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quarta-feira, 3 de agosto de 2005

書籍 その3 サンパウロの都市化

ブラジル・サンパウロは、大都市である。
人口は1000万人を超えている。
サンパウロ市そのものの増加率は鈍化している。
すでに周辺都市の方へ、増加は移っているのである。

そのサンパウロは、ブラジルの中でも歴史は短くはない。
昨年が、サンパウロの創基450年目という年であった。
インヂオが住んでいた土地の隣で、イエズス会の宣教師アンシェッタが、ここは「神に約束された祝福の地」とインヂオの教化を宣したことによる。
インヂオがそれを理解していたかは問題ではない。

その後、しばらくはサンパウロは発展していない。
海岸から遠いことと、海岸から来るには崖を越えなければならないからである。

最初のブラジルの中心地はバイア州のサルバドールである。
ここにポルトガルの統治拠点が置かれた。
ゴムやサトウキビなどが、ブラジルの産物だった。
当時金などはまだ発見されておらず、あまり価値のない植民地という扱いだったようだ。
ポルトガルにとっては、アジアの植民地との交易に重点を置いていた。

アジアとの交易で力を失ったあとに、残されたブラジルに力を入れざるを得なかったというのが本当のところのようだ。

時代はすすみ、ミナスジェライス州で金が発見されて、小さな鉱山都市が沢山できた。
この積出港が、リオ・デ・ジャネイロである。
ブラジルの中心地は、リオ・デ・ジャネイロになった。
ナポレオンに追われて、ポルトガル国王も英国の軍艦でリオ・デ・ジャネイロにやってきた。
これで、ブラジルは植民地から本国になった。

コーヒーの栽培が始まった。
当初は、リオ・デ・ジャネイロの近郊から始まった。
サンパウロの開拓が始まるのはこれ以降といってもよい。

サンパウロ州の内陸部は肥沃な土地であった。
コーヒーの栽培に向いていた。
このコーヒーの集積地がサンパウロであった。

コーヒーの大農場主たちの大邸宅が、サンパウロにできた。
彼らやコーヒー取引関係者の落とす金を狙って、商業や手工業が発達してきた。
農場の労働力として、移民が続々と海を渡ってやってきた。

サンパウロの都市化は一気に進んだ。

そういったサンパウロの1940年までの都市化の記録の本がある。
博物館に掲示されているような当時の古い地図が同梱されている。
1940年頃までのサンパウロは、小さな街だったのである。

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