今年になって23回目の少年院の反乱
サンパウロの東部タツアペTatuapeというところに、
巨大な少年院がある。
2000人以上が収容されている。
そこで、また今日も反乱が起きた。
サンパウロ州の少年院での反乱は、今年になって23回目である。
少年院だから、一応指導教官というのがいるのであるが、
こういうときには彼らがよく人質になるのである。
収容生たちは、なぜか武器を持っている。
木製や金属製の棒状の物である。
ナイフを持っていることもある。
警察がガス弾を発射したので、逃げ出したところである。
黄色のシャツの男が、指導教官である。
この後、警察に保護された。
40人の職員がけがをしたそうである。
この騒ぎに乗じて、逃げようとして車を乗っ取った者もいる。
今回は、誰も逃亡できなかったようだ。
しかし、車は2台燃えた。
少年院には、12歳以上18歳までが基本的に収容される。
ここのように巨大過ぎる少年院は、指導が行き届かない。
何の指導もなく3ヶ月で出てくる者もいるという。
一番怖いのは、ブラジルでは「子供」である。
少年院では、なぜか「携帯電話」が見つかるという。
どうなっているのだろう。
ちなみに、指導教官の給料は1200レアル(5万円くらいである)。
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Comments
2回もコメント頂いて、ありがとうございます。
2週間前まで、友人宅がある"Analia Franco"に居て、現在は、嫁さんの両親が居る"Limeira"に居ます。
現在、永住ビザ申請中で、ここを離れられませんが、プロトコルを貰ったら、友人宅と実家を行き来しながら、友人の仕事を手伝おうと思っています。
このブログを使い始めてよく分からないので、この方法でお礼をさせて頂いていますが、その辺はお許しを・・・・
7歳になる長女も、学校に行き始め、僕のネットをする環境もなんとか整え、やっと落ち着いて来ています。
ご迷惑と思いますが今度、友人宅に行くときには、又メールさせて頂きます。
乱筆お許し下さい。
Posted by: cafe_c_leche | quinta-feira, 5 de maio de 2005 21:20
日本の少年院とは、えらい違いですよね。
もう比べ物にならない。それは刑務所も同じでしょうが、ユニフォームとかもないみたいだし、
家族が差し入れするっていうのがよく分かりませんね。教官との癒着も多いのかなあ。。
収容する側より、収容される少年たちの方が、数でも勝っているし、全く管理が行き届いてないですね。。
Posted by: DINDINHA | sexta-feira, 6 de maio de 2005 00:58
>dindinha様
少年院といっても、ただ収容しているだけで、
何もしていないも同様のようですね。
やっていることは、大人と変わらないような。
>cafe_c_leche様
永住ヴィザは申請して1年くらいはかかるとか、それまでは大人しくしていないといけないようですね。
Posted by: Sao_Paulo | terça-feira, 10 de maio de 2005 12:15