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sexta-feira, 4 de março de 2005

ブラジルで、受精卵の研究への使用が許可される

昨日、3月2日に、ブラジルの国会で一つの法律が成立した。

「バイオ安全法」とでもいうのだろうか。

この中で、
ヒトの受精卵の医療への研究への使用が許可されることになった。
もちろん条件はある。

科学者が、幹細胞の取り出しのために使うことの出来るのは、
不妊治療の一環として作り出した人工受精卵のうち、
実際に使用することのない受精卵もしくは、3年以上冷凍して保管された
受精卵に限るとなっている。
さらに、受精卵は、受精後5日までのもので、親の許可を得る必要があるとしている。

受精卵の幹細胞は、人体のあらゆる組織になる可能性を持っている。
この研究は、下半身不随者の治療や、先天性の病気の治療に役立つと見られている。

福音派の議員やカトリック教会に関係するものは、この法律の成立には「反対」に投票をしている。

投票は、366の賛成票に対して、59票の反対であった。


新聞では、この記事とあわせて、この治療が実現する可能性に
近づいたことを喜ぶ人々の写真を載せている。

この法律の発効は、ルーラ大統領の批准を必要としている。

また、この法律に定められた条件を満たす受精卵は、
ブラジルには3万個あるということだ。

この法律では、あわせて遺伝子組み換え作物の研究、育成、
販売も、許可されることになった。

これが、ブラジルの判断であろう。

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