リオ・デ・ジャネイロの警察は本当にご苦労さんだ。
道路を封鎖するために、勝手に設置された障害物を、ブラジルはリオ・デ・ジャネイロの警察が取り除いているというニュースが、昨日(5月23日)に放送されていた。
道路に建てられた「コンクリートが中に詰められたドラム缶」を排除するには機械が必要だ。
ご丁寧に鉄骨の芯が入れているほどの頑丈さである。
これが、道幅いっぱいに何本も設置してある。
誰が何のために設置しているのか。
むき出しの鉄骨は、ガスバーナーで焼き切っている。
誰が何のために設置したのか。
自動車から歩行者でも守ろうというのであろうか。
道路の先には、ファヴェーラがある。
そこには、「麻薬密売人」たちの巣があるのである。
毎日毎晩、警察と組織との銃撃戦がおこなわれている。
この道路の障害は、組織が警察の車を、ファヴェーラの中に入れないために設置した物である。
サンパウロではこのようなことがあるとは、今まで報道されたことがない。
「麻薬密売組織」との「銃撃戦」も、あまり無いようだ。
リオ・デ・ジャネイロの警察は本当にご苦労さんである。
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