サンパウロのセントロ 7 アニャンガバウ
サンパウロのセントロの中での、その中心とも言える場所。
アニャンガバウの谷で、東西に別れるセントロをつないでいるところだ。
アニャンガバウとは変な地名だが、インディオのグァラーニ語が語源らしい。
現在はこの谷には、サンパウロの南北をつなぐ最も重要な道が走っていて、
交通量も多い。
この道をまたぎ、谷の両側をつなぐ陸橋は、「茶の橋」という。
しかし、日本人移民は「お茶の水橋」といったという。
橋の東側には、3本の高層ビルが建っている。
新しそうに見えるが、すでに30-40年経ってる。
かつて、セントロが本当にサンパウロの中心だった頃には、
このビルにも、そしてこの付近にも日本企業の現地事務所があった。
倉敷紡績。
三菱銀行。
伊藤忠。
トーメン。
ユニチカ。
東海銀行。
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