サンパウロは大洪水 その2
昨夜(5月24日)からの大雨は、サンパウロの交通動脈を不随にした。
サンパウロは、ブラジル経済の中心である。
各地から色々な道路が、物資を満載して運んでくる。
これらの道路が、雨により不通になったのである。
市内を取り囲むのが、マージナルMarginalという道である。
これは、ピニェイロス川とチエテ川沿いを走っている。
市内の外周を回る道でとても便利の良い道である。
市内に入ってくる高速道路も、この道に接続する。
これらの高速道路も、5本の道路が不通箇所が発生している。
このサンパウロの大動脈マージナルが、今回いくつかの場所で川が氾濫したことにより、冠水し、通行不能となった。
このうち、マージナル・チエテが、日本の資金で河川改修がおこなわれているところである。
多少は状況は良くなったのだが、自然の力にはかなわない。
4メートルの深さの川をさらに浚渫し、深さを10メートルに増したというのだが、どうしようもなかったようだ。
マージナル・チエテとマージナル・ピニェイロスの合流点近くである。
鉄道橋の近くに冠水地点がある。
マージナル・チエテの冠水地点の一つである。
マージナル・ピニェイロスの、ショッピングセンター・エルドラード近くである。
一番川沿いを走っている近郊電車の線路が、川の増水で冠水している。
Comments
ピニェイロス川の汚水、悪臭がスゴいです。
それが氾濫…。
ゾっとします。
Posted by: Charlotte | quarta-feira, 25 de maio de 2005 19:54