ブラジルの人種差別 その1 アルゼンチン選手逮捕
昨日(4月13日)に、
サンパウロのモルンビー競技場で行われた
リベルタドーレス選手権の
サンパウロFC-Sao Pauro FC対キルメス-Quilmes(アルゼンチン)の試合で、
逮捕者がでた。
この試合については、(速報)で
お知らせいた通りの経緯で、
サンパウロFCが、3対1で勝利した。
事件は、前半の終了間際に起こった
選手間の小競り合いから始まった。
アルゼンチン選手と揉めていたブラジルのグラフィッチ選手に、
アルゼンチンの選手レアンドロ・デサバトLeandro Desábatoが何かを言い、
ブラジル・グラフィッチ選手がこのアルゼンチン選手の頭を小突いた。
そして、このブラジル人グラフィッチ選手と最初のアルゼンチン選手が、
レッドカードで退場となった。
このアルゼンチン選手が言ったことは、
ビデオでもだいたい理解できた。
「ネグリト(黒)、マカキト(猿)」と言ったようだった。
スペイン語で言ったのだが、
当然ポルトガル語でもほとんど同じ。
十分理解できる。
この発言が元で、試合終了後、
この発言をしたアルゼンチン選手は、
夜のうちに逮捕されて収監された。
モルンビー競技場での事件は、
35分署で担当される。
ビラ・ソニアのフランシスコ・モラット通り沿いにある。
容疑は、
「人種差別」である。
一昼夜経っても、
釈放はされていない。
チームは今朝の飛行機で帰国予定だったが、
22時の便に変更した。
欧州サッカーでも、「人種差別」問題はよく起きている問題である。
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Comments
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気になる事件ですよね。。でもアルゼンチン選手が試合中にやったのかと思うと。。情けないと言うか、なんというか。。。
気分が悪いですよね。。ほんとに。。。
Posted by: Gabbyna | quinta-feira, 14 de abril de 2005 23:14
>Gabbyna様
ブラジルの現実は、別として、
試合中とは言え、不適切な発言でしたね。
まあ、荒れた試合でした。
Posted by: Sao Paulo | sexta-feira, 15 de abril de 2005 00:58