quinta-feira, 30 de junho de 2005
サッカー・リベルタドーレス南米選手権 サンパウロFC対リーベル・プレート 余話
サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権の準決勝であるサンパウロFC対リーベル・プレートの試合は、サンパウロが3対2で勝った。
これにより、サンパウロFCは決勝戦へ進むことになった。
その、ブエノスアイレスでの出来事である。
サンパウロの選手が乗ったバスが、ブエノスアイレスの試合のあるMonumental de Nunez競技場に到着したときに、リーベル・プレートのファンが投げた石を受けた。
誰も怪我はしなかったが、リーベル・プレートのファン1人が警察に検挙された。
最初のバスには選手が乗っていて、3枚のガラスが割れた。
2台目のバスには、役員や株主などが乗っていて、2枚のガラスが割れた。
これは、組織化されたものではなく、ファンの個人的な行動であったようだ。
あるファンは、石を持って、宿泊のヒルトンホテルに戻れといった。
しかし、サンパウロFCの役員のジュヴェナウ・ジュヴェンシオは、「自分は戻らない。最後まで試合を見る」と言った。
彼は、指定席に座り、選手の防御の状況を見ると約束した。
多くのサンパウロのファンはもっと問題があった。
彼らは、競技場に行くバスを借りることが出来なかった。
バス会社が、ガラスを壊されることを恐れたからである。
バスがないので、タクシーで行かざるを得なかった。
混乱を避けるために、試合開始直後に到着するようにした。
早すぎてはいけない。
ホテルから、競技場までは15キロであった。
2台のバスに乗った別のファンたちは、ブエノスアイレスに20時に着いた。
サンパウロから、42時間の旅であった。
予定より、8時間遅れて着いた。
というのも、運転手が、必要な書類を忘れていたので、バスがアルゼンチン国境で8時間も停められたからだ。
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サンパウロFCの役員や株主と言えば、大金持ちに決まっているのだが、面白い人が多い。
トヨタカップの時に、彼らと一緒だった。
試合中は、とても階級にあったとは思えない「卑語」を連発していたし、
負けた試合が終わったら、3分後には「六本木」へ行こうと、大騒ぎになった。
もちろん「六本木でも大騒ぎ」をしたわけであるが。
さすがに今回は神妙にしていたことであろう。
ところで、今日(6月29日)のルイゾンである。
この勝利で、また名古屋は遠くなってしまった。
ロナウドの休暇 その10 自動車レースチームを編成
ロナウドは、自分が望んだ通り、休暇中である。
しかし、今日のコンフェデレーション試合後のスポーツ専門テレビ局は早速来年のワールドカップの見通しを、テーマにちょっとした議論をしていた。
ロナウドはどうなるかということも当然話題になったのだが、4人攻撃システム(アドリアーノ、ロビーニョ、ロナウジーニョ、カカ)という今回の豪華な顔ぶれの中に戻れるかと言うことになったのだが、議論の余地無く戻れると言うことになっていた。
ゴール前の小技では卓越しているからであろう。
その際に外れるのはロビーニョということも一致していた。
ドリブルなどは出来るし、走れるが、決定力に欠けるからである。
①自動車レースチームを編成
ロナウドは、実は色々なビジネスにすでに手を出している。
大学の理事でもあるのだ。
そのロナウドが、まだ事業を広げるという。
A1グランプリレースのチームを編成するという。
(A1など聞いたこと無いのだが)
xeque Maktoum Hasher Maktoum al Maktoumという人が始めたらしい。
それぞれの国で25台の車が出るのだが、ブラジルチームの責任者がロナウドになるという。
お友達のフィーゴがポルトガル・チームの責任者という。
監督にはかつてのブラジル人F1レーサーエーメルソン・フィッチパルヂー(アイルトン・セナよりも、ネルソン・ピケよりも前に活躍していた)
「自分は自動車レースが好きだ。 とても感動させられる。 このカテゴリーを信用している。しかし、投資である。
タイトルは、別にして、お金も欲しい」と、ロナウドは語っている。
ロナウドは投資金額は明らかにしなかった。
しかし、チームの維持費が1シーズンに、80万米ドルから100万米ドルといった。
色々な国で12レースをするそうだ。
最初のレースは、9月25日に英国のBrands Hatchで行われるそうだ。
2006年3月に中国で最終戦という。
全ての選手は、同じシャーシ(Lola) 、同じエンジン(Zytec V8)、同じタイヤ(Avon) を使用するという。
②ロナウドは、ロビーニョにレアル・マドリにいらっしゃいといっている。
レアル・マドリは、ロビーニョを手に入れるために、サントスが要求している契約違約金5000万米ドルを支払うだろうと言っている。
quarta-feira, 29 de junho de 2005
ロビーニョの移籍いよいよ秒読み その3 コンフェデレーション杯後のインタビューで明言
サッカー・コンフェデレーション杯の決勝戦の勝利のあと、ロビーニョはインタビューでレアル・マドリ行きの希望をさらい強く明言した。
ロビーニョは、試合直後のグラウンドでのインタビューで、「サントスを去るときが来た」と言った。
「去るときがやってきた。 レアルマドリに行くのがよい。 レアルマドリは自分のサッカーに関心がある。それにまた自分の希望もそこでプレイすることである。 サントスのマルセロ・テイシェリア社長と話をすることになる。 過rがスペインのクラブでプレイしたいという自分の希望を理解してくれることを望む。」と明言した。
ロビーニョは、レアルマドリに行く対という自分の希望について色々な理由を言った。
「スペインのサッカーはブラジル人が活躍している。また、自分の家族の安全のためによい場所である。また、チームにはとても良い選手がいるし、監督も一緒にやったことがあるブラジル人である」
「2002年のブラジル選手権を制覇したときのサントスのメンバーで、自分とレオだけがまだ残っている。 すねてサントスの社長のおかげである。 しかし、自分は彼が状況を理解していくれる事を望む。 色々とよいことが、自分の行くところにはある。 自分の仕事にとって大事なこと事であろう。 行くことが出来るのを望んでいる」と続けた。
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このインタビューの直後に、GLOBO系列のスポーツ専門局SPORT TVが、電話でサントスの社長にインタビューをしていたが、社長の発言は相変わらず変わっていない。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その58 ブラジルの大勝は37年ぶり
サッカー・コンフェデレーション杯の決勝戦で、ブラジルは4対1でアルゼンチンを破った。
ブラジルが、アルゼンチンに3点もの差をつけて勝ったのは、37年ぶりということである。
ブラジルは、このような大差をつけて、勝利を収めることは出来ないというジンクスを破った。
ブラジルが最後に3点差で勝利したのは、1968年8月7日に、リオ・デ・ジャネイロで行われた親善試合である。
このときは4対1で勝った。
今日まで、最大の点差がついた試合は、1940年のことで、このときはブエノス・アイレスでアルゼンチンが6対1で勝っている。
1945年には、リオ・デ・ジャネイロでブラジルが6対2で勝ったことがある。
サッカー・リベルタドーレス南米選手権 サンパウロFC対リーベル・プレート終了
サッカー・リベルタドーレス杯準決勝 サンパウロFC対リーベル・プレート(アルゼンチン)の試合が、ブラジル・ブラジリア時間の6月29日21時45分に始まった。
サンパウロFCの一行が、競技場にやってくるのに使ったバスも、石を投げられた。
サンパウロでも、リーベル・プレートのバスも石を投げられたのだから、これで、おあいこである。
この試合で、サンパウロFCは1点差で負けても、決勝へ進めることになっている。
サンパウロでの試合で、2対0で勝っているからである。
(今回は、実況をする気はない。)
ところが、前半25分を過ぎて、サンパウロは1対0で勝っているのである。
アウェイで1点を入れたことで、更にサンパウロの優位性は増した。
リベルタドーレス杯南米選手権のルールでは、アウェイでの1点は、2点に換算されるのである。
前半35分、リーベル・プレートが1点を返した。
1対1。
前半終了。 1対1。
後半14分に、アモローゾがゴール。
サンパウロFCの2対1。
後半30分。
サンパウロの応援席に石が投げ込まれ始まる。
後半35分、サンパウロFCソウザのゴール。
3対1。
サンパウロFCの、リベルタドーレス決勝進出は確実。
警察がサンパウロのファンを、スタンドから出している。
混乱を避けるため。
後半39分、リーベル・プレートのゴール。
サンパウロFCの優位は続く、3対2。
後半40分、ルイゾンが交替で、アレが入る。
後半45分
試合終了。
サンパウロFC,3対1で勝利。
決勝へ進出。
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決勝戦の相手は、明日メキシコのグアダガハラで行われるチーバス対アツレチコ・パラナエンシの試合で決まる。
アツレチコ・パラナエンシは、ブラジル・クリチーバの試合で3対0で勝利している。
2点差で負けても、決勝戦へ進むことが出来る。
ブラジル勢同士の決勝となる可能性もある。
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サンパウロの街で、一斉に花火が上がっている。
コンフェデレーション杯はともかくとして、サンパウロにとっては、この試合の方が重要だったようである。
コンフェデレーション杯の試合では、近くでは試合後には花火は上がっていない。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その56 ブラジル対アルゼンチン 後半
サッカー・コンフェデレーション杯の決勝戦。 ブラジル対アルゼンチン 後半である。
パヘイラ代表監督は、2対0ではまだ試合は動く可能性があるので、最大限の注意を払う必要があると言っている。
16時47分
後半開始
1分
シシーニョからのパスを、ロナウヂーニョがゴール。
3対0。
5分
アルゼンチン代表のコロチーニのシュートはずれる。
6分
ブラジル4人対アルゼンチンバック2人というチャンス。
カカのシュートも、キーパーにはねられる。
8分
ロナウヂーニョのフリーキック。
ゴールを狙うも、キーパー確保。
中盤で、ブラジル選手が縦横無尽に走り回っている。
10分
アルゼンチン代表カンビアッソに替わり、アイマールが入る。
12分
ロビーニョのシュートも、ゴールポスト。
17分
ブラジルが、完全にパスをまわしまくる。
シシーニョからのパスを、アドリアーノ頭で決める。
4対0。
19分
アルゼンチン代表アイマールが頭で決める。
4対1。
23分
アルゼンチン代表リケルメのシュートもキーパー正面。
26分
アルゼンチン代表フィゲロアに替わり、テベスが入る。
27分
アルゼンチン代表アイマールにイエローカード。
33分
アドリアーノのシュートキーパーにはじかれる。
35分
アルゼンチン代表デルガードに替わり、ガレッチが入る。
40分
カカに替わり、レナトが入る。
アルゼンチンの攻撃が続いているが、バックス並びにヂーダの好守が続く。
41分
シシーニョに替わり、マイコンが入る
44分
ロビーニョに替わりジュニーニョ・ペルナンプカーノが入る。
45分
ロスタイム3分。
ジュニーニョ・ペルナンプカーノのシュートはずれる。
ブラジル代表の控えの選手たちが踊り始める。
48分
試合終了。
4対1。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その55 ブラジル対アルゼンチン 前半
サッカー・コンフェデレーション杯決勝戦ブラジル対アルゼンチン。
(ブラジルの先発選手)
(アルゼンチンの先発選手)
ブラジル・ブラジリア時間6月29日15時45分ちょうどにキックオフ。
前半
10分
シシーニョからのパスを、アドリアーノが中央にもっていきシュート。
ゴール。
ブラジル先制。
1対0。
15分
リケルメのシュート右に外れる。
16分
ロビーニョから、カカへのパスを、ゴール右に決める。
2対0。
今日のブラジルのマークはきつい。
特にソニンにはきついようだ。
27分
ロナウヂーニョと、アルゼンチン代表コロチーニにイエローカード。
34分
ソリンにイエローカード。
39分
ソリンのシュート左に外れる。
40分
カンビアッソに、イエローカード。
42分
カカのシュートも、キーパー正面。
45分
ロスタイム2分
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その54 勝利の確率6割。
サッカー・コンフェデレーション杯の決勝戦まで、あと数時間である。
恒例の、GLOBOのサイトでは、
「ブラジルがアルゼンチンを破って優勝するか」という、単純なアンケートをやっている。
ブラジルが勝って、アルゼンチンに今度は勝つという人。
63.02%
ブラジルは負けるという人。(疲れているから。)
36.98%
このサイトはブラジルのサイトであるので、ほとんどがブラジル人の投票だと思われる。
投票者の希望も入っているだろうに、意外とブラジル人は楽観視していないことがわかる。
サッカー・リベルタドーレス杯 サンパウロFC対リーベル・プレート その2
サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権の対リーベル・プレート戦のために、サンパウロFCは、ブエノスアイレスに「静かに」やってきた。
先の試合の際に起きた事件を理由として恐れていたにもかかわらず、サンパウロFCにの一行は、ブエノスアイレスに、今日火曜日の午後遅く、「静かに」到着した。
明日水曜日の21時45分に、リーベル・プレートとの試合はキックオフとなる。
両チームは、リベルタドーレス杯南米選手権の決勝戦進出をかけることになる。
先週の試合では、サンパウロFCが、2対0で勝っている。
サンパウロFCの役員は、先週の水曜日でアルゼンチンのファンに起きた問題を理由として、ここでもまたグラウンドの外で問題が起きるのではないかと心配している。
先週の事件は、サンパウロ・モルンビ競技場の横で始まった。
アルゼンチンのファンを運んできたバスが、そこに到着したときに石やビール缶を投げつけられたことである。
スタジアムの中では、警察とアルゼンチン人ファンの間に小競り合いがあった。
9人の警官が怪我をし、少なくとも1人のアルゼンチン人ファンが怪我をしている。
試合のあと、更に暴力沙汰が起きた。
サンパウロのファンが、リーベル・プレートの一行のバスを石で襲ったのである。
この火曜日、一行がアルゼンチンに着いたときには問題はなかった。
リーベル・プレートのファンはただ単にサンパウロFC一行が空港に着いたことを知らなかったに過ぎない。
「いつも重要な試合をするときにはその国の当局が完全に警護してくれる。 ブエノスアイレスでも変わりはないと思う」とサンパウロFCのは語っている。
念のため、サンパウロFCの役員は、ホテルをブエノスアイレスの中心から遠いところにした。
「ホテルはブエノスアイレスの中心部から遠いところにした。あらゆるトラブルを避けるためである」
サンパウロFC出、明日試合に先発するのは、次の通りである。
Rogério Ceni,
Alex, Fabão e Lugano;
Souza, Mineiro, Josué, Danilo, Júnior;
Luizão, Amoroso.
今日のルイゾンである。
選手は移動の時にスーツ姿であった。
terça-feira, 28 de junho de 2005
ロビーニョの移籍いよいよ秒読み その2
サッカー・ブラジル代表のルーキーであるロビーニョの、所属クラブであるサントスからレアルマドリへの移籍の話がいよいよ盛り上がっている。
昨年12月から、ほとんどの移籍情報はスペインサイドからであった。
いつも、サントスサイドは完全に否定していた。
ここに来て、ブラジル発情報が出て来ている。
①サントスFCの経営委員会は、ロビーニョの移籍を承認
今は、問題はお金の件だけである。 サントスの経営委員会の会長であるジョゼ・ダ・コスタ・テイシェリアJosé da Costa Teixeiraと有力な経営委員はロビーニョの移籍に前向きな姿勢を見せている。
コスタ・テイシェイラ箱のお金がクラブの経営を安定させる多目的スタジウムの建設を進められると見ている。
セルソ・レイチ経営委員は、ロビーニョは契約違約金(5000万米ドル)と引き替えにチームを去るとしている
「ロビーニョを売ることは、サントスの財務の回復を意味する」
レアルへの戦略としては彼らの提示金額を上げさせることである。 今は2200万米ドルと言うことである。
もしくは、ファンを納得させることである。
サントスの社長のマルセロ・テイシャリアMarcelo Teixeiraは、2006年のワールドカップ以後でないと契約にサインはしないと言い続けている。
サントスから、最後にワールドカップに出たのは、1974年のドイツ大会でマリーニョ・ペレスMarinho Perezが出たきりである。
先週金曜日に、ロビーニョがもうサントスには戻らないと宣言したことは、経営委員たちには重く受け止められている。 テイシェリア社長があまりに固執すると、ロビーニョがFifaにうったえることも可能である。
②サントスは、ロビーニョの移籍についての提案を無視。
「ロビーニョは占いというのが、結論だ。 何も変わらない」と、何度も何度も今まで繰り返されてきた、サントスの社長の言葉がまだ繰り返された。
サントスに、レアル・マドリからの新たな提案が届いているかどうかという質問に答えたものである。
提示された金額は、2500万米ドル。 前回の提案よりも25%増えている。
③ロビーニョは語らず
ロビーニョは、この件についてはコンフェデレーション杯終了後にしか話さないといっている
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その53 小ネタ
サッカー・コンフェデレーション杯の決勝戦が、明日6月29日に迫っている。
①ロナウヂーニョは語る。
アルゼンチンとコンフェデレーション杯の優勝を争うのは、どのブラジルの選手にとっても特別のものと、ロナウヂーニョは言った。
「ライバル意識はいつもある。 それは別にして、今回は決勝戦である。 それで特別のやる気をもっている。 そのほかの試合とは違う。 決勝戦にふさわしく試合をする」
「ブラジルのサッカーは、色々な国の代表と戦ってきた。そしてアルゼンチンとは決勝戦で戦う。 これは、南米のサッカーがとても優れていることを示している」
疲労によって、ブラジル代表の最中の動きが悪くなっていることがあったが、ロナウヂーニョは言う。
「そういった問題はわすれて、試合をしなくてはならない。最後の90分か120分のことである。 決勝戦をものにしたい。」
②アドリアーノの足は治った
アドリアーノの足は治ったので、アルゼンチンとはフルメンバーで試合をする。
アドリアーノは、昨日の練習中、ロビーニョからの上げられた球をとったときに左のくるぶしに痛みを感じた。
今日はすっかり直っていた。
明日の決勝戦には出場する。
カカ、ロナウヂーニョ、ロビーニョ、アドリアーノの4人により形成される4人攻撃陣を見るテストであったとは言え、ブラジルは約一月前に、アルゼンチンに負けている。
カカはその責任と4人への圧力を引き受けた。
「カバーすることを避けようとしていた。 勝っていれば、4人が勝ったのではなかった。 負けるとすると、4人か正しくなかったということはない。」
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、次の選手を起用するであろう。
Dida;
Cicinho, Lúcio, Roque Júnior, Gilberto;
Emerson, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho Gaúcho;
Robinho, Adriano.
③ ブラジル代表がアルゼンチン代表と、欧州で対戦するのはこれで4回目。
ブラジル代表が、欧州でアルゼンチン代表と対戦するのは、明日(6月29日)のコンフェデレーション杯の決勝戦で4回目となる。
最初の試合は、1974年のワールドカップ・ドイツ大会。
第2フレーズである。 このときはブラジルが2対1で勝った。
2度目は、1982年のワールドカップ・スペイン大会。
やはり第2フレーズで、バルセロナで対戦している。
このときもブラジルが3対1で勝った。
最後はアルゼンチンの勝利である。
1990年ワールドカップイタリア大会のベスト16の試合である。
アルゼンチンが、カニンジァのゴールで勝った。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その52 ブラジルの守備陣がいらついている
サッカー・コンフェデレーション杯の準決勝であったブラジル対ドイツの試合が終わった頃から、ブラジルの守備陣がいらついている。
ブラジルは、今回のコンフェデレーション杯で2勝1分1敗である。
4試合で、8得点を上げているが5失点をしている。
特に、セットプレイからの失点が目についている。
これについて、試合中の解説でも、マークが甘いとか、位置が悪いとか、厳しく批判を受けている。
もちろん、試合後の新聞でも同様である。
とくに、批判されているのがロッキ・ジュニオールである。
ペナルティー・エリア内でのファールで、ペナルティーの機会を与えていることも印象を悪くしているのだろう。
ロッキ・ジュニオールは、日曜日にはすでに、
「勝つときには攻撃陣だけに注目が行く、負けると守備陣の責任となる。
こういった批判は、ブラジルのサッカー文化である。
今までのブラジルの優れた守備陣もみんなこういった批判にさらされてきた。
今はずっと勝っているが、ブラジルが負けるようなことになると、守備陣の価値がわかるだろう」といっている。
エメルソンも、守備陣について、ちゃんとやっている。
カウンター・アタックに対して攻撃陣の戻りが遅くて、人が足りないこともあるといっている。
パヘイラ監督も、4人攻撃体制に変更はないとしているが、欠点もわかっているようで、MFなどはちゃんと戻るようにいっているし、フリーキックやコーナーキックなどのセットプレイでの守りの練習などに力を入れている。
さらに、守備陣はちゃんとやっていると擁護している。
ロッキ・ジュニールについていうならば、1998年から、ずっと代表入り、歴代4人の監督が起用している。
「彼らは、ずっとヨーロッパでサッカーをやっている。 そこでやれているということは、何をやるべきかをしっているということである」
今回のブラジル代表は特に4人攻撃体制にばかり目がいっており、それに引き替え守備陣はという言い方をされている、そこにフラストレーションがたまっているのだろう。
ロッキ・ジュニオールは、今日(6月27日)の練習後、グラウンドをあとにするときに、テレビの中継の解説者ガルボン・ブエノと揉めた。
「プロの仕事をもう少し尊重してほしい」と。
サッカー・リベルタドーレス杯南米選手権 サンパウロFCは明日ブエノスアイレスへ
サンパウロFCは、水曜日にブエノスアイレスで行われるリーベル・プレートとの試合に臨むため、明日(6月28日)にブエノスアイレスに飛ぶ。
ブエノスアイレスでは、1点差で負けても、勝ち残りとなる。
昨日のブラジル選手権は、控えの選手を中心にだしており、主力選手はリベルタドーレス杯南米選手権に向けて調整している。
今日の「ルイゾン」である。
名古屋グランパスに行くのはいつになるのだろうか。
「今は、(リベルタドーレス杯南米選手権の)タイトルのことしか考えていない。 もし、サンパウロFCの役員が希望するならば、来年7月からの契約にすぐにサインをするよ。そのときはつまり日本から帰ってくるときになるのだけど」と冗談を言っていることが、サンパウロFCのホームページに書いてあったが。
segunda-feira, 27 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その51 パヘイラ代表監督は「アルゼンチン戦は特別」と語る
コンフェデレーション杯の決勝戦は、ブラジル対アルゼンチンで今週水曜日29日に競われる。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、「アルゼンチンとの決勝戦は特別なものになる」と語った。
南米のライバルの決戦という特別な性格を持っている。
「ブラジル対アルゼンチンの試合は、普通とは違った試合である。 ライバル意識がある。 結果は予測することが出来ない。 両チームともやる気満々であることは間違いない」と語った。
パヘイラ代表監督は、ブラジルが先日のワールドカップ南米予選の試合で負けたからといって、この試合がブラジルにとって復讐という性格はもっていないという。
「前の試合とは何の関係もない。 コンフェデレーション杯はまた別の試合で、ワールドカップ南米予選とは違う。 優勝を争うものである」
.
パヘイラ代表監督は、アルゼンチン代表のサビオラがいないことについて、影響を小さく見た。
パヘイラ代表監督は、ライバルは強い選手からなっていて、たった1人の選手にかかっているものでは無いという。
「アルゼンチンにサビオラがいないからといって何もない。というのは、ブラジルのサッカーもそうであるが、アルゼンチンもまたたくさんの能力のある選手がいる。 1人もしくは2人の選手にかかっているわけではない。 雨後kは同じようなものである」と、締めた。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その50 リケルメとソリン
コンフェデレーション杯の決勝戦は、6月29日水曜日にブラジルとアルゼンチンの間で試合が行われる。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreiraは,アルゼンチン選手の中で特に注意しなくてはならないのは、フアン・ロマン・リケルメJuan Román Riquelme とジュアン・パブロ・ソリンJuan Pablo Sorínであると言った。
「リケルメは試合を決める選手で、スペースを作っていく。 カバーを誤まると決めていく。 偉大な選手である。
自分の意見であるが、現在一番のアルゼンチン選手である。」と言った。
ソリンは、グラウンド中を走り回る。 「ソリンをどうするかわからない。 どこにでもいる。 疲れることがない。攻撃の時でも守りの時でも。 いつも危険である」と、パヘイラ代表監督は分析している。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その49 アドリアーノが、練習中に怪我
アドリアーノが練習中に打撲傷を感じた。 しかしアルゼンチン戦には出場予定。
コンフェデレーション杯の準決勝のブラジル対ドイツ戦で2ゴールを上げたアドリアーノが、この月曜日の練習を、打撲傷のために早めに切り上げなければならなかった。
アドリアーノは左のくるぶしに痛みを感じた。
ブラジル代表付きの医師ジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luiz Runcoによると、水曜日に行われるコンフェデレーション杯の決勝戦である対アルゼンチン戦には問題はないだろうということである。
「彼は、治療のために練習は休んだ。 水曜日に出られないことはないと信じている。氷で冷やしている。火曜日は通常通り練習できるであろう」と、医師ルンコが言っている。
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昨日(6月26日)の日曜日は、アドリアーノは他の代表選手と、日中はニュールンベルグの街を散歩していた。
練習はなかった。
夜になって、決勝戦の行われるフランクフルトに移動している。
ブラジルの「偽物」撲滅キャンペーン その2
ブラジルでは、偽物商品が売られている。
世界中で合計すると、CDでは、12億枚ということである。
46億ドルになるという。
31の国では、正規のものより、偽物の方が多いという。
偽物販売比率のランキングで、国別に見たときに、ブラジルは結構上位に来る。
ワースト10に入っているのである。
パラグアイ 99%
中国 85%
インドネシア 80%
ウクライナ 68%
ロシア 66%
メキシコ 60%
パキスタン 59%
インド 56%
ブラジル 52%
スペイン 24%
ブラジルは、「偽物」退治をしなくてはならないわけがある。
米国からの圧力である。
米国は、ブラジルが「偽物」撲滅に向けてのシステム作りに成功すると、米国向けの輸出商品のいくつかについて関税を0%にしてくれるという。
domingo, 26 de junho de 2005
サッカー・ブラジル選手権 第9節 終了
サッカー・ブラジル選手権の第9節が終了した。
結果は次の通り。
6月25日(土) 第1日目(再掲)
試合開始 結果 競技場
16h Juventude 1 x 3 Ponte Preta Alfredo Jaconi
16h Paraná 1 x 0 Atlético-MG Pinheirão
18h10 São Paulo 1 x 3 Internacional Morumbi
18h10 Flamengo 3 x 4 Brasiliense Luso-Brasileiro
※サンパウロFCは、地元のモルンビーで負けた。
これは来週のブエノスアイレスでの、リベルタドーレス南米選手権の
対リーベルプレート戦に備えての体力温存であろう。
6月26日(日) 第2日目
試合開始 結果 競技場
16h Botafogo 0 x 1 Figueirense Luso-Brasileiro
16h São Caetano 1 x 3 Santos Anacleto Campanella
16h Corinthians 0 x 1 Fluminense Mogi Mirim
16h Goiás 2 x 1 Coritiba Serra Dourada
18h10 Atlético-PR 0 x 0 Fortaleza Couto Pereira
18h10 Paysandu 2 x 1 Palmeiras Mangueirão
18h10 Cruzeiro 3 x 3 Vasco Mineirão
※コリンチャンスは、負けた。
※パルメイラスも負けた。
サンパウロのチームがパラ州のベレンで勝てないことが続いている。
18試合連続ということだ。
飛行機で5-6時間もかかるところだから仕方がないか。
※アツレチコ・パラナエンシはまた引き分けである。
勝ちはまだ無い。 引き分け3試合で、勝ち点3点だけである。
最下位。
次節の第10節の予定は次の通りである。
7月2日 (土) 第1日目
試合開始 試合 競技場
16h Coritiba x Paysandu Couto Pereira
16h Fluminense x Paraná Raulino de Oliveira
18h10 Ponte Preta x São Paulo Moisés Lucarelli
18h10 Vasco x Goiás São Januário
7月3日 (日) 第2日目
試合開始 試合 競技場
16h Figueirense x Cruzeiro Orlando Scarpelli
16h Fortaleza x Corinthians Castelão
16h Atlético-MG x Flamengo Mineirão
18h10 Internacional x São Caetano Beira-Rio
18h10 Santos x Juventude Vila Belmiro
18h10 Palmeiras x Botafogo Parque Antarctica
18h10 Brasiliense x Atlético-PR Boca do Jacaré
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第9節を終わっての順位は次の通り。
順位 チーム名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失差
1º - Ponte Preta 20 9 6 2 1 19 10 9
2º - Fluminense 20 9 6 2 1 16 8 8
3º - Botafogo 18 9 6 0 3 13 10 3
4º - Santos 17 9 5 2 2 18 10 8
5º - Internacional 16 9 5 1 3 13 12 1
6º - Corinthians 16 9 5 1 3 17 17 0
7º - Juventude 15 9 4 3 2 16 12 4
8º - Goiás 14 9 4 2 3 11 8 3
9º - São Caetano 14 9 4 2 3 13 13 0
10º - Coritiba 13 9 4 1 4 14 13 1
11º - Cruzeiro 13 9 3 4 2 15 12 3
12º - São Paulo 12 9 3 3 3 14 13 1
13º - Paraná 12 9 3 3 3 11 10 1
14º - Paysandu 11 9 3 2 4 13 18 -5
15º - Palmeiras 10 9 3 1 5 14 15 -1
16º - Brasiliense* 9 9 3 0 6 9 13 -4
17º - Flamengo 9 9 2 3 4 10 13 -3
18º - Figueirense 9 9 2 3 4 9 12 -3
19º - Fortaleza 9 9 2 3 4 5 8 -3
20º - Vasco* 9 9 2 3 4 14 20 -6
21º - Atlético-MG 5 9 1 2 6 11 16 -5
22º - Atlético-PR 3 9 0 3 6 4 12 -8
※遂にPonte Pretaが、一位になった。
サントスは来週勝って、1位になれるだろうか。
上位は意外と差が詰まっていて、逆転のチャンスはまだあるように思えるが、下位はもう難しいだろう。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その48 小ネタ
サッカー・コンフェデレーション杯に関して、ブラジル代表の小ネタである。
ブラジル代表にとって、まだコンフェデレーション杯は続いている。
①ブラジル代表は、来年のワールドカップに向けて、ドイツの競技場を知る。
ドイツ代表を別にすると、どの国の代表もブラジル以上に来年のワールドカップの競技場を知っているところはない。 すでに、ブラジルは来年ワールドカップの競技場となる12の競技場のうち5カ所で試合をした。
ブラジルはこれらの芝生の状態など状況を知ることが出来た。
ブラジル代表は、昨年ベルリンで親善試合を戦い、今回のコンフェデレーション杯で4カ所で試合をした。
他の代表チームと言えども、芝の状態、競技場の構造、移動の旅の状態や環境をを経験したところはない。
アルゼンチンは近いところにいて、4カ所まで知っている。
近くの欧州の代表といえども、状況は同じである。
イングランド代表は、全くない。
フランス代表とイタリア代表は一カ所だけである。
ドイツ国内だけで行われるワールドカップでも、ブラジル代表は一つの証明をした。
バスで行くには近くなく、大きな飛行機で行く程には遠くないところには、ローカル航空便を使うということである。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、「コンフェデレーション杯での経験は、2006年に役に立つ。
「この旅は、ワールドカップで直面するであろう事を知ったということで価値がある」と言った。
②アルゼンチンが、決勝戦の対戦相手に決まって
パヘイラ代表監督は、アルゼンチンとメキシコのチームは同等であった。
パヘイラ代表監督は、日曜日はテレビでメキシコ対アルゼンチン戦を見た。
アルゼンチンがペナルティーで試合を決めて、ブラジル代表とこの水曜日にコンフェデレーション杯の決勝戦を戦うことに決まった。
「自分は、とても立派な決勝戦になると思う。 二つのサッカーの強豪が相まみえるのだから。」
ブラジルは、土曜日にドイツを3対2で破って決勝進出を決めた。 しかし、パヘイラ代表監督は敵に対して何の優位性も無いという。
「決勝選出にあたり、相手を選ぶことは出来ない。 ブラジル代表は優勝をするためには決めるところとテクニックを見せることが必要である」と言った。
ロナウヂーニョも、また試合を見ていた。 彼は、決勝戦は南米のサッカーの高いレベルを見せることになると言った。
「欧州で行われている国際的な大会の決勝戦で南米の代表が戦うことはよかった。」と言った。
FIFAの大会の決勝戦で、ブラジルとアルゼンチンが戦うのは初めてのことだという。
「ブラジルとアルゼンチンが優勝を争うというのは、2004年の南米杯の決勝戦のように歴史的な試合なる。 彼らにとっては、復讐の時である。」と、カカは言った。
ブラジルの佐々木隊長と野村刑事
ブラジル・サンパウロ州では、「誘拐」が頻発している。
今年になって、身代金を要求するものは、24数件発生している。
だいたい被害者は、ファヴェーラに監禁されているのを発見されることが多い。
身代金要求の時点で、電話を使うので、警察に探知されるケースが多いようである。
また、警察に「匿名」の電話があり、「近所に誰かが監禁されている」というようなタレコミもあるときがある。
警察も、市民の協力がなければ、事件は解決しないし、犯罪に対抗できないとして、市民の協力を強くお願いしている。
やはり、ファヴェーラだった。
「被害者」の身柄を確保し、監禁していたものを逮捕した。
この作戦を実行した佐々木隊長がインタビューに応じていた。
「匿名の電話があった」
犯人から押収した、携帯電話や麻薬を見せる。
そして、誘拐専門の部局の野村刑事が、「市民の協力」をと言っていた。
ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供たち その3
サンパウロは、冬である。
結構寒い。
といっても、日中に日がさすと、気温は24-25度に上がる。
また、運転をしていた。
赤信号で止まっていた。
前に止まっている車に、子供が寄っていた。
「芸」もしないで、何かもらっていた。
お金だけではない、お菓子や飲料を与える人もいる。
先日、夜運転していた。
姉弟のような二人が、信号でとまった車の前に立った。
姉は、弟を背中に立たせた。
年が余り違わないので、弟の重さがきついようだ。
足ががくがくしている。
ゆっくりと、姉は体を起こした。
そして、弟は「お手玉」を見せた。
とても可愛そうに思えたが、何も渡さなかった。
二つの考えがある。
その場で渡して、その日の生活の足しにする。
何も渡さずに、「こういう事をしては駄目だ」とわからせる。
心がちょっと揺れた日だった。
サンパウロの「偽物」撲滅キャンペーン
ブラジルでは、偽物商品があちこちで販売されている。
CDやDVDやゲームソフトのようなものは、内容は同じで価格も安いのだから、お客は多い。
ブラジルには、世界中の車や電気製品などのブランドがあるのだが、
いわゆる「ブランドもの」は、つい最近まで販売されていなかった。
そういうものを買うお金持ちはあまりに少なく、そして欧州に行って買っていたので、ブラジル国内で買う必要はなかったというのが実情だった。
だいたいそういうブランドついての知識など無いに等しかったので、ブランドをもっていても、他人には評価して貰えないというのが実情であった。
日本のような、学生のうちから「ブランド」をたくさんもっているようなところとは全く違うところなのだ。
最近やっとその「ブランド」ものの直営店が増えてきたが、まだその種類は少ない。
一番よく見ることが出来るのは「ルイ・ヴィトン」である。
そういう状況だったので、ブランド品のコピーは余り多くなかったのだが、ブラジル人もブランド品に関心を持ち始めたので、徐々に増えつつあるようだ。
ブランドがわかる強盗がいるとかえって狙われることになるので、余りもってあるかない方が良いかもしれない。
サンパウロの目抜き通りであるパウリスタ大通りに,FIESP(サンパウロ工業連盟)のビルがある。
ここでは、いつも美術展など色々な催し物をやっている。
そのビルの前を通ったら、「偽物」撲滅キャンペーンをやっていた。
偽物の実例が展示してあった。
「ナイキ」や「アディタス」のようなスポーツ用品の本物と偽物があった。
「ルイ・ヴィトン」は偽物しかなかった。(本物だと盗まれる可能性があるからだろうか)
そして、そこにはブラジルの代表的なブランド品であるhavaianas(アヴァイアーナス)のビーチサンダルもあった。
sábado, 25 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その47 パヘイラ代表監督は選手を激賞
「ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、選手の姿勢が勝利のもっとも基本のものだと言った」
パヘイラ代表監督は、コンフェデレーション杯の準決勝であるドイツとの試合に3対2で勝ったことについて、選手の姿勢が勝利の基本だったといった。
「信頼と度胸が、この勝利のもっとも強力なポイントだった。 ホームでドイツに勝つというのは本当に難しいことである。 彼らはコンフェデレーション杯はワールドか婦と同じくらい重要であると考えていたからである。」と、記者会見で答えている。
「試合の目に選手と話した、そして肉体的な部分は忘れて、精神的な部分をよく考えてくれと言った。 選手はよく理解してくれた。」と続けた。
パヘイラ代表監督は、マイコンMaiconをシシーニョCicinhoに替えて先発選手としたことについても説明した。
「自分は可能な限り最大限の選手を見たい。 マイコンにとってはとても興味深い試合になったと思う。」と言った。
「シシーニョは、良いコンディションだった。それで最初の3試合に出た。 彼は、90分の間彼のリズムをとることが出来ていない。しかしある期間のプレイであれば、チームにとってとても重要である。」
「シシーニョは、最終戦においても予定されているだろう」と、彼の起用を確認した。
サッカー・ブラジル選手権 第9節 第1日目終了
サッカー・ブラジル選手権の第9節第1日目が終了した。
結果は次の通り。
6月25日(土) 第1日目
試合開始 結果 競技場
16h Juventude 1 x 3 Ponte Preta Alfredo Jaconi
16h Paraná 1 x 0 Atlético-MG Pinheirão
18h10 São Paulo 1 x 3 Internacional Morumbi
18h10 Flamengo 3 x 4 Brasiliense Luso-Brasileiro
※サンパウロFCは、地元のモルンビーで負けた。
これは来週のブエノスアイレスでの、リベルタドーレス南米選手権の
対リーベルプレート戦に備えての体力温存であろう。
明日の第9節第2日目の試合予定である。
試合開始 試合 競技場
16h Botafogo x Figueirense Luso-Brasileiro
16h São Caetano x Santos Anacleto Campanella
16h Corinthians x Fluminense Mogi Mirim
16h Goiás x Coritiba Serra Dourada
18h10 Atlético-PR x Fortaleza Couto Pereira
18h10 Paysandu x Palmeiras Mangueirão
18h10 Cruzeiro x Vasco Mineirão
※コリンチャンスは、相変わらずホームの試合は無観客試合である。
それも、サンパウロから遠く離れたモジ・ミリンで。
(暫定順位)
勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失差
1º - Ponte Preta 20 9 6 2 1 19 10 9
2º - Botafogo 18 8 6 0 2 13 9 4
3º - Fluminense 17 8 5 2 1 15 8 7
4º - Corinthians 16 8 5 1 2 17 16 1
5º - Internacional 16 9 5 1 3 13 12 1
6º - Juventude 15 9 4 3 2 16 12 4
7º - Santos 14 8 4 2 2 15 9 6
8º - São Caetano 14 8 4 2 2 12 10 2
9º - Coritiba 13 8 4 1 3 13 11 2
10º - Cruzeiro 12 8 3 3 2 12 9 3
11º - São Paulo 12 9 3 3 3 14 13 1
※暫定ではあるが、カンピーナスのポンチ・プレットが一位にたった。
明日のボタフォゴおよびフルミネンシの結果で一位は変動する可能性がある。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その45 ブラジル対ドイツ 後半
サッカー・コンフェデレーション杯 準決勝 ブラジル対ドイツの後半。
後半のスタミナがとても心配なブラジル代表。
マイコンに代わり、シシーニョが入るようだ。
(ブラジル時間)14時4分
後半開始
1分
シシーニョにイエローカード。
7分、アドリアーノのフリーキックはずれる。
11分、ジルベルトのシュートはずれる。
14分、ロビーニョのシュートはずれる。
17分、ドイツ、クラニーイが下がり、アザモーアが入る
20分、エーメルソンにイエローカード。
26分、アドリアーノにイエローカード。
30分、アドリアーノのゴール。
32分、カカに代わり、レナトが入る。
36分、ロビーニョのシュートは、キーパー正面。
37分、シシーニョのシュートはキーパーにはじかれる。
38分、ドイツ、ハンケが下がる。
40分、ロビーニョが下がり、ジュリオ・バプチスタが下がる。
ドイツ、エルネストが下がる。
45分、ロスタイム3分。
後半も終盤になり、ブラジルの攻撃が続く。
48分、ドイツのコーナーで試合終了。
3対2。
ブラジル勝利。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その44 ブラジル対ドイツ 前半
サッカー・コンフェデレーション杯の準決勝ブラジル対ドイツ。
12時53分 テレビの実況が始まった。
12時54分 国歌演奏終了。
13時、 ドイツのキックオフ
ブラジル代表メンバーは、先ほどのメンバーから1人変更があった。、シシーニョCicinhoに代わりマイコンMaiconであった。
相互にマークがきつい。
前半6分、また乱入者。 ブラジル戦では、3試合連続である。
12分、ロッキ・ジュニオールにイエローカード。
20分、ロビーニョのへのファールに対する、アドリアーノのフリーキック決まる。
ブラジル先取点。 1対0。
22分、ドイツもコーナーキックから決める。
1対1。
24分、ドイツの選手10番へイエローカード。
31分、ボールのキープ率。 ドイツ51%、ブラジル49%。
40分、ブラジルにペナルティーのチャンス。
41分、ロナウヂーニョが決める。
ブラジル2対0。
45分 ロスタイム2分。
ドイツにペナルティーのチャンス
決める。
2対2。
47分 前半終了
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その43 ブラジル対ドイツ ブラジル先発選手
サッカー・コンフェデレーション杯の準決勝ブラジル対ドイツの試合まであと1時間である。
先発のブラジル代表選手が、わかった。
次の通り。
Dida;
Cicinho, Lúcio, Roque Júnior, Gilberto (Léo);
Emerson, Zé Roberto;
Kaká e Ronaldinho; Robinho, Adriano
一応まっとうなメンバーになっている。
ブラジルの郵便配達人
ブラジルにも当然郵便制度はある。
昔からだが、ダイレクト・メールも発達していて、どうでも洋々なものも送られてくる。
その郵便を運んでくれるのが、「郵便配達人」である。
郵便配達人は、大きなカバンを持って、いつも歩いて配達をしている。
自転車やオートバイを使っているのを見たことがない。
いつもてくてく歩いている。
拙宅の近くは、大きな家が多いので、家と家の間に距離がある。
1時間に何軒配達できるのだろうか。
1日に何軒配達できるのだろうか。
配達の間違いは余りないようだ。
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今、ブラジルでは汚職事件など、政治の争乱が続いている。
発端となる告発が起きて、約一ヶ月になる。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァが日本訪問をする直前だった。
その発端となる事件は、郵便システムの購入品納入の口利きである。
この様子が、隠し撮りされていて、週刊誌Vejaに掲載された。
また、テレビでもこの映像が流れた。
その事件を発端に、今ブラジル中央政界は大荒れになっている。
ニュース報道は、一連の出来事でかなりの時間を取られているのが実情である。
サンパウロに住んでいると、あまり関係ないというのが実感である。
有権者でもないわけであるし。
ロベルト・カルロスが襲われた。 その3 わずか30秒程度のことであった。
サッカーのブラジル代表のロベルト・カルロスが、今日(6月24日)に強盗に襲われた話の続きである。
夜のテレビのニュースになって、映像が入ってきた。
コンフェデレーション杯には、休暇中のロベルト・カルロスは、今日はミナス・ジェライス州のベロオリゾンチのテレビに出演の予定があった。
そして、そのテレビ局に移動している車中で、サンパウロのラジオの生インタビューを受けることになっていた。
事件は、この生インタビューが始まった直後に起きた。
このラジオの音声も流された。
インタビューアーが、「ロベルト・カルロスサンです」といい、一言ロベルト・カルロスが答えた後である。
車の窓を叩くような音がした。
声がする。
インタビューアーが本題に入ろうとして呼びかけるが、応答がない。
ざわざわと聞こえるのみである。
----放送事故のような感じでもある
そして、ロベルト・カルロスの声で、「たった今強盗に襲われたんだ」と。
ロベルト・カルロスは、本当に笑っていた。
インタビューアーは、何がなんだかわからずに息をのむだけだ。
更に、ロベルト・カルロスがテレビに出演したわけだが、そこでも事件についてやはりちょっと説明していた。
逮捕された容疑者である。
18歳からは顔が出ると思っていたが。。。。。
強盗に使った拳銃と、盗んだ時計などである。
ロナウドの休暇 その9 またリオ・デ・ジャネイロに戻ってきていた。
サッカー・ブラジル代表のロナウドの休暇の近況である。
相変わらず「解放」されている。
ロナウドは、アフリカへ国連親善大使としての仕事の旅からリオ・デ・ジャネイロに戻ってきていた。
そのあとすぐの6月18日には、2つのパーティーに出ていた。
最初のパーティーは、スタイリストのレニー・ニーメイヤーLenny Niemeyer(50歳)のラゴア・ロドリゴLagoa Rodrigoの家でのパーティーである。
有名人(女優スザーナ・ヴィエイラSusana Vieira, 62, 女優ジュリアーナ・パエスJuliana Paes, 27, 実業家リカルド・マンスールRicardo Mansur, 30等々)がたくさん来ていて、ロナウドも写真の要求に応じてポーズをとっていた。
このレニーの家を出たのは、朝方の3時である。
しかし、ロナウドは1人ではなく、3人の友達と一緒で、次は、同じくリオ・デ・ジャネイロのサン・コンラッドにあるモーテルVIP’Sというところで行われているパーティーに出かけている。
ここには、280人が招待されていたそうである。
ロナウドが出て来たのは、19日日曜の朝7時であった。
続いて、元妻?のダニエラ・チカレリが、ブラジルの雑誌"Contigo!"に取りあげられている。
ダニエラ・チカレリの「9つの大罪」というタイトルがある。
ダニエラ・チカレリは、今とても退廃的だ。
威勢を取り戻し、ロナウドの妻であったときのイメージをぬぐい取るために、とても自分をおとしめている。
超と一年前の6月2日から、ロナウドとダニエラ・チカレリ月期逢い始めたときから、彼女はブラジルの雑誌や新聞そして海外のメディアにも、サッカーのスーパースーパースターの1人であるロナウドの彼女として取りあげられてきた。
結婚の終了とともに、彼女のメディアへの露出は減り、否定的なキャラクターとして受け止められている。
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ダニエラ・チカレリは、何かムキになっているようにも思える。
元のように、ブラジルのローカルのモデルそしてタレントに戻るのでもよいかも。
ロナウドには、そろそろ気持ちを切り替えて、まだまだ頑張って欲しい。
ゴール前は、まだロナウドにかなう者はいない。
まだ、アドリアーノでは頼りない。
ロビーニョでは軽すぎだ。
8月17日の、クロアチアとの親善試合には、ブラジル代表のユニフォームを着て必ず出てくるはずである。
sexta-feira, 24 de junho de 2005
ロベルト・カルロスが襲われた。 その2 容疑者逮捕
サッカー・ブラジル代表のロベルト・カルロスが、今日(6月24日)休暇中のブラジル・ミナスジェライス州の州都ベロオリゾンチで強盗に襲われた続報である。
警察は、ロベルト・カルロスを襲ったと思われる者を逮捕した。
警察は、この金曜日の午後ロベルト・カルロスを襲ったと思われる容疑者のうちの1人の身柄を確保した。
この強盗事件は、今日の午前、ベロオリゾンチBelo Horizonte のアントニオ・カルロス大通りavenida Antônio Carlosで、ロベルト・カルロスがラジオ局ジョーベン・パンJovem Panの生インタビューを電話で受けているときに起きた。
容疑者は、ジョナタン・パヘイラ・ドス・サントスJonatan Pereira dos Santos(18歳)で、オウロ・プレット地区bairro Ouro Pretoのコンセイソン・ヂ・マト・デントロ通りrua Conceição do Mato Dentroで身柄を確保された。
警察は、容疑者から38口径のリボルバーを1丁、そしてロベルト・カルロスに同行していたジャーナリストと護衛から奪った時計と携帯電話を発見した。
警察によると、ロベルト・カルロスとジャーナリストは、容疑者を警察で確認したということである。
警察は、事件に参加したもう1人の男を捜している。
強盗事件にも関わらず、ロベルト・カルロスはラジオ局ジョーベン・パンと会話を続けた。
「それは、どこででも起きることだ。 ベロオリゾンチだけでも、ブラジルだけでも無い問題だ。仕事が無いという問題だ。 大きな社会問題だ」と確信を持って話している。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その42 小ネタ
明日6月25日13時(ブラジル・ブラジリア時間)から、サッカー・コンフェデレーション杯準決勝ブラジル対ドイツの試合がある。
疲れているブラジル代表選手は、昨日23日は休みだった。
夜の間に、試合のあるニュールンベルグへ移動している。
24日は、試合のある競技場で軽い練習をしている。
1)カカは「大丈夫。180分試合できる」と監督に言った。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラに使われて疲れっているブラジル代表選手の中で、カカは体調はよいといった。
「自分は疲れてはいない。 体の調子はよい。 トレーニングの最後までエネルギーいっぱいだ。 痛みもないし、90分試合できる。 監督が言うならば180分も出来る」といった。
カカは、ミラノ中でも自分が一番試合をしたといっている。
一方、ロナウヂーニョは、練習のはじめから、腿に痛みを感じると言った。
「この3試合で、何度もアタックをうっけた。 疲れているのは、シーズン終わりの選手ならば当たり前だ。」
しかし、ロナウヂーニョは、ブラジル代表は、問題を乗り越えて、決勝戦へ進むと信じていると言った。
「自分たちは、疲れなどの問題を忘れるようにしている。 楽しく練習をやった。大事な準決勝へ向けての、元気づけだ。」としめた。
(2)パヘイラ代表監督は、ブラジル代表選手たちに、ドイツの試合のビデオを見せた。
パヘイラ代表監督は、今日の13時から、ブラジル代表選手に、ドイツの詳細を教えるビデオを見せた
パヘイラ代表監督とアシスタントのジャイロ・レアルは、対豪州戦と対チュニジア戦でのドイツの動きを見せた。
ドイツは豪州には4対3で勝ち、チュニジアには3対0で勝っている。
「明日の試合は、両チームにとって大きな価値がある。 我々は正しい進路にいることを見せる。 ドイツは、ワールドカップに向けて確証が欲しいだろう。」と、パヘイラ代表監督。
もう一つの準決勝は、メキシコとアルゼンチンで戦われ、明後日26日の13時から、ハノーバーで行われる。
3)問題は、バックス。
パヘイラ代表監督は、このドイツとの試合もまた、選手の発表は当日にするようだ。
今日の練習は、マスコミの撮影禁止の秘密練習が行われた。
ペナルティーのカバー練習だった。
ルシオは筋肉痛のために参加しなかった。
ロベルト・カルロスが襲われた。
サッカーのロベルト・カルロスが、ブラジルミナス・ジェライス州の州都ベロオリゾンチで襲われた。
休暇中のロベルト・カルロスが、この金曜日午後、車で移動中に、オートバイに乗った二人組の強盗に襲われた。
彼は、車の中でラジオの取材を受けていた。
信号で車が止まったときに、リボルバーを持った強盗が車の窓を叩き、持っている金目のものを渡せと要求した。
ロベルト・カルロスは、彼女と後部座席に乗っていたので、強盗は彼がいるとは気づかなかった。
前に乗っていたロベルト・カルロスの友人の記者が時計と携帯電話を渡した。
「強盗に襲われた!たった今襲われた!」と、危険な時を過ごしたばかりというのに、ロベルト・カルロスは”笑い”ながら言った。
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恐ろしい目にあった後に、人間はなぜか笑ってしまうときがある。
昼間から恐ろしい話だ。
サッカー・リベルタドーレス南米選手権 アツレチコ・パラナエンシ勝利
トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のベスト4の試合が昨日に続いて行われた。
今日は、ブラジルパラナ州クリチーバの京セラ競技場で
アツレチコ・パラナエンシAtletico paranaense(ブラジル・パラナ州・クリチーバ)とチーバスChivas(メキシコ)の間で試合があった。
結果は、3対0で、アツレチコ・パラナエンシが勝利。
来週は、チーバスの本拠地メキシコのグアダガハラで試合が行われる。
それにしても、このアツレチコ・パラナエンシは変なチームだ。
ブラジル選手権でまだ1勝もしていない。(2引き分けで、勝ち点は2点ある。)
完全にリベルタドーレス南米選手権にかけているのだろう。
quinta-feira, 23 de junho de 2005
ロビーニョの移籍
ロビーニョの移籍問題が、いよいよ具体的に動き始めた。
「サントスFCは、ロビーニョについてのレアルマドリからの公式な提案を断った」
サントスFCの社長マルセロ・テイシェイラは、レアルマドリから公式になされたロビーニョについての提案を、今日木曜日に断った。
この情報は、サントスFCの広報担当者によって確認されたものではあるが、提案された金額は明らかになっていない。
おそらく、1500万米ドルから1800万米ドルということだ。
サントスFCの社長は、今日ロビーニョの代理人のワグネル・リベイロWágner Ribeiroそして、取引に関わっているジュアン・フィジェールJuan Figgerと会議をした。
社長は、ロビーニョを持って行くには、契約解除の罰金として5000万米ドルを払うのならばと言い続けている。
サントスFCとロビーニョの契約は、2008年までである。
代理人たちはサントスの決定をスペインに伝え、逆提案をすることになるだろう。
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ロビーニョの「ペダル」が、ブラジルでは見られなくなるのは寂しいことである。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その41 パヘイラ代表監督は「テスト」は終わったと言った。
サッカー・コンフェデレーション杯のグループBで、何とか勝ち抜けをしたブラジル代表。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、水曜日の試合の後に、ブラジル代表の「実験」は終わったと言った。
パヘイラ代表監督は、日本戦を2対2で引き分けた後、土曜日にニュールンベルグにて行われるコンフェデレーション杯の準決勝戦であるドイツとの試合では選手のテストはしないといった。
疲れということもあって、パヘイラ代表監督は、試合に出る選手は当日に決めると言った。
「疲れは肉体的なものではなく、また精神的なものでもある。」といい、日本との引き分けに満足しているとも言った。
「ブラジルの前半の動きはよかった。後半は落ちた。メキシコ戦に比べると、試合をものにするチャンスがあった。
しかし、決めることが出来なかった。
我々の敵は少ないチャンスをも伸していた。」
パヘイラ監督にとって、第一段階の目的は達成された。
「我々の第一の目的は選手を見ることである。公式戦のためのトレーニングで選手を見る最後の機会である。
第二の目的は、予選突破である。 どちらも達成された」
ブラジルは、コンフェデレーション杯のグループBの第2位で、勝ち点4点を取った。
ロビーニョが、レアルマドリ行きを認めた。
コンフェデレーション杯に出場のブラジル代表で、サントスに所属するロビーニョが、遂に「レアルマドリ」行きを認めたという。
ロビーニョが、コンフェデレーション杯の日本戦の後に「サントスのファンが恐れていたこと」を宣言した。
彼は、レアルマドリとの合意は「時間の問題」と認識している。
ちょうど、レアルマドリ筋からの情報としては、ロビーニョとの合意は「あと何時間か」という報道も出ている。
ロビーニョは合意しているが、あと足りないのは所属クラブのサントスとの契約という。
レアルマドリとしては、コンフェデレーション杯が終わったら、ロビーニョを直接にマドリに連れてき、ファンに紹介したいということである。
ロビーニョはこのことについて詳しく語りたくないとしている。
「これについては詳しく話したくない。 もしブラジルが敗れて、代表のことが頭から消えたら話す。」
ロビーニョがサントスを去りたいという希望があるにもかかわらず、この水曜日に、公に話したのが初めてである。
サントスの社長は言っている。
「あらゆる取引に合意することはない。 彼を売るなんて考えたこともない。」
「ブラジルには選手の家族の安全など問題が多いというが、スペインでも同じである。 ブラジルで起きることは、彼のような立場の人間であればスペインでもどこでも起きる。
スペインでは人種差別の問題もある」とも、言っている。
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ブラジル最大のテレビ局GLOBOが20時過ぎのニュースで、そしてサンパウロの一紙だけが、先ほど流した情報である。
移籍を肯定するブラジルのメディア情報は、初めてではないか。
ロビーニョが、どういう状況で誰に語ったのかは不明である。
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更に、レアルマドリのブラジル人監督のルーシェンブルゴが、「ロビーニョはすでにレアルの人間だ」と語ったという報道も入ってきた。
quarta-feira, 22 de junho de 2005
サッカー・リベルタドーレス杯 サンパウロFC勝利
サッカー・リベルタドーレス杯のサンパウロFC対リバー・プレートの試合が終わった。
2対0でサンパウロは、ホ-ムの勝利をものにした。
来週は、アルゼンチン・ブエノスアイレスで、アウェイの試合である。
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ブラジル杯のパウリスタ対フルミネンシは、
後半41分を過ぎて、0対0。
パウリスタの優勝が間近になってきた。
ロスタイム3分。
すでに、控えの選手が泣いている。
試合終了。
パウリスタのブラジル杯優勝である。
パウリスタはサンパウロの北40キロのジュンジャイという街のクラブである。
サッカー・リベルタドーレス杯 サンパウロFC対リバー・プレート
今日のブラジルは、サッカーづくしである。
昼の、コンフェデレーション杯のブラジル対日本が終わったばかりなのだが、21時45分からはリベルタドーレス南米選手権のサンパウロFC対リバー・プレート(アルゼンチン)の試合が、サンパウロのモルンビー競技場で行われる。
5万2千席のチケットは完売という。
試合開始前に、スタンドで警察とアルゼンチンの観客が揉めたというニュースがある。
ちゃんと試合始まるのであろうか。
更に、リオ・デ・ジャネイロではブラジル杯の最終戦も行われている。
サンパウロ州のジュンジャイのパウリスタが戦っている。
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最近、サッカーの試合が多すぎて、疲れてきた。
ブラジル杯も今日で終わるし、
もうすぐコンフェデレーションも終わる。
(疲れ切ったブラジルはドイツに負ける可能性も高い。)
リベルタドーレス南米選手権も、来月には終わる。
そうするとブラジル選手権だけになる。
ワールドカップ南米予選は、9月である。
少し、サッカーネタをへらしたいところだが、ニュースはどんどん入ってくる。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その40 ブラジル対日本戦の、ブラジルチームへの評価
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対日本の試合。
ブラジル代表は、2対2で何とか引き分けた。
この試合における、ブラジル代表への評価のアンケートを、GLOBOのサイトで受け付けている。
試合終了から2時間近く経つ、19時30分現在では次の通りである。
点数
0 25.95%
1 9.46%
2 9.19%
3 15.14%
4 14.59%
5 15.41%
6 5.41%
7 2.97%
8 0.81%
9 0.27%
10 0.81%
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ブラジル人の評価は、極めて厳しい。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その39 ブラジル代表監督は語る
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対日本戦。
試合後に、ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは語っている。
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「日本は前半に決めていた。」
ブラジルがコンフェデレーション杯の準決勝を決めた、2対2という結果になったブラジル対日本の試合の後、パヘイラ代表監督は結果に満足したように見えた。
そして、日本は前半に決めていたと言った。
「彼らは試合開始当初によいチャンスがあった。 しかし最終的にはただの3分間のプレッシャーだけだ。 しかしブラジルはよい結果をものにすることが出来た。 この3試合で色々な変更をチームにくわえてこのようには出来ない。」
パヘイラ代表監督は試合の後に記者会見での質問に答えている。
パヘイラ代表監督は、この機会に、コンフェデレーション杯におけるブラジル代表の目的について話している。
「自分は選手を観察している。これは(ワールドカップに向けての)最後の機会である。 二番目の目的はコンフェデレーション杯の決勝トーナメントに出ることで、これは出来た。」
土曜日には、ブラジル代表は決勝戦をかけてドイツと戦う。 何人かの選手は筋肉の痛みをうったえているが、パヘイラ監督はベストメンバーで望む。
「ドイツとの試合には、最高の状態のチームが必要だ。 欧州のリーグを戦ってきて疲弊している選手もいるが、最高の選手を考えなければならない。」
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その38 ブラジル対日本戦 後半
サッカー・コンフェデレーション杯 ブラジル対日本戦 後半。
日本は2人交替。
中田浩二と、大黒が入る。
小笠原と玉田が下がる。
後半開始
いきなり日本のシュートも、マルコスの堅守に阻まれる。
8分
ロビーニョの「ペダル」の後に、シュートも外れる。
9分
日本のゴールかと思いきや、シシーニョの好守。
10分
加地にイエローカード。
思い切りロナウヂーニョのユニフォームを引っ張る。
加地は次試合出場停止。
11分
シシーニョにイエローカード。
12分
シシーニョのゴールも、川口の好守。
その後のコーナーキックからの混乱も川口他の堅守で守りきる。
15分
カカとアドリアーノが下がる。
レナトとジュリオ・バプチスタが入る。
19分
ゼ・ロベルトにイエローカード。
中田に対するもの。
(次試合出場停止)
27分
ジュリオ・バプチスタがゴール前までもっていってシュートも、川口正面。
28分
柳沢が下がり、鈴木が入る。
31分
シシーニョのシュートも正面。
乱入者あり。
エドゥが入る。 ゼ・ロベルト下がる。
35分
ロナウヂーニョがゴール前に持ち込むも、堅守に阻まれる。
36分
ブラジルのゴール前でのちょっとしたチャンス。
38分
パヘイラ代表監督が時計を見る。
39分
ロビーニョのシュート左に外れる。
41分
ペナルティーエリア外で、中田にファール。
中村のフリーキックは、バーに当たる。
跳ね返りを大黒押し込む。
2対2。
45分
ロスタイム3分。
46分
日本のチャンスもはずす。
レオと日本選手揉める
48分
試合終了
2対2.
勝ち点差で、ブラジル準決勝へ進出。
土曜日に、ブラジルはドイツと。
解説者は、日本を激賞。
日本が勝っていた試合だと。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その37 ブラジル対日本戦 前半
サッカー・コンフェデレーション杯 ブラジル対日本戦。
15時45分
キックオフ
3分
日本のゴールと思いきや、オフサイド。
副審の合図が遅いと、テレビの解説者。
更に、オフサイドではなかったのではないかとまで言っている。
ということは、日本不運。
9分22秒
ロナウディーニョがゴール前までドリブル。
左に回ったロビーニョにパス。
ロビーニョのゴール。
日本は、人が足りなかった。 戻りが遅れた。
ブラジルの1対0。
15分
カカのシュートは、ポストにあたり跳ね返る。
そして、ロナウヂーニョからロビーニョ。
更にロナウヂーニョ。
シュートはゴールバーの上を過ぎる。
しかし、これこそブラジルのサッカーとテレビの解説者ガルボン・ブエノ。
22分
中村のフリーキック。
コースが変わった後、ゴールバーにあたり、ブラジル助かる。
25分
ボールのコントロール率。
ブラジル55%、日本45%。
26分
中村のロング・シュート決まる。
1対1。
31分
左のロービーニョからのゴール前へ横パス。
拾ったロナウディーニョのゴール。
川口の手に触るも、ゴールの中へ。
ブラジル2対1。
34分
中田にイエローカードが出される。
セ・ロベルトに対するファール。
42分
中盤で、ブラジルが球をまわす。
日本3分以上球をさわれず。
観客のブーイング。
日本のマークがきつく、ブラジルが中に入れないと、テレビの解説者ガルボン・ブエノ。
44分
ここまでのブラジルのシュート10、 たいして日本のシュート3。
45分
ロスタイム1分。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その35 ブラジル対日本戦:ブラジルの先発メンバー
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対日本戦。
ブラジルの先発メンバーが、わかった。
Marcos,
Cicinho, Lúcio, Juan, Léo;
Gilberto Silva, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho Gaúcho;
Robinho, Adriano.
15時半。
ブラジルでのテレビ放送が始まった。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その34 ブラジル代表の入れ替えは4名
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対日本戦。
パヘイラ代表監督がどれだけ選手を入れ替えるかが、試合前の焦点であった。
速報では、ブラジルの選手の入れ替えは4名。
Marcos, キーパー ヂーダDidaの代わり
Juan, ロッキ・ジュニオールの代わり
Léo,
Gilberto Silva エメルソンの代わり
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その33 ブラジル人は、32%が負けると予想
サッカー・コンフェデレーション杯のグループBの第3戦。
ブラジル対日本である。
ブラジル最大のメディアGLOBOのサイトでは、またもやアンケートをやっている。
試合結果の予想である。
ブラジルの勝ちVence
49.04%
引き分け(予選突破)Empata, mas se classifica
18.47%
負け(予選敗退)Perde e ・eliminado
32.48%
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32.48%が負けると予想している。
このサイトで投票するのは、ほとんどがブラジル人と思われる。
ブラジル人も弱気になったものだ。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その32 サントスの社長は日本を応援すると語った
王様ペレが所属していた、ブラジルサントスの名門サントスFCの社長が、日本を応援すると語った。
サントスの社長マルセロ・テイシェイラが、明日のコンフェデレーション杯の試合では、ブラジルではない方を応援すると語った。
「サントスが、ブラジルサッカー協会(CBF)から受けた仕打ちを考えると、ロビーニョとレオを戻すために、日本を応援する」と言っている。
サントスがリベルタドーレス南米選手権から脱落した後、サントスの危機は更に増したと言っている。
社長によると、サントスは公式にロビーニョとレオを、コンフェデレーション杯のブラジル代表から戻すように言っているという。
「いつもサントスが犠牲になっていて、スポーツ活動が出来なくなるおそれがある」
テイシェイラ社長は、サントスはロビーニョを売ることに関心はないと繰り返した。
彼によると、チームは2006年ワールドカップには1人もしくはそれ以上の選手をブラジル代表に出したいと言っている。
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日本を応援するのは、CBFへの意趣返しだからどうでもよいことである。
でも、まだ、ロービーニョの移籍には、反対という立場を公にはとっている。
真実はどこにあるのだろうか。
terça-feira, 21 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その31 パヘイラ監督は何人そして誰を変更するのか
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、コンフェデレーション杯の日本戦に向けて何人そして誰を替えるのかが見えてこない。
替えるのは、間違いない。
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パヘイラ代表監督は、6人の交替を準備中。
パヘイラ代表監督は、水曜日の日本戦に向けて過激になろうとしている。
監督は、準決勝に進むためにはただ引き分けるだけでよい試合に、メキシコ戦に負けた選手6人を変えようという
「人生は危険を冒すことと決定だ。 ワールドカップではない。6人は替えることが出来る。全て責任は自分が負う」と、パヘイラ監督は言っている。
テストというほかに、パヘイラ監督は、疲れ切った何人かの選手がいることを考えるとチームを変えなければならない。
「カカもロナウジーニョも彼らのクラブでの3ヶ月前のレベルのようにはプレイしていない。 それは疲弊している印である。 彼らを交替させなければならない。決勝に行くチャンスがあるのだから、二人を休ませるのがよい。」
パヘイラ監督は、出来るだけ早く彼の選手を1日でも休ませる必要があるのは明らかだとしている。
今日(6月21日)は日本戦を戦うチームの歯車を合わせるために最小限度の練習試合を、試合前日の恒例として行う。
{このチームは5月31日から一緒である。 1日も休みを取っていない。 大事なことは1日でも休みを取り、若者らしく過ごしたり買い物をしなければならない。」
レオを除くと、水曜日の選手としてはっきりしているのはいない。
しかし何人かはチームを離れるであろう。
ヂダはマルコスに変わる。
ロッキ・ジュニオールとルシオも、エメルソンのように休みを取るだろう。
カカとロナウヂーニョも休みを取る候補である。
チームに入るものは、コンフェデレーション杯でのブラジルの行方を決める大事な試合でテストされることを恐れてはいない。
レオは、「何の価値もない試合よりも、難しい試合に出る方がよい」と言っている。
体調がチームを決める鍵であるといったのだが、パヘイラ代表監督は一番疲れているのが誰かを知るために選手と話をしていない。「選手と話をすることはない。 決めるのは自分だ」と監督は言う。
「ブラジルは、日本に2-3回負けたことがあった。 オリンピックと親善試合だ。」
実際、1996年のアトランタ・オリンピックでU23が負けている。
しかし正代表は6回のうち一回も負けてはいない。 5回勝っている。
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これは、6月20日の午後の記者会見の内容だ。
6月21日の午後ではない。
パヘイラは、6月22日の試合当日まで、選手の発表はしないとしている。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その30 パヘイラ代表監督は16人を使った。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、今日(6月21日)にケルンで行ったトレーニングでは、正選手を総入れ替えした。
しかし、フォーメーションは日本との試合の当日に発表すると言うことである。
パヘイラ代表監督によりすでに発表された通り、キーパーのマルコスと左のレオははじめから正選手であった。
グラウンドの半分を使用し、9人だけが入った。
(ロビーニョとアドリアーノは控えであった。)
トレーニングの途中で、ジュアン、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、ジルベルト・シルヴァ、レナト、エドゥ、マイコンをロッキ・ジュニオール、ゼ・ロベルト、エメルソン、カカ、ロナウジーニョ、シシーニョと入れ替えた。
練習の最後に、ロッキ・ジュニオールは今度はルシオの場所に入った。
全部で16人の選手を使った。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その29 ブラジル代表監督は選手の変更を秘密にした。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ブラジル代表選手の変更を秘密にしたままだ。
パヘイラ代表監督は、コンフェデレーション杯の準決勝進出をかけて、水曜日に行われる日本戦にむけたチームをまだ秘密にしたままにするようだ。
「チームは自分の頭の中にある。 何の疑いもない。 しかし、それは明日知らせる。」と、パヘイラ代表監督は火曜日に、ケルンでのトレーニングの後で語った。
月曜日に、パヘイラ代表監督は左のサイドのジルベルトGilbertoの場所にレオLéoを入れると言っている。
また、彼は6人の選手を入れ替えるだろうと言った。少なくとも次に進むのに十分な引き分けは必要である。
「自分は責任は引き受ける」と言った。
今日の火曜日、ただキーパーのマルコスだけが正選手としてずっとトレーニングをした。
ヂダはずっと控えにいた。
かなりチャンスがある選手としては。ボランチのジルベルト・シルヴァGilberto Silva とレナトRenato、MFのジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho PernambucanoそしてFWのリカルド・Ricardo Oliveiraである。
「誰も控えとしては考えてはいない。どの選手も他の選手と同じレベルなのである」とパヘイラは言った。
そして、日本戦での心配を語った。.
「彼らは、3回目か4回目のワールドカップへ出場しようとしている。 そして、3人か4人の選手が欧州にいる。 日本チームはもう(サッカーに)無知ではない。 よくボールを扱っている」と分析している。
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ブラジル代表監督が、日本を評価してくれるようになったのだから、時代も変わったと言うべきであろう。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その28 ブラジル人ジーコの日本代表
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対日本の試合が迫ってきた。
ブラジルのメディアも、ブラジル代表を追うとともに、日本代表にも取材をする。
でも、やはりブラジル人ジーコに焦点が合っている。
曰く、「ブラジル人ジーコに率いられた日本」
「ブラジル人ジーコに監督された日本代表」
「ブラジル代表をよく知っているジーコの日本代表」
選手の方にはカメラが向いていない。
いつも、ジーコを追っている。
それでも、間違いはあるから、日本に油断はするべきでは無いという論調である。
所詮アマチュア中心ともいえる当時のブラジル代表が出たアトランタ・オリンピックのこともあるしと、正式な代表ではないにしても、当時ブラジルの新聞の見出しにただ一言「恥」と書かれたあのことにも言及しているメディアもある。
それでも、引き分けで十分という、ブラジル人らしい発想も多いのは事実である。
その先もあるし、また選手のテストも必要だということである。
ブラジルは、一つの試合で色々なことを狙っているのである。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その27 ジーコ日本代表監督は語る
ブラジルのメディアは、日本代表監督ジーコへの取材をしている。
ジーコ代表監督の方も、よくしゃべっているようだ。
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ジーコは日本がブラジルを恐れないことを望んでいる。
ブラジルを恐れないことが、ジーコ監督がブラジル代表と、コンフェデレーション杯の予選の第3戦目として、この水曜日にドイツのケルンで対戦する自分の選手に望んでいる姿勢である。
日本は準決勝に行くには勝たなくてはならない、そうなるとブラジルは敗退することになる。
引き分けると、両チームとも勝ち点は3で、グループBでともに第2位となるが、ブラジルは得失点差で優位にあるので準決勝に進むことになる。
ジーコは、ブラジルに勝てることを信じている。
しかし、彼の選手は2対1で負けたメキシコと対戦したときそしてギリシアと対戦したとき以上に動かなくてならないことも知っている。
ジーコは、ギリシア戦では、試合終了時には「パニックになった」と言うことだ。
「我々はスピードのあるプレイをしている。 よいサッカーをしている。 しかし問題はゴールを決めていないことである。 技術的な問題ではなく、精神的な問題である。 選手は冷静にしておく必要がある。」と、ジーコは説明している。
ジーコ監督は、ブラジルと対戦するのは変な感じだと言っている。
「ブラジル国歌演奏時は唄う。 学校の時からだから簡単だ。しかし、その後は違う。 戦うぞ。 心は日本だ。」と言っている。
「三菱商事」のコーヒーが盗難
ブラジルのコーヒー生産は、いまだに、世界でダントツの生産量を誇っている。
しかし、ブラジルにとっては、輸出金額全体に占めるコーヒーのシェアは、ブラジルでの他の産業の成長と共にどんどんと下がり、すでに一桁台の前半である。
シェアは減ったといえども、コーヒー産業は大きい。
大きなコーヒー市場である日本にも、生豆(きまめ)を中心に輸出がなされている。
それを担っているのが、もちろん日本が誇る商社である。
ブラジルからのコーヒーは、三井物産や丸紅が強い。
そして、商社の中で最強の食品・食料部門をほこる、三菱商事も当然強い。
その三菱商事では、ブラジルのコーヒー部門は、サンパウロの三菱商事の現地法人からは分社化してある。
本社は、コーヒー取引市場があり、港のあるサントスsantosにあり、集積場はコーヒー生産の一つの中心地であるミナス・ジェライスMinas Gerais州のヴェルジーニアVarginhaというところにある。
ヴェルジーニアからサントスまでは、トラックで「生豆」は輸送されるのである。
そして、サントス港から日本に輸出されるのである。
その輸送中に、「生豆」を狙って、トラックごと盗まれてしまったというニュースがあった。
コーヒーは、農産物の中では重量あたりの単価が高く、さらに輸出用の豆は品質がよいのでさらに高いのである。
また、長期の保管ができるので、すぐに売りさばく必要もない。
犯人一味は、トラックごと盗んだ「生豆」を、サンパウロ州のアグアス・リンドイヤAguas de Lindoiaというところに保管していた。
ミネラル・ウォーターで有名な、やまあいのちょっとしたリゾートの街である。
もちろん、摘発されたので、今回の三菱商事の「生豆」は大丈夫だった。
袋に、三菱のマークが輝いているので、三菱商事向けの貨物ということが判った。
ブラジルでは、このような輸送中に強盗に襲われるトラックも多い。
昨年は、2542台で、被害金額は2億レアル(90億円)ということである。
だから、トラックは単独ではなく、隊列を組んで移動することも多い。
ちなみに、三菱商事のコーヒー部門の人は、能力的にきわめて優秀でかつ人間的にも面白く温かい人が多いように思っている。
この盗難、いつものことかもしれないけども、事件が起きたときはきっとあわてたことだろう。
特に、サントスに在勤の社長は。
ブラジルの「銃の廃棄運動」
ブラジルは犯罪が多い。
銃による犯罪も多い。
かつては、銃を簡単に買うことができたので、持っている人も多かった。
35口径のリボルバーで、5000円位だった。
もちろんこれは正規の話である。
しかし、持っていても使わない人も多いし、持っていることが逆にためにならないということもわかっている。
持っているが故に抵抗して、撃たれる人。
持っているが故に、人を殺める人。
どちらにしても、「持っている人自身を失わせる」ことには違いないのである。
そういう意味のキャンペーン・ポスターである。
ブラジル政府は、持っているからこそ犯罪が多いのだということで、
市民が持っている武器を供出し、廃棄しましょうという運動を続けていた。
供出した一丁につき幾ばくかのお金を貰えるのである。
さらに、所持する武器は届けを必要として、無届けの罪を重くした。
また、新たに武器を所持することは非常に困難にしたのである。
もちろん、犯罪組織はこんなことは気にもしないので、市民だけが「武装解除」しても何もならない、さらに危険に身をさらすだけであると、意見もあったようである。
とくに警察もいないような、田舎の一軒家に住んでいるような人たちはそうであろう。
だが、ブラジルで30万丁以上も供出があったのである。
この運動は、この木曜日で一旦終了する。
ブラジルの大歌手で、文化大臣のジルベルト・ジルも、「学校での武装解除運動」ということで、キャンペーンに走り回っている。
面白い人だ。
東京は1位で、サンパウロは119位
米国のMercer Human Resource Consultingという会社が発表した、恒例の「世界の大都市の生活費ランキング」の2005年の調査結果が発表された。
サンパウロは、調査対象の144都市中の119位であった。
ポイントでは、66.6ポイントであった。
昨年2004年は、60.3ポイント。
ちなみに、同じブラジルのリオ・デ・ジャネイロは124位で65.4ポイントである。
この調査は、今年3月に集められたデータを元にしたものであるという。
2004年には、サンパウロは128位で、リオ・デ・ジャネイロは131位であった。
両都市とも昨年より生活費が上がったが、サンパウロはリオ・デ・ジャネイロ以上に高くなっている。
サンパウロは、カナダのオタワ(122位で、66.4ポイント)よりも生活費が高くなった。
ブラジルの都市のランキングでの上昇は、ブラジル通貨のレアルと米ドルの関係で説明されている。
調査の中でラテンアメリカの都市は次の通り;
最も高いのは、プエルトリコのサン・ファンである。
74位で、77.7ポイント。
昨年は65位で、今年は下がった。
ラテンアメリカでは、サンパウロはペルーの首都であるリマよりも下である。
リマは118位で、69.9ポイントである。
ブエノス・アイレスは、もっとも安い方から3番目の142位で、503ポイント。
このほかを安い方から並べると、モンテビデオ(140位、53.5ポイント)、カラカス(138位、54,4ポイント)、キト(137位、54.6ポイント)、ボゴタ(133位、58.8ポイント)、サンチアゴ(128位、64.8ポイント)
ラテンアメリカでもっとも安いのは、アスンシオンで調査対象の都市の中でも最下位の144位で、40.3ポイントである。
これに対して、第1位は、東京で134.7ポイント。昨年は130.7ポイントであった。
米国で最も高いのはニュー・ヨークで、ランキングでは13位で、100ポイント。
昨年は12位で、ポイントは同じであった。
ロンドンは第3位で、昨年の2位から落ちた。
120.3ポイントである。
モスクワのまた順位を下げた。 4位で、119ポイントである。
今年の調査では、順位の変動は、米ドルとユーロの交換比率の変動に主に関係している。
調査の時期には、ユーロが米ドルに対して記録的に高かった昨年12月の後であった。
この調査は、それぞれの都市の住居費、交通費、食費、衣料費、サービス料、遊興費を含む200アイテムを比較したものである。
都市別の順位は次の通り:()は昨年順位
1 (1) 東京Tóquio (Japão) 134,7
2 (4) 大阪Osaka (Japão) 121,8
3 (2) ロンドンLondres (Reino Unido) 120,3
4 (3) モスクワMoscou (Rússia) 119,0
5 (7) ソウルSeul (Coréia do Sul) 115,4
6 (6) ジュネーブGenebra (Suíça) 113,5
7 (9) チューリッヒZurique (Suíça) 112,1
8 (8) コペンハーゲンCopenhague (Dinamarca) 110,0
9 (5) 香港Hong Kong (Hong Kong) 109,5
10 (15) オスロOslo (Noruega) 105,3
11 (13) ミランMilão (Itália) 104,9
12 (17) パリParis (França) 102,2
13 (12) ニュー・ヨークNova York (EUA) 100,0
13 (14) ダブリンDublin (Irlanda) 100,0
15 (10) サント・ペテルスブルクSão Petersburgo (Rússia) 99,5
16 (19) ウィーンViena (Áustria) 97,8
17 (21) ローマRoma (Itália) 97,3
18 (22) ストックホルムEstocolmo (Suécia) 96,8
19 (11) 北京Pequim (China) 95,6
20 (20) シドニーSydney (Austrália) 95,2
20 (23) ヘルシンキHelsinque (Finlândia) 95,2
22 (25) ドアラDouala (Camarões) 93,8 *カメルーン
22 (18) イスタンブールIstambul (Turquia) 93,8
24 (26) アムステルダムAmsterdã (Holanda) 93,3
24 (34) ブダペストBudapeste (Hungria) 93,3
26 (24) アビジャンAbidjan (Costa do Marfim) 93,0 *コートジボアール
27 (76) ワルシャワVarsóvia (Polônia) 91,5
28 (49) プラハPraga (República Tcheca) 90,8
29 (31) 台北Taipé (Taiwan) 90,6
30 (16) 上海Xangai (China) 90,4
31 (44) ブラチスラヴァBratislava (Eslováquia) 89,9 *スロバキア
32 (40) デュセルドルフDüsseldorf (Alemanha) 88,4
33 (39) ルクセンブルグLuxemburgo (Luxemburgo) 88,2
34 (46) シンガポールCingapura (Cingapura) 88,0
34 (42) フランクフルトFrankfurt (Alemanha) 88,0
36 (47) ダカールDacar (Senegal) 87,9 *セネガル
37 (43) ミュンヘンMunique (Alemanha ) 87,8
38 (28) ベルリンBerlim (Alemanha) 87,7
39 (33) テル・アビブTel Aviv (Israel) 87,6
40 (41) グラスゴーGlasgow (Reino Unido) 87,5 *英国
41 (50) アテネAtenas (Grécia) 87,2
41 (53) ブリュッセルBruxelas (Bélgica) 87,2
43 (56) バルセロナBarcelona (Espanha) 86,9
44 (27) ロサンジェルスLos Angeles (EUA) 86,7
45 (52) ホワイト・プレーンWhite Plains (EUA) 86,6
46 (61) マドリードMadri (Espanha) 86,0
47 (51) バーニンガムBirmingham (Reino Unido) 85,8 *英国
48 (59) ザグレブZagreb (Croácia) 85,2 *クロアチア
49 (58) ハンブルグHamburgo (Alemanha) 85,0
50 (29) ハノイHanói (Vietnã) 84,9
50 (38) サンフランシスコSan Francisco (EUA) 84,9
52 (35) シカゴChicago (EUA) 84,6
52 (37) ベイルートBeirute (Líbano) 84,6
54 (48) リガRiga (Letônia) 84,5 *リトアニア
54 (54) キエフKiev (Ucrânia) 84,5 *ウクライナ
56 (36) ホー・チ・ミンHo Chi Minh (Vietnã) 83,8
57 (55) マイアミMiami (EUA) 83,3
58 (60) アルジェArgel (Argélia) 81,9 *アルジェリア
59 (66) カサブランカCasablanca (Marrocos) 81,6
60 (75) タリンTallinn (Estônia) 81,5 *エストニア
61 (69) リヨンLyon (França) 81,4
61 (57) ホノルルHonolulu (EUA) 81,4
63 (30) 深センShenzen (China) 81,3
64 (62) アブ・ダビAbu Dhabi (Emirados Árabes Unidos) 81,0
65 (32) 広州Guangzhou (China) 80,6
66 (71) リスボンLisboa (Portugal) 80,2
67 (63) アンマンAmã (Jordânia) 80,1
68 (67) メルボルンMelbourne (Austrália) 80,0
69 (80) オークランドAuckland (Nova Zelândia) 79,6
70 ( 73) ヒューストンHouston (EUA) 79,1
71 (45) ジャカルタJacarta (Indonésia) 78,9
72 (64) アル・クウェートAl Kuait (Kuait) 78,3
73 (83) ドュバイDubai (Emirados Árabes Unidos) 77,8
74 (65) サン・ファンSan Juan (Porto Rico) 77,7 *プエルト・リコ
75 (74) アルマタイAlmaty (Cazaquistão) 77,6 *カザフスタン
76 (86) ウェリントンWellington (Nova Zelândia) 77,5 *ニュージー・ランド
76 (82) リュブリャナLjubljana (Eslovênia) 77,5 *スロベニア
78 (68) ワシントンWashington, DC (EUA) 77,4
79 (70) ボストンBoston (EUA) 77,0
80 (72) モリスタウンMorristown (EUA) 76,9
81 (79) ソフィアSófia (BUlgária) 76,3
82 (89) トロントToronto (Canadá) 76,2
83 (85) アトランタAtlanta (EUA) 76,1
84 (87) ブリスベーンBrisbane (Austrália) 74,9
85 (93) ライプニッツLeipzig (Alemanha) 74,8
86 (78) マナマManama (Bahrein) 74,5
87 (96) ヴァンクーバーVancouver (Canadá) 74,3
88 (77) リァドRiad (Arábia Saudita) 74,1
89 (81) ジッタJidda (Arábia Saudita) 73,9
89 (88) アデレードAdelaide (Austrália) 73,9
91 (91) ビルニウスVilnius (Lituânia) 73,6 *リトアニア
91 (97) アクレAcra (Gana) 73,6
93 (94) パースPerth (Austrália) 73,5
94 (100) デンヴァーDenver (EUA) 73,2
95 (84) メキシコ・シティーCidade do México (México) 73,1
96 (111) ラゴスLagos (Nigéria) 72,8
97 (99) カイロCairo (Egito) 72,5
98 (114)カルガリー Calgary (Canadá) 72,5
99 (142) サント・ドミンゴSanto Domingo (República Dominicana) 72,3 *ドミニカ
100 (95) リマソルLimassol (Chipre) 71,9 *キプロス
101 (101) デトロイトDetroit (EUA) 71,8
102 (92) サン・ルイスSaint Louis (EUA) 71,6
103 (90) シアトルSeattle (EUA) 71,4
103 (129) ブカレストBucareste (Romênia) 71,4
105 (103) キングストンKingston (Jamaica) 70,8
105 (109) ムンバイMumbai (Índia) 70,8
107 (113) モントリオールMontreal (Canadá) 70,7
108 (108) グァテマラ・シティーCidade da Guatemala (Guatemala) 70,4
109 (98) クリーブランドCleveland (EUA) 70,3
110 (116) ニュー・デリーNova Déli (Índia) 69,9
111 (112) ピッツバーグPittsburgh (EUA) 69,2
112 (105) ポートランドPortland (EUA) 68,8
113 (110) バンダル・セリ・ベガワンBandar Seri Begawan (Brunei) 68,5
114 (106) パナマ・シティーCidade do Panamá (Panamá) 68,3
115 (102) モンテレーMonterrey (México) 67,7
116 (126) ヨハネスブルクJohannesburgo (África do Sul) 67,4
117 (104) クアラルンプールKuala Lumpur (Malásia) 67,1
118 (118) リマLima (Peru) 66,9
119 (121) ナイロビNairóbi (Quênia) 66,6
119 (107) ウィンストン・サーレムWinston Salem (EUA) 66,6
119 (128) サンパウロSão Paulo (Brasil) 66,6
122 (124) オタワOttawa (Canadá) 66,4
123 (125) ルサカLusaka (Zâmbia) 65,6
124 (131) リオ・デ・ジャネイロRio de janeiro (Brasil) 65,4
125 (119) バンコックBancoc (Tailândia) 65,3
126 (120) チュニスTúnis (Tunísia) 65,2
127 (117) ダッカDacca (Bangladesh) 64,9
128 (123) サンチアゴSantiago (Chile) 64,8
129 (122) テヘランTeerã (Irã) 64,4
130 (135) ブランタイアBlantyre (Maláui) 62,7
131 (115) 天津Tianjin (China) 62,5
132 (127) コロンボColombo (Sri Lanka) 60,0
133 (139) ボゴタBogotá (Colômbia) 58,8
134 (140) ハラーレHarare (Zimbábue) 58,4
135 (130) サン・ホセSan José (Costa Rica) 58,0
136 (132) カラチKarachi (Paquistão) 56,1
137 (136) キトQuito (Equador) 54,6
138 (133) チェンナイChennai (Índia) 54,4 *旧名マドラス
138 (134) カラカスCaracas (Venezuela) 54,4
140 (143) モンテビデオMontevidéu (Uruguai) 53,5
141 (137) バンガロールBangalore (Índia) 51,7
142 (141) ブエノスアイレスBuenos Aires (Argentina) 50,3
143 (138) マニラManila (Filipinas) 49,8
144 (144) アスンシオンAssunção (Paraguai) 40,3
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個人的には、どうかなと思うところもあるが、居住者と旅行者ではまた感覚も違うだろう。
アジアの都市でも、随分とばらつきがある。
この調査での生活費というのは、欧米企業の駐在員が、彼らが本国でしている生活レベルを保ったときの価格ではないようだ。
サンパウロは安いという結果になっているが、間違いではないと思う。
しかし、貧富の差が大きなこの国では、どのレベルの暮らしをするかによって、生活費は軽く10倍以上は違うのも間違いない。
ロビーニョの移籍いよいよ秒読み
これまで、サントスのロビーニョの移籍に関しては、ほとんどスペインのスポーツ紙の飛ばし記事が元になっていた。
ブラジルのメディアは、この報道を引用するか、もしくはサントス周辺の取材で否定する記事を書くかであった。
しかし、移籍の時はいよいよ迫ってきたようである。
ブラジルのメディアでも、報道されてきた。
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ロビーニョの代理人が、サントスの社長と会議をするという。
また、ロビーニョも現在参加しているコンフェデレーション杯のブラジル代表の同僚にマドリへ行くという望みを隠してはいないという。
ロビーニョの代理人ワグネル・リベイロWagner Ribeiroは、サントスの社長マルセロ・テイシェイラMarcelo Teixeiraと近日中に会議をする。
彼は、レアル・マドリからの提案をもっていくという。
今のところ、このことを公にしている者はいない。
ロビーニョとその家族の願いは、今月末までにスペインへ移籍をすることである。
選手の父ジルヴァンGilvanと母マリナ・ヂ・ソウザMarina de Souza、もうブラジルにはいたくない。
安全上の問題で、彼らはサントスには住めないし、ブラジルの東北部へ行った。
ロビーニョは、サントスのクラブが好きであるし、ファンにも愛されているにもかかわらず、また去るべき時であると考えている。
彼の代理人に、サントスの役員と自分を自由にするように話すように依頼している。
そのロビーニョは、「今は代表のことだけしか考えていない」と言っている。
それは、カメラやマイクの前だけである。
同僚選手に、スペインでのプレイなどについて質問をしていると、セビーリャSevilla でプレイしているレナトRenatoは言っている。
「ロビーニョはいつも、スペインでの生活やプレイを聞いている」
両親は、最近マドリに行って、マドリで住む地区まで選んでいるという。
ロナウドが住んでいるモラレハMoraleja地区で、三軒の家が気に入ってどれにしようかというところだという。
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「ロビーニョをサントスに」という運動も起きつつあるが、お金と安全には代えられないだろう。
サントスの社長も、それは十分にわかっているはずである。
レオン監督が解任されたそうだが、ブラジルでは引く手あまた? その3 レオンの影
エメルソン・レオンが、ヴィッセル神戸の監督を解任された。
ブラジルの監督は、そのレオンの影に怯えている。
①コリンチャンスの場合
アルゼンチン人のパサレラ前監督の解任により、いつの間にかコーチから昇格してしまったマルシオ・ビッテンクーチ監督。
彼は、レオンの「影」に怯えてはいないという。
コリンチャンスがレオンと接触する意志があるという噂をもって、ビッテンクーチ監督は職を失うかもしれないという畏れを持ってはいないといった。
「自分は、今コリンチャンスの監督であり、クラブの役員も自分に全幅の信頼を置いているので、平静に監督として働いている。 自分の今の心配は選手を次の試合に向けて備えさせることである。」
ビッテンクーチ監督は、レオンを賞賛することも忘れなかった。
「彼はトップクラスの監督である。対して自分は今その職に就いたばかりである。 彼はいつもキャリアーの中で勝利者である」
レオンは、コリンチャンスがダニエウ・パサレラ監督を解任したときに、その代わりとして選択されたことがあった。
レオンからの月俸の提示は、60万レアル(約2700万円)であった。その時は、コリンチャンスのキアKia Joorabchianにとっては、高い以上のなにものでもなかった。
マルシオ・ビッテンクーチ監督は、ブラジル選手権でよい結果を続けていればチームは静かであると考えている。
彼の指揮下では、5戦して5勝である。
「試合で勝っていると、役員もファンも選手も何も言わない」
②パルメイラスの場合
パルメイラスのパウロ・ボナミゴPaulo Bonamigo監督の場合は、今回すでに役員がレオンが欲しいと言ったという報道があるだけに、プレッシャーを感じざるを得ない。
しかし、彼も平静であると言っている。
パルメイラスの場合は、ブラジル選手権でのチームの成績は決してよくない。
それだけに、平静であるように努めなくてはならない。
そのパルメイラスも、ヴァスコ戦では5対2と大勝であった。
③レオンは言っている。
「自分は、パルメイラスで働き続けるために泣いて頼もうとは思わない」
「アツレチコ・パラナエンシに負けた後にファンが彼の名前に文句を知っている」
レオンが、パルメイラスとサントスの監督について、語ったことだという。
両監督とも、それぞれのチームの役員が、レオンと監督を交代させようと望んでいることを知っているはずだ。
コリンチャンスの名前が出ていないので、まだ今回はレオンには接触していないと思われる。
「自分の倫理として、誰かの職を奪おうとは考えていない。 今までもやっていない。そうする必要もない。
しかし、ブラジル監督として働きたいし、そうするには今は自由のみである。」と、レオンは語った。
「自分は、自由の身である。
もしどこかのクラブが接触してきても、そこに監督がいるならば自分は断る。 誰かを追い出してまでは働かない。 圧力をかけたりはしない。」
※サントス、コリンチャンス、パルメイラスでどこがよいかと聞かれた問いに答えて
サントスはとてもよい。しかしあそこにいる監督はとても良い仕事をしていること知っている。
コリンチャンスについては、2ヶ月前には話したが、その後はない。
パルメイラスとは話をしたが、それはヴィッセル・神戸とヂエゴ・ソウザDiego Souza についての契約についてだけである。
今のところ、クラブを選ぶような状況ではない。
それに、今の全てのクラブに監督はいる。
※サンパウロFCに戻る可能性について
サンパウロFCにいるときはとても楽しかった。 しかし今クラブはとても良い。 それに監督のパウロ・アウツオリPaulo Autuori は友達で、よく電話で話をしている。
彼は彼のやり方でチームを見ている。 自分のものではない。
それで成功している。 だから、サンパウロFCに戻ることなど考えもしない。
※サンパウロFCをさり、こんなにトラブルのある日本の小さなクラブに行ったことを後悔しているかと問われて
全く後悔はしていない。 困難な立場にいる友達との約束を果たした。 彼にはかつて日本にいるときに2回も助けてもらった。彼は自分が必要だったので、自分は行った。 わずか2ヶ月だったけど、我々はチームをよくしようとした
問題は、彼がチームの別の役員と喧嘩をして解任されたことである。
それで、自分も含めて、みんな替えられた。
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今週、レオンはブラジルに戻ってくる予定である。
レオンに、彼の要求する報酬を支払えるクラブはそう多くはない。
segunda-feira, 20 de junho de 2005
サンパウロに寒波到来 その4 秋が去り、冬へ
ブラジル・サンパウロは、明日(6月21日)の午前3時何分かから、秋が終わり、冬になるそうだ。
その午前3時何分かに、太陽が北回帰線上に到達するという時間をもって、冬になるということなのだろう。
そのサンパウロは、昨日の日曜日から曇りで、気温も下がっている。
今朝からは雨になった。
久しぶりの雨で、降り始めには雷も鳴るなど、激しい雨になった。
早速少なくとも6カ所も、危機管理総合センターCGE (Centro de Gerenciamento de Emergências)によると道路の冠水箇所が出たそうである。
道路の混雑のピークは、9時半で、市内で78キロの渋滞となった。(通常は、この時間では64キロ。)
11時には渋滞は45キロに減った。(通常は28キロ。)
雨はまた停電を発生させた。
サンパウロの電力会社エレトロパウロEletropauloによると、サンパウロ市郊外のサント・アンドレ市では、7時50分から8時5分まで停電した。
更にサンパウロ市の、次の地区でも停電が発生した。
シダーヂ・アデマールCidade Ademar, ジャルジン・サルマJardim Selma, ヴィラ・マリアーナVila Mariana, カンポ・ベロ Campo Belo, イピランガIpiranga
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その26 ブラジルの4人攻撃スキームに変更無し
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、4人攻撃システムを続けるが、欠点も認識している。
パヘイラ代表監督は、前に4人(カカ、ロナウヂーニョ、ロビーニョ、アドリアーノ)の選手を置くチームのテストを続けたいが、4人システムも欠点をもっていることを認識している
「今のところ信頼している、まだ続けたい」と、パヘイラ代表監督は言った。
彼によると、4人のシステムは選手が内側に集まる傾向があるという。
「このシステムの長所は、選手のよい質である。欠点も出て来ている。彼らの質もあるが、内側に入ってくる傾向があることである」
カカも監督に同意し、サイドでのプレイをもっと望んでいる。
「メキシコ戦での、我々の大きなミスは全て内側で行ったことだ。サイドでプレイをしようとしなかった」
準決勝進出を決める、水曜日の日本との試合では、パヘイラ代表監督は前の4人を含めて、チームを変えたいとしている。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucanoとリカルド・Ricardo Oliveiraは、その機会を持つであろう。.
「人生は挑戦と決定であると思う。 おそれることは何もない。 責任は持つ」と、パヘイラ監督は言った。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その25 パヘイラ代表監督のインタビュー
サッカー・ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、今日(6月20日)の練習の後にインタビューに答えた。
この中で、パヘイラ代表監督はメキシコとの敗戦をそれほどでもないように言い、日本戦ではレオLéoを入れると言った
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、日曜日に1対0でメキシコに負けたことについて「何か心配すること」でもないといい、メキシコチームをたたえた。
「メキシコのあのチームはとても良い。一年も負けたことがないのはいつも強いチームと戦っているのでまぐれではない。体力的にもとても強い。」と、パヘイラ代表監督は言った。
「試合の終わりまでにブラジル代表が全くチャンスをものにできなかったことは心配すべき事だ よいチャンスは作れなかったし 、十分によい試合でもなかった。 不幸なことは、試合終了時にゴールを一つ食らっていたことだ。」と、パヘイラ代表監督は続けた。
パヘイラ代表監督はある選手を見るために選手の変更をしたいことを言った。
次の日本戦では左サイドにレオを入れると言った。
「見なければならない選手がいる。この試合はそれには最高の時である。 レオは、その機会を得る選手の1人であろう」
ブラジルは準決勝進出を確実にするには引き分けでもよい。
両チームは3点の勝ち点を持っているが、ブラジルは得失点差で優位に立っている。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その24 ブラジルとっても、日本戦は「決勝」の試合
サッカー・コンフェデレーション杯に出場のブラジル代表の選手にとり、日本戦は「決勝」になる。
メキシコに1対0で負けた後、ブラジル代表の選手たちはコンフェデレーション杯のグループBの最終戦として、水曜日に行われる日本戦は、「決勝戦」ということになる。
ロナウヂーニョは、「日本との試合は我々にとり決定するものである。 次に進むために選出されるには、我々は勝たなくてはならない。 だから、この試合は我々にとって一つの決勝である」と言っている。
ロナウヂーニョにとって、ハノーバーで行われたメキシコ戦のの話は、前半の終わりにあったゴールの機会をいかせていればまた違ったことになっていただろうという。
「我々は、前半何回もチャンスを作った。しかしボールが止まったときには試合には負けていた。 チャンスの一つでも二つでもいかせれば、試合は変わっていただろう」
メキシコが準決勝に進むことが決まった今、2番目の椅子を得るには、日本戦に勝つ必要はない。
ブラジル代表は、引き分けでも準決勝にいける。
ブラジル代表チームは、得失点差で日本に2点勝っているので、引き分けでも構わないのである。
ブラジル人ジーコに率いられた敵との試合は、ケルンで行われる。
ボランチのエーメルソンEmersonは、ブラジル代表はどうしても日本を打ち破らなければならないと言う。
「我々は、どうしても日本を打ち破る試合するように集中しなければならない。」
ミック・ジャガーを忘れさせた男
写真の女性は、ルシアーナ・ジメネスといって、モデルでテレビの司会者である。
サンパウロのRede TVというテレビ局で、月曜日から金曜日まで夜10時からの"Super pop"というショー番組を持っている。
この女性が、先週の恋人の日を、ニューヨークで過ごしている写真を撮られた。
隣にいる人が、彼女の現在の彼である。
この彼は、マルセロ・ヂ・カルバーリョ・フラガーリMarcelo de Carvalho Fragaliという。
彼は、彼女が出演しているテレビ局の副社長である。
昨年10月くらいから、二人の関係は公になっているが、こういった写真を撮られたのは、それ以来である。
このルシアーナ・ジメネスは、現在33歳だが、十代からモデルとして活躍し、欧州そしてニューヨークなどで活動していた。
5年前まではニューヨークにいて、ミック・ジャガーの彼女として知られていた。
ミック・ジャガーとの間に、1人の男の子がいる。
ブラジルに帰ってきて、どういうわけだかテレビの司会者となったわけだが、それ以降「彼」はいなかったということである。
それが、この「素晴らしい」彼と出会ったことで、やっとミック・ジャガーとのことを忘れようとしていると言うことである。
彼女の息子は、ルーカス・ジャガーというのであるが、兄弟が欲しいと言われたそうだ。
彼女は、この「彼」との結婚を考えていると言うことである。
「この6ヶ月や一年は、子供を作る計画はないわ。そのあとはどうかしら。」という答えであった。
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わざわざ、ニューヨークまで行って、写真を撮られているが、何かの話題作りなのだろう。
テレビ局の副社長と、そのテレビに出ているタレントの関係なんて、日本でもあるのだろうか。
サッカー・ブラジル選手権 第8節終了
サッカー・ブラジル選手権第8節が終了した。
結果は次の通り。
6月18日(土) 第1日目(既報)
試合開始 試合結果 競技場
16h Figueirense 3 x 3 Paysandu Orlando Scarpelli
16h Palmeiras 5 x 2 Vasco Parque Antarctica
16h Brasiliense 2 x 4 Corinthians Mané Garrincha
18h10 Ponte Preta 2 x 0 Goiás Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-MG 2 x 3 São Caetano Mineirão
18h10 Flamengo 1 x 1 Atlético-PR Luso-Brasileiro
6月19日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
18h10 São Paulo 1 x 0 Botafogo Morumbi
18h10 Coritiba 2 x 1 Paraná Couto Pereira
18h10 Fluminense 3 x 0 Internacional Raulino de Oliveira
18h10 Juventude 0 x 0 Cruzeiro Alfredo Jaconi
18h10 Fortaleza 0 x 0 Santos Castelão
次節の第9節の予定は次の通り。
6月25日(土) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Juventude x Ponte Preta Alfredo Jaconi
16h Paraná x Atlético-MG Pinheirão
18h10 São Paulo x Internacional Morumbi
18h10 Flamengo x Brasiliense Luso-Brasileiro
6月26日(日) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Botafogo x Figueirense Luso-Brasileiro
16h São Caetano x Santos Anacleto Campanella
16h Corinthians x Fluminense Mogi Mirim
16h Goiás x Coritiba Serra Dourada
18h10 Atlético-PR x Fortaleza Kyocera Arena
18h10 Paysandu x Palmeiras Mangueirão
18h10 Cruzeiro x Vasco Mineirão
※コリンチャンスは、またもや無観客試合。
開催試合で3試合だが、先は長い。
(第8節終了時の順位)
順位 チーム名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失差
1º - Botafogo 18 8 6 0 2 13 9 4
2º - Ponte Preta 17 8 5 2 1 16 9 7
3º - Fluminense 17 8 5 2 1 15 8 7
4º - Corinthians 16 8 5 1 2 17 16 1
5º - Juventude 15 8 4 3 1 15 9 6
6º - Santos 14 8 4 2 2 15 9 6
7º - São Caetano 14 8 4 2 2 12 10 2
8º - Coritiba 13 8 4 1 3 13 11 2
9º - Internacional 13 8 4 1 3 10 11 -1
10º - São Paulo 12 8 3 3 2 13 10 3
11º - Cruzeiro 12 8 3 3 2 12 9 3
12º - Goiás 11 8 3 2 3 9 7 2
13º - Palmeiras 10 8 3 1 4 13 13 0
14º - Paraná 9 8 2 3 3 10 10 0
15º - Flamengo 9 8 2 3 3 7 9 -2
16º - Fortaleza 8 8 2 2 4 5 8 -3
17º - Paysandu 8 8 2 2 4 11 17 -6
17º - Vasco* 8 8 2 2 4 11 17 -6
19º - Brasiliense* 6 8 2 0 6 5 14 -9
20º - Figueirense 6 8 1 3 4 8 12 -4
21º - Atlético-MG 5 8 1 2 5 11 15 -4
22º - Atlético-PR 2 8 0 2 6 4 12 -8
domingo, 19 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その23 日本戦は3人変更予定
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、日本戦では先発の選手を変更することを認めた。
メキシコ戦での敗戦にもかかわらず、水曜日にケルンで行われる日本戦での選手の変更の予定には変更はない、3-4人の選手を替えること事を、パヘイラ代表監督は約束した。
マルコスMarcos, レナトRenato、そしてルイゾンLuisãoの3人が、はじめから入るであろう。
最後に読んだ、マイコンMaiconもまた、 シシーニョCicinhoの場所に入るチャンスがある。
「はじめから考えている予定を変えることは全くない。 チームは3-4人を変更する。 選手と話して、変更を決める。」と、パヘイラ代表監督は言った。
パヘイラ代表監督の計画では、先発選手を3人替えて、さらに試合中に更に3人替えるというものである。
パヘイラ代表監督は、メキシコ戦での敗戦については語らなかった。
選手の変更をするし、更に3人の選手に後半出場のチャンスを与えると約束した。
「3-4人の選手を替えるとともに、後半にもまた替える」
ジルベルトGilbertoの場所にレオLéo入れるとみられる。
ジュリオ・バプチスタJulio Baptista をアドリアーノAdrianoもしくはロビーニョRobinhoの代わりに入れる。
更に、ジュニーニョ・ペルナンブカーノPernam
bucanoをロナウディーニョRonaldinhoもしくはカカKakáの交替とするというものである。
「たくさん替えてチームの性格を変えるのは好まない。最初のギリシア戦では14人を使った。 日本戦では違うのを使い、見てみたい。 技術グループとは話してある。 このコンフェデレーション杯では、招請した23人全部を見ることはない。全てが試合に出ることはない。」と、パヘイラ代表監督は説明した。
日本戦が、ブラジルの決勝トーナメントを決めるにもかかわらず、パヘイラ代表監督はマルコスに機会を与えることにした。 このマルコスは、グァテマラとの親善試合を除くと、代表の公式試合では1年以上試合をしていない。
ブラジルの広告 その2 "Bahia"
2004年のブラジルでの広告費第1位"Bahia"「バイーア」の最近のCMである。
6月なので、ブラジルで行われる"Festa Junina"「フェスタ・ジュニーナ」という、「田舎風」のお祭りの衣装をしている。
総合家電販売店である。
そのほかに、どちらかというと安物の家具なども販売している。
サンパウロ市内では、ほとんど年中無休である。
(日曜日の販売が許可される街では、開いているようだ。)
元々は、この男の方だけでCMをやっていた。
しかし、毎日毎日CM制作があり、男の方が泣き言を言ったようだ。
何しろこの企業は、おなじCMを3日も続けることはない。
毎日内容が変わると言ってもよい位である。
「連呼型」のCMがほとんどだ。
老オーナー社長の趣味のようだ。
「月曜日限り」とか、「週末限り」などうたうから、そうなるのである。
かならず、CMの一部は変更しなくてはならず、文字だけではなくそこにも人間の出演が必要になっている。
そうしたら、新たに女性も加わったのだが、
最近は、この女性の出番が多いように思える。
サンパウロの北40キロにあるジュンジャイ市南郊に、とても巨大な流通センターがある。
"Bahia"のマークを付けたトラックが走り回っているのは、サンパウロ市内中で良く見る。
店頭で購入して、大体2日目には配達されるようだ。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その21 日本-ギリシア戦、ブラジルのテレビの評価
サッカー・コンフェデレーション杯の日本対ギリシアの生中継を、ブラジルのsport TVが流している。
これは地上波ではない。
今日は地上波では放映していない。
最大手のテレビ局GLOBOは、もっと大事なブラジル選手権のサンパウロFC対ボタフォゴの試合を放映している。
もちろん、この試合の後に行われるブラジル対メキシコは、地上波でも2局が放映する予定である。
現在放映中のsportTVにしても、GLOBO系である。
前半の評価は、日本の方がギリシアよりずっと良いと言っている。
しかし、攻撃陣については「全然駄目」といっている。
パワーもなければ、技術もないと言っている。
シュートチャンスにミスをするし、シュートを打ってもへなへなか、枠の外。
もちろんブラジルのテレビなので、ジーコに非常に同情的である。
ブラジルの選手と比べるのは酷すぎるが。。。。。
とりあえず、1点を守りきり、勝利でよかった。
ルース駅とその周辺 その12 「教育」
サンパウロの中心部「セントロ」の北のはずれにあるルース駅とその周辺を紹介している。
ルース駅に面したルース公園にある美術館ピナコテッカには、多くの児童や学生が訪れてきている。
貸切バスに乗って、数十キロも離れた、かなり遠いところからもやってきている。
学校毎の特色もあるようで、それを見るのも一興である。
生徒の人種構成や服装で、その学校のレベルを想像することもできる。
美術館の鑑賞が終わったこともたちが、外で時間をつぶしていた。
学校の名前に気がついた。
「COLEGIO KYOIKU」(=教育学校)という。
生徒に日系人が多いわけでもなく、引率の先生にも日系人はいないようだった。
訊いてみると、サンパウロ市北部のピリツーバpiritubaという所にある学校ということだ。
創設者は、日本人だったのだろうと想像される。
就学前の子供たちも面倒を見ているということだった。
「教育者」である。
ブラジルの海賊版販売
ブラジルでは、街の至る所で偽物が販売されている。
偽物とわかって販売しているものと、本物と売られているものがあるようだ。
どちらも、「知的所有権の侵害」という犯罪には違いない。
もちろん、警察も手入れをしている。
供給元を押さえて、大量に没収することもある。
ブラジルの「知的所有権協会」の会長である。
「偽物が横行することで、正規に権利を持っている企業での製造や販売が阻害され、そういったところで働いている人たちの雇用が脅かされるのです」と、雇用問題にも結びつけていた。
ブラジルらしい論理の展開である。
CDは53%
DVDは35%
そして、たばこも29%が偽物ということである。
お客も沢山いるということである。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その20 小ネタ3
サッカー・コンフェデレーション杯に関して、ブラジルは次のメキシコ戦で決勝トーナメント進出を決めたいようだ。
そうなると、その後の日本戦は「豪華な親善試合」ということになる。
その後のアルゼンチン・ドイツ戦に備えて、ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは主力選手は休ませるであろう。
ワールドカップに備えて、控えの選手をどんどん使い、テストをするといっている。
超一流選手が掃いて捨てるほどいるブラジルならではの、余裕の計画だ。
「豪華な親善試合」といっても、その超一流が出てくることになる。
①ロビーニョとアドリアーノ
パヘイラ代表監督は、日曜日にハノーバーで行われる対メキシコ戦は3対0で圧勝した対ギリシア戦以上に厳しいものになるといっている。
選手のアドリアーノも、次のように言っている。
「自分もちょっと厳しい試合になると思う。 メキシコの選手はギリシアの選手以上にボールの扱いがうまい。」
「しかし、良い試合をして、敵の防御を上回るようにしたい。」
ロビーニョも、アドリアーノに同意している。
「マークをよくして、試合に注力しなくてはならない。 メキシコ選手へのマークをしっかりやって、勝利を勝ち取らなくてはならない。」
②パヘイラ代表監督は、代表監督としての100試合目を賭ける
パヘイラ監督が、コンフェデレーション杯のメキシコ戦の勝利を狙うもう一つの理由は、代表監督としての100試合目だからだ。
彼が、代表監督になるのは今回で3度目である。
「一つの歴史のデータだ。 しかし、自分の最優先事項は、メキシコに勝って準決勝進出を確実にすることと、招請選手を観察することである。」と、土曜日のトレーニングの後に、パヘイラ代表監督は語った。
ブラジルは、現在ワールドカップ北米カリブ地区予選の1位であり、昨年の6月18日から負けていない、無敵のメキシコを打ち破ることを考えている。
パヘイラ代表監督は、メキシコ戦でも3人の選手を途中で交代させたいとしている。
③パヘイラ代表監督は、ロビーニョについて語った。
「もうすぐ、サントスを去って、欧州に行くんでしょ。」
インタビューの中で、ブラジル代表にロビーニョを招請したために、サントスがリベルタドーレス南米選手権に敗退したことについて質問されたなかで、このような一節を入れている。
サッカー・ブラジル選手権 第8節 第1日目終了
サッカー・ブラジル選手権第8節第1日目が終了した。
結果は次の通り。
6月18日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Figueirense 3 x 3 Paysandu Orlando Scarpelli
16h Palmeiras 5 x 2 Vasco Parque Antarctica
16h Brasiliense 2 x 4 Corinthians Mané Garrincha
18h10 Ponte Preta 2 x 0 Goiás Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-MG 2 x 3 São Caetano Mineirão
18h10 Flamengo 1 x 1 Atlético-PR Luso-Brasileiro
※パルメイラスも、コリンチャンスも勝利。
両監督とも負けられない。
レオンの影があるのである。
※コリンチャンスは、5連勝。
暫定で、3位に付いている。
※パルメイラスに負けたヴァスコ。
得点の2点は、ロマリオによるもの。
相変わらず元気だ。
しかし、ヴァスコは他に誰もいないのか。
39歳に頼っていて良いのだろうか。
※アツレチコ・パラナエンシは、今日は引き分け。
未だ勝ちはない。 しかし、引き分け二つで勝ち点2点。
最下位。
リベルタドーレス南米選手権では、サントスを破っているのに。
明日の第2日のスケジュールは次の通り。
6月19日(日) 第2日目
試合開始 試合 競技場
18h10 São Paulo x Botafogo Morumbi
18h10 Coritiba x Paraná Couto Pereira
18h10 Fluminense x Internacional Raulino de Oliveira
18h10 Juventude x Cruzeiro Alfredo Jaconi
18h10 Fortaleza x Santos Castelão
ブラジルの広告 その1 広告費ランキング
ブラジルでも、色々な種類の広告がある。
企業や政府自治体の広告が溢れている。
2004年の広告費ランキングが発表された。
企業別の広告費用と、その伸び率である。
第1位は、家電量販店である。 サンパウロを中心に、ブラジル南部に多く展開している。
どのチャネルを見ても、一日中爆裂的に流れている。
内容は3日もせずに、どんどん変わっていく。
日本円で、300億円近い広告費である。
多国籍企業の名前も多い。
携帯電話会社も多い。
銀行もである。
広告媒介会社のランキングもある。
ブラジル系の広告会社の伸びが大きいということである。
第1位の企業は、上記の第1位の"Bahia"という会社を受け持っているということである。
ブラジルの車 その2 本田Fit
ブラジルでは、本田とトヨタが大々的に自家用車を生産している。
といっても、この10年である。
共に、ブラジル進出の歴史は長い。
トヨタは、旧型のランドクルーザーをベースにした車を作っていたことは紹介した。
本田は、オートバイを長く生産していた。
本田のブラジル本社は、サンパウロにある。
イビラプエラ公園のすぐ脇に、「本田宗一郎広場」という地名のところがあり、本社はその前にある。
かつて、HONDAと書いて「オンダ」とブラジル語的に発音されていたのが、いつの間にか今は「ホンダ」と発音されることが普通になっている。
その本田が、最近始めたテレビCMがある。
「BICAMPEÃO」とは、2度目のチャンピオンという意味である。
2度目のチャンピオンになったことを誇っているのである。
何のチャンピオンになったかというと、ブラジルでもっとも売れている自動車雑誌に"QuatroRodas"「クラトロ・ホーダス」というのがある。
歴史も古い雑誌である。
毎年この時期に、”Melhor Compra”といって、「一番良い買い物」という意味の賞を、雑誌で発表している。
色々な部門毎に細かく発表しているので、どの車でも何かしら当てはまっている。
その賞の中のトップ「総合部門」で、昨年2004年に続いて、「本田Fit」が選ばれたのである。
2004年に発売開始されているので、最近はかなりよく街で見かけるようになってきた。
自分の車も、本田Fitである。
sábado, 18 de junho de 2005
ロナウドの休暇 その8 今日はアンゴラ
休暇中のロナウドについて、しばらくブラジル国内での活動の情報がないと思ったら、今日(6月17日)はアフリカ・アンゴラにいた。
アンゴラの首都ルアンダにて、アンゴラの大統領ジョゼ・エドゥアルド・サントスJosé Eduardo Santos, hojeにあった。
ロナウドは、大統領にサイン入りのレアルマドリのユニフォームを贈り、取り巻きにもサインをした。
ロナウドは、また2着のユニフォームを提供し、貧しい子供たちの世話をする協会のために、競売にかけた。
ロナウドはチームの同僚のフィーゴも同伴していた。
彼らは、民俗ショーを見た。
ロナウド一行は、彼らに近づこうとする人がいっぱいで、大統領宮殿から去るのが難しかった。
このアンゴラ訪問は、国連の親善大使としてのロナウドの社会的活動の一環として行われた。
ロナウドは、大統領と、アンゴラで起きた内戦の犠牲者を救援する形について話し合った。
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ロナウドは、リオ・デ・ジャネイロにいるときのようには遊んではいなかった。
しかし、これで休暇を楽しんでいることになるのだろうか。
まだ、後1ヶ月はあるようだが。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その19 トレーニングの成果
サッカー・コンフェデレーション杯の初戦のギリシア戦について、ブラジル代表の4人の攻撃陣が語っている。
ロナウヂーニョ
「ギリシアにスペースを与えなかった。事前のトレーニングで、こういうタイプのマークについて練習をした。
こういった形で動いてくる選手に立ち向かう準備はしていた。 トレーニングが結果を出してよかった」
ロビーニョ
「彼らのマークはとても良かった。選手はとても力強かった。しかしブラジル代表は、彼らを上回るように必要なスペースを見つけるべく動きを増した。」
カカ
「ブラジル代表がとても良い動きをしたのを見ることが出来てよかった。自分も選手と一緒に成長することが出来た。 自分たちのチームはグランドで楽しむようにプレイが出来た。」
アドリアーノ
「次の日曜日のメキシコ戦ではよりよく動けることを期待している」
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わずか1-2日の練習で、言われたことがきっちり出来るこの方々のお言葉は、それぞれ趣がある。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その18 小ネタ2
①パヘイラ代表監督の「贅沢な」悩み
ブラジル代表のFWに、その場所を約束された者はいないと、パヘイラ代表監督は語っている。
休みを全うしたくて、コンフェデレーション敗からはずしてくれと言ったロナウドは、ロビーニョの最高の活躍や、アドリアーノのゴールを見て、自分の位置が危ういものになってきたのを感じる理由がある。
「ブラジル代表の2人のFWを誰にするのかをこれから決めなければならないが、監督として頭痛の種だ。
3人4人でやるわけにもいかない。」と、パヘイラ代表監督は語っている。
「まだ、その位置を保証されたものはだれもいない」
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たしかに、それぞれが、個性がありまた凄すぎて決めかねるだろう。
② パヘイラ代表監督は、ロビーニョを激賞
「彼は個性がある。 彼はドリブルもあり、知的なプレイもあり使える、そしてマークをとても助けている。」
「自分が好んでいる典型的な動きをした。 自分が重視しているバランスに我々は達している。 得点はとても控えめだった。」
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とにかく、パヘイラ代表監督はご機嫌なようだ。
③アドリアーノは、ゴールを彼女に贈った。
アドリアーノのゴールは、ブラジル代表として13ゴール目だそうだ。
すべて、パヘイラ代表監督の下のブラジル代表チームにいるときのものだという。
特にタイトルは得ているわけではないが、2003年からのブラジル代表の公式な試合では、30%が彼のゴールということだ。
彼は、フランスで行われた前回のコンフェデレーション杯、並びに2004年のアメリカ杯での得点王である。
「ブラジル代表は試合開始からとても良くプレイをした。 ギリシアの守備を突破するためにみんな冷静に出来た。」
彼のゴール後のポーズは、ハートを形作るものだった。
「彼女へのものだ。 ワールドカップ南米予選でゴールを決めると約束したけど、果たせなかった。 それを思い出して、やったんだ。」と、アドリアノは語っている。
④ スタンドは、90%がギリシア。
ドイツには、35万人ものギリシア人が住んでいるそうだ。
そのこともあって、競技場の観客の90%がギリシアを応援していたそうだ。
sexta-feira, 17 de junho de 2005
ペレの息子が、逮捕される。 その2
ブラジルで、王様の称号を持つペレ。
その息子エヂーニョが、6月6日に麻薬取引の容疑で逮捕されて10日間余りが過ぎた。
逮捕当初、彼は麻薬使用の事実は認めたが、組織への関与は否定していた。
彼の弁護士は、「彼は犯罪者ではなく、麻薬中毒の患者である。 治療が必要なので、病院へ移すように」と、主張していた。
そして、何度も何度も釈放の要求を出している。
しかしその後、警察が発表することには、エヂーニョは麻薬組織に大きく関わっていたという証拠が出て来ているのである。
警察は、この事件の主犯のナルヂーニョの電話を何ヶ月も盗聴しており、その録音テープの一部を公開している。
このテープの中に、ナルヂーニョとエヂーニョの会話があり、組織内の隠語を使いながらも、麻薬取引の話をしているのがわかるのである。
その会話では、エヂーニョが大きな役割を果たしていることが推察されるのである。
それでも、エヂーニョの弁護士は何度も継続して、釈放請求をしているが、裁判所はこれを認めていない。
このエヂーニョは、ペレの最初の妻との子供であり、少年期から青年期を米国で過ごしている。
米国の大学を出ているということになっている。
その後、サントスに戻ってきて、抜群の運動神経をもって、父親が所属していたサントスのゴールキーパーをやったわけである。
面白いことにブラジルでは、大学を出ているものと、そうでないものは、拘置所からして違うというのである。
学歴で、待遇を差別していることになる。
かつては、大学を出るものが少なくて、卒業したとするとほとんど白人で、上流階級に属するものが多く、汚職、買収などの知能犯が多かったせいであろうか。
自分たちも入る可能性が無いとも言えないので、このような差別を作ったのだろう。
このエヂーニョも米国の大学を出たとするのだが、裁判所は、彼は要求を満たしてはいない、つまりこの大学はブラジルで認められたものではないとしている。
これについても、エヂーニョの弁護士は、「彼は大学卒業レベルだ」とうったえている。
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ペレ(本名:Edson Arantes do Nascimento)は、息子エヂーニョの家族を国外に出すことを考えている。
警察の麻薬捜査局によると、ペレは息子エヂーニョの妻とその子供(娘二人)を国外に出すことを考えているという。
彼は、息子の嫁と孫の安全を心配しているという。
すでに、息子は殺される危険があるという。
エヂーニョ(本名:Edson Cholbi do Nascimento;34歳)の弁護士Sidney Gonçalvesによると、エヂーニョはすでにこの事件の主犯のナルヂーニョ(本名:Ronaldo Barsotti)の組織がその殺人に関わったという対立組織(首都第1軍団Primeiro Comando da Capital)の脅迫の標的になっているという。
警察の刑事Ivaney Cayres de Souzaは、ペレの息子が警察の拘置所内で、そういった脅迫を受けていることを否定している。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その17 ブラジルの大勝利はニュースにならない。
サッカー・コンフェデレーション杯で、ブラジルは、6月16日に行われた初戦の対ギリシア戦に完全な勝利を収めた。
この試合は、ブラジル・ブラジリア時間の15時45分にキックオフ。
18時前に終了している。
当然の事ながら、夜のニュースで映像が流れるわけだが、もっとも視聴率の高い20時台のニュース(40分ほどの番組)では、わずか2分しか取り扱わなかった。
もちろんシュートの場面は、3回とも見せる。
アドリアーノと、ロビーニョのインタビューは流れるが、それだけだ。
一方的すぎて、つまらない試合と言うことだろうか。
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ブラジルでは、政治の世界がこの一月ほど激動している。
昨日(6月16日)にも、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの盟友の、ヂルセウという大統領府長官(官房長官)が辞任を願い出た。
このニュースは、18時半頃の話だ。
この関連ニュースが、このニュースの時間の多くの時間をとった。
ブラジルといえども、サッカーよりは政治が重要なときもある。
レオン監督が解任されたそうだが、ブラジルでは引く手あまた? その2
6月14日に、突然にヴェッセル神戸の監督を解任されたレオン。
ブラジル杯、リベルタドーレス南米選手権そしてコンフェデレーション杯と、サッカーの話題がいっぱいなその日にもかかわらず、テレビのスポーツニュースからも落ちずにちゃんと報道された。
何しろ地球の反対側の、レオンが行かなければ誰も知らないようなチームの話なので、背景も何もない。
ただ監督解任の事実を伝えるだけだ。
わずかにレオンのコメントが、新聞では付け加えられるだけだ。
「とても大事な友達を願いを無視することが出来なくて、日本に行った。
その彼が、今週クラブから役員の職から解任された。
そしてクラブは、その彼が連れてきたものも同様に解任することを決めた。」
そして、彼の将来については、色々な推測記事が出ている。
今日は、サンパウロの名門クラブであるパルメイラスが食指を動かすという報道である。
元々、レオンは1970年代のパルメイラスのゴール・キーパーである。
戻っても何もおかしくない。
更に、リベルタドーレス南米選手権に敗退したばかりの、サントスさえも噂に上っている。
さすがレオンで、どのクラブもブラジルの一流クラブばかりである。
そういうクラブでもなければ、レオンの高い報酬を払えるところは無いのも事実である。
トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のベスト4が決定。
サッカーのトヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のベスト4が、本日(6月16日)に決まった。
最後に、ベスト4入りしたのは、アルゼンチンのリバー・プレートである。
同じアルゼンチンのバンフィールドを破っての決定である。
ベスト4は、次の通り。
次の対戦相手同士を組み合わせている。
(1)リバー・プレートRiver Plate(アルゼンチン)
サンパウロSão Paulo(ブラジル)
(2)アツレチコ・パラナエンシAtlético-PR(ブラジル)
チーバスChivas(メキシコ)
準決勝は、6月22日および29日である。
そして、決勝は7月6日と13日となっている。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その16 ブラジル対ギリシア戦への評価
サッカー・コンフェデレーション杯のブラジル対ギリシアの試合は、ほぼ一方的にブラジルが支配したと言っても良い試合であった。
この試合に対する評価(10点満点)を、ブラジル最大のマスメディアGLOBOのサイトで、アンケートをとった。
結果は次の通り:
点数 回答者の割合
0 3.81%
1 0.71%
2 0.71%
3 0.48%
4 0.95%
5 1.67%
6 7.38%
7 23.57%
8 29.76%
9 12.86%
10 18.10%
アンケートに答えたのはほとんどがブラジルであろうが、先日のアルゼンチン戦のアンケートの結果より、ずっとよいのは当然である。
回答の中心は、7-8点となっている。
しかし、0点という人も3.81%もいるのである。
ブラジルの防犯意識 その1 CM
ブラジルでは、犯罪が多い。
当然のことながら、人々の防犯に対する意識や対応は、日本とは全く違う。
自分の身は自分で守らなくてはならないのである。
もちろん、防犯に対する対応も、その人の階層によって全く違うことは言うまでもない。。
さて、ブラジルでもっとも販売冊数の多い雑誌は、週刊誌のVejaヴェージャという。
毎週100万部以上が販売されている。
真面目な雑誌で、最近でも政治スキャンダルを暴き続けている。
ある程度以上の階層に属するならば、当然のごとく購読しなければならない雑誌である。
その雑誌は、年間契約で購読すると、自宅に配達してくれる。
サンパウロの場合は、街で買うと、大体土曜日には最新号が並んでいる。
配達の場合は、市内中心部などは、早いほうで金曜日には配達されるのだが、遅いところは日曜日以降になっていたようなのだ。
毎週読んでおかなければならない雑誌なので、早く手にしたいと思う人が多いようである。
そこで、出版社は必ず土曜日に届けますということを、購読の予約のキャンペーンに使っている。
そのCMである。
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一軒の大きな家がある。
(かなりの上流階層ということを示している。購読層のレベルが高いということを意識しているようだ。)
そこに、配達員がやって来る
玄関のベルを鳴らす。
その家の奥様は、お花を飾ったりしている。
(内装からも、かなりの上流階層ということになる。)
ドアに近寄って、誰なのかを確認する。
「Vejaの配達です。」と、配達員が答える。
「Veja。 日曜日じゃないの。 今日は、土曜日よ。」
疑わしそうに言う。
「そこを去りなさい、さもなければ警察を呼ぶわ」と、続ける。
配達員は、困った顔をして、説明を続ける。
「Vejaは、必ず土曜日には配達するようにしたんです。
土曜日なんです。」
※この説明が、VejaのこのCMの本題であるので、配達員はそれをすらすらと説明している。
「ほら」と言って、Vejaの最新号を示したりする。
しかし、奥様は説明を聞くだけ聴いても、まだ納得せず、「呼ぶわ」とあっさりという。
程なく、警察がやってくる。
そして、配達員を職務質問するわけである。
ここで、初めて奥様は、玄関を少しだけ開くのである。
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このように、ブラジルではこういった配達人でも簡単に信用してはいけないのである。
このような上流階級ではなく中層階級でも、人が来た場合は、門のところで、応対をすませるのが普通である。
不審なことがあれば、警察を簡単に呼ぶ人は多い。
用心のためである。
こういった高級住宅街であれば、警察はすぐにやってくる。
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このCMには、実はいくつか不思議な設定がある。
これだけの家であるのに、門も塀もないことである。
一般の道路に面していて、これだけの家で、門も塀もない家はまずほとんど無い。
こういう家だから玄関のドア一枚はさんで、応対をしなければならないのである。
さらに、これだけの家に住んでいるならば、当然使用人の一人や二人はいるはずである。
奥様が出る前に、こういった使用人が最初の応対をするはずである。
いきなり、奥様が出てくるはずはない。
使用人といえども、決してドアを開けないし、門も開けないだろう。
そういうことでは、CMが成り立たないので、多少現実とは違うようにしたのだろうが。。。。
quinta-feira, 16 de junho de 2005
サンパウロの婦女暴行多発地帯
ブラジル・サンパウロでは、色々な犯罪が毎日起きていて、あまり報道されない種類の犯罪も多い。
その一つが、婦女暴行事件である。
おそらくサンパウロの全域で、毎日起きていることだと思う。
それも、特に郊外のファヴェーラなどである。
昨日のニュースで、この種の事件を報じていた。
事件は、この3ヶ月間に警察に届けられたものだけで、8件もあるという。
警察は、届けのあるものの10倍は発生しているのではないかと見ている。
この事件が報じられている理由は、事件が発生しているのが、サンパウロでも比較的レベルの高い「中流階級」の住む住宅地で起きているからである。
(オレンジ色の線のうち、東西に延びている道で発生している。)
一戸建てとアパートが混在している。
さらに、サンパウロ州立大学などの文教施設もある。
発生時間は、18時から20時頃までである。
(それより遅くは歩いている方が悪い。というのかまず歩かないはずだ。)
18歳から25歳までの女性が狙われているという。
この地域には、事件が発生しているから気を付けるようにとの貼り紙がある。
犯人とおぼしきモンタージュを警察が作成した。
二人一組ではなく、別々に暗躍しているようだ。
警察は、一人歩きは止めましょうなんて言っている。
一戸建て住宅地は、特に暗いし、人通りは日中でも少ないのが普通である。
「中流階級」の住民には、警察はとても気を遣うのである。
※ブラジルの「中流階級」とは、日本の中産階級とは違う。
かなり上流も含んでいる。
社会的にも力を持っている層である。
ブラジル第2位のビール会社が脱税。
ブラジルで一番多く飲まれているアルコール飲料はビールである。
ブラジルのビールは、のどごしがすっきりの軽めのビールである。
色も薄くちょっと物足りない位の味である。
欧州のビールとは随分違う。
一番大きなビール会社は、合併を繰り返して、今はベルギーの会社と一緒になってしまった。
"Brama","Antarctica"というブランドを持っている。
その次に大きな会社は、"Nova Schin"などのブランドを持っている会社で"Schincariol"という。
この会社が、今朝から家宅捜索を受けて、数10人が逮捕されている。
本社、工場、オーナーの自宅、営業所、取引先などだ。
嫌疑は、脱税、資金洗浄、贈賄である。
脱税金額は、1年で6.2億レアル(260億円相当)になるという。
オーナーが捕まった。
その息子も捕まった。
そしてオーナーの兄弟も捕まった。
一族が、管理部門を握っているのである。
ブラジルでは、大会社でもこのように一族で固めているところが多い。
警官の持っている銃が凄い。
quarta-feira, 15 de junho de 2005
ブラジル・サンパウロにとって重要な試合が3つ
今日(6月15日)の夜である。
重要な試合を、同じ時間に3つやっている。
チャネルを変えまくらなくてはならない。
その3つの試合とは次の通りである。
1)ブラジル杯の決勝戦
パウリスタ(サンパウロ州ジュンジャイのチーム)対フルミネンシ
サンパウロ市のチームは、すでに敗退していたので、しばらくネタにしていなかったが、
決勝戦となっている。
ホームとアウェイで行われるが、その第一戦目。
パウリスタがホームである。
第二戦目は来週22日。
2)トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権
2)-1 サントス対アツレチコ・パラナエンシ(パラナ州クリチーバのチーム)
サントスは、前の試合アウェイで負けている。
今回負けるようなことがあると、リベルタドーレス南米選手権から脱落となる。
2)-2 サンパウロFC対チグリス(メキシコ)
チグリスのホームの試合。
メキシコのモンテレーで行われている。
サンパウロは、ホームのサンパウロの試合でで4対0と大勝ちしている。
今日は、3点差までで負けてもよい。
守りに徹するはずだ。
ともに前半20分を過ぎた。
ブラジル杯は、0対0
サントスは、ホームでありながら1点を入れられている。
サンパウロFCは、まだ0対0である。(29分)
後半がそれぞれ始まった。
ブラジル杯。 パウリスタが1点入れた。 1対0。
サントスは、1点を入れられたままだ。
サンパウロFCは、0対0。
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サンパウロ対チグリス
後半16分。 チグリスが1点を決める。
後半29分。 チグリスが更に1点。 2対0。
サントス対アツレチコ・パラナエンシ
後半29分。知らない間に、2対0。
サントスの敗退はまず決定。
パウリスタ対フルミネンシ
後半34分。 1対0のまま。
39分、追加の1点を入れて2対0。
サンパウロ対チグリス
後半43分、サンパウロFCが1点入れる。
2対1。
これで、サンパウロFCの勝ち抜けもほぼ決定。
ロスタイム3分。
サントス対アツレチコ・パラナエンシ
ロスタイム4分。 0対2。
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トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権
サンパウロFC対チグリス
2対1で終了。
サントス対アツレチコ・パラナエンシ
0対2で終了。
アツレチコ・パラナエンシは、チーバスChivasとメキシコ・グアダガハラ?で次戦。
ブラジル杯決勝 第1戦
パウリスタ対フルミネンシ
2対0 終了。
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サンパウロFCの試合では、名古屋グランパスエイトに行くことになっているはずのルイゾンも出場していた。
後半、交代するルイゾン。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その13 小ネタ1
サッカー・コンフェデレーション杯出場のためブラジル代表は、ドイツのレヴェルクーゼンで合宿中であったが、
ギリシャ戦のために、火曜日の夜にライプニッツに移動している。
色々なネタがたまってきた。
①ブラジル代表チームのキャプテン
ブラジル代表チームのキャプテンは、ここしばらくずっとカフーが務めてきた。
2002年のワールドカップの時もそうだっからかなり長い期間になる。
先日のワールドカップ南米予選のパラグアイ戦では、カフーが出場停止処分中だったので、ロベルト・カルロスが務めている。
その前のサンパウロのパカエンブー競技場で行われたグァテマラとの親善試合の時は、代表といっても国内の選手ばかりで編成されたもので、39歳のロマリオがキャプテンを務めた。
今回のコンフェデレーション杯では、カフーとロベルト・カルロスは30歳を過ぎているという理由で休みをもらい出場していない。
そこで、キャプテンは誰にということになる。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、キーパーのヂーダDidaを指名しようとした。
年齢が32歳と高く、経験も豊富ということだからだ。
しかし、ヂーダは昨日火曜日に断った。
となると、ロッキ・ジュニオールRoque JúniorもしくはエーメルソンEmersonという名前が挙がってきている。
ロッキ・ジュニオールの可能性が高いようだ。
どちらかが、パヘイラ代表監督に指名され、ギリシア戦では腕にブルーの腕章を着けることになるであろう。
②ブラジル代表は、3日間の練習で23万米ドルを稼ぐ。
ブラジル代表は、毎日の練習の半分を公開している。
バイエル・レーベルクッセンの本拠地であるバイ・アレーナ競技場で練習をしているので、観客は何万人も入るのである。
そして、プロチームのバイエル・レーベルクッセンとは、ブラジルとは縁が深く1980年代から今までに16人のブラジル人選手が在籍している。
今回も、練習試合の時には4人の選手を貸してもらっている。
そうして、今回の合宿地も練習場も、この地に決まったようだ。
公開練習にすることで、バイエル・レーベルクッセンも潤ったことはいうまでもない。
③パヘイラ代表監督は、バックスについて語った
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、コンフェデレーション杯の対ギリシア戦の前日の水曜日に、ブラジルのバックスの守りについて語った。
パヘイラ代表監督にとって、アルゼンチンに3対1で負けたことは、ブラジルによいバックスがいないという事を意味しないと言った。
その時は、ロッキ・ジュニオール、ジュアンが、フル・バックであった。
ギリシア戦では、ロッキ・ジュニオールとルーシオになる。
「すばらしいバックスを持っていると思うよ。ヨーロッパで活動しているわけだし。
招請した選手以外の、他の選手も役割を果たしているよ。 アルゼンチンに3ゴールを決められたからと言って、彼らはよい選手ではないと考えるようなことはない。」といった。
ルイゾンも候補だと付け加えた。
この水曜日、ブラジルは、ギリシアとの試合が行われる競技場Zentralstadionで、芝生になれるためだけの練習を行った。
唯一の練習試合は、選手の位置を確認するものであった。
ギリシア戦の選手は次のようになっている。
Dida;
Cicinho, Roque Júnior, Lúcio, Gilberto;
Emerson, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho;
Robinho, Adriano.
レオン監督が解任されたそうだが、ブラジルでは引く手あまた?
今年の4月19日に、サンパウロFCの監督を突然投げ出してヴィッセル神戸に行ったレオン監督。
日本時間の6月15日に解任されたそうだ。
戦績は1勝1分2敗。
ブラジルでも、同日の朝9時過ぎには報じられている。
早速、行方が注目されるのだが、コリンチャンスという報道もある。
アルゼンチン人のパサレラ監督が解任されて、いまは内部からマルシオ・ビッテンクルチが昇格した形で指揮を執っている。
この解任騒動の時にレオンの名前も挙がったが、このときはヴィッテル神戸に行ったばかりであった。
レオンは、ブラジルのメディアにはこう答えている。
「今は、ブラジルのチームにはどこも監督がいる。 それに来週までにここで解決するべき問題がある。 それが解決してから、ブラジルにもどることになる。」
一応、速報である。
続報はおって。
日本からの情報を元に早速調べてみた。
お知らせ頂いた、"maria do japan"様にお礼を言いたい。
サンパウロの刑務所の反乱
サンパウロ州の奥地のプレジデンチ・ヴェンセラウPresidente Venceslauとかいうところで、刑務所の反乱が起きたそうだ。
きっかけは、収容されているもの達の中に、対立する組織のもの達がいて、刑務所内でも反目していたからだという。
この反乱で5人の死者まで出ている。
何人かはほかの刑務所に移したりしている。
いつものように、なぜか武器を持っている。
そして、刑務官などを13人も人質にしている。
さらに、火を付ける。
そうして、屋上に上って、要求を叫ぶのである。
こういうことが刑務所でも少年院でも頻繁に起きるのだから、「平和な」話である。
警察は、「ガス弾」を発射するくらいである。
もちろん鎮圧後は、取り調べはするようだが。
今は、もう、「カランジル」のようなことは起きないようだ。
チリの地震で、サンパウロも揺れた
チリの北部で、6月13日の夕方に、マグニチュード7.9という規模の大地震があった。
サンパウロでは、同日の20時少し前のことである。
ところが、この地震をブラジルの南部でも、そしてサンパウロ市でも感じた者がいるというのだ。
サンパウロの街には、数え切れないほどの高層アパートがあるが、これらのやはり高層階に住んでいる人で感じた人がいる。
電灯やドアが揺れたのだという。
怖くていられないと、アパートの外に出てきた人もいたという。
今朝になって、建物を見てもらったが、非常のある物はなかったといっていた。
地震計にも揺れは記録されていると、サンパウロ大学の地球物理学の教授が説明をしていた。
自分は、一戸建てなので全く感じなかった。
仮に揺れても、それが地震によるものだとは思いもよらなかったと思う。
サンパウロで、8トンの麻薬を摘発
ブラジルは犯罪がとても多い。
毎日そういう報道がある。
麻薬の報道も多い。
特に、リオ・デ・ジャネイロの組織同士の抗争などは、毎日何人もの死者が出ているようだ。
大体殺人事件の死者が多いといっても、普通の人が被害者になるというより、こういう密売組織の抗争での死者の方が圧倒的に多い。
街を歩いていて、分けもなく突然に殺されるということは、そうそうあるわけはない。
組織が根拠地にしているファヴェーラで、起きているのが普通である。
この麻薬も、色々な種類があり、これも階層によって使用する物が違うところが、ブラジルらしいところだ。
昨日(6月13日)に、パラグアイから来たトラックに、8トンものマリファナ(ブラジルではマコーニャという)が隠されていたのを道路警察が発見摘発したというのがあった。
パラグアイから、パラナ州-マットグロッソ州-サンパウロ州に来たという。
運転手は逮捕されたという。
このトラックをそのままサンパウロまで持ってきて、積み荷を降ろすところを見せていた。
木材の下に大量のマリファナが隠してあった。
作業員が、次々に固まりを投げおろす。
包みには、記号が書いてある。
2つの派閥に流す物だったという。
包みの中には、乾燥させた物や樹脂化したマリファナがある。
それにしても、8トンとは凄すぎる。
日本でよく捕まっているが、0.5グラムなんてある。
桁違いである。
末端価格でいくらになるのだろうと、想像してしまう。
今年になり、摘発されるマリファナが増えているそうで、先月前に17トンで、前年の実績を越えているそうである。
ルイゾンはまだサンパウロFCにいる
ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCに所属するFWルイゾン。
先週彼は、この14日には名古屋グランパスエイトに行くと明言していた。
しかし、チームは昨日メキシコのモンテレーに、トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権試合の対チグリス戦のためにやってきた。
もちろん、ルイゾンもだ。
サンパウロFCは、先週サンパウロでの試合に4対0と大勝しており、アウェイのメキシコでは守りに徹するという。
守りきると、サンパウロの勝ち残りが決定し、いよいよ準決勝ということになる。
チグリスとの試合は、6月15日(水)のブラジル・ブラジリア時間の22時に開始である。
ブラジルの車 その1 ガソリン車とアルコール車とフレックス車
ブラジルでは、25年以上前からアルコール車が走っている。
当時は、ブラジルは原油が余り取れなかったので、有り余るアルコールを使おうということであった。
これを、プロ・アルコール計画という。
サンパウロ州内陸部のコーヒー畑が、どんどんサトウキビ畑に変わった。
今でも、サンパウロ州の奥の方には、広大なサトウキビ畑が果てなく続いている。
20年くらい前は、アルコール車が新車の90%くらいにまでなった。
これも、政府の政策が影響している。
ガソリン車を買おうとしてもなかなか無かった。
しかし、この10年はガソリン車がまた増えていたが、このところ原油が高騰し、ガソリン価格が上がったことと、メーカーがフレックス車を出したことで、ちょっと状況が変わった。
最近、フレックス車の販売台数が、ガソリン車の販売台数を越えたという報道があった。
間違ってはいないが、20年前は90%のアルコール車だったことも伝えないと、ニュースとしては不十分である。
フレックス車というのは、ある時はガソリン、またあるときはアルコールを燃料と使える車ということである。
でも、現実はフレックスは故障の元で、どちらかの燃料に決めたほうがよいということである。
アルコールは、フィルターを頻繁に替えなければならないし、燃費は悪いし、冬はエンジンがかかりにくいし、複製物の水で排気管が錆びやすいなどという問題も多いのである。
アルコールは、ブラジル政府の価格政策で、ガソリンの約半額に抑えられている。
アルコールの価格政策は、ブラジル政府の国内債務の増加に直結している。
ガソリンがあがると、アルコールもあがる。
また、ブラジルではガソリンにもアルコールが混入されているし、反対にアルコールにガソリンが混入されている。
アルコールは、二酸化炭素を排出しないといっても、その代わりに別な有害物質を排出することも、やはり報道しないと、これも不十分ではないかと思う。
今は、ガソリン車の本田フィットに乗っている。
本田とトヨタは、ブラジルで生産しているが、フレックス車は販売していない。
GM,フォード、フィアット、VWなどのメーカーはこれを売り物にしている。
terça-feira, 14 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その13 代表メンバー固まる
パヘイラ監督は、ブラジル代表の4人攻撃システムを改革した。
コンフェデレーション杯のためのブラジル代表チームが固まり、練習試合が行われた。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、この火曜日(6月14日)に、カカ、ロナウヂーニョ、アドリアーノそしてロビーニョから成る4人攻撃システムを改革したと言った。
木曜日には、ブラジル代表チームはライプニッツでギリシアとコンフェデレーション杯の初戦を戦う。
今日レヴェークゼンLeverkusenのBay Arena競技場で行われた練習試合は40分間行われ、無得点の引き分けに終わった。
パヘイラ代表監督にとって、大きな心配は守備の部分である。
前の4人の選手は、その役割はない。
パヘイラ代表監督は、1人の選手がよりコンパクトになることを望んでいると言った。
ボールを持っていない敵にスペースを与えないことである。
先週のアルゼンチン戦で、前半がひどく、4人の攻撃陣がグラウンドにいながら、ワールドカップ南米予選の試合でアルゼンチンに3対1で負けた。
「選手の位置決めは練習でよくなった。 しかし試合では、やりたいことは別である。 今日、チームに固まってやらせた。 ボールの線上の後方に7-8人の選手がいることがよい。 そうでないと、よい結果は得られない。」
パヘイラ代表監督は、練習試合の結果に不満ではないと言った。
「ブラジル代表の練習試合は、全ての選手のレベルが高いので、いつも均衡してしまう。 ギリシア・チームは強い。 よいテストになると思う。」
参加している選手は、監督の注意は理解している。
「前では知っていることをやらなくてはならない。 しかしマークを助けなかったら、エーメルソンとゼ・ロベルトに負荷がかかりすぎることを忘れてはならない。」とロビーニョは言った。
パヘイラ監督は正選手を次のように選んだ。
Dida;
Cicinho, Lúcio, Roque Júnior, Gilberto;
Emerson, Zé Roberto, Ronaldinho, Kaká;
Robinho, Adriano.
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その12 ブラジルの対戦成績
サッカー・コンフェデレーション杯の試合がいよいよ始まる。
今回の参加国とブラジルの対戦成績がある。
ブラジルの初戦の相手は、ギリシアである。
なんと今まで、たった1回しか対戦していない。
0勝1分0敗。
それも、1974年4月28日で0対0とのことだ。
何の参考にもならない。
ブラジルの2戦目は、メキシコだ。
過去の対戦は29戦もある。
ブラジルの18勝6分5敗である。
得点62,失点27。
3戦目は日本である。
6戦しかない。
ブラジルの5勝1分0敗である。
得点14,失点1。
ブラジルの大勝ちは、1995年8月9日で5対1である。
その他のチームについても紹介する。
豪州とは5戦。
ブラジルの3勝1分1敗である。
得点9失点1。
チュニジアとは、1戦のみ。
1勝0分0敗。
得点4失点1。
1973年6月6日のことである。
開催国ドイツとは、22戦。
ブラジルの14勝5分3敗である。
得点43失点22である。
そして、先日ワールドカップ南米予選で対戦し、負けたアルゼンチンである。
88試合もしている。
ブラジルの33勝22分33敗となっている。(アルゼンチン側の記録は違うはずだが。)
得点135失点147。
ブラジルの得失点差がマイナスになっている。
segunda-feira, 13 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その12 ブラジル代表選手また入れ替わり
ベレッチBellettiが代表から外れ、シシーニョCicinhoの場所が出来た。
ブラジルサッカー協会CBF (Confederação Brasileira de Futebol)は、この月曜日に右サイドのベレッチ(バルセロナ)が、コンフェデレーション杯のためのブラジル代表から外れると発表した。
これにより、シシーニョCicinho(サンパウロFC)が、対ギリシア戦での正選手としてはいることになるだろう。
ベレッチは、日曜日の午後のトレーニングの後、右足のアキレス腱に強い痛みを訴えた。
ブラジル代表所属の医師ジョゼ・ルイズ・ランコJosé Luís Runcoによると、肉離れの一種だろうと、治療のために一定期間休まなくてはならないと言うことだ
月曜日の朝にもまだ強い痛みを感じており、FIFAの医療委員会が診断を決定し、選手の取り替えをみとめた。
取り替える選手の名前はまだ公表されていない。
「続けるように全力でやってきた。 しかし痛みで普通に歩くことも出来ない。痛みで日曜日は練習を止めたし、今も痛い。 続けられるような状態ではないことはわかっている。」とベレッチは悲しそうに語った。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その11 コンフェデレーション杯は来年への下準備
ブラジル代表は、コンフェデレーション杯を来年に向けて、自分たちをドイツに適応させるのに使う。
長年その位置づけが余りなかったコンフェデレーション杯は、ブラジル代表にとって一つの機能を得た。
A tradicionalmente pouc技術委員会と選手はトレーニングにおいて、ドイツの寒い春の終わりから夏の初めの気候になれるのに良い機会だと見ている。
来年の同じ時期に、ワールドカップが行われるからである。
「全然夏ではない。 日中で15度、夜には10度以下になるこの気候は欧州人には好まれるであろう。 この経験はとても大事である。 とても良い機会だ。」と、ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは言っている。
1974年に、ワールドカップはドイツで開催された。ブラジルは4位であったのだが、この国の気候は寒すぎると文句を言っていた。
だけど好きな人がいる。
ロビーニョだ。
「走るのには良い。 じっとしていると寒いよ」
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その10 ブラジル人の優勝予想
サッカー・コンフェデレーション杯は、8ヵ国で争われる。
この試合での優勝予想を、ブラジル最大のマス・メディアGLOBOのサイトで受け付けていた。
先ほど見た結果は、下記の通りである。
ブラジル Brasil - 58.31%
アルゼンチン Argentina - 21.8%
ドイツ Alemanha - 9.37%
日本 Japão - 3.73%
チュニジア Tunísia - 3.27%
ギリシャ Grécia - 1.91%
メキシコ México - 0.93%
オーストリア Austrália - 0.68%
ブラジルの優勝を予想するものが半分を超えるのは、身びいきや期待を含めて当然であろう。
アルゼンチンも、先日のワールドカップ南米予選での試合を考えれば、当然である。
22%とは、実質1番である。
その後は、ドイツ。
そして4番目に日本が出てくる。
ブラジル人が、日本代表チームなど知っているはずがないから、これもジーコへの評価であろう。
それにしても、ギリシアの2倍、メキシコの4倍の得票率である。
日本は、1次リーグは突破できるかも。
衣料品の寄付 その2
ブラジル・サンパウロは、南半球なので、今は秋そして6月21日からは冬となる。
南回帰線に位置するサンパウロは、標高が800メートルの高原にあるので、朝晩は結構冷え込む。
寒いときには、路上生活者などに凍死者も出るのである。
そこで、「不要な衣料品を供出して、貧しい人へ寄付しよう」という社会活動が行われているわけである。
そのキャンペーンで、「回収運動」が行われた様子をニュースで報道していた。
やや高級なアパート街を、運動員たちがスピーカーを持って歩きながら「衣料品の供出」を呼びかける。
アパートの入り口で手渡してもらう。
時には、衣料を上から投げおろすたわけ者もいる。
そういうこともあるが、あっという間にいっぱいに集まる。
この運動の主宰者は、サンパウロ州知事の夫人だった。
このキャンペーンはまだ続いている。
スーパーには、まだ回収箱が設置してある。
ブラジルにもこういった活動はあるのだ。
ブラジルの天才少年レオナルド君2歳
サッカーの番組が終わったあと、テレビのチャネルを回していた。
日曜夕方、例によって公開番組が放送中である。
日本でもそうだが、時々「天才少年」と称する子供が出てくる。
たまに凄いのもいるが、たいていはたわいのないものである。
山手線の駅の名前を順番に全部言えるとか、、怪獣の名前を言えるとかそんなものである。
この少年レオナルド君もそれに近いのだが、ブラジルならではだった。
ブラジルは、世界最大のカトリック信者を抱えている国である。
この少年は、カトリックの聖人の名前を当てることができるのである。
150人は言えるのだという。
更に、その聖人たちが起こした奇跡も言えるというのだ。
聖人の姿が描かれたカードを見て、その名前を言うのである。
結構長い名前を覚えている。
もちろん、ブラジルの守護聖人の名前も言えた。
「ノッサ・シニョーラ・ダ・アパレシーダ」
この子供とても落ち着かない子供であった。
司会者やスタッフや、そして親も子供を気をそらさせないように、手を焼いていた。
この子供は、家ではカードを床に並べて、遊んでいるという。
このレオナルド君は、そのうちきっと聖人に列せられる日を夢見て、今日もカードも見つめているに違いない。
ロナウドの休暇 その7 今もダニエラ・チカエリを愛している。
コンフェデレーション杯だけではなく、ワールドカップ南米予選からもブラジル代表をはずされて、休暇中のロナウドの話題は尽きない。
6月11日(土曜日)のGLOBOというテレビ局のCaldeirão do Huckという番組で、ロナウドはインタビューに答えた。
インタビューの中で、ロナウドはブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラとの会話や、アルゼンチンとの試合について話している。
「パヘイラ代表監督との話の詳細には話せない。 休みが欲しい、我慢が出来ないと彼に話しただけだ。 色々なことを解決したかったし、忘れたかった。」と、ロナウドは言った。
ダニエラ・チカレリとの最近の別れもいまだにロナウドを乱しているようだ。 いまだにとてもダニエラ・チカレリは好きであると、ロナウドは激白している。
「ダニエラ・チカレリは短い期間だったがとても愛した女性だった。いまだにその思いはとても強い。
しかし一緒にいることが出来ない今では、彼女の人生に起きていること全てのことに無関心でいなければならない。 しっかりしなくてはならない。 色々なことが起きたが、今はまた進まなければならない。 ただ、そういったこと全てに学ぶだけである
ロナウドがブラジルに着いてからいつも出てくるゴシップが、ロナウドを不快にさせてきている。
「いつも自分の生活は守ろうとしているが、しかし出来ない。
休暇のはじめから、イヴェッチ・サンガロ、ルマ・ヂ・オリヴェイラ、リヴィア・レモスそしてフェルナンダ・リマといた。
みんな無責任に話すそして、誰も、そういったことを引き起こすためのただの一枚も写真すらないのに。」
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ロナウドの悩みは尽きないようである。
静かな生活など望むべくもないことはわかるけど、リオ・デ・ジャネイロにいる限りは、もう無理なことははじめからわかっているはずだ。
そういう立場の人間ということが判っていないようだ。
そして、この番組はどちらかというとバラエティーショーである。
番組を選んだ方がよかったとも、思う。
発言の重みも違ってくるし。
domingo, 12 de junho de 2005
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その8 15千人が練習を見に来た。
サッカー・コンフェデレーション杯に参加するために、ドイツに滞在中のブラジル代表は、6月12日(日曜日)午後にバイエル・レヴェークーゼンBayer Leverkusenの競技場であるバイ・アレーナBay Arenaにやってきた。
観客が1万5千人も集まったそうだ。
更に、ブラジル選手たちのために、コロニア市の近隣からサンバ隊もやってきたそうだ。
まだ、アドリーノとリカルド・がいないので、パヘイラ代表監督は練習中はアドリアーノの場所にジュリオ・バプチシタを入れて、4人の攻撃陣とした。
ブラジル代表の正選手は次の通り:
Dida;
Belletti, Lúcio, Roque Júnior, Gilberto;
Emerson, Zé Roberto, Kaká, Ronaldinho;
Robinho, Júlio Baptista.
「過去の4試合でやってきたスキームだ。 正しいかそうではないかを知るために続けている。」
「選手たちには、これは選手次第といった。 このスキームを保つのをグランドで見せるのは、彼らである」と、パヘイラ代表監督は言った。
また、彼は中盤の固いマークをカカとロナウヂーニョに望んでいる。
「エーメルソンとぜーロベルトとという2人の選手が中盤でのマークの役割があるが、他の場所の選手も助けることは基本的なことである。 これもトレーニングでき来るようにするし、試合でも同様である。
コンフェデレーション杯は、またパヘイラ代表監督にとって、今回は参加していないロベルト・カルロスとカフーの新たな代わりとなる選手を探す機会である。
サッカー・ブラジル選手権 第7節 終了
サッカー・ブラジル選手権の第7節の試合が終わった。
6月11日(土) 第1日目(既報) 競技場
16h Paraná 3 x 0 Fortaleza Pinheirão
16h São Caetano 2 x 0 Brasiliense Anacleto Campanella
16h Cruzeiro 1 x 2 Ponte Preta Mineirão
16h Atlético-PR 0 x 0 Figueirense Couto Pereira
18h10 Botafogo 3 x 2 Juventude Luso-Brasileiro
18h10 Goiás 2 x 1 Palmeiras Serra Dourada
※アツレチコ・パラナエンシが引き分けた。
第7節にして遂に勝ち点1を得た。
6月12日(日) 第2日目 競技場
16h Santos 1 x 1 Fluminense Vila Belmiro
16h Internacional 1 x 1 Atlético-MG Beira-Rio
16h Corinthians 4 x 2 Flamengo Mogi Mirim
18h10 Paysandu 2 x 2 São Paulo Mangueirão
18h10 Vasco 2 x 2 Coritiba São Januário
※サントスは、ホームで大事な試合を落とした。
※サンパウロは、格下に引き分け。
主力選手を欠いているのがいたい。
※コリンチャンスは、ここに来て4連勝。
次節の第8節の予定は次の通り。
6月18日(土) - 第8節 第1日目
試合開始 対戦 競技場
16h Figueirense x Paysandu Orlando Scarpelli
16h Palmeiras x Vasco Parque Antarctica
16h Brasiliense x Corinthians Mané Garrincha
18h10 Ponte Preta x Goiás Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-MG x São Caetano Mineirão
18h10 Flamengo x Atlético-PR Luso-Brasileiro
6月19日(日) - 第8節 第2日目
試合開始 対戦 競技場
18h10 São Paulo x Botafogo Morumbi
18h10 Coritiba x Paraná Couto Pereira
18h10 Fluminense x Internacional Raulino de Oliveira
18h10 Juventude x Cruzeiro Alfredo Jaconi
18h10 Fortaleza x Santos Castelão
第7節を終了しての順位は次の通り:
順位 チーム名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失差
1º - Botafogo 18 7 6 0 1 13 8 5
2º - Juventude 14 7 4 2 1 15 9 6
3º - Ponte Preta 14 7 4 2 1 14 9 5
4º - Fluminense 14 7 4 2 1 12 8 4
5º - Santos 13 7 4 1 2 15 9 6
6º - Internacional 13 7 4 1 2 10 8 2
7º - Corinthians 13 7 4 1 2 13 14 -1
8º - Goiás 11 7 3 2 2 9 5 4
9º - Cruzeiro 11 7 3 2 2 12 9 3
10º - São Caetano 11 7 3 2 2 9 8 1
11º - Coritiba 10 7 3 1 3 11 10 1
12º - São Paulo 9 7 2 3 2 12 10 2
13º - Paraná 9 7 2 3 2 9 8 1
14º - Flamengo 8 7 2 2 3 6 8 -2
15º - Vasco* 8 7 2 2 3 9 12 -3
16º - Palmeiras 7 7 2 1 4 8 11 -3
17º - Fortaleza 7 7 2 1 4 5 8 -3
18º - Paysandu 7 7 2 1 4 8 14 -6
19º - Brasiliense* 6 7 2 0 5 3 10 -7
20º - Atlético-MG 5 7 1 2 4 9 14 -3
21º - Figueirense 5 7 1 2 4 5 9 -4
22º - Atlético-PR 1 7 0 1 6 3 11 -8
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その7 ドイツを知っている選手が7人
コンフェデレーション杯に招集されているブラジル代表は、今回23人である。
このうち7人は、ドイツにいても、ブラジルにいるのと変わらなく、リラックスできるという。
そして、5人は先般終了したばかりの欧州シーズンで、ドイツのチームに所属していた。
10年は欧州にいる、MFゼ・ロベルトは今回そして来年をとても楽しみにしている。
「これこそ自分のワールドカップになるだろう」という。
彼は、多分バイエルン・ミュニックを去り、欧州の別のチームにいくであろう。
彼は、経歴のほとんどをドイツで過ごしている。
ゼ・ロベルトの他にルシオも、同じくバイエルンで国内優勝をしている。
ジルベルトもヘルツァ・ベルリンにて活躍中である。
他に、ジュアンとロッキ・ジュニオールも、バイエル・レーベルクッセンにいる。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラには忘れられているが、ヘルツァ・ベルリンにはマルセリーニョ・パライバがいる。
ブラジルサッカー協会(CBF)によると2002年からは136人のブラジル選手が、ドイツのクラブに行っているのだ。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その5 ブラジル代表、ドイツに到着
サッカー・コンフェデレーション杯に参加するブラジル代表は、ドイツ現地時間6月11日15時(ブラジル時間同日10時)にフランクフルト空港に到着した。
一行は、バスで宿舎のHotel Lerbachに向かった。
火曜日14日に、ギリシア戦(水曜日)のためにまでLeipzigに向かうまでは、ここにいることになる。
19時に夕食をとり、その後今後の予定について技術委員会より説明があった。
トレーニングは、明日日曜日から行われる。
尚、打撲傷の治療中であったジュニーニョ・ペルナンブカーノとルイゾンハジョゼ・ルイス・ルンコ医師より解放された。
明日、BayArenaで行われる全体練習に通常通り参加する。
一時代表を離脱していたリカルド・は、所属チームBetisの一員としてスペインのCopa del reiに出場した。 延長戦の末2対1でOsasumaを破り、優勝。
リカルド・は日曜日に合宿に合流予定。
ブラジル代表が宿泊先としたこのホテルはColôniaとLeverkusenの間に位置している。
実は、とんでもないホテルであった。
今から600年前に建設されたもので、部屋数は58。
ブラジル代表の貸し切りという。
当然来年も、一月以上借りるのだろう。
専用機もなければ、監督もタクシーで移動するブラジル代表だが、出すところには出している。
サッカー・ブラジル選手権 第7節 第1日目終了
サッカー・ブラジル選手権の第7節第1日目の試合が終わった。
6月11日 第1日目
試合開始 結果 競技場
16h Paraná 3 x 0 Fortaleza Pinheirão
16h São Caetano 2 x 0 Brasiliense Anacleto Campanella
16h Cruzeiro 1 x 2 Ponte Preta Mineirão
16h Atlético-PR 0 x 0 Figueirense Couto Pereira
18h10 Botafogo 3 x 2 Juventude Luso-Brasileiro
18h10 Goiás 2 x 1 Palmeiras Serra Dourada
※アツレチコ・パラナエンシが引き分けた。
第7節にして遂に勝ち点1を得た。
6月12日 第2日目
開始時間 試合 競技場
16h Santos x Fluminense Vila Belmiro
16h Internacional x Atlético-MG Beira-Rio
16h Corinthians x Flamengo Mogi Mirim
18h10 Paysandu x São Paulo Mangueirão
18h10 Vasco x Coritiba São Januário
※コリンチャンスは、リオ・デ・ジャネイロの雄フラメンゴとの対戦だが、
サンパウロを遠く離れたモジ・ミリンでの試合。
ファンの悪行が祟った。
サッカー・ブラジル代表チーム技術コーディネーターのザガーロ退院
サッカー・ブラジル代表チームの技術コーディネーターのザガーロ氏が、1ヶ月間の入院から退院した。
ザガーロ(73歳)は、今日(6月11日)の朝、リオ・デ・ジャネイロのサマリターノ病院を退院した。
彼は、腸の疾患により、5月10日から入院しており、手術を受けていた。。
ザガーロは、バッハ・チジュッカの自宅に戻り、絶対安静にしていることになる。
医者が、いつザガーロが仕事に戻れるのか時期を明確にはしていない。
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本来ならば、パヘイラ代表監督の隣にいて、知恵を授ける立場なのである。
とにかく退院できたことはよかった。
sábado, 11 de junho de 2005
サンパウロFCは、困っている。
ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCは困っている。
というのは、大事な選手が抜けてしまったからだ。
FWのグラフィッチは、一昨日痛めていた膝の手術をして、半年は動けないことがわかった。
ブラジル代表にも、一旦は選出されたのだが。
さらに、FWのルイゾンは、日本の名古屋グランパスに移籍すると宣言してしまった。
来週にはいなくなるという。
さらに、シシーニョは、コンフェデレーション杯のブラジル代表に選出されたので、この金曜日(6月10日)にドイツへ飛んでいった。
さらに、不幸なことに、ブラジルのU20にも選手を3人も出している。
一番左のヂエゴ・タルデーリDiego Tardelliは、この5月7日に20歳になったばかりであるが、ほぼ毎試合グラフィッチが引っ込んだあとに交代で出てくる選手で、ペナルティーエリアでファールをもらうのがとてもうまい選手である。
15日には、メキシコでリベルタドーレス南米選手権の試合でチグリスと戦うわけであるが、誰もシュートできないくらいだ。
ほかのチームも、このサンパウロFCほどではないが、やはり苦しいところである。
サントスも、パルメイラスも、文句を言いたいようだ。
昨日(6月9日)の夜に、CBF会長を交えた会食の席で、サントスとサンパウロFCは、何とかしてくれと言ったが完全に無視されたという。
サンパウロFCとサントスは、リベルタドーレス南米選手権に勝ち残ってきており、優勝の可能性もないわけではない。
それだけに、不満も多いようだ。
これからの対戦相手となる、メキシコやアルゼンチンのチームは、選手をとられていないという。
ブラジルの場合は、代表監督のパヘイラが一流どころは全部さらっていった。
とはいえ、今のブラジル代表は平均年齢が30歳を超えているという。(35歳カフーのせいでもあるまいが。)
ワールドカップまで1年しかない現在、若手があまり見えてきていない。
コンフェデレーション杯の代表チームにしても、それほど若返っているようには見えない。
(カフーとロベルト・カルロスは休みになっているが。)
2002年優勝メンバーの代替わりがちょっと遅れていることも関係しているのだが、ブラジル国内の有望な若手も数が限れていることも否めない。
しかし、サンパウロ州のチームになぜかしわ寄せが来てしまったことになった。
ブラジルの恋人の日 その1 代筆屋
6月12日は、恋人の日だそうだ。
ブラジルから広まった習慣だという。
商店やレストランは、あの手この手でお金を稼ごうと、工夫を凝らしているという。
なんだか、最近のブラジルも商魂たくましくて、色々なイベントが増えてきた気がする。
前は、もう少しこぢんまりしていたんだが。。。。
6月のもう一つにイベントの、フェスタ・ジュニーナなんて、今や衣装まで大々的に売っている。
まあ、こういう時にお金を使える人は、当然余剰資金のある人だけだ。
さて、ブラジル映画で「セントラル・ステーション」というのがある。
(ブラジルのタイトルを直訳すると、「ブラジルの中央部」という訳だと思う。)
この中で手紙の代筆業の女が出てくる。
ブラジルの大女優フェルナンダ・モンチネグロが演じている。
演技派である。
(ブラジルの乙羽信子さんと呼ばれている。というのは嘘。 そう思っているのは自分だけ。)
ブラジルは、文盲率が高く、自分でかけない人が沢山いる。
そこで、手紙を書いてあげるという仕事をしているのである。
この代筆業が、現実に存在しているのだ。
昔ほど文盲の人はいないはずだ。
とはいえ、学校に行かない子供は沢山いるので、文盲に近い子供は続々と再生産されていることは間違いない事実である。
この「恋人の日」の代筆屋は、ちょっと違っていて、気が利いたすてきな手紙を相手に出したいのだが、どう書いて良いのかわからない人が利用しているというのだ。
それを、ニュースの「恋人の日」特集コーナーで見せていた。
でも、お客さんを見ると、悲しいほどにブラジルの現実を見せつけていた。
誠に失礼ながら、どうしても貧しそうな方たちばかりで、おそらく文章がうまく書けない人たちだろうと想像させる。
でも、自分の気持ちを表現したくて、必死にそれを説明している。
お客さんは沢山いるようだ。
サンパウロの麻薬地帯の移動
ブラジル・サンパウロの麻薬地帯の通称クラコランヂアが移動したそうだ。
前のクラコランヂアを、警察が厳しく取り締まって2-3ヶ月が過ぎた。
100人位は検挙されたそうだ。
そしたら、そこにいたものは、よそへ移動することも目に見えている。
クラコランヂアは、サンパウロのルース駅の南側の一帯の通称で麻薬の中でもクラックと呼ばれるものが出回っていたことからこう呼ばれた。
客は、12歳にもならないような子供も多い。
そういった道で働いている子供が、買えるような麻薬なので、程度も悪く安いらしい。
あちこちに売人がいて、昼間から買えて、堂々と吸っているという。
前のクラコランヂアは、この写真のところだ。
何度か紹介しているし、このルース駅付近のルース公園やピナコテッカも別に取り上げているところである。
確かに今は警察の車両が止まっているし、見るからに怪しい人はいなくなったが、その分人通りも減ったようで、店が閉まっているところが増えた。
そして、そのクラコランヂアの移転先は、この写真の通りである。
すぐ近くなのだ。
200メートル位で、大通りを渡っただけだ。
客の子供などは、その大通りで金を稼いでいるわけだから、おのずと行き先は近くになるのは当たり前だ。
この大きな通りドッキ・ヂ・カシアスは、よく通る。
そして、新クラコランヂアも先日通ったばかりだ。
確かに怪しさ満点であった。
sexta-feira, 10 de junho de 2005
ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供たち その2
ブラジル・サンパウロでは、車で信号待ちをしていると、子供が近づいてきて、ガムなどのお菓子を売りつけに来たり、ちょっとした芸を見せたりして、お金を稼ぐ子供に遭遇する。
何もせずに、ただお金をねだる子供もいる。
大体12-13歳以下位間での子供だ。
これ以上の年齢になれば、体も大きいので、もっと別の稼ぎ方もあるのだろう。
サンパウロにはこうした子供が、2000-3000人はいるといわれている。
サンパウロの中心部のルース駅の南側には、特にこういった子供が多かった。
この地区は、10年ほど前から「クラコランヂアcracolandia」と呼ばれ、路上で麻薬(特にクラックが多かった)が販売されるなど、環境の悪化が著しかった。
しかし、この2-3ヶ月前にこの地区自体の浄化を目的として警察の手入れがあり、一見この地区はそういった様子ではなくなった。
この地区にいた子供たちは、路上でお金を稼ぐと、そのお金で安い麻薬を買い、使用している子供が多いといわれていたのである。
集団で住み、麻薬を常用しているという子供たちの姿が、映される。
路上にいる子供の、53%は働くだけだ。
16%は、そこで生きている。
7.6%は、すでに独立して生きている。
7%は、一家揃って路上で暮らしているという。
さて、その「クラコランヂア」は、警察の手入れで無くなったというわけではない。
ただ移動しただけだ。
それも歩いていける距離の範囲であることは言うまでもない。
「新クラコランヂア」が存在すると、テレビのニュースで伝えていた。
おそらく2-3日中にまた警察の手入れが入るであろう。
場所は、カンポス・エリゼオス(シャンゼリーゼのポルトガル語である)という地区で、100年前は超豪邸街である。
サンパウロの移民博物館 その4 航空写真
サンパウロの移民博物館は、サンパウロ市の中心部のやや東のブラスという地区にある。
中心部に近いだけに、古い倉庫などが建ち並ぶ地区である。
だが非常にわかりにくいところにある。
やや斜めに南北へ走っているのが鉄道である。
やや斜めに東西に走っているのが高架ではあるが、地下鉄の東西線だ。
その少し南を、やや鍵状に曲がってはいるが、東西に延びている道路がサンパウロ中心部から東部に延びるラジアル・レスチという重要な幹線道路である。
写真の中心にある、屋根の赤い建物が「移民博物館」である。
拡大するとこのようになっている。
北側が、博物館の入り口である。
西側に沿って線路が走っているが、建物に沿って側線があり、かつて移民たちが降り立ったホームがある。
黄色で囲まれているところの北側半分位だけが博物館である。
南側は、貧しい人への「食事供給」などを行っているところで、むやみに近づかない方が良いであろう。
行きつけの獣医さんが言っていたそうだ。
「自分は、イタリア移民の子として、サンパウロに生まれたことをとても誇りに思っている」
「絶対に、あの移民博物館を訪れなさい」
ロビーニョは、麻薬密売の主犯と関係があることを認めた。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの敗戦後、そのままブエノスアイレスから戻ってきたブラジル代表。
ロビーニョは、サントスに家があるので、サンパウロに午前3時に到着した。
まだ、真っ暗である。
このロビーニョを待っていた記者団の質問は、「アルゼンチンとの試合について」ではなく、「麻薬密売組織の主犯とされる人物との関係」である。
ペレの息子も捕まったサントスを中心とした「麻薬密売組織」摘発の件で、すでに90人以上が逮捕されている。主犯と目される通称ナルヂーニョの正業は、「中古車販売業」である。
この会社を、資金の洗浄に使っていたと、警察は睨んで、家宅捜索をし、書類やコンピューターを押収している。
このナルヂーニョの電話は、警察により盗聴されており、その中にロビーニョとの会話があるというのである。
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ロビーニョは、ナルヂーニョを知っていると言ったが、麻薬取引への関与は否定した。
この木曜日の朝、ロビーニョは密売組織のリーダーとして警察により逮捕されたロナルド・ドァルチ・バルソッチ・ヂ・フレイタスRonaldo Duarte Barsotti de Freitas(通称ナルヂーニョ)を知ってると答えた。
しかし、組織への関与は否定した。
警察は、ナルヂーニョにロビーニョが関わっている可能性を捜査すると言っている。
「色々な人を知っている。自分に関係して、幸運をほしがる人だ。
よい関係になる。どこでもそんなものだ。 しかしよい関係になるのと組織に関与するのは違う」と答えた。
サッカー・コンフェデレーション杯(ブラジル代表) その1
サッカー・ブラジル代表は、明日6月10日にドイツに向けて出発する。
リオ・デ・ジャネイロから出発する組とサンパウロから出発する組に分かれて出発する。
サンパウロ出発組は、21時55分発 ヴァリグ8740便 フランクフルト14時30分着。
リオ・デ・ジャネイロ出発組は、22時10分発、ヴァリグ8744便 フランクフルト15時00分着。
ホテルHotel Lerbach着は、18時。
コンフェデレーション杯の一次リーグ戦の日程は次の通り:
6月15日 (水)Quarta - 15/06
ドイツAlemanha x 豪州Austrália
アルゼンチンArgentina x チュニジアTunísia
6月16日(木)Quinta - 16/06
ブラジルBrasil x ギリシアGrécia
日本Japão x メキシコMéxico
6月18日(土)Sábado - 18/06
豪州Austrália x アルゼンチンArgentina
チュニジアTunísia x ドイツAlemanha
6月19日(日)Domingo - 19/06
ギリシアGrécia x 日本Japão
メキシコMéxico x ブラジルBrasil
6月21日(火)Terça - 21/06
アルゼンチンArgentina x ドイツAlemanha
豪州Austrália x チュニジアTunísia
6月22日(水)Quarta - 22/06
ギリシアGrécia x メキシコMéxico
日本Japão x ブラジルBrasil
ロナウドの休暇 その6 リオ・デ・ジャネイロの夜の帝王、とCBFの抗議
今、リオ・デ・ジャネイロの夜をもっとも騒がせているのは、誰でもない休暇中のロナウドである。
ロナウドは、ブラジルでは"Fenomeno"(=優れた人)というタイトルで呼ばれる人いえば、ただ1人彼のことだ。
この彼の行いが、ブラジルサッカー協会(CBF)のお歴々のかんに障っているようだ。
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この最近の毎日の彼の出現が、ブラジル代表のFWにふさわしくないと、CBFの首脳の不満は高まっている。
ブエノスアイレスで、CBF会長リカルド・テイシェイラは、サッカー・ワールドカップ南米予選のの2試合から彼がロナウドをはずした後の、ロナウドの行動について、その友人に不満をこぼした。
CBF会長は、最近彼に起きた個人的な問題を原因とする疲れをとるためと申し立てた後だけに、ロナウドがもう少し慎み深くしていてくれることを期待していた
ロナウドは、彼とダニエラ・チカレリとの一瞬の結婚と、彼らが期待していた子供を失ったという事実を主な理由として感じている心身の疲れれがあると、申し立てていた。
それで、コンフェデレーション杯は休ませてくれるように要求した。
そして、ワールドカップ南米予選の試合もはずされた。
しかるに、この数日間、マスコミから離れることはない。
時にはブラジル大統領の隣にいたりと、彼は色々なイベントに現れている。
この日曜日に、ブラジル代表がパラグアイを撃破したときには、"Chiclete com Banana"(チューインガムとバナナ)というバンドのショーに現れた。
彼のスポンサーでもあるTIM(携帯電話会社)の音楽賞のプレゼンターにもなった。
そして、欧州でのU2のショーに行こうとしている。
彼の名前は、雑誌やバカなインターネットサイトから消えない。
ダニエラ・チカレリとの再接近や、歌手のイヴェッチ・サンガロとのロマンス、さらにはかつての恋人の1人である司会者のリヴィア・レモスとの出会いなどが、噂された。
CBF会長テイシェイラは彼の友人たちに、すべての自己宣伝が、ブラジル代表の同僚の前で、彼のイメージを損なわせることになるといった。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラはこういう事については公には話していないが、ロナウドには失望している。
名前を公にしないでというCBFの技術委員の1人は、ロナウドの本当の申し立ては、休みを十分に楽しみたかっただけではないかと思っているという。
シーズン中にやりたくても出来なかったことを、今やっているのだろうと。
彼が代表に招集されて代表に戻るときには、CBFの首脳はロナウドに彼の行いにより、関連して腐敗が起きないように改めさせるようにしなければならない。
CBFの望みの一つは、選手がいるホテルに色々な人を彼が招待しないこと。
こういった行いが、他の選手のねたみを呼び起こしかねないためだ。
11年も代表にいるロナウドとの関係で問題が累積しているかどうかは別にして、パヘイラ監督は公にロナウドはすぐにチームに戻るといっている。
「次のワールドカップ南米予選のある9月にはロナウドは必要だ。彼は6回目の優勝にはとても重要だ。」とパヘイラは言っている。
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ブラジルにしては、とても真面目な話だ。
やはり、「ワールドカップでは、優勝しか求められていない」ブラジル代表ともなれば、日頃から精進していないといけないようだ。
だからこそ何度も優勝している。
ところで、この記事はサンパウロの一流紙Folha de Sao Pauroのものであるが、CBFはCBF会長のテイシェイラもパヘイラもこの件についてい一切インタビューを受けたことはないし、事実ではないとホームページで即座に発表している。
この新聞の記事について、全部で4件の記事で事実ではないとしている。
CBFのこういった対応も珍しい。
それだけ、ロナウドを大事にしているのだろうか。
2件はロナウドとは関係無い件である。
(1)アルゼンチンでの水に関するもの。
アルゼンチンで水を飲むなと選手に指示を出したことはない。
(2)ブラジルおよびアルゼンチンで、ホテルにお笑い番組の取材が来たとに関しては、CBFが関与していないということ。
ブラジルのお笑い番組は、もちろん"Panico na TV"の一行である。
映像があるので、追って掲載予定。
アルゼンチンのお笑い番組は、「水」事件の番組のことである。
quinta-feira, 9 de junho de 2005
サンパウロで、「50日間も殺人事件がない」地区
サンパウロ市の南部に、ジャルジン・アンジェラJardim Angelaという地区がある。
市街地では、最南部に当たるところだ。
サンパウロの街は日々膨張を続けており、その一番はずれがファヴェーラFaveraという貧民街になる。
このジャルジン・アンジェラも、17000人の住民がいる。 街自体が巨大なファベーラだ。
近くを通ったことはある。
かつてのこの地区は、2000年に国連で「世界でもっとも危険な街」と報告されたところだという。
それが、もうなんと50日も殺人事件が起きていないという。
1月から6月7日までの殺人件数を比較している。
2001年が120人。
2004年が60人。
今年は、わずかに26人である。
そして、そのことがニュースになるのである。
ジャルジン・アンジェラとは、直訳すると「天使の庭」だが、こういう美しい名前をつけられたところが、そうではないのがほとんどである。
今日この地区を、サンパウロ州知事が訪れた。
「住民組織と警察の力で、安全になった」と誇らしげに語っている。
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おそらく都市化が進んで、この地区が整備されてきたので、治安が良くなったのだろう。
そして、危険な地区はさらに奥に新しくできたファヴェーラに移っただけと思う。
ブラジル代表監督は、「変更はない」と語る
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの試合での敗戦により、ブラジル代表の戦略が揺らぐことはないと言っている。
目的は、ワールドカップで6回目の優勝をすることといっている。
敗戦ではあるが、ブラジルはワールドカップ南米予選で27点の勝ち点で2位につけており、2006年ワールドカップの席に手が届くところにいる。
アルゼンチンは、31点で席を確保した。
パラグアイに対する勝利が天国ではなかったと同様に、敗戦も地獄ではない。
アルゼンチンは、ワールドカップ南米予選のブラジルでおこなわれた前の試合の借りを返したのである」と、ベロ・オリゾンチでおこなわれた3対1でブラジルがアルゼンチンに勝った試合を引き合いだした。
パヘイラ監督は、4人(カカ、ロナウヂーニョ、ロビーニョ、アドリアーノ)の攻撃陣の特徴を冷静に分析して、保持し続けると言った。
「ブエノスアイレスで、アルゼンチンに負けたからといって、何も変更はしない。代案を考え、選手をテストすることは続ける。」
ブラジル代表パヘイラ監督はタクシー
サッカー・ワールドカップ南米予選ブラジル対アルゼンチンの試合で負けてしまったブラジル。
ブラジル代表は、早くも今日木曜日に戻ってきた。
ヴァリギのRG9553便で、サンパウロには3時40分に、リオ・デ・ジャネイロには5時に到着した。
パヘイラ代表監督と、3人の選手が、今朝早くリオ・デ・ジャネイロに到着した。
ほかの選手は、一旦それぞれの地元に帰ったようだ。
到着口に出てきたパヘイラ監督は、ひとりぽっち。
記者が待っていた。
そして、自分の荷物は自分でカートを押す。
さらに、普通のタクシーを拾い、自分でトランクに荷物を入れ、帰った。
ブラジル代表には専用機もなければ、監督の専用車もないようだ。
ブラジル代表は、明日コンフェデレーション杯のために、ドイツに出発する。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン ブラジルチームへの評価
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンは、ブラジルが負けた。
この試合でのブラジル代表チームへの評価を、GLOBOのサイトで受け付けている。
先ほど見た結果は、下記の通りである。
点数
10 4.02%
9 0.75%
8 1.41%
7 2.90%
6 6.62%
5 14.79%
4 15.13%
3 14.05%
2 9.16%
1 7.35%
0 23.84%
0点という人は、きっと勝たないことには意味がないという人だろう。
投票している人は、ほとんどがブラジル人だと思うが、厳しい判定だろうか、それとも甘いだろうか。
ロナウドの休暇 その5 テレビで見ていた。
休暇中のロナウドは、リオ・デ・ジャネイロの自宅で、テレビでサッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの試合を見ていたそうだ。
ロナウドは、前半が終わった後の休憩時間に、ブラジルがアルゼンチンに一方的にやられるのではないかと思ったそうだ。
試合が始まってすぐに、ゴールを決められたのは、ブラジルの不運だった。
「そして、すぐに2つ目のゴール。 ブラジル代表は前半は何もすることが出来なかった。」
後半の終わりのブラジルチームの動きは良かったと言っている。
「我々は、相手のマークをふりほどき、パスは通るようになり、何回もチャンスを作ることが出来た。 ブラジルの試合は後半だった。」と締めくくった。
ブラジル兵の帰還
ブラジルも、国連の安全保障委員会の常任理事国になるために努力をしている。
ブラジルは、第2次世界大戦ではイタリア戦線に出兵している。
連合国であるから、国連の原加盟国である。
日本とは、かなり立場が違う。
それでも、それなりの国際貢献をしなければならないのである。
ブラジルに課せられた使命は、混乱の続くハイチへの国連平和維持軍の派遣である。
1年前から派遣している。
隣国の侵略や国際テロ組織などはないようだが、無政府状態に近いので、頻繁に騒擾状態になっている。
幸いなことに、ブラジル軍兵士には死者は出ていない。
先日、交代のために帰国した隊が、サンパウロの西隣のオザスコ市にある基地で解散した。
任務を終えて、帰郷する兵隊たちである。
もちろん、代わりの兵隊が派遣されている。
ブラジルの国際ニュースでは、ハイチの情勢がよく伝えられるが、それはブラジル軍がそこにいるからである。
サッカー・ワールドカップ南米予選ブラジル対アルゼンチン戦 アルゼンチン勝利
サッカー・ワールドカップ南米予選ブラジル対アルゼンチン戦は、
3対1でアルゼンチンが勝利。
ブラジルは、前半中盤で全く球を捕れず。
アルゼンチンに完全に翻弄された。
3点を前半で決められる。
アルゼンチンのマークはきつく、完全にブラジル選手特にロナウヂーニョはつぶされる。
後半はやや改善するも、時すでに遅かった。
わずかに、ロベルト・カルロスのボンバーで一矢を報いたのみ。
審判は、ちょっとアルゼンチンよりか。。。。
ブラジル選手も、やはりパラグアイ戦の疲れが残っていたのか。
もしくは、練習不足か。
選手の才能だけでは、パスは回らないことを証明したような気がする。
ロビーニョは全く良いところ無し。
後半はトップからかなり下がったところに位置するしかなくなった。
アルゼンチンの早いアタックには、「ペダル」も見せることできず。
これで、アルゼンチンは2006年ワールドカップの席を確保した。
南米勢では、初めてとなる。
ワールドカップ南米予選の順位は、次の通り。
ブラジルは、9月3-4日に行われるワールドカップ南米予選で決めるしかない。
ブラジルは、チリと対戦。
quarta-feira, 8 de junho de 2005
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン 後半
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン 後半である。
23時2分後半開始。
後半
10分 アルゼンチン選手にイエローカード。
15分 ロビーニョ交替
レナットが入る。
25分 アルゼンチン選手交代
ゴンザレスが交替
ザネッチが入る
26分 ロベルト・カルロスのボンバー決まる。
3対1
37分 アルゼンチン選手交代
サビオラが交替
テベスが入る
39分
ブラジルのアナウンサーが、アルゼンチンがワールドカップに近づいたと言い始めた。
45分 ロスタイム3分
48分 試合終了
3対1。 アルゼンチン勝利。
アルゼンチンも、ワールドカップの席を確保。
ブラジルのテレビ番組のバックダンサー
ブラジルのテレビ番組には、公開放送がとても多い。
毎日毎晩、観客を沢山入れた公開放送がある。
それが、土曜日日曜日は、さらに大規模且つ長時間の公開放送を流している。
内容は、ショー番組である。
ゲスト歌手が出てきたり、視聴者が参加したり、どうでも良い討論をしたり、はたまたブラジルの必須コーナーの「感動・感涙コーナー」がある。
この「感動・感涙」コーナーは、特に貧困層には人気があるコーナーのようである。
さて、こういった番組ではバックダンサーのお姉さんたちが踊っている。
決してきびきびとは見えないのだが、振り付けパターンは多いのである。
日本だと、スクールメイツのようなものなのだろうが、やはり大柄で顔立ちも派手気味で、さらに人数もおおいので目立つ。
昔よりは、人数は減ったように思えるがそれでも多い。
別に、ここまでいなくても良いと思うくらいだ。
それに、番組放送中は出ずっぱりで、踊っていないときはにこにこしながら不動の姿勢を保っている。
意外にきつい仕事だと思う。
日本だと、セットは電飾を多用することが多いが、ブラジルは電飾の方がお姉さんより高いのか、このようなお姉さんが多数いらっしゃる。
こういった雰囲気はイタリアのテレビ番組に似ていると思う。
イタリアも、さらにゴージャスなお姉さんたちが後ろで踊っているショー番組が多いと思う。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン 前半
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン
21時55分 キックオフ
前半
3分 アルゼンチンのゴール。
アルゼンチン先制。
5分 カフーにイエローカード
17分 アルゼンチンのゴール
2対0
39分 アルゼンチンのゴール
3対0
42分 ロナウヂーニョにイエローカード
45分 ロスタイム2分
46分 ロッキ・ジュニロールにイエローカード
前半終了
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その8 ジーコ
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの試合がもうすぐ始まる。
実は、両チームが今日引き分けると、両チームとも2006年ワールドカップへの出場が決まるのである。
ところで、アジアの4チームが出場を決めたニュースも報道されている。
昼のニュースでは、まだ日本だけだったが、夜のニュースでは4チームになっている。
日本チームの勝利は、早いところで朝の10時7分には速報されていた。
夜のニュースでも、日本チームの試合の映像だけが流れている。
理由はもちろん、ブラジル人のジーコが率いているからである。
ジーコが、「2006年ワールドカップでは、ベスト8までには残りたい」と言ったことも、当地の夕方までには報道されている。
やはり、ジーコはブラジルでは特別扱いである。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その7 テベスが吐いた水をパヘイラ監督が飲んだ。
本日発行のアルゼンチンの新聞"Clarín"によると、アルゼンチンのコメディアンから、ブラジル代表のカフーに出された水は、その前日アルゼンチン代表でコリンチャンス所属のテベスが吐いた水が入っている容器に入れて出されたという。
この容器はまたパヘイラ監督が記者会見の時にも使われたものと同じだという。
このアルゼンチンのコメディアンはゴンサロ・ロドリグェスGonzalo Rodríguezといい、地元テレビの "Caiga Quien Caiga",という番組の中で、テベスに容器を差し出して、中にはき出させていた。
その容器に入れた水を、翌日にカフーに飲ませようとしたというわけだ。
カフーは断ったようである。
パヘイラ監督のインタビューでは、容器に入れた水が、コップになみなみとつがれた。
「来たよ。でも何も起きなかった。」と、パヘイラ監督は言っている。
先週、パヘイラ監督は、アルゼンチンで何が起きるかわからないと心配していた。
というのは、後にマラドーナも暴露したことだが、1990年のワールドカップの時に、アルゼンチンが試合中にブラジル選手に飲ませた水に「睡眠薬」が混入されていたということがあったからだ。
当初、ブラジルはアルゼンチンにブラジルの水を持っていこうと真剣に検討したそうである。
しかし、パヘイラ監督は今回持ってきていないと言っているそうだ。
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この容器事件は、「しゃれ」なのか「事実」なのか、どうかわからない。
文字だけの報道では、状況がわからなかった。
※映像が別途入ったので、多少状況がわかった。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その6 過去の対戦成績
ブラジルとアルゼンチンの過去の対戦成績が、ブラジルとアルゼンチンでは異なっている。
ブラジルサッカー協会(CBF)によると、
33勝22引き分け32敗と、ブラジルが優勢という。
ところが、アルゼンチンサッカー協会(AFA)の発表はこれとは異なる。
アルゼンチンの36勝22引き分け33敗ということである。
ブラジルは、36敗なのか32敗なのか。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その5 飢餓と貧困
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン戦が行われるリバープレート競技場では、ブラジルとアルゼンチンのNGOが協力する。
アルゼンチン社会ネットワークとブラジル子供牧師会は、試合が行われる今日、ブエノスアイレスで飢餓と貧困を打ち破る戦いのキャンペーンを行う。
両組織は、、試合の行われる競技場に、「平和の団結」と「飢餓との戦いの協力」と、スペイン語とポルトガル語で書いた垂れ幕を掲げる。
アルゼンチン社会ネットワークは、これはキャンペーンをラテン・アメリカ全体に拡大するためだと言っている。
最新のデータによると、アルゼンチンの40.2%(1470万人)が貧困以下の生活レベルという。
そして、15%が貧困レベルである。
基礎的に必要なものを得ることが出来ないということである。
ラテン・アメリカは、世界でもっとも不平等の大きな所であり、44%が貧困以下で、18%が貧困という。
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人 その6 また別の人物出現の驚愕
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリの新恋人出現を紹介して来た。
音楽家のダヴィ・モラエスという人物と伝えてきた。
5月27-28日をリオ・デ・ジャネイロで過ごしたと、色々な雑誌の記事になったことを伝えてきた。
ところが、この6月4-5日の週末には、また全く別の男性と彼女は、リオ・デ・ジャネイロ州のブシオスというとても海の綺麗な別荘地で過ごしていたことが、あの「CARAS」誌の最新号で報じられている。
おそらく、他の雑誌もまた同様に報じることだろう。
ダニエラ・チカレリ(26歳)は、この2週間の判断でとても早く、結婚し別れる事だけではなく、自分のそばに置く男性を、、取り替える。
ロナウドとの「86日間の」結婚の後、公式には5月11日に別れた、「チカレリ台風」は6月4日金曜日に、ブジオスに上陸した。
弁護士のフラヴィオ・ズヴェイテルFlávio Zveiter23歳を連れてである。
二人が、海岸で「口吻」をかわすところがまた激写されている。
※手前にいる女性は、上の写真の人と同一人物だから連れであろう。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その4 試合間近2
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン。
アルゼンチンは、先週土曜日にエクアドルと試合をしている。
しかし、主力選手は休ませている。 その結果敗戦となったわけだ。
ブラジルは、その1日後の6月5日の日曜日に、パラグアイと試合をしている。
ブラジル選手は、つまりそれだけ疲れているわけである。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ブエノスアイレス滞在中は選手を休ませることに務め、練習をしていない。
ブラジル代表は、この2日間本当のトレーニングを行っていない。
昨日、試合の行われるリバープレート競技場で、芝の具合を確かめるための練習を行っている。
ここでも、特別な戦術的な練習は行っていない。
一昨日は、控えの選手がボカ・ジュニオールの練習場へ行っただけで、正選手はホテルでマッサージを受けていた。
「欧州のシーズンの終わりの疲れ切った選手をより強くしようなんてバカげている。」と、パヘイラ監督は言う。
だた少しだけ真剣にしたのはロナウヂーニョに対してだ。
彼は、ファールの受け方を練習した。
今月いっぱい、ブラジルは、2006年のワールドカップまでの間で最も長い期間のトレーニングをすることになる。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その3 試合間近1
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの試合開始は、21時45分である。
こんな中途半端な時間になっているのも、ブラジル最大のテレビ局の連続テレビドラマの時間と関係がある。
このドラマは毎日連続であり、視聴率40%以上はとっている番組である。
これは、絶対に何があっても毎日続けなければならない。
21時前後に始まり1時間前後の番組である。
これが終わって、やっとサッカーが始められるわけである。
よって試合が終わるのは、23時頃になる。
さて、ブラジル代表はブエノスアイレスのホテル・インターコンチネンタルに宿泊している。
(CBF)の手配により、完全に隔離され、安全も確保されている。
ファンといえども、ブラジル代表とは接触できない。
わずかに宿泊客だけが、選手に近づくことが出来るだけである。
移動の途中も、アルゼンチンの警察が完全にガードしているので、ブラジル選手を脅かすようなことで出来ない。
ブラジル代表のファンといえども、同様である。
飛行場から直接にバスでやってきた。
ファンがみることが出来たのは、街で行われた2回のトレーニングだけである。
選手は、プレッシャーを感じない日をよころんでいる。
昨日、キャプテンのカフーの誕生日のパーティーを行った。
しかし、今日は全く環境が変わる。6万席の入場券は売り切れである。
ダフ屋は、窓口で買う価格の10倍の価格を提示している。
ロナウドの休暇 その4 シティ・オブ・ゴッド
社交的なイベントに参加する時間がたっぷりあるロナウド。
今日(6月7日)の午後は、シダーヂ・ヂ・デウシュ*リオ風の発音Cidade de Deus(神の街)という地区に建設された文化センターの開所式に引っ張り出された。
リオ・デ・ジャネイロ南部のこの地区は、麻薬密売組織間の暴力的な勢力争いがおきているところとして知られているが、しかし世界的にはフェルナンド・メレレスの映画の題名「シティ・オブ・ゴッド」で印象づけられたところでもある。
この映画は2002年に4つのオスカーにノミネートされている。
ロナウドは、この廃墟のようになっていた建物の再建に15万レアル(約650万円)の貢献をしている。
地元バンドも協力している。
劇場、映画、ダンス、デザイン、会議場、食堂、シャワーなどが、ロナウドから提供されたお金のおかげで出来た。
おばちゃんにも大人気。
彼は、水曜日か木曜日にスペインへ出かける。
アルゼンチン戦でのブラジルの勝利を応援しているといった。
ブラジルのニュースは、マッチ・ポンプ
ブラジルには犯罪が満ちている。
犯罪の報道をしていると、きりがない。
ニュースの時間には限りがあるのである。
だから事実を伝えると、その後を知らせる追跡報道はあまり無い。
その事件報道も、記者クラブ制度ではないのか、各テレビ局によって取り上げ報道する事件が異なることがある。
6月1日のグローボのサンパウロのローカルニュースでは、こういう事実を伝えた。
サンパウロの東30キロのポアという街からサンパウロに向かう、午前の列車の最後部の車両では乗客が堂々と麻薬(マリファナ)を使用している。
そうして、隠し撮りされた映像が流れた。
右手に、たばこのようにマリファナを持っている男。
4人で回し飲みをする乗客。
そして、その翌日にはこういうニュースが流れた。
「昨日のこの時間の報道で、今日早速警察が取り締まりを行いました」
警察が、駅構内に入り、それをカメラが同行する。
車両に入り、不審な者を検挙し、所持品から麻薬などを発見する。
これが、ジャーナリズムの力であり、報道の使命だと誇らしげである。
ほかの局はどこもこんな報道はしていない。
全くほかの事件を、報道している。
ブラジルのニュースで、東京の夜が紹介された。
今日は事件がなかったのが、ブラジル最大のテレビ局GLOBOの最終ニュースで、東京の夜が紹介された。
東京の夜は活発だということを紹介したのである。
サンパウロでは、夜に、一般人がこのように安心しきって歩き回れるところもない。 危険である。
ロケ地は、渋谷と六本木。
(東京の中心部といっていたが、ここが中心だろうか。)
※渋谷駅から8分のところに家を持つ自分としては、懐かしくもあるが。
取材したのは、服装から判断するに最近ではないようだ。
面白い人が映されていた。知り合いがいたら、「出ていたよ」と言ってはどうか。
もっともっと沢山の人が登場していたのだが、キャプチュアの過程でぶれてしまった人も多いのであしからず。
※動画もありますが。
「東京の夜は凄いのね」と女性キャスターの意味深な笑いながらのコメントで終わった特集でした。
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人 その5
”ISTO GENTE”という雑誌にもダニエラ・チカレリの記事が出ている。
こちらの雑誌は、
表紙は、今やブラジルで話題沸騰になった"Panico na TV"のメンバーである。
真ん中にいるのが、サブリナ・サトウである。
この番組については、何度か取りあげたが、ますます人気急上昇で取りあげなければならないと思っている。
インテリの視聴率が高いという結果が出ている。
ダニエラ・チカレリに関する記事は、他誌とそう変わらないが、ダニエラ・チカレリ一行がファンク・クラブに行く前にピザ屋にいったというのが目新しいことだがどうでもよいことである。
本文を訳そうと思ったが、その前にダニエラ・チカレリにまた新たな事実が出来てきて、この話は古くなったので取りやめる。
新事実は、次回に紹介する。
これほど続くとは思えなかったネタだが、なんだか芸能記者みたいでいささか辟易としてきた。
サンパウロの観光フェア その2
6月1日から5日まで、サンパウロ市北部のEXPO NORTEという展示場で開催された「観光展」。
単なる観光地の紹介ではなく、観光産業をいかに盛り上げるかということにかなり力点が置かれていた。
ブラジルの観光地といえば、リオ・デ・ジャネイロに、イグアスの滝に、アマゾンそしてパンタナルが有名であるが、
それぞれの距離がかなり離れており、そうそう回りきれるものではない。
また、自然そのものを楽しむだけで、付帯するものが充実しておらず、マニアはともかくとして広く観光客を集めることが不十分である。
さらに、広いブラジルでそれだけしか観光地がないということも、寂しいことで、リオ・デ・ジャネイロ以外にも美しい海岸はいくらでもあるのだが、交通の便が悪く、施設がないなどの問題もある。
こういった問題点を洗い出して、官民一体となって、ブラジル観光を盛り上げようというフェアだったのである。
サンパウロ市のブースである。
サンパウロ市の観光スポットであるMASPという美術館の建物を模している。
サンパウロ州のブースである。
サンパウロ市民の週末観光のスポットが多い。
terça-feira, 7 de junho de 2005
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その2 試合前日
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチンの試合は、いよいよ明日6月8日21時45分からである。
事前報道は、ふんだんに流れているのだが、あまり人間くさいものはない。
勝敗に関する下馬評などの、情報が多すぎることもあるだろう。
①ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラの笑い
パヘイラ監督は、いつも渋い顔をしている。
しかし、パラグアイ戦の勝利にとても気をよくしたようで、その後の記者会見でしまりがない。
笑っている。
②マラドーナの訪問
昨夜(6月6日)、マラドーナがブラジル代表をホテルに訪ねた。
「ブラジルチームは、ドリームチーム」などと誉め称え、選手と写真を撮って帰った。
しかし彼が着ていたT-シャツにははっきりと"I Love Argentine"と書いてある。
かつての名選手には違いないけど、この人はなんだか不思議な人だ。
③ブラジル代表は、芝生のチェック。
今日(6月7日)の午後、ブラジル代表は試合の行われるリバー・プレート競技場で短い練習をした。
今日、35歳の誕生日を迎えたキャプテン・カフーの映像が多い。
今回のワールドカップに出場すると、4回目となる。
④カカ
昨日のインタビュー。
カカの右手薬指には、やはり指輪が。
ペレが泣いた。 そしてロビーニョも捜査対象に。
ペレの息子の通称エヂーニョ、本名Edison Cholbi Nascimento、34歳が、昨日サントスで逮捕された。
ペレにより認知された6人の息子の中で一番年上である。
彼は、身長180センチ。90年代にサントスでゴールキーパーを務めた。
92年にはPortugesa Santista,93年にはSao Caetano、94年から98年までは再びサントスに戻った。
Ponte Pretaで選手生活を終えている。
サントスで生まれ、ニューヨークで5歳から20歳まで育っている。
米国の大学で、サッカーと野球をやった。
サッカーを止めてからは、モトクロスをやっていたし、父親の事務所で働いていた。
2003年からは、Shep Missingとともに自分の事務所を持ち、サッカー選手の管理会社を始めた。
エヂーニョの逮捕容疑は、麻薬の密売容疑である。
これに絡んで52人が逮捕された。
警察の、8ヶ月に渡る極秘捜査の成果という。
主犯と目されているのは、通称ナルヂーニョ、本名Ronaldo Duarte Barsotti de Feitasと呼ばれる男。
中古車販売を手広くやっている男である。
このナルヂーニョから、サッカー・ブラジル代表のロビーニョも車を買ったという縁もあるという。
彼とロビーニョの電話も、警察により盗聴されているという。
警察は、ロビーニョとナルヂーニョは直接の関係であると発表しており、捜査の対象であると発表している。
このナルヂーニョは、昨日の逮捕連行時には大暴れした。
報道陣に向かって、体当たりをしたり、蹴りを入れたり、「無実だ。撮るな。」ということだった。
ペレ(本名Edison Arantes do Nascimento)は、昨夜は弁護士経由コメントを発しただけだった。
しかし、今日は息子が拘置されている拘置所へ行き面会をしたという。
(左から2人目がペレである。弁護士連れである。)
(面会室へ連れて行かれる息子)
その後、記者会見をしている。
「そのようなグループと関わっている息子をみて、悲しい。」
涙を流すこともあった。
息子は、警察の取り調べに麻薬(マリファナ)の使用は認めたが、密売には関わっていないと言っているようだ。
しかし、警察は、彼とナルヂーニョの電話の盗聴内容から、密売に関わっていると発表している。
彼の携帯電話の盗聴の内容は、発表されていない。
「自分は犯罪人ではない、ただ治療が必要なだけだ」と、息子は警察に言っているという。
この息子は、警察のお世話になるのは、これで少なくとも3回目である。
警察によると、主犯のナルヂーニョは、2つの麻薬組織の抗争に関わっているという。
一つは、彼が関係している組織でCV(赤い軍団)といい、拠点はリオ・デ・ジャネイロにある、もうひとつはPCC(首都第一軍団)といい、サントス周辺に販売拠点を置こうとしているという。
サンパウロFC:グラフィッチは重傷。ルイゾンは名古屋グランパスへ。
先週のトヨタ杯リベルタドーレス南米選手権の対チグリス戦で、泣きながら退場したサンパウロのFWグラフィッチが、今日痛めていた右膝の手術を受けた。
手術前は、2ヶ月くらいで復帰できるといわれていたが、当初1時間から1時間半で終わるといわれた手術は長引いた。
手術医および、サンパウロの医師の発表では、、予想外に膝の具合は悪く、6ヶ月は復帰できないと発表された。
つまり今年のプレイは出来ないということである。
また、サンパウロFCのルイゾン(29歳)は、リベルタドーレス南米選手権後にグランパス名古屋に移籍の予定であったが、6月15日に離れると発表した。
すでに仮契約は終了しており、契約違反の違約金は非常に高いものになるという。
6月15日には、サンパウロFCはメキシコでチグリスと対戦する。
しかし、サンパウロFCが、先週モルンビーで、チグリスに大勝(4対1)したことで、メキシコで行われる試合の結果次第だが、更にチームがリベルタドーレス南米選手権に勝ち残る可能性が大きいとみられている。
これに勝つと次の試合は、準決勝となる。
サンパウロFCより、もう少しルイゾンに延ばせないか打診されていた。
「日本のグラブにいくという仮契約がある。サンパウロFCの人はそれを知っている。それはいつもはっきりしていた」と、ルイゾンは公式にサンパウロFCを去ることを発表した。
名古屋に行く日は6月15日と発表された。
サンパウロFCとの契約は今年の初めである。ルイゾンはクラブでポジションを得るのが遅れた。
治療などもあり、サンパウロ州選手権では控えであった。
しかし、アウロ・アウツオリ監督が就任してからは、異議のつけようのない正選手となり、リベルタドーレス南米選手権では、貴重なゴールを決めている。
ルイゾンによると、名古屋グランパスとの仮契約は、レオン監督の時で、サンパウロ州選手権の最中で、試合に出る機会に出ることがないときであった。
「プレイできずに、楽しくなかった」と、告白している。
ルイゾンは、リベルタドーレス南米選手権の歴史の中で、ブラジル選手として最も多い27ゴールを決めている。
キャリアの中で数え切れないタイトルを持っているが、もっとも大きなものは2002年のワールドカップ優勝をしたときの代表であったことだ。
ロビーニョは、レアル・マドリとブエノスアイレスで契約。
またまた、ロビーニョの移籍の話である。
レアルマドリの関係者が、サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン戦のために、ロビーニョが現在滞在中のブエノスアイレスでロビーニョと契約するということである。
フロレンチーノ・ペレズ・フィリョFlorentino Pérez Filhoというレアルマドリの社長の息子が、今アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにいる。
もちろん、そこには、レアルマドリから誘われているロビーニョが、水曜日に行われるワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン戦のためにいる。
公式には、ペレス・フィリョはブラジル対アルゼンチンの試合を見るためにそこにいるのであって、レアルマドリのことではないという。
今まで、彼はロビーニョとの接触をしている。
「何回か話したことがある。 レアルマドリのことではなくサッカーについてだけど。」とロビーニョは言っている。
「何も問題ない。移籍のことなど考えてもいない。他のことは何も考えてはいない。 今はただブラジル代表のことを考えている」と続けている。
ロベルトカルロスは、言っている。
「ロビーニョは、新しいガリンシャだ。」
※ガリンシャとは、かつての名プレイヤー。60年代に活躍している。
「ロビーニョは、そのドリブルと大胆なプレイで、ブラジル代表に足らなかった楽しみをくれた。」
スペインのテレビで、ロベルト・カルロスはロビーニョがリベルタドーレス南米選手権の後にレアルマドリに移籍するのは正解だと言っている
ロビーニョは、スペインのサッカーに移籍するとは確認したことはない。
しかし関心を持たれていることには満足している。
「幸せである。 サントスに住むのは好きだし、まだそこでタイトルをとりたい。しかし、また、欧州の大チームが関心を持ってくれることに満足している。」
サントスの社長マルセロ・テイシェイラMarcelo Teixeiraは選手移籍の可能性を否定しつづけている。
少なくとも2006年のワールドカップまでは、サントスにいるといっている。
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いつもの推測記事であった。
何も内容がない。
こういう情報は、いつもブラジルからは発信されない。
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人 その4
ダニエラ・チカレリの新しい恋人報道は、まだまだ色々な雑誌に出ている。
このダニエラ・チカレリのネタは、読者をつかむことが出来るのだろう。
微妙に違うものもあるが、記事の内容はだいたい似たり寄ったりである。
写真も、同一カメラマンが激写したものなのか、これもショットが似ている。
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"tititi"という雑誌である。
表紙に、ダニエラ・チカレリが大きく中央でポーズをとっている。
そして、下の方に「新しい恋人」と、ロナウドがいる。
ロナウドの顔が、しょんぼりとしているところが、記事の内容を示している。
ダニエラ・チカレリは、ロナウドに仕返し。
ダニエラ・チカレリは、イヴェッチ・サンガロの前夫であるダヴィ・モラエスとロマンチックな雰囲気で、リオ・デ・ジャネイロの危険なところにある、ファンクの”セレナード”に浸っていた。
ロマリオとダニエラ・チカレリはまだ終わっていないという報道があった。
先週、その2週間前に別れたと報道したロナウドとダニエラ・チカレリに近い人たちもブラジルの人たちも二人がよりを戻す可能性を注視していた。
多くの人たちが、スペインでのシーズンの終了後にロナウドがリオに着き、ダニエラがその時にその美しいリオ・デ・ジャネイロで週末を過ごすということで、よりを戻すと信じていた
ロナウドは、29日の朝にリオ・デ・ジャネイロに付いた。
何十人ものジャーナリストやカメラマンが待っていたが、ロナウドは「個人的なことについては話さない」と、ダニエラ・チカレリの件について答えた。
その日、二人が戻るという期待は失われていた。
理由は。
5月27日の金曜日。
ブラジルのMTVの司会者であるダニエラ・チカレリは、リオ・デ・ジャネイロの南部にあるモッホ・アレマンのファンク・クラブを訪れた。
ミュージシャンのダヴィ・モラエス(イヴェッチ・サンガロの前夫)と、彼のマネージャー・ピニー・モントーロそして歌手のプレタ・ジルと彼女の恋人ヤン・コスタと共にである。
彼らのすぐそばにいた人によると、初対面のような感じから、ついにはダニエラ・チカレリとダヴィ・モラエスは「接吻」までかわしていたという。
この変化について、誰も経緯を確認したがらない。
「マネージャーは、この件については何も知らない」とピニー・モントーロは言う。
ただ、みんなで一緒にその夜いたことは認めている。
プレタ・ジルも友人たちについては話したがらないが、しかし、彼女が彼らといたことは隠さない。
「今、録音中で、その合間にダヴィ・モラエスと、サンコンラッドのショッピングセンターに買い物に行ったわ。それからいつものようにファンク・クラブに行った。友達を連れていたけど、よく知らないの。」
言っても言わなくて、その夜にいたものは、ダヴィ・モラエスとダニエラ・チカレリは、Tati Quebra Barracoの音楽で踊り、身を寄せていたいることは間違いないと言っている。
話はそれで終わりではない。
その日の後の夜、二人は、リオ・デ・ジャネイロのクラブ「00」を訪れている。
そして、土曜日、彼女はまだ、レブロン海岸の水際を走っていた。 9月に行われるベルリンマラソンに備えてのトレーニングである。
その夜、ダニエラ・チカレリはサンパウロに戻った。 日曜日の朝早くブラジルに戻ってくる、前夫ロナウド似合うこともなかった。
この話はこれで終わらない。
5月30日(月)、ダヴィ・モラエスはサンパウロの高級住宅街にあるダニエラ・チカレリのアパートで1日を過ごしている。
ベランダに出て来た彼は、張り込みのカメラマンに幸せそうな顔を見せた。
しかし、これはダニエラ・チカレリの会社のカニコ・ヂ・ケイロスCanico de Queirozよって否定された。
「彼女の部屋にいたのは、アドルフォとよばれるプロヂューサーで、クレヂカード・ホールで行われるイベントで、彼女が着る衣装の確認に来た」
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ダニエラ・チカレリの記事は、まだまだ続きそうだ。
逞しく、そして恋多い、自由奔放な女性であることがよくわかる。
ロナウドの休暇 その3 パラグアイ戦前後
ロナウドは、休暇中である。
ブラジル代表がパラグアイ戦を控えて集中力を高めていただろう前夜、つまり6月4日の夜、ロナウドはリオ・デ・ジャネイロのクラブに現れた。
そして、ステージに上がり、歌を唄っていた。
良い声だった。
そして、、6月6日には、ブラジリアへ行き、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァに面会し、ブラジル代表のユニフォームを渡している。
ロナウドは、ブラジリアを訪問したときに、記者会見に応じている。
ロナウドは、ブラジル代表の他のメンバーに「脅かされている」ように感じると言った。
パラグアイ戦に出たかったといいつつも、選手を賞賛した。
自分の場所をとりつつある同僚の名前を出すことなかった。
ロナウドは、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァとタルソ・ジェンロ教育大臣との面会をした。
「自分のポジションはいつもおぼやかされている。いつも働かなくてはならない。 それぞれが自分の場所をとったのだ。」
ロナウドは、ロナウヂーニョやロビーニョの名前を出すことはなかった。
「自分はあそこにいたかった。良い試合だったと思う。」と答えにとどめた。
segunda-feira, 6 de junho de 2005
ペレの息子が、逮捕される。
ブラジルサッカーの王様と呼ばれる「ペレ」の息子が逮捕された。
容疑は、麻薬の取引である。
ペレの息子のエヂィーニョEdinhoが月曜日の朝サントスで逮捕された。
他にも17人が逮捕されている。
容疑は、麻薬の密売とリオ・デ・ジャネイロでの犯罪組織に関わっていることである。
警察の8ヶ月に渡る捜査の成果であるそうだ。
彼は、以前はサントスFCでゴールキーパーをしていたこともある。
ペレは、弁護士を通じて、「悲しい」とのメッセージを出している。
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サントスの麻薬密売に関わる地元の情報は、Gabbynaさんのブログから最近の動きがちょうどレポートされていたところである。
街角情報が、このような逮捕に繋がっているわけである。
しかし、これだけ捕まっても、もうすでに新しい組織ができあがっているだろう事は容易に想像が付く。
ロナウドの休暇 その2 MPB大賞
ロナウドの休暇については、気になるところである。
1週間前に、リオ・デ・ジャネイロの市立劇場で開催された、MPB大賞授賞式に現れたことを紹介した。
ちなみに、この市立劇場はとても豪華な建物として有名である。
このMPB大賞授賞式で、
ロナウドは、男性と女性の最優秀歌手を紹介するという、重要な役を果たしたのである。
今年のMPB大賞の最優秀女性歌手は、イヴェッチ・サンガロIvete Sangaloである。
彼女の元夫と、ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリがロマンスを噂されているのは、何かの縁だろうか。
男性の最優秀歌手は、この人。
ところで、この授賞式の様子が昨夜放送された。
ブラジルのポピュラーミュージック界の大御所や中堅が次々と出て来た。
音楽もたっぷり。
しっかり、DVDに録画しておいた。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対アルゼンチン その1
ブラジル代表は、アルゼンチンにいる。
ブラジル代表は、昨日(6月5日)23時にブエノス・アイレスに着いた。
ここのNuñezヌニェス記念リバー・プレート競技場で、水曜日に、ワールドカップ南米予選15節:ブラジル対アルゼンチンの試合が行われる。
ブエノスアイレスでの予定について、
ブラジル代表は、月曜日の午前中は、筋肉の疲労ととるためにホテルでリラックス。
午後は、16時からボカジュニオールのトレーニングエンターで、トレーニングを行う。
火曜日の午後には、競技場で、芝生の具合を確かめるためにトレーニングを行う。
昨日、パラグアイとの試合で退場になったルシオLúcioは、ジュアンJuanに変わるはずだ。
出場停止だったカフーは、出場する。
ブラジルはこの10年間ブエノスアイレスでアルゼンチンに勝ったことがない。
サッカー・ブラジル代表カカが結婚する その2
カカは結婚する、ミラノでとしか考えていない。
カカ(23歳)は、欧州での2シーズンの成功の後に、結婚すると言った。
グランドの中でも外でも。
韓国-日本でのワールドカップの終わったときから約3年つき合っている、サンパウロの学生であるカロリーニ・セリコにより、二人の付き合いは公表されている。
二人は婚約しており、2006年に結婚を計画している。
カカは、婚約指輪を誇らしげにしている。どうしても指から離れることはないようだ。
カカが言うことには、二人の関係にとって唯一の不便は、二人を分ける距離だ。
彼はイタリアに住み、彼女はサンパウロである。
「でも、少なくとも1ヶ月に1回は会うようにしている。自分が代表のことでブラジルに戻るとき、彼女が学校を休み、イタリアにやってくるときなどだ。」
「そして、ほぼ毎日電話で話をしている」
カロリーニは、今年には学校を卒業する。
結婚後は、欧州に住むことになるだろう。
カカのACミランとの契約は2009年までである。
彼の考えは、間違いなく、まだ何年かイタリアにいたいはずである。
彼は、イタリアにはとても満足している。
「自分は、イタリアのサッカーによく合っている。」と言っている。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 余話4 パヘイラ監督は喜んだ。2
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイの勝利について、ブラジル代表監督パヘイラは、次のように語っている。
「4対1というのは、ブラジルがボールを扱った時間を考えると、まあ妥当な結果だろう。 ブラジルのキーパー、ヂガは守備をする必要がなかった。 パラぐらいのキーパーは大変だった。彼のチームはただ守りにはいるだけだった。誰も90分の守りに耐えられるものではない。」
「普通の1週間の合宿もなかったにもかかわらず、とてもよい試合だった。全ての選手がそろったのはただ金曜日1日だけだった。」
パヘイラは、選手1人1人を取りあげて分析するのを好まない、しかし、ボランチのゼ・ロベルトについては
激賞した。
ロビーニョについての問いには、「ロビーニョはいつも勝とうとしている選手だ。 成長しているし、よいプレイをした。」とコメントした。
ロナウドについては、このように答えている。
「中心を失ってはいけないし、ロナウド無しだったからよい試合と考えてもいけない。
彼は、世界最高の選手の1人であり、6回目の優勝には重要になる。」
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いつも渋い顔をしているパヘイラ監督にしては、上機嫌のコメントが続いている。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 余話3 パヘイラ監督は喜んだ。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイの試合に、4対1と勝利した後のブラジル代表監督のパヘイラの記者会見があった。
パヘイラ監督は、「アルゼンチンとの試合は豪華な親善試合」と語った。
ブラジル代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラによると、来週の水曜日21時45分からブエノスアイレスで行われる、アルゼンチンとの試合は、2006年サッカー・ワールドカップ南米予選というのから、「豪華な親善試合」のようになった。
「今日の4対1の勝利の後からは、アルゼンチンとの豪華な親善試合だ。 合計でワールドカップ7回の優勝をした両チームのうちの一つは、次の優勝チームとして考えることも出来るといえる。」
「もちろん両国の間には、ライバル心はある、しかしこの試合は、ワールドカップの一つの椅子というものではなく、6回目の優勝のかかっているものでもない。予選通過という結果を求められるという圧力があって、試合をすることはない。”
ブラジル代表のパヘイラ監督は、試合にかける意欲が欠けているものではないと明確に示した。
「リラックスするものではない、むしろ試合にはもっと集中する。 予選でトップになりたいし、アルゼンチンへの勝利だけが、我々の目標を達成させるものである」と、パヘイラ監督は締めくくった。
サッカー・ワールドカップ南米予選では、現在アルゼンチンが勝ち点28点であり、ブラジルは27点である。
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確かに、「超豪華な親善試合」とも言える。
今日の試合の、ブラジル代表の試合ぶりからしても「超豪華」だった。
短い練習だけで、あそこまで、試合を全てのメンバーが組み立てられるのは、それぞれのレベルがとてつもなく高いところに達しているからだろう。
予想も付かないプレイに、鳥肌が立つようなシーンが、いくつもあった。
domingo, 5 de junho de 2005
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 余話2
ロベルト・カルロスが、キャプテンを務めた。
ブラジルのカルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、今日の試合のキャプテンにロベルト・カルロスを選んだ。
いつものカフーは、この試合はイエローカードの累積のために出場できない。
ロベルト・カルロスは、腕にブルーのキャプテンマークを付けていた。
カフーは、ベンチ入りしており、ブラジルの勝利に大喜びだった。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 余話1
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイの試合が始まる前、ブラジル代表が開始前10分に控え室で伝統的な輪を作る直前に、パヘイラ代表監督の元へ、リオ・デ・ジャネイロで入院中のサガロ代表技術コーディネーターから電話があり、選手へののメッセージを伝えてくれとあった。
「幸運を。 そして勝ってくれと選手に伝えてくれ。」と、パヘイラ監督は言っている。
CBF(ブラジルサッカー協会の)の公式発表である。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 後半終了
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイの試合。
後半終了、4対1。
17時9分、後半開始。
開始2分に、ブラジル3番ルシオにイエローカード。
ブラジル再三シュートチャンスを得るが、追加点無し。
しかし、7割はブラジルボール。
25分、ゼ・ロベルトのシュート決まる。
ブラジル、3点目。
27分、パラグアイのゴール決まる。
30分、ブラジル5番エメルソン交替
ジルベルト・シルヴァが入る。
31分、ブラジルアドリアーノ交替
リカルド・オリヴェイラが入る。
33分、ブラジルルシオにイエローカード。
退場。
36分、ロビーニョのゴール。
ブラジル4点目
38分、ロビーニョ交替。
ジュアンはいる。
45分、ロスタイムは、2分。
46分、ロッキ・ジュニオールにイエローカード。
47分18秒、試合終了。
ブラジル、4対1で勝利。
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイ 前半終了
サッカー・ワールドカップ南米予選:ブラジル対パラグアイの試合。
前半42分を過ぎて、2対0。
11分に、ロナウジーニョからの縦パスを拾いに行ったアドリアーノとパラグアイのキーパーが接触。
キーパーが鼻血を出して、中断。
14分には、パラグアイ13番にロビーニョに対するファールで、この試合初のイエローカード。
17分には、ブラジル2番ベレッチにイエローカード。
ここまで、ブラジルのシュートは5,対するパラグアイは1。
31分に、ブラジルにペナルティーのチャンス。
32分に、ロナウヂーニョが決める。
34分に、ロビーニョに対するファールで、パラグアイの5番にイエローカード。
40分に、ペナルティー・エリア内でロビーニョに対するファール。
41分、再びロナウヂーニョが決める。
45分経過。
ロスタイム1分。
前半終了。
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人 その3
ロナウドの前妻ダニエラ・チカエリについては、"QUEM"誌および"CARAS"誌と同様の芸能グラフ誌である、"Contigo!"誌も報じている。
しかし、ここでは新しい男の存在には触れていない。
別れから3週間後、ダニエラ・チカエリDaniella Cicarelli, 25とロナウド・ナザリオ・ヂ・リマRonaldo Nazário de Lima, 28は、リオ・デ・ジャネイロで、あやうく会うところであった。
ブラジルのMTVのとBeija-Sapoいう番組の司会者であるダニエラ・チカエリは、5月26日にリオ・デ・ジャネイロにやってきて、現在住んでいるサンパウロには28日夜に戻る。
12時間後の、5月19日の朝、ロナウドはマドリから到着し、バッハ・チジュッカの自宅のプールで旅の疲れをとった。
午後になり、ロナウドは母親のソニア・ナザリオSônia Nazário55歳の家に行った。
彼女は、ロナウドと一緒にマドリに住んでおり、この朝到着している。
ダニエラ・チカエリはリオ・デ・ジャネイロ滞在中は、結婚前に彼女がそうだったように、ユーモアたっぷりであった。
微笑みながら、幸せそうに、輝き、ダニエラ・チカエリは友人と海岸へ行き、レストランをまわり、ファンク・クラブに行き、買い物をし、レブロン海岸では海岸を走り、跳ねて波と戯れた。
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結局、ロナウドとダニエラ・チカエリは、リオ・デ・ジャネイロではすれ違いだったようだ。
このcontigo!誌の表紙を飾っている、ジュリアーナ・パエスJuliana Paesは当代一のゴージャス系ブラジル女優である。
やや歳がいってきたが、それもまた良い味を出している演技派でもある。
sábado, 4 de junho de 2005
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人 その2
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカエリについての続報である。
ブラジルの雑誌"CARAS"の最新号にも、より詳しい記事が出ている。
29日にブラジル代表に参加するためにロナウド(29歳)がリオ・デ・ジャネイロに到着した夜、ダニエラ・チカエリ(26歳)がリオ・デ・ジャネイロにいる事は、よりを戻すサインではないかと言われていていた。
笑顔を見せて、平静な様子で、彼女は、5月26日から、レブロン海岸で日光浴を楽しんでいる。
別のサイドの友人によると、ロナウドはいないという事である。
リオ・デ・ジャネイロの新聞EXTRAが、よりを戻す可能性について質問したところ、彼女は「私があのバカなことに戻ると思う人はいるの?」と答えている。
それを示すように、彼女の悲しみを終わらせたのは、音楽家で歌手のダヴィッヂ・モラエス(31)である。
彼は、イヴェチ・サンガロIvete Sangalo(33)とマリーザ・モンチMarisa Monte(37)の元夫である。
ダニエラも確認していないし、彼女の事務所関係者も経緯は知らないと言っている。
しかし、この27日に、この二人は友人たちと、リオ・デ・ジャネイロでももっとも危険な所にあるというファンク・クラブに行っている。
その夜は、ZeroZeroというクラブにも行っている。
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この新しい男は、なかなかすばらしい経歴を持っている。
イヴェチ・サンガロは、日本で公演を行うはずだが。
ブラジル代表の合宿 その5 試合前日
ブラジル代表は、ワールドカップ南米予選:パラグアイ戦の行われるポルト・アレグレに昨夜予定通り到着している。
一行が到着したサルガード・フィーョ空港にはファンが歓声を持って迎えた。
この土曜日(6月4日)選手は、競技場の芝生の具合を知るために、練習を行う。
代表チームは、このパラグアイとの試合が終わると、その日のうちに6月8日の対アルゼンチン戦に備えるために、アルゼンチンのブエノスアイレスに飛ぶ。
アルゼンチン戦に際して、次の4人の選手が、もしパラグアイ戦でイエローカードをもらうと、出場停止の可能性を持っている。
ベルレッチBelletti
ロベルト・カルロスRoberto Carlos
エーメルソンEmerson
ロナウディーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho
ロベルト・カルロスは、「イエローカードをもらうのが怖くて、試合に出る者はいないよ。また、もらえば、そこから始まるんじゃない」
サッカー・ブラジル代表カカが結婚する
サッカーブラジル代表で、ACミランに所属するカカが結婚すると言った。
カカは、今日土曜日に2006年にドイツで行われるワールドカップの後に結婚すると言った。
彼の、恋人はカロリーニ・セリコCaroline Celicoで、ブラジル人で、サンパウロに住んでいる。
「優勝して結婚することを期待している」とカカは言った。
カカとカロリーニは、彼女が13歳の時からの関係である。
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13歳からとは、4年前から、「純愛」ということでしょ。
先日のカカの指輪の意味が、あっさりと発表されました。
ロナウドの前妻(?)ダニエラ・チカレリに新恋人
サッカーのロナウドと、今年の2月14日にパリ郊外で盛大な結婚披露宴を行ったダニエラ・チカレリ。
2週間ほど前に、「別れ」を公表した。
そのダニエラ・チカエリに、新たな恋人が出来たと、ブラジルの雑誌"QUEM"が報じている。
ロナウドとの「結婚生活?」を、3ヶ月で終了させたダニエラ・チカエリ。
今度の男はダヴィッヂ・モラエスDavi Moraes。
二人は、休暇をリオ・デ・ジャネイロで過ごしているという。
リオ・デ・ジャネイロで過ごすのは、ロナウドと逢うためと報じられていたが、それを否定する新たなスクープ。
これが事実だとすると、ロナウドとダニエラ・チカエリの関係はもう本当に戻らないことになる。
それにしても、このダニエラ・チカレリは本当に奔放な娘である。
ミナス・ジェライス州から出て来て、この2-3年でブラジル国内だけで、モデルとしてちょっと売れていただけである。
それが、ロナウドと昨年半ばにであって、婚約してからは、完全に「ブラジル的女の王道」を行っている。
今は、モデル兼テレビの司会者というタイトルが付いている。
ブラジルで放映のナイキのCM ロナウヂーニョ版
ブラジルで放映されているナイキのCMがある。
新しいものではない。
この数ヶ月間は流れている。
テーマは”JOGA 10”。
「背番号10のプレイ」
内容は、次の通り。(ロング・ヴァージョン)
ロナウヂーニョが、試合前に街でバスに乗っている。
それにファンがついてくる。
試合場について、試合が始まる。
なぜかロナウヂーニョの後ろには、50人以上のファンがぴったりと付いている。
ロナウヂーニョが走ると、彼らも走る。
後ろへ下がると、彼らもあわてて下がる。
止まると、止まる。
ロナウヂーニョが、フリーキックを蹴るときは、「しーっ」と互いに言い合う。
そして、ロナウヂーニョがフリーキックを決めて、グラウンドを走ると、彼らもまた喜んで付いていくのである。
最後は、やっとロナウヂーニョを取り囲むことができる。
いつ、どこで撮影を行ったのが知らないが、「スケール」の大きなCMだ。
この"JOGA 10"は、南米でのナイキのサッカーシューズのキャッチフレーズである。
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ロナウヂーニョは、割とCMに起用されている。
サッカー選手では一番多いようだ。
ワールドカップ南米予選:アルゼンチンは、ブラジルに集中。
ブラジル戦を考えて、アルゼンチンはエクアドルとの試合には選手を休ませる。
この土曜日にキトで行われる試合で、エクアドルに勝つと2006年のドイツ・ワールドカップへの出場が確実になる可能性が高いアルゼンチンは、その後の水曜日に行われるブラジルとの試合により集中している。
代表チームの監督ホセ・ペケルマンJosé Pekermanは、ブラジルとの試合を考えて、何人かの選手をエクアドルとの試合では休ませる。
次のメンバーは、エクアドルのキトには連れて行っていない。
Sorín, Crespo, Ayala, Riquelme, Heinze, Saviola, Luis González, Placente, Delgado, Abbondanzieri, Mascherano
彼らは、引き続きブエノスアイレスでトレーニングを続けるという。
「選手にはどちらの試合も大事である。 ライバルであるブラジルと同様に、ワールドカップへの選出の可能性も同様である」とボランチのカンビアッソCambiasso(インテル・ミラン所属)は言う。
現在は、アルゼンチンは南米予選での勝ち点は28点でトップ、2位のブラジルに4点の差をつけている。
ワールドカップ南米予選の試合予定は次の通り;
6月4日(土曜日)
Colômbia x Peru
Equador x Argentina
Venezuela x Uruguai
Chile x Bolívia
6月5日(日曜日)
Brasil x Paraguai
順位
1. Argentina - 28
2. Brasil - 24
3. Equador - 20
4. Paraguai - 19
5. Uruguai - 16
6. Colômbia - 14
7. Peru - 14
8. Chile - 14
9. Venezuela - 14
10. Bolívia - 13
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アルゼンチンには、余裕があるようだ。
まあ、エクアドルの首都キトは標高が高いので、酸素不足で選手は苦しむ。
連れて行かない方がよいだろう。
ブラジルは、選手の疲労が取れていないのと、練習不足が気になる。
sexta-feira, 3 de junho de 2005
サッカー・ブラジル代表の合宿 その4 パラグアイ戦のメンバー決定
今日(6月3日)は、合宿で唯一の練習試合が行われるとあって300人ほどが、合宿地のリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市グランジャ・コナリーに集まった。
トレーニングの内容はよくなかった。
良い球は余りなく、ゴールもなかった。
ロッキ・ジュニオールが、頭で決めたが、オフ・サイドとされてカウントされなかった。
45分の試合の結果は、0対0であった。
ファンは、ロビーニョに彼独特のドリブルを見たがったが、消極的なプレイであった。
しかし、わずかなチャンスには、敵のバックを抜くようなことも見せてくれた。
パラグアイ戦には大丈夫と、その独特の「ペダルをこぐような」ドリブルをするといっている。
「その時が来たらやりますよ。パヘイラ監督は自分にドリブルを試すのは自由だと言っているので。」
もっとも危なかったのはアドリアーノのヘッドであったが、控えのマルコスはよく防いだ。
カルロス・アルベルト・パヘイラ監督は、控えの方にも徳目すべきプレイはなかったといっている。
「トレーニングはまあよく組み立てられていた、しかしチームにとっては唯一の機会である。何かを期待することが出来ない。」
「言えることは、選手の調子はよくない、パラグアイ戦では困難な試合となるだろう。」
代表のシュートも鋭くなかった。
控えのキーパーであるマルコスはそれほど動くことはなかった。
記者との話で、「普通じゃないの。欧州シーズンが終盤だし、みんな疲れているんだ。 ブラジルのシーズンの終わりの12月になったら、自分もそんなものだよ。」
監督は、11人を決定した。
何の驚きも疑問もないものであった。
ロビーニョは、アドリアーノの隣である。
バックスは、パヘイラ監督が一番頭を痛めたことである。
Roque JúniorとLúcioになった。
正選手は次の通り。
Dida,
Belletti
Roque Júnior
Lúcio
Roberto Carlos
Emerson
Zé Roberto
Kaká
Ronaldinho Gaúcho.
Adoriano
Robinho
チームは、6月5日のパラグアイ戦において、代表チームの技術コーディネーターであるザガーロMário Jorge Lobo Zagalloをたたえる。
ザガーロは、今リオ・デ・ジャネイロの病院に入院している。
1ヶ月以上になる。
彼は、十二指腸の手術をしている。
このため、代表と一緒に、パラグアイ戦のポルトアレグレや、アルゼンチン戦のブエノスアイレスには行かない。
代表の何人かは、昨夜電話でザガロと話をしている。
チームは、今晩合宿地のテレゾポリスをあとにし、リオ・デ・ジャネイロからポルト・アレグレに飛び立つ。
明日は、午後に試合の行われるベイラ・リオ競技場で練習をする計画である。
ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供たち その1 この子供は「役者」だ。
サンパウロのセントロの西側を北向かうドッキ・ヂ・カシアス大通りを車で走っていた。
リオ・ブランコ大通りで赤信号に捕まった。
このあたりから、通称「クラコランヂア」という、ルース駅に近い、麻薬密売地区である。
停まっていると、窓を誰が叩く。
子供だった。
路面に座っているので、窓にやっと手が届くくらいだ。
窓は開けない。
哀れな声で、お金をくれといってきた。
この子供は諦めて、後ろの車に向かった。
それも、「足が不自由であるかのように」、手で這うように歩いていった。
後ろの車の人は、幾ばくかのお金を与えていた。
この子供は、実はとても有名な子供である。
テレビのニュース映像にも何度か出てくる。
この子供は、完全に歩けるのである。
ただ、「足が不自由に見せた方が稼ぎがよいので」、そうしているのである。
ある程度稼ぐと、立ち上がりすたすたと歩いていく。
稼ぎをいったん確認するのである。
大きな犯罪でもないので、警察は通常は取り締まりはしない。
サンパウロには、道路で金を稼ぐ子供が沢山いる。
ブラジルでは「女性用の避妊具」を配る
ブラジルは、AIDSの感染者や患者が多い。
エイズ(ブラジルではアイズという)が世界で脅威になった20年前は、米国について2位の感染者数であった。
それでも、伸びはずいぶんと収まっている。
政府の努力があるからだ。
エイズの脅威への啓蒙。
そして、感染予防のための「避妊具」の配布。
さらには、感染者への「薬」の配布。
やることはやっているのである。
米国などから非難を浴びつつも、薬の特許を無視して、コピー薬を作り、配布することを、政府が強く推進しているのはブラジルである。
「特許」よりも「感染拡大」の阻止が、優先であるという主張である。
そのブラジルでは、「女性用の避妊具」も配っているそうだ。
男性側の協力がない場合に備えているのだろう。
ところが、予算不足で、最近は貰いに行っても欠品していることが多いという報道があった。
そこで、色々な女性にこのことについてインタビューをしていた。
たいていは、「ただで貰えたのに、買うお金がないから怖い」というような返事をしている。
45歳前後の女性が出てきて、厳しくこの件を糾弾している。
「本当に困った」
「とても安心できない」
この女性は、不特定多数の人と関係を持つ可能性が多いのだろうか。
そして、この女性はこう言った。
「家には、8歳になる娘がいるので、そろそろ必要だ。」
彼女の心配について、納得できた。
サンパウロの観光フェア その1
ブラジル最大の都市サンパウロでは、色々な催し物が開催されている。
ビジネスに絡む見本市やセミナーも、毎日あちこちで開催されている。
6月1日から5日までと言う短い期間で、「観光フェア」が。サンパウロ市北部のExpo Norteという中規模の会場で開催されている。
早速行ってきた。
ブラジル各州や各都市が、それぞれブースを持って、自分たちの観光のポイントをアピールしている。
パンフレットも山のようにくれる。
かつての、ブラジルでは考えられないことである。
都市。
海。
山。
高原。
特産品。
工芸品。
祭り。
どこも必死にアピールしている。
この催しは、一般客よりも、旅行会社などを対象にしているのだ。
さらに、今回のこのフェアはブラジル連邦政府の後押しで介さされたのである。
昨日(6月1日)は、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァも挨拶をしている。
日本から帰ってきて初めての映像であった。
ブラジルは今観光に凄く力を入れ始めている。
観光省は、ブラジルをアピールするために、ナオミ・キャンベルを観光大使に任命した。
ブラジルをイメージした新たなシンボル・マークも作成した。
国内でも所得の上昇などで、一般の人でも観光に出かけることが気楽にできるようになってきている。
ブラジルの産業で、今後もっとも有望というのは観光ではないかと言われているほどである。
会場には、政府の金融機関そして中小企業育成支援組織が大きなスペースを取り、観光業者の事業相談にのっているようであった。
数十の相談コーナーには、真剣な顔をして、話し込んでいる人たちがいた。
また、5スペースあるセミナールームも、それぞれ5日間びっしりとスケジュールが組まれていた。
ブラジル政府は、本気のようである。
なんだか、ブラジルはこれから伸びていきそうだ。
本当に、そのような気がしてくる催し物であった。
サッカー・ブラジル代表の合宿 その3 小ネタ2
今日(6月2日)も、小ネタ集である。
①パヘイラ監督は、今日やっとメンバーがそろって練習できることになったことについて、時間がないといっている。
昨日リベルタドーレスの試合をしたサントスのロビーニョとリカルヂーニョは、昼前に合流した。
それにスペインからもジュリオ・バプチスタが、合流。
明日夕刻には、ワールドカップ南米予選にパラグアイ戦の行われるポルト・アレグレに移動するとあって、
実質的な練習をする期間が極めて短いと言っているのである。
とは言いつつも、代表チームの調子がよいといっている。
今回、ロナウドがいないことで、アドリアーノとロビーニョがトップに並ぶわけだが、二人のあわせがまだ出来ていないようだ。
この二人に、玉を出す、ロナウヂーニョはいつものようににやにやとはにかむように、小声でインタビューに答えている。
徐々によくなると。
カカも、「神頼み」発言をする。
②ロビーニョは帰さない。
昨夜(6月1日)に、サントスがリベルタドーレス南米選手権の対アツレチコ・パラナエンシ戦に敗れたことで、
サントスにとっては次戦が非常に重要になった。
1点差以上で勝たなければならないのだ。
だが、その試合の行われる15日には、ロビーニョとリカルヂーニョはドイツにいるのである。
当然一時的に帰してくれという声もくすぶり始めるわけだが、
パヘイラ監督は帰さないと言っている。
同じような状況下にあった、アドリアーノは帰すのであるが。
③カカの指に、婚約指輪がある。
練習中のカカの右手に注目である。
カカの彼女は、17歳。
この指輪はどういう事なのか、早くも波乱を呼んでいる。
④ロナウジーニョに不法送金疑惑。
ロナウヂーニョに、グレミオからパリ・サンジェルマンからみで、海外での預金隠しが疑われている。
彼もしくは彼の兄が、ブラジルの当局へ説明をしなくてはならないという。
⑤パラグアイ戦のメンバー
正式には、明日の出発前に発表される予定
Dida;
Belletti, Roque Júnior, Juan (Lúcio) , Roberto Carlos;
Emerson, Zé Roberto,
Kaká, Ronaldinho;
Adriano, Robinho.
キャプテンは、Roque Júnior。
quinta-feira, 2 de junho de 2005
サンパウロのゲイパレード その8
去る5月29日に、ブラジル・サンパウロでのゲイパレード。
新聞社の調査では、このイベントに参加した人のうち、わずか46%がヘテロ・セクシュアルと答えている。
調査は、日曜日にやってきた180万人(200万人説もあるが。)のうち、435人にインタビューをしたという。
パレードに参加したものだけではなく、見物の人も調査対象のようだ。
結果は次の通り。
46% ヘテロ・セクシュアル
42% ホモ・セクシュアル
11% バイ・セクシュアル
1% トランス・セクシュアル
すると、下の写真の人もヘテロ・セクシュアルだけは半分もいないという事になる。
何とも信じられない話だ。
というか、全然信じられない。
何か、この調査は間違っているような気がするし、そうあってほしい。
更に、調査結果が出ている。
ヘテロ・セクシュアルと答えている人の性別。
女性 61%
男性 39%
ホモ・セクシュアル、バイ・セクシュアル、トランス・セクシュアルと答えている人の性別。
女性 27%
男性 73%
男性は、大丈夫かい。
男性から見ると、次のような構成比になっている。
ホモ・セクシュアル 54%
バイ・セクシュアル 12%
トランス・セクシュアル 2%
ヘテロ・セクシュアル 32%
女性から見ると、次のような構成比になっている。
ホモ・セクシュアル 25%
バイ・セクシュアル 9%
トランス・セクシュアル 1%
ヘテロ・セクシュアル 66%
こんな数字が、本当であれば人類は滅びてしまうのだが。。。。
このゲイ・パレードには、ブラジル全国からそして海外からも参加者がいるというが、100万人のヘテロ・セクシュアルではない人がいたというのは、凄いことだ。
サッカー・ブラジル代表のメンバー変更
昨夜(6月1日)、所属クラブのサンパウロFCとチグリス(メキシコ)のリベルタドーレス南米選手権の試合に出ていたグラフィッチ。
前半右膝の痛みを訴えて、泣きながら退場した。
このグラフィッチは、今日ブラジル代表に合流予定であったが、ははずされた。
代わりに入るは、ジュリオ・バプチスタJúlio Baptista。
CBF(ブラジルサッカー協会)は、グラフィッチを代表からはずすことを、本日正式に発表した。
ジュリオ・バプチスタは、早くも木曜日(今日)の朝には、ブラジルの代表の合宿地リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市グランジャ・コマリーにやって来る。
元々、グラフィッチはロナウドの代わりにワールドカップ南米予選を戦い、ジュリオ・バプチスタはコンフェデレーション杯に出場予定であった。
本来ならば、CBFから所属クラブには15日前に連絡することになっているのだが、ロナウドの件で、ジュリオ・バプチスタの所属クラブセビーャに連絡したのは火曜日であった。
幸いなことに、セビーャよりはジュリオ・バプチスタを自由に指定もよいという了解ももらえた。
また、当初スペインからの適当な帰国便があるかどうかも危ぶまれたが、それも何とか水曜日の便でスペインを出ることが出来た。
ジュリオ・バプチスタは今朝スペインから帰国し、そのまま合宿地に到着した。
更に、サントスのロビーニョとリカルヂーニョも、クリチ-バから合宿地に到着した。
これで、招集メンバーがそろうことになる。
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ブラジル代表のメンバー変更が、今回はちょっと多すぎる。
1ヶ月近く拘束するわけだが、
これもロナウドの影響か。
しかし、次から次にきら星のような選手が招集されるところが、ブラジルの選手層の厚さだ。
サッカー・ブラジル代表の合宿 その2 小ネタ
ロナウドのいない合宿は、残ったメンバーやパヘイラ監督にも、勝手が違うことが多いようだ。
①パヘイラ監督の選手起用。
トップは、ロビーニョとアドリアーノ。
その後ろは、ロナウヂーニョとカカ。
両サイドは、ロベルト・カルロスとカカ。
ロビーニョが攪乱して、アドリアーノにスペースをあける。
2人ではちょっと物足りないので、ロナウディーニョがより攻撃的になる。
決まっていないのはバックスで、3人で争っている。
②ロナウヂーニョが言っている。
いつもはロナウドが敵を引きつけてくれるから、自分たちに十分なスペースができた。
でも、今回はロナウドがいないので、自分たちが前にでなけれならない。
③パヘイラ監督は、ロビーニョを激賞
「ロビーニョの限界をしらない」とまで言っている。
つまり彼はまだ21歳で、この仕事を始めて日が浅い。
これからどんどん伸びていくはずだ。
どこまで伸びるか、誰にもわからないと言っている。
欧州行きまで言及していた。
④ロベルト・カルロスは、記者受けが言い。
よくお話をしてくれるからだ。
ロナウドのことも話してくれるが、ロビーニョのことも話してくれた。
おかげで、ロビーニョの代理人はかんかん。
「レアルマドリだけではなく、欧州の色々なチームからも話は来ている。
英国からもある。
だけど、ロビーニョはスペインが気に入っている。
特に、ロベルト・カルロスやロナウドそしてルシェンブルコ監督のいるレアル・マドリは環境がよいと思っている。」とまで、代理人は話をしている。
そのあとに、「レアル・マドリと話はしたが、まだ何もまとまっていない」と否定をするように付け加えているが、前段の話で決まっているようにしか聞こえない。
ロベルト・カルロスは自分だけではなく、他人の話も誘発するようだ。
⑤記者
ロナウドがいないので、インタビューの対象が広がっている。
今までは、ロナウドに割く時間が多かったが、ほかの選手の話まで聞く時間ができている。
でも、パヘイラ監督が一番出ているようにも思える。
サンパウロの「ヘンリー・ムーア展」 その1 ピナコテッカ
サンパウロの中心部の北ルース駅に隣接してピナコテッカPinacotecaという美術館がある。
ここは、普通は常設でブラジルの絵画や彫刻を展示している。
今年で、開館100年を迎えたことを記念して、特別展を開催中である。
イギリスの彫刻家「ヘンリー・ムーアHenry Moore回顧展」を開催している。
4月12日から6月12日までというので、もうすぐ終了である。
ピナコテッカには、ヘンリー・ムーアの小品は元々展示してあった。
今回はそういったものを集めているのかと思っていたが、とんでもない立派な展示であった。
ヘンリームーア財団の所有品を、大きな作品から習作、更に版画にまでと幅広いものであった。
これだけの特別展の入場料は、わずか170円くらいである。
ブラジルの文化施策も悪くないものだ。
quarta-feira, 1 de junho de 2005
ロビーニョは、いよいよレアル・マドリへ
ロベルト・カルロスが、今日(6月1日)合宿中のリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市で、テレビ番組で非公式としながらも次のように語った。
「ロビーニョは、今日のアツレチコ・パナラエンシ戦の後に、サントスを出ることを伝えるという。
そして、コンフェデレーション杯の後に、レアル・マドリにいく」
これに対し、ロビーニョの代理人ワグネル・リベイロは明確に否定した。
「ロベルト・カルロスは、スペインの新聞読み過ぎだ。彼は、レアル・マドリのどの役員と話したというのだ。
そんな嘘を言うべきではない。」
「スペインの新聞だけからの情報を元にして知って事だけで話しているのである」
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事実は、ロビーニョとレアル・マドリの間では話はまとまっているが、まだ日付は決まっていない。
なぜなら所属クラブのサントスとレアル・マドリの間で今日まで合意に達していないからである。
と、ブラジルの報道は伝えている。
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ロビーニョの移籍話はもう半年くらいになる。
昨年は、リベルタドーレスが終わるまではといっていたが、そろそろリベルタドーレスも終盤である。
(速報)リベルタドーレス南米選手権:サンパウロFC対チグリス
トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のサンパウロFC対チグリスの試合が行われている。
後半20分を過ぎて、サンパウロFCが4対0と大きくリードしている。
まず、勝利は間違いないところである。
次の試合は、チグリスの本拠地(メキシコのモンテレイのはず)なので、1点でも多く点差を広げておくことは重要である。
25分にサンパウロFCにペナルティーのチャンスが訪れたが、キーパーのロジェーリ・セニははずした。
34分を過ぎて、4対0。
ロスタイムもなく、そのまま終了。
サンパウロFCが4対0で勝った。
ブラジル代表に招集されていたグラフィッチが前半右膝の痛みを訴えて、泣きながら退場した。
ブラジル代表からははずされるものと見られている。
ロナウドの休暇が始まった
ロナウドが休暇を楽しみ始めた。
ブラジル代表をはずされて1日後の5月31日、ロナウドは、母親のソニアと過ごした。
昼食をそのほかの親戚も加えて、リオ・デ・ジャネイロでとった。
家を出たのは、個人的な問題を解決するための、一回だけで、火曜日の夜の早い時間である。
この前に、ロベルト・カルロスと電話で短い会話をしている。
レアル・マドリの同僚でもあるロベルト・カルロスは、テレゾポリス市のグランジャ・コマリーにおいて、ブラジル代表として合宿中である。
ロナウドは、そのほかの友人たちから電話を受けている。
ねぎらいの言葉をもらっている。
ロナウドは、カルロス・アルベルト・パサレラ監督との間で問題はないと繰り返しているということである
火曜日には、ロナウドはCBFの決定に失望を示した。
しかし何のコメントも出す気はないようだ。
十分に休みを取り、レアル・マドリのプレシーズンマッチでよい結果を出し、体調十分でブラジル代表へ復帰するということにしたようだ。
ロナウドは、まだ休暇の計画を立てていない。 まだ何日かはリオ・デ・ジャネイロにいるようだ。
カメラマンに包囲されていることには文句を言っている。
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ロナウドにはまだまだ目が離せない。
リベルタドーレス南米選手権:サントス敗れる
本日6月1日、ブラジル・クリチーバの京セラ競技場で行われた、アツレチコ・パラナエンシ対サントスの試合は、3対2で地元アツレチコ・パラナエンシが勝った。
この試合は、トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のベスト4を決定する試合。
対戦チームのホームとアウェイの2試合行われるうちの第1戦。
サントスとしては、次戦は地元とはいえ、ロビーニョとリカルジーニョという2枚看板を、ブラジル代表に出すことになり、極めて痛い敗戦ということになる。
アツレチコ・パラナエンシは、ブラジル選手権では6戦6敗という、どうしようもない状態であるが、、リベルタドーレスではここまでよく戦い残っている。
サンパウロのモルンビー競技場では、9時45分から、トヨタ杯リベルタドーレス南米選手権のサンパウロFC対チグレス(メキシコ)の試合が行われている。
あのヴァンダレイ・ヂ・リマ選手がIOCへ その2
昨年行われたアテネオリンピックで悲劇のヒーローとなった、ブラジル人マラソン選手ヴァンダレイ・ヂ・リマ選手Vanderlei Cordeiro de Limaは、火曜日にスイスのローザンヌに向けて出発した。
ここで、この金曜日に行われるスポーツ裁判所において彼の件での提訴についての判断が下されるのに出席するためである。
ブラジルオリンピック委員会は、昨年8月に、アテネオリンピックの男子マラソンの判定について彼に金メダルを要求している。
ブラジルの訴えは、ヴァンダレイ・ヂ・リマ選手は警護の不足により妨害を受けた。
アイルランド人牧師のコーネリアス・ホランにより攻撃を受けた。
この出来事の後、ヴァンダレイ・ヂ・リマ選手は2人の選手に追い越され、銅メダルに終わった。
ヴァンダレイ・ヂ・リマ選手の金メダルだけではなく、ブラジルオリンピック委員会の要求は、マラソンで優勝したステファーノ・バルヂーニの金メダルについても、権利を守っている。
つまり、2つの金メダルをこのオリンピックには考慮されているのである。
ギリシャ人のポリヴィオス・コシヴァスPolyvios Kossivasは、このマラソンでの乱闘に居合わせた観客であり、ヴァンダレイ・ヂ・リマ選手をコーネリアス・ホランから助けた人である。
彼は、ブラジル人選手の証人となる。
本件は、3人から判定される。
スイス人Jean Pierre Morand(ブラジルオリンピック委員会の指名)
カナダ人Richard Mclaren
スイス人Haj Hobér
「ブラジルオリンピック委員会の訴えは、攻撃がなかったら結果がどうなったか証明をすることが不可能なところにある。 彼の義務はこの攻撃で肉体的精神的にヴァンダレイ・ヂ・リマ選手に引き起こされたダメージと精神的肉体的な動揺の影響を明らかにすることである」と、弁護士のセルジオ・マジロは語った。
(速報)あのマラソンのヴァンダレイ・ヂ・リマ選手が、IOCへ
アテネオリンピックで、マラソンの金メダルを取り損なった、ブラジルのヴァンダレイ・ヂ・リマ選手が火曜日(5月31日)に、スイスのローザンヌへ向けて出発した。
アテネオリンピックでの、事件の後、ブラジル・オリンピック委員会がヴァンダレイ・ヂ・リマ選手にも金メダルを渡すように提訴した件で、進展があるためである。
金曜日に、判断が下されるという。
携帯電話のガリバー・ノキアの、ブラジルでの変なCM
ブラジルでも携帯電話がどんどん普及してきて、富裕層では子供も持っているし、富裕層ではない人も働いていると持っていることが多い状態である。
日本のように、メイルは主流ではないが、歩きながら友達で話している女性も多く見かける。
携帯電話のメーカーとしては、ノキア、モトローラ、シーメンス、サムスンなどが多数を占めているようである。
日本メーカーとしては、京セラとソニーエリクソンしかないようだ。
それも、共にシェアは低いと思われる。
ノキアは、世界一のシェアを持っている携帯電話メーカーであるが、ここブラジルで「変なCM」を流していた。
ほとんどの言葉が、日本語なのである。
ストリーはこうだ。
日本人司会者が出てきて、「世界折り紙選手権です」と、日本語で叫ぶ。
すると、インド人が折り紙を始めて、作品を見せる。
何回折ったかで競うようだ。
次は、ロシア人が出てきて、また作品を見せる。
インド人より、数が多い。
そして、日本人が出てくる。
「ちょんまげ」である。
着物は、「振り袖」のようなものである。
とてつもなく早くカンフーのように叫びながら折り始める。
そして、飛び上がる。
作品を見せる。
ダントツに折り数が多い。
「日本の優勝だ」と大歓声だ。
さらに、つまみをひねると、アンテナが出てきて、音が出る。
なぜか、ラジオのようだ。
日本人応援団は、音に合わせて身体を揺らす。
そこに、観客席から携帯の呼び出し音がきこえてくる。
一人の観客が、折りたたみ式の携帯電話を取りだし、電話に出る。
(もちろん、日本人ではない。)
(何回もいらない)たった1回だけ、開いて電話ができる。
それで、また観客が大歓声を上げる。
それで、ノキアの製品が出て来て、簡単に特徴を説明して終わるのである。
(ここだけは、さすがにポルトガル語である。)
カラー液晶で、ゲームもできて、革新的デザインであるという。
そして、長いヴァージョンのCMの場合は、最後に付け加えのように、日本人選手が折り紙で作った刀で、自分を突きまくるシーンが出ている。
「腹切り」を連想させているのであろう。
※ショート・ヴァージョンではカットされている。
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変な日本人が出てくるCMということはともかくとして、なぜノキアが日本人を題材にしたのかが、よくわからない。
折り数が問題だから、「折り紙」を題材にした。
だから、日本人ということになったのだろうか。
ブラジルでは、「オリガミ」は結構知られている。
ブラジルの携帯電話は、折りたたみ式はあまり普及していいない。
ノキアが、折りたたみ式の利点を訴えていることはわかるのだが。。。。
サンパウロのゲイパレード その6
ゲイ・パレードは、まったくとんでもないものであった。
それは、とんでもない人が昼の日中から出没していたからである。
それも、一人や二人ではなく、数え切れない位の人数である。
誰が正常で正常でないとかを考えることも無意味になりそうで、常識を覆されそうなゾーンに迷い込んでしまったようだ。
最初の遭遇は、何か向こうから白いものが近づいてくることに気がついたときだ。
近づいてわかったことは、ドラッグ・スターであったということだ。
それからもどんどんやってくる。
東京では、新宿や六本木の特殊なところにはいたが、ここではすぐ隣にもいた。
しばらく、サンパウロのゲイ・パレードの様子について、続けることにした。
ブラジル代表のルイゾンがワールドカップ南米予選には出場できず、アンデルソンが入った。
ブラジル代表付きの医者のジョゼ・ルイス・ルンコJosé Luís Runcoは、ポルトガルのベンフィカに所属のルイゾンは、ワールドカップ南米予選の試合として行われるパラグアイ戦とアルゼンチン戦に出場できる状態ではないと発表した。
よって、コリンチャンスのアンデルソンが招集された。今週の水曜日にブラジル代表の合宿地であるリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コマリーに行くことになる。
ルンコによると、ルイゾンは左腿の筋肉を痛めている。
6月15日から29日までドイツで行われるコンフェデレーション杯には出場は可能になるだろうとみている。
よって、彼は引き続きトレーニングは続けることになる。
また、この火曜日、トルコのフェネルバシに所属するアレックスも、トルコの選手権の試合で肉離れを起こし、コンフェデレーション杯から外れることになった。
彼は、今パラナ州のクリチーバにおり、電話で15日間の治療が必要だと言ってきたという。
アーセナルスにいて、この5年はバレンシアにいるエドゥが招集された。
エドゥは、「今コンフェデレーション杯と同じくらい大事な試合があるが、ブラジル代表にいることはいつも誇りである」と語った。
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合宿が始まり、ブラジル代表のメンバー変更が激しくなってきた。
ロナウドの呪縛が解けたせいだろうか。
ロナウドに続いて、アドリアーノもブラジル代表をはずれる
ロナウドに続いて、ブラジル代表から離れたがっていたアドリアーノも希望が叶った。
アドリアーノは、イタリア杯の最終戦の最初の試合である、6月12日に行われる試合に出場のために、ブラジル代表を離れることになった。
ブラジルサッカー協会(CBF)は、本日16時41分に、サイトで正式に発表した。
アドリアーノは、6月13日にはコンフェデレーション杯のために、再び集合する。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ブラジル代表の合宿地であるリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コマリーにおいて、昼食後アドリアーノを招いた。
監督は、技術委員会の他のメンバーとの会議の後で、アドリアノを自由にする事を決定した。
イタリア杯の最終戦の最初の試合はローマとの試合で、続いて15日に行われることになっている。
アドリアーノは、ワールドカップ南米予選として行われる6月5日のパラグアイ戦と6月8日のアルゼンチン戦には、普通に出場する。
試合後、ローマに向かう。
その後、6月13日に再び集合する。
6月16日に行われる、コンフェデレーション杯の初戦のギリシア戦のトレーニング地であるレヴェルクッセンに行く。
パヘイラ監督は、「選手と一緒にずっと準備をするのがより良い。 しかし、彼のチームにとって重要な試合のために彼を自由にすることにした。彼はたった1日ドイツでのトレーニングでの日を失うだけだ」と説明した。
CBFの技術委員会はすでにリカルド・についても、6月11日にバレンシアとの試合で代表を離れることを許可している。
アドリアーノは、「少なくとも最初の試合を戦うことが出来るのは良かった。パヘイラ監督との会談はいい感じであった。いつもこのような会話が出来ることを期待する。」と語っている
「クラブにおいても、ブラジル代表においても、失敗をしないようにする」と、ブラジル到着後には語っている。
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アドリアーノは、ブラジルに到着後のインタビューで、
CBFそしてパヘイラ監督とも話し合いたいと答えいていた。
スマートに、解決された。
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