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sábado, 25 de dezembro de 2004

12月24日のブラジル

普通のブラジル人にとって、
12月24日は、単にクリスマスの前日という意味しかない。
イエス・キリストが生まれた12月25日こそが
クリスマス(ブラジルではナタウNatal)で、
大事な日である。

24日をクリスマス・イブとして、
より大事にする日本は本末転倒しているのだ。

さて、24日は、クリスマスの準備も
大詰めの日で、終わっていない人は大忙しだ。
プレゼントの買い物や、クリスマスの特別な料理の準備。
大掃除や飾り付けもする。
商店は、午前中の営業を終えると、
閉め始めるところが出てくる。
スーパーも、18時までだ。
一般の会社も、午前中で終わりで、
ちょっとしたパーティーをやったりして解散だ。
パネトーニなんかもらって、もって帰る人もよく見る。

かつては、会社のいらなくなった白い紙を
ためておいて、シュレッダーにかけて、細いひも状のものを更にちぎって
細かくする。
それを、会社の窓からどんどんと播いたものだ。
雪の代わりというわけだ。
これは、実に気持ちが良かったが、
今は禁止になってしまった。
播いたその下の路上では、清掃作業員が集めても集めても
降ってくる紙くずを恨めしそうに見ていた。

惜しい習慣だと思う。

25日のクリスマスを家族で過ごすことが、大事で
教会に行くことが必須ではない。
だから、旅行に行くことも多い。
すでに休暇入りしている人も多く道路も、
渋滞だ。
飛行機や長距離バスも満席。

もちろん、教会へ行く人も多い。
教会では、キリストが生まれる様子のジオラマを
作ったりしているのが普通だ。
馬小屋の中に、生まれたばかりのキリストを
囲んで、聖母マリアが、そして3人の博士が立っているものだ。

24日も、日が暮れていくと、街は徐々に静かになっていく。
商店はもう開いていない。
レストランは、クリスマス用の特別メニューを出すところもあり、
予約客でいっぱいの所もある。
これは、結構高い。
子豚の丸焼きやイノシシなどが、この時期の代表的な材料となる。

そうして、日付が変わり25日になると、
街のあちこちからまたはナビの大音響が鳴り響いてきた。

25日は、バチカンで行われるクリスマスミサを長時間
生中継するはずだ。
ローマ法王のメッセージが楽しみだ。

sp20041221b
サンパウロの古くからの超高級アパート街イジェノポリスにある、
パチオ・イジェノポリスというややこぢんまりしたショッピング・センターのツリー。
高級アパート街とその隣の超高級住宅街パカエンブーを控えているという
場所柄、豪華な老婦人が多い。

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Comments

saopauloさん、オレンジ情報ありがとうございます☆詳しく事情を教えていただき大変勉強になりました。いつも楽しく拝見させていただいています。私は今ブログ休憩中ですが、saopauloさんのように面白いブログを作っていきたいと思います。それではHappy Holiday!!

Posted by: marishow1217 | sábado, 25 de dezembro de 2004 at 02:33

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