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sábado, 6 de agosto de 2005

ブラジルの「燦鳥」が「新鳥」へ

「燦鳥」が「新鳥」ではなんだかわからないであろう。

「燦鳥」は「サントリー」と発音した。
サントリーが、海外各地で展開していた高級日本食レストランである。

ブラジルサンパウロにも、この「燦鳥」が20数年以上営業していた。
サンパウロの中心業務地区のパウリスタ大通りからちょっと下がったところで、立地としては申し分のない場所であった。
日本からの進出企業の現地法人の本社や支店は、このあたりに多い。
また、駐在員の居住地区でもあり、「自腹」でも何とかなる駐在員の需要も十分に狙っている立地である。

日本企業もよくここで、色々なパーティーを開催していた。

内装も落ち着いており、寿司コーナー、鉄板焼きコーナーなどの他に、個室も色々とあった。

価格の方も、サンパウロの日本食レストランとしては最高の部類であった。
でも、富裕層のブラジル人も来ていて、賑わっていたようだった。

味の方であるが、
これが、よくぶれるのである。
板前さんが変わるたびに、特に寿司コーナーは、値段にふさわしくないときもなかったわけではない。
かなり昔のことであるが。

とにかく、サントリーの経営ということなので、日本から来た重要なお客が日本食を所望されたときには、お連れすることが多い。
サントリーが経営する、最高級のレストランですというと、多少味がどうこうでも、文句はサントリーに向かい、こちらには来ないからである。

よく知らない、気むずかしそうなお客さんの場合は、とくにかく「燦鳥」にお連れしていた。
ちょっとくだけた人の場合には、別の気楽な店に連れて行った。

このサンパウロの「燦鳥」の身売り話が、今春から出ていて、正式に発表されたのが2-3ヶ月前であったろうか。
日系の人たちが、新たに経営するようになった。

日本からの企業の弁護士をしていたジョージ・サエキ氏と、元エネルギー大臣を務めたウエキ氏のそれぞれの関係者が共同で経営者になったということだ。

そして、「燦鳥」は「新鳥」に名前を変えたわけである。
看板だけがかわった。

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さて、味の方はどうだろうか。

サントリーは、ブラジルでレストランを経営して儲かっていなかっただろうとは予想がつく。
昔々は、インスタント・ラーメンも作っていた。
「インスタメン」というブランドだった。

いまは、ブラジルからバルク・ワインでも輸入しているくらいなのだろうか。

今後、日本企業の「接待用レストラン」は、どこになるのだろうか。

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