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domingo, 3 de julho de 2005

ブラジル通貨が強くなっている

ブラジル通貨レアルRealが、引き続き強含みで動いている。

昨年2004年の6-8月を底にして、対米ドルでは継続して上昇している。
2002年の7月からの3年では最高にまでになっている。
(その前は、実はもっと強いときもあった。)

spd20050703a

引き続き、機械類や農産物などを中心とした輸出は堅調である。
貿易バランスも、きわめて良好。

輸出産業を中心とした経済の堅調と、高金利政策のために、外貨が逃げ出していない。

まだ輸出にレアル高の影響が出てきていないということは、ブラジル経済並びに産業のファンダメンタルの強さの証明であろうか。
これ以上のレアル高は、輸出競争力を失いかねないという意見もないではないが、まだ大きな声になっておらず、むしろレアル高による輸入品価格の下落や海外旅行価格の下落をプラスと受け止めている風潮が強い。

明日からは、ブラジルではほとんど聞いたことがないことであるが、ある公共料金が値下がりする。
サンパウロの電力料金である。
パラグアイとブラジル国境にあるイタイプーダムで生産してる電力は、両国がある比率で分けているが、パラグアイではその取り分を消費しきれないために、ブラジルが余剰部分をドル建てで購入している。
この購入電力部分のレアルでの値下がりを還元するというのである。

レアル高は、日本円についてもほぼドルと同じ動きをしており、2004年には1レアルが35円程度だったのが、今や47円にもなっている。
一年で、30%もの上昇である。

spd20050703b

さらに、ユーロとは平衡を保っていたものが、このところのユーロ安もあって、ユーロに対しても上がってきている。

spd20050703c

この余勢を駆って、ついに米国のマイアミ空港ではレアルが交換できるようになったということである。
この目的のために、ブラジル通貨が公式に輸出されたのである。

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Comments

BRICSは注目していますがブラジル現地情報いつも参考になります。ブラジルアルゼンチンメキシコを財政黒字が好調に伸びているようですが様々な面でうまく展開しているのですね

Posted by: 星の王子様 | segunda-feira, 4 de julho de 2005 at 13:59

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