quarta-feira, 31 de agosto de 2005
サッカー・南米杯のコリンチャンス対ゴイアス戦が、今日(8月31日)21時45分にキックオフで、コリンチャンスのホームのパカエンブ競技場で行われている。
コリンチャンスは、すでにゴイアスのホームのゴイアスでの試合に勝利しているので、無理して勝利しなくても勝ち抜きが出来る。
最近、パカエンブー競技場での試合が続いているせいか、今日は観客の入りはあまりよくない。
(コリンチャンスの先発メンバー)

(ゴイアスの先発メンバー)

前半26分にロニーRonnyのゴールで、コリンチャンスが先制点を上げた。
前半を終わって、1対0。
ゴイアスは、今日もロドリゴ・タバタが大活躍している。
ゴイアスのアウェイのユニフォームは、囚人服のようだ。

後半5分、2度目のイエローカードのゴイアスのロジェリオ・コレイオ選手にレッド・カード。
後半30分、テベスにレッド・カード。
相手の頭を小突いた。
また、2試合は出場停止だろう。
テベスは、これが多すぎる。
後半、ゴイアスは何度も何度もゴールまで持っていくのだが、最後に決まらない。
後半41分、ゴイアスにペナルティーのチャンス。
パウロ・バイエールが決める。
1対1
後半48分 試合終了。 引き分け。
コリンチャンスは、勝ち残り。
尚、コリンチャンスは、1910年9月1日の設立である。
明日は、75回目の創立記念日となる。
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同じく南米杯のサントス対フルミネンシ。
前半は、フルミネンシが1点を入れてリードしていたが、
後半にサントスが追いつく。
更に後半45分に1点追加。
逆転した。
後半48分試合終了。 2対1。
PK戦で勝ち抜きを決定するようになった。
4対2で、フルミネンシ。
フルミネンシが勝ち抜きとなった。
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ブラジル・サンパウロの名門サッカーチームコリンチャンスは、今日(8月31日)21時45分から南米杯の対ゴイアス戦を、サンパウロのパカエンブー競技場にて行う。
例によって、14時頃から競技場の周辺では、屋台の準備が着々と進んでいる。

こういったサッカーの試合の話題の他にも、コリンチャンスには場外での話題が多い。
コリンチャンスは、昨年末に、コリンチャンス内部での大反対を受けるなどの紆余曲折のうえ英国ロンドンに本部を置くMSIという謎のグループの資金援助を受けた。
MSIとは、ロシア・マフィアの資金洗浄機関とも見なされている組織で、表向きはスポーツ団体への出資を行っている。
ここから、コリンチャンスに送り込まれたキアKia Joorabchianというイラン系英国人と、コリンチャンスの社長のと関係が悪くなっているのである。
MSIは、コリンチャンスに資金を投与して、高額な選手を雇い、強化して、ブラジルだけではなく世界でも有名なクラブにすることによって、資金を回収しようという目論見がある。
その目的に添って、アルゼンチンの新星テベスを入れている。
更に、アルゼンチン代表監督だったパサレラを監督に招請したりした。
そのほかにも、MSIの所属選手が多いくらいである。
更に、昨年まではコリンチャンスのユニフォームには、ナイキとpepsiのロゴが入っていたのだが、今年はナイキだけだった。
つい先月新たにサムソンSamsungのロゴが入ったのでがあるが、この契約もMSIが主導し、MSIにはいるようにしたのである。
MSIにしてみれば、資金は十分に出しているし、その一部を回収しようとしたのだろう。
コリンチャンスにしてみると、自分のところにはいるべきものだったと言いたいところだ。
さらに、昨年の契約締結時よりも、ブラジル通貨が米ドルに対して20%近く切り上がっていることで、MSIからは行ってくるべき金額が思惑より少ないということもある。
いずれにせよ、両者は本日ロンドンで会議を持ったはずである。
ともに、契約の解除まで考えているから、事態は深刻な様相を呈している。
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8月28日の深夜3時半頃に拙宅の近くで起きた自損事故。
6時前には、レッカーが車を移動した。
昼過ぎになって、現場を見に行った。
右側が、パカエンブー競技場の塀である。
一方通行の連続してカーブしている緩い上り坂。
このカーブを曲がりきれずに、白い電柱の先の電柱にぶつかって、はねて道路に黄色に塗られているところで止まったようだ。

電柱には、大きく塗装の痕が付いていた。
道路には、破片が散らばっていた。
でも、その電柱を使って、コリンチャンスの旗やユニフォームを売っている人は、そんなことは何も知らないだろう。
電柱のある側の家の監視人が、「塀にぶつからなくてよかった」と言っていた。
そうだろう。
サンパウロの交通死亡事故は、
深夜に起き、
年齢は30歳以下、
性別は男性で、
飲酒しているのが多いという。
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ブラジルでは、レモンより、リモンを料理に使う。
リモンLimaoとは、ライムのことである。
でも、ブラジルのリモンはとても香りがよい。
今は、レモンも売っているが、かつてはなかった。
そのリモンの木が拙宅にある。
たくさんのリモンの花が咲く。

花は白くて、小さくて、あまり目立たない。
でも、そばによると、リモンの香りがしてくるのである。

その香りに誘われて、蝶だけではなく、ハチ鳥までが蜜をすいにやってくる。
残念なことに、この木になるリモンは水分が少なく、食卓には並ばない。
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ブラジルの唯一のサッカー専門誌といって良いPLACARの特別号が発行された。
今回の特別号は、2005ブラジル選手権の後半展望号である。

展望号といっても、4月に始まったブラジル選手権も半分を過ぎて、ブラジル選手権が始める前に発行された雑誌の内容が古くなったから、新たに発行したようだ。
ブラジル選手権に参加している各チームの選手名鑑といった内容がほとんどである。
何しろ入れ替わりが激しい。
各チームで10名近くは、出入りがある。
監督だって替わっている。
サンパウロFCは、7人はいって、4人出ている。
パルメイラスは、9人ずつだ。
コリンチャンスは、3人入り、6人出ている。
後半の展望といいつつ、前半の試合の色々な記録をまとめている。
試合の結果
順位の変動
選手ごとのゴール数
イエローカード、レッドカードの記録
中でも一番面白いと思ったのは、入場者数の記録である。
各チーム別のホームでの入場者数。
これは、競技場の大きい方が有利なこともあるのだが、結果はそうでもない。

平均で一番多いのは、コリンチャンスである。
コリンチャンスは、3試合も無観客試合があったのだが、これは入っていないようだ。
無観客試合以後はファンも飢えていて、ホームのサンパウロのパカエンブー競技場は毎試合満員に近い。
驚くのは、6万人だかはいるモルンビー競技場を抱えているサンパウロFCである。
平均8100人。
サンパウロFCの場合は、リベルタドーレス杯の試合の時は、かなりはいっていたのだが、その反動でチームを手を抜いたブラジル選手権の時は、全然入っていないのである。
ファンも結構冷たいものである。
それで、順位も下位を低迷しているのだろう。
一番少ないのは、サンカエターノ。
平均2300人。競技場は22000人しか入らない小さなものである。
コリンチャンスの1割以下である。
サンパウロのすぐ南東にある衛星として工業都市としての性格が強い街である。
自動車産業などの大企業の工場も多く、所得も低くない立派な都市である。
チームだって、低迷はしていない。
この3年間も、中位で頑張っている。
2004年には、サンパウロ州選手権で優勝している立派なチームである。
これで、クラブは経営が成り立つのだろうか。
1989年設立の新しいスポーツクラブである。
観客が多かった試合のベスト10。
アウェイだが、サン・カエターノの名前もある。

観客が少なかった試合のワースト10である。
サン・カエターノの試合ばかりである。

この雑誌は、手元に置いておこう。
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ブラジル・サンパウロは、「汗ばむどころではなくて」暑い。
今日は、最高気温が35.2度だそうだ。
海岸沿いのサントスやリオ・デ・ジャネイロは38度。
日なたでは40度を超えているそうである。
これでは全く真夏以上である。
たださえ雨が全然降っておらず、乾燥しているので、山林火災があちこちで発生しているようだ。
まだ、春まで3週間あるのである。
ところが、ブラジルの南部の方では、大変なことになっているのである。
サンパウロ州までは暑い気団に覆われているのであるが、南部のリオ・グランヂ・ド・スル州やその北のサンタカタリーナ州では遠くアンデスからの寒気団がやってきている。

この二つの気団がぶつかって、局地的に大風が起きるといっていたのが昨日(8月29日)のニュースであった。

このニュースが残念なことに当たってしまった。
リオ・グランヂ・ド・スル州北部の町ムイトス・カッポンエスで、竜巻が発生したのである。

竜巻はしない中心部を通過し、家屋80棟余りを中大破させて、10数名に怪我をさせたのである。

このあたりは治安がよいため、ブラジルでは珍しく木造家屋も多いこともあり、風にはもろかったようだ。

この地方は、今日(8月30日)も明日も大雨に襲われるようだ。
パラナ州は、特に大雨の予想になっている。
サンパウロは、全く雨が降らないという。


更に、この後も木曜日もしくは金曜日までは、気をつけなければならないという。
それは、このサンタ・カタリーナ州の沖の大西洋上に「非熱帯性サイクロン」なるものが発生しているからだという。
この「非熱帯性サイクロン」については、この時期に発生するものだと、このところのニュースで何度か聞いたことがあったが、まあいわゆる「発達した低気圧」というものだと思う。

季節の変わり目に発生するのだろう。
ブラジルにニュースの天気予報はいつもおおざっぱで何も役に立たないのだが、珍しく色々なカラフルな画面を見せてくれた。



一応観測もしているし、情報も解析しているようだ。
もっともこういうブラジルの南部の災害なんて、米国のハリケーンのニュースに吹き飛ばされているんだろうな。
ブラジルのニュースでも、そうだし。
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サッカー・ブラジル代表は、予定通り今日8月30日からリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コナリーの「代表合宿所」に集合した。
9月4日に、ブラジリアで行われるワールドカップ南米予選対チリ戦に備えてのものである。
ブラジルは、この試合に勝利すると、ワールドカップの椅子を確保することになる。
代表メンバーは、ほとんどのメンバーがリオ・デ・ジャネイロのサントス・ドゥモン空港に集合し、バスで合宿所に移動した。
(ロビーニョとシシーニョである。 来年にはチームメートになるわけだ。)

代表は、早速練習を開始している。


(カカ)

ところで、今回はロナウヂーニョとロッキ・ジュニオールがイエローカードの累積により出場できないわけである。
コンフェデレーション杯優勝の時は、ロナウドがいなかったので4トップがアドリアーノ、ロビーニョ、ロナウヂーニョ、カカであった。
先日のクロアチアとの親善試合の時には、ロナウドが復帰し、ロナウヂーニョは休みであった。
それで、4トップはロナウド、アドリアーノ、カカそしてサントスのリカルヂーニョがつとめた。
この試合では、そのリカルヂーニョがブラジルとしての唯一の得点を上げた。
今回は、ロナウド、アドリアーノ、カカまでは変更無いことはわかっているが、ロナウヂーニョの代わりに誰が入るかということが話題になっていた。
だが、レアル・マドリに移籍し、初めての25分間の出場でいいところを見せたロビーニョが入ることは間違いないようだ。
ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、早くも正選手として断言している。
テレビのニュース画像でも、ロービーニョがダントツに露出が多い。
ついてロナウド。
キャプテンのカカ。
更に、お話の好きなロベルト・カルロス。
そんな順序だろうか。
カット割りで、アドリアーノとカカが入るくらい。
いずれにせよ、超豪華なメンバーである。
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ブラジル北東部のセアラ州の州都フォルタレーザ市で、ブラジル中央銀行の支店の金庫が破られて、日本円で70数億円相当のブラジル通貨が盗まれた事件。
事件から数日して、4人ほど事件に関与したと逮捕され、更に盗まれたお金の1%程が発見されたが、その後はこの事件について、大きな進展があったとは発表されていない。
ところで、この犯人は、借りた民家から市内中心部の中央銀行の支店まで、80メートルのトンネルを掘ったわけであるが、そのトンネルは途中で交通量の多い道路を通過している。

いつまでも、このままにしておいては危険ということで、埋め戻しが計画されている。
何しろ80メートルもあるので簡単には行かない。

民家と中央銀行には、穴が空いているが、更に中間地点にもう1カ所穴を開けて、そこからコンクリート55立方メートルを流し込む計画であるという。

犯人グループが、わずか3ヶ月余りで貫通させたトンネルであるが、予算の関係でいつ工事をスタートできるか予定は立っていないという。
工事の計画図面は、できあがっているようである。


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terça-feira, 30 de agosto de 2005
昨日(8月29日)に、リオ・デ・ジャネイロのシュラスカリア・バッハ・グリルChurrascaria Barra Grillで、ブラジルサッカー協会の役員が、4月にベネズエラで行われたU-17のチャンピオンになったブラジル代表をたたえる昼食会を行った。

このチームは、9月16日から10月2日にペルーで行われる世界大会で3回目の優勝に挑む。
この昼食会には、次の役員が参加した。
o presidente Ricardo Teixeira, 会長 アントーニオ・テイシェイラ
o secretário-geral Marco Antônio Teixeira, 総秘書マルコ・アントーニオ・テイシェイラ

o diretor jurídico Carlos Eugênio Lopes, 法務担当役員カルロス・エウジェニオ・ロペス
o diretor financeiro Antônio Carlos Osório 財務担当役員アトーニオ・カルロス・オゾリオ
o diretor de Registros e Transferências Luís Gustavo Vieira de Castro.
登録および移籍担当役員ルイス・グスタヴォ・ヴィエイラ・ヂ・カストロ
さらに、次の者も参加した。
ブラジル正代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラCarlos Alberto Parreira,
技術コーディネーター ザガーロZagallo

スーパーヴァイザー アメリコ・ファリアAmerico Faria
これらのそうそうたるメンバーが、U-17メンバーと親しく会話を交わした。
ところで、この昼食会はシュラスカリアで開かれたわけで、当然メインは肉である。
しかし、一流のシュラスカリアなのだろう。
ちゃんと大漁船が見える。
刺身と寿司がいっぱいである。
CBFのサイトのhttp://cbfnews.uol.com.br/selecoes/ult1049u192.jhtmを開き、
"Assista ao vídeo"をクリックすると、昼食会の動画がでてくる。
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ブラジル・サッカー協会(CBF)は、今日8月29日に2006年のスケジュールを発表した。
2006年一番最初に開始する州別選手権のスケジュールと、
ブラジル杯のスケジュールである。

そのあとに開催の、ブラジル選手権のスケジュール。
来年は、20チームで行うという。
今年は、22チームである。

チーム数が減る理由は、いうまでもなくワールドカップで約一月中断するためである。
そのワールドカップのスケジュールである。

尚、リベルタドーレス杯南米選手権と南米杯のスケジュールは、主催の南米サッカー連盟から発表される。
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サッカー・南米(Copa Sul Americana)杯の予定である。
8月29日(月)
試合開始 試合予定 競技場
20h15 Rosario Central x Newell's Old Boys Rosário
8月30日(火)
試合開始 試合予定 競技場
20h The Strongest x LDU La Paz
20h30 Cerro Porteño x Defensor Assunção
21h15 Trujillanos x Nacional de Medellín Barquisimento
22h15 Universidad Católica x Alianza Atlético Santiago
8月31日(水)
試合開始 試合予定 競技場
21h45 Santos x Fluminense Santos
21h45 Corinthians x Goiás São Paulo
※また、パカエンブー競技場でコリンチャンスの試合である。
9月1日(木)
試合開始 試合予定 競技場
19h Cruzeiro x Juventude Belo Horizonte
21h30 São Paulo x Internacional São Paulo
9月6日(火)
試合開始 試合予定 競技場
20h15 Defensor x Cerro Porteño Montevidéu
9月7日(水)
試合開始 試合予定 競技場
22h Alianza Atlético x Universidad Católica Piura
9月8日(木)
試合開始 試合予定 競技場
20h15 LDU x The Strongest Quito
22h45 Nacional de Medellín x Trujillanos Medellín
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ブラジル・サンパウロは、まだ冬のはずである。
だが、昨日に続いて今日も暑い。
正式に発表された気温ですら32度だという。
そして、深夜になっても28度である。
更に、明日の気温の予想が35度だそうである。
サンパウロは、標高800メートルの高原にあるので、真夏でも30度を超えることはあまり無いのである。
暑い。
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サッカー・ブラジル代表のロナウドが出頭した。
ロナウドの疑惑は、彼が麻薬を使ったのではいないかという疑惑。
ロナウドは、元の彼女で司会者のLivia Lemosの兄弟で、19歳のAmon Lemosが、パーティーの時にみんなエクスタシーをすって楽しんだということが、警察が裁判所の許可を得て盗聴した会話記録のなかにあったのだが、このパーティーにロナウドなどが参加していたことによる。。
その会話の若者は、インターネットを使った麻薬販売で逮捕されている。
ロナウドは、Amon Lemosは知っているが、麻薬をやったことは否定していた。
ロナウドは、ロナウドの名前を使って、Amon Lemosはグループの格を上げようとしたのではないかともいっていた。
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今日(8月29日)早朝、ロナウドはスペインから、リオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビン国際空港に到着した。
そのままヘリコプターで警察に向かい、出頭し事情聴取に応じた。
同じ申し開きをしたようだ。
約40分間で、警察からロナウドは出て来た。

取り調べた刑事。

これで、ロナウドの件は一件落着のようである。
ロナウドは、明日30日から、ワールドカップ南米予選の対チリ戦の準備のために、ブラジルジル代表メンバーとして合宿にはいることになっている。
このために、帰国した。

ロナウドは、この後余裕でテレビのインタビューに応じている。

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ロナウドのあとには、同じくブラジル代表のジュリオ・セザールも警察に出頭し事情聴取に応じている。

彼は、麻薬取引の元締めとされるベンチ・ヴィーなる男の電話会話の盗聴記録に、そのベンチ・ヴィーと会話しているのを録音されている。
彼は2時間事情聴取をうけた。

彼の取り調べの刑事である。

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segunda-feira, 29 de agosto de 2005
ブラジルで大人気のサブリナ・サトウSabrina Satoは、相変わらず元気だ。

レギュラーで出演しているブラジル一の馬鹿番組Panico na TVでは、いつも色々なことにチャレンジさせられるというコーナーを持っている。
二つの気球の間を渡るということにチャレンジさせられた翌週は、パラシュートによる降下であった。

それも、この番組なので普通のものではない、また「ランジェリー」でということになっている。

もちろん、インストラクターがいる。

さすがに、この格好では上空ではとても寒かったそうである。

着陸の時など、裸に近い格好で、擦り傷や打撲などもありそうなのだが。
むちゃくちゃな番組である。
サブリナ・サトウはとても頑張っている。
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ブラジルの日曜日の午後のショー番組"Domingão do Faustão"に、カエターノ・ヴェローゾCaetano Velosoが出演していた。

先週のことなのであるが、ゲストとして出て来た。
テレビではよく見かける人ではあるが、軽い番組にも出てくる人だ。

オープニングでは、軽く"Daina"を唄っていた。
いつもの、甘い声で、渋く、軽く唄っていた。

こういう顔のときもあった。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サンパウロには「大きなタマネギ」もあるが、「小さなタマネギ」もある。
”小さい”というには大きいのだが、”大きい”ものよりは規模は小さい。
サンパウロ市のやや南部、イビラプエラ公園の南東部にある立体交差である。
サンパウロ市を南北に貫く5月13日大通り(Avenida 23 de maio)(=このあたりでルーベン・ベルタ大通りAvenida Ruben Bertaと名前を変える)がイビラプエラ大通りAvenida Ibirapueraと,セナマドゥエイラ通りRua Sena Madueiraを分岐する地点である。
このような完全な立体交差になったのはそう昔ではない。
徐々に徐々に、橋が出来ていった。
今は更に、イビラプエラ公園の下を通るアイルトン・セナトンネルの出口の一つもここに繋がった。
街中のこういった立体交差を間違いなく目的地に向かうには、行き先や途中の地名や通りの名前を知っておかなければ、大変なことになる。
そのまま、あさっての方にいってしまうからである。
元に戻るのは、かなり遠回りになる。
更に、ある程度の強引さも必要である。

この「小さなタマネギ」は、セボリーニャCebolinhaと呼ばれている。
この付近は、交通が集中するので、朝夕も、日中も渋滞が激しいところである。
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南半球のブラジル・サンパウロは今はまだ冬である。
今日8月28日(日曜日)の、サンパウロは快晴で、気温はぐんぐん上昇し、パウリスタ大通りの路上の温度計は32度を示していた。

この2-3日は、またちょっと寒く、気温も15度くらいまでしかならなかった日もあったのであるが、日がさすと一気に気温が上昇するのが、サンパウロである。
この激しい気温の変化で、体調を崩し、風邪をひく人も多い。
1日の変化も大きい。
32度になる日でも、夜になると20度を割る。
着るものの選定が難しいのである。
昼間は、真夏の格好でも、
夜は、長袖で、更に上着も必要だ。
町中にいる人たちの格好は、だからかなりまちまちである。
真夏のような人も当然いるわけである。

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サッカー・ブラジル選手権 第23節のパラナ対サンパウロFCは、パラナ州のマリンガで試合が行われた。
結果は、サンパウロが4対0で勝った。
パラナ州北部の日系人の多い町である。
街の中央にある教会は、モダンなデザインである。
ブラジルで一番高い教会といわれていたが、今もそうなのだろうか。
この試合で、シシーニョが復帰した。
両チームのフォーメーションは次の通りである。
(番号は、ユニフォームの背番号)
サンパウロFC

パラナ

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ブラジル・サンパウロでは、インパチェンスは野生で自生している。

郊外などで、半日陰で適度な湿度があるところには、ややピンクの濃いインパチェンスが、道沿いにずっと続いている。
拙宅の北側の斜面にも、とりついている。

野生でいくらでも見ることが出来るインパチェンスなのだが、花の苗ともしても売られているのはちょっと不思議でもある。
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ブラジルの経済は堅調である。
ブラジルの中央政界は、与党に関する疑惑によりこの3ヶ月止まっているが、経済は止まるわけにはいかない。
2004年からの「月別の国際収支の変動」である。
まあ、悪くない。
この7月は、最高である。

内訳は、次のようになっている。
輸出が好調で、貿易収支が昨年2004年7月に比べて大幅に上昇している。
貿易外収支の赤字を帳消しにして、25億ドルの黒字になった。

しかし、それだけではない裏がある。
外国人の投資や対外債務の支払いなどで、70億ドルの支払いがある。
50億ドルの赤字である。

どう見たらよいのか、もう少し資料が必要である。
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domingo, 28 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロにもコンビニエンスストアampmがある。
もともとampmは、米国のチェーンである。
ガソリンポストに付属しているものが、ほとんどのはずだ。
日本では、共同石油(今のジャパンエナジー)がこのノウハウを取り入れようとした。
傘下のガソリンポストの経営の多角化・安定化を狙ったものであろう。
しかし、日本ではガソリンポストでものを買う人はあまりいなかった。
日本のコンビニエンスストアは、7-11がリードして日本的発展を遂げた。
ampmはそういう意味では出遅れていた。
しかし、バブルがはじけて東京都心部の家賃が暴落したときに、ampmは積極的に店舗の展開を進めた。
ビジネス街のコンビニエンスストアの性格を強めた。
中央区などでは、街角に立つと3軒はampmが見えるところもあるというくらいの集中出店ぶりであった。
冷凍弁当を開発したりして、独自路線もあった。
その後は、徐々に郊外への展開、地方への進出などを進めていたようだが、今はどうなのだろうか。
ブラジルでは、ガソリンポストに付属している。
イピランガ・グループの企業である。

清涼飲料水などの常温飲料。
お菓子などのスナック類。
キャンディー、ガム。
若干の雑誌。
たばこ。
アイスクリーム。
販売しているものは、そんなものである。
日配のチルド商品など無い。
やはり、米国型である。
わざわざこの店に来る人はいない、給油のついでに訪れるくらいである。
ブラジルでは、日本的なコンビニエンスストアはまだ発達しないと思う。
ただ、都市ではアパートでは単身世帯も多いから、増えてくるかもしれないが、安全のために短い距離でも車に乗る必要があるので、このような小型店舗ではちょっと対応が出来ないだろう。
都心部のスーパーはだいたい24時まで営業しているし、24時間営業のものもある。
本当は、日本的なコンビニエンスストアがあることを、切望しているのである。
色々な支払いが出来、宅急便を送ることが出来る。
雑誌を立ち読みでき、新製品が溢れている。
新鮮なおにぎりや弁当があるコンビニである。
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サッカー・ブラジル選手権の第23節が終了した。
結果は次の通り。
8月27日(土) 第1日目(再掲)
試合開始 試合結果 競技場
16h Atlético-PR 2 x 2 Juventude Kyocera Arena
16h São Caetano 0 x 1 Goiás Anacleto Campanella
16h Brasiliense 3 x 2 Palmeiras Boca do Jacaré
8月28日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Internacional 4 x 1 Cruzeiro Beira-Rio
16h Paraná 0 x 4 São Paulo Willie Davids
16h Flamengo 2 x 2 Figueirense Luso-Brasileiro
16h Atlético-MG 1 x 0 Ponte Preta Mineirão
16h Corinthians 3 x 3 Botafogo Pacaembu
18h10 Fluminense 5 x 2 Paysandu Raulino de Oliveira
18h10 Fortaleza 4 x 2 Vasco Castelão
18h10 Santos 2 x 0 Coritiba Vila Belmiro
※サンパウロは、アウェイで貴重な勝利。
最初の1点は、ロジェリオ・セニのフリー・キック。
シシーニョも戻ってきた。
これで、2部リーグ転落ゾーンから再び脱出。
※コリンチャンスは、ホームで勝ち試合を引き分けに終わった。
一時は3対1だった。
テベスもロジャーも復帰したというのに。
この引き分けで、順位を前節までの1位から一気に4位に落とした。
※上位の順位に大きく変動があった。
サントスが1位
2位が、昨日暫定1位のゴイアス。
インテルナシオナウが3位。
次節は、第24節。
第1日目が9月7日と、しばらく間隔が開く。
ワールドカップ南米予選や南米杯などが行われる。
9月7日(水) 第1日目
試合開始 試合 競技場
16h São Paulo x Corinthians Morumbi
16h Brasiliense x Atlético-MG Boca do Jacaré
16h Figueirense x Goiás Orlando Scarpelli
16h Fortaleza x São Caetano Castelão
16h Botafogo x Vasco Luso-Brasileiro
18h10 Juventude x Paraná Alfredo Jaconi
21h45 Paysandu x Ponte Preta Mangueirão
21h45 Atlético-PR x Santos Kyocera Arena
21h45 Cruzeiro x Fluminense Mineirão
※サンパウロFC対コリンチャンスというクラシコ中のクラシコが行われる。
9月8日(木) 第2日目
試合開始 試合 競技場
20h30 Flamengo x Internacional Luso-Brasileiro
20h30 Palmeiras x Coritiba Parque Antarctica
(第23節を終了した時点での順位は次の通り)

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみている。
サンパウロ市の西の外れの方に、セボロンCebolao(=大きなタマネギ)と呼ばれるところがある。
正式な地名ではないはずだが、地図上にも記載されている。
サンパウロ市の北部を、東から西に流れる川がチエテ川で、南から北北西に向かって流れる川がピンニェイロス川である。
この二つの川が、サンパウロの西の端で合流する。
合流して、チエテ川として、サンパウロ州の内陸部に流れていく。
この合流地点をセボロンという。
チエテ川もピニェイロス川も、川に沿って5車線ところによってはそれ以上のほぼ自動車専用道路がとおっている。
川をはさんで、それぞれ反対方向に車は走っている。
サンパウロ市の外周の環状道路としてだけではなく、ブラジルの陸上道路輸送の大幹線でもある。
チエテ川沿いの道を東に450キロ行くと、リオ・デ・ジャネイロに到達する。
ピンニェイロス川沿いの道も、ブラジル最大の港湾サントスへ至る道の一部となっており、毎日2万台のトラックが、輸出貨物を積んで走っている。
ブラジル南部からの幹線道路やサンパウロ州やその他の内陸部諸州からの道路も、この2つの川沿いの道に接続している。
道の幅や通貨車両の台数など全く違うのではありが、東京で言うと、環状8号線のようなものである。
この2本の道は、川が合流するセボロンで接続している。
更にこの合流地点は、サンパウロ内陸部にむかう"カステロ・ブランコCastero Branco"という高速道路の起点となっている。
このセボロンは、3本の重要な道の接続地点なのだ。
セボロンは、この3本の道がどの方向でも行けるようなインターチェンジとなっている。
そのセボロンを、真上から見ると、皮が重なり合った「タマネギ」のようだということで、「セボロン」と呼ばれているようである。

ちなみに、チエテ川もピンニェイロス川もともに都市河川で汚染が激しい川である。
川沿いを走ると、悪臭で窓を開けていられない日もある。
合流地点で、川の色が異なることがみてとれる。
サンパウロ州下水道局(Sabesp)は、ピニェイロス川に流れ込む下水を直接に川に流さないための延長23キロにもおよぶ大下水幹線を、今年の9月から稼働させる予定である。
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ブラジルでは、「ブラジル水着」を着る。
当たり前だ。
ブラジルなのだから。

ブラジル水着を着ると、こういうことになることは知っておいた方がよい。
サンパウロ州の海岸では、ごく普通の光景であることも知っておいた方がよい。
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ブラジルでは、若者は週末の夜に騒ぐ。
世界中どこでもそうだ。
そして、酒を飲んで、車で走り回る。
他に移動の手段がないからだ。
先ほど、ブラジル時間の8月28日3時半頃、拙宅の近くで「どーん」と大きな音がした。
車が、カーブを曲がりきれずに、突っ込んだ音である。
早速覗いてみた。
車の右前部を大破している。
乗っていたものは、無事のようだ。

この道は、サンパウロでも割と幹線なのである。
しかし、この部分は住宅地でもあり、カーブが連続しているところで、制限時速は30キロになっている。
でも、そんなスピードを守る者は昼間でもいない。
まして、夜になるとみんなレーサーみたいなもので、タイヤをならして走り抜けていく。
今日の若者はちょっと飲み過ぎただけだろう。
いまも、事故の車を尻目に、タイヤをならして車が通りすぎていく。

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昨日(8月26日)、ロマリオが、また出頭した。
前回の出頭の続きのようなものだが、ちょっと違う。
前回の話はそれで終わっていたようなのだが、その後ロマリオの子供11歳もその麻薬取引のベンチビーが現れた席にいたというのである。
このロマリオの子供は、別れた妻モニカ・サントーロMonica Santoroとの子供である。
今回は、この妻も召還されており、ロマリオより一時間あとに退出している。

ロマリオは、顔も隠さず出てきたのだが、
元妻の方は、子供もいるということで、車を出口にぴったり付けて、さらに傘を何本も使い、報道陣を遮って出て行った。

彼女は、テレビの司会者である。
ロマリオが子供を連れて行ったのではなくて、元妻の兄弟マルセロ・サントーロMarcero Santoroがパーティーに連れて行ったということのようだ。
この子供は、今までロマリオと一緒にいたらしいのだが、裁判所の女性判事レナッタ・アンジェルRenata Angelは今後この子供は元妻と一緒にいるように命じた。
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ブラジルには、ユダヤ人が10万人ほどいるといわれている。
とくに、ナチスの台頭とともに、主として東欧から迫害を逃れてきた人が多い。
ブラジルにおいても、わずか10万人といえども隠然とした力を持っているといわれている。
ユダヤ系のスポーツクラブは、一等地にあり、規模も大きい。
ユダヤ系の病院は、ブラジルで最高級の医療水準を誇っている。
今年で、50週年だそうだ。
ユダヤ教のシナゴーグ(ブラジルではシナゴーガ)と呼ばれるが、拙宅からそう遠くないところに何カ所かある。
土曜日や日曜日には、正装をして出かける人を、よく見かけている。
独特の服装なので、すぐに判別がつく。
家族連れも多い。

ユダヤ系のこういった建物を見ていると、ある共通点があるのに気が付いた。
だいたい、コンクリート打ちっ放しのような、道路側には窓もないような建物が多い。
看板も上がっていないものがほとんどで、なんの建物かわからない。
そして、歩道の車道側には、1メートルほどのコンクリートの固まりが敷地の幅いっぱいに並んでいる。
そのコンクリートの固まりには、木などが植えてあって、巨大な鉢のようでもある。
最近やっと気が付いたのだが、このコンクリートの固まりは、自動車爆弾などが突入してくるのを防ぐ機能も十分に兼ね備えているのである。

ブラジルには、世界中から移民が集まっている。
一見すると、ここではそういった民族が対立しているようには見えない。
テロとは無縁の国のように思える。
しかし、世界中の民族がいるだけに、テロリストがその気になればいくらでも潜むことが出来る国である。
かつては、ナチスの残党だって潜んでいたわけである。
それにしても、有事に備えて準備を決して怠らないユダヤ人の生き方を、こんなところで見せつけられたわけである。
そう考えると、こういった建物の前を、のんびりと歩いているのも気味が悪くなった。
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サッカー・ブラジル選手権の第23節第1日目が終了した。
8月27日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Atlético-PR 2 x 2 Juventude Kyocera Arena
16h São Caetano 0 x 1 Goiás Anacleto Campanella
16h Brasiliense 3 x 2 Palmeiras Boca do Jacaré
※暫定で、ゴイアスが勝ち点41点となり、1位になった。
コリンチャンスは2位転落。
※とうとうパルメイラスが負けた。
レオンが監督に就任後、引き分けはあっても負けはなかったのだが、いつかこういう日が来ることは仕方がない。
レオン監督は、チームが上位に来るに従って、段々強気になってきて、トップのコリンチャンスとの勝ち点の差は4点で大きくはないといっていた。
当然、トップを狙っていたわけだったが、ここでちょっと一休み。
ディエゴ・ソウザも、手元に戻ってきたし、他にも補強をどんどんと考えているようだ。
とにかく、レオン監督の動静からは目を離せない。
ブラジルで、一番存在感のある監督である。
(8月24日の映像)

熱心に指導している様子がわかりやすい監督である。

8月24日には、ディエゴ・ソウザが復帰した。

明日の第23節第2日目の予定は次の通り。
8月28日(日) 第2日目
試合開始 試合 競技場
16h Internacional x Cruzeiro Beira-Rio
16h Paraná x São Paulo Willie Davids
16h Flamengo x Figueirense Luso-Brasileiro
16h Atlético-MG x Ponte Preta Mineirão
16h Corinthians x Botafogo Pacaembu
18h10 Fluminense x Paysandu Raulino de Oliveira
18h10 Fortaleza x Vasco Castelão
18h10 Santos x Coritiba Vila Belmiro
※パカエンブー競技場のチケットはまたしても売り切れだそうだ。
また、家の周辺は危険地帯になりそうだ。
コリンチャンスが勝ってくれないと困るのである。
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sábado, 27 de agosto de 2005
ブラジルは、犯罪の多いところである。
日本では考えられないような犯罪ばかりではない。
もっと、日常的に起きているのは、単純な強盗などである。
サンパウロの地下鉄は、切符を買うときには自動販売機からではない。
いまだに、窓口で買うのである。
距離にかかわらず料金は均一なので、もっとも単純な自動販売機でも十分に対応できそうなくらいである。
ブラジルのお札は、くしゃくしゃなものが多いので、読みとり機が詰まってしまうのだろうか。
偽札も多いようなので、それを避けるためだろうか。
この窓口は、どの駅でも1-2カ所しか空いていなくて、だいたい列が出来る。
この時間で、電車の2-3台は行ってしまいそうなくらいである。
この窓口を襲う強盗が少なくない。
窓口は、防弾ガラスになっている。
しかし、お金と切符をやりとりするのに、当然隙間が必要である。
駅事務所内には窓口を映し出す防犯カメラが設置してある。
その映像を見ると、強盗はピストルの先を差し入れ、売り場係員を脅すのである。
その場で、わずかな現金を手にするものもいる。
中には仲間がいて、駅事務所のドアをロックをはずさせて、中に侵入し、もっと多くの現金を持っていくものもいる。
係員は、こういうときには抵抗はしない。
抵抗して、直接に弾丸が当たらなくても、狭い事務所の室内なので跳弾も怖い。
さらには、「お仕事」の邪魔をしたということで、退勤後に、仲間に路上で「しかえし」をされるかもしれないからである。
地下鉄構内には、こういった強盗たちの姿を防犯カメラはくっきりととらえた「手配写真」のポスターが貼ってある。
見かけたら、通報するようにいている。
写真ごとに番号があり、更に人物ごとにも番号が付いている。
人工着色の写真みたいである。
一人が、おなかの当たりにピストルを持っている様が、見て取れる。
二人以上なのは、強盗中なのを隠すために必要なのだ。

あまりに多くて、判別が難しい。
立ち止まってみるような地下鉄利用客もいない。
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ブラジルの国花は、イペーIpeである。

近所の街路樹に、大きくはないがそのイペーの木がある。
ちょうど今、花を咲かせている。
黄色の花である。
ピンクのものや、紫の花を咲かせるものもある。
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ブラジル・サンパウロも一時に比べて、随分と日が長くなり、日没が遅くなってきた。
家に歩いて帰ることができる時間が、それに連れて徐々に遅くなってくる。
サンパウロの目抜き通りのパウリスタ大通りの終わりの方から、15分ほどで拙宅に着く。
パウリスタ大通りは、尾根に沿っている道で、一番高いところになる。
そこから、降りていくことになる。
西の方に歩いていると、上空を飛行船が北に向かって飛んでいる。
ときどき見かける飛行船である。

ぶーんぶーんというプロペラの発する音がいつもなら聞こえるのであるが、この日は聞こえなかった。
静かに滑るように、小さくなっていく。
北の方には、あの飛行船のねぐらの「カンポ・ヂ・マルチ飛行場」がある。
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王様ペレが現役時代のほとんどの期間所属していたことで知られている名門サッカークラブのサントスFCのオフィシャルショップが、サンパウロにもある。
市内中心部にある。
ロビーニョの最後の試合の翌日、つまり昨日(8月25日)に、その店に行った。
小さな店で、いつも他にお客はいない。
前に言ったときと同じ「にいちゃん」がいた。
そして、もう1人「お姉ちゃん」もいた。
たくさん、ものを買った。

結構、テキパキと探していたものを見つけてくれた。
狭い店だし、売れるものは決まっているのだろう。

「ロビーニョがいなくなったね。」
「そうね、いっちゃった。」
あまり、気にしていないようだった。
まだ、7番のユニフォームは売られていた。
7番はロビーニョの番号だった。
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ブラジルでは、日本人の足は「木の足」といわれて、
サッカーが下手ということになっているらしい。
セルジオ越後さんのようなコリンチャンスの選手になった方もおられたようなのだが、かなりの例外であったのだろう。
今、ブラジルのゴイヤスというチームに「ロドリゴ・タバタ」という選手がいる。
ポジションはMFである。
中心選手のようだ。

1980年11月19日、サンパウロ州アラサツーバ生まれ。
24歳
身長:171センチ
体重:69キロ
2004年から、ゴイアスに所属している。
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ブラジル・サンパウロにも地下鉄が走っている。
拙宅から、15分くらい歩くと2つの駅がある。
同じ線の駅である。
パカエンブー競技場の横を通り、パカエンブー大通りの長い坂をずっと上がっていくと、
右手に白い高い塀がある。
アラサ墓地である
アラサ墓地の向かいには、サンパウロ大学の医学部があり、病院がある。
アラサ墓地と病院の間に地下鉄の駅がある。
病院を意味する「クリニカスClinicas」という名前の駅である。
15時頃、もう150メートルくらいで駅の入り口というところを歩いていた。
後方から、ばたばたと数人の走る音がした。
4人の10代後半の若者が走ってやってきた。
「うわっ、やばいかな」と思った。
こういう年齢の若者が、一番怖いのだ。
ひったくりなんかやりそうだ。
でも、幸いなことに、ただ走っていたようだった。
通り過ぎていった。
「よかった」と、本当に安堵して、そのまま歩いていた。
病院などながめながら歩いていた。
そしたら、
先ほどの少年たちが、まだそこにいることに気付いた。
そして、墓地の塀に向かい、並んで、手をついた。
彼らは、パトロール中のオートバイの警官に不審尋問されるようだ。
警官は、2人以上で行動するのが原則だ。
2人いた。
どちらも、腰のピストルを抜いて、少年たちに指示をしている。
1人の警官は、少年たちの側にいる。
もう1人は車道にいる。
抜かれているピストルを見るのは、あまり気持ちのよいものではない。
間違って、指が動くかもしれないからだ。
流れ弾に当たることは、よくある話である。
ちょっと立ち止まった。
どうしようかなと思った。
でも、立ち止まってそのまま見ているのもおかしな話なので、通り過ぎることにした。
2人の警官の間を、ゆっくりと歩いた。
その先には、バス停があった。
バスを待っている人は、気にしている人もいれば、していない人もいる。
警官は、少年たちの所持品をチェックしていた。

特に何も出なかったようである。
前を向かせて、話をしていた。

「麻薬」を持っている可能性があるかどうか、確かめてみたのだろう。
「警察」が、「少年」をこのように扱っているのをよく見かける。
ちょっと寒いサンパウロの午後であった。
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ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのコリンチャンスは、ニウマーの入団を8月25日正式に発表した。

背番号は、欠番であった9番。
彼は、1984年7月14日に、パラナ州バンデイランチで生まれている。
21歳である。
本名は、Nilmar Honorato da Silva。

2003年には、U-20ブラジル代表として優勝している。
2004年は、当時所属していたインテルナシオナルの一員として、リオ・グランヂ・ド・スル州選手権を制している。
その後、フランスのリオンに移籍していた。
すでに、ブラジル正代表として、ハイチとの親善試合の時にも招集されている。
謎のイラン人MSIのKiaも出席している。

尚、入れ替わりのように、ジョーJo30番の移籍も、月曜日には発表される予定である。
ポルトガルのポルトもしくはベンフィカということである。
移籍金は、約5億円。
16歳でプロになり、まだ18歳である。
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ブラジルは今サッカーだけではなく、他のスポーツも盛んになり、世界ランクの上位を占めるものが多い。
男女のバレーボールもそうだ。
バレーボールは、どうしてもコートに倒れるから、打ち身が多く、「サロンパス」を使うという話ではない。
サロンパスは、日本では打ち身やねんざなどの外傷性の消炎鎮痛剤の老舗であり、代名詞である。
発祥の地は、佐賀県鳥栖市。
会社名は久光製薬である。
ブラジルにも、早くから進出していたようだ。
ブラジルでも、やはり「サロンパス」を製造販売している。
しかし、どれくらいの規模なのかはよく知らない。

そのサロンパスが、冠スポンサーの女子バレーの大会が、サンパウロのイビラプエラ体育館で開催される。
「サロンパス・カップ」である。

無料入場券が、会場もしくは提携薬局で貰える。

ブラジルから3チーム、キューバ、ベルギー、ドミニカ共和国からそれぞれ1チームの計6チームが参加する国際大会である。
OSASCOなんて、一流チームばかりだ。

昨日8月25日記者会見があった。
上段の真ん中にいる人は、ブラジルの久光製薬の人だろう。

ブラジルのミナスMinasのセッターは、日系人である。

盛大な大会のようである。

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sexta-feira, 26 de agosto de 2005
サッカー・ブラジル代表のロナウヂーニョが、お父さんになっていたことを、8月25日に発表した。
ロナウヂーニョ(25歳)は、私生活についてはあまり明らかにしていない。
その彼が、今年の2月25日にジョアンJoãoという男の子の父親になっていた。
出生児の体重は2,970 kgで、身長は48 cmであったということである。
ダンサーのジャナイナ・ナチエリ・メンデスJanaína Natielle Mendesとの間に出来た。
バルセロナとジュヴェントスの親善試合の後に発表された。
「とても幸せだ。 個人的な人生で特別なことがあり、一層やる気ができている」
「ジョアンはすくすく育っている。 どの父親も子供にサッカー選手になって欲しいと望むが、彼がそうなるようになればよいと思っている。」
「自分個々人的な生活を守ることを望んでいる。 ただ自分が自分の仕事に集中したいからである」
ジャナイナは、ブラジルのテレビ番組"Domingão do Faustão"に出演していた。
今は、リオ・デ・ジャネイロの郊外に住んでいる。
---------------------------
何故かあまり報じられていない。
どうして、一緒に住まないのとか、
結婚するのかとか、
興味津々なのだが。
"Domingão do Faustão"のダンサーは、先週の場合はこのようだった。

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サッカー・ブラジル代表はワールドカップ南米予選の対チリ戦に備え、合宿を行う。
8月30日にリオ・デ・ジャネイロに集合する。
それ以後、9月4日に試合を行ったあと、スペインで9月6日にセヴィーリャとの親善試合を行うために、直ちにサンパウロ経由でスペイン・マドリに向けて出発する。
それまでの詳細スケジュールである。

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ブラジルのリオ・ジャネイロはとても風光明媚なところである。
サンパウロとは、全くくらべものにならないくらいだ。
青い海、白い砂浜。
そして、迫る岩山。
ブラジルを代表する風景そのものである。
サンパウロなんて、ちっともブラジルらしくない。
そのリオ・デ・ジャネイロのもう一つの顔は、大犯罪都市である。
白い海岸には、そのブラジルビキニのお姉さん方がいるわけだが、海岸から道を渡るとそこには高級アパート街が立ち並んでいる。
有名なコパカバーナ海岸もそうである。
アパート街の裏は、崖になっている。
この崖には、貧民窟(=ファヴェーラ)がある。
リオ・デ・ジャネイロの構造はどこでもこのようなものである。
富裕層と貧民層が、すぐ側で生活しているのである。

アパートの海側でない窓からは、そのファヴェーラの生活が目の当たりに見えるのである。
ある80歳の年金生活をしてる老女が、ファヴェーラを見ていたそうだ。

彼女のアパートのある階と、その崖にあるファヴェーラの高さか余り変わらなかったのだろう。
昼間からピストルを持ってうろつき廻る男たち。
麻薬を売買している男たち。
そして、7-8歳なのに麻薬を、友達と回しのみしている子供たち。

彼女は決めた。
彼女は、ビデオカメラを買い、もっとよく見える家を借り、2年間に渡って、ファヴェーラの犯罪を撮り続けたのである。
そして、その映像を警察に提出したのである。
警察は、昨日8月24日未明からそのファヴェーラに突入し、容疑者を逮捕した。
そして、その逮捕者には警察関係者も含まれていた。

彼女が撮った映像は、リオ・デ・ジャネイロのある新聞の一面に掲載されている。

今、彼女は、警察の厳重な保護の元にあるそうである。
彼女は富裕層であることは間違いない。
しかし、執念である。
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サントスに所属していたロビーニョ。
昨日8月24日、ベレンでのサントスのロビーニョとしての最後の試合を終えたロビーニョ。
今日、彼は昨日までのチームメイトともに地元に戻ることなく、リオ・デ・ジャネイロ経由でマドリに向かった。
レアル・マドリでは、8月26日に彼の記者会見を行うという。
さて、ロビーニョの生まれ故郷はサントスではなく、すぐ隣のサン・ヴィセンチである。
海岸はサントスから続いている。
ロビーニョが行きつけだった床屋さんが紹介されていた。
8年間、ロビーニョが通ったという。

店内には、ロビーニョの写真が飾ってある。

友達でもあったというサントスのロビーニョを失ったのではなく、常連客のロビーニョを失った彼は、心なしか悲しそうだ。

癖毛がきつかったロビーニョ。
きちんとした剃り込みを入れていたのも彼だったのか。
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ブラジル・サンパウロでは、都市中心部の建物に侵入し、「不法占拠」して、住居にしてしまう運動がある。
さて、8月15日に、そうした住民たちを、ビルから、警察が強制退去させた。
ところが、その住民たちは、市当局が斡旋する仮住居には移動せずに、その占拠していたビルの向かいの歩道に居座っている。
支援者もあって、今度は歩道が彼らの新たな「不法占拠」の場となっている。
彼らは、何故移動しないのか。
彼らは、移動できないくらい貧しいのである。
斡旋された仮住居は彼らにとっては遠く、彼らは毎日バス通勤など出来ないのである。
彼らが住んでいるところは、サンパウロの歴史的中心部の北の外れ、倉庫街である。
付近は老朽化した低層の倉庫ばかりである。

周辺は、卸売り地区である。
穀物、ジャガイモ、酒類、生鮮野菜などの業者がいる。
また、やや南に進んでいくと、
台所用品の卸売り街。
さらに、衣料品、玩具、文具等々の卸売り街がある。
市立市場があるところである。
彼らの多くは、こういったところでの最底辺の仕事に就いているようだ。
つまり、このあたりから発生するゴミを集め、選別するような仕事である。
日中だけではなく、夜間にもリヤカーを引き、このあたりのゴミを拾って廻るのである。
だから、彼らは遠くに行くことは出来ないのである。
実は、この道に潜入してみたのである。
この道の北側の線路沿いからこの道に侵入した。
右側には、彼らのテントがずらりと並んでいた。
なんだかごちゃごちゃと人がいた。

左側には、「不法占拠」されていたビルがある。
入り口は完全にセメントで閉鎖されていた。
でも、その前には路上駐車の車が並んでいた。
この道の南の外れまで行き、振り返ってみた。
ゴミを集めるリヤカー。
ゴミを選別するもの。
人が本当に多い道であった。
テレビのニュース映像では伝わらないものがあった。

警察官も、まだ常駐していたが、それほどの緊張感はないような様子であった。
「緊張」したのは、自分だけだった。
この場から200メートルも行くと、また全然違った世界になっているのである。
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サッカー・ブラジル選手権 第22節が終了した。
結果は次の通り。
8月24日(水) 第1日目(再掲)
試合開始 試合結果 競技場
19h30 Ponte Preta 0 x 2 Atlético-PR Moisés Lucarelli
19h30 Palmeiras 2 x 1 São Caetano Parque Antarctica
20h30 Vasco 1 x 0 Brasiliense São Januário
20h30 Goiás 1 x 1 Paraná Serra Dourada
21h45 Juventude 1 x 0 Corinthians Alfredo Jaconi
21h45 Paysandu 2 x 3 Santos Mangueirão
21h45 Cruzeiro 0 x 0 Flamengo Mineirão
21h45 São Paulo 1 x 1 Fluminense Morumbi DIA 25 - 22ª rodada
8月25日(木) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
20h30 Figueirense 0 x 1 Atlético-MG Orlando Scarpelli
20h30 Coritiba 2 x 0 Fortaleza Couto Pereira
20h30 Botafogo 0 x 1 Internacional Luso-Brasileiro
次節の第23節の予定は次の通り。
8月27日(土) 第1日目
試合開始 試合 競技場
16h Atlético-PR x Juventude Kyocera Arena
16h São Caetano x Goiás Anacleto Campanella
16h Brasiliense x Palmeiras Boca do Jacaré
8月28日(日) 第2日目
試合開始 試合 競技場
16h Internacional x Cruzeiro Beira-Rio
16h Paraná x São Paulo Willie Davids
16h Flamengo x Figueirense Luso-Brasileiro
16h Atlético-MG x Ponte Preta Mineirão
16h Corinthians x Botafogo Pacaembu
18h10 Fluminense x Paysandu Raulino de Oliveira
18h10 Fortaleza x Vasco Castelão
18h10 Santos x Coritiba Vila Belmiro
※コリンチャンスは、地元パカエンブ競技場
行こうかなどうしようかな。
(第22節を終了した時点での順位)

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quinta-feira, 25 de agosto de 2005
ブラジルの中央政界は、政権与党のスキャンダルに揺れて、3ヶ月になる。
政権与党とは、労働党(PT=Partida Trabalhadores)。
PTは、ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの出身母体である。
ルーラは大統領に就任後、彼を大統領にするためのキャンペーンを支えてくれた仲間を、政府の要職につけている。
今起きている、スキャンダルは、その彼らの周辺に起きていることである。
先週、その1人であるブラジルの財務大臣アントニオ・パロッシにも火の粉がかかってきた。
このところ、好調なブラジル経済により、彼も特に危機的な経済政策運営も迫られることはないようであった。
市場に任せたような姿勢を取っていた。
ブラジル通貨のレアルは、ブラジルが記録的な貿易黒字を積み上げていることもあって、米ドルに対して上昇を続けていた。
株式市場も堅調であった。
政界の混乱にもかかわらず、経済は安定していた。
しかし、さすがに財務大臣アントニオ・パロッシの名前が出て来た先週金曜日には、ドルは上昇し、株は下がった。
日曜日に、彼が記者会見を開き、「関係ない。知らない」といった。
これを受けて、月曜日の市場は、またドルを売、株は上がった。
その後の今週のやや不安定ではあるが、下落というわけでもない。
この財務大臣アントニオ・パロッシのキャリアは次のようだ。
アントニオ・パロッシ 44歳
公衆衛生医師
学生の時に兵役に就いている。
このときに、最左翼のトロキスタになっている。
PTの創設者の1人である。
1997年から1998年まで、PTサンパウロの代表であった。
彼は、選挙に負けたことはない。
彼は、5回の公職のうち、任期を全うしたのは1回である。
1988年 サンパウロ州内陸部のリベイロン・プレット市の市会議員に当選。
1990年 任期途中で、サンパウロ州の下院議員に当選。
1992年 またもや途中で、
リベイロン・プレット市の市長に当選。
5年の任期を全う。
1998年 連邦下院議員に当選。
2000年 また市長に。
2002年 ルーラの大統領選挙キャンペーンを指揮。
財務大臣に指名される。
双六のような人生である。
まだ、「上がり」ではないようだ。
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ブラジル・サッカー協会(CBF)は、今日8月24日、9月4日にブラジリアにおいて行われるワールドカップ南米予選対チリ戦での、ブラジル代表の予定を発表した。
来週8月30日火曜日の朝11時、
選手はリオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビン国際空港(ガレオン)ともしくはントス・ドゥモン空港に集合する。
直ちに、一行はリオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリスTeresópolisのグランジャ・コマリーGranja Comaryのブラジル代表の合宿所に向かう。
そこで、カルロス・アルベルト・ペレイラ代表監督が16時30分から最初のトレーニングを指揮する。
ブラジル代表は、9月2日金曜日まで、グランジャ・コマリーにおいてトレーニングを行う。
その日の夜、トム・ジョビン空港から20時45分発の定期便で、ブラジリアに向かう。
チリとの試合は、南米予選の勝ち抜きの大事な試合である。
9月4日16時に、ブラジリアのマネ・ガリンシャ競技場で行われる。
チリ戦の代表は次の通り。
(すでに発表されたものと変更はない。)
Dida (Milan)
Júlio César (Internazionale)
Cafu (Milan)
Cicinho (São Paulo)
Lúcio (Bayern de Munique)
Juan (Bayer Leverkusen)
Luisão (Benfica)
Alex (PSV Eindhoven)
Roberto Carlos (Real Madrid)
Gustavo Nery (Corinthians)
Emerson (Juventus)
Zé Roberto (Bayern de Munique)
Kaká (Milan)
Ricardinho (Santos)
Gilberto Silva (Arsenal)
Renato (Sevilla)
Júlio Baptista (Real Madrid)
Juninho Pernambucano (Lyon)
Robinho (Santos) ※集合時点ではレアルマドリに移籍済み。
Ronaldo (Real Madrid)
Adriano (Internazionale)
Ricardo Oliveira (Real Bétis
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実は、このブログは色々な検索サイトでかなりヒットする率が高いようである。
検索した人にとっては、迷惑なことかもしれない。
ブラジルそれもほとんどサンパウロだけに絞って、約1800もの雑多な話題を続けているので、このようなことになっている。
検索のワードにはいろいろあるのだが、必ずあるのが「カカ」である。
いうまでもなく「サッカー・ブラジル代表のカカ」のことである。
カカは、サンパウロFCに所属していたが、いまはイタリアのミランの所属。
彼の試合の放送もないわけではないが、普通は短いニュース映像くらいである。
彼の個人的な話題も、伝わってこない。
海外で活躍しているブラジルのサッカー選手では、なんといってもロナウドが一番話題性があるのである。
話題の多さもダントツである。
個人的なゴシップも多いし、最近では麻薬組織とのつながりだし。
その次はロナウヂーニョの話題。
彼は、昨年FIFAの世界最高のサッカー選手に選ばれたことが大きい。
真面目そうだから、個人的な話題はあまり無い。
カカやアドリアーノなどは、試合の映像しかないのである。
だけど、毎日検索ではカカ。
最近、「カカ」が出ているCMが放映されている。


ブラジル代表チームのオフィシャルスポンサーのうちの1社Antarcticaのものである。
ブラジル代表が練習中に来ているブルーのトレーニングウェアの胸のところにマークが付いている。
CMの商品は、いうまでもなくグァラナGuaranaである。

ストリーは省略する。
学園ものである。
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ローリングストーンズのブラジル公演の日程が発表された。
すでにブラジルのリオ・デ・ジャネイロで公演をすることは発表されていたことであるが、正式な日程が発表された。
来年2006年2月18日。
リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナ海岸である。
今年、レニー・クラビッツがリオ・デ・ジャネイロで行った公演と同じようなものになる予定。
米国とカナダのツアーの後に南米ツアーを行う。
ブラジルの他には、アルゼンチン、メキシコ、プエルトリコに行く。
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還暦を過ぎての、真夏のリオ・デ・ジャネイロでのコンサートは大丈夫であろうか。
後援は、携帯電話会社のClaro。
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サッカー・ブラジル選手権 第22節第1日目が終了した。
結果は次の通り。
8月24日(水) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
19h30 Ponte Preta 0 x 2 Atlético-PR Moisés Lucarelli
19h30 Palmeiras 2 x 1 São Caetano Parque Antarctica
20h30 Vasco 1 x 0 Brasiliense São Januário
20h30 Goiás 1 x 1 Paraná Serra Dourada
21h45 Juventude 1 x 0 Corinthians Alfredo Jaconi
21h45 Paysandu 2 x 3 Santos Mangueirão
21h45 Cruzeiro 0 x 0 Flamengo Mineirão
21h45 São Paulo 1 x 1 Fluminense Morumbi
※パルメイラスは地元で勝利。
レオン監督になって、10試合負け無しである。
※コリンチャンスは、リオ・グランヂ・ド・スル州カシアス・ド・スル市で引き分け。
だが、引き続き1位を守った。
※サンパウロFCは地元でまたも勝てず、引き分け。
アモローゾの1点のみ。
※※サントスのロビーニョとしての最終戦。
ロビーニョは、1点も決めることはなかった。
サントスは、勝ち点でコリンチャンスに並んだが、勝利数で下回り、2位。
今日のロビーニョ。
「ペダル」のロビーニョ。

ボールに口づけるロビーニョ。

試合後のインタビュー。
"Felicidade"といった。

明日の第2日目の予定
8月25日(木) 第2日目
試合開始 試合 競技場
20h30 Figueirense x Atlético-MG Orlando Scarpelli
20h30 Coritiba x Fortaleza Couto Pereira
20h30 Botafogo x Internacional Luso-Brasileiro
(第22節第1日目を終了しての暫定順位である。)


※サンパウロFCは引き続き降格圏内である。
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quarta-feira, 24 de agosto de 2005
ブラジルには、犯罪が多い。
家に入ってくる強盗も多いことはいうまでもない。
当然、守らなくてはならない。
敷地に入れないように、中が見えないように、高い塀を建てる。
駐車場の入り口も、車から降りることなく開け閉めすることが出来るリモコン式だ。
庭には、凶暴そうな犬を放しておく。
窓には格子を入れる。
この辺までは当たり前なのである。
相手のレベルに会わせて、やって来る者達のレベルも上がるので、お金持ちになればなったで、それなりの投資を必要とする。
防弾ガラスだ。
実際に、防弾ガラスの家に行ったことがある。
落ち着かないものだった。

更に、ドアの鍵だ。
行き着くところまでいっている。

その先にはシェルターというのがあるという。
核シェルターではない。
強盗シェルターである。
すでに、数百戸に設置されているとかいう噂があるが、絶対に秘密だという。
自家発電装置に、空調。
トイレ。
保存食。
何日、籠城するのだろう。
富裕層も大変なのだ。
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ブラジルのテレビは面白い。
愚にも付かない番組をだらだらとやっている。
編集がない「24時間テレビ」のレベルである。
言葉がわかるともっとばかばかしさがわかるに違いない。
何故か知らないが、公開番組が昔から多い。
公開番組の参加者は、お客さんではない。
出演者ともに番組を盛り上げる役目がある。
日本は、公開番組には反応のよい「中年女性」や「若い女性」を入れることが多い。
中年女性は、司会者のいうことに無意識のうちにかどうかは知らないが「うなずいてくれる」。
カメラはそれを映し出すわけである。
テレビの前の視聴者も、またうなずくわけだ。
若い女性は、単純に笑ってくれる。
「笑っていいとも」の70%は若い女性である。
それにだいいちフォトジェニックである。
「おっさん」や「にいちゃん」が、ずらりと並んでいる番組など、想像もしたくない。
ブラジルでも公開番組では、若い女性を入れていることが多い。
日本ではどうだか知らないが、前列にはさらにフォトジェニックな女性を選んで座らせるという。
そういえばそういうこともあるのかなあという並びになっている。
特に司会者の近くなどは、番組中に何度もカメラに抜かれるので、かなりの高レベルの女性が座ることにあるわけだ。
誠に残念なことなのであるが、そういった公開番組で日系女性を見ることが多くない。
サンパウロの制作の番組であれば、サンパウロ市周辺の女性を集めるはずなので、日系人の比率が高くてもおかしくはないはずである。
「教養が邪魔をして、日系女性はテレビの公開番組にはいかないのであろうか」
ブラジル随一の馬鹿番組Panico na TVも公開番組である。
この間、ここに日系女性が映っていた。
とてもいい場所に座らされていた。

純日系のようで、「かわいい」感じだった。

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ブラジル・サンパウロでは、都市中心部の建物に侵入し、「不法占拠」して、住居にする運動がある。
さて、先週サンパウロの中心部ルースで、占拠中の建物から、強制的に排除された300人もの元住民は、市当局の用意する仮の住宅に移ることを拒否し、その占拠していた建物の前に居座っている。
警察は、占拠していた建物に再び侵入できないように、入り口をふさぐ工事をしていたが、完全に完了した。
更に、彼らを監視するために、常時見張りをしている。
パトカーも何台も常駐している。

サンパウロ州知事のアルケミンは、住民に対してサンパウロ中央部のホテル代まで出すといった。
警察による強制排除の時に、住民にけが人が出たりしたので、どうも気にしたようだ。
警察は、州知事の傘下にある。
警察にもけが人が出たのであるが、「ニュース映像」で見ると、どうしてもいじめているように見える。
知事は、選挙への影響を考えたのかもしれない。
しかし、知事がこのような費用を出す法的な根拠がないという指摘もあった。
「不法占拠」していた建物から、司法手続きを取って退去するように裁判所係官が出向き、言っても出ていかなかったものを、強制排除するのは当たり前である。
多少の混乱が起きても、それもある程度は致し方ないのである。
知事の提案にもかかわらず、住民もホテルには行かなかった。
その後の保証がないということである。
彼らは、MMRC(中央部住居運動)という運動グループによって指導されており、統制が取れている。
半ば、「不法占拠」を正当化している運動だ。
住民たちは、居座るつもりだ。
この運動の支援者も泊まり込んでいる。

野宿も日が経つに連れて、テントを張り始めたり、仮設トイレを設置したりして長期戦の構えである。

炊き出しも、毎日行われている。
ブラジル人にとって、もっとも大事な行事の一つである「誕生日のお祝い」も路上で行われる。

こうして、生きているブラジル人もいるのである。
市当局は、彼らに対して色々と移転の提案をしているのだが、彼らは「彼らの仕事」に便利で、「彼らの生活」に便利なここが絶対だと言っている。
住民たちは、移動する提案にはいずれも拒否を示している。
担当の人も、打つ手がないと、疲れ果てている。

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ブラジルに限らないことであるが、どんなところにも貧しい人たちが住んでいる地区がある。
大都市でそれが問題になるのは、大金持ちが住んでいるのその影で、また多くの貧しい人たちが暮らしているということから、色々な犯罪が起きうるからである。
ブラジルは、世界でもっとも所得の分配が不公平な国である。
富が一部の層に偏在している。
逆に言うと、圧倒的に貧しい人が多いということである。
田舎であれば、富める人は少なく、所得差は少ないかもしれない。
だが、南米一の大都市サンパウロでは、その差は「月とすっぽん」の比でもすまないだろう。
サンパウロの南西部に多い富裕層の高級アパート街やお屋敷街を見ると、東京で高級といわれる地区よりも遙かにスケールが大きい。
だが、ちょっと中心部を離れると、そこはファヴェーラ(=Favera)と呼ばれる貧民窟が延々と続いている。
1960年代までの都市には、こういったところはあまり無かったそうである。
工業化が進む中で、わずかな農業収入では食べていけなくなった、主としてブラジル東北部の農民たちが、生活の糧を求めて大都市に流入し、形成されていったようだ。
流入の多さと、中での出生率の高さで、どんどんと規模を拡大していった。
ブラジルの場合は都市の周辺には空いている土地はいくらでもあるので、どんどんと占拠していくだけだ。
人が住んだ後に、水道が通り、電気がつく。
下水は簡単には行かない。
道路も非舗装である。
そのうちバスもやってくる。
元々は、字も読めないような人も多かったので、職といえば日雇いの作業労働者とか、女中と呼ばれるような不安定で低収入のものしかない。
そこでも生まれた子供は小さい頃から路上で働く。
子供はどんどんと作るから、食費も十分ではない。
栄養も足りず、衛生環境も悪いので、死亡率は高い。
学校にも十分に行かない。
また、字も読めない子供が育つのである。
貧乏の再生産である。
今、サンパウロには2018カ所のファヴェーラがあるそうだ。
116万人が住んでいる。
もっとあるような気がするし、多くの人がいるような気がする。

だけど、あるファヴェーラを見ていると、すこしづつではあるがよくなっているようなのである。
モルンビー競技場から1キロほど行ったところにあるファヴェーラの中を通る必要があり、20年くらい見ている。
昔は、落ちている木材を適当に打ち付けたような家ばかりだった。
窓もなかった。
入り口には扉もなかった
そのうちに煉瓦を使い始めた。
2階建てになってきた。
部屋数も増えてきた。
屋根にテレビ受信用のパラボラアンテナが付いた。
車がある。
その車が、少しずつきれいな車になった。
家を建て直している者がいる。
煉瓦がむき出しの壁に、セメントが塗りつけられた。
煉瓦色の街並みが、セメントの色になってきた。
そこにまたペンキで色が付く。
窓には格子が付き、戸には鍵がかかるようになった。
今、そこから出てくる人たちは、キチンとした服装をした人たちが多い。
子供たちも学校に行っている。
人間は、よくなろうと努力をする。
努力をすると、よくなる。
ブラジルでもそうだ。
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ブラジル・サンパウロの名門プロ・サッカーチームのコリンチャンス。
現在行われているブラジル選手権では丁度半分の日程を消化したところで、1位になっている。
このコリンチャンスには、今9番が欠番である。
この9番をつけるはずの選手が、ブラジルに戻ってきた。

ニウマール 21歳。
フランスのリオンに行っていたが、出番に恵まれず、ブラジルに戻ってきた。
U17やU20のブラジル代表である。
将来性は大きい。
ルックスもよい。

あっという間に、またどこかに行ってしまいそうな気もする。
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terça-feira, 23 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
人口1000万人を越えるサンパウロは、東京よりは緑が多いように思える。
道が広く街路樹に大木が多いことや、個人の家にも植木が多いからだ。
まあ、それも中流以上が住んでいる地区のことなのである。
公園は、多くない。
市街地では、さらにそうだ。
その数少ない公園でも中心部に近く、且つ最大なものがイビラプエラ公園である。

公園には、緑がいっぱいである。
美術館がいくつもある。
レストランもある。
噴水もある。
頻繁に、催し物が開催される。
サンパウロ・ビエンナーレもここに会場がある。
サンパウロ・ファッション・ウィークもここである。
本当にサンパウロ市民の憩いの場である。
休日は、遠くからやって来る人たちもいるので、いっぱいになってしまう。
この公園は、市内南部への交通の要所でもある。
この公園の地下には「アイルトン・セナ・トンネル」というトンネルが10年ほど前にできた。
この公園の周辺は全般的に環境の良いところである。
特に、すぐ西側のノヴァ・コンセイソンNova conceicao地区は、最高級の高級アパート街である。
さらに、南に面したジャルジン・ルジタニアJardim Luzitaniaも最高級一戸建て街である。
どちらも、公園が庭のようなものだからである。
公園の東に、本田宗一郎広場Plaza de Soichiro Hondaというのがあるが、この広場の近くにブラジルホンダの本社がある。
※、本田宗一郎広場は矢印の市よりもう少し南側になるようだ。
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ブラジルの警察も頑張っている。
ブラジルの最南部リオ・グランヂ・ド・スル州の警察は、昨日8月22日に州内十数箇所を急襲し、30人を逮捕した。
容疑は、武器の密売、麻薬の密売、マネーロンダリングその他諸々、いろいろやっていた。
一味の中には、現職や元の警察官が3名含まれていたそうである。
さっそく、押収品なども見せていた。
短銃だけではなく、何丁ものライフルなどもあったが、
その中に日本刀もあった。
珍しかったのだろう。
警察が、刀を抜いて、わざわざ見せていた。

確かに武器なのだが、
この時代はどちらかというと工芸美術品のようなものである。
こんなものを振り回しても、ブラジルでは駄目だ。
しかし、どこから持ってきたのだろう。
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ブラジルの「不法占拠」。
サンパウロの中心部でも、ビルが占拠されて、住みつかれてしまう。

8月17日(火曜日)に、警察がそういったビルに住みついた住民を強制排除した。
しかるべき司法手続を踏み、自主的な退去を求めた上での、強制排除である。
住民たちは、「正義」をうったえて、話し合いではらちがあかなかった。
警察との住民の衝突では、相互に負傷者が出た
住民は、木材や石を投げた。
催涙スプレーやガス弾、ゴム弾が警察により使用された。
まもなく、女性や子供多い住民は、次々にビルから出て来た。

警察は、住民たちを建物から200メートルくらい離れたところに、隔離した。
市当局は、2年半に渡り住みついた住民の家財道具をトラックに乗せ、市内2カ所で保管するという。
警察は、再び住民が侵入しないように入り口を、セメントと煉瓦で埋め始めた。

ところが、住民たちはこの建物の正面に戻ってきて、移動しないのである。
そのまま、そこで野宿をはじめた。


市当局は、仮の宿舎を用意するといったのだが、聞き入れない。

「ここがいいと」いうのである。
翌朝には、運動の支援グループのボランティアがやってきて、食事を用意したり、トイレを用意したりし始めた。


この場所の運動の指導者である。
MMRC(=中央区住居運動)という。 彼らが占拠していたビルは、公のものではなく、個人のものである。

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びっくり仰天ユースが飛び込んできた。
サンパウロFCは、ブラジル代表でもあるシシーニョがレアル・マドリへ移籍と、今日8月23日火曜日に発表した。
シシーニョは、サンパウロFCには12月末までは所属する。
来年1月にレアル・マドリの一員としていとう乗することになるという。
誰もレアルマドリから移籍しなければであるが、これで、レアルマドリに所属する選手は5人となる。
ロナウド
ロベルト・カルロス
ジュリオ・バプチスタ
移籍が決まっているロビーニョ
そしてシシーニョである。
監督が、ブラジル人監督のルシェンブルゴだからかな。
コーチ陣も、ほとんどブラジル人である。

ロビーニョですら、移籍しても、正選手になることは出来ないというのに。
昨夜合意し、契約にサインをしたと、サンパウロFCの社長マルセロ・ポルツガル・ゴウヴェーアは語っている。
移籍金50%は直ちにもらい、残り50%は1月にもらう。
移籍金は、明らかにされていない。
シシーニョの契約解除の違約金は、12百万米ドルとなっていた。
60%がクラブに、40%がシシーニョに入ることになっていた。
サンパウロFCにとっては、満足できる金額であったようだ。
社長は「シシーニョは世界に挑戦するために、東京に行く」といっている。
世界クラブ選手権のためである。
シシーニョも、インタビューに応じている。
「これで、サンパウロFCではプレイしないと言うわけではない。 話がまとまれば、明日の試合からいつものようにちゃんと試合をする。」
「いつもサンパウロFCのことをないがしろにしたことはない。 この状況からチームを脱出させるように、チームを助けたい。」
ブラジル代表としてクロアチアに行った時期にかさなってもいたのだが、シシーニョは、この3試合ほど出場停止処分になっていた。
つい最近まで、移籍を交渉中といわれていたマンチェスター・ユナイテッドはどこにいってしまったのだろうか。
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ブラジル・サンパウロでも月は見える。
ちょっと前になるのだが8月14日(日曜日)、
サンパウロの目抜き通りパウリスタ大通りで月が見えた。
15時過ぎである。
Gazetaというテレビ局のアンテナの脇に見える。
日も高く、十分に明るかったが、やや東の空に月がくっきりと見えた。

ブラジルは南半球に位置している。
南半球なので、月や太陽は北側にある。
東から昇り、西に沈むというのは同じである。
でも、月は左から満ち始める。
そして、欠け始める。
そういうことを確かめるように、上を見上げていた。
でも、あまり長く月など眺めていると、「襲われる」かもしれない。
だから、今まで月の話題がなかった。
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パカエンブー競技場は、サンパウロの名門サッカー・クラブであるコリンチャンスのホームである。
幸か不幸か、ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場は、拙宅のすぐ近くである。
現在行われている2005ブラジル選手権は半分の日程を終了した。
コリンチャンスは現在第1位である。
コリンチャンスのファンも喜んでいるのであろう、パカエンブーで行われる試合はこのところ、ほとんど満員である。
この日曜日(8月21日)に行われた対ゴイアス戦。
拙宅から見る観客たち(99.9%はコリンチャンスファン)である。
16時からの試合であるが、14時半過ぎから徐々にやって来始める。
背番号10は、テベスの番号である。
この日の試合では、出場停止であった。

フラネリーニャと言って、道路を勝手に駐車場のようにして、車を誘導して、駐車させることを生業にしている者がいる。
手を挙げて、試合を見にやってきた車を空いているスペースへ誘導する。
普通の日曜日であれば、駐車している車などないのであるが、こういう日は別である。

ひたすら、入り口を目指して歩く。
こういうときでもなければ渋滞などするわけのない道が混んでくる。

満員になりそうなときにだけ売り出される一番安いゴール裏の席への入り口である。
15時半。
席はもうかなり埋まっている。
不測の事態に備えて警察官はいつも配置されている。

「白と黒」は、コリンチャンスのカラーである。
この日の相手チームのカラーは緑。
緑の服を着るのは、御法度である。
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ブラジル・サンパウロが「乾燥」している。
最近、雨が全然降っていない。
元々、冬は雨が降らない。
昨日(8月22日)14時頃、サンパウロを東に向かっていた。
ペニャPenhaというところで、前方に白い煙が上がっているのが見えた。
風もないので煙はまっすぐに上がっていた。

火事かもしれないと思ってみていた。
消防のサイレンなどは聞こえなかった。
ちょっと距離があったのである。
ヘリコプターも飛んでいた。
夕方のローカルニュースの時間にこの煙について伝えていた。
サンパウロの東隣のグァリューリョス市の空き地で草地に火がついたということである。

サンパウロは湿度がとても下がっている。
昨日は、冬にもかかわらず気温が28.7度まで上がったこともあり、更に湿度が下がっているそうである。

喉などに悪いので、室内の湿度を高めるようにしましょうといっていた。
サンパウロの内陸部は、更に湿度が低く、大規模な山火事などが発生しかねないといっていた。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみている。
サンパウロにも、動物園がある。
サンパウロの南郊州立イピランガ源流公園の中にある。

公園は広大で、都市の中の浮島のように緑がいっぱいである。
しかし、動物園そのものは、それほど広いとは思えない。
園内は、綺麗に整備整頓されている。
説明も、ほどほどにある。
やはり、南米原産の動物は充実している。
アリクイやバクがいる。
タマリンドなどもいる。
特に充実しているのは、
鳥類やは虫類である。
珍しく美しい鳥がいっぱいいる。
サンパウロでは、自然では見ることができない鳥たちである。
猛禽類も多い。
は虫類は、ワニと蛇である。
蛇などはあまり見たくない。
両生類の蛙も種類が多い。
毒々しい色の蛙がいる。
猿類も面白い展示方式をしている。
池の中の島にいるのである。
島からは出ることができない。
網や格子がないところを、飛び回っている。
展示には凝った動物園である。
いずれにせよ南米の動物たちに絞った感のある特徴のある動物園である。
ライオンや、キリンや象は園内にいるが、あまり頭数は多くない。
実は、
動物園と背中合わせに、サファリがあるからである。
それほど広くはない。
州立公園には、植物園もあり、こちらはかなり広い。
動物園で一番見ることができるのは、
いうまでもなくもちろん「人間」である。
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1980年代から1990年のブラジル経済は、不安定の極みであった。
「1980年代を失われた10年」という。
対外債務が増えたのはこの時代であるが、生活者にとって一番大変であったハイパー・インフレになったのはこのあと1990年代初頭までである。
通貨の呼称も、3回変わった。
クルゼイロ→クルザード→クルゼイロ・ノーヴォ→レアル。
20時に、大統領が特別番組で国民になにかを語りかけるときには、ろくでもない話ばかりであった。
通貨を替えるとか、デノミをするとか、物価凍結をするとか。
プラノ・クルザードなんてのが、サルネイが大統領の頃にあった。
はたまた、ガソリンの値上げをするとかまで、政府が発表していた。
当時は、ガソリンは全国統一価格で、ガソリンポストの営業は20時までと決まっていた。
だから20時以降に発表をしたのである。
そろそろ、発表するなという時には夕方からガソリンポストには凄い列が出来ていた。
それが、コロールという若くていかした大統領の時に、プラノ・コロールなんていう計画が出来て、色々なことが自由化されてきた。
国民が飽き飽きしてきた統制ではなく、経済の再活性化を自由化によって行うことにしたわけである。
完成車の輸入を許可したのは彼である。
高関税ではあったが、輸入できるようになった。
そのコロールは、疑惑事件で弾劾になるところを、辞職してしまったが、今の流れはその時に始まった。
自由競争に任せないと、世界の流れには逆らえない、付いていくことが出来ないと悟ったわけである。
もちろん、これで淘汰されるべき産業や企業は淘汰された。
外資系もどんどん入ってきた。
IMFの強い指導もあったのである。
日本も結局同じような道を取らざるを得なくなったが、ブラジルに数年遅れた。
さらに、IMFのような強制力のあるところがなかった。
いまだに、世の中の流れから目をそらせている抵抗勢力がある。
最たるものは農業部門であるが、これはどの国においても程度の差こそあれ、致し方ないものがある。
骨抜き民営化が争点になるようでは、日本も終わっている。
「官製談合」をしている官僚しかいない国では、よくなるわけがない。
それから10年以上が経っているが、ブラジル経済はかなりうまくいってきているようだ。
もちろん、ブラジルでも問題はいくらでもある。
日本よりもずっと多い。
だが、正直に問題は問題としてもう少し素直に認めているようだ。
ブラジルは今中央政界は「疑惑事件」で大揺れである。
最初の疑惑が持ち上がって、3ヶ月以上にある。
広がる一方のようである。
疑惑の主人公が次々に出てくる。
疑惑というのは、大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの出身母体である労働党が主な舞台になっているから、大統領ですら無関係ではない。
また、主な大臣も大統領の選挙ブレーンたちであり、彼らの中からも名前が挙がっており、すでに何人か辞職するなり更迭されるなりしている。
先週の金曜日には、財務大臣のアントニオ・パロッチAntonio Palocciの名前が、新たな疑惑の主人公として挙がった。
彼が、サンパウロ州内陸部のリベイロン・プレット市の市長だったときの疑惑である。
遂に、「彼のところまで火がついた」ということで、この情報が伝わった金曜日11時半には、外国為替市場でレアルは大きく売られた。
この2年半で最大の下げ幅を記録した。
株式も大きく値を下げたのである。
ところが、昨日の日曜日の午前中、アトニオ・パロッチは記者会見で疑惑を明確に否定したのである。

これを受けて、今朝8月22日のサンパウロの市場は、大きく反発した。
外国為替市場では、レアルはまた買い戻され、この2年で最大の上げを記録している。


株も上昇している。

更に、カントリーリスクも、下落している。

日本も、衆議院解散で株が上がり、円も若干強含みである。
これで、選挙の結果で、どう動くのであろう。
小泉首相が勝って、株が上がり、円が強くなると言うのは、経済的には普通のはずであるが。
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先週8月15日から、ブラジルのテレビの夜のニュースに大地殻変動が起きている。
地上波各局のニュースの時間は次の通りだ。
Gazetaは19時から1時間。
SBTは、19時15分から45分間。
Bandeiranteは、19時20分から55分間。
GLOBOは、20時15分から40分間。
RedeTVは21時から50分間。
Culturaは21時から40分間。
Recordは21時15分から45分間。
8月15日から、SBTがこの時間にニュースを始めたのである。
それも、美人キャスターをGLOBOから引き抜いてである。

同じ時間帯のBandeiranteも、スタジオの模様替えをするなどてこ入れをした。
重ならない時間帯のニュースにまで影響が出て来ている。
今日22日のRedeTVは、従来のRede NewsをRede TV Newsとタイトルを替えた。
これとともに、キャスターも替えた。

このキャスターは、以前はRecordでCidade Alertaという事件専門の番組のキャスターであった。
2ヶ月ほど前にこの番組が終了したのであるが、まさかRedeTVに移っているとは知らなかった。
前のキャスターも悪くなかったと思うのであるが。
とにかくこの時間はかわいそうな時間である。
GLOBOのドラマが、50%の視聴率を取っているのである。
GLOBOが、とにかくガリバーで、他のテレビ局は全て弱小のブラジル。
その弱小も、大変なんだと思い知った。
GLOBOは、今のところ特にスタジオ・セットもキャスターも変更がない。
8時15分からのニュースは、視聴率30%台は悠々確保であろう。
ところで、このRede TV Newsが今晩の最後に伝えたニュースが「英国の鳥人間大会」の映像であった。

「欽ちゃんの鳥人間大会」にそっくりである。
ちゃんとお笑い部門もあって、「ふざけ格好をしたもの」が次々と海面に落下していった。


そして、真面目なものもあって、一番長く飛んだ人はハングライダーであった。

しかし距離が短い。 70メートルくらいである。

日本のそれは歴史があるし、人力もありなので、距離が桁違いである。
英国が、日本のものをまねしたのだろうか。
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segunda-feira, 22 de agosto de 2005
ブラジルサッカー協会(CBF)は、9月6日に行われるブラジル代表対セヴィーリャ(スペイン)の試合には、ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúchoとロッキ・ジュニオールRoque Júniorを追加招集すると、今日8月22日発表した。
この試合は、セヴィーリャのクラブ創立100年を記念して行うもの。
ロナウヂーニョとロッキ・ジュニオールは、イエローカード2枚を累積しているので、9月4日にブラジリアのマネ・ガリンシャ競技場Estádio Mané Garrinchaで行われるワールドカップ南米予選の対チリ戦には出場が出来ない。
尚、ブラジル代表が海外のチームと試合を行うのは、1914年以来過去に48試合ある。
最近の試合は2001年5月に東京ヴェルディーと東京のの国立競技場で行ったのが最後である。
このときは、2対0で勝っている。
通算では、33勝12分3敗である。
129得点で、46失点。
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ロナウドは相変わらず話題でいっぱいである。
一時はその妻(?)となったダニエラ・チカレリの話題も、あまり聞かなくなった。
ロナウドと付き合って、一躍名をあげたダニエラ・チカレリ。
ギャラは一気に上がり、
テレビの司会者というタイトルも付いた。
ブラジルの週刊誌にも取りあげられるようになった。
それもこれも、「ロナウドの女」だったからである。
ロナウドが大金を浪費した、パリ郊外で行われた結婚パーティー依頼、評判を落としたダニエラ・チカレリ。
それまでのよいイメージが、一気に傲慢でわがままにかわった。
離婚(?)したあとの一連の発言や行動も、眉をひそめたくなるものもあった。
結局、その辺にいくらでもいる「ロナウドの昔の女」になってしまい、ニュースの価値が落ちてしまった。
その彼女のニュースがある。

"Iisto E GENTE"という雑誌の表紙を飾っている。
ダニエラ・チカレリが、8月10日にサンパウロで行われたファッションショー「ブラジル・プレタポルタ Version.4
」に登場して、みんなを驚かせた。
モデルで、司会者の彼女は、先日のリオ・ファッションウィークとサンパウロ・ファッションウィークでは蚊帳の外だった。
しかし、彼女は彼女の仕事の出発点である下着のショーで登場したのである。
「今は、昔のように、自分の方法で見せる。 他のモデルと違うけど。痩せすぎ。悲しくなるくらい」と火の場は行っている。
彼女は、この夜一番完璧な身体だった。

彼女が、ロナウド(本名Ronaldo Nazário de Lima)の女であった短い期間に見せていたイメージとは全く逆で、とてもいい子であった。
出演料は、彼女がロナウドの女であったときに急上昇して6万レアルから10万レアルになったが、明らかにされていない。
おそらく半分に下がっている。
マネージャーは、「出演料は下がっていない。 彼女が出ていた一流ブランドのショートの時は、額はもっとあるけど、そこが違うけどね」と言っている。
実際のところ、誰も彼女がイベントに出るに当たって2万レアル以上は無いだろうと思っている。
彼女のプライベートな生活でも上がったり下がったりである。
弁護士のファヴィオ・ツェイテルと2ヶ月付き合っている。
彼女は12日に2人について認めているが、「時間がない」と言っている。
テレビの司会者の仕事もあるし、芝居の仕事もあるという。
今年、コメディーをやって、舞台にデビューする。
{お芝居の学校に行ったし」
地道に生きていくのかな。
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ブラジルでは、麻薬が蔓延っている。
あるところにはあるようだ。
大きな流れでは、コロンビアから欧州や米国向けに大量のコカインなどが運ばれる中継点になっているようだ。
そして、ブラジル国内でもコカインやマリファナ等が流通している。
そういった麻薬のルートをつぶすのが警察の仕事なのだが、網の目のように張り巡らされた組織を壊滅させることなどは到底無理だ。
末端の小物よりも、中間の地域の元締めをときどき捕まえるくらいだが、すぐに新しいルートが出来るようだ。
そういった元締めは、警察の手の及ばない貧民窟(=ファヴェーラ)に拠点を置いていることが多い。
手下はいくらでもいる。
この元締めは、麻薬取引以外にも、何か別の表の顔を持っていることもある。
さらに、稼いだ金をファヴェーラに落としていることもある。
地域のコミュニーティーに貢献していたりする。
だから、ファヴェーラの住民も麻薬のことは知っていても何も言わない。
汚い金でも綺麗な金でも、ファヴェーラに廻ってくるならそのお金が一番である。
有名スポーツ選手も、社会貢献活動をするのがブラジルでは当たり前である。
チャリティーショーをやったり、チャリティーの試合をしたりする。
その地域に出かけて子供たちと交流したり、地域のセンターの建設の助力をしたりする。
特に、ファヴェーラに育った例の多いサッカー選手であれば、今はファヴェーラとは縁のない豪華な暮らしをしていても、ルーツであるファヴェーラの生活の向上のためには、なにがしかの活動をしているのが当たり前である。
ファヴェーラで何かやろうとすると、必ず地区の顔役に連絡を取り、入るようにしなければならない。
警察ではないということをはっきりしておかなければならない。
表の顔役もいるが、裏の顔役もいる。
実際に、ファヴェーラにはいると、裏の顔役が出て来たりするわけだ。
そういった中で、スポーツ選手と麻薬組織のボスとの接点が出来るようである。
警察が、裁判所の許可を得て盗聴している、組織の電話の会話に、こういったスポーツ選手たちの名前が出て来ていることが報道されている。
警察は、こういったスポーツ選手たちに事実関係を聴取したいと、召還している。
今週のブラジルの週刊誌"ISTO E"は、名前の出て来たスポーツ選手や歌手の顔を表紙にした。
この雑誌は、ビジネスマン向けのやや堅い週刊誌である。

サッカーブラジル代表のロナウドRonaldoが中心である。
左から、同じくブラジル代表のジュリオ・セザールJulio César。
そして、ロマリオRomário。
ロナウド、歌手のガブリエル・オ・ペンサドールGabriel O Pensador、 ビーチサッカーブラジル代表のジョルヂーニョJorginho。
ガブリエルは、ロマリオの友達で、6月の休暇の間遊び回っていた仲間である。
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domingo, 21 de agosto de 2005
サッカー・ブラジル選手権の第21節が終了した。
結果は次の通り。
8月20日(土) 第1日目 (再掲)
試合開始 試合結果 競技場
16h Atlético-MG 2 x 1 Juventude Mineirão
18h10 São Caetano 0 x 1 Cruzeiro Anacleto Campanella
18h10 Atlético-PR 4 x 2 São Paulo Kyocera Arena
※サンパウロFCはまた敗れた。
第2日目にフラメンゴが勝利したことにより、再び2部リーグ降格圏に順位を下げた。
8月21日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Brasiliense 4 x 0 Ponte Preta Boca do Jacaré
16h Internacional 3 x 2 Coritiba Beira-Rio
16h Paraná 0 x 0 Vasco Pinheirão
16h Fluminense 2 x 2 Palmeiras Raulino de Oliveira
16h Corinthians 1 x 1 Goiás Pacaembu
18h10 Flamengo 2 x 1 Paysandu Luso-Brasileiro
18h10 Santos 4 x 3 Figueirense Vila Belmiro
18h10 Fortaleza 3 x 1 Botafogo Castelão
※パルメイラスは引き分け。 レオンの不敗神話は続く。
※コリンチャンスも引き分け。 首位を守る。
※この試合が、最後の地元サントスでの試合となったロビーニョは2点を決めた。
いずれもペナルティーである。
サントスとしての試合は、次の試合が最終。
次節の第22節の予定は次の通り。
8月24日(水) 第1日目
試合開始 試合 競技場
19h30 Ponte Preta x Atlético-PR Moisés Lucarelli
19h30 Palmeiras x São Caetano Parque Antarctica
20h30 Vasco x Brasiliense São Januário
20h30 Goiás x Paraná Serra Dourada
21h45 Juventude x Corinthians Alfredo Jaconi
21h45 Paysandu x Santos Mangueirão
21h45 Cruzeiro x Flamengo Mineirão
21h45 São Paulo x Fluminense Morumbi
8月25日(木) 第2日目
試合開始 試合 競技場
20h30 Figueirense x Atlético-MG Orlando Scarpelli
20h30 Coritiba x Fortaleza Couto Pereira
20h30 Botafogo x Internacional Luso-Brasileiro
(第21節を終了しての順位は次の通り)

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今日(8月21日)日曜日16時から、サンパウロのパカエンブー競技場でブラジル選手権のコリンチャンス対ゴイアスの試合が行われる。
12時くらいから、露天商の準備が始まっている。
13時には、早々と花火が鳴り始めた。
14時には、大音響で「ガヴィオン」のサンバのエンセハードが轟き始めた。
よりにもよって、今日は拙宅の前である。
ファンも続々とやってきてる。
現在1位のコリンチャンスなので、ファンもノリノリである。
あまりに煩いので、しばらくパウリスタ大通りの方に退散することにした。
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試合の方だが、この試合はサンパウロでは生では中継されていない。
ブラジルの「悪しき風習}で、地元のチームが地元で試合をするときは生中継はないのが、原則である。
なぜなら、無料のテレビ放送があるならば、競技場には行かないという人が増えることを恐れているのである。
でも、すぐ隣で試合をやっていても、様子はわからないのである。
ラジオは放送している。
それに、今はインターネットでも刻々と情報が流れてくる。
それに、サンパウロではリオ・デ・ジャネイロ州のボルタ・レドンダで行われているフルミネンシ対パルメイラスの試合をやっていて、その合間に経過は伝えてくれるのである。
後半40分まで、コリンチャンスは1対0で、ゴイアスに負けていた。
競技場からの歓声は、割と静かであった。
ところが、マルセロ・マットスが頭で決めて同点になった。
大歓声である。
テレビでも画面を切り替えて見せてくれた。
結局、コリンチャンスは1対1で引き分けた。
負け試合かと思っていたところを引き分けたので、皆さんとても機嫌良くお帰りになっていらっしゃるようだ。
平穏でよかった。
フルミネンシ対パルメイラスは、1対2でパルメイラスがリードしていたのだが、後半30分にフルミネンシが同点に追いついた。
そのまま、引き分けである。
でも、これでまた監督レオンの不敗神話は続いていることになる。
就任以来、9試合目である。
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サブリナ・サトウSabrina Satoを取りあげるのは、8回目になる。
彼女は、ブラジル・サンパウロのRedeTVというテレビ局の”Panico na TV”という番組のレギュラーである。
この番組は、ブラジルで一番馬鹿な番組であるが、それだけに視聴率も高く、話題性もある。
何よりも、視聴者層が、インテリで、所得が高い層であるという。
彼女は、唯一の女性レギュラーで、この番組でのキャラクターとしては、ちょっと馬鹿な役である。

毎週、彼女のコーナーでは、変なことにチャレンジさせられるのである。
先週(8月13日)の放送では、
ブラジルで色々なファッションが行われている。
この番組では、その流れを受けて、どういうわけだか「ランジェリーショー」をやるという。
それもこの番組らしく普通のものではない、「高いところでやる」という。

「高いところ」、すなわち二つの気球を上げて、その間に橋を渡し、そこを歩くというのである。

一方の気球の籠からはい出て、橋を渡り、反対側に行き、そして戻るのである。


いくら命綱があるといっても、気球が揺れて、足を踏み外したら、宙づりになってしまう。
高度は250メートルだそうだ。
歩くところの幅は狭い。


一応「ランジェリーショー」なのである。
まるで、かつての「たけしのお笑いウルトラクイズ」の優勝者が受ける罰ゲームのようだ。
こういったことを女性にやらせるブラジルのテレビはかなりどうかしている。
やっているサブリナ・サトウは大したものである。
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ローマ法王ベネディクト16世が、初めての外遊に出かけた。
行き先は、出身国ドイツである。
ケルンに滞在中のようである。
世界最大のカトリック信者を抱えるブラジルは、このニュースにかなりの時間を割いている。
8月19日は、ユダヤ教のシナゴーグを訪問している。
キリスト教とユダヤ教の歴史の中でどれだけユダヤ教徒が迫害されてきたかと、謝罪をしている。
まだ、よく20日には、イスラム教徒とも会っている。
更に、ケルンの郊外では、世界中から集まったカトリックの信者たちと祈りを捧げている。
こういったところにも、ブラジルの若者たちも参加しているのだが、
今回、どういうことなのかわからないが、「王様ペレ」が出て来ている。
ペレは、法王の宿舎を訪ねて、面会をしているのである。

法王が、ブラジルにいるのならわかるが、ドイツでペレに会うというのが今ひとつわからない。
さすが、「王様ペレ」と言っておく。

そのペレの息子エヂーニョは、麻薬取引に関わったとして逮捕されて拘留中である。
昨日(19日)、拘置されているサンパウロ内陸部の「厳重刑務所」から移送されて、サントスの裁判所へ連れてこられている。
今後行われる裁判を前に、裁判官の審問を受けた。

エヂーニョは、麻薬の使用は認めているが、組織には関わっていないという立場を続けている。
尚、主犯とされるナルヂーニョも、「全面否認」ということだ。

※ブラジルでは、ベネディクトをベントとしている。
※ブラジルでは、ケルンをコロニアという。
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ブラジル・サンパウロ市で、今年の7月までの殺人事件の被害者は1578人だそうだ。
今まで何度もこういった数字が発表されるたびに取りあげてきた。
「近年は殺人事件が減った減った」といいながら、この数字である。
だが、どこででも事件が起きているわけではない。
やはり、中心から離れた貧民窟(=ファヴェーラ)の多い地区で起きている。
南部が一番多い。 36%を占める。

そして、東部。

北部。

西部と続く。

中心部が、一番少ない。

南部や東部は、面積も広く、人口も多いので、多少は割り引いてみなくてはならないが、やはり危険である。
そのファヴェーラでは、どうして事件が多く、殺される人数が多いのか。
まず、麻薬がらみの抗争が多いということである。
組織としての争いだから、一度に何人も殺されることがある。
当然、報復もあるので、また人数が増える。
関係あるのかないのかわからない、ただそこにいただけの人まで巻き添えになっている。
ターゲットは若者が多いのだが、巻き添えは子供や女性などまでだ。
見せしめのという意味もあって、わざとそういう巻き添えを作ることもあるようだ。
更に、これに警察の取り締まりで、抵抗して、殺されるものもいる。
本当に、こういった組織絡みではない一般人がどれだけ亡くなっているのかは、わからない。
サンパウロでも、一番殺人事件の少ない地区に住んでいるからであろうか、いまひとつピンと来ない。
テレビでは、更に事件の多い「通り」まで紹介したのだが、何の意味があるのだろう。
ファヴェーラの住民は、「そうですか」と簡単に引っ越すわけにはいかないのに。
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ブラジルでは、車はやはり週末の土曜日や日曜日に売れるらしい。
家族で、わいわいと自動車販売店に行って、あれやこれやと、車をさわるのだろう。
ブラジルで、車の盗難が多いので、みんな自分の車をとても心配している。
人が近づいたり、なんとなく覗いたりされるだけだけでも、ドキドキする。
だから、やたら人の車をながめたりするのもさけたほうがよい。
泥棒と疑われる。
日本だと、見慣れない車や、発売直後の車を見かけると、近づいてながめたりするのだが、ここブラジルでは出来ない。
思いっきり、車をさわったり出来るのは自動車販売店だけである。
だいたい、木曜日から土曜日にかけては、テレビで、車の販売のCMが多くなる。
トヨタの最近のCMである。
現地生産の自家用車は2種類しかない。
カローラのセダンとバンである。

Entrada+36x615レアルなどと書いてある。
Entradaとは、頭金のことである。


頭金を支払って、あとは615レアルを36回払いすることを、OKといっているわけである。
615レアルx36回=22,140レアルである。(約110万円)
それに3年の保険も入っている。(保証ではない)
とすると、頭金はいくらになるのかということであるが、CMには「大きく」書いていない。
この車カローラは、ブラジルでは300万円くらいするのである。
この車の価格は、65.304レアルである。
そして、頭金は、50,000レアルである。
最初に、ほとんど支払うことになるのである。
残りの15,304レアルを、36回払いにすると合計が22,140レアルになるわけである。
凄くアピールするべきポイントなのかどうかわからない。
ブラジルは、世界一金利が高いので、これでいいのかもしれないが。
実は、定価とか頭金などは、CMの最後に小さく、短い時間だが表示されているのである。
とても読めるわけないのである。

これで一応消費者保護の規定を守っていることになるのだろう。
ブラジルでは、これよりもっと多い字数で同様なことを書いてあるCMが多い、いつも一瞬の間に消えてしまう。
消費者に伝わらないと思うのだが。
消費者も気にしないのだろう。
なにしろ、細かに記載が必要なもののCMの対象になる人は、富裕層が多いのだから。
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ブラジルで起きる「不法占拠」。
田舎では、農地の一部や未使用地を占拠する。
都会では、空き地や建物を占拠する。
建物を占拠する場合には、そこに住むためのものと運動の示威活動の一環として行われるものの二つに分けられる。
住むためには、目立たないように徐々にやってくる。
示威活動の場合は目立つように、大人数で一気にやってくる。
運動のリーダーがいる。
対象となる建物は、公共のものであったり、民間のものであったりする。
いったん住みつかれると、居住権が発生することになるから、簡単には追い出せなくなる。
強制退去を実行するために裁判をしなくてはならない。
サンパウロ市内での「不法占拠」は、中心部のセントロ並びに東部の古い工場や倉庫そしてビルがある街が多いようだ。

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今週、サンパウロでは、建物からの強制退去が警察の手によって行われた。
2年ほど前に、侵入され「不法占拠」された建物からの、退去命令が裁判所から出された。
まずは、市当局が自主的に退去するように説得に行ったのだが、全くらちがあかないので、強制退去となったわけだ。
代替の仮住居も用意しているのだが、いまの建物が良いというのである。
場所は、サンパウロの歴史的中心部セントロの北側。
ルース駅から線路沿いに400メートルくらいいったところにある、倉庫街の中にあるビルである。

前もって、わかっていたので住民や支援グループが道路に座り込んでいた。
まだ、話し合いもあったのだが、遂に警察は座り込んでいる人に対して、催涙スプレーを使い始めた。

たまらず座り込んでいる人たちが、逃げ出し始める。
そこにビルの上から、警察に対して「木材」が投げつけられた。
警官が倒れ込む。
ここで、警察はもう躊躇はせず、ガス弾を打ち始める。
建物内に対しても、打ち込み始める。
たまらず、住民がどんどんと出てくる。
小さな子供も多い。
300人くらいがいたようだ。
警察は、住民を建物から離す。

そして、市当局が用意したトラックで住民たちの家財道具を、市内2カ所に運んでいった。
この搬出作業は、夜間までかかった。

これらの住民には、市当局としては仮の住まいを用意していたのである。
この運動のリーダー。

便利だという住民の言い分はともかくとして、「不法占拠」ということはどうなんだろう。
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sábado, 20 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロを、Google Mapで見ている。
リオ・デ・ジャネイロのカーニバル(=カルナバル)は、世界的に有名である。
サンパウロでも同様の催しがある。
それが行われるのが、サンボードゥロモSambodromoである。

サンパウロの北部にある。
これが建設されたのは、それほど昔ではない。
つい10年ほど前であろうか。
それ以前は、サンパウロのセントロの北部にあるチラデンテス大通りを利用していた。
広い通りの真ん中の車線を利用していた。
仮設のスタンドを設けて観客席としていたのである。
サンパウロも、常設の会場を設けて、随分とサンパウロのエスコーラ・ヂ・サンバもあか抜け、規模も大きくなったようだ。
だが、スタンドの規模も、エスコーラ・ヂ・サンバの規模も、リオ・デ・ジャネイロには全然かなわない。
じつは、このサンボードゥロモに入ったことがない。
いつも横を通り過ぎるだけである。
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8月20日(土)、サッカー・ブラジル選手権の第21節第1日目、3試合が行われた。
サンパウロFCは、リベルタドーレス杯南米選手権の決勝戦で破ったアツレチコ・パラナエンシに、4対2で敗れた。
サンパウロFCの2点は、アモローゾとクリスティアンが、それぞれ決めた。


明日の第2日目が終了すると、2005年のブラジル選手権も半分の日程を終了したことになる。
パカエンブー競技場で行われるコリンチャンス対ゴイアスは、3万席が全て売り切れたということである。
コリンチャンスのテベスは、審判への暴言で3試合出場禁止となって。
せっかく、調子が上向いてきたというのに、残念である。
(第21節第1日目を終了した時点での暫定順位である)

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サッカー・ブラジル代表のロマリオにも、麻薬取引犯との関係が取りざたされている。
リオ・デ・ジャネイロの警察が盗聴した、麻薬取引犯の電話の会話の中に、ロマリオの名前が出て来ているという。
ブラジルに帰国した際に、事情聴取に応じることになるという。
詳細は追って。
-------------------------
先日のロマリオに続いて、ロナウドも名前も出て来た。
リオ・デ・ジャネイロを出身とし、今も本拠がある選手にとっては、ファヴェーラとの関係は切ることが出来ないはずである。
そこにいる人が麻薬取引犯であってでもある。
ロナウドは、9月4日にブラジリアで行われるワールドカップ南米予選の対チリ戦のために、近々帰国するはずである。
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ブラジルでは、自動車は高い。
新車を買えるのは、やはりお金持ちである。
ブラジルで、一番売れる車は1000ccから1300ccの車である。
1600cc以上の中型車は、かなり高いというイメージである。
ブラジルには、1980年代まではVW,Ford、GMしか完成車メーカーがなかった。
これらの4社のシェアは今も高い。
これらのメーカーが生産しているのも、1000ccから1300ccの車が中心である。
1990年代の始めに、ブラジルの政府の政策が変わり、完成車輸入が許可されるようになった、
世界中のメーカーがやってきた。
そして、新規参入ーメーカーも工場を造った。
日本のメーカーでは、本田とトヨタが、自家用車を生産している。
本田は、FitとCivicを生産している。
トヨタは、Corollaを生産している。
Fitは、1400ccである。
ブラジルの自動車雑誌で、2004年と2005年のベストカーに選出されている。
売れている。
そして、CivicとCorollaも、中型車では売れているという。
元々の4社も、そのクラスを出しているのだが、このCivicとCorollaの評価が高いという。
これくらいになると、お金持ちの人しか買えないから、これらの人たちに評価されているわけである。
Corollaは、月間に2900台、
Civicは、月間に1700台売れている。
最近、日産がSentraという車をメキシコから持ってきている。
サニーの後継の車である。
輸入車だから、30台くらいしか売れないという。

だいたいの価格は次の通りである。
Civicは、1700ccで、58,255レアル、
Corollaは、1800cc、64,519レアルである
Sentraは、輸入車にもかかわらず、1800ccで58,000レアル。
日本円に換算すると、Civicは280万円。
Corollaは310万円である。
なんと驚くべき価格である。
最近、ブラジル通貨が強いこともあるが、それにしてもである。
どうして、こんな価格になるのだろうか。
日本であれば、300万出すとかなりいい車が買えるはずである。
サンパウロ市内でも、Corollaをよく見かけるが、色は黒が多い。
いつもぴかぴかに磨かれていて、いい艶をしている車が多い。
乗っている人が違うのである。
お金持ちの奥様やお嬢様が乗っていることが多い。
ご主人様のほうは、BMV等に乗っているようなクラスである。
サンパウロ市内でも、中心部から南西部の高級住宅街で見ることが多い。
東部ではあまり見かけることはない。
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ブラジルのテレビでも夜は、どの地上はチャンネルでもニュース番組をやっている。
だいたいの放送時間は45分くらいである。
今週から、あらたにSBTという局が19時15分にニュースの枠を移動した。
ブラジル最大のメディアであるGLOBO局は、20時15分から全国ニュース枠を持っている。
その前後は、ブラジル国民が愛して止まない「テレビドラマ」時間である。
このテレビドラマが、それぞれ1時間ほどある。
このドラマ枠のために、サッカーでさえ21時45分などに試合を始めることになっているわけだ。
GLOBOのこの時間のテレビドラマ枠の視聴率は、サンパウロ大都市圏では40-50%である。
だいたい視聴率が他の局より桁違いにGLOBOの中でも、一番高いのである。
そのためにドラマ枠の間のニュースも30%台の視聴率である。
バンデイランチBandeiranteという局は、19時20分から20時15分頃までに全国ニュース枠を持っている。
視聴率は、8-10%位である。(GLOBOのドラマ枠が50%だから健闘しているといえる)
この時間の前には、殺人とか麻薬とかの事件番組枠を持っている。
そのほかの局は、次のようになっている。
RedeTVは21時から50分。
Culturaは21時から40分。
Recordは21時15分から45分。
Gazetaは19時から1時間。
RedeTVは、まだマシなのだが、
これらの局のニュースを見る人はちょっと変わっていると思う。
動画映像が減って、新聞の写真などを使ったりする。
テレビニュースとしては随分と寂しいのである。
バンデイランチBandeiranteは、有料放送でニュース放送専門チャネルを持っている。
CNNのように、繰り返して、放送している
密かに、報道には自信を持っているようだ。
GLOBOももちろん有料放送ではニュースチャネルを持っているが、ニュース以外に討論や解説の時間も多い。
とにかく、ブラジルのテレビではGLOBOが、どのジャンルでも圧倒的に強いのである。
それは人材にも現れていて、各テレビ局にどんどんと人材を輩出しているのである。
視聴者の目に触れるニュースキャスターやスポーツキャスターだけではない。
このSBTの新しい時間のニュースのキャスターも、GLOBOから引き抜かれたのである。
アナ・パウラ・パドロンAna Paula Padrao、39歳。

知的な美人である。
この春までは、GLOBOの深夜の最終ニュースのキャスターをつとめていた。
GLOBOに18年間勤務したということである。
彼女は、深夜の担当ということが嫌だったようだ。
家族との時間などが取れないということで、異動を願い出ていたようだが、聞いて貰えなかったことが不満だったという。
「突然」GLOBOを退社した。
この彼女の番組が、何時の枠にはいるかが、話題となっていた。
古巣のGLOBOの時間に、つまり20時15分からになるのかどうかとかである。
結果としては、バンデイランチの時間に殴り込みを掛けたのであるが、「GLOBOから逃げた」ともいわれている。
一方、バンデイランチは、スタジオを改装したりして、受けて立つ。
この番組のキャスターは、カルロス・ナシメントCarlos Nascimento, 50歳。
GLOBOの昼の全国ニュースのキャスターをやっていた。

彼は、GLOBOに27年勤務し、2004年1月からバンデイランチにいる。
丁寧で、実直そうな人である。
2人とも、単なるアンカーではなく、この時間のチーフ・エディターでもある。
さて、この週の月曜日、新番組最初の視聴率。
彼女は8%、彼は6%。
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sexta-feira, 19 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロにCulturaという地上波のテレビ局がある。
文化・教育的な番組ばかりを流している変わったテレビ局である。
普通の番組は、ニュースくらいである。
たまに、サッカーを流すこともある。
演劇、映画、絵画そして音楽の番組が多いのである。
その中でも、上質な音楽を聴かせてくれる番組がある。
「Ensaio」(=リハーサルという意味)というタイトルだ。

毎週日曜日の23時頃から1時間の番組である。
(木曜日の22時からも再放送が行われている。)
司会者はいない。
ミュージシャンが、番組を進行していく。
MPBが多いのだが、サンバやパゴーヂ、セルタネージョ、ラップもある。


色々な思いを語りながら、その間に演奏がある。
この番組は、このテレビ局でも歴史のある番組である。
昨年発売されたエリス・レジーナのDVDは、彼女がこの番組に出演したときの映像を編集したものである。
今は、番組はカラー放送になっているが、番組の構成は変わっていない。

毎週みる番組である。
また、よく番組をDVD化して保存している。
Culturaとは、文化という意味である。

※エリス・レジーナのDVDは日本では早くも廃盤になっているようだが、ブラジルでは「特装版」もでている。
ほぼ同じ時期に出たCDとTシャツなどと一緒に缶に入っているのである。
コレクターものである。
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昨日8月18日、ブラジル・サンパウロ州の内陸部の都市で、1人の男が逮捕された。
容疑は、届けなく銃器を所有していたことである。

ブラジルでは、前は簡単に銃器を買えたが、今はまず理由無く買うことは出来ないし、持っている場合には届けをしなくてはならなくなっている。
この男の別荘からは、なんと1200丁もの各種の銃と弾丸などが見つかった。

この男は、「コレクション」であると言っているという。

警察は、これらの銃はコレクションなどではないという。
ブラジルの近隣のパラグアイ、ボリビア、コロンビア等から流入したものと見ている。
コロンビアのFARCが使っているような武器も含まれているからだという。

チェコ製やロシア製の武器も多く、ロシアマフィアのような国際的な武器密輸組織が関わっている武器が多いという。

彼は、この別荘で銃のバンバーなどを削り取り、別のナンバーを入れるなどの偽装工作も行っていたという。

おそらく、ブラジル内の麻薬組織などに銃を流していたのだろうとみている。
麻薬組織同士の抗争に使われているようだ。
この事件は、警察への匿名の通報により発覚したものだという。
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ブラジルのサッカー選手の移籍は、激しい。
つい先週、サンパウロの名門サッカーチームのコリンチャンスで、最近正選手と起用されてきたジョーJoという選手を紹介した。

そのうち、どこかに行ってしまうのだろうなあと書いた。
早速、ポルトガルのベンフィカに移籍という話になっている。
コリンチャスで、何試合も正選手として出場していないのにかかわらずだ。
早速目をつけられたというわけだ。
18歳。
15歳の時に、すでにマンチェスター・ユナイテッドからお話もあったという。
今回も、まだ決定はしていないようだ。
※コリンチャンスは、名門チームなのにホームページがない。
アドレスはあるのだが。
情けないクラブである。
サポータークラブのガヴィオンGaviaoのサイトは充実しているのである。
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ブラジルの「不法占拠」運動。
余りにも、絶望的な貧富の差があるところから、「不法占拠」も生まれてきているのだろう。
「真面目に、こつこつやっていれば、そのうちなんとかなる」なんて言葉は、無力である。
不法占拠は農村地帯だけで起きるのではない。
サンパウロの中心部でも起きているのである。
サンパウロ中心部セントロは歴史中心部である。
今でも、株式取引所があったり金融の中心でもある。
役所なども多い。
卸売りの商店街もある。
だが、一歩はずれると荒廃し、うち捨てられたようなビルや倉庫がいくらでもある。
往年は立派だったであろう建物のファサードが汚れ、そして朽ち果てつつある。
メンテナンスをすると、再び輝きを取り戻すと思えるのであるが、いるはずの所有者は手を加えない。
大きな企業は、次から次に新しい業務地区に移っていくので、この地区はますます荒廃に拍車がかかる。
歴史的中心部からは、一流の人の動きが減り、そうして賑わいを失っていく。
この地区の不動産の価値は下落していく。
下落するだけではなく、空き家になっていく。
そういった空き家に、勝手に住みつく者達がいる。
「不法占拠」である。
どこからか鍵を壊して1人が入り込むと、あっというまに全戸が埋まってしまう。
かつての都心の高級アパートも、同様だ。
一部屋に、一家族住みついたりする。
水も出ない。 (どこからも、持ってくる)
下水もつかえない。(何とかする)
電気はない。 (電柱から直接盗電する)
でも屋根はある。
床の上に、拾ってきてマットレスを直接置いて寝る。
そのうちに持ち物が増えてくる。
彼らは、中心部で色々な手段で収入を得ているので、とても便利がいい場所なのである。
露天商。
ゴミ拾い。
物貰い。
時には、ひったくり。
日曜日の都心部には、働く人がいないので、空っぽになる。
このようなビルから表に出てきている住民だけである。
車も通らない大きな道を、子供たちが走り回っている。
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2006年に行われるサッカー・ワールドカップに出場するブラジル代表メンバーが全て海外組になりそうだ。
2005年に招集された正代表メンバーがほぼ2006年のメンバーになるであろうと予想されているが、
現在でもわずかしかしないブラジル国内組である。
国内組は、次の3名である。
ロビーニョ(サントス)
シシーニョ(サンパウロFC)
マルコス(パルメイラス)
※8月17日、9月6日の親善試合および9月4日のワールドカップ南米予選には、ロナウジーニョ・ガウーショが出 場しないために、リカルヂーニョ(サントス)が招集されている。
しかし、すでにロビーニョはレアル・マドリに移籍が決まっている。
シシーニョも、マンチェスター・ユナイテッドで決まりであろう。
更に、マルコスもポルトに移籍という話になっている。
そうすると「誰もいなくなる」わけだ。
ちょっと国内で頭角を現すと、1-2年で欧州を中心とする海外に出て行く今の状況では仕方がないことである。
最近4回の大会での、海外組比率はだいたい50%前後である。
1978年までは、海外組などはあり得なかったということがわかる。
欧州の規則が変わったことにより、どっと出て行くようになったわけである。
更に1994年と2002年にワールドカップで優勝したことにより、ブラジル人選手の価値が上がったということもある。(1998年でさえ、準優勝という立派な成績である)
1950-60年代は、わずかなFWが欧州のクラブに所属している。
1980年になり様相は変化した。
ファルコンFalcaoが、1980-1985までローマでボランチをやっている。
これに続いて、
ジッコZico (Udinese)、
セレーゾCerezo (Roma, Sapdoria)、
ソクラテスSocrates (Fiorentina)、
ジュニオールJunior (Torino)と出ていった。
今や、海外のクラブに所属するブラジル人選手は800人を超えている。
帰化した選手も多い。
止められないことである。
シシーニョの移籍が確実されていることもあり、サンパウロFCは、第2次大戦後のワールドカップの全てに、クラブの選手を出してきたが、それも2006年のワールドカップでは途切れてしまうことになることは確実ということである。

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ブラジルのリオ・デ・ジャネイロの警察から、召喚状の出ていたサッカーのロマリオが、今日8月18日に出頭した。

召喚状では、来週の月曜日に出頭要請が出ていたはずであったが、弁護士を連れて、連絡も無しに、出頭したということである。

警察は、通称ベンチビーという麻薬取引の大物を追っている。

このベンチビーと、彼の元に武器を運んだとされるタクシー運転手の電話を、裁判所の許可を得て、盗聴していた。
この盗聴の会話の中に、「ロマリオもいた」というような一節があったのである。
そこで、警察はロマリオにこのあたりの事実関係を聞きたいとしていた。
今日の調書の内容が、ニュースで伝えられた。
ロマリオは、今年5月18日にリオ・デ・ジャネイロでも最大の貧民窟(=ファヴェーラ)ロッシーニャRocinhaに行ったことは認めている。

このファヴェーラは、最大の麻薬密売組織があるともいわれているところである。
ここのコミュニティーを訪れて、慈善サッカーの話などをした。
その時に、このベンチビーが出て来て紹介された。
そして、サッカーをやりたいといったので、10分ほどやった。

それ以上は、何もない、麻薬も知らない。
武器を持ってきたタクシー運転手も全く知らない。
それだけだ。
警察の刑事は、調書を取ったことでよしということのようだ。
名前が出た本人の事情聴取を行って、事実関係を確認し、書類を作成したということである。
「嫌疑無し」ということで終わりのようだ。

こういったファヴェーラには、NGOなどが入り込んで、様々な活動もなされている。
また内部からも、環境改善運動がなされている。
ロマリオに限らず、サッカー選手はそういった活動に賛同し、慈善活動に積極的に参加しているのも事実である。
ロナウドが、有名な神の街Cidade de Deusにコミュニティーセンターを作ったのを紹介したが、つい2ヶ月ほど前の話である。
※ベンチビーというのは、ブラジルのサンパウロでもよく見かける「ベンチビー」と啼く小鳥の名前からきている。
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英国ロンドンで起きた同時多発爆弾テロ事件の際に、自爆テロ容疑者と誤認されて射殺されたのがブラジル人である。
ブラジルの故郷ミナスジェライス州ゴンサルベスでの葬儀の報道をもって、ブラジルではしばらく動きはなかった。
しかし、昨日(8月17日)から、「実は不審な動きはしていなかった」という報道があってから、またブラジルのメディアも活発に報道するようになった。
だが、事件の舞台は英国であり、英国の遺族が「訴えている」という内容にとどまり、弁護士のインタビュー映像が流れる。
ブラジル国内で、この新たな事実の発表に対して、英国に対して強く抗議するといったことにはならないようだ。
「結局、人は死んだら終わり」という死生観でもあるのだろうか。
ブラジルでは、誤認だかなんだか知らないが、警察に射殺されるものが多いから、どこででもそういうこともあるとでも思っているのであろうか。
ブラジリアの英国大使館や、サンパウロやリオ・デ・ジャネイロの領事館を群衆が取り囲むとかしないのだろうか。
組織的に、英国のスコットランド・ヤード等のサーバーをサイバー攻撃したりはしないのだろうか。
そんなことをするのは、日本の隣国だけなのだろうか。
まあ、ブラジル政府は人民を扇動したり、操作したりしないだろう。
ブラジル・サンパウロのテレビ局SBTのロンドン特派員である。
何かか変だ。
眉から上が,異常に長い。
とても気になって、肝心のレポート内容が飛んでしまった。

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今日8月18日に、サッカー・ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ワールドカップ南米予選の対チリ戦のブラジル代表メンバーを発表した。
この試合は、来る9月4日に、ブラジルの首都ブラジリアで行われる。
また、このメンバーで、9月6日にスペインののセビーリャと親善試合を、セビーリャで行う。
パヘイラ代表監督が招集したのは22名で、昨日の対クロアチア代表との親善試合に招集したメンバーと同じである。
つまり、ロナウヂーニョ・ガウーショとロッキ・ジュニオールは入っていない。
また、サントスのリカルヂーニョは、予選試合だけの招集となっている。
この空席を埋める選手は、来週月曜日に発表するという。
セビーリャとの親善試合の試合開始時間は決まっていないが、クラブの100周年を記念するものである。
選手は次の通り:
Dida (Milan)
Júlio César (Internazionale)
Cafu (Milan)
Cicinho (São Paulo)
Lúcio (Bayern de Munique)
Juan (Bayer Leverkusen)
Luisão (Benfica)
Alex (PSV Eindhoven)
Roberto Carlos (Real Madrid)
Gustavo Nery (Corinthians)
Emerson (Juventus)
Zé Roberto (Bayern de Munique)
Kaká (Milan)
Ricardinho (Santos)
Gilberto Silva (Arsenal)
Renato (Sevilla)
Júlio Baptista (Real Madrid)
Juninho Pernambucano (Lyon)
Robinho (Santos) ※試合当日にはレアル・マドリの所属になる。
Ronaldo (Real Madrid)
Adriano (Internazionale)
Ricardo Oliveira (Real Bétis)
素晴らしいメンバーである。
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8月14日のサンパウロの新聞Folha de Sao Pauloに、「王様ペレ」が「家族の写真」を持っている写真が掲載されていた。
※ブラジルで「王様」という称号をつけて呼ばれるのは、このペレと歌手のロベルト・カルロスだけである。

昨年制作のペレの半生を描く映画に撮影されたが、この映画に使うために、家族が集まって撮影した写真だという。
本名は、Edison Arantes do Nascimento。
ペレは、今64歳である。
大活躍したのは、1960年代から70年代のはじめまである。
選手人生では、1283ゴールを上げたという。
引退後も、色々と忙しい。
実業家。
世紀のスポーツ選手。
スポーツ大臣。
キャンペーン・マン
怪しい作曲家、歌手、俳優。
今も、ブラジルでは、国民的なアイドルのようである。
彼自身には、特に悪い話もないので、ここまでやってきたのであろう。
子供が7人いるという。
「今やっと、父親であることになれてきた」と言っている。
最初の娘が生まれたのは1967年である。
その娘は36歳である。
彼の息子が、今年麻薬取引の疑いで逮捕されて、2ヶ月以上がたった。
今は、サンパウロ州奥地の「厳重刑務所」というところに拘置されている。
「組織」の手が回らないようにである。
その家族が紹介されていた。
父Joao Ramos do Nascimento
1996年に79歳でなくなっている。
サッカー選手であったようだ。
母
Celeste Arantes do Nascimento 81歳
娘のマリア・ルーシアとサントスに生活している。
兄弟
Jair 63歳
やはり60年代はじめにはサッカー選手だった。
兄弟で働いている。 サントスで生活している。
Maria Lucia 59歳
末っ子。
ミナス・ジェライス州のサン・ローレンソで唯一生まれている。
母親とサントスに暮らしている。
子供
Kelly Christina 36歳
米国人と結婚し、米国で暮らしている。
3人の子供がいる。
Rubi 4歳
Ella 2歳
Malcolm 2ヶ月
Edson 34歳
1999年まで、サッカー選手。
サントスなどのゴールキーパーをつとめる。
6月9日逮捕。
2人の娘がいる。
Stephany 4歳
Sophia 2歳
Jennifer 26歳
ペレの最初の結婚のRose Cholbiとの末娘。
独身。
米国でアートの学生をしている。
Sandra Regina 40歳
女中のAnizia Machadoとの娘。
1996年に、裁判の末に、父親と認められた。
サントスの市議会議員。
息子が2人。
Octavio 7歳
Gabriel 5歳
Flavia 35歳
ペレとの特別な関係にあったLenita Kurtzとの娘。
サントスにいる。
セラピーをやっている。
子供はいない。
Joshua 8
Celeste8
双子である。
ペレとAssiria Seixas de Lemosとの子供。
ペレは、実は艶福家であった。
写真は、ここまでの事実を語ってはくれない。
もう一度、誰が誰なのか写真を見て、突き合わせてみたくなる。
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ブラジルの「PLAYBOY」誌が、創刊30周年を迎えた。
創刊30週年記念号は、8月10日に発売された。
いつもの号よりも、ずっとぶ厚い。
そのぶんちょっと価格も高い。(10.95レアル)

きっとお宝写真もあるだろうと思って、早速購入した。
それに、この号のプレイメイトになっているGrazielli Massaferaの写真を見たかったのだ。
何しろ、ブラジル雑誌史上で最高のギャラを支払ったというのだから、さぞかしだろうと思っていた。
日本版プレイボーイ誌は、ともかくとして今から20年くらい前までであれば、海外に行くと身体に巻き付けてでも持ち帰りたい雑誌であった。
そこまでしなくても、山のようにその手の雑誌を持ち帰ったものだ。
随分と配ったものである。
ピストルと麻薬の次くらいに、禁制品のようだった。
だが、プレイボーイ誌は、この手の雑誌の中では一番上品で、読み物も非常に上質の雑誌である。
その手の雑誌に入れてはいけないのである。
ブラジルのプレイボーイ誌も、ちゃんと節度を守っている上質な雑誌である。
3-4年前の週刊現代や週刊ポストの方が、劣情をそそるものであった。
それで、この30週年特大号であるが、たしかに30年の表紙をまとめたものがあったり、「お宝」保存版企画もあった。
そして、肝心のであるが、「失望した」。
まるで、日本のちょっと大胆な脱皮をはかるアイドルのような写真であった。
ブラジルの写真ではなかった。
確かに、ミスブラジル2004で3位の、24歳。
見事なBODYではあった。
でも、違うと思った。
※ブラジルでは、いつも何者かがネット上に、プレイボーイ誌の写真をアップする。
多分、このGrazi (=Grazielli Massafera)も、もう全てあるはずである。
※郵送しても、今の基準では問題ないレベルの雑誌である。
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quinta-feira, 18 de agosto de 2005
ブラジルには、「土地無き農民」運動というのがある。
一口に言うと、耕作する土地をくれという運動である。
具体的な活動は、他人の非耕作地に集団で住みついてしまうのである。
非耕作だろうが何だろうが、他人の土地である。
「私有財産権の侵害」である。
だいたい、ブラジルの東北部で起きている。
運動の指導者やその参加者と、土地の所有者のとの間には諍いが起きる。
当然だ。
土地の所有者は、だいたいとんでもない大農場の所有者で、その地域のボスであったりする。
「実際のところ」多少の土地が無くなっても困らないかもしれない。
それでも、自分の土地である。
守らなければならない。
そういう連中がやってきそうだという情報を得ると、追い払うために、農場で雇っている人間や街のごろつきのような人間を集めてくる。
話し合いにもならないので、銃で追い払う。
時には、死者も出る。
こんなことは20年くらい前から出て来たが、その10年くらいは運動も組織化してきている。
資金力もあるのだろう。
何年も何年も、人の土地を占拠する。
占拠しても、何も耕作はしていない。
「耕作」らしきこともしないで、何が「農民」かと思う。
炎天下の中、「ビニール」や「木」で出来た小屋で生活している。
そういう、この人たちの人生である。
こういうアピールを続けていると、政治的に解決されるときがあるから、そうしているのである。
たとえば政府の遊休地をただもしくはただ同然で貰えたりするのである。
そんなことがあるから、何年も運動に参加できるのである。
しかし、土地を多少自分のものにして、自作農になったとしても、問題は解決したことにはならないのである。
今時の人間は、自給自足は出来ない。
ブラジル東北地方は、貧しいとは言えど、インジオが住むアマゾンではないのである。
現金が必要なのである。
元々乾燥地で、地味の乏しいこの地域で自作を続けることは、難しいのである。
だから、資本がある大農場主の広大な土地にも遊休地が残っていたりするのである。
一体、どれだけの土地があれば、一家が食べていけるのか。
まず開墾をしなければならない。
機械を入れなければならない。
灌漑設備が必要かもしれない。
種を買わなくてはならない。
肥料も多少は必要であろう。
農薬もいるかもしれない。
全てお金が必要なのである。
そして、作物をお金に換えなければならない。
どんな作物が、その地域で換金性があるのかを、最初によく考えなければならない。
すべて、農業技術者の指導を得なければ、とても考えられないことである。
出来た作物を、消費地まで輸送する手段が必要である。
保管も必要である。
ブラジルの東北部でいったいどれだけの需要があるというのであろう。
結局、わずかな土地を手にした農民たちは、再び土地を手放すことになり「土地無き農民」になってしまう。
それらの土地を、ただ当然で買い取り、資本と技術でものにするのが、大農場主ということになる。
政府の土地とお金は、このように循環するのである。
運動家もこの循環で十分に満たされているようだ。
ブラジル政府は、小作農の育成の必要性があるといっている。
出来ることならそうである。
だが、現実に、ブラジルは世界の農業大国である。
いまや、広大な農地を機械化し、高度な技術で適切な作物を生産し、大規模さをもって、世界市場で競争できるコストを生み出しているのである。
それで、世界の増大する食糧需要をまかっていかなければならないのである。
遅れたブラジルの東北部の大農場主ですら、この流れにはついていけていない。
ブラジル中南部以南の高度に企業化された大農場主が、世界市場の中でしのぎを削っているのである。
農場には、自動灌水設備が張り巡らされている。
何十台もの大型トラクター、飛行機やヘリコプターを所有する。
サイロも大型トラックもある。
種苗場をもち、品種改良に努める。
衛星で、土壌水分量や降水予想の情報を得る。
インターネットで、ニューヨークの穀物相場を見ている。
こういった農場では、何十人もの技術者幹部と何百人もの農場作業労働者が働いているのである。
ブラジルの農業は、どう進むべきなのか、ブラジルのコーヒーを飲みながらでも、考えることはいくらでもある。
日本の夢ある農業者は、ブラジルではやれることが沢山あるに違いない。
本当に、ブラジルは恐ろしいほどの「コントラスト」の国である。
※サンパウロなどの大都市近郊は、小規模の近郊農業が成り立つ。
生鮮野菜や花卉などの需要が大きいからである。
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ブラジル・サンパウロを、Google Mapでみている。
サンパウロの空港では、忘れてはならない空港がもう一つある。
それは、ビラコポス空港である。
サンパウロ市やその近郊にあるのではない。
サンパウロから90キロほど北西に行ったカンピーナス市西部にある。

1984年末にグァリューリョス空港が開港する前は
サンパウロ市内のコンゴニアス空港が、サンパウロの表玄関であった。
しかし、滑走路が短くジャンボなどの大型機は使用不可能であった。
そこで、当時はこのビラコポス空港が代替空港として使われたのである。
南米線にジャンボが就航する前は、ダグラスDC-8が使われていた。
日本航空のビラコポス空港への最後の就航は、1984年12月8日。
成田と出るとアンカレッジでワン・ストップ。
更に、マイアミで給油。
マイアミでは機外に出ることが出来なかった。
そして、このビラコポス空港に着陸した。
当時のビラコポス空港の周辺は、見渡す限りサトウキビ畑であった。
その中にぽつんと大きな空港があった。
空港は大きかったが、国際線の大型機しか入らないので旅客ターミナルはお粗末なものであった。
当時は、リオのガレオン空港がブラジルの表玄関であった。
欧州や米国からの大型機もほとんどがリオ・デ・ジャネイロに到着した。
それから接続便に乗り換えてサンパウロ市の今後にある空港に到着したものである。
ガリューリョス空港が開港したあとは、このビラコポス空港は貨物専用の空港になった。
それ以降、この空港に行ったことがない。
しかし、この空港のあるカンピーナス市が、サンパウロ州内陸部への結節点に位置し、人口は100万を超えて、周辺の都市も発達してきたこともあり、また今年から国内線であるが、旅客を取り扱うようになったようだ。
日本航空の南米線。
今はサンパウロだけであるが、リオ・デ・ジャネイロも入っていたことがある。
今は出稼ぎの人たちが移動するので、エコノミーはいつも満員である。
米国での経由地を、5-6年前からだったかロスアンゼルスからニューヨークに代えた。
サンパウローニューヨーク間も、ブラジル人乗客が利用するので、ビジネスもいっぱいになった。
24時間もの満員の機内はちょっとつらい。
採算が取れている路線なのだろうから、更に便数を増やしてはどうかと思う。
それと、機材も新しくして欲しい。
成田-ニューヨーク往復便とは、かなり差がある。
地球の反対側なので、大圏コースに近いならば、どこを通ってもいいはずだ。
採算が取れるかどうかは問題であるが、色々とルートはあるはずだ。
成田-(欧州)-サンパウロ
成田-シンガポール-ヨハネスブルグ-サンパウロ
成田-ニュージーランド-ブエノスアイレス-サンパウロ
成田-パペーテ-サンチアゴ-サンパウロ
イベリア航空やスカンジナビア航空で行ったこともある。
当然、途中で何泊もした。
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quarta-feira, 17 de agosto de 2005
サッカー・南米杯。
ゴイアス対コリンチャンスの試合。
(コリンチャンスの先発) ※番号は背番号

(ゴイアスの先発)

21時57分にキックオフ。
前半17分に、コリンチャンスが先制点を決めた。
先般的に、地元のゴイアスが押し気味である。
その中でも、目立つのがロドリゴ・タバタである。
名前からわかるように日系人である。
前半34分 コリンチャンスに追加点。
左から1人でゴール前に持ち込んだテベスからファビリシオにパス。
そのファビリシオが決める。
2対0。
前半終了 2対0
後半に入って、24分。
ゴイアスのシュート22に対して、コリンチャンス6。
ゴイアスは押しているくせにツメが全く駄目。
後半45分 ロスタイム2分
後半47分 試合終了 2対0
コリンチャンス勝利
----------------------------
テレビはまだリオ・デ・ジャネイロで試合中のフルミネンシ対サントスに切り替わる。
後半44分 2対1で、地元フルミネンシがリード。
結局、フルミネンシ勝利。
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サッカーの南米杯が始まっている。
サンパウロFC対インテルナシオナウの試合が、19時30分に開始しているのだが、
サンパウロFCは2対1で負けた。
これはアウェイの試合だから仕方がないかもしれないが、負け癖が抜けない。
21時50分からは、コリンチャンスの試合が始まる。
これはテレビで中継がある。
サントス対フルミネンシの試合は、21時55分からである。
ジュヴェンチューヂ対クルゼイロも終了した。
クルゼイロが3対1で勝った。
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ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブであるサンパウロFC。
2005ブラジル選手権で、下位に低迷している。
先週日曜日の勝利で、2部リーグ落ちのゾーンを脱出することが出来た。
昨日(8月16日)は、正式にクリスティアンの入団を発表した。

クリスティアンは、サンパウロFCに入団できてとても嬉しそうだ。


10年くらい、あちこちのクラブを転々としてきているが、落ち着くことが出来るであろうか。
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サッカーのブラジル代表対クロアチア代表の親善試合。
後半である。
リカルヂーニョがさがり、ロビーニョが入る。
今日のロビーニョは、21番である。
クロアチアは変更がないようである。
17時19分 後半開始。
6分 クロアチアの選手が、ルイスに小突かれて倒れた。
8分 エドアルド・ダ・シルヴァというブラジルからクロアチアに帰化した選手が入った。
11分 ロナウド、ゴール前独走も、はずす。
20分 カカとゼ・ロベルトが下がる。
それぞれ、ジュニーニョとレナットが入る
23分 アドリアーノが押し込むが、ゴールポスト。
27分 ルシオにイエローカード。
30分 ロナルドとアドリアーノが下がる。
リカルヂーニョとジュリオ・バプチスタが入る。
34分 クロアチア、クラシニックが下がり、バラバンが入る。
39分 ルシオが下がり、ルイゾンが入る。
クロアチア、セリックが下がり、くらしにっくが入る。
41分 クロアチア、ニコ・コヴァキが下がり、ヴィラネスが入る。
47分 試合終了。
1対1の引き分け。
だらだらした試合だった
(試合完全映像あり)
※※関心のある方は連絡を。
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サッカーのブラジル代表対クロアチア代表の親善試合。
キャプテンのカフーは、この試合で代表としての140試合目と言うことである。
記念のユニフォームをもらった。

(ブラジルの先発)

(クロアチアの先発)

ブラジル時間の8月17日16時15分に試合が始まった。
ロナウドが、結構軽く動いている。
13分 ロナウドが1人でゴール前までドリブル。
シュートもキーパーの好セーブ。
20分を過ぎて、ブラジルのボール保持率は56%。
今朝、雨が降ったそうで、選手が芝生の上でよく滑っている。
31分 ジュアンからヂーダへのバックパスの処理ミスからの混乱の中で、
クロアチアのゴール。
クロアチア 1-0 ブラジル
37分 リカルヂーニョのシュートも正面。
41分 カカへのファールに対する、リカルヂーニョのフリーキックがゴールに決まる。
ブラジル追いつく。
前半終了
クロアチア 1-1 ブラジル
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サンパウロ市域内には、コンゴニアス飛行場の他に、もう一つ飛行場がある。
それが、カンポ・ヂ・マルチ飛行場Campo de Marteである。

サンパウロ市の歴史的中心部のセントロから北へ、4-5キロのところにある。
1897年の地図には出ていない。
ブラジル人のサントス・ドゥモンが、世界で初めて飛行に成功する前であるから当たり前である。
1930年の地図では、もうここは飛行場になっている。
もちろん当時はとても小さな飛行場である。
そして今も小さな飛行場である。
滑走路も、長く見ても1500メートルである。
ジェット機は飛んでいないようである。
この飛行場は、また空軍の基地でもある。
北側がそうである。
しかし、南側には民間の小さな航空会社の事務所がある。
また、サンパウロの飛行クラブもここにある。
単発や双発のプロペラ機が離発着するのをよく見る。
サンパウロを飛び交うヘリコプターも、ここをベースにしているものが多いようである。
飛行場の北側は、サンパウロの北部ではもっとも良質の住宅地である。
サンタナSantanaとか、モンチ・ヴェルヂMonte Verdeという地区である。
敷地から、東に1キロくらいが、複合刑務所のあるカランヂルである。
南側には、サンパウロで最大の見本市会場のアニャンビー展示場がある。
その隣には、サンパウロのカルナバルの時のサンバのコンテスト会場がある。
サンボードモSambodromoという。
その南に、チエテ川が流れている。
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ブラジル・サンパウロで最も重要な公共交通機関はバスである。
人口が1千万人を超えるというのに、郊外電車も地下鉄も全く発達していないサンパウロである。
バスだけが頼りである。
朝早くから、深夜まで街の隅々を運行している。
現在の料金は、単一料金で2レアル(約95円)。
どこまで行っても、同じ料金である。
途中で乗り換えると、また支払わなくてはならない。
この不便をなくすために、"Bilhete Unico"(=1枚の切符)というのが出来た。
定期券のようなものだ。
乗客にとっても、便利である。
磁気カードのようなもので、バスの入り口の読みとり機にかざすだけである。
(ただ、これを窓口で買うのがとても大変なようである。)

サンパウロのバスの場合、乗るとバスの中間あたりに料金徴収人が座っている。
その人に、料金を支払うことになる。
この人、ただ料金を徴収することぐらいしかしない。
たまに、窓から手を出して、運転手の代わりに後ろの車に合図をすることがある。
この料金徴収人はお金をほとんど持っていない。
おつりがないように乗らないと、「無いよ」で終わりだ。
「おつり」をくれないだけだ。
どうして持っていないかというと、「強盗」がいるからだ。
持っていると取られるから、取られないように持っていないのだ。
サンパウロでは、1日に十数件のバス料金強盗があるそうだ。
先週末は、11件発生したそうだ。

料金箱のお金を合計してもしれているのだが、そこにお金があることには違いないので、「強盗」がやってくる。
フラット乗ってきて、徴収人にナイフやピストルを見せて、料金箱から持っていく。


徴収人は抵抗もするわけもなく、ただただ行ってくれるのを待つだけだ。
へたすると、徴収人のポケットも探られる。
悪くすると、乗客のお金までも脅して取っていく。
バスには、監視カメラが設置されているものもあり、一部始終を録画しているものがあり、その映像が元で逮捕されるときもある。
こうした強盗が多いのがやはりサンパウロ市の東部と南部である。
南部で特に発生件数が多い通りの、今年の料金強盗発生数だそうだ。



事件が起きている東部や北部のバスの路線名も読み上げ始めた。


すべて、かなり郊外の貧民窟(=ファヴェーラ)に向かう路線ばかりである。
バスに乗ることはないだろうアナウンサーは、どんどんと無情に読み上げていく。
言われても、その路線に乗るしかない乗客なのだが。
悲しい話である。
「山本」さんには見えないが、警察のYamamoto巡査である。
「気を付けましょう」ということである。

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サッカーの2005年南米杯が、始まっている。
ブラジル勢の試合は、明日8月17日からである。
すでに、行われている試合の結果は次の通り。
※ブラジル以外の競技場は都市名
8月9日(火)
試合開始 試合結果 競技場
19h Guaraní 1 x 2 Cerro Porteño Assunção
22h15 El Nacional 3 x 4 Liga Deportiva Quito
8月10日(水)
試合開始 試合結果 競技場
20h Banfield 2 x 0 Estudiantes Buenos Aires
22h15 Universitario 1 x 1 Alianza Atlético Lima
8月11日(木)
試合開始 試合結果 競技場
19h The Strongest 2 x 1 Bolívar La Paz
22h15 Universidad de Chile 1 x 2 U. Católica Santiago
今後の試合予定である。
8月16日(火)
試合開始 試合 競技場
20h Defensor x Danubio Montevidéu
22h15 Deportivo Cali x Nacional de Medellín Cali
8月17日(水)
試合開始 試合 競技場
19h30 Internacional x São Paulo Porto Alegre
19h30 Juventude x Cruzeiro Caxias do Sul
21h55 Fluminense x Santos Rio
21h55 Goiás x Corinthians Goiânia
※コリンチャンス対ゴイアス
このカードは、21日もサンパウロ・パカエンブー競技場でブラジル選手権の試合として行われる。
8月18日(木)
試合開始 試合 競技場
19h15 Trujillanos x Mineros Valera
21h30 Newell's Old Boys x Rosario Central Rosário
8月23日(火)
試合開始 試合 競技場
18h30 Danubio x Defensor Montevidéu
20h Cerro Porteño x Guaraní Assunção
23h30 Nacional de Medellín x Deportivo Cali Medellín
8月24日(水)
試合開始 試合 競技場
18h45 Mineros x Trujillanos Puerto Ordaz
23h30 Alianza Atlético x Universitario Sullana
8月25日(木)
試合開始 試合 競技場
未定 Liga Deportiva x El Nacional Quito
20h Bolívar x The Strongest La Paz
20h Estudiantes x Banfield La Plata
22h30 Universidad Católica x U. de Chile Santiago
8月29日(月)
試合開始 試合 競技場
20h15 Rosario Central x Newell's Old Boys Rosário
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terça-feira, 16 de agosto de 2005
昨日起きた、「仙台」の地震。
ブラジル時間の8月15日23時47分に発生ということになる。
そのあと1時間もしない8月16日0時40分くらいの最終のニュースで報道された。
そして、その後もこのニュースは報道されている。
発生から20時間経った、今晩20時過ぎのニュースでも、報道されていた。


けが人が40数名出ていると言っていた。
全壊した家の映像。
停止している新幹線。
どれもこれも、地震というもののもの凄さを伝える映像である。
でも、一番伝わる映像は、やはりその瞬間の映像である。
それも、人間が出てくる映像である。
地震の時に、人間がどのように反応するかよくわかる映像であった。

地震がほとんど無いブラジル。
ブラジル人にも地震の恐ろしさは十分に伝わる映像であった。
この映像は、当分世界中で繰り返し使われるであろう
この時間の海外ニュースでは、イスラエルの入植者のガザからの移転の件、そしてベネズエラの山中にパナマ発仏領マルティニーク行きのコロンビアの航空機が墜落した件がおおきく伝えられた。
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8月17日に、サッカー・ブラジル代表はクロアチア代表と、親善試合を行う。
今日(8月16日)に試合が行われるクロアチアのスピリットのポリュド競技場Poljud Stadiumで練習を行った。


この練習で、今回代表に入っていないロナウヂーニョの代わりを、サントスに所属するリカルヂーニョが務めることになった。
ロナウヂーニョは、ブラジリアで行われる9月4日のワールドカップ南米予選の対チリ戦にも出場しない予定。
サントスに所属し、レアルマドリに移籍が決まっているロビーニョは、後半に入ると、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は言った。
これは、もともとMFのリカルヂーニョのほうがこのポジションを知っているということである。
FWのロビーニョは、ちょっと攻撃的すぎるということである。

ロナウヂーニョと同じく、今回は休みのロッキ・ジュニオールの代わりには、ジュアンが入る。
寄って明日の試合の先発メンバーは次の通り:
ヂーダDida,
カフーCafu, ルーシオLúcio, ジュアンJuan, ロベルト・カルロスRoberto Carlos;
エーメルソンEmerson, ゼ・ロベルトZé Roberto, カカKaká, リカルヂーニョRicardinho;
ロナウドRonaldo, アドリアーノAdriano.
代表に復帰したロナウドである。
やはり、休暇中よりもいい顔をしている。

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ロマリオが、麻薬取引に絡んで、警察の取り調べを受けることになる。

今日(8月16日)、ロマリオは、ヴァスコのトレーニングセンターで練習に参加していた。

そこに、3名の警察が召喚状を手にして、やってきた。

練習が終わってあとの更衣室で、ロマリオに、召喚状を渡した。

ロマリオは、記者の質問には一切答えず、トレーニングセンターをあとにした。

来週月曜日に、事情聴取が行われる予定。
通称ベン・チ・ビーという麻薬取引の大物と氏名不詳の男との電話が警察により盗聴されており、その中で”R”と呼ばれるサッカー選手が出て来ている。
これが、ロマリオというのであるが。
また、このベン・チ・ビーに関しては、現在クロアチアにいるブラジル代表の一員のジュリオ・セザールの名前も挙がっている。

さらに、ビーチ・サッカーのブラジル代表のメンバーのジョルジーニョにも召喚状が出た。
疑惑が出て、弁明の記者会見をしていた。

そこに、警察がやってきて、召喚状を渡し、受け取りの書名をさせた。

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ブラジル・サンパウロの名門サンパウロFCは、リベルタドーレス杯に優勝して以来、8試合勝ちがなかった。
別にルイゾンが名古屋に行ったせいだけでもない。
先週の日曜日の試合で、やっと勝った。
なんだか補強を急いでいる。
シシーニョもいなくなるわけだし、当然だ。
昨日は、レアンドロ・ボンフィンLeandro Bonfim21歳と言う選手が入団した。


今日(8月16日)には、大宮にいたクリスティアンがユニフォームを着ると発表されるようだ。
それに、日本から欲しいと言われているジエゴ・タルデリは出さないようだ。

本人も行きたくないと言っているという。
まあ、行きたくないと言って、その翌日には契約している場合ものあるで、当てにはならないが。
ジエゴはU20の星。
遅かれ早かれ、欧州に行くに違いない。
日本に行くより、欧州に行く方が彼のためである。
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ブラジル・サンパウロを、Google Mapで見ている。
サンパウロのコンゴニアス空港が、市街地にあり拡張の余地もないことで、新たにできたのがこのガリューリョス空港である。

ガリューリョスとは、サンパウロ市の東にある衛星都市の名前である。
今は、人口100万人を超えている。
このガリューリョス市のクンビッカCumbicaという地区にある。
道路の標識では、クンビッカと書いてあることも多い。
元々、ここには空軍の基地があった。
それを拡張した訳である。
今でも旅客ターミナルの反対側には、空軍用地があり、空軍機がとまっている。
静かな空軍基地のようである。
サンパウロから、東に約25キロ。
その半分ほどがハイウェイーの様になっているのだが、サンパウロ市内近くは大渋滞する。
1時間はかかると見ておいた方がよい。
朝夕と、雨の時は、特にひどい。
また、この空港のある場所は、霧が多いところとして知られており、特に早朝はひどいことがある。
結構も多いのである。
一般的に、航空機はこの空港へは西側から進入し、東へ離陸することが多い。
着陸時に、右側の窓に座り、晴れていると、サンパウロ市の北側を通過しながら、高度を下げて進入することになるので、サンパウロがいかに大きな街なのか実感できることだろう。
左側では、山が見えるだけである。
20年前に開港したのであるが、今も増築は続いている。
できた当時は、ブラジルへの入り口はリオ・デ・ジャネイロのガレオン空港という感じだったが、どうもこの空港への乗り入れの方が多くなってきたようだ。
観光のリオ・デ・ジャネイロより、ビジネスのサンパウロの方が強くなってきたようである。
近隣の南米諸国からの便は、ウルグアイやパラグアイそしてアルゼンチンからの便を除いては多くない。
ブエノスアイレスには、1日に何便もシャトルのように出ている。
実際のところ、コロンビアやエクアドル、ペルーなどはあまりつながりは深くないのである。
マイアミ経由で行った方が便利なことがある。
南米最大の都市というのに、ジャンボの乗り入れは少ない。
日本航空とルフトハンザくらいであろうか。
移民の関係も強いはずの、イタリアやスペインの航空会社もジャンボではない。
空港の南側を通っている。
ドゥットラ街道は、ブラジルで最も重要な道である。
東へ400キロ行くと、リオ・デ・ジャネイロである。
旅客ターミナルはそれほど広くなく、作りもシンプルである。
妙に暗い。
アナウンスの声のエコーがとても艶めかしい。
安全ではあるが、荷物が多いと目を付けられて、後を追ってきて、途中で強奪されることがあるという。
ブラジル人は、日系人も含めて、見送り好きである。
出発する人1人に対して、その何倍もいる。
出発ロビーは、そういう別れの輪でごった返している。
到着は、それほどでもない。
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何せテレビ好きで、ブラジルのテレビも面白いので、テレビネタばかりなのだが。
今日の最終ニュースを見ていたら、
アルゼンチンの番組に、「王様」ペレが出演したという。

司会はマラドーナで、ゲストがペレということである。
一応、同時通訳が付いているようでインカムを付けていたのだが、
ペレはそれなりに流暢なスペイン語で会話をしていた。


そのうちに、ペレがギターを弾いてマラドーナを讃える歌を歌い始めたのにはびっくり。
初めて見た。

お返しに、マラドーナも。
そして、立ち上がって二人でパス。

この二人のエンタティナーぶりには、やっぱり、凄いものだと感心した。
どちらもスーパースターなんだなあ。
マラドーナといえばこのところ変な話題ばかりだったのだが、痩せてそしてちゃんと司会をしていた。
このニュース動画は、永久保存にする。
実は、本当に番組を見た人がいる。
こちらだ。
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ブラジルのメディアも、小泉首相の談話を伝えた。
8月15日は、日本に「終戦記念日」。
世界では、日本が降伏した日である。
ブラジルの昼と夜のテレビニュースは、「戦没者追悼式典」の模様を映像として使い、小泉首相が首相として再び近隣諸国に謝罪したことを伝えた。
GLOBOは、13時過ぎの昼のニュースと20時過ぎの夜のニュースで伝えた。
(最終ニュースは、地震のニュースでとんだのかもしれない。)




さらに、その近隣諸国の様子として、次の映像も流された。
北朝鮮の人民が、艶やかななチマチョゴリを着て、踊る風景。
韓国の光復式典。
そして、香港の「反日デモ」の様子である。
実は、ブラジルでの海外ニュースで一番時間を取ったのは「イスラエルのガザ地区からの入植地の退去」のニュースである。
GLOBOからは特派員も出ている。
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ブラジルの最大のメディアGLOBOの、8月15日の最終のニュースでは、約1時間前に起きたばかりの仙台の地震について報道した。

地球の反対側の地震が、ブラジルには直接の被害をもたらすことはない。
しかし、キーワードはTUNAMI。
昨年来、TUNAMIの恐ろしさは、ブラジルにも知れ渡った。

さらに、日本には、米国について2番目に大きなブラジル人社会があるので、やはり日本で起きた出来事はブラジル人にとっても無縁ではない。
翻ってみて、ブラジルの報道は、日本でちゃんと行われているかな。
ブラジルには、世界で3番目に大きな日本人社会があるのである。
いつまでも、サンバやサッカーという時間つぶしのネタでもあるまいと思うが。
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ブラジル・サンパウロでは、車の盗難も多い。
一年間で、6万台を越えるという。
サンパウロ市内の車は、400万台。
かなりの確率である。

地区別に見ると、面積が広いこともあるのだが、東部と南部が多い。
貧民窟が広がっていることも間違いないのだが。
この東部と南部でも、盗難が多い通りが出ている。
まず、行かないところである。
昼間もそうだが、夜間は絶対に行かない。

盗まれたという人は良くいるのだが、何回もやられる人が結構いる。
保険料も高いのである。
それでも、昔よりは路上駐車がとても多い。
路上駐車をすると、車上荒らしも多いのである。
昔は、車を離れるときに、カセットデッキを取り外して、持って歩いている人が多かった。
今は見ない。
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segunda-feira, 15 de agosto de 2005
サッカーブラジル代表は、今日8月15日クロアチアのスブリッツSplitに到着した。
昨日、ドイツのフランクフルトに集合した一行は、アドリア海に面した歴史のあるリゾート地であるスプリッツにおいて、17日にクロアチア代表チームと親善試合を行う。
警察の警戒が極めて厳重で、ブラジルのテレビといえども到着時のいい映像がなかった。
代表監督のカルロス・アルベルト・パヘイラである。

宿泊ホテルは、Hotel Park。
16日は、試合の行われるPoljud競技場で19時から練習。
ホテルでくつろぐ選手たち。

インタビューも受けている。
やはり、ロナウドが中心だ。

ブラジルとクロアチアは、1996年5月22日にブラジル・マナウスで、アトランタオリンピック出場代表とクロアチア正代表が試合をしている。
結果は1対1。
その時の監督は、ザガーロ。
出場メンバーは次の通り。
Dida, Flávio Conceição (Marcelinho Paulista), Aldair, Alexandre Lopes, Roberto Carlos; Zé Elias, Amaral (Beto), Juninho Paulista, Rivaldo; Luizão, Sávio.
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ブラジルは、今、ブラジリア中央政界がスキャンダルで、ほとんど止まっている。
毎日、新たな事実が出て来ている。
大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの政権与党PT(=労働党)そのもののスキャンダルである。
大統領も、無関係ではないことは言うまでもない。
大統領は、事実を明らかにしなければならないといって、状況の推移に干渉はしていない。
先週の金曜日の昼の12時過ぎに、テレビの生中継で「国民に、政府や労働党が色々と問題を起こしている」ことについて、「政府や労働党は許しを請うべきだ」と言った。
それについて、「許しを請う」前に、「果たして大統領自身は関与していないのかどうか、あるいは知っていたのか明確にしなければならない」と言う論調が強い。
「政府や労働党」と言っても、大統領がどちらも代表しているようなものである。
大統領自身も、労働党党首であったのだ。
スキャンダルは、複雑怪奇な様相を呈している。
政治は、3ヶ月間この調査委員会の報道ばかりである。
日本で言うと、昔々の「ロッキード問題特別調査委員会」や、そのあとの色々な疑惑事件の委員会質疑のようである。
こちらの政治家や証人は、「記憶にありません」などとは言わない、実に能弁である。
随分と違うものである。
このスキャンダルが出て来て、はや3ヶ月。
今までのブラジルであれば、株や通貨レアルは暴落のはずである。
だが、今は逆だ。
今日も、ドルに対して、1%以上あがっている。
先週、米国が基準金利を上げたのだが、影響は軽微であった。
この3ヶ月では、米国ドルに対して次のように動いている。

2002年からでも、もっとも高い水準になっている。
輸出が、レアル高をもろともせず、好調で、貿易黒字が積み上がっている。
米国ドルを手にして、レアルに交換する需要が大きいのである。

日本円に対しても、この3ヶ月の動きは次のようになっている。
日本円と米国ドルが、110円を挟んであまり動いていないので、米国ドルに対する動きと変わらない。

2002年からの動きは、次のようになっている。

さて、ブラジルは「買い時」であろうか。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
ブラジルは、米国そしてカナダに次いで航空機の所有機数が多い国だそうだ。
国土が広く、道路を造れないような土地も多いからであろう。
空港を作る方が、道路を延々と造り、そしてメンテナンスするよりずっと安上がりなのである。
ブラジルの大きな企業では、小型ジェットを持っているところも多い。
直行での定期便がないような街に工場がある場合などには、こちらの方が便利である。
また、大農場主も農場の視察には、飛行機は欠かせない。
地上から見たのでは、作物の生育状況を把握できない。
そういう、サンパウロには、幾つか空港がある。
サンパウロ市の中心部から、南に8キロの所にあるのがコンゴニアス飛行場である。
完全に市街地に取り囲まれている。

台地状の土地の上にあるのだが、これ以上拡大の余地は全くない。
駐車場ですら、全く不十分である。
空港の建物も何回も増改築を重ねているのであるが、乗客の増加に全く対応できない。
滑走路も短いので、中型旅客機までしか、離発着できない。
サンパウロ州内とか、リオ・デ・ジャネイロなどのシャトル便がでている。
しかし、街の真ん中といっても良いところにあるので、とても便利であるのは事実である。
この空港の離発着コースを見ていると、日中は4-5分間隔くらいに離発着の飛行機が見える。
だから、このコースの下に住んでいるとたちは、さぞかし騒音がうるさいだろうと思う。
だが、不思議なことなのだが、北西方向に伸びるコースには、サンパウロ屈指の高級アパート街や高級住宅街があるのである。
サンパウロ市内の高級住宅街や高級アパート街を着色してみた。
幸いなことにコースを外れているものは青。
コースにあるものは、高級住宅街は緑で、高級アパート街は黄色で着色した。

この高級アパート街は、滑走路まで2-3キロしかないにもかかわらず20階建てだったりするのである。
かつての香港の啓徳空港ほどのスリルはないのだが、そのうち何か起きそうな感じである。
ブラジルの航空法の規定は一体どうなっているのかと思う。
日本であれば、離着陸コースから外れたところでも、もっと建物の高さの制限は厳しいはずである。
日本と同じであれば、サンパウロには高層ビルは建たないであろう。
南東に延びるコースは元々郊外であるし、貧民窟がずっと連なっている。
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ブラジル・サンパウロの市内の中心部に、リベルダーヂという地区がある。
日本人・日系人の経営する店が多い東洋人街はここにある。
今でも、日本語も通じる店が多いし、日本食料品を買うときは、ここで買い求めるのが安くて新鮮である。
日本人・日系人が多いので、店の看板も「日本語」で書かれているところも多い。
「チーズ パン コーヒ」と書いているのもご愛敬である。
日本語が書いてあっても、通じるとは限らないこともある。

このコーヒーショップの2階にはホテルがある。
外壁はピンク色に塗られている。
入り口は小さく、すぐ階段を上るようになっている。
こういった小さな、格付けを示す星も無いようなホテルが、良く見ると街のあちこちにある。
みんながみんな一流ホテルに泊まれるわけでもないから、必要だろう。
このホテルは、リベルダーヂ大通りに面している。
ほぼ、街の中心である。
ホテルの入り口の左に赤い服を着た女が立っている。
明るい緑の服の女が、同じような色の車のそばにいる。
そして、その右には白い服の女がいる。
少なくとも、この3人はこのホテルの前で客を待っている。
このようなホテルが、このそばにもう1軒並んでいる。
ホテルの料金も知らない。
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ブラジル・サンパウロには、街の各所に「新聞・雑誌」を販売するスタンドのようなものがある。
これを、バンカBancaと呼ぶ。
もちろん、新聞や雑誌は宅配もあるのであるが、ここで買う人も多い。
中心部の業務地区では、店の数も多く、規模も大きく、綺麗である。
24時間営業の所もある。
反対に、郊外へ行くほど、店は小さく、汚くなり、営業時間も短い。
日曜日は閉まっているところも多い。
結局、新聞や雑誌を買えない人や、字を読めない人が多いのでそうなるのであろう。
雑誌、新聞の他には、書籍、漫画、DVD,地図、絵はがき、お菓子(チョコレート、飴、ガム)、電池、ボールペン、煙草等々を売っている。
クレジットカードが使えるところも増えた。
業務地区では、輸入雑誌なども取り扱っている。
顔なじみになると、取り置きもしてくれる。
不審なものに付けられたときには、ちょっとしたシェルターにもなるようだ。
拙宅から一番近いこの店。
近いといっても400メートルくらい離れている。

やはり、立ち読みはお断りかな。
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domingo, 14 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロの地下鉄。
路線も単純で、乗り換えも簡単。
料金は単一。
利用するのは難しくない。
切符を買うときには、今でも窓口で買う。
ここだけが、ポルトガル語を使わなくてはならないので面倒かもしれない。
1回限りのを買うとか、10枚の回数券を買うとかあるからだ。
改札は自動で、切符を差し込むと通れるようにある。
一回限りの切符の場合は、入れた切符は出てこない。
汗くさい人はいるが、駅も、車内も清潔である。
アナウンスはあるが、音が小さくてほとんど聞こえない。



高齢者や障害者には、みんなとても優しい。
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ブラジルは、昨日8月13日から3日間喪に服している。
サンパウロ市内各所に掲げられている国旗や州旗が、半旗になっている。
昨日の朝11時過ぎに、ペルナンブコ州の州都レシフェで、ミゲール・アハエスMiguel Arraesという人が88歳で亡くなったからである。

1916年12月15日生まれ。
1950年 ペルナンブコ州の下院議員に当選。
(PSD=民主社会党)
1959年 ペルナンブコ州の州都レシフェ市長に当選。
1962年 ペルナンブコ州知事に当選。
(PST=労働者社会党)
※ブラジル共産党の支援を受ける。

州の最低給料の制度を創設する。
※ブラジルで最初。
ブラジル東北部の左翼勢力のリーダーとなる。
1964年 4月1日軍事クーデター発生。
会議を拒絶し、大西洋の孤島フェルナンド・ノローニャに幽閉される。
1965年 9ヶ月の牢獄生活のあと、連邦最高裁判所の決定により人身保護を認められる。
アルジェリア大使の申し入れにより、政治亡命を認められる。
14年間に渡る亡命生活。
1979年 帰国。
軍事政権により出ていた懲役23年の刑が恩赦になる。

1982年 連邦下院議員に当選。
ブラジル東北部で、最高の得票。
(PMDB=当時の翼賛政党)

1986年 150万票の投票で、ペルナンブコ州知事に2度目の当選。
1990年 PMDBからPSB(=ブラジル社会党)へ鞍替え。
連邦下院議員へ当選。
ブラジルで最高の得票率を得る。
1994年 ペルナンブコ州知事へ、3度目の当選。
1997年 州政府での疑惑事件が起きる。
1998年 ペルナンブコ州知事へ、4度目の当選を目指すが、最初の落選。
2002年 連邦下院議員へ当選。
2003年 連邦最高裁判所により、疑惑事件の無実が決定。
ブラジルの現在の政治家には、1964年の軍事政権により迫害された、経験を持つ人たちがいる。
前大統領のフェルナンド・エンリケ・カルドーゾも亡命している。
彼は、当時世界的に著名な社会学者であった。
多くの政治家だけではなく、芸術家や音楽家まで亡命をしている。
現大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァは、軍事クーデター発生当時はまだ子供である。
彼は、1980年以降にサンパウロの衛星都市のサント・アンドレの金属機械工組合のリーダーとして、デビューを飾っている。
この時期に、頻繁に自動車会社等のストライキが起きたのであるが、ルーラが指導者だった。
だが、ルーラを支えている現政権党のPT(労働党)には、軍事政権当時に、辛酸をなめた経歴を持つものが多い。

----------------------------
軍事政権当時のことは、まだアンタッチャブルの部分も多い。
とりわけ、軍事政権初期には、過激な学生運動や市街地ゲリラ事件もあったようである。
当然に弾圧もあったわけである。
軍事政権は、ほぼ全ての南米の国に成立した。
冷戦の中で、第2のキューバを出さない米国の意志が働いていたことは間違いないだろう。
「人権」や「民主化」は、この時期のこの地域のキーワードではなかったわけだ。
ブラジルは、馬鹿に明るいばかりではないのである。
暗いところはどこまでも闇だから、明るいところはとてつもなく輝かせようとするのだ。
ブラジルは、コントラストの国である。
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サッカー・ブラジル選手権第20節が終了した。
結果は、次の通り。
8月13日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Coritiba 2 x 2 São Caetano Couto Pereira
16h Palmeiras 3 x 2 Internacional Parque Antarctica
18h10 Paysandu 2 x 1 Atlético-PR Mangueirão
※レオンはまた、不敗神話を打ち立てつつあるようだ。
就任以来、負け無しを継続した。
8月14日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h F igueirense 2 x 2 Brasiliense Orlando Scarpelli
16h Ponte Preta 3 x 5 Corinthians Moisés Lucarelli
16h Vasco 2 x 1 Atlético-MG São Januário
16h Cruzeiro 0 x 1 Paraná Mineirão
16h Goiás 2 x 0 Flamengo Serra Dourada
18h10 São Paulo 3 x 2 Fortaleza Morumbi
18h10 Juventude 2 x 0 Fluminense Alfredo Jaconi
18h10 Botafogo 3 x 3 Santos Luso-Brasileiro
※コリンチャンスは、5対3でポンチ・プレッタを破った。
これで、一位を保持した。
※サンパウロFCは、9試合ぶりに勝利。
8月20日(土) 第1日目
試合開始 試合 競技場
16h Atlético-MG x Juventude Mineirão
16h Brasiliense x Ponte Preta Boca do Jacaré
18h10 São Caetano x Cruzeiro Anacleto Campanella
18h10 Atlético-PR x São Paulo Kyocera Arena
※サンパウロFCは、リベルタドーレス杯決勝の相手アツレチコ・パラナエンシとの試合である。
決勝戦以降の、両チームの成績は全く対称的である。
8月21日(金) 第2日目
試合開始 試合 競技場
16h Internacional x Coritiba Beira-Rio
16h Paraná x Vasco Pinheirão
16h Fluminense x Palmeiras Raulino de Oliveira
16h Corinthians x Goiás Pacaembu
18h10 Flamengo x Paysandu Luso-Brasileiro
18h10 Santos x Figueirense Vila Belmiro
18h10 Fortaleza x Botafogo Castelão
※コリンチャンスが、地元に戻ってくるわけであるが、試合を見ようかどうか思案中。
(第20節を終了しての順位は次の通り)

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サッカー・ブラジル選手権 第20節 第2日目の8月14日日曜日。
コリンチャンスは、ポンチ・プレッタと敵地で16時から試合。
3対5で、勝った。
テベス 2ゴール。
2005ブラジル選手権では、9点目。

ロジャー 2ゴール。
そして、テベスと同じアルゼンチン人のセビも1点。
これで、コリンチャンスは、トップの座をさらに確実にした。
まあ、はっきり言って乱戦であった。
ポンチ・プレッタも最近までずっと1位を守っていたのだが、その片鱗すらないバックスであった。
いつものように、試合後は、ポルトガル語のインタビューに、スペイン語で答えるテベス。
これで通じるところが、ブラジルのテレビ。

コリンチャンスが勝った時点での暫定順位は次の通りである。


ところで、8戦勝ちのないのサンパウロFCであるが、今日もフォルタレーザ相手に負けている。
18時に始まった試合は、前半を終えて、2対1である。
37分には、レッドカードで1人減っている。
サンパウロFC、後半23分までに逆転している。
3対2。
最終的に、サンパウロFCは勝利。
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ブラジル・サンパウロの市内各所で、開催されている「早朝青空市」。
Google Mapで見ていても、青いビニールシートの屋根なので、次々と発見できる。
特別なところをのぞいては、火曜日から日曜日までの週一回開催されている。
普通の道路を、朝早くから14時頃に片づけ終わるまで占有するので、その道路に面して家がある住民は大変だ。
車を出し入れすることができなくなるのである。
青空市の展開も色々だ。
長い道に沿ってまっすぐ伸びるときもある。

短い道を何本か利用して、コンパクトなときもある。

場所によって、出店数もバラバラである。
いい商売が期待できるところには、出店数も多いようだ。
貧民窟(=ファヴェーラ)には、やはり出店しないようだ。
いい商売は期待できないということであろう。
日本の駐在員が集住するパライゾ地区である。
パウリスタ大通りのすぐ横の、このような高級アパート街にも市は立つのである。

これらの写真が、何曜日に撮られたのかが判る。
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ブラジルの代表する歌手の一人であるシコ・ブアルキChico BuarqueのDVDが、発売中である。

3枚組のDVD集である。
もちろん本人も凄いのであるが、出てくるゲストも凄いのである。
今は亡きトム・ジョビン。

文化大臣ヂルベルド・ヂル。

カエターノ・ヴェローゾ。

ガル・コスタ。(最近お見かけしないが)

当然のことであるが、ブラジルで買うと安い。
日本では、発売されていないようだ。
しかし、このCMのシコ・ブアルキは格好付けすぎである。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
ブラジルでは、刑務所や少年院で、頻繁に暴動が起きる。
その時に、なぜか武器を持っていたり、携帯電話を持っている。
刑務官を人質に取り、火を付けたりする。
その時に脱獄なども起きたりする。
日本では考えられない話である。
このカランヂル複合刑務所でも、暴動が起き、その鎮圧時に多数の囚人が殺された。
そのことが、映画化されている。
現実のカランヂル複合刑務所は、サンパウロ市の中心から北に5キロの所にある。
地下鉄がこのあたりでは高架線になっているので、車内から眺めることができる。

今は、奥の方の女子刑務所などが使われている。
実際の女子刑務所は、地図で示したところの南側のようだ。
実際に入ったことがないので判らない。
暴動が起きた駅に近い建物は、この写真でもわかるのだが、すでに一部が爆破によって2003年までに取り壊されている。

さらに、今年になって2棟が壊された。
再開発の計画があるのである。
公園や文化施設などが作られる予定になっている。
現在の刑務所の建物は1930年以前に建てられている。
州立刑務所であった。
他には何もない空き地であった。
敷地の南側は、チエテ川の氾濫原であった。
氾濫が起きた駅に近い、現在取り壊し中の建物群は、1950年代の終わりから1970年代始めにかけられて建てられていった。
犯罪が、激増した時期である。
現在のサンパウロ州の刑務所長官である。

このカランジル駅周辺は、危険なところでもない。
刑務所の周辺などは間違っても歩いては行けない。
人通りが少ないからだ。
また、南側には貧民窟(=ファヴェーラ)がある。
この立ち退きを巡って、暴動が起きて道路閉鎖なども最近起きたくらいなので、不用意には近づいては行けない。
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ブラジルで、人気の日系人女性タレントである。
今までに、何度も紹介してきている
redeTVというテレビ局の"Panico na TV"という番組のレギュラーである。
この番組について紹介済みであるが、お笑い番組である。
サブリナ・サトウSabrina Satoの最近の出演映像である。


10日ほど前に、この番組の別のレギュラーが、突撃取材で警察のお世話になった。
数時間、拘置されたのである。
そのあとの最初の放送であるので、レギュラーが囚人服を着ているのである。
(ブラジルの実際の囚人服ではないが。)
こんな格好をすること自体、この番組が何の反省もしていないことが判る。
この後に、サブリナ・サトウだけのコーナーで、ポルトガル語の発音のレッスンである。
彼女のポルトガル語は、サンパウロ州の田舎のポルトガル語でかなり舌が巻いたような発音である。
だから、彼女が先生だと逆に面白いのである。


彼女は、額の中央に大きなほくろがある。
かつての千政夫さんのようだ。
サブリナ・サトウSabrina Sato24歳は、とても頑張っている。
※サブリナ・サトウと「検索」して来る人がコンスタントにいるので、マニア向けです。
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ブラジル・サンパウロでは、オートバイの事故が多い。
昔は、オートバイはお金持ちのレジャー用のような色合いが強かった。
通勤や仕事に使う人はそう多くなかったので、オートバイが多いとは思えなかった。
地形的にアップダウンが激しいので、レジャー用をのぞいては自転車もあまり見ない。
ところが、今はオートバイが縦横無尽に走り回っているのである。
特に平日の日中は多い。

渋滞が激しくなってきたので、4輪は動かないところもおおい、しかし2輪だと隙間を縫っていける。
通勤やバイク便である。
特にバイク便のオートバイは、急ぐせいかとてもマナーが悪いのである。
クラクションを鳴らし続けて、車を追い越していく。
信号無視も多い。
サンパウロ市内では、この半年間で、オートバイの運転手で180人以上の死者が出ている。

次のような道で多いといっている。



確かに、転がっているバイクを頻繁に見る。
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sábado, 13 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCに所属するシシーニョ。

現在、25歳。
この1年めきめきと頭角を現してきた選手である。
先般ドイツで開催されたコンフェデレーション杯では、休暇のカフーのポジションに入った。
最初は、他の選手とうまくかみ合わず、パヘイラ代表監督からは前半後半通して使えないとコメントもされていた。
しかし、決勝戦では、全得点に絡む活躍をして、ブラジル代表のポジションを確実なものにした。
その時から、移籍の噂が出ていた。
一度は、本人からも否定されていたこともあった。
そして、とうとう本人から移籍を肯定する発言が出てきた。
8月17日に行われるブラジル対クロアチアの親善試合に出場するブラジル代表にも選出されており、当初は13日にブラジルを出発予定であった。
しかし、一日早く出発した。
空港で、GLOBO ESPORTEという番組の独占インタビューに応じた。
ここで、はっきりマンチェスタ・ユナイテッドの名前が出た。
8月末には結論が出るという。
マンチェスタ・ユナイテッドは、1200万ドルを提示している。

サンパウロFCも、契約の違約金を払うならばと言っているので、スムーズに行くであろう。
パスポートも、イタリアのパスポートを近々取得できるようである。
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ブラジルには、色々な社会問題がある。
その解決のために尽くそうと真剣に考えている人たちが、沢山いる。
色々な組織を作って活動している。
この女性も、そういった組織のリーダーである。

この女性は、「路上に暮らす子供たちを救おう」という組織の人である。
2週間ほど前のことである。
この人は、サンパウロ東部の空き地に、2軒の小屋をおいた。

一見すると、犬小屋のようであるが、ずいぶんと大きい。

この小屋があれば、このあたりの路上に暮らす子供たちが、雨風をしのげるであろうという考えだ。

早速、住民がいた。
これについて、早速論議がわいた。
「何の解決にもならない」
「小屋だけで、水道も、電気もなにも無い」
「根本的な解決をしなければならない」
識者に聞いたりするので、批判的なコメントが多かった。
この報道がなされた日の夕方には、市当局によって撤去された。
この土地は、市の管理する土地であった。
このままおいていれば、この小屋はすでに大きく増築されていただろう。
さらに、住民が来ていただろう。
一年も経たずに、貧民窟を形成していたに違いない。
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この報道をした新聞の見出しは、この小屋を「犬小屋」とは呼ばなかった。
「お人形小屋」と呼んだ。
富裕層のお嬢様は、このような小さな家をお庭に作ってもらい、お人形を持ち込んで遊ぶのである。
もっと綺麗な作りであるのは言うまでもない。
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ブラジルの「ビンラディン」というあだ名の人が、逮捕された。
この男である。

今夕(7月12日)、サンパウロ南部のヴィラ・アンドラーヂという地区で、車に乗っているところを逮捕された。
警官20人と撃ち合いになり、同乗していた愛人が2発の弾を受けて、病院に行ったそうだ。
この男は、2002年に、刑務所に38年の刑で収監中に脱獄していた。

その後も、色々な誘拐などに関わっているといられている。
昨年発生した、ブラジル代表で、近々サントスからレアルマドリに移籍するロビーニョの母親の誘拐も、彼の関与が疑われている。

随分、顔も変わったものである。
セリオ・マルセロ・ダ・シルヴァという名前だ。

今日の24時の最終ニュースは、「ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの謝罪」のニュースや、この男の逮捕などで、「銀行強盗関係」のニュースは飛んでしまった。
しかし、なぜビンラディンなのか。
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ブラジル・サンパウロで開催されていた"EXPOMILK"という展示会。
この展示会は、酪農を営んでいる農場主がターゲットであった。
もっとも大きなスペースをとっていたのは、生体の乳牛であった。
そして、これらの育種業者のブースも並んでいた。

そして、生体の牛は、この展示会場で行われる「競売」にかけられるのである。
競売の前に、牛を見る農場主は真剣である。

そして、競売。
次々に、牛が引かれてくる。
農場主たちは、より真剣な顔つきになる。

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ブラジルの東北部セアラ州の州都フォルタレーザ市のブラジル中央銀行支店の、金庫が地下から掘られてトンネルによって破られて、1億5000万レアル(約70億円)が盗まれた事件。
警察の捜査は、どんどん進んでいる。
ミナス・ジェライス州で発見された車運搬トレーラーに積載されていた車からは、どんどんとお金が発見されている。
本当に、車の隅々に隠しているのだ。


さらに、捜査では市民の協力も大きいようである。
事件の現場であるフォルタレーザ市では、一味が使ったと思われる家が見つかった。
輸送会社名義の車もあったが、この車からはお金は見つかっていない。
近所の人が、「週末に沢山の車が出入りしていて、うるさかった」ことを思い出して通報した。

サンパウロ市でも、不審な車が見つかった。
これも、市民からの通報である。
この車から二人の男が降りて、ナンバープレートを取り去って消えたというのである。
警察は、この車も「銀行強盗」に関係しているのではないかと疑っている。

ブラジルの警察も、最近は進んでいる。
指紋の採取も当たり前にやっている。
さらに、犯人が触ったところや物からのDNAの採取もやっているという。
「トンネル掘りのスタート地点の借家」は、遺留品も多くDNAの宝庫のようだ。
さらに、お札からも採取するという。
新札ではないだけに大変だろうが。
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ブラジルには、日本にはちょっと無い取り合わせの品揃えの店がある。
Tabacariaというのだが、本当は煙草関係のグッズの店である。
葉巻やパイプなどが売られている。
だがそれだけでは、今時経営は成り立たない。
大人の男性向けのアクセサリーや、文房具、置物なども販売されている。
すべて「高級」という枕詞が必要なものである。
「王様のアイデア」にありそうな物もある。
どちらかというと「いらない物」ばかり売っている店である。
でも、何となくウィンドウショッピングをしていた。
「博多人形」が飾ってあった。

「何でここにと」、しげしげと眺めてしまった。
どういう数奇な運命で、このブラジルのこの店に並べられているのであろうか。
博多で買うと、数千円で買えそうな物であった。
この値段では、あまり程度の良い物ではない。
それが、ここでは日本円に換算して、2万円以上で売られていた。
希少性からいっても、妥当なところか。
この「博多人形」は、黒田節の「黒田武士」。
母里太兵衛の姿である。
誰も、そんなことわからないだろうなあと見ていた。
売れたかな。
個人的には、能舞の姿をした物が好きなのだ。
「羽衣」とかだ。
数万円出さないと良い物はない。
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ブラジル・サンパウロを、Google Mapで見ている。
モルンビー墓地である。
サンパウロ市の中心から12キロの南西部にある。
市営である。
30年以上前から、そして今も分譲されている。
この墓地は、一面に芝生が敷き詰められており、墓標は車のナンバープレートくらいの大きさの真鍮の板が一枚である。
これで、すべて統一されている。
この墓地は、11年前から「観光地」になった。
「アイルトン・セナ・ダ・シルバ」が埋葬されたからだ。
タクシーで行くなら、特に気にすることもないが、自力で行こうとするとちょっと面倒かもしれない。
墓地までは、バスはいっていないはずである。
「死者の日」といって、お墓参りをする日だけは路線が延長されるという話もある。
バスは、スーパー・EXTRA(エストラ)モルンビー店の裏で終点である。
このスーパーは、昔はパエス・メンドーサと言う名前のスーパーだったのだが、買収された。
開店当時は、レジが80台くらい並ぶサンパウロ市最大のスーパーであった。
車で行くならば、このスーパーを目印に、マージナル・ピニェイロスという道を南に向かうと良い。
スーパーの駐車場を通れば、裏の道に出ることができる。
もしくは、スーパーを過ぎて最初の角を右に曲がっても行ける。
墓地の入り口は一カ所しかない。
誰でも、堂々としていれば入ることができる。
墓地には、駐車場もあるが、中にも車で乗り入れることはできる。
芝生にはいることがなければ、どこにでも駐車は可能である。
セナの墓の場所はすぐにわかる。
唯一、テープで囲いがしてあるからだ。
それにいつも花が絶えていない。
(セナの墓地については、昨年9月に紹介している。)
墓地なので絶対に騒いでは行けない。
係員が飛んでくる。
墓地の入り口付近には、セナ・グッズの店もあったが、最近は閉店していることが多いようだ。
墓地の周辺は、新興の高級アパート街である。
まだ、建設中のものも多く、空き地もある。
さらに、墓地の北側には、サンパウロで2番目に大きな貧民窟(=ファヴェーラ)のパライゾポリスが広がっている。
間違っても、近づかないことだ。
ほとんどの住民は、善人であるがそうでない人もいる。
ほとんどの住民は、貧しい。
タクシーをチャーターするのが、往復間違いのない一番の方法であろう。
連絡をくれたら、案内をしても構わないが。。。。

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sexta-feira, 12 de agosto de 2005
ブラジル中央政界は、5月中旬からの、一連の政界スキャンダルに揺れている。
全国ニュースの半分くらいの時間は、この報道で、他のニュースが飛んでいる。
75億円相当の盗難事件も、そのあおりを食っている。
麻薬組織の話も、あまり報道されていない。
今日7月12日12時過ぎ、ブラジル最大のメディアのGLOBOのテレビ。
いつもは、12時15分頃からサンパウロのローカルニュースを30分ほどやっている。
この番組も後半にさしかかったところで、13時15分から始まる全国ニュースのキャスターが突然出てきた。
そして、ブラジリアからの中継に切り替わった。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァが、閣僚を前に演説をしていた。

好調なブラジル経済の数字を上げていた。
確かに、政治危機でも、経済は堅調である。
株も上昇基調だった。
貿易黒字は、歴史的なレベルである。
通貨も強い。
失業も増えてはいない。

こういうところは、原稿を棒読みである。
そして、現在の政治危機に対して、「許しを請う」と言った。

このスキャンダルは、登場人物が多くて、さらに次々と新しい事実が出てきており、一口では説明は難しい。
元々は、郵便を巡る入札便宜供与の汚職事件であった。
これに関係すると言われた野党党首がいた。
この問題が出たのだが、この野党党首は、もっと大きな問題があるといって、ルーラの出身母体である与党労働党が、連立を組んでいる与党に秘かに毎月お手当を上げていたということを、暴露した。
新たな疑惑である。
このお金の出所といわれる人が、連日喚問されている。
ルーラの側近たちの、名前がどんどん疑惑の人として出てきている。
ルーラがこういったことを知っていたかどうかが、焦点になっている。
本日発売の雑誌が、「ルーラは知っていた」という記事を出している。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァが、結局「何を誰に対して許しを請う」のかよく判らなかった。
欧米では、この「謝罪」を大きく報道しているようだ。
日本は、旧盆だし、総選挙だし、地球の裏側だし、時差があるので、なにも報道されていないのかな。
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ブラジルの東北部セアラ州の州都フォルタレーザ市のブラジル中央銀行支店の、金庫が地下から掘られてトンネルによって破られて、1億5000万レアル(約70億円)が盗まれた事件。
中央銀行は、盗まれた金額を正式に発表した。
164,755,150レアルということである。
日本円に換算すると、80億円を超えている。
昨夜(8月11日)までに、4人の身柄が拘束されている。
まず、8月10日にミナス・ジェライス州のセッチ・ラゴアスで見つかった、車を満載した輸送トレーラーの運転手と、その輸送会社の社長が、身柄を確保されて、フォルタレーザに送られてきた。

輸送していた車の中からは、続々と隠されていたお札が発見されている。



さらに、彼らにこれらの車を売った中古車販売店の経営者兄弟も逮捕されている。

車の購入代金として支払われた現金も、警察の手元に確保された。

犯人は、4人だけであるわけはない。
さらに、先週末にフォルタレーザからサンパウロに向かった8人ほどの男たちが、何か関与しているのではないかと見られているという。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サンパウロでは、F1レースも行われている。
以前は、リオ・デ・ジャネイロで行われていた。
ネルソン・ピケが活躍していたころだ。
その後、なぜかサンパウロに移り、以後ずっとサンパウロで行われている。
ピケから、アイルトン・セナに移るころである。
そのF1レースが行われているのが、インテルラゴスのレース場である。

F1が行われる前から、レース場であった。
ストックカーレースなどが行われていた。
今も、各種のレースが行われている。
サンパウロ市の中心からは、南に20キロ近く行ったところにある。
途中で道の名前は何回も変わるが、一本道で行くことができる。
しかし、この道は渋滞する。
この道しかないからである。
F1の時は、全く使い物にならない。
急ぐ人は、ヘリコプターで移動することになっている。
その渋滞する道がインテルラゴス大通り。
ピニェイロス川を渡ると、上り坂になる。
サンパウロの水瓶である二つの貯水池がある。
グァラピランガ湖とビリングス湖である。
グァラピランガ貯水池の方が、古い。
湖に沿って、ちょっとした公園などがある。
ここには、またヨットクラブなどがある。
昨年のオリンピックで、ヨット競技で2つの金メダルを取ったブラジル人はここで練習をしている。
レース場と、グァラピランガ貯水池にはさまれた樹木の多いところは、住宅専用地域。
市内最南部の高級住宅街である。
大邸宅が並んでいる。
しかし、レース場の先は、ずーっと貧民街となっている。
屋根に赤い瓦を使っていないので、写真でも白っぽく見える。
レース場に向かうときは、気を付けた方がよい。
レース場の手前にも、坂になっているのだが、その付近も貧民街である。
レース場には、カートのコースもある。
ここから、どんどんと未来のF1レーサーが育っていっている。

※オートレース場と書いたので、「オートバイのレース場」のようだが、カーレース場である。
オートバイの方も行われている。
トラックレースも行われている。
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quinta-feira, 11 de agosto de 2005
ブラジルは、世界で一番所得の不平等な国である。
それは、住んでいていすぐわかる。
高級住宅街は、広大で、東京の「田園調布」や「成城」などさえも、お粗末に見えてしまう。
そのような住宅街が、サンパウロのあちこちに広がっている。
そして、その反面、日本では1970年頃に消えてしまった。
スラム街が、また大都市では延々と広がっている。
中間層が一番少ないのでは以下と思ってしまうくらいである。
これは、ポルトガル植民地時代の大土地所有制を基礎にしている歴史的なものなのである。
大土地所有者は、「奴隷」を労働力として使用していた。
ブラジルは、19世紀の後半まで奴隷制があった。
そして、奴隷が解放されたあとも、状況が急に変わるわけではない。
名ばかりの賃金を払い、変わらぬ労働に従事させていたのである。
もちろん、奴隷ではないから、所有者に「生命の与奪権」もないし、移動も自由になった。
しかし、農村地帯でどこにでも行くところがあるわけではないし、働くところがあるわけでもない。
結局の所、大都市に向かうしかないのである。
ブラジルでは、今でも中産階級以上では「お手伝いさん」を使うのは、ごく普通である。
大きな家では、男性も含めて、何人も使用する。
住み込みもある。
中流以上のアパートには、各戸にそういう部屋が最低でも一つはある。
3つくらいあるものもある。
いつもの、サンパウロの最高級アパート街のイジェノポリスである。
女の子が、犬の散歩をしている。
そして、その女の子につきそう「使用人」。

この「女の子」にとっては、生まれたときから、当たり前の状態である。
そして、おおきくなっても、同様であろう。
いずれ、自分でも雇うときがくる。
-----------------------
しかし、実はこの状態は危険である。
なぜなら、この「使用人」では、路上で出会う誘拐犯に対抗できそうにない。
誘拐も多いのである。
男性の使用人が付き添うことの方が、多いはずである。
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サッカー・ブラジル選手権の第19節が終了した。
結果は次の通り。
8月10日(水) 第1日目 (既報)
試合開始 試合結果 競技場
19h30 São Caetano 3 x 2 Atlético-PR Anacleto Campanella
20h30 Paysandu 0 x 2 Vasco Mangueirão
20h30 Coritiba 1 x 0 Atlético-MG Couto Pereira
20h30 Palmeiras 2 x 1 Ponte Preta Parque Antarctica
21h45 Internacional 0 x 0 Corinthians Beira-Rio
21h45 Figueirense 3 x 1 São Paulo Orlando Scarpelli
21h45 Cruzeiro 4 x 1 Botafogo Mineirão
※サンパウロは、8試合勝ちがない。
リベルタドーレス杯の優勝で精も根も尽き果てたようだ。
※レオンの監督の就任以来負けのないパルメイラス。
8月11日(木) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
20h30 Fluminense 2 x 0 Fortaleza Raulino de Oliveira
20h30 Santos 1 x 1 Brasiliense Vila Belmiro
20h30 Flamengo 1 x 1 Paraná Luso-Brasileiro
20h30 Goiás 1 x 0 Juventude Serra Dourada
次節の第20節の予定は次の通り。
8月13日(土) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Coritiba x São Caetano Couto Pereira
16h Palmeiras x Internacional Parque Antarctica
18h10 Paysandu x Atlético-PR Mangueirão
※パルメイラスは、地元にインテルナシオナウを迎える。
8月14日(日) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Figueirense x Brasiliense Orlando Scarpelli
16h Ponte Preta x Corinthians Moisés Lucarelli
16h Vasco x Atlético-MG São Januário
16h Cruzeiro x Paraná Mineirão
16h Goiás x Flamengo Serra Dourada
18h10 São Paulo x Fortaleza Morumbi
18h10 Juventude x Fluminense Alfredo Jaconi
18h10 Botafogo x Santos Luso-Brasileiro
※サンパウロは、地元にフォルタレーザを迎える。
ファンの大声援で何とかしたいところだ。
とは言えファンは残酷。
地元での前試合での入場者数は7000人。
リベルタドーレス杯の決勝では6万人を超えていたのだが。
(第19節を終了しての順位は次の通り)
順位 チーム 勝ち点 試合数 勝 分 負 得 失 得失差
1º - Corinthians 35 19 11 2 6 39 35 4
2º - Fluminense 34 19 10 4 5 30 21 9
3º - Goiás 33 19 10 3 6 28 22 6
4º - Ponte Preta 33 19 10 3 6 30 25 5
5º - Cruzeiro 33 19 9 6 4 40 29 11
6º - Paraná 33 19 9 6 4 30 19 11
7º - Santos 32 19 9 5 5 35 25 10
8º - Botafogo 31 19 10 1 8 27 27 0
9º - Internacional 31 19 9 4 6 29 25 4
10º - São Caetano 31 19 9 4 6 27 24 3
11º - Palmeiras 28 19 8 4 7 33 28 5
12º - Coritiba 28 19 8 4 7 27 26 1
13º - Fortaleza 27 19 8 3 8 22 25 -3
14º - Juventude 26 19 7 5 7 29 32 -3
15º - Atlético-PR 22 19 6 4 9 28 30 -2
16º - Vasco* 21 19 6 3 10 33 45 -12
17º - Brasiliense* 21 19 5 6 8 22 29 -7
18º - Flamengo 20 19 5 5 9 22 28 -6
19º - São Paulo 18 19 4 6 9 25 29 -4
20º - Figueirense 18 19 4 6 9 22 31 -9
21º - Atlético-MG 13 19 3 4 12 25 32 -7
22º - Paysandu 13 19 3 4 12 24 40 -16
※1位から10位までは、差が縮まってきている。
7位のサントスでも、次節で勝つと1位になる可能性を持っている。
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ブラジルの東北部セアラ州の州都フォルタレーザ市のブラジル中央銀行支店の、金庫が地下から掘られてトンネルによって破られて、1億5000万レアル(約70億円)が盗まれた事件。
7月10日の夜に、事件の起きたセアラ州を遠く離れたミナス・ジェライス州のセッチ・ラゴアス市で、解決の糸口が見つかった。

今日の報道では次の通り。
セッチ・ラゴアス市で見つかったのは、車の輸送トレーラー。

このトレーラーで運んでいる車の中から、盗まれたお金の一部と見られるものが続々と見つかっている。


車の隅々に隠していることがわかる。

警察も、大変である。
犯人一味は、犯行を起こしたセアラ市の中古車車販売店で、8台もの車を現金で90万レアル(4500万円)支払って購入した。
主に輸入車のピックアップトラックが中心である。

どうも、この情報を得て、警察は探っていったようである。
トレーラーを運転していた男が身柄を確保されている。
さらに、輸送会社のオーナーも身柄をフォルタレーザに送られた。

電話の市外局番からは、この輸送会社はセアラ州フォルタレーザの地元の企業のようだ。
オーナーは、輸送の委託を受けただけだと弁明しているが、中古車販売店にも現れていたということである。
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サッカー・ブラジル選手権 第19節第1日目のコリンチャンス対インテルナシオナウの試合は、昨日7月10日行われた。
結果は、0対0の引き分けである。
これで、コリンチャンスは1位を守った。
両チームの先発メンバーとフォーメーションである。
(コリンチャンス)

(インテルナシオナウ)

コリンチャンスのジョーJoという選手。
最近出てきた選手である。


前後に"Samsung"のロゴが入った新しいユニフォームである。
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ブラジルの北東部セアラ州の州都フォルタレーザ市のブラジル中央銀行の支店の金庫が破られた話である。
今日の朝(7月11日)までに、100万レアル(約5200万円)までが発見されたということである。
2台の車から発見されたという。
2名の身柄を確保しており、そのほかのものの身元もすでに判明しているという。
まだ、映像がない。
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これらの報道も、全然トップニュースではない。
あいからわず、中央政界のスキャンダルの方が、遙かにパワーがある。
「国庫への被害」は、こちらの方が大きいからであろうか。
トンネルを掘らずとも、堂々と表から持っていけるのだから。
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ブラジルの「PLAYBOY」が、創刊されて30年になったそうだ。
日本も来年くらいには、30年のはずだ。
日本では、元気がある雑誌ではもう無いようだが、ブラジルではまだ売れている雑誌である。
類似の雑誌がないこともある。
こちらのこれらか売り出そうという女性にとっては、この雑誌にでることはステイタスのようだ。
30年のパーティーが開かれた。

今月の30周年記念の号の表紙を飾る女性である。
グラズィエリGraziellという。
もちろん、中ではちゃんと脱いでいるはずだ。

2004年のミス・ブラジルで3位になった女性である。
Big Brother 2005という番組で、最後の2人にまで残った女性である。
今は、テレビのレポーターをしている。
何度か紹介したことがある。
この女性のギャラが、ブラジルのPLAYBOY誌が支払う最高額になったという報道があった。

だが、この女性は[すでにブラジル的な結婚」をしている。
右の男性がその相手。
Big Brother 2005の出演者であった。
最後の4人までになった。
今は、モデルということである。
二人は、リオ・デ・ジャネイロに寸デイトいうことである。

左は、Big Brother 2005で、最後まで残り優勝した男性である。
テレビのレポーターもしているし、本も出した。
ゲイである。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サンパウロのプロ・サッカーチームのスタジアムや本拠地を紹介してきた。
スタジアムは試合の時にしか使わない。
毎日練習で使っていては、芝生が痛むからである。
別に練習場CT(=Centro Treinamento)を持っている。
サンパウロFCと、パルメイラスの練習場は、サンパウロ市中心から北西のバッハフンダBarra Fundaというところにある。
パルメイラスにとっては、本拠地から1-2キロである。
実は、両チームの練習場は隣り合っている。
サンパウロFCの練習場の方が、少し広いし、芝生も生育がよいようだ。
このあたりは1960年代までに行われた蛇行したチエテ川を直線化するという河川改修でできた土地で、工場や倉庫などが多いところで人は住んでいない。
今でもまだ空き地が多いところである。

報道陣が取材するのもここである。
日本テレビの番組スポーツ・うるぐすで出かけた武田が、サンパウロFCのアモローゾに「はちまき」を渡したのもここである。
通常、一般人は入ることはできない。
なお、すでにレポートしてきたことであるが、サンパウロFCはここが手狭であるということで、サンパウロ市西郊のコチア市の山中に別の練習場を建設している。
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サッカー・ブラジル選手権第19節の第1日目が終了した。
試合の結果は次の通り。

第1日目を終了しての、暫定順位は次の通り。
コリンチャンスは1位を守った。
クルゼイロが上位に来ている。

上位は、来年のリベルタドーレス杯南米選手権の出場権を得るチームである。
サンパウロFCは負けたのだが、19位は変わらず。
2部リーグへの転落ゾーンにいることには変わりはない。

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ブラジルの東北部セアラ州州都フォルタレーザ市のブラジル中央銀行の支店から、1億5000万レアルが盗まれた事件について、動きがある。
今日の朝は、フォルタレーザ市で盗んだ金の輸送に使ったとみられる車が見つかった。
駐車場に止めたあったもので、中からはお札を包んでいたビニール袋やたばこの吸い殻そして、約5000レアルのお札が見つかった。
更に、今夜の23時50分最終ニュースで、ホットニュースが入ってきた。
今夜セアラ州から遠く離れたブラジル中部のミナス・ジェライス州のセッチ・ラゴアス市で、犯人とみられる2人の身柄を確保したそうである。
2人は、三菱パジェロに乗っていた。
車内からは、4000万レアルが見つかったという。
他にも、仲間がミナス・ジェライス州にいるという情報がある。
まだ、パジェロの映像はない。
ミナス・ジェライス州は鉱山が多いところだが、やはり穴掘りのメッカなのだろうか。
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quarta-feira, 10 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロは、東京とは比較にならないくらい鉄道が発達していない。
人口が1000万人を超えるのに、近郊へ向かう電車は数路線しかない。

それなのに、電車に轢かれてなくなった人が2004年には50人だという。
今年2005年は、すでに26人になっている。

もっとも、東京は一々報道されない自殺者も入れるともっと多いかもしれない。
サンパウロの状況はこうだ。
線路を歩く。

線路を渡るのだ。

線路を渡る踏切や跨線橋が十分でないこともあるが、人々はどこでも渡るのだ。

理由は、遠回りになるとか、暗くて危険とか。
大体郊外になると、不法に建築された貧民窟が多い。
行政が追いつかないのである。
「人が歩くところが道になる」といったところである。
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まだ、このような近郊電車に乗ったことがない。
電車が危険といわれているからだし、着いたところも危険だといわれているからだ。
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サッカー・ブラジル選手権の第19節第1日目をやっている。
テレビで実況中継されているのは、コリンチャンス対インテルナシオナル。
ブラジル最南州のリオ・グランヂ・ド・スル州のポルト・アレグレで試合をやっている。
雨が降っている。
サンパウロでも寒いのであるが、ポルトアレグレは更に南なのでとても寒そうだ。
今後半が始まったばかりであるが、0対0。
テベスは、試合に出ていない。
出られないのだ。
前の試合中に、「まことに不適切な発言」を審判に繰り返したので、こういうことになった。
スペイン語で言ったのだが、似たような言葉だし、そうでなくても悪口はすぐわかる。
当分出てこない。
ところで、パルメイラスがまた勝った。
ポンチ・プレッタに2対1である。
レオンが監督に就任して負け無し。
これに対して、サンパウロFC。
格下のフィゲレンシとの試合も後半。
先制点を取った。
しかし、そのあとに怒濤のごとく3点を取られた。
今、3対1。
ヴァスコは2対0でパイサンドゥに勝った。
ロマリオは出ていない。
サンカエターノは、アツレチコ・パラナエンシに勝った。
3対2である。
そのほかの試合は次の通り。
クルゼイロは、ボタフォゴ。
コリチーバはアツレチコ・ミネイロに1対0で勝った。
ここ何試合も注意深く、試合をみているがコリンチャスには、今のところ9番はいない。
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コリンチャンス対インテルナシオナルの試合は、0対0の引き分けで終了。
アウェイで負けなかったのでよしか。
だが、単調な試合であった。
クルゼイロ対ボタフォゴは、4対1で終了。
サンパウロは、フィゲレンシに3対1で変わらず、また負けた。
惜しいシュートが続いているのだが、完全にゴールに嫌われている。
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ブラジルのテレビのCMには面白いと思うものがある。
ぽかんと開いた口が出てくるところから始まる。
時間をおいて、映像が切り替わっていく。




段々と、唇が乾いているのが、唯一の変化である。
ブラジル・サンパウロは冬なので気候的に乾燥しているので、
最初見たときは「リップクリーム」の宣伝かと思った。
女性が、口を開いてぽかーんとしてみる。
何かに魅入っているようだ。

絵を見ていた。
絵に魅せられて、口を閉じるのを忘れてしまったのだ。

サンパウロ美術館MASPで、開催されている展示会のCMであった。

8月の終わりまで開催されている企画展である。
遠くないので、行って来ようと思う。
このように、「口を開いたままの」人がいるかもしれない。
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7月9日は、広島に続いて長崎に原爆が投下されて、多くの人が亡くなった日である。
ブラジルでのテレビでも、昨夜(7月9日)のニュースでは、長崎で行われた平和記念式典の模様を放送した。
さすがにトップニュースではなかったが。




長崎市長のメッセージの内容も伝えられていた。

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ブラジル最大のメディアGLOBOが主催する社会福祉キャンペーンのショーは、とても良い音楽ショーであった。

第1日目の司会を務めたのが、この人。

最初は、なんだかさえない「おやじ」を起用して、番組に似合わないなと思っていた。
この人は、実はブラジルで有名なコメディアンである。
GLOBOでちゃんと番組を持っている。
どういう訳か、ブラジルでは男性のコメディアンはだいたい年齢が高い。
ユーモリスタというのだが、若い人は少ない。
このキャンペーンは、ユネスコも協賛している。
それで、このコメディアンは「ユネスコ親善大使」だったわけで、それで司会を務めていたのである。

サッカーのロナウドも親善大使である。
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日本では、黒柳徹子さんが長くユネスコ親善大使のはずであるが、他にどういった方がおられるのであろう。
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サッカー・ブラジル代表で、サンパウロFCに所属するシシーニョCicinhoの移籍話が出て来た。
シシーニョは、25歳。
先のコンフェデレーション杯において、休暇取得中のカフーの代わりのポジションを務めて、注目された。
このときも、移籍の動きがあったが、サンパウロFCでの待遇に満足していると、本人の発言もあった。
サンパウロFCとの契約は、コンフェデレーション杯前のブラジル代表としての合宿に集合する前に、5月末に大幅アップで更改したばかりである。
本人も、「いつか欧州でプレイをしたい。 出来ればイタリア。 それもミラノ」と、昨日(7月9日)も語っていた。
子供の時からあこがれているカフーがいるからだそうである。
ポジション争いになるかもしれないのだが。
7月17日行われるブラジル代表対クロアチア代表の親善試合にも、ブラジル代表メンバーに選出されており、この14日には集合地のフランクフルトに向かう予定になっている。
この欧州行きの時に、シシーニョは、イタリアのパスポートも取得を計画していた。
EUパスポートであるイタリアパスポートは、イタリア系のシシーニョには何の障害もない
今日になって、英国のマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っていると報じられている。
サンパウロFCの役員は、2006年のドイツでのワールドカップまで、シシーニョを確保するのは難しいだろうと行っている。
マンチェスター・ユナイテッドが、契約解除の違約金1200万米ドルを支払うならば、保持し続けることは出来ないとサンパウロFCの社長のマルセロ・ポルツガル・ゴウヴェーアは言っている。
シシーニョは、すでに有頂天のようだ。
今日のブラジル選手権のフィゲレインシとの試合のために、サンタカタリーナ州のフロリアノポリスに行くことを忘れていた。
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ブラジルの北部セアラ州の州都フォルタレーザの、ブラジル中央銀行Banco Central do Brasilセアラ支店の金庫が破られた事件。

「連日の大報道」といいたいところだが、そんな感じではない。
昨夜(7月10日)のニュースでは、もう後半のほうであった。
時間も短い。
映像も、初日と変わらない。
新たな事実もなさそうだ。
1億5000万レアル(=72億円)も盗難にあったというのにである。
それもこれも、ブラジル中央政界のスキャンダル報道が続いているからである。
大体、支店とは言え、発券銀行であり、金利を決める中央銀行の金庫が、地下からのトンネルで破られるなんていう手段で、この時代に「現実に」起きるなんて信じられない話である。
銀行の建物だって、一見して古くないのである。

元々、中央銀行の建物として建てられたのだろうから、その建築時にそれなりの構造にしていなかったということになる。
その金庫をめがけて、80メートル離れた家を借り、深さ4メートルの所を、約3ヶ月かかって、トンネルを掘り続ける。


途中には、広い道もあるのである。
どれだけの人間が関わっているのであろう。
拠点となった家は、掘り出された「土」でいっぱいである。
トラック十数台分の「土」が出たはずだというが、隣家の人は全く気付かなかったという。

地下は暑かったのだろう。 エアコンのパイプが地下へ向かっている。
インターフォンもつながっていた。


さすがに、破られた金庫内の映像は出てこない。
許可されていないようだ。
他の支店の金庫も同じようになっているからであろうか。
金庫室の地下は、1.5メートルのコンクリートの厚さがあり、鉄も入っていたようである。
完全な図面が漏れたに違いない。
盗まれたお金の重量は、3.5トンを超えるという。
使用済みの額面50レアル(=2500円)のお札で、番号は記録されていないものという。


金曜日の17時に金庫が閉まり、月曜日の朝に金庫が開くまでの、60数時間の間に進入し、運び去ったわけである。
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ブラジル・サンパウロの高級アパート街のイジェノポリス。
都心に近い、古いアパート街である。
そのせいでもあるが、とても高齢者が多い。
ブラジルは、子供は独立すると、親と住むことはない。
それは、親にとっても、願ってもないことのようだ。
日暮れ近くまで、これらの高齢者がこのイジェノポリスを歩いているのを良く見かける。
お金持ちが多い地区なので、きちんとした服装をした人が多い。
近所を歩くとは思えないような服装をしている人もいる。
この地区にある高級ショッピング・センターの「パチオ・イジェノポリス」では、こういう人たちでコーヒー・ショップはいっぱいである。
こういう人たちを見ると、いつも「連れ」がいる。




家族でもない。
友達でもない。
服装や、肌の色から、社会階層が違うことがすぐにわかる。
「連れ」は使用人である。
掃除や洗濯などの家の中の仕事をするだけではなく、散歩まで付き合う使用人がいるのである。
使用人たちは、「黒子」のようにつきそう。
ご主人たちと話をしないわけではない。
普通に話をしているようであるが、ご主人たちは話題には気を付けているはずである。
お金などの価値観の違う話はしない。
イジェノポリスの人たちは、子供の頃からどころか、ずっと前の先祖から使用人を使うのが当たり前の生活をしている人たちばかりだ。
「お金持ち階級は、一人では外出することはない」という話がある。
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ブラジ・サンパウロでは、市内のあちこちにパン屋がある。
朝早くに開店する。
その周辺の住民や、勤務する人にとってはとても大事なものである。
拙宅の周りは、住宅専用地域でそういった店すらもない。
一番近いパン屋までも300メートル近くあったのだ。
そのパン屋が、一月ほど前に突然閉店した。
何の前触れもなかった。
閉店したあとも、何の貼り紙もなかった。
休んでいるのかとも思った。
でも、ショーケースなどの中の設備が、どんどんと運び出された。
蛍光灯や机や椅子もなくなった。
店の外にあった食事をするスペースを形作っていたガラスが取り外された。
そして、最後に掲げられていた店のマークもはずされた。
すっかり裸になった店。
あっという間に荒れ果ててしまった。

結構、高級な感じで上質のお客がパンを買いに来たり、食事をしたりしていたのである。
休日の夕方には、大型バイクに乗った「不良」中年がたまっていた。
彼らは、集会場をパカエンブー競技場の前の広場に場所を変えた。
今、一番近いパン屋は歩いて15分くらいもかかる。
スーパーでも10分以上かかるのである。
ますます不便になった。
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ブラジル・サンパウロを、Google Mapで見ている。
サンパウロの名門サッカー・チームのコリンチャンスのホーム。グランドは、パカエンブー競技場といっても間違いなのであるが、この競技場は市営である。
コリンチャンスの所有物ではない。
スポーツクラブとしてのコリンチャンスの本部は、サンパウロ東部のサン・ジョルジと言うところにある。
チームの役員もここにいて、内紛が起きたりして、記者が駆けつけるのもここである。
この場所も、チエテ川沿いにある。
サンパウロの国際空港グァリューリョスから市内に入るときに、見ることができる。
スポーツクラブなので、体育館やプールなどもある。

先月、コリンチャンスは無観客試合を4試合余儀なくされていた。
そのときに、この敷地内にあるグラウンドを使いたいとしたが、ブラジルサッカー協会(CBF)は許可しなかった。
この場所の周りを、ファンが取り囲むことが分かり切っているからである。
1万人以上ははいるそうだが、グラウンドと観客席との仕切が不十分であり、実際の試合には使えないそうだ。
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terça-feira, 9 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロでは市内各所で「早朝青空市」が開設されている。
これをフェイラFeiraといい、ここで商売をしている人をフェイランチという。
このフェイランチには、日系人が多い。
まだ、日本語を話すことが出来る人多くて、便利である。
この人たちは、野菜などを売りながら、一緒に日本食品を持っているときがある。
豆腐や醤油や焼きそばの生麺、味醂、料理酒、日本酒などなどである。
これらを買いに、わざわざリベルダーヂの東洋人街にある日本食品店に行くこともないので便利である。
もちろん、リベルダーヂの品揃えは段違いだし、価格も安く、鮮度も良い。
でも、このフェイラでも価格はとても高いというわけでもない。
このサンパウロの中央卸売市場であるセアザの場合は、日本食品だけを取り扱っている店があった。
フェイランチでついでに買いに来る人もいるだろうし、何よりこのセアザの客には日系人の比率が高いのである。
醤油や味噌、油揚げ、それに何種類もの豆腐そして、日本からの輸入の食品もあった。

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ブラジル・サンパウロは、南半球にあるので、今は冬である。
でも、この日曜日(7月7日)までは2週間ほど晴れ渡り、気温は最高で28度くらいにまでなっていた。
暖かくて、過ごしやすかった。
空気が乾燥しすぎて、のどに問題が出た人もいたくらいであった。
でも、昨日の月曜日からは曇りになった。
低く雲が垂れ込み、気温が上がらない。
また、寒波がやってきたのである。

今日は、雨もちらついた。

寒い。
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ブラジル・サンパウロにも地下鉄が走っている。
4路線ある。(そのうちの1路線はまだ短く郊外を走っているだけで、ほとんど使い物にならない。)
最初の地下鉄が出来て、20年以上経つのに、まだこの程度である。
でも、やはり地下鉄は渋滞に関係ないので、その路線の周辺は発展している。
駅の周辺は、とくに変貌が早い。
乗客も多く、ラッシュ時は大変なようだ。
地下鉄内は、割と安全なようだ。
地下鉄はバスより料金がちょっと高く、逃げ場がないので、強盗もあまり来ないのかもしれない。
駅のチケット売り場は、襲われたりするようだが。
実は、地下鉄にはほとんど乗らない。
地下鉄を含めた公共交通機関にもほとんど乗らない。
いつも車で移動している。
一番近い地下鉄駅まで歩いて15分くらい。
歩けない距離ではないが、日中だけだ歩けるのは。
それに、地下鉄に乗ったほうが便利だというところにも行かない。
久しぶりに乗ってみた。
車両は、こんなものである。

駅構内の表示である。
シンプルであるが、最低限のことは伝えている。


料金は均一料金で2.1レアル(110円くらい)。
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ブラジルの北部セアラ州の州都フォルタレーザ市で、ブラジル中央銀行のセアラ支店の金庫が破られた事件。
盗難金額は、日本円で約75億円という、世界でも史上第2位の金額である。
この事件を伝える、サンパウロの新聞の今朝(8月9日)の第1面は、このとおり。
代表的な一流紙2紙の一面。
フォーリァ・ヂ・サンパウロ紙

トンネルの断面図付きである。
一番上に記事はきている。
一面は、小見出しの固まりといっても良い。
オ・エスタード・ヂ・サンパウロ紙

ともに、トップにきているが、大きな扱いは「ブラジリアでの、国政レベルでの政治スキャンダル」である。
5月中旬に始まり、連日新たなスキャンダルが出て来ている状態である。
役者が多すぎて、大河小説のようである。
一流紙は、「気位が高いので」このような事件は小さく扱いがちである。
もちろん、1面以降に事件の詳細をつたえている記事はある。
もうちょっとくだけた夕刊紙である。
オ・ヂアリオ・サンパウロ紙

真ん中に記事はきている。
写真も大きく、活字も大きな新聞である。
使用される語彙も、上記の一流紙2紙とは、ちょっと違う。
このような新聞であると、このような刑事事件を多く伝えるのであるが、セアラ州という飛行機で4時間以上もかかるところで起きたことであるからか扱いは大きくはない。
地元紙は、地元のことを伝えることに重点を置いている。
一番上は、地元のスポーツクラブについての報道。
左下は、火事で焼けたサンパウロの高級アパートの内部。
右下にあるのは、サッカーのサンパウロFCのキャプテンで、ゴールキーパーのロジェリオ・セニが、市内のショッピングセンターに現れて、ファンに対応をしているところである。
この新聞では、こういう記事が大事なのである。
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ブラジル・サンパウロの街を、Google Mapで見ている。
サンパウロのプロ・サッカーチームといえば、普通3つである。
サンパウロFC、コリンチャンスそしてパルメイラスである。
でも、もう一つある。
それはPortuguesaポルトゲーザというチームである。

伝統はあるのだが、今はブラジル選手権では2部でやっている。
現在16試合を終えて、第4位。
8勝3分5敗。
ちなみに、5位はあのグレミオである。
ブラジルサッカー協会の昨年末のランキングでは18位である。
そのポルトゲーザの本拠地が、カニンヂと呼ばれている場所にある。
伝統があるだけに、サンパウロ市の中心にも近い。
3キロほどである。
日本国民の税金を使って河川の改修工事をしているサンパウロのチエテ川沿いにある。
チエテ川沿いの道路は「マージナル・チエテ」と呼ばれるブラジルの重要道路である。
東にずっと行くと、リオ・デ・ジャネイロまで行く。
サンパウロから出るハイウェイは、サントスにつながるものをのぞいてすべてこの道に接続している。
南十字大通り(=Avenida Cruzeiro do Sul)を南に行くと、サントスへの高速道路につながっている。
また、サンパウロの外周道路でもある。
本拠地カニンヂの対岸にある、バスターミナル・チエテはブラジル最大のバスターミナルである。
ブラジル各地へ、毎日数百本の直通バスが出ている。
パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン、チリまでもバスで行くことができる。
チリまでは、4日間はかかるようである。

やはり、サッカーだけではなく、色々なスポーツをやっているクラブでもある。
そのための諸設備もある。
競技場は割と立派なものである。

場所もよいので、ショーなども開催されている。
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ブラジル・サンパウロで開催されていた"EXPOMILK"という展示会。
酪農家を対象とした展示会であった。
農場主たちが、全国から集まっていた。
酪農業は、ミナスジェライス州やサンパウロ州が盛んである。
大きな市場が近いこともある。
しかし近年は、コストが安い内陸部や北東部でも酪農が行われるようになってきている。
このあたりは暑いので、その気候に適するように、改良された乳牛が必須である。
インド系のセブの血が入っていると思われるコブ牛である。
スイス系の血統の方が濃いようである。


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ブラジルでもキティーちゃんは人気である。
すでに紹介したが、正式に展開しているキティーちゃんショップも、サンパウロに何軒かある。
女性でいっぱいである。
日本の店よりも、客の年齢は多少高いようだ。
いつものサンパウロの高級アパート街のイジェノポリスで、巨大な「キティーちゃん」を見た。

男が、キティちゃんを担いで歩いている。
おそらく、販売目的で歩いているはずだが、何とも似合わない組み合わせである。
正規のものなのだろうか。
それとも、コピー商品だろうか。
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ブラジル人男性は、女性のお尻に魅力を感じると言われる。
そういう人も多いだろう。
魅力的なお尻も多いかもしれない。
思うのだが、大体ブラジル人といっても、元々は欧州人である。
それに、黒人。
さらに、その混血である。
その欧州人の子孫の女性たちなのだが、お尻が大きい人が多いような気がするのである。
欧州にも、随分と行ったことがある。
米国や豪州のように、やはり欧州移民の子孫がいる国にも行った。
でも、ブラジルほど、お尻の大きな人の割合は多くなかった気がするのである。
ブラジルに多いラテン系のイタリアやスペインやポルトガルでも、ブラジルほどではなかった気がするのである。
大体ブラジルには、若い女性でも痩せている人よりも、ややふっくらした人が多い。
だからお尻も大きいのかもしれない。
いや、それにしても大きい。
まさかそんなことはあるまいが、男性の視線を感じて、遺伝的性質が変化してきたかと思うほどである。
お尻にシリコンを入れるという人も多いらしいが、そうそういるわけでもあるまい。
こんなことも気にするようになったのも、ブラジル人化しているからだろうか。

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ブラジル最大のメディアであるGLOBOが主催する社会福祉活動"Criança Esperança"のキャンペーン活動の一つとして、サンパウロのイビラプエラ体育館でショーが開催された。

その模様が、土曜日と日曜日に放送された。
さすがGLOBOできら星のようなスターをどんどん出してくる。
それを聴きながら、ブラジルのポピュラー・ミュージック(MPB)のレベルの高さに改めて感銘してしまった。
番組を録画した甲斐があったというものである。
DVD化しておいた。
第1日目に出て来たイヴェッチ・サンガーロ。
日本公演をキャンセルしたのだが、お元気そうだ。


サンディー&ジュニオールのサンディーは、ますます可愛く美しくなってきた。
歌の安定感も抜群である。
さすが芸歴15年。

ジュニオールの方も、最後の方でソロでロックを歌っていた。
最近は、ばら売りが増えてきた。
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ブラジルの北部セアラ州の州都フォルタレーザ市にあるブラジル中央銀行のセアラ支店の金庫が破られているのが、8月8日の今朝発見された。

盗難金額は、1億5千万レアル(約6100万ドル)(=約75億円)。
この金額は、過去40年で起きた盗難事件で、世界第2位ということである。
第1位は、1987年にロンドンで起きた事件で、4000万ポンド(=7100万ドル)が盗まれたもの。
休日明けの今朝に、銀行地下の金庫が破られたのが発見されたわけである。
犯人一味は、近くの家から地下トンネルを掘り続け、金庫室の下から穴を開けて侵入した。


金庫内には、振動を検知する機器やテレビカメラもあったが作動していないという。

このため、犯人一味は、内部事情に詳しい者がいると思われている。
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ドラマのような事件である。
重大な事件であるはずなのだが、ニュースでの扱いが意外に短い。
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segunda-feira, 8 de agosto de 2005
ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
コリンチャンスそしてSPFCとサンパウロのチームの本拠地競技場をみているのだが、これはパルメイラスの本拠地である。

サンパウロの西部にある。
パカエンブー競技場から、それほど遠くはない。
パカエンブー競技場やモルンビー競技場のように周辺はすべてが高級住宅街ではない。
競技場の北側のほうは、工業地区である。
南側は、アパートも混在する高級住宅地である。
パルメイラスの所有なのであるが、敷地は狭い。
スポーツクラブとしての、諸施設もあるので、余裕はない。
現在もさらに立体化する工事が行われている。
競技場自体も、収容人数は2万人程度である。
試合の時は、周辺道路はかなり渋滞する。
また、パルメイラスのファンも、コリンチャンス並みに問題を起こすので、周辺は戦々恐々のようである。
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ブラジル・サンパウロで開催されていた"EXPOMILK"という展示会。
乳業製品の展示会ではなくて、酪農家向けの展示会であった。
入場者も、見るからに農場主ばかりである。
肉牛の農場主と違い、酪農家は肥育頭数はかなり少ないわけであるが、それでも駐車場に並ぶ車はいかにもという車ばかりであった。
4輪駆動のピックアップが多いということなのである。
それも、トヨタ、日産、三菱などである。
DODGEもあるが。
この農場主たちにとっては、当然のことながらいかに一頭からの集乳量を上げるかということが大切なことである。
その一つの重要な要素は、血統の良い牛の入手ということである。
この展示会で一番スペースを取っていたのは、この生体である牛の展示であった。
種育農家が、参加していたのである。
ブラジルは、基本的に暑い。
乳牛は、欧州で改良されてきているのであるが、そのままでは気候的にあわず、熱射病で死んでしまう。
そこで、新たな乳牛が開発されてきているのである。
ブラジルでも、サンパウロ州以南では気候的にはまだ涼しい。
よって、このような牛も多いのである。
ホルスタイン系である。


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ブラジルの有線テレビでは、PRIDEやっているようだ。

番組の宣伝を流していて、加入を勧めていた。
「馬場派プロレス」であったので、
この種の格闘技には、全く疎いのであるが、「武士道」って何。

この格闘技をやりに、ブラジルの道場へ沢山の人たちがやってきているのは知っている。
それらしい人たちを、よく見かけるからだ。
※「馬場派プロレス宣言」という本があった。
そこから、「馬場派」という言葉は来ている。
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ブラジル・サンパウロの名門サッカーチームのコリンチャンスのユニフォームにSAMSUNGのロゴが入った。
8月3日の試合からだ。

SAMSUNGがスポンサーになることは、2週間ほど前に発表されていたのだが、ユニフォームはこの試合で初めてお目見えとなった。
しかし、報道によると、このSAMSUNGとの契約で、またクラブ経営陣内で不協和音が出てきているという。
コリンチャンスは、昨年MSIというスポンサーを得た。
MSIとは、よく実態のわからない組織である。
コリンチャンスが、続々と補強した高額給与の選手たちは、コリンチャンスとの契約ではなくMSIとの契約となっているものが多い。
テベスもそうである。

今回のSAMSUNGとの契約で入ってくるお金も、MSIにはいるようである。
そこで、コリンチャンス側の不満が出てきたということである。
サンパウロFCのスポンサーは、SAMSUNGと同じく韓国のLGである。
液晶テレビや携帯電話では、韓国勢の製品のシェアが多いブラジル。
日本製品は、ちょっとハイテクでは影が薄いようにも見える。
サントスのスポンサーは、Panasonicであるが。。。。
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ブラジルの最大のメディアであるGLOBOは、「原爆投下60年」ということで広島に特派員も出して、ニュースの時間にシリーズで、レポートをしている。
ブラジルは、「その気になれば原爆を持つ能力がある」国とされている。
でも、この国の周辺情勢を考えると、当分持つ必要は無いだろう。
周辺に、そういった能力を持つか、持って攻撃する意志や能力がある国がないのである。
そういう意味で、ブラジルはとても幸せな国である。
いまだに冷戦の名残を引きずっている東アジアとは、周辺環境が異なるのである。
ブラジルは、1964年から1985年まで軍政をひいていた。
今も、当然軍はある。
でも、サンパウロにいるとその存在はほとんど感じることがない。
テレビでも、軍の威厳を前面に出すようなニュースや番組は一切無い。
国威発揚の政府キャンペーンでも、軍の映像など出てこない。
ブラジルは、第2次世界大戦では連合国に属し、イタリアに兵を送っている。
戦勝国であり、国連の原加盟国である。
国連でも、その地位は意外なほど高いのである。
だから、安全保障理事会の常任理事国にも立候補しても不思議ではない。
こういった国が、「核兵器の恐ろしさを知り」、「平和の大切さ」を訴える国民を育ててくれることは、必要なことだと思う。
8月6日夜のニュースでも、広島の映像が再び映し出されていた。

川に流された広島の人々の思いは、メディアを通してブラジルにも届いているのである。


軍拡で頭がいっぱいの東アジアの国々には、「思い」は届くような状況ではなさそうだ。
せっかくの機会である、ブラジルで「企画展」でも開催してみてはどうだろうか。
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ブラジルで運転するのは難しくないと思うというと、異論も多いと思う。
サンパウロを数十キロ行くと交通量は激減するので、道路の穴に気を付けていれば問題はない。
激しい雷雨に見舞われたら、小降りになるのを止まって待てばよい。
サンパウロ市内だって、普通の所は歩道があって、道幅が日本の狭いところはまず無い。
道路を、4輪と2輪と人とで共有するようなことはない。
車は偉いので、どんどん行けばよい。
標識だって、一応揃っている。
行き先の表示も一応整っている。
一方通行が多いのだが、これは覚えるしかない。
ナビはない。
日本のようにすばらしいナビがあれば、どれくらい楽かと思う。
夜や日曜日は、赤信号を守らない人もいっぱいいる。
車線変更や進路変更で、ウィンカーを使わない人はいくらでもいる。
ブレーキランプがつかない車が前にいるのは怖い。
急に車間距離が狭まって初めてブレーキを使っていることがわかる。
そんな状況なので、道さえわかれば、かなりお楽な運転ができる。
地元の人のように、時にはそれ以上にお楽な運転をしてきた。
だけど、段々と車が増えてきたせいで規制が厳しくなってきた。
取り締まりも多い。
街の所々に、通過スピードを測り、速度オーバーだと写真を撮る機器が設置してある。
目立つから、気付かないことはない。
それに、前を行く車がスピードを落とすので気付く。

なぜか、極端にスピードを落とす運転手が多い。
制限時速50キロであれば、30キロ台。
制限時速40キロであれば、20キロ台。
誤差が大きいとみているのだろうか。
だから、このあたりでは一時的な渋滞が発生する。
拙宅のすぐ近くにも設置してある。
長い坂を下りてきて、カーブが続く前に設置してある。
パカエンブーの競技場にさしかかるところである。
この先のカーブは、さらに規制が厳しく30キロになっている。
住宅街を通過することもある。

坂道を70キロくらいで降りてきた車は、一気に減速する。
そして、30キロ台で通過する。
が、そのまま30キロではなく。
一気に加速して、連続するカーブを通過していくのである。
カーブには標識はあっても、測定器械は無いのである。
遅れを取り戻すかのように、カーブで一気に加速するので、タイヤが鳴る。
これが、とても嫌な騒音である。
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domingo, 7 de agosto de 2005
サッカー・ブラジル選手権の第18節が終了した。
結果は次の通り:
8月6日(土) 第1日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Botafogo 2 x 0 Paysandu Luso-Brasileiro
16h Atlético-PR 5 x 4 Cruzeiro Kyocera Arena
16h Corinthians 0 x 2 São Caetano Pacaembu
※コリンチャンスは、地元で敗戦。
しかし、1位を転落せず。
8月7日(日) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
16h Juventude 1 x 2 Palmeiras Alfredo Jaconi
16h Paraná 1 x 1 Santos Willie Davids
16h Fortaleza 2 x 1 Flamengo Castelão
16h Vasco 2 x 1 Figueirense São Januário
18h10 Brasiliense 0 x 0 Internacional Boca do Jacaré
18h10 Ponte Preta 0 x 3 Coritiba Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-MG 1 x 2 Fluminense Mineirão
18h10 São Paulo 0 x 1 Goiás Morumbi
※パルメイラスは、レオンが監督に就任後負け無し。
ヴィッセル神戸は、どうだったのかな。
※サンパウロFCは、地元で敗戦。
順位を2部リーグ転落の19位に落とした。
次節の第19節の予定は次の通り:
8月10日(水) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
19h30 São Caetano x Atlético-PR Anacleto Campanella
20h30 Paysandu x Vasco Mangueirão
20h30 Coritiba x Atlético-MG Couto Pereira
20h30 Palmeiras x Ponte Preta Parque Antarctica
21h45 Internacional x Corinthians Beira-Rio
21h45 Figueirense x São Paulo Orlando Scarpelli
21h45 Cruzeiro x Botafogo Mineirão
8月11日(木) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
20h30 Fluminense x Fortaleza Raulino de Oliveira
20h30 Santos x Brasiliense Vila Belmiro
20h30 Flamengo x Paraná Luso-Brasileiro
20h30 Goiás x Juventude Serra Dourada
(第18節を終了しての順位)
順位 チーム名 勝ち点 試合数 勝 分 負 得 失 得失差
1º - Corinthians 34 18 11 1 6 39 35 4
2º - Ponte Preta 33 18 10 3 5 29 23 6
3º - Paraná 32 18 9 5 4 29 18 11
4º - Botafogo 31 18 10 1 7 26 23 3
5º - Santos 31 18 9 4 5 34 24 10
6º - Fluminense 31 18 9 4 5 28 21 7
7º - Goiás 30 18 9 3 6 27 22 5
8º - Internacional 30 18 9 3 6 29 25 4
9º - Cruzeiro 30 18 8 6 4 36 28 8
10º - São Caetano 28 18 8 4 6 24 22 2
11º - Fortaleza 27 18 8 3 7 22 23 -1
12º - Juventude 26 18 7 5 6 29 31 -2
13º - Palmeiras 25 18 7 4 7 31 27 4
14º - Coritiba 25 18 7 4 7 26 26 0
15º - Atlético-PR 22 18 6 4 8 26 27 -1
16º - Brasiliense* 20 18 5 5 8 21 28 -7
17º - Flamengo 19 18 5 4 9 21 27 -6
18º - Vasco* 18 18 5 3 10 31 45 -14
19º - São Paulo 18 18 4 6 8 24 26 -2
20º - Figueirense 15 18 3 6 9 19 30 -11
21º - Atlético-MG 13 18 3 4 11 25 31 -6
22º - Paysandu 13 18 3 4 11 24 38 -14
※コリンチャンスは、後を追うポンチ・プレッタなども負けたため、1位に残った。
※サンパウロFCの19位以下は、来年自動的に2部に落ちるゾーンである。
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ブラジル・サンパウロの市内各所で開催されている「早朝青空市」。
野菜や果物の取り合い使いが多いのであるが、花卉の店もある。
ここサンパウロの中央卸売市場であるセアザは、特に多くの店が集まっている。





蘭だけを取り扱っている店もある。

日曜日は一般人向けなのであるが、
他に、花卉だけの卸売りの日がある。
毎週、火曜日と金曜日である。
この日には、市内で花屋をやっている人たちが集まってくる。
朝の6時頃から昼前まで開催されている。
このときも一般人でも行けるのであるが、いちおう卸なので販売のロットが多い。
やはり一般の人には向いていないようである。
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Terra Paulista、「サンパウロの大地」とでも訳したらよいのであろうか。
この本は3冊からなっている。
次の3部立てである。
「歴史」

「芸術」

「風俗」

サンパウロ州の黎明期から1900年代初頭までの貴重な資料が、色々と掲載されている。
実は、一度書店で見つけていたのだが、そのときは買いそびれていたら無くなってしまった。
書名も覚えていなかったので、発注することもできなかった。
次に見つけるまで、数ヶ月を要した。
(参考)ISBN 85-7060-295-2
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ブラジル・サンパウロのイジェノポリスのアンジェリカ大通りにある郵便局の中である。

日本の郵便局と何も変わりはない。
入ると、番号札をとる。
そして、自分の番号が呼ばれるまで待つのである。
そして窓口に行って、用件を済ませるのである。
意外に局員はきびきびしている。
ブラジルの郵便局では、口座ももてる。
銀行のような業務もやっている。
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ブラジル・サンパウロのイジェノポリスにあるブエノスアイレス公園の入り口に、告知があった。

「無料で狂犬病の予防注射」とある。
拙宅の犬は、このブエノスアイレス公園の脇にある獣医で、つい先日注射をしたばかりであった。
このブエノスアイレス公園は、犬好きのメッカのようなところで、終日散歩の犬でいっぱいである。
最高級アパート街で、注射をしていなさそうな犬はいないと思う。
それに、野良犬もほとんどいないのである。
でも、ここは例外である。
郊外に行けば行くほどサンパウロ中に、野良犬がいっぱいいる。
飼い犬なのかどうか、飼い犬であっても放し飼いの所は多い。
狂犬病は、今も現実にここでは発生しているのである。
もちろんその恐ろしさは、貧しい人でも知っているので、むやみに怪しい犬には近づかない。
咬まれることをとても恐れているのである。
吸血コウモリが狂犬病を伝染させるアマゾンからは、数千キロ離れているが。。。。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サッカーのサンパウロFCの本拠地モルンビー競技場である。

サンパウロで最大の競技場で、クラブの所有物である。
クラブの敷地も広大である。
スポーツクラブとしての諸施設が、競技場の背後にある。
モルンビーというのは、この競技場がある地区の名称である。
富裕層の別荘、小農場そして山林が多かったのであるが、
1960年代以降に、宅地開発された。
高級住宅街である。
サンパウロの中心部からは南西に10キロほどで、かなり距離がある。
土地の単価は安いのであるが、敷地が1000平米以上の大きいものばかりなので、価格は高いものとなる。
スーパーはおろか、新聞やパンを買うにも車が無くてはどうにもならない地区でもある。
この競技場は、そのモルンビーのやや南西側に位置している。
近くには、サンパウロ州知事官邸もある。
さらに、ブラジル最高の医療水準を誇るユダヤ系のアインシュタイン病院がある。
水準は高いだけあって、費用も非常に高いそうだ。
富裕層のための病院だ。
競技場が大きいだけに、試合の時は付近の道路はかなり混雑する。
駐車場も、クラブの会員向けに割と整っている方ではあるが、とても足らない。
付近の邸宅街の前も、路上駐車でいっぱいになる。
観客が溢れて、大きな道さえも一時的に通行止めになることも多い。
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sábado, 6 de agosto de 2005
ブラジル最大のマスメディアであるGLOBO。
そのGLOBOが、この2週間以上、キャンペーンの告知をしていた。
"Criança Esperança"(=子供の希望)というもので、ブラジルのたくさんいる恵まれない子供の状況を改善しようという運動である。
今年で、20週年という事で、また一段と力が入っている。

ユネスコも関わっている。
ニュースの時間にも、このキャンペーンの活動などがレポートされて、更に寄付金を求める告知がなされていた。
そして、今日(8月6日)の22時から、サンパウロで開催されているショーの模様を放送している。
3時間に渡るショーである。
GLOBOが誇る豪華な陣容である。
サンデー&ジュニオールも当然出てくる。
サンデーの歌は本当に安定している。
シュシャも出て来た。
日本公演をキャンセルしたイヴェッチ・サンガーロも出てくるようだ。
---------------------
ブラジルにこういった社会運動が増えてきた。
たとえ、このようにテレビ局の主導によるものであっても、その結果が出ていればそれでよいのではないだろうか。
「ブラジルが、確実に良くなっている」ことが、大切なことだ。
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サッカー・ブラジル選手権の第18節第1日目の試合が行われた。
パカエンブー競技場では、コリンチャンス対サン・カエターノの試合が行われた。
試合開始は16時であったが、朝から周辺では店作りが始まっていた。
15時過ぎには、競技場を囲む列が出来ていた。
いつものように、花火は上がり、大騒音となっていた。
試合は、なんとホームのコリンチャンスは、0対2で敗れてしまった。

その割りには、競技場からの歓声はとても大きかったのであるが。
コリンチャンスは前節でせっかく1位になったいうのに、明日の2日目の試合結果次第では3位にまで転落しかねない。
19時になる前には、あたりはすっかり静かになった。
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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている。
サンパウロのサッカー場を見ていこうと思う。
もちろん、最初は近くのパカエンブー競技場である。

コリンチャンスの本拠地となっているが、市営である。
60年前に、北に向かって開いているパカエンブーの谷の自然の地形を利用して建設された。
周囲は、高級住宅街である。
一切の商業的利用は禁じられているくらい用途規制の厳しい地区である。
住民のレベルも高く、自治意識も高い。
大きな街路樹のある道路は、自然の等高線とほぼ一致するので、曲がりくねっているように見える。
この街路樹も大きくなりすぎて、倒れて停電の原因となったり、繁って日当たりを悪くして、問題がないわけでもない。
しかし、街路樹を市の許可無く、伐採することは、犯罪である。
イジェノポリス地区は、最高級アパート街である。
故アイルトン・セナのアパートも、パカエンブーの谷を望むここにあった。
サンパウロの目抜き通りのパウリスタ大通りからも、すぐの所なのである。
コンソラソン大通りを北東に行くとすぐに、歴史的中心地区のセントロである。
もっとも、市内中心部にあるサッカー場である。
4万人は入るようであるが、通常は安全などを考えて3万4千人程度しか入れない。
サッカー場としての利用の他に、ロックのコンサートなども開かれたりする。
また、宗教の集まりにも利用されている。
サッカーの時よりもこういった時の方が、遙かにうるさいのである。
周辺道路は、催し物の時には渋滞をする。
時には、人が溢れるので、一時的に通行止めになる。
また、十分な駐車場がないので、付近の住宅地の前を、自分の駐車場であるかのようにして、商売をするもの達が出てくる。
こういった商売をするもの達を、フラネリーニャという。
都心に近いだけに、通過車両も多く、日曜日を除いてはとても静かな環境とも言い難い。
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ブラジル・サンパウロで開催されていた"EXPOMILK"という展示会。
ブラジルが、酪農業・乳業にも力を入れている。
連邦政府の農業省も、そして業界もまとまっている。
この展示会では、特に酪農家向けの色々な参加者があった。
人工授精業者。


搾乳、貯乳設備業者。




検査薬業者。
政府機関(輸出振興、中小企業振興、農業振興)
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ブラジル・サンパウロの最高級アパート街の一つであるイジェノポリス地区。
そこを貫くアンジェリカ大通りに面したスーパーの前には、いつも物乞いがいる。
顧客が出入りする入り口の前にいるのであるが、店のガードマンは排除はしない。
この場所には、ながく「足を不自由に見せた」老人が陣取っていた。
前に紹介したことがある老人で、時間が来るといずこかへとすたすたと歩いていった老人である。
ところが、この日は新たなメンバーに変わっていた。
母親と子供3名である。
このうちの一人の子供は、150メートルほど先にいた子供に似ていた。
でもそこでの母親はもう少し痩せていたような気がした。

また、子供を貸し借りしているのであろうか。
このスーパーを中心に、200メートルくらいの範囲に数組の物乞いがいる。
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ブラジルにだって「郵便制度」はある。
ちゃんと機能している。
(時々、無くなるという説もあるにはあるが。。。。)
ダイレクトメールも、たくさんやってくる。
郵便局は、街のあちこちにある。
郵便はCorreioコヘイオという。
今日8月5日は、日本へ郵便物を発送しに郵便局へ行った。
送付したのは、雑誌2冊とポスター4枚で、475グラム。
日本まで4-6日で着くというものを選んだ。
21.60レアル。(約1000円)
窓口ではすべてコンピューターで処理しているのであるが、画面を見ていると、
仕向地と重量を入れると、金額が出てくる。
さらに、いくらの額面の切手を何枚貼るのかまで指示を出している。
日本であれば、窓口で郵便を発送すると普通の切手を貼ってはくれないのだが、切手を貼るとしても郵便局員もこんな指示が無くともいくらの切手を貼ればよいのかなどの組み合わせは、直ちに頭の中で計算できるはずだ。
算数があまり得意ではない「ブラジル人」には必要なデータかもしれない。
実際に切手を貼っていくのであるが、あちこちのスペースが空いたところに20枚ほども貼っている。

すべて画面の指示の通りである。
高額の額面の切手はないようだ。
ハーパーインフレの時代であれば、切手の発行がインフレに追いつかなくて、何十枚も貼るのも当たり前で、重ねて貼り、さらに裏まで使っていた。
今は、インフレは収まっているのだからもう少し高額の切手を発行すればよいと思うのである。
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「燦鳥」が「新鳥」ではなんだかわからないであろう。
「燦鳥」は「サントリー」と発音した。
サントリーが、海外各地で展開していた高級日本食レストランである。
ブラジルサンパウロにも、この「燦鳥」が20数年以上営業していた。
サンパウロの中心業務地区のパウリスタ大通りからちょっと下がったところで、立地としては申し分のない場所であった。
日本からの進出企業の現地法人の本社や支店は、このあたりに多い。
また、駐在員の居住地区でもあり、「自腹」でも何とかなる駐在員の需要も十分に狙っている立地である。
日本企業もよくここで、色々なパーティーを開催していた。
内装も落ち着いており、寿司コーナー、鉄板焼きコーナーなどの他に、個室も色々とあった。
価格の方も、サンパウロの日本食レストランとしては最高の部類であった。
でも、富裕層のブラジル人も来ていて、賑わっていたようだった。
味の方であるが、
これが、よくぶれるのである。
板前さんが変わるたびに、特に寿司コーナーは、値段にふさわしくないときもなかったわけではない。
かなり昔のことであるが。
とにかく、サントリーの経営ということなので、日本から来た重要なお客が日本食を所望されたときには、お連れすることが多い。
サントリーが経営する、最高級のレストランですというと、多少味がどうこうでも、文句はサントリーに向かい、こちらには来ないからである。
よく知らない、気むずかしそうなお客さんの場合は、とくにかく「燦鳥」にお連れしていた。
ちょっとくだけた人の場合には、別の気楽な店に連れて行った。
このサンパウロの「燦鳥」の身売り話が、今春から出ていて、正式に発表されたのが2-3ヶ月前であったろうか。
日系の人たちが、新たに経営するようになった。
日本からの企業の弁護士をしていたジョージ・サエキ氏と、元エネルギー大臣を務めたウエキ氏のそれぞれの関係者が共同で経営者になったということだ。
そして、「燦鳥」は「新鳥」に名前を変えたわけである。
看板だけがかわった。

さて、味の方はどうだろうか。
サントリーは、ブラジルでレストランを経営して儲かっていなかっただろうとは予想がつく。
昔々は、インスタント・ラーメンも作っていた。
「インスタメン」というブランドだった。
いまは、ブラジルからバルク・ワインでも輸入しているくらいなのだろうか。
今後、日本企業の「接待用レストラン」は、どこになるのだろうか。
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sexta-feira, 5 de agosto de 2005
日本の8月6日は、広島に原爆が世界で最初に投下された日である。
広島に投下された時間8時15分は、ブラジルでは8月15分20時15分である。
ブラジル最大のメディアGLOBOは、この一週間ほど原爆投下から60年を特集していた。
ブラジルにも広島や長崎出身の移民の中に被爆者もおられる。
この方々に、インタビューをしたり、また特派員を派遣して広島からのレポートを流していた。

平均視聴率30%の今晩20時15分からのニュースでは、トップニュースであった。

この時間に日本で行われている広島からの慰霊祭の実況中継の映像が流れた。

ブラジルのニュースで、海外からレポー他の映像ではなく、こういった儀式の実況中継が流れるのはそう多いことではない。
なんだかローマ法王の一連の出来事以来であるように思う。
約7分に渡って、このニュースが続いた。
被爆直後の映像。
被爆者の痛ましい姿も流れる。
今の広島の映像。
原爆資料館の展示物。
資料館を訪れた人たちへのインタビュー。
ブラジルだって、ちゃんとこうやって平和教育ための報道をしているのである。
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ブラジル・サンパウロの市内各所で開催されている「早朝青空市」では、切り花や苗も販売している。
毎週日曜日に、サンパウロの中央卸売市場のセアザで開催されているものは、規模も大きいこともあり、この切り花や、花や木の苗のスペースも大きい。

これらについても、日系人の取り扱いが多い。
花の苗などを見ていると、日本で普通に売られているものと、あまり変わらない種類のものを売っている。
日本で売っているものにも、南米原産のものなどが多いので、同じようになっているのであろう。

花卉の農家は、日系人とオランダ系の人たちが多いという。
木の苗では、ちょっと違う。
果物がなるものが多く売られている。
でも、買った人にいわせると、「ならない」と文句を言っている。
買ったあとの栽培に問題があるようにも思える。
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ブラジル・サンパウロの中心部に近いリベルダーヂ地区。
その中で東洋人街と呼ばれるところは、元々は日本人移民が集まって、賑わっていたところである。
いまでも、東洋人街の街灯は提灯のようなデザインになっている。
リベルダーヂ大通りとバロン・ヂ・イグアペ通りの角に、この建物はある。

もう何年も空き家のままである。
10年15年ではきかないと思う。
その割には荒れ果ててはいない。
この場所には、「シネ・ニテロイ」という日本映画の専門上演館があったのだ。
行ったことがある。
古い古い、そしてかなり雨降りのフィルムの映画をやっていた。
繰り返し何年も何回も上映していたのであろう。
おもに、1950-1970年代の映画が中心だった。
時代劇や初期の寅さんをやっていた。
しかし、お客はほとんどいなかった。
新しい映画が入ってこなくて、客が飽きたこと。
その客も、移民たちの減少で減ったこと。
日本からビデオが入ってきたこと。
そういったような理由で客が減り続け、閉館を余儀なくされたようだ。
もう一軒別の所にも、映画館があった。
そちらも、同じような理由で同じ頃に閉館してしまった。
二昔前の、場末の映画館そのもののような所であった。
途中でフィルムが焼けて、切れてしまった。
日本人移民たちで溢れていた頃の、リベルダーヂの話を聞くと隔世の感がある。
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ブラジル・サンパウロには、書店は日本のようにはない。
とはいうものの、中心業務地区などには、かつてよりは書店が多くなったようだ。
当たり前のことであるが、日本でのように興味ある本を見つけるのは簡単ではない。
やはり漢字は表意文字であるので、タイトルを見て内容をつかみやすい。
書籍の背のタイトルを読むのは、ちょっと面倒である。
それでも、まめに書店を廻っていると、興味深い書籍との出会いがある。
その時には、躊躇せずに購入するべきだと学習した。
次の機会には、もう無くなっている可能性が高いからだ。
もちろんタイトルなんか覚えていない。
店員に、その本のことも説明するのは難しいものである。
何しろ、ポルトガル語なのであるから。
「どんな本でしたか」「うーん」
「誰の本ですか」「うーん」
「タイトルは」「うーん」
「何か無いですか」「うーん」
そんな調子である。
そういうある日見つけたのが、この本である。

タイトルは、SAO PAULO METROPOLE(=サンパウロ大都市圏)
昨年のサンパウロ創基450年の記念出版の一つである。
サンパウロの大都市圏の諸相を何十種ものの地図で示したものである。
政治構造、
交通構造、
自然構造、
人口構造、
住宅、
上下水道、
ゴミ処理、
いずれ、内容は個別に紹介していきたい。
(参考)ISBN 85-314-0803-2
ISBN 85-7060-197-2
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quinta-feira, 4 de agosto de 2005
サッカー・ブラジル選手権の第17節が終了した。
結果は次の通りである。
8月3日(水) 第1日目
開始時間 試合結果 競技場
19h30 São Caetano 1 x 1 Juventude Anacleto Campanella
19h30 Brasiliense 1 x 2 Cruzeiro Boca do Jacaré
20h30 Atlético-PR 1 x 0 Goiás Kyocera Arena
20h30 Atlético-MG 2 x 2 Paysandu Mineirão
20h30 Corinthians 3 x 0 Coritiba Pacaembu
21h45 Internacional 0 x 1 Santos Beira-Rio
21h45 Paraná 2 x 0 Botafogo Pinheirão
21h45 Flamengo 1 x 0 Ponte Preta Luso-Brasileiro
※コリンチャンスが勝利し、ポンチ・プレッタが敗れたために、コリンチャンスは1位になった。
8月4日 (木) 第2日目
試合開始 試合結果 競技場
20h30 São Paulo 3 x 3 Palmeiras Morumbi
20h30 Fortaleza 5 x 2 Figueirense Castelão
20h30 Fluminense 3 x 2 Vasco Raulino de Oliveira
※サンパウロFCは、前監督のレオンが率いるパルメイラスと対戦した。
3対0とリードしたにもかかわらず、追いつかれて引き分け。
次節の第18節の予定は次の通り。
8月6日 (土) 第1日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Botafogo x Paysandu Luso-Brasileiro
16h Atlético-PR x Cruzeiro Kyocera Arena
16h Corinthians x São Caetano Pacaembu
※コリンチャンスは、またもやパカエンブ競技場で試合である。
チケットは今日から販売で、窓口には列が出来ていた。
この試合には、行かないつもりである。
8月中には、まだ2試合もパカエンブーの試合が予定されている。
8月7日 (日) 第2日目
試合開始 試合予定 競技場
16h Juventude x Palmeiras Alfredo Jaconi
16h Paraná x Santos Willie Davids
16h Fortaleza x Flamengo Castelão
16h Vasco x Figueirense São Januário
18h10 Brasiliense x Internacional Boca do Jacaré
18h10 Ponte Preta x Coritiba Moisés Lucarelli
18h10 Atlético-MG x Fluminense Mineirão
18h10 São Paulo x Goiás Morumbi
(第17節を終了しての順位は次の通り。)
順位 チーム 勝ち点 試合数 勝 分 負 得 失 得失差
1º - Corinthians 34 17 11 1 5 39 33 6
2º - Ponte Preta 33 17 10 3 4 29 20 9
3º - Paraná 31 17 9 4 4 28 17 11
4º - Santos 30 17 9 3 5 33 23 10
5º - Cruzeiro 30 17 8 6 3 32 23 9
6º - Internacional 29 17 9 2 6 29 25 4
7º - Botafogo 28 17 9 1 7 24 23 1
8º - Fluminense 28 17 8 4 5 26 20 6
9º - Goiás 27 17 8 3 6 26 22 4
10º - Juventude 26 17 7 5 5 28 29 -1
11º - São Caetano 25 17 7 4 6 22 22 0
12º - Fortaleza 24 17 7 3 7 20 22 -2
13º - Palmeiras 22 17 6 4 7 29 26 3
14º - Coritiba 22 17 6 4 7 23 26 -3
15º - Atlético-PR 19 17 5 4 8 21 23 -2
16º - Flamengo 19 17 5 4 8 20 25 -5
17º - Brasiliense* 19 17 5 4 8 21 28 -7
18º - São Paulo 18 17 4 6 7 24 25 -1
19º - Vasco* 15 17 4 3 10 29 44 -15
20º - Figueirense 15 17 3 6 8 18 28 -10
21º - Atlético-MG 13 17 3 4 10 24 29 -5
22º - Paysandu 13 17 3 4 10 24 36 -12
※コリンチャンスは1位になったとはいえ、5位くらいまでは差が少ない。
まだまだ勝ち続けないと安泰とは言えない。
※19位以下は、来年は2部に落ちてしまう。
サンパウロFCはそのすぐ上という位置にいる。
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ブラジル・サンパウロの街のあちこちに、新聞や雑誌を売るスタンドがある。
スタンドというには、ちょっと大きな所もある。
ほかにも、たばこやお菓子なども売っている。
キオスクのようなものである。
ここには、漫画も売っている。
元々は、アメリカンコミック系が多かったのであるが、近年は日本の漫画もその勢いを増している。
棚のスペースを広げている。

日本の漫画は、ページを右から読み進めるようになっている。
日本の雑誌がそうなっているからだ。
だからコマ割も、右から左という流れになっている。
ブラジルでは、本は左から開いていく。
横書きの、アルファベットだから当然である。
日本の漫画には、この本は右から読むようにという注意が書いている。
最初は相当とまどうはずであろう。
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ブラジル・サンパウロは、冬なのだが、この1週間ほど暖かい。
今日も快晴であった。
正午には、26度ほどにまでなったそうだ。
おそらく最高気温は28度くらいにはなったはずだ。
普通は、16時くらいになると気温が下がり始めるのであるが、今日は19時くらいでもまだ昼間の陽気が残っているようであった。
とはいえ、家の中はとても寒いのである。
拙宅は、このような日でも日の当たらないところは16度であった。
築60年の家で、頑丈に作ってあり、壁がとても厚く、熱を通しにくいのである。
当分、この陽気は続くといっている。
湿度はとうとう30%を割ったそうだ。
サンパウロの中心部セントロにあるコパンというビル。
ブラジルリアの建物群を設計した世界的に有名な建築家オスカー・ニーマイヤーの設計によるものである。
快晴の空にそびえている。

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ブラジル・サンパウロの市内各地で開催されている「早朝青空市」(=フェイラFeira)では、野菜と果物と魚。そして肉が主に取り扱われている。
これらの商売をしている人たちをフェイランチFeiranteという。
経営者には、日系人の比率がとても高いのである。
家族でやっている場合も多いが、代が替わるにつれて、段々と人を雇ってきているところも多くなっている。

野菜や花卉の生産者にも日系人が多い。
仲買人も日系人が多い。
ある意味では、サンパウロの野菜や花の流通は日系人が握っていると言ってもよい。
これは、日系人たちが近郊農業に従事したことと、コチアというブラジル最大の農業協同組合があったことなどが大きく関わっている。
ブラジルは、移民の国であり、特にサンパウロは移民が多く入植したところである。
このために、色々な食べ物の移民と一緒にやってきた。
見たこともない野菜も沢山並んでいる。
だが、そういった野菜をちゃんと買い求めている人たちがいる。
特にサンパウロではイタリア系の食品はとても充実している。
だが、日本のものも充実している。
特に、野菜は日本の野菜と変わらないものが手に入る。

日本のキュウリや日本のなすなど、とてもありがたい。
白菜もある。

日本料理には、やはりこのような野菜でないとマッチしない。
イタリア料理には、イタリアのなすやトマトが合うようにである。
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quarta-feira, 3 de agosto de 2005
サッカー・ブラジル選手権の第17節のコリンチャンス対コリチーバは、20時30分にキックオフ。
前半に、コリンチャンスが2点を入れる。
後半も、コリンチャンスがボールをコントロールする場面が多く、終了間際に更に1点を追加した。
結局3対0で、コリンチャンスの勝利。
試合終了は、22時25分。
1位だったポンチ・プレッタが負けたこともあり、コリンチャンスはついに1位になった。
たった今、試合のあったパカエンブー競技場から戻ったところである。
家を出るのがキックオフの30分前くらいで、遅かったこともあり、
入り口が混んでいて、入場に時間がかかった。

試合終了から、座席を離れ、競技場を出て自宅着までは約10分はかかる。
とにかく、コリンチャンスのファンでいっぱい。
試合開始前から、異様な盛り上がりであった。

コリチーバのファンはわずかである。

(白い部分に、わずかに数十人だけである。 でもコリチーバの選手はちゃんと挨拶をしていた。)
有料入場者と無料入場者を加えて、約28千人の入場者。
ほぼ満員である。

前半終了後の、休憩時間には、久しぶりなのであるが、どこからかマリファナの匂いがしてきた。
やはり、試合は生で見るに限る。
自宅前は、今もまだ帰宅を急ぐ人たちでごった返している。
みんな、コリンチャンスの歌を合唱しながらで、とても機嫌が良さそうだ。
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ブラジルのサッカー雑誌PLACARは、月刊である。
でも、特別号も頻繁に発行しているので、隔週刊に近いかもしれない。
2005年のリベルタドーレス杯南米選手権は、サンパウロFCが地元のモルンビー競技場で優勝を決めた。
PLACARは、早速特別号を出した。
"TRICOLOR"とは3色という意味で、サンパウロFCを意味している。
チームカラーは、白・赤・黒だからである。
表紙は、キャプテンのロジェリオ・セニ。

このキーパーは、30歳を少し過ぎているが、選手人生のほとんどをサンパウロFCで過ごしている。
海外のチームに行ったことはない。
サンパウロFCの選手として、600試合を超える出場をして、先般ついに記録を更新した。
おまけに、ペナルティー・キックやフリー・キックが得意なので、隠れた得点王でもある。
おそらく、日本でもそのキックを見せてくれることであろう。
サンパウロFCのリベルタドーレス杯南米選手権優勝を記念して、折りたたみのポスターも少なくとも4種類が販売されている。
このポスターは、ロジェリオ・セニと、バックスのヂエゴ・ルガーノが写っている。
ヂエゴ・ルガーノはウルグアイ代表である。

広げると、選手の集合写真の大きなポスターになる。
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ブラジル・サンパウロは、大都市である。
人口は1000万人を超えている。
サンパウロ市そのものの増加率は鈍化している。
すでに周辺都市の方へ、増加は移っているのである。
そのサンパウロは、ブラジルの中でも歴史は短くはない。
昨年が、サンパウロの創基450年目という年であった。
インヂオが住んでいた土地の隣で、イエズス会の宣教師アンシェッタが、ここは「神に約束された祝福の地」とインヂオの教化を宣したことによる。
インヂオがそれを理解していたかは問題ではない。
その後、しばらくはサンパウロは発展していない。
海岸から遠いことと、海岸から来るには崖を越えなければならないからである。
最初のブラジルの中心地はバイア州のサルバドールである。
ここにポルトガルの統治拠点が置かれた。
ゴムやサトウキビなどが、ブラジルの産物だった。
当時金などはまだ発見されておらず、あまり価値のない植民地という扱いだったようだ。
ポルトガルにとっては、アジアの植民地との交易に重点を置いていた。
アジアとの交易で力を失ったあとに、残されたブラジルに力を入れざるを得なかったというのが本当のところのようだ。
時代はすすみ、ミナスジェライス州で金が発見されて、小さな鉱山都市が沢山できた。
この積出港が、リオ・デ・ジャネイロである。
ブラジルの中心地は、リオ・デ・ジャネイロになった。
ナポレオンに追われて、ポルトガル国王も英国の軍艦でリオ・デ・ジャネイロにやってきた。
これで、ブラジルは植民地から本国になった。
コーヒーの栽培が始まった。
当初は、リオ・デ・ジャネイロの近郊から始まった。
サンパウロの開拓が始まるのはこれ以降といってもよい。
サンパウロ州の内陸部は肥沃な土地であった。
コーヒーの栽培に向いていた。
このコーヒーの集積地がサンパウロであった。
コーヒーの大農場主たちの大邸宅が、サンパウロにできた。
彼らやコーヒー取引関係者の落とす金を狙って、商業や手工業が発達してきた。
農場の労働力として、移民が続々と海を渡ってやってきた。
サンパウロの都市化は一気に進んだ。
そういったサンパウロの1940年までの都市化の記録の本がある。
博物館に掲示されているような当時の古い地図が同梱されている。
1940年頃までのサンパウロは、小さな街だったのである。

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ブラジルには、カジノはない。
隣国のパラグアイやウルグアイにはある。
賭けるお金と暇のある人は、行くだろう。
ラスベガスにだって。
賭け事といえば、宝くじのようなものなどはいろいろある。
また、街の中には「BINGO」という看板があるが、これも一応賭け事である。
今は、合法であるが、何度も合法ではなくなったりしてきていた。
この「BINGO」は、日本でいえばパチンコ屋のようなもので、結構高齢者が多い。
豪華な内外装の店もあるが、敷居は高くない。

一軒の家が住宅街にある。
あとから付けた高い塀に囲まれていて、中の様子は窺い知ることはできない。
この住宅街は、一切の商業取引活動は禁止されている地区である。
塀の中には、看板はあるが、みただけでは何の商売なのかはっきりしない。
入り口には、屈強なガードマンがたいだい2名いる。
特に夜はそうだ。
毎晩、10台くらいの車が付近に路上駐車する。
家の敷地の中にも、数台の車。
ここは、非合法な「秘密カジノ」である。
ルーレットやバカラなどをやっている。
たぶん、そのうちに摘発されることであろう。
この地区は、住民自治の意識が極めて高いからである。
社会的な地位も高い人が多いので、警察も相手にしてくれる。
まあ、こういうものがあるとこの付近だけは治安が保たれる一面もないでもない。
拙宅のすぐ近くなのである。
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terça-feira, 2 de agosto de 2005
2005年のリベルタドーレス杯南米選手権は、ブラジル・サンパウロのサンパウロFCが、3週間ほど前に優勝したわけだ。
これを記念して、色々な出版物が、街中の新聞・雑誌売り場に並び始めている。
サッカー雑誌のPLACARでは、特別号に、ポスターそしてDVDまで発売した。
他の出版社からもポスターが出ている。
サンパウロは地元であるから、余計に並んでいるのかもしれない。
でも、まとめて買い求めたら、ファンかと聞かれた。
ファンでもないのであるが。
DVDである。
価格は29.95レアル(約1500円である)

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ブラジルでは、それぞれの都市にサッカー・クラブがあるといっても良い。
本来はサッカー・クラブだけではなく、スポーツ・クラブで他のスポーツもやっているのであるが、ブラジルなのでどうしてもサッカーに重点があり、歴史もある。
最近は、ブラジルもどんどん強いスポーツの種類が増えている。
バレーボールやバスケットボール。
体操に陸上などもある。
これらのクラブは、その地域の人たちに開かれたクラブで、会員になると各施設を利用できる。
そういった一般の人のスポーツ施設の利用が、クラブの本来の姿と言ってもよい。
ブラジルサッカー協会に登録されているサッカー・チームは、500を超えている。
そのどれもが、プロかというと境界線上のものがほとんどである。
ブラジルは、1部リーグから2部リーグ、そしてその下と階層がある。
テレビで試合を見ることができるのは、2部リーグくらいまでである。
2部でも地元チームの試合では、かなり観客が来ている。
基本的には、地元のチームを応援するのだろうが、サンパウロやリオ・デ・ジャネイロのような大都市ではプロ・チームはいくつもあるので、地域のチームは別れる。
しかし、他の都市とチームと対戦するときはひいきのチームではなくても、地元のチームを応援する向きも多いようだ。
さて、サンパウロの目抜き通りパウリスタ大通りと、ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りの交差点の近くに、サントスFCのオフィシャルショップがある。
一坪くらいしかない小さな店なのである。
サントスFCのユニフォームなどのオフィシャルグッズが販売されている。

オフィシャル・グッズは、インターネットでも購入できるのであるが、ここでは現物を見ることができるので安心である。
レアル・マドリに移籍が決まったロビーニョのグッズは急がないと無くなりそうだ。
ユニフォームは、すべて番号入りである。
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実は、ブラジル・サンパウロはこの一週間暖かい。
毎日、快晴のようなものである。

雲もないし、雨の気配もない。
気温も日中は25度から、時には28度にもなる。
湿度は低い30%くらいである。
だから、とても暑いという感じではない。
歩いていると汗ばむくらいである。
丁度東京のゴールデンウィークの時の気候のようだ。
もちろん、朝夕は13度くらいまでに冷え込むのであるが、日中暖かいことは有り難い。
いずれまた、寒波がやってくるまで、身体を伸ばしたくをしたくなる。
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segunda-feira, 1 de agosto de 2005
8月17日行われる、クロアチアとの親善試合に招集されるブラジル代表選手が発表された。
ロナルドは、ブラジル代表として復帰した。
レアル・マドリに移籍が正式に決まったロビーニョもリストに入った。
新たに代表に招集されたのは、ジュリオ・セザール(インテル・ミラン)とアレックス(PSV)である。
ロナルヂーニョはリストから外れた。
Goleiros:キーパー
ヂーダDida (Milan-ITA),
ジュリオ・セザールJulio César (Inter de Milão-ITA)
Laterais:サイド
カフーCafu (Milan-ITA),
シシーニョCicinho (São Paulo),
ロベルト・カルロスRoberto Carlos (Real Madrid-ESP),
ジルベルトGilberto (Hertha Berlim-ALE)
Zagueiros:バックス
アレックスAlex (PSV),
ジュアンJuan (Bayer Leverkusen-ALE),
ルーシオLúcio (Bayern de Munique-ALE),
ルイゾンLuisão (Benfica-POR)
Meias:MF
エーメルソンÉmerson (Juventus-ITA),
ゼ・ロベルトZé Roberto (Bayern de Munique-ALE),
ジュニーニョ・ペルナンブカーノJuninho Pernambucano (Lyon-FRA),
レナットRenato (Sevilha-ESP),
カカKaká (Milan-ITA),
リカルヂーニョRicardinho (Santos),
ジルベルト・シルヴァGilberto Silva (Arsenal-ING),
ジュリオ・バプチスタJúlio Baptista (Real Madrid-ESP)
Atacantes:FW
ロビーニョRobinho (Santos),
ロナウドRonaldo (Real Madrid-ESP),
アドリアーノAdriano (Inter de Milão-ITA) ,
リカルド・Ricardo Oliveira (Bétis-ESP)
22名である。
ロナウヂーニョと、ロッキ・ジュニオールは、9月4日にブラジリアで行われるワールド・カップ南米予選の対チリ戦には招集される予定。
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今日(8月1日)は、朝の渋滞は普段よりかなり激しかったそうである。
もちろん月曜日ということもあるのだろうが、今日は更に先週までとは違う理由がある。
それは、約一ヶ月間の休みだった私立の学校が再開したのだ。
このために、子供を送っていく親の車や、スクールバスが、学校周辺を埋めたということである。
先週よりも40%も渋滞の距離が伸びたと言うからバカにならない。
私立であるから、無料ではない。
だから、若干お金がある家庭が私立学校に子供を行かせる。
それで、お坊ちゃんやお嬢ちゃんたちは誘拐などの危険に迫られる。
送り迎えが必要なわけだ。
朝の8時前は、学校の前は大渋滞になる。
しばしのお別れに時間がかかる親子もいて、クラクションも鳴る。
時間までに学校に入らなければ、入れて貰えなくなるからだ。
みんな自分のことしか考えていない。
公立を避ける理由は、無料だから余り豊かではない家庭の子供もやってくるので、トラブルをはけたいという親の気持ちがある。
更に、公立は教師のストライキも多い。
(昔は、ほぼ一年ストライキが連続して、授業が無くて、落第したというアホな話もある。)
教育レベルも、公立の方が高い。
無料でレベルが高い公立大学に行こうとすると、私立学校を出ていないと試験に合格するのは難しいという。
公立では高学年になると、学校で事件も起きやすくなる。
門前で麻薬を売っていたりする。
ブラジルの学校は、12時に終わるので、またその時間にも学校前では大渋滞が起きる。
子供のことなので二重駐車もいとわない。
こういう学校のそばに行くときは、時間を考えていくようにしている。
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不幸なことに、お金持ちの子供は、学校帰りにプラプラ歩いて帰ったり出来ないのである。
学校の友達との付き合いなど、簡単には出来ないようでる。
卒業式はあるけど、同窓会もないようだし。
家の近所で、付き添いないしに遊ぶことも難しいし。
ある階層以上の子供はそういう意味で可愛そうである。
ある階層以下の子供は、もちろん可愛そうなのである。
渋谷で午前中から制服でプラプラし、深夜まで歩き回わり、路上に座り込む女子高生なんか、ブラジルではあり得ない。
日本は、「幸せ」なんですよ。
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ブラジル・サンパウロには、最近ちょっと書店が増えてきた。
でも、日本に比べると数も規模も格段に劣る。
本を購入できる人口が少ないのである。
価格も安くはない。
日本にあるような、大型書店もない。
だから、欲しいと思った本を見つけたら、すぐに買うようにした方が良いくらいだ。
ベストセラーをのぞくと、今度いつ出会えるかわからないからだ。
それでも書店によっては、その本の概略を説明すると、コンピューターで検索して棚から発見してくれるし、在庫がなければ、予約もできる。
到着をメイルで連絡までしてくれる。
支払いも実際の商品を見てからでよいので助かる。
予約商品を買うと、価格もかなり値引きしてくれる。
ひいきにしている書店は、Livraria Culturaといって、パウリスタ大通りとアウグスタ通りの交差点にあるConjunto Nacionalというビルの中にある。
支店は、ショッピング・ビラ・ロボスにもある。
店員の質がとても高い。
最近購入した本ではないが”Almanaque-Brasil Socioambiental 2005"という書籍がある。

ブラジルの自然環境問題や社会環境問題を考えるための基礎的な知識を与えてくれる本である。
こういう本だけに「再生紙」を使った装丁になっている。
ISAという組織の発行である。
www.socioambiental.org
(参考)ISBN 85-85994-30-4
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ブラジルのサンパウロの中心からちょっと外れた大きな通り沿いには、モーテルMotelがある。

何軒も並んでいるところもある。
最近は、サンパウロだけではなく、内陸部の街のはずれにもある。
このブラジルのモーテルは、米国や豪州などにあるMotor Hotelではない。
日本にあるようなモーテルである。
経営者に日系人が多いと、かつて聞いたことがある。
もしかしたら、日本から来た文化なのかもしれない。
だから、夜になるとネオンが煌々とついて、とても目立つようになっている。
週末ともなれば、満員である。
宿泊も休息もできる。
内部についても、日本のそれと同じようなものである。
色々な設備がある。
また、平日の日中でも、必要とする人は沢山いるようである。
結構出入りが激しいのである。
特に昼食時間が動きが激しい。
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ブラジル人の生活では、誕生日はとても大切な行事である。
絶対に忘れてはならない大切な行事である。
子供だけではなく大人になっても、大事な行事である。
さて、サンパウロの高級アパート街のイジェノポリスHigienopolisを貫いているのが、アンジェリカ大通りAvenida Angelicaである。
サンタ・セシリアからパウリスタの方に緩い坂道で登って行く通りである。
ここに、アンジェリカ・グリルというレストランがある。

前から、気になっている店であった。
歩いて、その近くに行って、外からのぞいてみたら、悪くなさそうな店だった。
先日来拙宅は、キッチンの大改装工事中である。
だから、どうしても外食が増えている。
先週の木曜日にも外食ということになり、予約もせずにこの店に行ってみた。
ビルの一階にあるこのレストランの内部は日本にありそうな白っぽい店内で、リゾートホテルや結構式場の大ホールのような所であった。
ブラジルには、あまり無い雰囲気のレストランであった。
この店は、シュラスカリアである。
中にはいると、店の約半分が仕切られており、奥の方は貸切となっていた。
奥では、Natalia Kimという韓国系の女の子の誕生日会をするようであった。

19時半頃には始まったのだが、240人も招待しているのだと、店の人がいっていた。
韓国人もこのブラジルにやってくると盛大な誕生日会をやるという習慣になるようだ。
招待客はほとんどが、韓国系の人たちであった。
この店は、まもなく満員になってしまった。
良く見ると韓国系の人たちが何組かいた。
韓国系の人の御用達の店であったようだ。
肝腎の肉はちょっと乾いていた。
サラダ・バーには、サンパウロのシュラスカリアとして当然のように寿司や刺身がある。
わさびもガリもちゃんとある。
この店の割り箸もあった。

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サンパウロで一番価格の割に美味しいと気にいっている店は、前にも紹介したがレパブリカ広場の裏のの方にあるBoi na Brasaという店である。
今日の日曜日の14時過ぎにいったが、いつものように列ができていた。
肉は軟らかく、ジューシーで、大満足した。
20年間通っている店である。
あまり、日本人を見たことがない店である。
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基本的にはB級グルメである。
最近は高級レストランに行く気がしない。
高い値段を出して、美味しいのは当たり前である。
そういうのは、バブルの時に十分に堪能し、そして卒業した。
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