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segunda-feira, 11 de abril de 2005

ブラジルの愛国心

移民の国のブラジルには愛国心はあるのだろうか。

いつまでも、自分に流れている祖先の血の流れている国をみているのだろうか。
移民してからの世代が浅い人は、そのような傾向もあるかもしれない。

しかし、奴隷として連れてこられたアフリカ系の血の入っている人や、
混血が進んで、先祖の出身国などにこだわっていられない人が、
ほとんどである。

結論として、ブラジル人は、とても「愛国心」が強いと思う。
色々自分の国についてブツブツ言いつつも、でもやはりブラジルは
大好きな国なのだろうと思う人がほとんどだ。

国中が国旗に飾られるのは、
サッカーのワールド・カップの時だけではない。
そこかしこに見かける。

何も強制されたわけでもなく、
国旗のデザインされた服を着ている人はとても多い。
国旗の色(青、緑、黄)の一部を使ったデザインのものは氾濫している。
国旗を自由にデザインして使うことに、目くじらを立てる人もいないようだ。

政府のプロパガンダの効果もあるのだろうが、
ブラジルにプライドを持った人たちがどんどん増えてきているようだ。

さて、今日(4月10日)はサンパウロのイビラプエラ体育館で開催されている
体操のワールドカップの最終日であった。

ここで、
ダイアナ・ドス・サントスというブラジル人女性が床運動で
金メダルを獲得した。

200504091001

このダイアナ・ドス・サントスは、ブラジル女子体操のエースで
アフリカ系である。
アテネでは、ブラジル代表として出場したが、床運動では
枠からはみ出して、5位に終わっている。

この大会で、ブラジルが獲得した唯一の金メダルである。

この表彰式でのこと。
ブラジルの国歌はとても長い。
歌詞が何番もあるのである。
だから、色々な大会の表彰式では途中で
終わってしまうのが通例である。

今日も、そうであった。
観客はもちろんブラジル人がほとんどであるから、
全員起立している。
音楽が始まると、あわせて国歌を歌い始める。
そして、国旗はトップに掲揚されたとき、演奏は途中で終わった。

ところが、観客はそのままずっと最後まで国歌を歌ったのである。

あまりに長いので、覚えていなく歌えない人も多いのであるが、
中には胸に手を当てて、涙をためて歌っている人もいた。

「日の丸」や「君が代」の論議とは、
別の話である。


ブラジル国歌である
HINO NACIONAL BRASILEIRO

Poema de: Joaquim Osório Duque Estrada(作詞)
Música de: Francisco Manoel da Silva(作曲)


I

OUVIRAM DO IPIRANGA AS MARGENS PLÁCIDAS

DE UM POVO HERÓICO O BRADO RETUMBANTE,

E O SOL DA LIBERDADE, EM RAIOS FÚLGIDOS,
,
BRILHOU NO CÉU DA PÁTRIA NESSE INSTANTE.


SE O PENHOR DESSA IGUALDADE

CONSEGUIMOS CONQUISTAR COM BRAÇO FORTE,

EM TEU SEIO, Ó LIBERDADE,

DESAFIA O NOSSO PEITO A PRÓPRIA MORTE!


Ó PÁTRIA AMADA,

IDOLATRADA,

SALVE! SALVE!


BRASIL, UM SONHO INTENSO, UM RAIO VÍVIDO

DE AMOR E DE ESPERANÇA À TERRA DESCE,

SE EM TEU FORMOSO CÉU, RISONHO E LÍMPIDO,

A IMAGEM DO CRUZEIRO RESPLANDECE.

GIGANTE PELA PRÓPRIA NATUREZA,

ÉS BELO, ÉS FORTE, IMPÁVIDO COLOSSO,

E O TEU FUTURO ESPELHA ESSA GRANDEZA.

TERRA ADORADA,

ENTRE OUTRAS MIL,

ÉS TU, BRASIL,

Ó PÁTRIA AMADA!

DOS FILHOS DESTE SOLO ÉS MÃE GENTIL,

PÁTRIA AMADA,

BRASIL!


II

DEITADO ETERNAMENTE EM BERÇO ESPLÊNDIDO,

AO SOM DO MAR E À LUZ DO CÉU PROFUNDO,

FULGURAS, Ó BRASIL, FLORÃO DA AMÉRICA,

ILUMINADO AO SOL DO NOVO MUNDO!


DO QUE A TERRA MAIS GARRIDA

TEUS RISONHOS, LINDOS CAMPOS TÊM MAIS FLORES;

"NOSSOS BOSQUES TEEM MAIS VIDA",

"NOSSA VIDA" NO TEU SEIO "MAIS AMORES".


Ó PÁTRIA AMADA,

IDOLATRADA,

SALVE! SALVE!
.

BRASIL, DE AMOR ETERNO SEJA SÍMBOLO

O LÁBARO QUE OSTENTAS ESTRELADO,

E DIGA O VERDE-LOURO DESSA FLÂMULA

- PAZ NO FUTURO E GLÓRIA NO PASSADO.


MAS, SE ERGUES DA JUSTIÇA A CLAVA FORTE,

VERÁS QUE UM FILHO TEU NÃO FOGE À LUTA,

NEM TEME, QUEM TE ADORA, A PRÓPRIA MORTE.


TERRA ADORADA

ENTRE OUTRAS MIL,

ÉS TU, BRASIL,

Ó PÁTRIA AMADA!


DOS FILHOS DESTE SOLO ÉS MÃE GENTIL,

PÁTRIA AMADA,

BRASIL!

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Tracked on sexta-feira, 15 de abril de 2005 at 12:34

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