サンパウロの麻薬地帯の移動
ブラジル・サンパウロの麻薬地帯の通称クラコランヂアが移動したそうだ。
前のクラコランヂアを、警察が厳しく取り締まって2-3ヶ月が過ぎた。
100人位は検挙されたそうだ。
そしたら、そこにいたものは、よそへ移動することも目に見えている。
クラコランヂアは、サンパウロのルース駅の南側の一帯の通称で麻薬の中でもクラックと呼ばれるものが出回っていたことからこう呼ばれた。
客は、12歳にもならないような子供も多い。
そういった道で働いている子供が、買えるような麻薬なので、程度も悪く安いらしい。
あちこちに売人がいて、昼間から買えて、堂々と吸っているという。
前のクラコランヂアは、この写真のところだ。
何度か紹介しているし、このルース駅付近のルース公園やピナコテッカも別に取り上げているところである。
確かに今は警察の車両が止まっているし、見るからに怪しい人はいなくなったが、その分人通りも減ったようで、店が閉まっているところが増えた。
そして、そのクラコランヂアの移転先は、この写真の通りである。
すぐ近くなのだ。
200メートル位で、大通りを渡っただけだ。
客の子供などは、その大通りで金を稼いでいるわけだから、おのずと行き先は近くになるのは当たり前だ。
この大きな通りドッキ・ヂ・カシアスは、よく通る。
そして、新クラコランヂアも先日通ったばかりだ。
確かに怪しさ満点であった。
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