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segunda-feira, 4 de abril de 2005

ブラジルと、ローマ法王ジョアン・パウロ2世 その4 葬儀と、後継者

今日もニュースはほとんどローマ法王ジョアン・パウロ2世の
逝去に関することで占められている。

金曜日に執り行われるということだが、
各国から5名の葬儀への列席が出来るという。
ブラジルからは、
ルイス・イナシオ・ダ・シルバ大統領夫妻と
上院議長、下院議長そして最高裁判所長官が
列席の予定で、木曜日に出発ということ。
前大統領のフェルナンド・エンリケ・カルドーゾと
元大統領で前上院議長のジョゼ・サルネイは、
大統領専用機に同乗させてもらうが、
一般列席者と一緒に葬儀に立ち会うという。
ルラ大統領は、参列のあと、アフリカ4カ国の歴訪の予定。

capa20050404

葬儀については、新聞で
式次第などが図解入りで詳しく説明されていて、
随分と事情通になってきた。

葬儀の話題とともに、すでに取りざたされているのは
次期法王の選出についてである。

これについても、詳しく説明してあった。
世界中で170数名の枢機卿の中で、80歳以下のものが、
枢機卿中の選挙で選出されるという。
結果が出るまで、枢機卿は部屋に缶詰で
外部の誰ともコンタクトすることは出来ないと言う。
外出はもちろん、電話も、インターネットも何も出来ないと言う。

次期法王に選出されるのは誰なのかと言うことは、
カトリックに関係する世界中で、いろいろな
推測報道がなされているようだ。

何人もの候補者名が上がっているようであるが、
4名いるブラジル人の枢機卿での一人で、
サンパウロのCláudio Hummesクラウヂオ・ウネスという人が、
有力の候補の一人だという報道が、ブラジル外で
なされたそうだ。

050404_capa_hummes_b

これを受けて、ブラジル人がなれるといいのだがという
希望的なコメントも沢山出ている。

名前の公開されていない一人の枢機卿を除いた
全ての枢機卿の顔と名前が新聞に出ていた。
今までは、イタリア人の人数が多く、歴史的にも
ほぼ独占的に法王を輩出してきた。

ところが、近年イタリアそして西欧の出身の
枢機卿の割合は大きく低下している。
替わって、特に増えているのはアフリカを中心とする
第三世界の出身者。

イタリア、スペイン、フランスと出身者は多いのだが、
米国の出身者も多い。
しかしながら、社会の背景があまりに違い、現在の教義に対して
急進的過ぎるという嫌いがあり選出の可能性は低い。
産児制限、離婚、同性者の結婚、聖職者の結婚など、
ジョアン・パウロ2世はこの点では極めて保守的であった。

カトリック信者が人口の大多数を占める中南米諸国は、
人口から見ると、意外に枢機卿は多くない。
1億7千万人の人口のブラジルで4名。
アルゼンチンでも1名である。
コロンビアからは3名であった。

アジアでは、インドの3名が最も多い。
日本からは2名。
信者の数から見ると多い。
驚いたのは、街のあちこちに教会のある
韓国から誰も出ていないことである。

4月末までに、新法王の選出は終わるだろうということ。

※日本のカトリック中央協議会では、
 ローマ法王ではなく「ローマ教皇」と表記して欲しいとしています。
 マスコミにも依頼をしているが、残念ながらいまだに法王とされていること。
 

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Comments

韓国は、基本的にプロテスタントの国なんですよ。。変なプロテスタントも多いしね。。(世界統一教会とかね。。)
日本の浜尾枢機卿氏は、司教さまの頃にお世話になり、凄く親しみを持っています。でも日本人がなることは、ないでしょうね。。
次期のパパがどんな人がなるのか?気になる毎日ですね。。

Posted by: Gabbyna | terça-feira, 5 de abril de 2005 at 01:25

TBとコメント有り難うございました。
ジョァン.パウロ2世は在位も長く、人々の心に長く残るでしょう。
そのうちこの名を冠した道が出来ますね。どの道でしょうか。
ブラジル人法王の誕生も楽しみですね。
もしこれが実現したら、ブラジルが素晴らしい国に化けるような気がしますが、いかがでしょうか。

Posted by: Helio | terça-feira, 5 de abril de 2005 at 03:35

TBありがとうございました!
日本政府も首脳クラスか皇族を弔問に送るべきなんですけどね。
バチカンと仲良くする利点を全くわかってないようです。
まぁ、そのお人好しな所がニッポンなんですけど。

Posted by: 鮎川龍人 | quarta-feira, 6 de abril de 2005 at 08:11

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