サンパウロで、8トンの麻薬を摘発
ブラジルは犯罪がとても多い。
毎日そういう報道がある。
麻薬の報道も多い。
特に、リオ・デ・ジャネイロの組織同士の抗争などは、毎日何人もの死者が出ているようだ。
大体殺人事件の死者が多いといっても、普通の人が被害者になるというより、こういう密売組織の抗争での死者の方が圧倒的に多い。
街を歩いていて、分けもなく突然に殺されるということは、そうそうあるわけはない。
組織が根拠地にしているファヴェーラで、起きているのが普通である。
この麻薬も、色々な種類があり、これも階層によって使用する物が違うところが、ブラジルらしいところだ。
昨日(6月13日)に、パラグアイから来たトラックに、8トンものマリファナ(ブラジルではマコーニャという)が隠されていたのを道路警察が発見摘発したというのがあった。
パラグアイから、パラナ州-マットグロッソ州-サンパウロ州に来たという。
運転手は逮捕されたという。
このトラックをそのままサンパウロまで持ってきて、積み荷を降ろすところを見せていた。
木材の下に大量のマリファナが隠してあった。
作業員が、次々に固まりを投げおろす。
包みには、記号が書いてある。
2つの派閥に流す物だったという。
包みの中には、乾燥させた物や樹脂化したマリファナがある。
それにしても、8トンとは凄すぎる。
日本でよく捕まっているが、0.5グラムなんてある。
桁違いである。
末端価格でいくらになるのだろうと、想像してしまう。
今年になり、摘発されるマリファナが増えているそうで、先月前に17トンで、前年の実績を越えているそうである。
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