« サンパウロの「偽物」撲滅キャンペーン | Main | ブラジルの佐々木隊長と野村刑事 »

domingo, 26 de junho de 2005

ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供たち その3

サンパウロは、冬である。
結構寒い。

といっても、日中に日がさすと、気温は24-25度に上がる。

また、運転をしていた。
赤信号で止まっていた。

前に止まっている車に、子供が寄っていた。

spd20050624h

「芸」もしないで、何かもらっていた。

お金だけではない、お菓子や飲料を与える人もいる。

先日、夜運転していた。
姉弟のような二人が、信号でとまった車の前に立った。
姉は、弟を背中に立たせた。
年が余り違わないので、弟の重さがきついようだ。

足ががくがくしている。
ゆっくりと、姉は体を起こした。
そして、弟は「お手玉」を見せた。

とても可愛そうに思えたが、何も渡さなかった。

二つの考えがある。
その場で渡して、その日の生活の足しにする。
何も渡さずに、「こういう事をしては駄目だ」とわからせる。

心がちょっと揺れた日だった。

|

« サンパウロの「偽物」撲滅キャンペーン | Main | ブラジルの佐々木隊長と野村刑事 »

Comments

〽Voce que fica ai parado vendo televisao de repente....~で始まる、Zeze Di CamargoのGaroto Da Ruaの歌詞を思い出させてくれますね。
ブラジルのストリート・チルドレン、つまりgaroto da rua達はこうして見ていると各々芸が達者で生きる知恵に長けていると見えますが、中には兄弟そろって物乞いするケースも後を絶たないと思います。
ブラジルも現政権になってからは大企業を中心に大きく競争力が付き、今や新興国の中でも中国と並ぶエース格に成長しているのは非常に頼もしいと感じられますが反面貧富の差の拡大や教育面のテコ入れなど却って課題が山積であるのは新興国・途上国共通の宿命なのでしょうか。
垢ぬけたデザインのかっこいい車(この画像ではシボレーアストラやVWポロ、ルノートウインゴが見える)の乗り手に向けて貧しい身なりの子供が物売りをしたりお金をせびる....こうした場面こそ途上国の点景であり、ブラジル社会が抱える問題はやはり根深いのだろう。

Posted by: 真鍋清 | sexta-feira, 5 de março de 2010 at 00:55

>真鍋清様
経済は確実に上向きですが、路上において物乞いをする子供はいっこうに減りません。
物乞いしている年齢まではまだ良いのですが、ちょっと大きくなると強盗になることもあり、うっかり窓も開けられません。
それにしても、僅かな車の一部の映像で車種がわかるとは、相当に車にお詳しいようですね。
業界の方でしょうか。

Posted by: Sao_Paulo | terça-feira, 16 de março de 2010 at 00:55

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37758/4714806

Listed below are links to weblogs that reference ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供たち その3:

« サンパウロの「偽物」撲滅キャンペーン | Main | ブラジルの佐々木隊長と野村刑事 »