日本の警察に学ぶブラジルの警察
ブラジルは、犯罪が多い。
それを取り締まる警察も、住民とのコミュニケーションがうまくとれていない。
悪徳警官も多くて、住民に信用されていない。
犯罪の減少のためには、住民の協力があればよいのだが、どこに誰が住んでいるのかもわからない。
日本の警察官が、ブラジル・サンパウロの警察の研修で話をしていた。
みんな真剣に聴いている。
実際に、日本の警察も「貧民窟」よりちょっと良いところを訪問して、実地に指導している。
日本の交番システムを採用しようとしているのである。
その地区の住民とのコミュニケーションをよくして、信頼を得ようとしているのである。
各戸を訪問して住民台帳と作ったり、住民の相談に乗ったりしている。
こうして、かつては世界最悪の街といわれたサンパウロ市南部のジャルジン・アンジェラ地区の殺人事件は激減したという。
研修の責任者である。
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