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sexta-feira, 19 de agosto de 2005

ブラジルの「不法占拠」運動 その2 サンパウロ中心部

ブラジルの「不法占拠」運動。

余りにも、絶望的な貧富の差があるところから、「不法占拠」も生まれてきているのだろう。
「真面目に、こつこつやっていれば、そのうちなんとかなる」なんて言葉は、無力である。

不法占拠は農村地帯だけで起きるのではない。
サンパウロの中心部でも起きているのである。

サンパウロ中心部セントロは歴史中心部である。
今でも、株式取引所があったり金融の中心でもある。
役所なども多い。
卸売りの商店街もある。

だが、一歩はずれると荒廃し、うち捨てられたようなビルや倉庫がいくらでもある。
往年は立派だったであろう建物のファサードが汚れ、そして朽ち果てつつある。
メンテナンスをすると、再び輝きを取り戻すと思えるのであるが、いるはずの所有者は手を加えない。

大きな企業は、次から次に新しい業務地区に移っていくので、この地区はますます荒廃に拍車がかかる。
歴史的中心部からは、一流の人の動きが減り、そうして賑わいを失っていく。

この地区の不動産の価値は下落していく。
下落するだけではなく、空き家になっていく。

そういった空き家に、勝手に住みつく者達がいる。
「不法占拠」である。
どこからか鍵を壊して1人が入り込むと、あっというまに全戸が埋まってしまう。

かつての都心の高級アパートも、同様だ。
一部屋に、一家族住みついたりする。

水も出ない。 (どこからも、持ってくる)
下水もつかえない。(何とかする)
電気はない。  (電柱から直接盗電する)
でも屋根はある。

床の上に、拾ってきてマットレスを直接置いて寝る。
そのうちに持ち物が増えてくる。

彼らは、中心部で色々な手段で収入を得ているので、とても便利がいい場所なのである。

露天商。
ゴミ拾い。
物貰い。

時には、ひったくり。

日曜日の都心部には、働く人がいないので、空っぽになる。
このようなビルから表に出てきている住民だけである。

車も通らない大きな道を、子供たちが走り回っている。

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