警察の「清掃作戦」
ブラジルの警察は、一斉捜査のようなものを
「○○作戦」(operacao ****)と呼ぶ。
先週、サンパウロで「清掃作戦」と名付けられた手入れがあった。
サンパウロの中心部セントロの
通称"Cracolandia"「クラックランド」と呼ばれる地区の、
集中取り締まりだった。
クラックとは、麻薬の一つである。
これの密売が行われている地区なので、通称クラックランドと呼ばれていた。
小さな子供からして、このクラックをすっているような映像も
テレビで流れていた。
ルス駅の西方の全部も20ブロックもない1平方キロもないような狭い地区である。
昼間は、その地区は商業地区のようにも見え、
電気街でもある。
しかし、その店が閉まった後は、とても危険なところのようである。
日曜日などは昼間でも、異様な雰囲気に満ちていた。
初日の3月8日には、220名の警察が参加している。
670名に職質をして、
5名を麻薬所持の現行犯で逮捕。
11名を警察で尋問。
4000枚の海賊版CDを押収。
210台の車をチェック。
70名の違法滞在の外国人を拘束。
ブラジルにも、やってくる外国人二も、そのまま違法に滞在する者がいる。
近隣のボリビアやペルーからは、考えられる。
しかし、報道によると、この地区ではナイジェリア人が多いということであった。
この地区の中心に、警察のベースの一つが設置されている。
周辺にも、この地区を囲むように警察車両が、何台も止まっていたし、
また走り回っていた。
「作戦」開始から、3日目に行ってみた。
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