ブラジルの「不法占拠」運動 その4 強制退去の後
ブラジルの「不法占拠」。
サンパウロの中心部でも、ビルが占拠されて、住みつかれてしまう。
8月17日(火曜日)に、警察がそういったビルに住みついた住民を強制排除した。
しかるべき司法手続を踏み、自主的な退去を求めた上での、強制排除である。
住民たちは、「正義」をうったえて、話し合いではらちがあかなかった。
警察との住民の衝突では、相互に負傷者が出た
住民は、木材や石を投げた。
催涙スプレーやガス弾、ゴム弾が警察により使用された。
まもなく、女性や子供多い住民は、次々にビルから出て来た。
警察は、住民たちを建物から200メートルくらい離れたところに、隔離した。
市当局は、2年半に渡り住みついた住民の家財道具をトラックに乗せ、市内2カ所で保管するという。
警察は、再び住民が侵入しないように入り口を、セメントと煉瓦で埋め始めた。
ところが、住民たちはこの建物の正面に戻ってきて、移動しないのである。
そのまま、そこで野宿をはじめた。
市当局は、仮の宿舎を用意するといったのだが、聞き入れない。
「ここがいいと」いうのである。
翌朝には、運動の支援グループのボランティアがやってきて、食事を用意したり、トイレを用意したりし始めた。
この場所の運動の指導者である。
MMRC(=中央区住居運動)という。 彼らが占拠していたビルは、公のものではなく、個人のものである。
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