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quinta-feira, 7 de julho de 2005

ブラジル・サンパウロの殺人が5年で急減 その1

ブラジル・サンパウロは犯罪都市といわれる。

毎日、どこかで殺人事件が起きて、何人もの人たちが亡くなっている。

その殺人による死者が、1999年から2004年で急減していることが発表された。

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1999年には6600人を超えていたのが、毎年減り続け、2004年には3900人台にまで下がった。

この理由については、警察力の強化と、犯罪地区などでのNGOの活動によるものだといっている。

警察力の強化とは、パトロールの強化、派出所の設置、監視カメラの設置などそれだけの投資をしたことだという。

NGOの活動とは、犯罪多発地域にて、啓蒙活動などを行っていることである。
殺人事件は、市内のどこででも起きているわけではなくて、だいたいは郊外のファヴェーラと呼ばれる貧困層が住んでいる地域で起きる。
麻薬取引に絡む抗争事件などがその背景にあるのだ。
その地域においても、ほとんどは善良な市民で、争い事は本来は好きではないのである。
NGOの活動により、この地区の人々の生活が少しでも改善されて、収入が上がっていき、希望がみえてくることにより、この地区の平安も保たれて来つつあるのである。

一度紹介した頃があるが、かつて世界最悪といわれたサンパウロ市南部のジャルジン・アンジェラでは、2000年から2004年までに40%も殺人が減ったのである。

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290人から、172人に下がっている。

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もっとも下がったのは、市内西部のラッパLAPAという地区と、市内中心部のコンソラソンCOSOLASA0という地区である。
実に80%も下がったのである。

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なかでも、このコンソラソンCONSOLACAO地区は、2000年には6人の死者が、2004年には1人減っている。
サンパウロ市の96の地区では、もっとも人口あたりの死者の数が少ないのである。

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この地区では、10万人あたりの死者は1.96人である。

世界の他の大都市との比較では、東京がもっとも良くて人口10万人当たり1.4人。
パリが2人。
ニュー・ヨークは、7人。
殺人が多いといわれるコロンビアの首都サンタフェ・デ・ボゴタでは、24人となっている。
そして、リオ・デ・ジャネイロでは48人と驚異的に高いのである。

そして、サンパウロ市全体では36.93人である。
下がったといってもこれである。 全然、安全ではない。

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