「王様ペレ」と、法王ベネディクト16世
ローマ法王ベネディクト16世が、初めての外遊に出かけた。
行き先は、出身国ドイツである。
ケルンに滞在中のようである。
世界最大のカトリック信者を抱えるブラジルは、このニュースにかなりの時間を割いている。
8月19日は、ユダヤ教のシナゴーグを訪問している。
キリスト教とユダヤ教の歴史の中でどれだけユダヤ教徒が迫害されてきたかと、謝罪をしている。
まだ、よく20日には、イスラム教徒とも会っている。
更に、ケルンの郊外では、世界中から集まったカトリックの信者たちと祈りを捧げている。
こういったところにも、ブラジルの若者たちも参加しているのだが、
今回、どういうことなのかわからないが、「王様ペレ」が出て来ている。
ペレは、法王の宿舎を訪ねて、面会をしているのである。
法王が、ブラジルにいるのならわかるが、ドイツでペレに会うというのが今ひとつわからない。
さすが、「王様ペレ」と言っておく。
そのペレの息子エヂーニョは、麻薬取引に関わったとして逮捕されて拘留中である。
昨日(19日)、拘置されているサンパウロ内陸部の「厳重刑務所」から移送されて、サントスの裁判所へ連れてこられている。
今後行われる裁判を前に、裁判官の審問を受けた。
エヂーニョは、麻薬の使用は認めているが、組織には関わっていないという立場を続けている。
尚、主犯とされるナルヂーニョも、「全面否認」ということだ。
※ブラジルでは、ベネディクトをベントとしている。
※ブラジルでは、ケルンをコロニアという。
Comments
いつも読ませてもらっています。ブラジルという国でもしお金をたくさん稼ぎたければギャングになるかサッカー選手になるかどっちかだって聞いた事があります。殺られる前に殺れ!!っていうのが普通だと聞きますし。東京に住んでいるのですがこういう風な報道というのはまず入ってきません。
Posted by: intervalo | segunda-feira, 22 de agosto de 2005 03:14