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segunda-feira, 22 de agosto de 2005

ロマリオに続いて、ロナウドも警察に召還 その2

ブラジルでは、麻薬が蔓延っている。

あるところにはあるようだ。
大きな流れでは、コロンビアから欧州や米国向けに大量のコカインなどが運ばれる中継点になっているようだ。

そして、ブラジル国内でもコカインやマリファナ等が流通している。
そういった麻薬のルートをつぶすのが警察の仕事なのだが、網の目のように張り巡らされた組織を壊滅させることなどは到底無理だ。

末端の小物よりも、中間の地域の元締めをときどき捕まえるくらいだが、すぐに新しいルートが出来るようだ。

そういった元締めは、警察の手の及ばない貧民窟(=ファヴェーラ)に拠点を置いていることが多い。
手下はいくらでもいる。
この元締めは、麻薬取引以外にも、何か別の表の顔を持っていることもある。
さらに、稼いだ金をファヴェーラに落としていることもある。
地域のコミュニーティーに貢献していたりする。
だから、ファヴェーラの住民も麻薬のことは知っていても何も言わない。
汚い金でも綺麗な金でも、ファヴェーラに廻ってくるならそのお金が一番である。

有名スポーツ選手も、社会貢献活動をするのがブラジルでは当たり前である。
チャリティーショーをやったり、チャリティーの試合をしたりする。
その地域に出かけて子供たちと交流したり、地域のセンターの建設の助力をしたりする。
特に、ファヴェーラに育った例の多いサッカー選手であれば、今はファヴェーラとは縁のない豪華な暮らしをしていても、ルーツであるファヴェーラの生活の向上のためには、なにがしかの活動をしているのが当たり前である。

ファヴェーラで何かやろうとすると、必ず地区の顔役に連絡を取り、入るようにしなければならない。
警察ではないということをはっきりしておかなければならない。
表の顔役もいるが、裏の顔役もいる。

実際に、ファヴェーラにはいると、裏の顔役が出て来たりするわけだ。

そういった中で、スポーツ選手と麻薬組織のボスとの接点が出来るようである。

警察が、裁判所の許可を得て盗聴している、組織の電話の会話に、こういったスポーツ選手たちの名前が出て来ていることが報道されている。
警察は、こういったスポーツ選手たちに事実関係を聴取したいと、召還している。

今週のブラジルの週刊誌"ISTO E"は、名前の出て来たスポーツ選手や歌手の顔を表紙にした。
この雑誌は、ビジネスマン向けのやや堅い週刊誌である。

capa_400istoe20050822

サッカーブラジル代表のロナウドRonaldoが中心である。
左から、同じくブラジル代表のジュリオ・セザールJulio César。
そして、ロマリオRomário。
ロナウド、歌手のガブリエル・オ・ペンサドールGabriel O Pensador、 ビーチサッカーブラジル代表のジョルヂーニョJorginho。

ガブリエルは、ロマリオの友達で、6月の休暇の間遊び回っていた仲間である。


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TBありがとう。やばい話ですね。 [Read More]

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