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domingo, 3 de julho de 2005

浸食がサンパウロ州をおびやかしている。

ブラジル・サンパウロ州にある645の自治体のうち183自治体で、土壌浸食が起きている。

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※赤い方がより浸食の危険の高いところである。

この報告は、サンパウロ州の水・電力局Daeeとサンパウロ州技術調査研究所IPTが1986年からマッピングを始めているもので、現地調査で結論を出すのに10年もかかったという。

サンパウロ市もこのリストに入っているという。

サンパウロ大都市圏では、貧民窟の拡大、都市計画と土地区画の整備の欠如などによって、土地の利用形態が変わっていることによって起きているという。

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サンパウロ州の西部は状況はより危機的である。
この地区では、雨水によって、土壌が流出しやすいからである。
単に、流出するだけではなく、川に運ばれることによって、洪水が起こりやすくなっている。
また、残留農薬や、重金属や、栄養分も川を汚染する元になっている。
こういった理由により、水を処理するコストも上がることになる。

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農村地区で起きている浸食は、土地の利用方法の誤りによって起きているという。
生産者が土壌の保持について、技術的な知識がない。

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さらに、森林伐採もその一因である。


ブラジル環境保護研究所Proamによると、ブラジルは年間で10億立方メートルの栄養のある土壌を浸食に失っている。

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これらの土壌は川に流れ込み、貯水池を埋めていき、貯水量を減らし、電力生産にも影響を与えている。
浸食(土壌流出)による砂漠化を避ける計画を実行しなければならない。土壌の再生化や植樹計画のようなものである。
家庭ゴミのコンポスト化(配合肥料化)は良質で安価の腐植土ということになるかもしれない。

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500年前は、大森林であったわけで、それを伐採して農場にしていった。
本来は人が住むようなところではないところが、住宅地になった。

経済活動に拡大に、計画をたてて、実行といっても、追いつくものではない。

だが、こういった調査結果の公表は、必要なことである。

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