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sexta-feira, 17 de dezembro de 2004

サンパウロのトロリーバス

sp20041217b

サンパウロ市内には、トロリーバスが走っている。
主に、中心部と東部を結ぶ路線が多いようだ。
昔より、路線が減ったような気がする。

かつては、ブラジルの石油自給率が低く、また
電力がほとんど水力で、コストが比較的安かったことから、
こういうトロリーバスの方がエネルギー費用が安いということも
あったのだろうと思う。

日本では、あまり普及しなくて、実際にトロリーバスが
走っているのを見た人は少ないはずだ。
バスのように見えるが、日本では
軌道扱いである。

動力は電力で、道路の上に張ってある専用の電線から
取っている。
だから、停電したり、電力を取るパンタグラフが電線からはずれると
直ちにとまってしまう。

モーター音が軽快で騒音も少ない、普通のバスのように排気ガスもでない。
環境に優しい乗り物だ。

しかし、電線のないところは走れない。
だから、行動に自由さがない。
交差点などで、ときどき電線からはずれてしまうトロリーバスを見かける。
車掌がさっと降りて、パンタグラフを電線に付け直して、また走り出す。

昔から、いわれている信じられないが本当の話がある。
トロリーバスは、電線に沿って走るから、前のトロリーバスを
追い越すことはできない。
そういうことをすると、パンタグラフが電線からはずれてしまう。
だが、運転手はそのことを忘れて、追い越しをしてしまうのだ。
乗降などに手間取っている前のバスに、いらいらして
ついつい追い越してしまうのだ。

たちまち、パンタグラフがはずれて、停止してしまう。

そんなシーンを数回見たことがある。

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Comments

日本では普及しませんでしたね。首都圏でも昔は結構あった。東京は五反田から池袋まで、明治通りに。横浜は三ツ沢から横浜駅前を経由して六角橋まで。川崎でも駅前から工場地帯までを走行していた。バスのような排気ガスはなく、路面電車のように軌道上を走るのではないので、走行もかなり自由で定時性も確保されていた。公共交通機関としては、かなり良いものだったと思う。
しかし、昭和40年代に路面電車が撤去されるのと同時期に終焉を迎えた。
最近話題のLRT(ライト・トランジット・トランスポート)より軌道がない分優れている気がする。
トロリー・バス復活運動は意味あることかもしれない。

Posted by: さすらい日乗 | sábado, 18 de dezembro de 2004 at 11:17

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