ブラジルの「トヨタ」 その4
ブラジルでは、車はやはり週末の土曜日や日曜日に売れるらしい。
家族で、わいわいと自動車販売店に行って、あれやこれやと、車をさわるのだろう。
ブラジルで、車の盗難が多いので、みんな自分の車をとても心配している。
人が近づいたり、なんとなく覗いたりされるだけだけでも、ドキドキする。
だから、やたら人の車をながめたりするのもさけたほうがよい。
泥棒と疑われる。
日本だと、見慣れない車や、発売直後の車を見かけると、近づいてながめたりするのだが、ここブラジルでは出来ない。
思いっきり、車をさわったり出来るのは自動車販売店だけである。
だいたい、木曜日から土曜日にかけては、テレビで、車の販売のCMが多くなる。
トヨタの最近のCMである。
現地生産の自家用車は2種類しかない。
カローラのセダンとバンである。
Entrada+36x615レアルなどと書いてある。
Entradaとは、頭金のことである。
頭金を支払って、あとは615レアルを36回払いすることを、OKといっているわけである。
615レアルx36回=22,140レアルである。(約110万円)
それに3年の保険も入っている。(保証ではない)
とすると、頭金はいくらになるのかということであるが、CMには「大きく」書いていない。
この車カローラは、ブラジルでは300万円くらいするのである。
この車の価格は、65.304レアルである。
そして、頭金は、50,000レアルである。
最初に、ほとんど支払うことになるのである。
残りの15,304レアルを、36回払いにすると合計が22,140レアルになるわけである。
凄くアピールするべきポイントなのかどうかわからない。
ブラジルは、世界一金利が高いので、これでいいのかもしれないが。
実は、定価とか頭金などは、CMの最後に小さく、短い時間だが表示されているのである。
とても読めるわけないのである。
これで一応消費者保護の規定を守っていることになるのだろう。
ブラジルでは、これよりもっと多い字数で同様なことを書いてあるCMが多い、いつも一瞬の間に消えてしまう。
消費者に伝わらないと思うのだが。
消費者も気にしないのだろう。
なにしろ、細かに記載が必要なもののCMの対象になる人は、富裕層が多いのだから。
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