、かなりのごちそうのはずだ。

マクドナルドの新製品は、チキンクリスピー。
300円ほどする。

普通のハンバーガーや、チーズバーガーは紙に包んで提供される。
しかし、高額商品は紙箱に入って提供されている。

箱の表面には、点字が印刷されている。

ブラジルは、こういったところが随分と進んできている。


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※日本マクドナルドも随分と変わったようだが、一緒に仕事をさせて貰った皆さんはお元気だろうか。
  何度か、西新宿に通った。
 

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パネトーニだらけ その2 パネトーニが山積み

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クリスマス(ブラジルではナタウnatal)まで、1週間を切った。
売れ筋のおもちゃなどは売り切れてきたようで、
約束したものを探して探して、見つからなくて
途方に暮れているお父さんがいる。

逆に心配なのが、パネトーニ。
どこに行っても、パネトーニだらけである。

ここサンパウロの東部PenhaのスーパーExtra。
棚の上に山積みされているのが、各社のパネトーニだ。
ひとの背丈より高いところにある。

もちろん、手が届くところにも山積みされている。

このスーパーが特別なのではない。
どこに行っても、同じような状況だ。

レジの前に山積み。
冷凍食品売り場に山積み。
パン売り場に山積み。
お菓子売り場に山積み。
肉売り場に山積み。

店中が、パネトーニといってもいいすぎではない。

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quinta-feira, 16 de dezembro de 2004

大阪橋に、三重県橋

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サンパウロ市の中心部を貫いて、東西を結ぶとても
重要な高架道路が、東洋人街では
道の下を通っている。

そこにかかる2本の陸橋が、
「大阪橋」に、「三重県橋」だ。
手前が、大阪橋でガルボン・ブエノ街の橋。
橋のたもとには、日本庭園なるものがあるが、
ちょっと違う気がする。
「三重県橋」は、グロリア街の橋。

橋から、見下ろすともの凄い数の車が
片側4車線の道を飛ばしている。


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quarta-feira, 15 de dezembro de 2004

第26回サンパウロ・ビエンナル その21

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ようやく見ることができる程度の、
真っ暗な部屋。
チェス盤のようなテーブル。
その上に、オブジェ。
そして、映像。

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サンパウロの園芸店

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ブラジル人は、花や木が大好きだ。
中心部には、花屋さんがそこかしこにある。
住宅街にも、街角にある。
24時間営業の花屋も、沢山ある。
夜中に、買いに行ったものだ。

中心部では、鉢植えなどを売っている園芸店は多くない。
土がないアパート住まいが多いからだ。
しかし、郊外に行けば園芸店がいっぱいある。

鉢植えの花を見ていたが、
日本で販売されているものと、種類はほとんど変わらない。
時期の違いはあるにしても、見たことあるものばかりだ。
むしろ、日本の方が種類も多いかもしれない。
価格の方を、日本と比べても、激安でもない。

違うのは、観葉植物の多さだ。
日なた用や日陰用など色々とある。
そして、そのサイズが大きい。
庭のサイズが日本とは違ってかなり広いので、
いきおいそうなるのだろう。

更に、驚くほど安いのはランだ。
種類も多く、ごく自然に成長し、いくつも花をつけている。

日本の高級園芸店に置いてある花一つにつき1万円というランが
売られている話をブラジル人にきかせたら、
ひっくりかえった。


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アガリクスの優良産地・ピエダーヂ その3 カポエイラ

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サンパウロから、日に約100キロの小さな町ピエダーヂ。

その町の中心である、教会前の広場。

若者たちが、ブラジルの伝統的な格闘技の
「カポエイラ」の練習をしていた。

カポエイラを演じるもの、そしてその音楽を演じるもの。
何度も何度も繰り返して、練習をしている。

静かな昼下がり、若者たちは真剣だ。

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terça-feira, 14 de dezembro de 2004

第26回サンパウロ・ビエンナル その20

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韓国の方の作品だった。
近年の民主化の動きが年表になっていた。
合わせて、映像もディスプレイで流れていた。

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アガリクスの優良産地・ピエダーヂ その2

ピエダーヂも、ブラジルの小さな街によくあるように、
街の中心は、カトリック教会とその前にある広場だ。

その広場を取り囲むように、商店もある。

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ショッピング・イグアテミ

サンパウロの数あるショッピングセンターの中で、
別格に高級なのが、ショッピング・イグアテミ。

サンパウロの超高級住宅街であるジャルジンスのメインストリートである
ブリガデイロ・ファリア・リマ大通りに面している。
隣は、サンパウロでも最高の格式をほこるスポーツ・クラブ。
近接して、ユダヤ系ののスポーツ・クラブもある。

ショッピングの歴史としては、ショッピング・イビエラプエラについで古い。
何度か増築し、そして改築して現在の姿になっている。

他のショッピングセンターと決定的に違うのは、
ブランドものの店が入居していることだ。
ルイ・ヴィトン
フェラガモ
フェンディー
バーバリー
等々。

最近は、ブルガリ、D&G等々。

毎月、それらのブランドの広告も満載の200ページ弱の
豪華なグラビア誌を発行し、無料で配布している。

客層もまた違う。
圧倒的に、白人層が占めている。
それも、背が高い人が多い。

女性の比率も高く、
それも高学歴高収入の女性が多いという調査結果ででていた。
子供の世話や荷物持ちのためのお供のものを連れた人も多く見かける。

ここでは、全てがブラジルとはかけ離れている。
安全で、清潔で、快適だ。
まるで、故郷であるヨーロッパだ。

もちろん、それだけに全てが高コスト。
ヨーロッパ価格になっている。
テナントの入居料も、突出して高い。

それでも、カフェは満員。
午後のひとときを語らいに過ごす、
女性たちで、D&Gカフェは盛況である。

クリスマスの装飾も、店内至る所にあった。
入り口付近は大規模だった。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その19

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金属製の三角錐が下がっている。
下の方は、デンマークの新聞記事が数多く貼り付けてあった。

サンパウロ・ビエンナルについての説明が日本語で
されているものを発見した
リンク先。

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segunda-feira, 13 de dezembro de 2004

アガリクスの優良産地・ピエダーヂ その1

この数年のブラジルの新しい特産物といえば、
プロポリスやアガリクス。

なんだか健康食品に関係するものばかりだ。

そのアガリクスの優良産地といわれているのが、
ピエダーヂ(Piedade)市。

サンパウロ市から西に100キロ程度、約1時間半で着く。
サンパウロから、ハッポーゾ・タバレス街道で、コチア市を通過し、
しばらく行くと、ピエダーヂへの分岐点だ。

この街は、人口約5万人。
標高800メートルほどのやや起伏の激しい高原の街だ。
途中は、サンパウロ市民の別荘やリゾートも多い。
農業は、地形的に大規模なものは難しいので、
野菜や花などが栽培されているが見えた。

この街が、どうしてアガリクスの優良産地となるのかは
よくわからない。

海岸までは約120キロくらい。
高原を海に向かって30キロほど行ったあたりから、
道は、比較的緩やかに下がり始める。
途中に高い山もない、ほぼ同じ高さの高原が続いて、
それがその海岸からの山脈の山頂の標高と同じようだ。

どうも、海岸からの湿った空気が、海岸山脈を登り
冷やされて、そのときに発生する霧が
朝夕このピエダーヂまで、途中で妨げられることなく
やって来るのではないだろうか。

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白馬の馬車に乗って、結婚式披露

サンパウロ西郊のコチア市の奥には、
サンパウロ市民の別荘や小農場が多く存在している。
車で1時間もあれば、到達するこの距離は
週末を自然に囲まれて過ごしたい人には手頃なところだ。

その中でも比較的大きな別荘。
その表には、車が数十台も、道に駐車している。
何かのパーティーがおこなわれているようだ。
門のあたりには、この日のために鋭い目をした警備員が数名配置されている。
招待客には、相当な地位の人もいるのだろう。

警察の監視も要請しているようだ。

その近くで、二人の男がトラックから白い馬と馬車を
降ろしていた。
このパーティーのアトラクションとして、手配された業者だ。

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連邦政府か州政府かの下院議員の娘の結婚披露パーティーと言うことだ。

招待客の前に、この馬車に乗って表れるという趣向。

ブラジルの富裕層のやることだ。


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domingo, 12 de dezembro de 2004

サンパウロ・フッチボル・クラブの新練習場のスクープ

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ブラジルのサッカーファンならば、誰でも知っているであろう
「サンパウロ・フッチボル・クラブ」。

もちろん、本拠地はサンパウロはモルンビー競技場だ。
競技場の裏には、広大な敷地があり、
サッカー以外のスポーツもできる。

会員制のスポーツクラブである。

いま、サンパウロ・フッチボル・クラブが、
サンパウロ郊外の40キロほどの某所に
新たなサッカーの練習施設を建設中である。

現在整地は終わりつつあるが、川のそばで
雨が降ると水の引きが悪く、排水工事を行っている。

外構の塀や門の工事も進んでいる。

クラブハウスは、グラウンドを見下ろす丘の上に、
小さいものが今のところできているだけだ。
今は、工事の監理事務所に使っている

土地の広さはざっと見たところ、
3-4万坪くらいか。

森に包まれた、別荘地帯にある。

ここを見通せるところに、良くやってきて時を過ごす。
秘密練習も見えるかな。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その18

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洗面器のような器が沢山並べられている。
その中に水が入っていて、
電熱で暖められている。
そして、湯気がでているという作品。

ふむ。


後方の作品は、別の作品だ。

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ブラジル人のパーティー

今日(12月11日)のサンパウロは、ほぼ一日中雨だった。
それも、晴れ間がでたり、曇ったり、そして雨が降ったりだ。
典型的な、サンパウロの気候。
そして、更に風が強く、気温が低かった。
最高でも22度くらい。
夕方にはもう17度くらいになっていた。

起きたときには、霧雨だった。
午前中は、雨が止んだ一瞬の隙を見て、近所のフェイラへ。
色々な果物が美味しくなってきた。
オレンジ、ライチ、ブドウ、メロン、モモ。
そしてよくわからないのが、今頃出てくる栗。
日本では、秋のものなのに。

昼間は何となく時間が過ぎた。
ケーブルテレビが切られて、全てのチャネルが見られなくなった。
なんで。

また、雨が止んだような感じだったので、コチアへ。
預けている犬を見に行った。
1時間ほど遊んだり、オーナーのお話を聞いたりした。

サンパウロに戻っていると、食事はどうしようかという話。
途中のグランジャ・ヴィアナに良いレストランがあるのではないかといいつつ、
よくわからないと言うことで、サンパウロ中心部へ。

レボウサス大通りが何故が渋滞していたので、
得意のジャルジンスを抜ける道へ。
そんなこんなで、ヘボウサスのシュラスカリアへ。
高かったなあ。
フォゴ・ヂ・ションよりも高かった。
何故か、東洋系のお客が多かった。

まあ、サラダ・バーは充実。
寿司も刺身もいっぱいあったし。

21時頃になってきたら、どんどんブラジル人がやってきた。
こちらは、そのころに引き上げた。

それで、パウリスタ大通りを通って、
都会を味わった。
パンプローナを下って、さて今度はイビラプエラ公園の
前にできた高さ50メートル程?の大クリスマスツリーを見ようと、
ブラジル大通りにさしかかった。
なんと、イビラプエラ公園方向は大渋滞。
あきらめた。

そして、テレビもなく、満腹でしにそうな時間をしばらく過ごした。

そして、もうすぐ3時。
近所のブラジル人が大パーティーをやっている。
よく考えたら、めちゃくちゃうるさい。
鳴り物もある。
歌もある。
スピーカーを、外にも設置して、大音量にしている。

かたじけなくも、近所の人にきかせてくれている。

学校も休みに入った最初の週末。
家族、親戚、友達、その他諸々が集まっているのだろう。
これから、2月のカルナバル頃までは、こういう状態が続くのだろう。

しかし。。。。

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クリスマスだが、この銀行はやりすぎ その2

11月も終わりになって、街にはクリスマスの飾りつけが、
徐々になされてきた。

昔に比べると、とても豪華になってきたように思える。

あまり、夜は出歩かないのであるが、
久しぶりに21時過ぎにサンパウロ随一の目抜き通りの
パウリスタ大通りを通った。
たまには、賑やかな風景も見たいと思ったからだ。

土曜日ということもあって、
こんな遅い時間でも、まだ歩道も人が多く歩いていた。
多少は、このあたりは治安が守られているのであろう。

そしてもっとも人だかりが多かったのが、
前にも一度紹介したが、「ボストン銀行」の支店前だ。

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昼に見ても凄いが、夜は更に常軌を逸している。
ますます、銀行からはかけ離れている。
安手のカジノか、中国の大都市の新しい中華レストランみたいだ。

この銀行のほかの支店は、このあたりにもいくつかあるのだが、
全くこのような飾りはない。
この支店だけに集中している。

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sábado, 11 de dezembro de 2004

リオの犯罪発生地域

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ブラジルは、リオ・デ・ジャネイロの犯罪の
最近(10月、11月頃)の発生地域を示す図があった。

事件といっても、普通のおとなしいものではない。
麻薬がらみが多い。

組織間の抗争。
組織対警察の抗争。

リオの中心部より北部の山との境界域を中心にあちこちで事件は起きている。
湾内にある島には、国際空港があるが、そこでも事件は発生したようだ。

さらに、図には示されていないが、強盗やひったくりは
高級住宅街ででも、外国人観光客の溢れる海岸ででもおきている。

住んでいる人は、大変なんだろうな。
サンパウロのニュースで報道されるほどでも、ないのかな。

リオは、市内の至る所にあり、犯罪の巣窟のような貧民窟ファベーラと、
高級住宅街が近接している。
そうならざるを得ない地形が、
またリオのあのすばらしい景色を生み出しているのだ。

しばらく行っていないので、行きたいところだ。
サンパウロから、車では430キロ。
リオの市内に入るには、市内北部から入らざるを得ない。
夜間の到着は避けた方が良さそうだ。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その17

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電球が輝くアート。

モダンなシャンデリアと思えばよいか。

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一緒に写真に写って欲しい。

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クリスマスが近づいて、商業施設はどこも賑わっている。
客寄せというか、子供寄せにクリスマス用の飾り付けを競っている。
サンタクロースもいて、子供と一緒に写真に写ってくれる。

写真を撮ってくれる有料のものもあるし、
各自で撮る無料のものもある。
普段は、あまりカメラをおおっぴらには持ち歩かないブラジル人だが、
ショッピングセンター内は安全だから、子供の写真を
どんどんと撮っている。

小さい子供は、大きなサンタクロースが、恐ろしくて
泣き出してしまう。
そういうときは、女性のサンタさんもいる。
男の子は、すでに女性の方が好みだ。

綺麗なお姉さんと一緒に写りたいのだが。。。。

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釣り人と鳥

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サンパウロの水道の水源は、市内の南部にあるいくつかの大きな貯水湖だ。
面積は、広いがそれほど深くはない。
湖の周辺の涵養林も広く取ってあるが、
観光開発も進み、また都市化の波が徐々に押し寄せて、
不法建築も増えてきて、
水質汚染も問題になりつつある。

昨日のニュースでも、とある工場の汚水処理施設に不備があり、
油を拭くんだ水が、貯水湖に流れ込んだとして、
オイルフェンスを張った映像が流れた。

さて、釣り人のすぐ隣に、白い鳥がやってきた。
その距離は5メートルもない。
距離を取ってうろうろしている。
どうやら、釣果をかすめ取ろうとしているようだ。

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ブラジルの鉄道遺産 その2

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蒸気機関車も、錆びて朽ち果てつつある。

こんな小さな蒸気機関車で、サントスから、
このパラナピアシカーバまでの800メートルの
急勾配を登ったのであろうか。

だからこそ、蒸気機関車を3台連結した三重連のままで、
朽ち果てつつあるのかもしれない。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その16

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アートと言われれば、そういえる作品。

いよいよ12月19日で閉幕だ。

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山上へと続く道

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サンパウロの街は、どんどんと拡大している。
どんどんと市街地は拡大し、
市内中心部では、家が壊されてアパートに変わっている。

土地の用途制限が厳しいので、
アパートが建てられるようになったところは、特に集中していて、
お互いに干渉して景観が悪くなる。

当然、地価も上昇するので、貧しい人たちの住む地区は
どんどん外へ外へと向かわざるを得ない。
その中でも土地を不法に占拠して、家を建てていく地域は、
もっとも貧しい地区でファベーラと呼ばれる。
サンパウロ市域よりも、衛星都市で特に新しく増殖している。

この一つの最前線と思われるところが、
サンパウロから南に30キロ以上離れたところだ。

山に住み着いたようだ。
あとから来るものが、上へ上へと上っていく。
ビニールや、木の家が、次第に煉瓦の家になっていく。

山上に向かって、一本のやや幅広の道がある、
これは、地図に載っていそうな道だ。
車も通れるようだが、とてつもなく傾斜がきつい道だ。
20年以上の税金のいらないくらいの中古車で、
登っていけるのだろうか。

車が使えるだけ、
リオ・デ・ジャネイロの崖にへばりついたような、
まるで、岩ツバメの巣のようなファベーラよりはマシだ。

サンパウロの地形では、リオほどの刺激的な景観は生まれないし、
高級住宅街とファベーラが、隣接するところにあるとしても、
窓越しに目と鼻の先に、相まみえるところもないだろう。

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ブーゲンビレアの艶やかさ

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道に、2メートルを超す高さのブーゲンビレアが生えていた。
一面に濃いピンクの花を咲かせていた。

ちょっと小振りな花が、咲き誇っている。

やはり気候があうところでは、このようになるんだと思った。

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sexta-feira, 10 de dezembro de 2004

ブラジルの鉄道遺跡

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サンパウロから約50キロのパラナピアシカーバには、
かつて、サントス港とサンパウロ州内陸部をつないで
発していた頃に使われたはずの鉄道車両がある。

そして、それらは朽ち果てつつある。

今は、ここの観光の目玉なのだろうが、
何故、このようになるまでそのままにしていたのか判らない。
もう少し綺麗に保存できていればとも思う。
ブラジルの貴重な鉄道遺産の一つになったであろうに。

車両は赤く錆が出て、崩れ始めている。
そして、線路すらも、緑の中にとけ込みつつある。

海からの上昇気流が作り出す、毎日のように発生する白い霧が、
すべてを優しく包み込む。

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パネトーニだらけ

ブラジルのパネトーニの消費量は世界一だそうだ。
そうかもしれないと思う。

クリスマスが近づいて、スーパーはパネトーニだらけだ。

家庭での消費のほかに、
贈り物によく使う。

会社で従業員に配る。
取引先に配る。
家庭の使用人に配る。
パーティーに呼ばれたら、お土産として持っていく。

スーパーには、色々なメーカーの色々の種類のパネトーニが
山積みされている。

ドライフルーツの代わりに、チョコを入れたチョコトーニなるものも
結構幅をきかせている。
これは、かなり甘い。

スーパーの自家製のものが、だいたい一番安い。
しかし、ちょっと高いが一番売れているものは
やはり伝統に裏付けされたバウドゥッコ社のものだ。
他社より、20%から倍は高い。

紙箱に入ったものが普通だが、
贈答用の缶に入ったものものある。

あるスーパーでは、こんなことになっていた。

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この2-3ヶ月で、もう何個消費したか判らなくなって、
クリスマス前に食傷気味だ。

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quinta-feira, 9 de dezembro de 2004

第26回サンパウロビエンナル その15

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象と、虎。
エキゾチックではあるが。

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塀に囲まれた高級住宅街

サンパウロは、治安が悪い。
だから、防犯にはもの凄いコストが必要だ。

いくつもの鍵。
高い塀。
24時間警備。
防弾ガラス。

サンパウロから、西に20キロほど行ったところに、アルファビリ(Alfaville)という
特異な地区がある。
元々は、新興業務地区という印象だったが、
そこに働く高級幹部や、サンパウロに通勤する高級幹部のために
住宅街が必要になった。

そこで、その住宅街を丸ごと、塀で囲み、その地区への
入り口を一カ所に絞った。
その地区に入るには、
住民でさえ、証明が必要だ。
住民以外は、ゲートで住民に連絡を取り確認した上でないと入れない。

そうして、
次々に、こうした塀で囲まれた住宅地区が広がった。

今では、タレントなどもその中に
数千平方メートルの敷地を持つ屋敷を持ったりしている。

朝夕の道路の渋滞が激しくサンパウロ中心部に行くには時間がかかるので、
ヘリコプターで通勤という話もある。

塀の長さが、2-3キロにも及ぶ住宅街で、その中に
数十軒から2百軒ほどに及ぶ、住宅が存在する。

その中に住んでいると、
それぞれの家には塀もいらない。
防犯設備もいらない。
窓も開けられる。
散歩もできる。
子供を外に出せる。

だが、外に出るときには車がなければ何もできない。
商業地区は、この塀の外に、計画的に配置されている。
いくつかの住宅地区に、一つだから、何キロも離れている。

ここに住む子供たちが、塀の中以外どこにも行けないので、
社会性が欠如しているという指摘もある。

ここの地区を通るバスに乗るのは、
この地区の住宅の使用人たちだ。

いま、このような住宅地区は、サンパウロの周辺の
やはり中心から20-30キロの所のほかの所にもできている。
グランジャ・ヴィアーナ(Granja Vianna)やサンフランシスコ(Sao Francisco)なども
そうだ。

塀と塀の間を、地区をつなぐ道が通る。

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白く泡立つ「チエテ川」

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サンパウロ市の北側を、東から西へ流れる川が、チエテ川だ。
サンパウロ市の東南40-50キロが水源で、
サンパウロ市を通過すると、北西に向きを変え、
サンパウロ州を内陸へ向かう。
そして、マットグロッソ州都の境で、
別の大きな川と合流し、パラナ州へと向かう。
名前はパラナ川と変わり、
更にブラジルとパラグアイの国境の川となる。
世界一の発電量を誇るイタイプー発電所のエネルギーとなり、
そして、イグアスの滝を擁するイグアス川と合流し、
アルゼンチンへ。
ここで、川はラプラタ川となり、アルゼンチンとウルグアイの
国境を下り、両国の首都ブエノスアイレスとモンテビデオの沖で、
大西洋に注ぐ。

つまり、チエテ川は、有名なラプラタ川の最上流部なのである。

しかし、サンパウロの周辺のこの川は工業用水や生活用水の
流入で、大変に汚染されている。
サンパウロ市内は、現在、日本の資金も入って
河川改修が行われているが、どこまで改善するのか疑問だ。

サンパウロ市内を抜けて30キロほど西方に行った山中の
チエテ川。
川は、真っ白に泡だっている。

この先、汚染されていない川と合流し、この汚染は薄められていくのだろうが、
それにしても、もの凄い汚染だ。

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南回帰線通過

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サンパウロ市の北端を、南回帰線は通っている。
南緯23度27分00秒。

このあたりの道を通ると、至る所に「南回帰線が通っている」
という表示が、道路の端にある。

この日、南回帰線を何度も通過した。

北半球では、北回帰線ということになるが、
日本の近くでは、台湾の中部の都市嘉義市を通過している。
サンパウロ市の位置はそういうところにある。
高原にあるので、涼しいのだ。

日本の冬至に当たる日、太陽はサンパウロ市の真上にくる。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その14

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巨大なパッチワークによる作品。
色々な都市を表している。


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サンパウロ州の内陸部へ その7 オレンジ濃縮果汁の輸送

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収穫されたオレンジ果実は、搾汁工場で搾汁され、
濃縮されて、冷蔵保存される。

工場によって、異なるが濃縮果汁の1ロットは500トン。
これを7倍にすると、普通の100%オレンジ果汁になる。

この濃縮果汁は、船積みのためにサントス港へ運ばれる。

その数百キロの陸送には、トラックが使われている。
毎日、数十台ものトラックを積んで行き来している。

サントス港には、更に出荷用の倉庫があり、
そこで改めてタンクに入れられる。

そして、米国、欧州そして日本(アジア)向けに、
タンカー(原油とは規模が違うが。)で運ばれている。
タンカーへの積み込みには、パイプを出荷倉庫とつないでおこなう。

ちなみに、日本へはだいたい年に数回にわけて運ばれる。
日本の総需要は、濃縮ベースで8-10万トンくらい?
日本で、水を加え、各ユーザー向けに風味を調整している。

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街角の暑い人々

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今日(12月9日)は、朝から雨だ。
気温は20度そこそこ。

ただ、夏は着実に近づいているはずだ。

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quarta-feira, 8 de dezembro de 2004

ブラジル版プレイ・ボーイ誌最新号で、日系女性が巻頭を飾る

以前に、一度取り上げたが
サブリナ・サトウ(Sabrina Sato)という日系人女性タレントの人気が大沸騰している。

身長170センチというからかなりの長身なのだが、そうは見えない。
年齢も23歳だが、そうも見えない。

母親が日系人で、サンパウロの田舎の出身であり、
その容姿や年齢からいってあり得ないくらい、田舎訛りが抜けないところが
若者に受けているのかもしれない。
とても明るく、快活な女性だ。

Rede TVというややマイナーなテレビ局の
"Panico na TV"という若者向けのバラエティー番組に
レギュラー出演して、人気が爆発している。

この番組自体、顰蹙ものの破天荒な且つ
下劣な企画を次々と出して話題となっている、
新聞や雑誌に取り上げられている番組である。

先週は、とうとうブラジルで毎週100万部以上の最大の売り上げを誇る
一流週刊誌Vejaのサンパウロ版の特集記事となった。

さて、本日12月7日に発売されたブラジル版プレイ・ボーイ誌最新号の
表紙そして巻頭グラビアを飾ったのがこの彼女である。

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日本では月刊プレイボーイ誌はもうとうの昔に精彩を欠いている印象を
受けるが、ブラジルではまだまだ立派に生きながらえている。
ライバル誌もないようだ。

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彼女が、この伝統あるプレイボーイ誌にでるのは2度目。
2003年に初登場の際は、65万部という記録的な売り上げとなったという。

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更に、今日は、ブラジル最強のテレビ局グローボの深夜番組の
ゲストとして出演し、インタービューを受けていた。

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ブラジルの一般ブラジル人向けのテレビや雑誌の中で、
白人系や黒人系の女性タレントは沢山いて、
こういうグラビアも同様であるが、日系人女性はほとんどない。

今後が楽しみな女性だ。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その13

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出来損ないの、現場の足場のようなもの。
これもアートなんだ。

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2004年スポーツ選手表彰

今晩(12月7日)、リオ・デ・ジャネイロの市民劇場で行われた、
ブラジルの2004年スポーツ選手表彰式。

最優秀選手はいうまでもなく、
ヴァンダルレイ・デ・リマ選手である。

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さすがに、もう忘れてしまった人はいないだろう。
アテネ・オリンピック最終日の
男子マラソンで、先頭を走りながら
途中で妨害にあい、銅メダルに終わった選手である。

この日にあわせて、ヴァンデルレイ選手を救ったギリシア人も
招待されており、この喜びを分かち合っていた。

rio20041207a.bmp

オリンピックは、彼に銅メダルを与えたが、
ブラジルは、彼に金メダル以上のものを与えた。

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terça-feira, 7 de dezembro de 2004

ブラジルは最下位-OECD学力調査

 経済協力開発機構(OECD)が41カ国・地域の15歳を対象に実施した
「生徒の学習到達度調査」(PISA=ピザ)の結果が12月7日に、
インターネット上で公表され、日本の学力はすでに
世界最高位ではないということが判った。

そして、ブラジルは、最下位グループ。
調査された四分野のうち、「総合読解力」が403点、メキシコ、インドネシア、
チュニジアより上だった。

「数学的応用力」は最下位で、356点、チュニジア、インドネシアの下だった。
この分野では、香港が最上位で、550点、続いてフィンランド544点。

「科学的理解力」でも、チュニジアに次ぐ下から2番目。
最上位はフィンランドで、548点。

ブラジルは、2000年の第一回目の調査でも、最下位グループであった。
次回の調査は、2006年ということ。

参加して、結果がわかっただけでも、よしとするできであろう。

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カルマン・ギアを知っているか

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サンパウロは、ブラジルの経済の中心だ。
商業だけではなく、工業も盛んである。

特に、サンパウロおよびその周辺には自動車工業が集中している。
自動車工業はすそ野が広い。
VW、GM、FORD、BENZ,SCANIA等の、世界のそうそうたるメンバーが工場をもっている。
トヨタの工場も、かつてはこのあたりで細々と製造を続けていた。
そして、周辺には部品工場も沢山立地している。

最近は、工場をできるだけ地方に持っていこうという政府の方針や、
地価や人件費の高騰、環境規制等でサンパウロでの工場の新規設置は難しい。

事実、FIATは、遠くミナスジェライス州に工場があるし、
トヨタや本田の工場もサンパウロから100キロ程度離れたところにある。

ブラジルでは、自動車といえばもうVWで、それもカブトムシばかりだった。
つい10年ほど前まで生産が続けられていた。
最初に参入したのがVWで、そのかいもあったのか、政府からも保護されていたようだ。

そのVWの工場は、サンパウロの南郊にあるサン・ベルナルド・ド・カンポ
Sao Bernard do Campo市にある。
ハイウェイーから見える巨大な工場。

その工場には、まだカルマン・ギアKarmann Ghiaのロゴマークが
設置されたままになっている。
カルマン・ギアのクーペは、その流麗なデザインから
生産中止から何十年も経つにもかかわらず、いまだに
日本でも中古人気が高い車だ。

ブラジルでも、たまに見かけることがある。

しかし、もうとっくになくなったこのロゴ・マークをいまだに
掲げている理由は何なのだろう。
VWのドイツの工場でも、こういったことが行われているのだろうか。

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ほぼ毎日、晴れのち曇り時々雨

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サンパウロの気候は、単純でもあり、複雑だ。

だいたい一年中、
晴れていれば、日中暑くなり。
曇っていると、意外と肌寒い。
夜から朝方は冷え込むので、窓の開け放しは風邪を引くので危険。
(泥棒も来るので、更に危険)

夏になると、
午前中は晴れていて、
午後になると、雲が出てきて、
夕方になると、雷雨。

だから、新聞の天気予報は毎日同じような内容で、
あてにならないような、なるような。

テレビの天気予報はもっといい加減だ、
日本の23倍もの面積があるブラジルなのに、
それを5ブロックくらいにわけて、予報をしている。
もっと、細かくやってくれないのだろうか。
毎日天気は同じようなものだから、それでも良いのかもしれない。

夕方に降る雷雨が2日続いた。
だいたい、雷雨は東京の雷雨よりはちょっと強烈。
雷がドッカンドッカン落ちる。

サンパウロの道路の側溝は、日本よりかなり深い。
そこを水が低地に向かって滝のように流れていく。

そして、必ず市内のどこかが冠水する。
都市化が進んで、地面の保水力がないこともある。
更に、川という川をどんどん暗渠化して、水の逃げ場がないのだ。

道路にたまった水が、更に渋滞をひどくする。
道路に水がたまっているのに、突っ込んでくるものもいる。

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サンパウロ州の内陸部へ その6 収穫したオレンジの輸送

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オレンジ畑で収穫されたオレンジは、
畑の一角に運ばれて、
今度はトラックに積み込まれる。

このトラックは、これらをオレンジの搾汁工場に持っていくのだ。
搾汁工場の周りは、この時期毎日数百台のトラックがやって来る。

このあたりでは、このようなトラックがやたらと走り回っている。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その12

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木を組み合わせて作られた飛行機のオブジェ。
風を表現するために、布もつけられて、
送風機からの風にそよいでいた。

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segunda-feira, 6 de dezembro de 2004

ブラジル・サンパウロの小鳥 9 貴重なハチ鳥の写真

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ハチ鳥は、とてもすばしっこい。
鳥とは思えない動きで、本当にハチのように飛び回る。
そして長いくちばしで鳥の蜜を吸っている。

おまけに、とても警戒心が強い。

サンパウロ市内でもたまに見かけるが、写真に撮るのは本当に難しい。

この家の軒下には、ハチ鳥専用に、蜜の入った餌箱をつるしていた。

ハチ鳥が飛んできて、蜜を吸っている。

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パラナピアシカーバは、山の中の小さな町。

ハチ鳥にとっても平和なところに違いない。

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ブラジルで最初にサッカーが行われた場所

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サンパウロ市の南には、”GRANDE ABCD”と呼ばれる4つの衛星都市がある。
Santo Andre
Sao Bernard do campo
San Caetano do Sul
Diadema

それらの都市を通過して、サントスの方へ降りるハイウェイが2本ある。

今でこそ、80キロの道を飛ばしてゆけば、
市内中心をでてサントスまで、1時間半くらいで行けるだろう。

サントスとサンパウロ間の鉄道は、貨物だけである。
この鉄道は、150年ほど前にイギリス人によって造られた。

現在でも使われている鉄道だが、
この建設当時の鉄道遺跡が化石のように残っている町がある。
パラナピアシカバ(Paranapiacicaba)という町で、
Santo Andre市に属している。
サンパウロからは50キロくらいだが、1時間半はかかる。

イギリス人たちは、サントスから
山を登りつつ鉄道を引いていったそうだ。
そして、その途中途中に建設のための基地を作った。

このパラナピアシカーバは、その一つで、
山を登ったところにある。
当時の住宅が残っており、
なんとその家の材料までが、英国から運ばれたそうである。

高温で、またいつも霧がかかるここで、
良くも保存されているものだ。

それも、サンパウロでは全くない木造住宅だ。

この地区は、昨年綺麗に整備されて、
観光客を受け入れやすくなったようだ。

この町にあるグラウンドが、
ブラジルで最初にサッカーが行われた場所という。
イギリス人たちが、試合をしたというわけだ。

ブラジルでは、サッカーのことを
フチボルというが、これは英語のフットボールから転化したものだ。

この場所は、公的に認められた場所ではない。
しかし、そのイギリス人たちが、サンパウロで行った試合が
公的には最初のフチボルということになっている。

イギリス人たちは、
ブラジルで、こんなにフチボルが隆盛になると思っていただろうか。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その11

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これも、よく理解できなかった。

テーブルの端の方に、ビデオカメラがある。
それが、テーブルに並んだ小物を写している。

自動的に、距離が変わるので、それに連れて、
ピントが合う小物も変わる。

それを、テレビに映しているというもの。

アートなんだ。

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domingo, 5 de dezembro de 2004

モルンビーショッピングのクリスマスの飾り付け

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モルンビーショッピングは、サンパウロで
トップに近いレベルのショッピングセンターだ。

開業して20年くらい経つが、何度か増築して、現在の規模になっている。
更に、増築の計画がありテナント募集の説明を早くも行っている。

このショッピングは、市内から南にかなりはずれているが、
高級住宅街が西南へ延びているので、
むしろ高級住宅街から見ると
中心となる。
また、オフィス・ビルも周辺にできてきて、
昼食時には、そういったビルで働いている人たちが
食べに来ている。

この名前の元となるモルンビは、サンパウロでも有数の高級住宅街だが、
このショッピングは、そのモルンビとは川を挟んだ対岸にあり、
モルンビにあるわけではない。

中央の吹き抜けに、クリスマスツリー。

そして、天使が、くるくるとその周りを回っている。
なかなか豪華な飾り付けだ。

かつて、この吹き抜けの一番下には、
とても小さく、細長いアイススケートのリンクがあったが、
いつの間にかなくなった。

このショッピングの道を挟んだところに、
ブラジル東洋紡の工場兼本社があった。
最近その建物はなくなり、
高級アパートの建築が始まった。

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sábado, 4 de dezembro de 2004

日本と違う警察の検問

今日(12月5日)土曜日、17時過ぎ、
サンパウロ南郊のヂアデマ市から、サンパウロ市へ
入ろうととしていた。

4車線の広い道が突然渋滞して、
「こんなところで?事故かな?」と思っていた。

徐々に進んでいくと、警察車両が何台か見えた。
交通事故の処理かなあと思っていた。
近づいて、やっとわかった。
検問だった。

一車線だけを通れるようにしていた。

10名以上の警官がいた。
カービン銃を持った警官が3名、要所を固めている。
非常に真剣な顔をして、止める車を選別している。

止めるようにいわれた車は、
道の右側により、降りるようにいわれている。

車のドキュメントを調べられ、
車の中を捜索されている。
身体も触られる。

あまりの物々しさに、
「何かあったんですか」とも聞けない。
さすがに、写真も遠慮しておいた。

盗難車かな。
偽プレートかな。
麻薬かな。
誘拐かな。

このヂァデマ市は、工業都市で、
あまり治安が良いところではない。

この広い道の両側の雰囲気も決して良いところではなかった。
夜だったら、この道は選ばない道だ。

検問を過ぎると、もう道は混んでいなかった。

森のの中のお屋敷街、シャカラ・フローラへ。

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2006年のサンパウロのカルナバルの準備活発に

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今週、2005年のサンパウロのカルナバルの準備が活発になってきた。

まず、カーニバルの女王と「ヘイ・モモ」(モモ王)が発表された。

山車の制作も急ピッチで進んでいる。

更に、来週は各エスコーラのテーマ曲を集めたCDも発売になる。
パゴ-ジ・ファンにはたまらないはずだ。

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サンパウロ州の内陸部へ その5 オレンジの収穫

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広大なオレンジ畑。
収穫には、人出と、時間がかかる。
収穫したオレンジは、いったん大きなトレーラーで
引く容器に入れておく。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その10

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映像ものも多く参加していた。
だけど、これを始めから終わりまで、見ていることはとてもできないです。

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ブラジル人選手は、なんと800人以上

今日のニュースを見ていた。
サッカー選手の移籍の話でいっぱいだ。

ブラジル人選手で、海外にいる人数を紹介していた。

欧州には、300人以上いるそうだ。
アジアには、200人以上。
米州で、120人くらい。
アフリカにも、いるという。
そして現在オファーが来ているのが180人以上。

それで、800人以上となる。

全然、選手層の層の厚みが違うんだね。

セレソンを決めるのに、100人以上の選手をとっかえひっかえできるわけだ。

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sexta-feira, 3 de dezembro de 2004

ブラジル・サンパウロの小鳥 8 餌

サンパウロの郊外の山間の小さな街に出かけた。
2羽の小鳥が、餌を取り合っている。

誰かが、そのあたりに撒いた餌。
いくらでもあるのに。
餌を持った方が飛び立った。
しばらくして、黒い大きな方の鳥も飛び立った。

どうしても、あの餌でなくてはならないようだ。

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ショッピング・センターの吹き抜け

サンパウロには、ショッピングと名の付く、ショッピング・モールがいくつもある。
中心部にあるものや、高級住宅街に近いものは、
入っているテナントも上質だ。
郊外に行くと、だんだんと質が落ちていくのが判る。

何よりもそのレベルを教えてくれるのが、
こういう表現は好きではないが、それはお客の肌の色だ。

このショッピングは、「ショッピング・ビラ・ロボス」といって
新しい。
やや郊外に位置する。
周辺には、高級住宅街。
商業ビルも併設している。

お客のほとんどが、白人。
それも背が高く。
キチンとした格好をしている。
日中は、優雅なマダムで溢れている。

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クリスマスの飾り付けも、派手ではなく
渋い色遣い。
いかにも、「大人」の雰囲気だ。

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quinta-feira, 2 de dezembro de 2004

犬のホテル その3

預けているホテルにいる、犬たちの姿。

サンパウロは年間の平均気温としては、
東京・渋谷より暑いはずだが、
日中は暑くても、夜は冷えるのでよく眠れるようだ。

日本の夏よりは、遙かに過ごし易いはずだ。

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また、湿度が東京よりも低いせいか、
日陰はことのほか涼しいのだ。

ちょっと運動をしたあとなので、暑そうだ。

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さらに、一月以上預けることになる。


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サンパウロ州の内陸部へ その4 オレンジ畑

オレンジ畑が見えてくる。
サンパウロ州で、平らな畑はあまりない。
高原の地形に沿った畑が多い。

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オレンジ畑。
牧場。
森林。
サトウキビ畑。
そして、赤い大地。

色のパッチワークを作る。

そこに、雲の影が重なる。


※まだ、木が若い畑だ。
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第26回サンパウロ・ビエンナル その9

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ブラジル北東部の伝統的な船をモチーフにしている。
帆のデザインが、アートなんだろう。

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ブラジルの家電屋さんは、ちゃんと配達してくれた。

11月29日に、サンパウロの家電屋さんのハシゴをした。
そして、2軒の店で、それぞれに買い物をした。
これは、先日書いたことだ。

それぞれの店は、一両日中に配達しますと、
自信を持って約束してくれた。

でも、実は信用していなかった。
昔は、1週間も10日もかかり、問い合わせても
判りませんとか、そのうちというような返事だった。
家具屋も同様だった。

ところが、
まず、PONTO FRIOというところは、
翌日(月曜日)の夕方に配達があった。
配送票を見ていると倉庫は、サンパウロの東の
ガリューリョス市にあるようだ。

そして、最大手のCASAS BAHIAは、
翌々日の午後に配達してきた。
こちらは、あの巨大なデポからだ。
住所は、ジュンジャイ市だった。

ちょっとびっくり。

さすがに、配達日とか、時間とかは指定できないが、
翌日とか、翌々日とは、日本よりも早くないかい。
日本だと3-4日くらいはかかったりしたような。

しかし、翌日とはどういう配送計画で、いかなる配送シフトを
くんでいるのだろうか。
まるで、日本の日配品(牛乳や弁当などの冷蔵品など)の配送みたいだ。

まあ、感心した。

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quarta-feira, 1 de dezembro de 2004

サンパウロ州の内陸部へ その3 リメイラ市(Limeira)

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カンピーナス市から、更に50キロ北上したところに
リメイラ市が位置している。

ここで、アニャンゲラと、ワシントンルイスという
高速道路2つに分岐する。

街は、いつも突然に現れる。
高原をうねりながら、車を進めていく。
集落のない大農場が、延々と続く。
そして、また一つの高原を越えたとき、
地平線上に、街が急に現れる。

小さな街では、中心には教会の尖塔が見える。
大きな街では、中心部は高いビルやマンションで形作られ、
周辺に住宅が広がる。

リメイラから先が、オレンジ・ベルトである。
このリメイラという地名自体が、ライムという意味だ。

ブラジルは、農業大国といわれてきている。
いくつもの産品が、世界有数の生産量・輸出量を誇っている。

オレンジ・ジュースは、世界の70%がブラジル産である。
それも、ほぼサンパウロ州に集中している。
サンパウロ州でも、このオレンジ・ベルトに集中している。

ブラジルの生産量の70%を、わずか4社で占めている。
このリメイラには、そのうちの1社の工場がある。

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サンパウロのセントロ 5 ルス駅(Estacao da Luz)の正面入り口

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本当は、この駅は建物の貫禄から、中央駅的なものなのだろうが、
そういう趣はない。
人はごった返しているが、本当に乗降客なのかどうか。
怪しい人たちの喧噪が、あたりを埋め尽くす。

休日の午後。
乗降客も少なく。
付近の店は閉まっている。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その8

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ビルのような形をしたあんどんのようなものが沢山立っていた。
光が揺れて、幻想的。

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サンパウロのセントロ 5 ルス駅(Estacao da Luz)

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サンパウロのセントロの一番北に位置する、ルス駅。
鉄道の駅で、ここから長距離の列車もでていた。
今は、単に近郊電車がでるだけだ。
地下鉄との乗換駅でもあり、
最近やっと地下通路ができて、乗り換えが容易になった。

駅も、長らくコンクリートの色をさらしていたが、
綺麗に塗装が施された。

この駅の南側は、危険地帯のようだ。

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サンパウロ動物園 その9 記念写真

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動物園の入り口付近は、広場になっている。
入場した生徒や、退場する前の生徒の数を数えるなど、
先生は忙しい。
いろんな学校の生徒が混じって、大混乱。

もちろん、青春の思い出に記念写真を撮るものもいる。

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サンパウロ国際空港への着陸

サンパウロ国際空港に着陸するときには、
だいたい西から東へ、
サンパウロ市の北部を通っていく。

進行方向に向かって左側に座ると、
山が見える。
カンタレイラ山脈だ。
サンパウロ市よりも数百メートル標高が高く、
プール付きの別荘なども見える。

右側に座ると、サンパウロ市の中心部が見えるが、
早朝はだいたい雲や霧がかかって、よく見えない。

その低い雲が切れると、
眼下に市街地が見える。
赤い地表と赤い瓦。

そして、そのまま数分間で着陸。

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第26回サンパウロ・ビエンナル その7

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うーん。
なんといえばよいのか。

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