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sexta-feira, 30 de setembro de 2005

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その10 ダチョウ 2

ブラジルの日系タレントで大人気のサブリナ・サトウSabrina Satoダチョウレースで落ちて、緊急治療を受けた

以下、報道をまとめてみた。

"panico na TV"という番組の司会者で、モデルのサブリナ・サトウが、9月22日木曜日にダチョウから落ちて、サンパウロ州の内陸部アラサツーバの病院に入院した。
Rede TVの「お笑い番組」でこの日曜日に放送予定のマテリアルの撮影で、ダチョウレースを行っていた。

サブリナ・サトウはこの事故で怪我を負い、15日は休息を取らなくてはならない。

この番組の制作プロダクションの最初の発表では、サブリナ・サトウは腿に怪我をして、包帯を巻いている。
対応した医者によると重大な怪我ではない、

競争では、彼女はダチョウのコントロールを失って、落ちた、そして、頭と背中を地面で打った。
彼女とともに、3人のモデルも競争に参加した。
全て「ランジェリー」を纏っていた。

サブリナ・サトウは、同じくサンパウロ州の内陸部のペナポリスの彼女の母親の家に向かった。
そこで、しばらく過ごす。

「頭を打ったので、もっと賢くなる」と言っている。

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サッカー・南米杯 その11 ベスト8のうち3チームはブラジル

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サッカー・南米杯の試合が、9月28日~29日にかけて行われた。

この試合の結果、ベスト8のうち3チームをブラジルが占めることになった。
(まだ2チームは決定していない。10月5日決定予定)

ブラジルの3チームは、コリンチャンスCorinthians、フルミネンシFluminense、インテルナシオナウInternacionalである。
クルゼイロCruzeiroは、敗退した。

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昨日9月29日に行われた、ポルト・アレグレでのインテリ・ナシオナルの試合は大変荒れた試合であった。
選手も、観客もである。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選 対ベネズエラ、対ボリビア戦 その4 スケジュール

サッカー・ブラジル代表のワールドカップ南米予選の対ボリビア・対ベネズエラ戦について、合宿および試合までのスケジュールが発表された。

ブラジルサッカー協会(CBF)ブラジル代表局は、10月9日の対ボリビア戦および10月12日の対ベネズエラ戦のブラジル代表のスケジュールを9月27日発表し、翌々日の29日に一部変更した。

選手は、10月5日11時に、リオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビン国際空港もしくはサントス・ドゥモン空港に集合し、テレゾポリス市グランジャ・コマリーの代表合宿所へ向かう。
最初のトレーニングは、16時30分から。

木曜日から金曜日までは、トレーニングは15時45分に始まる。
土曜日は、9時15分から開始となる。
一行は、土曜日に、リオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビン国際空港から20時45分に定期便でボリビアのサンタ・クルーズ・デ・ラ・セラのビル・ビル空港へ向かう。
サンタ・クルーズ・デ・ラ・セラでは、代表はホテル・ビガンヴィラスに宿泊する。

日曜日には、もう一度飛行機に乗り、一行はサンタ・クルーズ・デ・ラ・セラからラ・パスに現地時間12時45分に出発する。
ラ・パスのエル・アルト空港から直接に試合の行われるエルナンド・シレス競技場へ向かう。
現地時間16時(ブラジル時間17時)に試合が行われる。

同日中に、ブラジル代表はベレンに、ラ・パスを現地時間19時15分(ブラジル時間20時15分)に向かう。
ベレン着は、10月10日月曜日の2時20分頃を予定している。
パラ州の州都ベレンでは、ヒルトンホテルに宿泊する。

ベレンでは、トレーニングは17時に始まる。
ベネズエラとの試合は、10月12日水曜日の21時30分に、マングェイロン競技場で始まる。

代表は、10月13日木曜日の1時にベレン国際空港を出発し、リオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビン国際空港には4時30分、そしてサンパウロのグァリューリョス国際空港には6時10分に到着する。

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(クリックすすると拡大する)

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ブラジル・サンパウロの「中国人」

ブラジルに、中国人がやってきたのは実は日本人より早かったそうである。

19世紀末には、建設作業員などとしてやってきたという。
米国の大陸横断鉄道に従事したような作業員が、その後永住したようなものに似ている。
しかし、どうもブラジルは住みにくかったようで、大きな足跡を残していない。
米国などに移ったのかもしれない。

20年くらい前のサンパウロでは、中国人といえば台湾系の方が多かったようだ。
台湾系の方だから年配の方は、日本語を流暢に話されていた。
堅実な生き方をされていたのだろう。
そのころから変わらず営業を続けられているホテルが東洋人街リベルダーヂに2軒はある。
万里ホテルと、ホテル・バロン・ルーだ。
でも、絶対的な人数が少ないのか、サンパウロでは大きな存在感はなかった。
もちろん、中華料理店もリベルダーヂや市内各所に美味しいのがあったが、今もそうだが昔も日本レストランの方が軒数が多い。

でも、昔、サンパウロ市から内陸に行くと、経営している人には悪いが、日本食レストランのレベルがもの凄く落ちていたので、地方都市に行くと中華料理店の存在はとても有り難かった。
地方の中小都市に行くと、レストランといっても「シュラスカリア」しかなかったし、それも肉が固く、葉野菜のないものばかりであったからだ。
だから、野菜の多い中華料理がたまには食べたくなるのである。
それに、中華料理は日本食に比べるとかなり廉価である。

ところが、最近は中国人がとても目に付くようになった来た。
韓国人は、もう40年近い歴史を持ち、実業を持って落ち着いてきた様に思える。
しかし、どこの地方の出身者かはわからないが中国人は、まさに今続々とやってきつつあるようだ。

この中国人というのは、良く言われるように、農村に住みつくわけではなく、都市に住みつく傾向がある。
サンパウロでも目に付くのはそういうことだろう。

そして、早速小さな商売を始める。
露店から始まり、そして小さな店を持つのである。
今、ちょうど小さな店を持ってきたところである。

そして、何を取り扱うというと、もちろん中国食材店などもあって、これは大変重宝しているのであるが、一番多いのは「電子・電気機器店」である。

つまり、コンピュータ部品や周辺機器を取り扱っているのである。
サンパウロでは、セントロの問屋街の一つであるフローレンシア・ヂ・アブレウ通り、サンタ・エウフェジェニア通りそして、パウリスタ大通り付近の雑居ビルで、数平米の店を経営している。
ちょうど、秋葉原のガード下にあるような店である。
狭いスペースに、色々なアイテムが並んでいる。
どの店も同じようなものを取り扱っているのだが、徐々に専門化は進んできているようだ。

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これらの店は、いつも人でごった返している。
何しろ価格が、普通の店で買うより2-5割は安いからである。
何となく、怪しいのだがこれだけ安ければ、「試しに」買ってみたくなる。
実は、DVDなどはここで買っている。
一応、一流のブランドのついたバルクものもある。
クレジットカードも使える。
応対は、中国人ではなくても、奥で財布を握っているのは必ず中国人である。

何故、このように安いのかというと、家族経営ということもあるかもしれない。
社会保険などを負担していないからかもしれない。
空きビルを利用したようなところも多く、家賃もとても安いのだろう。

でも、本当に安い理由は、これらの商品が「密輸品」だからだ。
どうも、中国人達はこの「密輸」について、特別な能力を持っているようだ。

ブラジルで過去最高の密輸を行った男として、いつも引き合いにでるのが、ラオ・キン・ションというブラジルに帰化した中国人。
昨年逮捕されたのだが、身柄をブラジリアに連れて行かれて、いまだに釈放されていない。

密輸品には、中国製のものが多く電子・電気機器の他、玩具、スポーツ用品、たばこ、酒類などが多いそうである。
本物もあるが、偽ブランド製品も多いということだ。

これらの密輸品は、海路で、中国や米国でコンテナーに詰められて、サントス港で荷揚げされて、虚偽申告で入ってくるものもあるようだ。
昨日(9月28日)には、サントスで100コンテナ以上のものが税関によって摘発されている。
(輸入者が中国人かどうかは、明らかにされていない。)

また、隣国パラグアイから、陸路で持ち込まれるものも多い。
有名なイグアスの滝のあるところにあるパラグアイサイドの街で物品を買い付けて、バスでどんどん持ってくるのだが、これもよく摘発されている。

パラグアイに行くと、ある程度の金額まで物品は免税扱いされるのだが、それを大幅に超えて持ってくるのである。
正規の免許のない観光バスが、「にわか観光客」を乗せて夜ごとサンパウロから出発している。
ところが、このにわか観光客つまり担ぎ屋には中国人はいないようなのだ。
担ぎ屋のようなことは中国人の趣味に合わないのだろう。

いったん、何らかの手段でサンパウロに着いた密輸品を取り扱う中国人の元締めがいて、そこから一般の中国人へ卸されるようだ。
ブラジルの外、中国はもちろんパラグアイや米国にも中国系のネットワークはあるようだ。

10日ほど前、サンパウロのビルで密輸品や海賊版商品を置いてある倉庫が摘発された。

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そして、中国人が逮捕された。
中には、やはり不法滞在の者もいたという。

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取り調べを受けるこの女性の「微笑み」には、生きていく「逞しさ」を感じる。

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こういったどこに行っても「遵法精神」に欠ける人が多くいる民族を束ねることになる、「中央政府」は大変だと思う。
かの国では「上に政策あれば、下に対策あり」というそうが、正しくブラジルでもそれを地でいっているであろう。
幸いなことに、ブラジルでは死刑制度はない。

日本人は、ここまでして生きていけるだろうか。
生きていけたとしたら、その時には日本社会には戻れないだろうし、日本人ではなくなっていると言われるだろう。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その14 パウリスタ大通り9

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る。

一番集まっているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通りである

ペアの「牛」がいた。
更に立ち上がっている。
「牛」と言うより、アニメの主人公のようだ。

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パウリスタ大通りの端から端まで歩いて、歩道にいた「牛」は全て見た。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その9 ダチョウ 1

ブラジルの日系人タレントとして、大人気のサブリナ・サトウSabrina Sato

レギュラーで出演しているrede TV局のPanico na TVという番組では彼女のコーナーを持っている。
毎週、色々なことにチャレンジさせられるのである。

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先日、各テレビ局についての良いところ悪いところについてアンケートの結果が出ていた。

もちろん、一番評価が高いのはGLOBO局である。

その次は、Cultura局である。
文化的なプログラムばかり放送しているから当然だ。
3位は、シルヴィオ・サントス率いるSBT。
さらに、Record局さらにBandeirante局と続く。

rede TV局については、よい評価は全くなく、番組の「レベルが低い」というマイナス評価があった。
このpanico na TVという番組を流しているのだから、当然だろう。

もっともこのアンケートによる各テレビ局の評価と、視聴率には相関関係は全くない。

さて、9月25日panico na TVでは、スタジオにサブリナ・サトウの姿はなかった。

いつものようにサブリナ・サトウのチャレンジ・コーナーが始まった。

この日は、サンパウロ州内陸部のアラサツーバという街にある「ダチョウ牧場」に行った。
ここは、サブリナ・サトウの出身地に近い。

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ブラジルでも、ダチョウは「富裕層」による消費が増えているのだ。

このダチョウ牧場で、ダチョウに乗ってのレースをすることになった。
もちろん、「ランジェリー」姿という、最近の決まりである。

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各ダチョウがゲートインした。
サブリナ・サトウは、右から5番目のゲートである。

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ゲートが開いて、サブリナ・サトウがトップで飛び出した。

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ところが、徐々に体勢が崩れてくる。

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そして、落ダチョウとなった。

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左腿あたりを強打した。

別の角度からの映像だ。

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とても痛かったようで、目頭に涙が見える。

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救急車がやってきて、首や身体を固定して、病院に運んでいった。

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この事故で、サブリナ・サトウは少なくとも15日間は療養が必要になった。
それで、テレビの放送スタジオには出てこなかったのだ。

この「事故」は、新聞でも報道された。

毎週毎週、割と危険なことをやっていたのでそのうち事故になると思っていたが、とうとう起きた。

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ブラジルでサッカーの審判が逮捕される。 その2 ファンに叩かれる

ブラジル・サンパウロで、サッカーの審判2人が逮捕された事件の続報だ。

この事件は、サッカーの審判が、非合法のサッカー賭博組織に荷担して、今年のサンパウロ州選手権およびブラジル選手権さらにリベルタドーレス杯南米選手権のいくつかの試合に関して、その判定をゆがめたというもの。

この事件では、審判1人と賭博組織の1人などが先週土曜日に逮捕されている。
この他に、昨日も審判1人が警察で事情聴取を受けている。

今日(9月29日)の1時半に、逮捕されていたFIFA公認の審判でもあったエヂソン・ペレイラ・ヂ・カルヴァーリョEdílson Pereira de Carvalhoが、サンパウロ北西部の連邦警察の本部から釈放された。

待ちかまえていたマスコミ関係者が取り囲んで、取材をしていた。

その時、この審判の頭を手で「ぱかっ」と大きな音が出るほど叩いた男がいた。

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この男、もちろんコリンチャンスのファンであった。

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この審判の疑惑の判定のせいで、コリンチャンスは現在行われているブラジル選手権では一位になっていたかもしれないと、言われている。

審判の判定といっても、サッカーの試合の場合、審判がやれることは限られている。

得点に直接に結びつきそうなものとしては、
ペナルティー・エリア内でのファールをとってペナルティ・キックとするかしないかとか、レッド・カードを出すか出さないか位しかない。

今年のサンパウロ州選手権やブラジル選手権のいくつかの試合を、主催したサッカー協会は改めてビデオ判定しているようだが、今更無効試合と出来るのだろうか。

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quinta-feira, 29 de setembro de 2005

ブラジルの「競争力は65位」

9月28日に、「ダボス会議」の主催者であるスイスの民間研究機関「世界経済フォーラム」は、05年版の世界競争力報告書を発表した。

ブラジルは、昨年より8位もランキングを落として65位となった。

今年の競争力ランキングは世界117カ国・地域の経済データや実業界・研究機関への11,000人へのアンケート調査をもとに算出している。
ブラジルでは、190社の212人にアンケートを送っている。
1位は3年連続でフィンランド、2位は米国、3位はスウェーデンで、昨年と順位の変動はない。
Bricsでは、中国は昨年より3位後退して49位。
インドは昨年から順位を五つ上げ、50位。
ロシアは昨年より順位を5つ下げて75位である。

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ブラジルが、輸出の好調、インフレーションのコントロールにもかかわらず、順位を下げたのは政府機関の信頼性の欠如、政府の汚職、成長を維持するための重要な問題を解決するための企業家の意欲の欠如などが理由としてあげられている。

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英国で射殺されたブラジル人についての、ブラジルでの報道

英国ロンドンで起きた同時多発爆弾テロ事件の際に、自爆テロ容疑者と誤認されて射殺されたのがブラジル人ジェアン・シャルレスJean Charlesである。

この不幸なブラジル人の家族が、昨日(9月27日)からロンドンに滞在している。
ブラジルのメディアは、彼らの動向を伝えている。

記者会見で、父親は、真相の究明を強く望むと言った。

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暮らしていたアパートを訪ね、そして毎日通っていたバス停まで10分ほど歩いた。

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母親は「正義Justica」を訴えた。

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そして、地下鉄の駅にやってきた。
マスコミも集まっている。

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射殺されたプラットフォーム。

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とても、悲しい映像だった。

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ブラジルで史上第2位の銀行強盗発生 その11 12百万レアル見つかる

ブラジル東北部のセアラ州の州都フォルタレーザのブラジル中央銀行の支店の金庫から、164百万レアルが地下トンネルを経由して盗まれた事件進展があった。

今日(9月28日)に、事件のあったフォルタレーザ市の民家で、12百万レアルの現金が見つかった。

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そこにいた、5人の身柄が確保されたが、まだ氏名などは明らかにされていない。

5人とも、偽物の身分証明書を使っているためである。

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quarta-feira, 28 de setembro de 2005

ブラジルのクレジットカード枚数は世界第7位

ブラジルのクレジットカード枚数は、世界第7位だそうだ。

2004年の順位は次の通り。

 1位 米国   662.8百万枚
 2位 日本   126.8
 3位 英国   103.6
 4位 中国    75.0
 5位 カナダ   57.4
 6位 韓国    56.0
 7位 ブラジル  52.7
 8位 台湾    43.6
 9位 フランス  37.9
10位 スペイン  33.6

※人口比で言うと、米国、英国、台湾の枚数は、1人あたり2枚というレベルである。
  ブラジルはまだ、3人に1枚もない。
※ブラジルのクレジットカード枚数は、2003年から2004年にかけて20.6%伸びた。
※2005年の8月には、63.5百万枚になっている。

しかし、クレジットカードでの使用金額では、ブラジルは17位である。
(2004年)

 1位 米国   1,677.0十億米ドル
 2位 英国     524.1
 3位 フランス   321.6
 4位 韓国     193.6
 5位 カナダ    168.3
 6位 日本     164.4
 7位 豪州     121.0
 8位 中国      95.5
 9位 スペイン    94.4
17位 ブラジル    33.6

※英国、フランス、米国、カナダなどの使用金額の多さが目に付く。
※日本は、まだまだカードでの使用が出来ないものが多いこともあり、「後進国」であることがわかる。
※所得金額に大きな差がある中国の1枚あたりの使用金額が、日本とそう離れていないことに驚く。
※韓国も、噂通りのカード天国である。

※ブラジルのクレジットカードでの使用金額は、2003年から204年にかけて24.4%伸びたそうだ。
  しかし、世界では0.8%のシェアに過ぎない。
※ メキシコは、使用金額で1.3%のシェアを占めている。
※ ブラジルのクレジットカード枚数は、ラテンアメリカの44.2%を占めている。

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元々、ブラジルでは支払いにカードではなく、個人名義の小切手を使うのが普通であった。
どこでも、小切手を受け付けてくれた。

しかし、小切手の発行を及びその使用に対して、銀行手数料や税金が掛かるようになったこと、また不渡り小切手後多いことで受け取り側がクレジットカードを好むようになってきたこともあり、急激にクレジットカードのシェアが増しているように見える。

ハイパーインフレ時代は、クレジットカードを使用するときには5%-10%もの上乗せをしないとクレジットカードを受け付けないところがあったが、いまや国内発行のクレジットカードであれば3回払いで金利無しなどと、環境も全く異なっている。

クレジットカード以前に、銀行口座も持ていない低所得も人も多いブラジルなので、枚数の伸びには限度はあるだろうが、カードを使用できる環境が広がると富裕層の日常生活での様々の支払いを取り込んでいけば、まだまだ使用金額の伸びはさらに大きいと言える。

小切手を持ち歩いているときは、小切手に金額を記入するときには絶対に必要だったので、金額を数字をすべて使わずにさらさらと書けていたのだが。
最近は、そういう小切手を使う機会が無くなった。

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サッカー・南米杯 その10 リーベル・プレート対コリンチャンス

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サッカー・南米杯のリーベル・プレート対コリンチャンスの試合が、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、ブラジル時間の本日(9月28日)21時45分にキックオフ。

すでに、ブラジル・サンパウロのコリンチャスのホームでの試合は、9月15日に行われて、0対0で引き分けている

今日は、コリンチャンスは勝利するか、もしくは1対1以上の引き分けであれば、勝ち抜けとなる。
(アウェイでの得点は、2倍と換算されるルールとなっている。)

コリンチャンスは、前の試合は控え主体で望んだが、今日の試合は最高のメンバーで望む。
テベスTevesも当然出場だ。

アントーニオ・ロペス新監督Antonio Lopesのデビュー戦でもある。

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(リーベル・プレートの先発)
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(コリンチャンスの先発)
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21時48分 キックオフ
前半13分
   リーベル・プレートのゴール。
   1対0
前半19分 リーベル・プレートの選手にイエローカード。
前半46分 前半終了。
       1対0。

22時55分  後半開始
後半9分  ロジャーにイエローカード。  

後半43分 ロスタイム3分。
後半46分 コリンチャンス マリーリョのゴール!!!!

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       1対1
       一挙に状況が変化。
       リーベル・プレーチの監督もファンも頭を抱える。
       コリンチャンス勝ち抜けるか。

後半48分51秒  試合終了。
       1対1

コリンチャンス、勝ち抜き、

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その13 パウリスタ大通り8

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る。

一番集まっているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通りである

今回あちこちに点在している牛は、サンパウロと言うこともあって、、ブラジルにちなんだテーマのものが多い。

最もブラジルらしい「牛」があった。

この牛は、知る人ぞ知るブラジルからでてハリウッドスターになったカルメン・ミランダを模している。

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頭の帽子が、カルメン・ミランダのシンボル"Tutti Frutti Hat"だ。

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最もこの牛は、"Carmen Milanda"ではなく "COWmen Milanda"となっていた。

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そろそろカルナバルの準備が始まるはずだが。

今日(9月27日)のブラジル・サンパウロは、昨日にもまして寒かった。

今日も冷たい雨が、何回もしとしと降った。
気温は、昼でも14度くらい。

とは言っても、季節は春に入ったのである。

カルナバルまで、半年である。

そろそろ、各エスコーラヂ・サンバも、本格的な練習に入る時期である。
来年のカルナバルのエンセハーダ(テーマ曲)も発表になるので、参加者はしっかり覚えなければならない。

サッカーのコリンチャンスのファン組織のガヴィオンGavioesも、カルナバルにもエスコーラ・ヂ・サンバの一つとして参加する。
そして、パルメイラスのファン組織のマンシャ・ヴェルヂMancha Verdeも参加するはずである。

マンシャ・ヴェルヂの本拠地は、サンパウロ北部のカルナバル会場のサンボドローモSanbodromoの対岸にあたるバッハ・フンダにある。
今年のカルナバルの時期も多くの人で賑わっていた

マンシャ・ヴェルヂのホームページにも、その住所で掲載されている。

しかし、今年のカルナバルのあとに、市有地の不法占拠ということで、警察によって強制退去させられた

そして、その後も今日に至るまで、いつも警察車両が見張りのためか常駐している。

わずか半年ちょっとの間に、随分と外観も痛んでしまった

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また、あの賑わいは戻るのであろうか。

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terça-feira, 27 de setembro de 2005

ブラジルは、また監督更迭の時期。今度はサントス。

昨日(9月26日)に、ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブのコリンチャンスが、マルシオ・ビッテクーチ監督を更迭し、アントーニオ・ロペスを新監督としたと発表した。
昨日の午後には、アントーニオ・ロペスはコリンチャンスの練習場に現れて、指揮を執っている。

今日は、サントスが新監督の就任を発表する。
新監督は、名古屋グランパスを解任されたばかりのネルシーニョ・バプチスタNelsinho Baptistaである。
前監督のガーロGalloは、昨夜解任されたと言うことである。
ガーロは、今年の3月に監督に就任した。

本日の午後には、サントスで正式に発表される予定である。
契約は、2006年12月末までである。(それまでは絶対いないだろう

ネルシーニョ・バプチスタは、インタビューに答えている。
「コリンチャンスからの提示金額は低かった。 サントスは自分の要求を認めてくれた。サントスでよい仕事をしたい。 素晴らしい選手がいる良いチームである。」

彼自身、1970年代後半にクラブに所属したことがある。
ポジションは、左サイド・バック。

チームは、ネルシーニョ・バプチスタの到着を待って発表する。
役員との昼食後、早速指揮を執る予定。

ネルシーニョ・バプチスタは、コーチのマウロ・ダ・シルヴァMauro da Silva(元コリンチャンスのFW)およびトレーナーのエドゥアルド・バプチスタEduardo Baptistaも連れてくる。

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また寒くなったブラジル・サンパウロ

今日(9月26日)のブラジル・サンパウロは、終日雨といってもよい天気だった。

気温は、最高でも14度程度。
とても寒い。

夜になっても、しとしとと降り続いている。

こちらの季節は春になったというのに。

拙宅には、不思議な色のハイビスカスの花が咲く。
普通は赤いのだろうが、オレンジががった黄色だ。

木が小さいので、一度にいくつもは咲いていない。
すぐに萎んでしまう。 意外と短い一つの花の命である。

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ブラジル・サンパウロの「高層ビル」ランキング

3-4日前に、「サンパウロ 高層ビル ランキング」という検索ワードで、このブログに来た方がいた。

その時は、サンパウロの高層ビルのランキングデータなど持ってはいなかった。
ところが、昨日(9月25日)のFolha de Sao Pauloという一流紙に、その回答になりそうなデータがでていた。

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(クリックすると拡大する)

13本のビルがでているが、1本はまだ建築中である。

一番高さが高いのは、Mirante do Valeという名前のビルで170メートル(51階)である。

一般に一番高いとしてよく紹介されているEdificio Italia(イタリアビル)は、168メートル(46階)であった。

そして、12本中7本までは1929年から1965年までに建てられたもので、そして残りは1995年以降に建築されたものである。
30年のブランクは何なのだろうか。

そして、この1965年までに建築されたビルは、全て歴史的中心部セントロにあるのである。

このセントロから次の業務中心地区となったパウリスタ大通り沿いのビルは、このリストには1本も入っていない。

そして、1995年以降のビルは、すべてサンパウロ市南西部のピニェイロス川沿いの最も新しい業務地区ベリーニおよびその近隣に立地しているのである。

左から竣工順に並んでいる。

最初の3本のビルは、住所は異なるようなっているが、実は隣り合っている。

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真ん中の塔のあるビルがAltino Arantes(Banespa)である。
その左が、黄色くブラジル銀行のロゴマークのあるBanco do Brasilのビルである。
そして、最古のビルはAltino Arantes(Banespa)の右にある、今となっては低く見える赤っぽいビルである。

中でも、Altino Arantes(Banespa)は、無料の展望台が一般に開放されており、サンパウロ市の東、西、南、を見渡すことが出来る。
観光のポイントの一つに入れるべきである。

最も古いMartinelliビルは、サンパウロの最初の高層ビルで、イタリア人の成功のシンボルである。
内外装が素晴らしい。
上階にすてきなカフェがある。

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4本目のCopanは、世界的に著名なオスカー・ニーマイヤーの設計によるものである。
業務ビルでもあり、アパートでもある。 イタリアビルの隣にある。

5本目のbarao de Iguapeビルは業務ビルである。
オットン・パレス・ホテルと同じパトリアルカ広場Placa do Patriarcaに面している。

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最も高いMirante do Vale(=谷の見晴台という意味)は、セントロのアニャンガバウと言うところに近い。
最初の3本とも近い。
ここは業務ビルである。
しかし、最高階を誇るビルの貫禄は全くない。

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Edificio Italiaには、最高階にイタリアレストランがある。
とても高いレストランである。窓際の席が予約できれば夜景はきれいだ。

1995年以降の新しいビルのあるところは、サンパウロの中心部セントロから8-9キロ離れている。
これらのビルが川沿いに一列に並んでいる。
ネスレなどの外資系企業のブラジル本社や国際会議場。
そしてホテルなどになっている。
高級住宅街モルンビーとは川をはさんだ向かい側になる。

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segunda-feira, 26 de setembro de 2005

ブラジルの「労働党」創設者の一人が亡くなった。

アポローニオ・ピント・ヂ・カヴァーョApolonio Pinto de Carvalhoという人が、先週金曜日(9月23日)に、リオ・デ・ジャネイロで亡くなった。 93歳だった。
この人の人生も凄かった。

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1912年2月9日に、現在のマット・グロッソ・ド・スル州のコルンバで生まれている。
1930年に軍の士官学校に入り、1934年から軍務についている。
1935年にANL(Alianca Nacional Libertadora=国家解放者連盟?)という組織を作り、当時の大統領ジェッツリオ・ヴァルガス大統領を11月に糾弾した。
 ※ジェッツリオ・ヴァルガスも名大統領でもあるが、独裁者でもあった。
1936年1月に逮捕。4月に軍から解雇される。
1937年7月に釈放。
ブラジル共産党に入るが、スペインに向かう。
スペイン市民戦争に参加。
1339年、フランコ軍が勝利し、人民戦線が敗北したことにより、フランスへ逃亡。
1942年8月、フランスの対ナチスのレジスタンス活動に参加。
1945年、解放後、パリへ向かう。
1946年、ブラジルに戻る。
       青年共産主義者連盟のリーダーとなる。

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1947年、ブラジル共産党の登録取り消しにより、地下活動にはいる。
1967年12月、ブラジル共産党から除名。
1968年、革命ブラジル共産党を設立し、書記長となる。
       軍事政権に対して軍事闘争を実行。
1970年1月、逮捕。6月、アルジェリアに亡命。
1972年、フランスへ移動。
1979年10月、ブラジルへ帰国。

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1980年2月、労働党の設立に参加。

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労働党とは、現政権党のPT(Partido Trabalhadores)のことである。 
もちろん、現ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァも、この人は大事にしていた。

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先日亡くなったミゲール・アハエスMiguel Arraesの様も同様に凄い人生であったが、このアポローニオ・ピント・ヂ・カヴァーョの場合は必ずしも日が当たった政治人生ではなかった。

ブラジルにはこういったキャリアを持った人たちがいることは、十分に知っておかなければならない。
また、こういった人たちが生まれ、そして活動し、亡命し、また戻って活動できる国であるあることも知っておかなければならない。

そういう歴史を持った国であり、こうして現在があるのである。

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コリンチャンスの新監督が決まる

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブの一つであるコリンチャンスの今年4人目となる監督が決まった。

現在のパツレチコ・パラナエンシAtlético-PRの監督であるアントーニオ・ロペスAntônio Lopes53歳である。

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彼は今まで、サンパウロ州ではポルトゲーザ、サントスの監督を務めてきている。
報道によると、2006年の12月までの契約になるという。
(それまでいることはないだろうが。)
早速、今週のブエノス・アイレスでの南米杯の対リーベル・プレート戦から指揮を執るということである

前任のマルシオ・ビッテンクーチMárcio Bittencourtは、昨日の最後の指揮となった試合後に15日間休暇を取ると言っている。
昨日の試合後には、元のコーチに戻るようなことはしないと言明した。
「監督の道に入ったので、後戻りはしない。」
マルシオ・ビッテンクーチは、近年の監督としては抜群の勝率を上げており、昨日(9月25日)もフラメンゴを相手に勝利したのに更迭である。
15勝4分け6敗である。 65.3%の勝率であった。

アントニオ・ロペス新監督は、スタッフとして残ってくれることを希望しているようだ。
インテルナシオナルで同僚だったことがあるようで、家族とも付き合いがあるという。

アントニオ・ロペス新監督は、アツレチコ・パラナエンシを率いて、今年のリベルタドーレス杯南米選手権では準優勝をしている。
いつも赤いシャツを着ていた。
アツレチコ・パラナエンシの監督だったからだろうか。

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ブラジル・サンパウロの「コンサート」 その3 少女達がいっぱい

ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場で、今日(9月25日)にコンサートが開催された。

出演したのは、Avril Lavigneというカナダ人の20歳の女性歌手。
南米ツアーをしているらしい。

開門は16時。
前座のバンドのLeelaの演奏開始が19時、Avril Lavigneのほうは20時30分からで、終了は22時となっていた。

14時前に、新聞を買いに、競技場のあたりを歩いていたら、もう長蛇の列が出来ていた。

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多くが中高生くらいの少女達。
だいたい黒っぽいTシャツを着ている。
Avril Lavigneという名前の入った帽子やマフラーなども持っている。
眼のまわりをかなり黒く強くアイラインを入れるのも、この人達の流儀のようだ。

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あまり、20歳以上はいない。
男性もそれほどいない。

12歳以下は、親と一緒でなければならないので、親世代の人もいる。

このコンサートは一番高い席で140レアル(約7千円)安い席で60レアル(3千円)と、ブラジル的にいうと非常に高い。
普通のサッカーの試合が、一番高いところで30レアルである。

コンサートの最中は、音が凄かった。
拙宅にいても、ライブ録音が出来そうなくらいだった。
歓声も、やはり若い人が多いこともあってか、大きい。

前回のコンサートのこともあってか、ショーは予定通り22時頃には終了した。
しかし、それから会場を去る人たちの車の渋滞で、クラクションは24時近くまで鳴っていた。

ところで、このAvril Lavigneって、誰。

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と、日本のサイトで調べたら、ちゃんと沢山関連サイトがありました。
レコード会社の公式サイトはここです。

アヴリル・ラヴィーンは、「偉い」歌手だったんだ。

行けば良かったと思っても、後の祭り。

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サッカー・ブラジル選手権 第28節終了

サッカー・ブラジル選手権 第28節が終了した。

結果は次の通り。

9月24日(土) 第1日目
試合開始   試合結果              競技場
16h  São Paulo  4 x 1  Paysandu     Morumbi
16h  Brasiliense  1 x 1  São Caetano  Boca do Jacaré
17h  Fortaleza   2 x 2  Paraná      Castelão

※サンパウロFCが地元モルンビーで勝利。
 これで6連勝。
 やっと上位に上がってきた。

9月25日(日) 第2日目
試合開始   試合結果              競技場
16h   Juventude   0 x 0  Botafogo      Alfredo Jaconi
16h   Figueirense  2 x 0  Atlético-PR    Orlando Scarpelli
16h   Ponte Preta  2 x 3  Cruzeiro      Moisés Lucarelli
16h   Flamengo    1 x 3  Corinthians    Luso-Brasileiro
16h   Coritiba     2 x 0  Vasco       Couto Pereira
18h10 Fluminense  4 x 3  Santos       Raulino de Oliveira
18h10 Atlético-MG  1 x 1  Internacional   Mineirão
18h10 Palmeiras    3 x 1  Goiás       Parque Antarctica

コリンチャンスは、アウェイで3対1で勝利。
 テベスが2点だ。
 フラメンゴの凋落は著しい。
※パルメイラスも、地元で勝利。
 強豪のゴイアス相手にだ。
 まだまだ、レオンの神通力は衰えていない。

次節の第29節の予定は次の通り。
第29節から第31節までは、全試合が同日に行われる。

10月2日(日)
試合開始   試合結果           競技場
16h  Santos      x  Fortaleza      Vila Belmiro
16h  Internacional  x  Fluminense     Beira-Rio
16h  Paraná      x  Coritiba       Pinheirão
16h  São Caetano  x  Atlético-MG    Anacleto Campanella
16h  Paysandu    x  Figueirense     Mangueirão
16h  Vasco      x  Palmeiras       São Januário
16h  Atlético-PR  x  Flamengo       Kyocera Arena
16h  Botafogo    x  São Paulo       Maracanã
16h  Cruzeiro    x  Juventude       Mineirão
16h  Corinthians  x  Brasiliense       Pacaembu
16h  Goiás      x  Ponte Preta      Serra Dourada

※コリンチャンスは、地元でブラジリエンシと対戦。
  9月29日に、ブエノスアイレスでリーベル・プレーチ
  南米杯で対戦のあとなので、何人かの正選手を
  落としてくると予想される。
  格下なので、大丈夫かな。

※サンパウロFCは、新装なったマラカナでボタフォゴと。
※パルメイラスは、ヴァスコとだ。

(第28節を終了した時点での順位は次の通り)
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domingo, 25 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル選手権 第28節 コリンチャンスの監督更迭

サッカー・ブラジル選手権 第28節 第2日目 リオ・デ・ジャネイロで、地元の名門フラメンゴ対コリンチャンスの試合が16時3分にキックオフ。

試合前に、コリンチャンスの監督マルシオ・ビッテンクーチが更迭というニュースが入ってきた。
この試合は、ベンチに入っているが、この件について試合後までは話したくないと言った。

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現在、コリンチャンスはブラジル選手権で3位の成績で悪くはないのだが、この数試合の試合ぶりにコリンチャンスの役員が気にくわなかったようだ。
マルシオ・ビッテンクーチは、前監督のパサレラが5月に更迭されたときに、コーチから仮の監督となった、その後数試合の勝利を収めたので、自然と監督に昇格していた。
また、元のコーチに戻るという情報もある。

後任については、ネルシーニョ・バプチスタNelsinho Baptistaの名前が挙がっている。
すでに、昨日契約したという情報もある。
ネルシーニョは、名古屋グランパス監督を解任されたばかりである。

(フラメンゴの先発)
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(コリンチャンスの先発)
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開始7分で、コリンチャンスのニウマーNilmarが先取点を上げた。
しかし、20分にフラメンゴがゴール前で押し込み1対1。

37分に、フラメンゴの選手に2度目のイエローカードで、退場。

前半を終了して、1対1。

後半21分に、テベスTevezのゴール。
7試合ぶりのゴール。

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2対1で、コリンチャンスのリード。

後半29分、再びテベスのゴール。
3対1。

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試合終了。
3対1。

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ブラジルGP その4 アロンソ、年間チャンピオンに

ブラジル・サンパウロのインテルラゴスで開催されていたF1のブラジルGPは、フアン・パブロ・モントーヤJuan Pablo Montoya(McLaren)が優勝し、キミ・ライコンネンKimi Raikkonenが2位となった。

尚、注目の年間チャンピオンはスペインフェルナンド・アロンソFernando Alonsoが3位に入り、ポイントを117点とし、初の年間チャンピオンを獲得した。

サンパウロは、13時過ぎから小雨が何度かちらついたが、大きな影響はなかった。

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ブラジルの広告 その4 サンダル2

ブラジルの広告には、とてもよいものもあるといって、ブラジル出身の世界的なモデルであるジゼール・ブンシェンGisele Bundchenが、ブラジルでビーチ・サンダルのCMに出演していることを最近取りあげたことがある

彼女は、ブラジルでは色々なCMに起用されているのであるが、このビーチサンダルのCMはとても手の込んだ作りになっている。

ブンシェンの手の一点から、模様が徐々に展開していくのである。

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植物がどんどんと伸び、次々に芽が出て葉がでていく、そして花が咲く。

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蝶や鳥までも、彼女の身体に描かれている。

そして、模様が伸びていった先にサンダルがある。

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1分間という長いCMなのだが、全く長いとは感じない。
音楽もとても良い。

ここにしばらくファイルをおいておく。(1.147MB)
「Ipanema2005b.wmv」をダウンロード

※より良質の映像を望む場合は連絡を。

※有名なhavaianasアヴァイアーナス社ではなく、イパネマipanema社のサンダルである。
  ブラジルでは、イパネマ社も大手である。

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ブラジル・サンパウロと、日本の警察官

ブラジルの警察は、それほど市民に信用されていない。
愛されてはいない。

警察官の犯罪が多いことも、その理由の一つであろう。
上から下まで、色々な犯罪に関わっていることで、逮捕されている。

また、市民に対して暴力的で威圧的であったりすることも、市民の不満のようだ。
警察にしてみれば、ブラジルの犯罪者は多くの場合銃を持っており、先にやらなければやられるといった状況が当たり前なのだから、優しくやってはいられないという現実もある。

サンパウロでは、今年2005年1月から6月までに、警察の行動に対する訴えが2000件もあるそうである。
1日に平均11件となる。

303件が、応対の態度について。
権力の過剰行使や暴力が、248件。
警官が関わる殺人が115件。
脅迫が45件となっている。

警察の方も、何とか市民に愛されて、信用を得たいと考えている。
市民の協力がなければ、犯罪を減らすことが出来ないからである。
市民の通報をいつも呼びかけており、その通報で犯罪が解決していることも多いのである。

そこで、サンパウロの警察は、日本の警察の指導を得て、「交番」をサンパウロに設置している。
今のところ、8カ所に設置されているそうだ。

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また、警察官に交番での市民との接し方についても、研修を行っている。
(こういう時も、防弾チョッキを着ているブラジルの警官だから、とても丁寧な応対なんかできないだろう。)

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日本からおいでになり指導に当たられている警察官の姿も報道された。

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このような日本の警察の協力の報道があったのは、知りうる限り少なくとも2度目である。

この方に、是非ともお会いしたいものだ。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみる その26 セントロ1

ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみている

サンパウロは、今から451年前に、セントロから始まっている。

ここで、イエズス会の宣教師アンシェッタが、神に祝福された土地として、宣言したところから始まっている。
そして、ここに教会ができ、人が住みつき、政治や商業が始まっている。

つい100年前くらいまでは、サンパウロの市街地は、今のセントロの範囲を多少超えたくらいだったのだが、その後今日まで大膨張している。

40年くらい前までは、ビルといっても優雅なデザインのものが建っていたが、それらの多くは立て替えられて無機質なものになったが、まだまだ往年を忍ばせるものはある。

サンパウロの拡大に伴って、多くの企業がパウリスタ大通りやファリア・リマ大通りそして最近はベリーニ地区に移転し、セントロの地位はかなり下がった。

しかし、サンパウロの歴史的中心部のセントロは、今もブラジル経済にとって重要な地域である。
サンパウロ証券取引所がある。
また、これを取り囲むように金融機関が立ち並んでいる

サンパウロ州やサンパウロ市の行政機能も、まだ多くが残っている。

また、セントロは商業の中心でもある。
特に、卸売り業務については、セントロの北部にそういう店が建ち並ぶところがあり、活況を呈している。

ただ、地位の低下とともに、治安の悪化やスラム化が起きたのも事実である。
ひったくりやスリは日常茶飯事で、発砲事件も多かったが、それも最近はややおさまり日中に人の多いところでは、それほどあからさまな危険を感じることは少なくなった。
警官の適切な配置もされているようである。

ただ、道が複雑であること、1ブロック行くと急に不審な地区となることもあり、この地区での迅速な行動に自信がないものは、行くべきではないかもしれない。
また、ブラジルで責任ある行動を求められる立場にある方は、業務の必要ではない場合はやはりお避けになった方がよいかもしれない。
日本の企業駐在員も、この地区への立ち入りを避けるように、指導されているはずだ。

次から、4つの地区に分けて、詳しく紹介していくが、「ブラジルで責任ある行動を求められる人およびその関係者」には、出来れば読んでいただきたくない。
まして、その行動が日本国政府関係組織に迷惑をかけると思われる方は、是非とも退出願いたい。

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ブラジルGP その3 2日目

ブラジルF1グランプリが、昨日(9月23日)からサンパウロのインテルラゴスのレース場で始まった。

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今日は、第2日目。
今日のサンパウロは、曇り。
日中は雨が都心部は降らなかった。
しかし20時過ぎからは、強い雨になった。
寒波がやってきているという。

明日の予想は、曇りときどきにわか雨。
気温は、やや低めで、20度前後か。
スタートの14時というのは何とも微妙な時間である。

今日の走行で、13時半頃までに、明日のスターティング・グリットが決まった。

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ニュースで紹介していたのだが、ルノーは気象観測車まで持ってきている。
2トン車くらいの小型トラックを改造したようなものなのであるが、天井にレーダーがあり、インテルラゴス周辺の雲の様子を見たりしている。
風速計や風向計は当然である。

「今日は見せるが、明日は見せないよ」と、ルノーのスタッフは取材のテレビ・クルーに言っていた。

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sábado, 24 de setembro de 2005

【特報】ブラジルでサッカーの審判が逮捕される

ブラジル・サンパウロで、サッカーの審判2人が逮捕された。

今年のサンパウロ州選手権およびブラジル選手権さらにリベルタドーレス杯南米選手権の試合に関して、判定に手心を加えたという疑い。

「非合法に」インターネットで行われれている勝敗予想をしているグループに荷担して、金を受け取ったという。
このインターネットを運営しているグループも、この事件の主犯として逮捕されている。

審判の1人は、「家族に危害を加える」と脅かされたから仕方なかったと、記者に答えている。

ブラジルサッカー協会(CBF)は、この審判エヂソン・ペレイラ・ヂ・カルヴァーリョEdílson Pereira de Carvalhoを解雇。

また、サンパウロ州サッカー協会も、この審判が関与している試合について、判定に不自然な点がないか再確認をしている。

今朝、この逮捕が行われるとともに、本日(9月24日)発売の週刊誌ヴェージャVejaの最新号に事件の枠組みが掲載されている。

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警察は、6ヶ月にわたって内偵を続けており、審判とグループとの電話を盗聴した内容も公開されている。

インターネットのホームページは、すでに停止している。

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この事件は、今後さらに拡大が予想されている。

また、この4ヶ月続いている政治のスキャンダルだけではなく、サッカー界までもということで、ブラジル社会に与える動揺はかなり大きいと言える。

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ブラジル・サンパウロは「貧乏人の子沢山」

ブラジル・サンパウロの地区別の子供の数が発表された。

詳細なデータは、「spd20050907aa.jpg」をダウンロード

地区によって人口も違うから、子供の数が違う。
しかし、地区別の人口の変化のマッピングが発表されている。

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これによると、サンパウロの中心部ではほぼ子供の数が減っている。
そして、サンパウロ市の辺境部では、子供の数が急増している。
そして、その急増部に隣接したやや中心部に近いところが最も子供数が減っていることを示している。

一番減っているところは、10年前に市街地が進み、人口が増えて、そして子供を作ったことだ想像できる。
そして、急増しているところが、今まさに都市化が進んでおり、人口も急増しているところあり、且つ子供もどんどん生まれているところである。

そして、これらの急増地区は、ファヴェーラの多い地区といっても良い。
社会資本の整備も悪い、そして犯罪の温床で、殺人事件も多いという地区である。
つまり、この地区は貧しい人が多いところということになる。

ブラジルの出生率は、急激に下がっている。
年齢別の人口グラフを作ると、完全に紡錘型になっている。
ブラジルも、いずれ人口が減少する日が来るかもしれない。

ブラジルの出生率は次の通りである。
サンパウロやリオ・デ・ジャネイロのような大都市は、国全体の平均よりかなり低い。

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更に、もっと興味深いのは、世帯収入や修学年数(つまり学歴)によっての出生数が、極端に違うことである。
まさしく「貧乏人の子沢山」である。

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富裕層は、いまや少ない子供を高学歴に育てる。
しかし、貧困層は数多くの子供をつくり、そして学校にも行かせられない。

「貧乏の再生産」は続いているのである。

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ブラジル・サンパウロの「光り輝く街」

ブラジル・サンパウロには、特定の地区に特定の業種の店が集中しているところが何カ所もある。

ブラスボン・レチーロには衣料品店が集中している。
サンタ・イフェジェニアには、電気・電子機器店が集まっている。
テオドロ・サンパイオ街には家具店が並んでいる。

紙類問屋が集まったところ、アクセサリー店が集まったところ、酒類問屋が集まったところもある。
カルナバル用品店が集まったところもある。
ウェディングドレス街縫製機械街として知られているところもある。
古本街も、楽器店街も、カメラ店街もある。

木製のドアや窓枠をだけを扱っている店が集まっているところもある。
厨房器具を取り扱っている店が集まっているところもある。

ジャガイモとタマネギだけを取り扱っている問屋街もある。

それらが、どこにあるのかはちょっといるとわからないが、サンパウロの市民達は知っている。

そして、照明器具だけを取り扱っている店が並んでいるのが、コンソラソン大通りである。
コンソラソン墓地の上から始まり、パウリスタ大通りとの交差点付近まで、何十店も並んでいる。

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その中で一番大きな店が、ヤマムラだ。

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元々、大きかったが、今やガリバーになってしまった。
その分他の店が元気がなくなった。

住宅用も、事務所用の電灯もこの街で揃う。
もちろん、シャンデリアもだ。

夕方になり、少し暗くなった頃にこの街は輝きを増す。

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ブラジル・サンパウロの「チエテ川の整備」

ブラジル・サンパウロの市街地の北部を東から西に流れる「チエテ川」。

サンパウロ州内陸部へ向かって流れ、ついにはラプラタ川となってアルゼンチン・ウルグアイ国境で大西洋に流れ込む大河の源流部のひとつである。

このチエテ川の河川改修整備工事が進められてきた。
元々、蛇行していたこの川は、都市化の進展とともに直線化されて、1960年代までにその工事はほぼ終了してた。

サンパウロ市よりも上流部の市街地化もあり、都市型の洪水に悩まされてきていた。
この川の両側には、ブラジルで最も重要な道路が走っており、ブラジル経済の成長にも影響が出ることになっていた。

このために、川の浚渫を行って、川の深さを増し、また川幅を広げて、流量を増やすような工事を行ってきた。
これによって、この2-3年は、洪水が起きなくなったのは事実だった。

この工事には、日本政府による資金援助も行われている。

この工事も今は護岸工事などがどんどんと進んでいる。

そしていよいよ緑化工事に入っている。

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サンパウロ州知事ジェラルド・アルキミンGeraldo Alckminは、自ら視察をして、チエテ川沿いを、一番長い公園にすると言った。

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果ては、遊覧船を走らせるらしい。

しかし、川はとても臭いのである。
こちらの改善工事は行われていない。

川岸から、両側数百メートルくらいのところは風向きにもよるが、とても臭いのである。
これだけは、高級住宅街でも逃れられない。

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ブラジルGP その2 一般走行

ブラジルF1グランプリが、今日(9月23日)からサンパウロのインテルラゴスのレース場で始まった。

今日は、フリー走行第1日目。
一番早かったのは、Wurz。
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残念ながらルノーではなかった。

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ブラジルなので、特にインタビューにでてくるのは、ブラジル人のこの2人。
母国語のなので、しゃべりもスムーズ。
ところで、バリケロの呼び名はほぼバリケロになったようだ。
バリチェロだったり、バリシェロだったりしていたのだが。

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気になる天気は、次の通り。
明日はウェット。
レース当日は、雨のようだ。

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サンパウロの天気は、変わりやすい。
その日にその時になってみないとわからない。

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ブラジル・サンパウロの「地表温度」

ブラジル・サンパウロは、人口1000万人を超える大都市である。
コンクリートで作られたビルが見渡す限り広がっている

当然、大都市特有の気候になっている。
つまり、都市の中心部の気温が高くなり、湿度が下がり、ビル風が吹き抜けるというわけである。

このことを示す地図がある。

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貯水池があり、緑の多い南部の郊外や北部の山地では気温が随分と低い。
中心部から東部にかけて、気温が高いことがわかる。

サンパウロ市の北東にあるグァリューリョス市にある国際空港があるところは滑走路が真っ赤になっている。

面白いのは、中心部から南西に向かってうっすらと青い帯が連なっていることである。
これは、緑の多い超高級住宅街の分布に一致する。

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ブラジル・サンパウロの「切り取られた空」

ブラジル・サンパウロには、高層建築が多い。
といっても60階建てなどはない。
法令でも認められていない。
空港が近いせいであろうか。

だいたい20階建て前後の商業ビルやアパートが、市内中心部を埋め尽くしている
極端に高い建物はなく、同じような高さの建物が多い。

用途規制が厳しいから、一戸建て住宅街は、ビル街の中の「緑の島」の様に見える。

ブラジル・サンパウロのは地震がまずないところなので、建築はかなり自由なデザインを可能にする。
だから、オスカー・ニーメイヤーなどに代表される大胆な建築が出来るのだろう。
パウリスタ大通りに沿った建物の中にも、日本では「出来ないな」と思うようなものがある。

だが、新しくできる建物には、あまり面白い物が少ない。
世界中のどこにでもありそうなビルになって来つつある。
機能的で、コスト的にもよいのだろう。
サンパウロで、最も新しいビジネス街のベリーニ地区の建物群は、特にそうだ。

サンパウロには、カーテンウォールを使用した建物は多くなかったが、最近は増えてきた。
パウリスタ大通りにもある。

香港や、中国の沿海都市は、急成長とともに立ち上がる高層ビルはこういった建物ばかりで、本当に落ち着かない。
それに多くが金色に輝いている。

サンパウロでは、そこまでにはなっていない。

サンパウロの本当の空と「切り取られた空」。

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sexta-feira, 23 de setembro de 2005

ブラジル人を研修させる日本企業

日本で最大のタイヤ企業がブラジルにも工場を持っている。

そこが、ブラジル東北部のバイヤ州で、新工場を建設中である。
まだ、用地を造成中で、建物は影も見えない。

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しかし、すでに従業員を雇用して、研修を行っている様子が紹介されていた。

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研修を終了して、企業の名前の入った制服をもらっていた。
嬉しそうだ。

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そして、この中の何人かを更に日本に送って、長期に研修させるのだという。

出発前に、まず箸を使って寿司を食べる姿が映し出されていた。

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こうやって、ブラジル人を研修させるようなプログラムを持っている企業は良い企業である。
帰国後も、この企業に定着してくれるとよいだろう。

日本でもやはり優良と言われる企業は、この企業のように海外法人についてもちゃんとした現地従業員養成プログラムを持っている。
いくら工場の建物が立派で、何人もの日本人幹部を派遣しても、現地のスタッフが優秀でないと、その土地では生き残ってはいけない。
それは、ブラジルだけのことではないはずだ。

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ブラジルで一番の馬鹿番組

ブラジルで一番の馬鹿番組といえば、今まで何度も取りあげているrede TV局のPanico na TVである。
最近毎週取りあげているサブリナ・サトウSabrina Satoがレギュラーで出演している番組だ。

毎週日曜日に18時頃から20時までの2時間と、それを1時間に編集した再放送が、毎週金曜日の23時から放送されている。
どちらの時間も、このrede TV局にしては、最も高い視聴率をとっている。
8%くらいだが。
特に、日曜日のこの時間は各局の強力番組がある時間なので大健闘である。

もともと、Panico na TVはテレビ番組ではなく、ラジオ番組である。
今でも、そのラジオ番組は続いている。

制作権をラジオ局が持っていて、3ヶ月くらい前には、rede TVからSBTという別のテレビ局に番組が移るかという交渉も実際に行われた。
SBTのオーナーといえば、ブラジル一の名物司会者シルヴィオ・サントスである。


ラジオの放送では、毎日異なったゲストがやってきて、インタビューをしている。
そのダイジェスト版が、テレビでも流される。

ラジオの放送をテレビで映像を見せてもあまりつまらないのであるが、先週はダニエラ・チカエリがやってきていた。
一時に比べて、すっかり影が薄くなった彼女は、今はMTVの司会者の仕事の他は、元々のモデルの仕事をこなしている。
相変わらず大きな口で元気そうだった。

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番組では、最近のダニエラのロマンスの噂はどうかから始まって、ロナウドと寄りを戻せと挑発していた。
そういうキャンペーンを、番組でやるといっていた。

彼女は、よくこの番組に捕まるのであるが、3月に登場したときには、当時のこの番組の名物コーナーの「みすぼらしいサンダルを履く」というコーナーにでた。
その時に、テレビの映像にはっきりでたのだが、彼女の右足は6本指だった。

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彼女は、その時以来、あちこちで人と会うと、みんな目を合わさずに、足元を見るんだといって、笑っていた。
この気さくさ、明るさが、彼女の売りである。
元気になったようだ。


この番組では、その時のブラジルの世情を「笑いに仕立ている」のだ。
スポーツもそうだが、政治もそうだ。
物まねなどもやる。

先週は、元ブラジル連邦下院議員で元サンパウロ州知事で元サンパウロ市長でもあった有力政治家のパウロ・マルフィという実力者が、長い捜査の上に長男とともにサンパウロの連邦警察に収監された。

彼の弁護士が毎日接見し、更に釈放を求めて働きかけていた。
家族でも接見は禁止されているが、長男の妻は弁護士として接見している。
このこともあって、サンパウロ市西北部の連邦警察の前には、テレビ各局の報道クルーが24時間張りついている。

Panico na TVの一行がここに現れた。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァや前連邦下院議員ロベルト・ジェファーソン等の物まねタレントである。

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彼ら、報道陣の真面目な報道の邪魔までする。
現場中継の生放送をしている他局のレポーターの後ろを、故意に通過し、他局の生放送にそれが映り込んだのである。

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よく、こんなことが出来るとあきれてしまう。

見ていると、そこにいる他局のクルーも笑っているのである。
あきれて笑うしかないのであろう。

更に、この収監されたパウロ・マルフィは、レバノン・シリア系移民の子孫だからといって、ベリーダンスの服装をした女性を用意して、連邦警察の前で一踊りして、ついには連邦警察の建物内に入ろうとしていた。

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さすがに、連邦警察の建物内には立ち入りを許可されなかった。

「他局は入っているのに、どうして入れないんだ」という抗議も、むなしかった。

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このような乱行番組が、連邦警察の前で長時間ロケを出来ること自体が、驚きである。

ブラジルのインテリに支持されているという。
新聞やテレビをちゃんと追っていないと、理解しにくい番組である。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その12 パウリスタ大通り7

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る。

一番集まっているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通りである

集まっているといっても、2キロ余りのこのパウリスタ大通りの歩道上に、ある程度の距離を置かれてぽつんとおかれている。

考え事でもしていると、気付かずに通り過ぎてしまうかもしれない。

新聞紙をぺたぺたと貼られてデザインされた牛もいた。

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Fnacの前だ。

フランス資本のFnacでは、CDや書籍の他にAV製品などを販売している。
日本では、あっという間に撤退してしまったが、サンパウロには2-3店舗はあるようだ。
高級な造りに似合った客層しかいない。

パウリスタ大通りに面した側の入り口は目立たないが、一本裏のサントス通りから見ると、大型店舗らしく見える。

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ブラジル・サンパウロの小鳥 その25

ブラジル・サンパウロ市は、大都市なのだが小鳥がとても多い。

少なくとも拙宅の周辺は、小鳥の啼き声に満ちている。

4羽くらいの小鳥が、庭で絡んでいた。

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もう、春のせいだろうか。

昨日から、春になった。
今日は曇っているが、気温は24度になっている。
ちょっとだけ、空気が緩んでいるような気がする。

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ブラジル・サンパウロの「駐車料金」

ブラジル・サンパウロ市には、毎日500万台の車が走っているそうだ。
(この間まで400万台といっていたが、最近は500万台とニュースは言っている。)

サンパウロは、自動車が出来たあとに発達した街なので、日本の街よりは道は広く、歩道も整備されている。
都心でも、路面はがたがたで、歩道もぼこぼこだが。

そして、商業ビルにもアパートにも、駐車場が整備されているとことも多い。
中流以上が住むアパートとでは、1戸あたり2-3台のところが多く、高級ともなれば5-8台もある。
自家用並びにお客さん用である。

それでも、駐車場は足りない。

以前は、路上駐車は少なかった。
車が今より少なかったことと、路上駐車をすると車上荒らしや車そのものの盗難に遭うから、ちゃんとしたところに止めていた。
今は、1990年中期より車が爆発的に増えたので、路上駐車しようにも、あまり隙間がない。
それに、路上駐車の取り締まりもとても厳しくなった。

罰金に点数も来るので、どうしても駐車場に止めることになる。

この駐車場料金がどんどんと上がっている気がする。

もちろん場所によって、料金は違うのだが、高いのは業務中心地であるパウリスタ大通り周辺と、歴史的中心部であるセントロである。

セントロは、自動車が進入禁止のとところがある。
だからその手前の駐車場の料金はとても高い。
またセントロの北側は、問屋街になっており、ここも人の動きが激しく、また駐車場が少ないので高い。
セントロの南側には、正確にはリベルダーヂになるのだが、民事の裁判所の入っている大きな建物がある。
このあたりは弁護士事務所も多い。
サンパウロ大学の法学部もこの付近だし、州の司法局もこのあたりである。
このあたりも、人の動きが激しく、駐車場も少ないので、異常に高い。
リベルダーヂに行っても、平日にセントロ寄りに駐車するととんでもないことになる。
これが、300-400メートルも離れると料金がかなり違ってくる。

パウリスタ周辺でも、パウリスタ大通りに面したところが特に高いのは言うまでもない。
パウリスタ大通りから離れると、坂道になるので、歩くのが面倒なのだ。
車に乗るブラジル人は歩くのはあまり好きではない。
歩くと、それだけ危険でもあるかとも思っているようだ。
出来るだけ目的地の近くに止めたがる。

30分で、5レアル(250円)
1時間で、8レアル(400円)
以後、1時間ごとに2レアル(100円)の追加となる。
それだけ、短時間の駐車の人が多いということである。

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一番高いと思われるところは、
30分で、6レアル(300円)
1時間で、9レアル(450円)
2時間で、追加5レアルで、14レアル(700円)
以後2レアルの追加となっている。

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ブラジルの価値からすると、結構高い。

ただ、本当に歩いて5分も離れると、月極料金など、数千円程度の安いところがいくらでもある。

ちなみにスーパーでは、無料が普通である。

ショッピングセンターは、場所によっては無料もあるが、大抵は4時間で、4レアルとかいう料金を徴収する。
(買い物をするし無いにかかわらずだ。)

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ブラジルの「カップル」

ブラジルでも、カップルはイチャイチャしている。

公園でも、街の中でもそうだ。

それはとても良いことだ。

ちょっと気になったことがある。

多くのカップルは、座るときには隣り合って並んで座っていることが多い。

でも、割と多いのが、女性が男性の腿の上に座っているのである。
これの方が密着度は高い。

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だけど、本当のところは重いだろうし、何かおさまらないような感じではないのだろうか。
ブラジル人女性は、「お尻」が発達している人が多いから、そうでもないのかな。

公園のベンチで背もたれがある場合は、女性はこのまま足を男性のもう一方の腿の上に渡していることも多い。
更に密着度は増す。

あまり、日本では見なかったようなスタイルだ。

仲が良いことは、とてもいいことだ。

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ブラジルの「爆発事故」

今日(9月22日)7時40分くらいに、ブラジル・サンパウロ市の衛星都市の一つであるサント・アンドレ市の公営住宅で爆発事故があった。

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住宅は、5階建てで、窓ガラスが割れたり、天井が落ちたりした。

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この事故は、ガス爆発事故ではない。

爆発は建物の中で起きたのではなく、建物の外に止めてあった車の脇で起きたのである。

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この爆発で、1人は手首を失った。

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どうして爆発が起きたかというと、誠にブラジルらしいのだが、この公営住宅から100メートルくらいのところに刑務所があるのだが、この刑務所にいる仲間を脱獄させるために手製のミサイルのようなものを発射しようとして失敗したということなのである。

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この事故ではなく事件に絡んで、7名が逮捕されている。
うち2名は、事故のあと公営住宅に逃げ込んでいたという。
もちろん、手首を失った者も仲間である。

爆発音は、数キロ先まで届いたという。

なんだか無茶苦茶なような、悲しい事件だ。

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サッカー・ブラジル選手権 第27節 終了

サッカー・ブラジル選手権 第27節が終了した。

結果は次の通り。

9月21日(水) 第1日目
試合開始    試合結果              競技場
19h30  São Caetano  0 x 1  Figueirense   Anacleto Campanella
19h30  Fortaleza    1 x 2  Internacional  Castelão
20h30  Paraná     4 x 1  Brasiliense    Pinheirão
20h30  Goiás      4 x 1  Paysandu     Serra Dourada
21h45  Fluminense  2 x 2  Flamengo     Raulino de Oliveira
21h45  Santos     2 x 1  Palmeiras     Vila Belmiro
21h45  Cruzeiro    2 x 3  São Paulo     Mineirão

※パルメイラスは、サントスに敗れて小休止。
※サンパウロFCは、後半に入ってやっと勝ち星が続いてきた

9月22日(木) 第2日目
試合開始    試合結果              競技場
20h30  Atlético-PR  2 x 0  Botafogo     Kyocera Arena
20h30  Corinthians  1 x 1  Atlético-MG   Pacaembu
20h30  Juventude   0 x 0  Coritiba      Alfredo Jaconi
20h30  Vasco      0 x 0  Ponte Preta   São Januário

※コリンチャンスは、地元で引き分け。
 どおりで、競技場から出てくる観衆が静かだった。
※ヴァスコは、ロマリオがペナルティーをはずした。

次節の第28節の予定は次の通り。

9月24日(土) 第1日目
試合開始    試合予定              競技場
16h  São Paulo  x  Paysandu      Morumbi
16h  Brasiliense  x  São Caetano    Boca do Jacaré
17h  Fortaleza   x  Paraná        Castelão

※サンパウロFCは地元で、最下位のパイサンドゥと。
 負けないだろう。

9月25日(日) 第2日目
試合開始    試合予定              競技場
16h   Juventude    x  Botafogo     Alfredo Jaconi
16h   Figueirense   x  Atlético-PR   Orlando Scarpelli
16h   Ponte Preta   x  Cruzeiro     Moisés Lucarelli
16h   Flamengo    x  Corinthians   Luso-Brasileiro
16h   Coritiba     x  Vasco       Couto Pereira
18h10 Fluminense   x  Santos       Raulino de Oliveira
18h10 Atlético-MG  x  Internacional   Mineirão
18h10 Palmeiras    x  Goiás        Parque Antarctica

※コリンチャンスは、何故かブラジリアでフラメンゴと。
  マラカナが工事中で使えないせいか。
※パルメイラスは、地元でゴイアスと。
 ゴイアスを破らないと、上位にはいけないが、このところのゴイアスは強い。

(第27節を終了しての順位は次の通り)
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ブラジル・サンパウロに「牛」 その11 パウリスタ大通り6

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る。

一番集まっているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通りである

ブラジルといえば、サッカーというように短絡されるが、やはりサッカーに関係する「牛」がいた。

サッカーボールの模様の牛だった。

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quinta-feira, 22 de setembro de 2005

ブラジルで史上第2位の銀行強盗発生 その10 3人指名手配

ブラジルの東北部セアラ州の州都フォルタレーザ市にあるブラジル中央銀行の支店の金庫から、日本円にして70億円以上が、地下に掘ったトンネルを通して盗まれた事件が発生して、1ヶ月以上が過ぎた。

事件は、銀行が閉まる金曜日の夜から月曜の朝までに起きた。
月曜日の朝、金を開けたときに発覚したわけである。

事件後、ミナスジェライス州で車のトレーラーを運転していた男が逮捕されて、そのトレーラーに積んでいた車の中から多額の現金が見つかっている。
この男は、運送会社のオーナーであった。
また、この男に車を売った車の販売店のオーナー兄弟も逮捕されている。

今のところ、この3人は犯人の一味と見られている。

その後、捜査の進展についての報道はなかったのだが、今週の初めに多少報道があった。

事件発生後、フォルタレーザ市からサンパウロ市への定期便で不審なグループがいたという報道があった。
これを裏付けるもので、日曜日に3名の男が、タクシー3台で空港に向かい、大量のカバンを持っていたという。
タクシーの運転手もこのことを証言した。

空港でのチェックインの様子が、カメラに映し出されていた。

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このことから、3名の男が指名手配された。
もちろん、現在も行方不明である。

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今までに発見されたお金の総額は、盗まれたお金の3%にしか過ぎない。

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サッカー・ブラジル選手権 第27節 パルメイラス敗れる

サッカー・ブラジル選手権 第27節 第1日目(9月21日)に、サントス対パルメイラスの試合が行われ、パルメイラスが2対1で敗れた。

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(サントス)
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(パルメイラス)
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両チームとも、今は突出した選手がいなくなり、若手中心の陣容になっている。
それだけに試合はきびきびして、面白い。

どれに、両チームとも監督が大物なので、監督対決という感じがする。
パルメイラスがレオンLeonで、サントスはガーロGalloである。

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試合は、前半に、サントスが1点を入れて先行した。
後半半ばに、パルメイラスが追いついたが、その直後にサントスが決勝点を上げた。
全体的に見ると、パルメイラスが押していたし、チャンスも沢山あった。
シュートも多くでていたのだが、ゴールに入らなかった。
若いだけに、力強さに欠けていたようだった。

サンパウロFCは、アウェイで勝った。
最後はロジェリオ・セニがPKを決めた。

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第1日目を終了しての順位は次の通り。

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今日は、コリンチャンスの試合が地元パカエンブー競技場で行われる。
キックオフは20時30分である。
地上波での中継がない、木曜日は試合開始が早い。
そろそろファンがやってきたようだ、大声で応援歌を歌いながらだからわかる。
小雨交じりの観戦になりそうだ。 気温18度。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その10 パウリスタ大通り5

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る。

一番集中しているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通り

胴体に、四角い穴が開いた「牛」がいた。
カーテンもついている。

当然、みんな、窓から顔を出して、写真のポーズを作る。

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ブラジル・サンパウロの「コンサート」 その2 後日談

先週の日曜日(9月18日)に、サンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場で、コンサートが開催された。

Mix FMというところが主催したロックコンサートだった。
第6回目の催しだったそうだ。

約4万枚のチケットが販売され売り切れていたのだが、当日の天候が雨模様で、気温も低かったので3万人程度しか集まらなかったそうだ。
警察の予想より1万人も少なかったことになるそうだ。

とは言っても、観客はほとんどが若者で、少しでもよい席を取ろうとして、前日から門の前に泊まりこんだ者もいたという。
開門の9時には長蛇の列が出来ていたと言うことだ。

コンサートは、12時始まった。
カナダからの1グループを含む、12バンドが演奏をしたということだ。
22時までに、救護スタッフも300人の介護をし、4人が病院行きとなったそうだ。
警察は、45件の事件を記録したという。

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そして、このコンサートの翌日に、このパカエンブー競技場の責任者が「首」になった。

パカエンブー競技場は、サンパウロ市営である。
サンパウロ市長ジョゼ・セッハは、この競技場の責任者であるジョゼ・ヂ・アッシス・アラゴンを免職した。

市の広報によると、ジョゼ・ヂ・アッシス・アラゴンは、このコンサートが予定の時間を超えて続いていたのに中止させなかったからだということである。
もともとは、22時30分に終了の予定であったのに、実際には25時まで続いた。

このジョゼ・ヂ・アッシス・アラゴンの免職を、彼は月曜日の20時30分まで知らなかった。
記者からの問い合わせで知ったそうである。

「自分には何も話してくれなかった。 理由は何だ。 説明してくれ」

彼は、競技場にいたそうである。

「何万もの人がいたんだ。歌手のマイクを取りあげようとしたら、どうなると思う」

彼は、1965年から1990年までは、サッカーの審判員だった。
そして、パカエンブーには5年いた。

彼の所属する市のスポーツ局では、彼の免職は18時から19時の間に通知されたという。
彼の免職は昨年の間に決まっていたことであるが、今回のショーの件が、退職を早めたという。
彼に言わせれば、市がこのショーの契約をラジオ局としたときに、だいたいわかっていたはずだという。
いくつものバンドが出演するので、時間を守ることは難しいはずだと。
契約はどうなっていたんだと言っている。

このショーの主催者の、ラジオ局は責任者がいないとして答えていない。

市によると、10月からはこの競技場では夜のショーは許可されないということである。

最後のショーは、来週末に開催される。

パカエンブーの住民団体"Viva Pacaembu"は、騒音は土曜日から音響テストの音などで始まり、ショーが終わっても月曜日の未明まで続いたと訴えている。

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パカエンブーは、サンパウロの中心部に最も近い一戸建て大邸宅街である。
当然、住民もかなり意識が高く、且つ政治力のある人が多いわけで、サンパウロ市長ジョゼ・セッハに強硬にクレームしたことが想像できる。

予想通りである。

このサンパウロ市長ジョゼ・セッハは、今年からサンパウロ市長である。
そして、次期大統領選挙の出馬が噂され、現大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの最も有力な対抗馬とされている。

直近の世論調査では、今選挙があるとしたら誰に投票するかという問いに対する回答では、2人の数字は拮抗している。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選 対ベネズエラ、対ボリビア戦 その3

今日(9月21日)サッカー・ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ワールドカップ南米予選に招集する26人の選手を発表したあとに記者会見を行った。

パヘイラ代表監督は、目標は明らかで、残り対ボリビア戦と対ベネズエラ戦の二つの試合に勝って、南米予選に参加している10チームの中のトップになることであるといった。

ブラジルは、今、勝ち点30を上げていて、トップのアルゼンチンに1点の差をつけられている。
少なくともアルゼンチンが残り二試合(10月9日ペルー戦、10月12日ウルグアイ戦)農地一つを引き分けることが必要である。

「目標は、一位で終了することである。 可能性はある。 アルゼンチンはウルグアイとの困難な試合を控えている。 それはやってみなければわからないことであるが、我々は残り2試合を勝たなければならない。」

ブラジル代表は、10月5日リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コマリーのブラジル代表合宿所に集合する。

「集合した選手の状態がどのようなのかをみる。 それから、二つのチームに分ける」

ブラジル代表チームは、10月9日にボリビアの首都ラパスで、ブラジリア時間の17時に試合を行う。
パヘイラ代表監督は、この試合は高度の問題で非常に難しいものになると考えている。
2002年の予選では、ボリビアがラパスでは3対1で勝っている。

ベネズエラとの試合は、10月12日21時30分からブラジル・パラ州ベレンのマングェイロン競技場Estádio Mangueirãoで行われる。
2002年の予選の際も、ベネズエラ戦は予選の最後の試合で、この試合でブラジルは本選出場を決める必要があった。

「今回は、幸いなことに、予選を通過したという状況にある」


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ブラジル経済は安定。 その5 ブラジル通貨上昇続く

ブラジル通貨レアルが、引き続き強い。

今日(9月21日)には、米ドルに対して過去3年で最も高い水準になった。

ブラジル中央政界が、今年5月中旬からあまたのスキャンダルの暴露で混乱が続いているのにである。
さらに、ブラジルは金利を下げ、米国は金利を上げたにもかかわらずにである。

BRL-USD-0000-0-0-12-2452276-2453635

更に、ユーロに対しても、最近は強含みになってきた。

BRL-EUR-0000-0-0-12-2452276-2453635

日本円に対しても、この一年上昇を続けている。

BRL-JPY-0000-0-0-12-2452276-2453635

サンパウロの株式市場も、上昇を続けている。
さて、ブラジルに投資しますか。

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quarta-feira, 21 de setembro de 2005

レオンに、韓国代表監督の声がかかる

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブの一つであるパルメイラスの監督であるエーメルソン・レオン監督に、韓国から代表監督に就任の声がかかったようだ。

レオン監督は、今年はサンパウロ州選手権を制したあとにサンパウロFCの監督の職を突然なげうって、「困っている友達を助けるため」といってヴィッセル神戸に行き、2ヶ月で解任された
そして、7月からはパルメイラスの監督を務めている。

韓国といえば、2006年のワールドカップのアジア予選を勝ち抜き、本選出場を決めているが、オランダ人の監督を解任して以来代表監督は空席だ。

随分と高額の提示がでているようだが、今のレオンは「お金」では動かないだろうと、パルメイラスの役員の発言がある。

すでに、断ったという話もある。

過去3人の韓国代表監督は、全てオランダ人である。

選手として、レオンは1970年、1974年、1978年そして、1986年にワールドカップに出場している。


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ルイゾンは、サントスへ

名古屋グランパスに所属しているルイゾンLuizãoは、サントスと契約という報道が、今日(9月21日)にあった。

デイヴィヂとロビーニョが居なくなったあとのFWを探していた、サントスの役員が、ルイゾンと契約することを了承した。
ルイゾンは、サンパウロFCから名古屋グランパスに移籍して1ヶ月半である。

交渉は、両者で合意に至った。 両者とは両クラブと選手である。
しかし、サントスがルイゾンのブラジル選手権への出場を登録できるかどうかをCBF(ブラジルサッカー協会)に、確認したあとに最終となる。
なにか問題があると、合意は白紙となる。

サントスとしては、単に時間の問題で、登録は金曜日には終わるとしている。

ルイゾンとの契約は、サンパウロFCのファンの夢であった。
ルイゾンはサンパウロFCに戻り、12月に行われる世界クラブ選手権で戦うことを了解していた。
しかし、サントスの方が素早く動いた。

サントスとの契約によって、ルイゾンはサンパウロ州の4大クラブに全て所属することになる。
グラニーをでたあと、パルメイラスに行き、コリンチャンスそして、サンパウロでプレイしてきている。

いずれも彼がいるときにチャンピオンになっている。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選 対ベネズエラ、対ボリビア戦 その2 代表メンバー発表

ブラジルサッカー協会(CBF)は、今日(9月21日)に、ワールドカップ南米予選として10月に行われる対ベネズエラ戦と対ボリビア戦のブラジル代表を発表した。

ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、26選手を招集した。
10月5日から、リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリスTeresópolis市のグランジャ・コマリーGranja Comaryのブラジル代表が宿所に集合する。

ボリビア戦は、10月9日17時よりボリビアの首都ラパスで行われる。
ベネズエラ戦は、10月12日21時30分より、ブラジル・パラ州ベレンで行われる。

招集選手は次の通り。

ヂーダDida (Milan)
ジュリオ・セーザーJúlio César (Internazionale)
ゴメスGomes (PSV Eindhoven)

カフーCafu (Milan)
シシーニョCicinho (São Paulo)
ルーシオLúcio (Bayern de Munique)
ジュアンJuan (Bayer Leverkusen)
ルイゾンLuisão (Benfica)
ロッキ・ジュニオールRoque Júnior (Bayer Leverkusen)
ロベルト・カルロスRoberto Carlos (Real Madrid)
ジウベルトGilberto (Hertha Berlim)
グスタヴォ・ネリーGustavo Nery (Corinthians)

エーメルソンEmerson (Juventus)
ジウベルト・シウヴァGilberto Silva (Arsenal)
ゼ・ロベルトZé Roberto (Bayern de Munique)
リカルヂーニョRicardinho (Santos)
レナットRenato (Sevilla)
カカKaká (Milan)ジュニーニョJuninho Pernambucano (Lyon)
ロナウヂーニョ・ガウーショRonaldinho Gaúcho (Barcelona)アレックスAlex (Fenerbahçe)
ジュリオ・バプチスタJúlio Baptista (Real Madrid)

アドリアーノAdriano (Internazionale)
ロビーニョRobinho (Real Madrid)
ロナウドRonaldo (Real Madrid)
リカルド・オリヴェイラRicardo Oliveira (Bétis)

いつもながら、綺羅星すぎて、言葉もない。

目新しいのはアレックスか。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その8 サトウキビ

ブラジルの日系人タレントとして、大人気のサブリナ・サトウSabrina Sato

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レギュラーで出演しているrede TV局のPanico na TVという番組では彼女のコーナーを持っている。
毎週、色々なことにチャレンジさせられるのである。

今週は、ブラジルの特産物中の特産物であるアルコールと砂糖の原料であるサトウキビの畑に行っての、収穫であった。

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例によって、「ランジェリー」姿
これは、かなり危険なことである。
サトウキビの葉で、手や身体に切り傷がつくことが十分に考えられる。
それに、畑には色々な虫が沢山いるので、それらに間違いなく刺される。
そして、蛇もいくらでいる。 それもガラガラヘビのような毒蛇である。
本当の農業作業員は、長袖で、顔だけ出すような帽子をかぶり、長靴を履いている。
そこはテレビだ。

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実際、ブラジルの広大なサトウキビ畑で、いまどき鎌を使って収穫をしているとは考えられないのだが、これもテレビだ。

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結局、適当なところで終わった。
今が、サンパウロ州奥地の収穫時期ではないのだ。

今週はPanico na TVのネタが、まだあるのでサブリナ・サトウについてはこれだけである。

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ブラジル・サンパウロのサッカー見物 その5 女性客

ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場でのサッカーの試合見物。

サッカー場は、危険だといわれていて、子供や女性は行かない方が良いという風潮も前はあったのだが今はそんなことはない。

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激烈なファン組織が集団で応援している席は、だいたい安い席だ。
高い方の席には、もう「ちょっと」落ち着いた客が多い。
もっとも大人しそうに見えても、試合が始まると全く別人の人もいることも事実だ。

高い方の席であれば、暴動が起きるようなことはないはずである。

実際に競技場に行くと、女性が意外に多いことに気付く。
彼氏に連れられてというのが一番多いようだ。

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女性だけのグループだって見かける。

家族連れも多い。

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気合いの入った格好をしている女性だっている。

たまに、試合そっちのけの人がいることもある。

以前は、家でテレビを見るときは、男はサッカー番組で、女はドラマを見るものだというようにいわれていたが、今はそんなことはないようだ。
もちろん、もっともゴールデンタイムはドラマばかりである。

パカエンブー競技場に来るのだったら、拙宅をベースにしてもよい。
駐車場も何台かははいる。

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ブラジルの車 その4 フレックス車

ブラジルには、世界中のメーカーが生産基地を置いているといってもよい状況になっている。

昔から、工場を持っているのはVWフォルクスワーゲンである。
長らく「カブトムシFusca」を生産していた。

ついて、米国のGMやFord、そしてイタリアのFiatが工場を持っていた。
1990年代中期以降にその他のメーカーがどっと進出した。

現在の、生産台数は昨年は年間に2百万台を超えている。

月別でも、20万台を超えている。

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このうち輸出は7万台を前後している。
主な輸出先は、近隣諸国である。
輸出といっても、結局は親会社の生産政策や輸出政策に左右されているわけではあるが、それでも1月8月までの累積輸出台数も、昨年2004年は40万台で、今年は53万台とかなりの増加が見られている。

一方、国内販売も堅調である。
小型車中心ではあるのだが、経済の好調を反映していると言って良いだろう。

乗用車の販売において、ブラジルだけの興味深い事実がある。
それは「フレックス車」の販売の急増である。

フレックス車とは、ガソリンでもアルコールでもどちらでも燃料と使用できる車である。

ブラジルは、1970年代のオイルショックの時の原油急騰に懲りて、国策としてプロアルコール計画というガソリンに変えてアルコールを自動車燃料として使うという計画である。
アルコールは、広大な国土を背景としてサトウキビから抽出生成できる、国産原料である。

補助金をつぎ込んで、ガソリンのほぼ半額で供給した。
(ブラジル連邦政府の財政赤字の一因でもあるのだが。)

このこともあって、1980年代から1990年代初頭にかけては、ブラジルで販売される新車のほとんどがアルコール車になったことがあったくらいである。
その後、原油価格の落ち着きや、原油の自給率の上昇、さらに補助金の減少などによりアルコールのメリットはへり、再びガソリン車の販売が増えていた。

ところが、この1-2年の原油価格の高騰もあるのだろうが、ブラジルの自動車メーカーが同じエンジンでどちらの燃料も使用できるフレックス車というのを開発した。

このフレックス車は、一気に消費者の心をつかみ、今年の5月にはガソリン車の販売を超え、今や7割に達しようという勢いである。
実際に、燃料としてアルコールを使っているかというとそうでもないだろうが、、今後もガソリン価格の上昇が続くならば、いつでもアルコールを使用できる準備をしておこうということであろう。

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※このグラフには欠陥がある。
  フレックス車が伸び、ガソリン専用車が減少しているのはわかる。
  しかし、アルコール専用車の変動がわからない。
  おそらく、ほぼすべてフレックス車に移行しているはずだ。

ちなみに、日本メーカーは本田トヨタがあるがまだフレックス車は発売していない。
客層が燃料費の価格を気にする層ではないことがあるのかもしれない。

ブラジルのガソリンスタンドでは、普通3種類の燃料を販売している。

普通ガソリン(それでも25%アルコールが義務づけられている)
添加ガソリン(ハイオクタン価)
アルコール

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アルコールは、ガソリンは半額に近い価格だが、燃費の問題やメンテナンスの問題で、問題はいろいろとある。
二酸化炭素の排出は減るが、その代わりにでてくる廃棄物の有害性も指摘されている。
よいことばかりではない。

日本では、環境問題の視点で「ビオ・アルコール」への関心が盛り上がっているようだが、ブラジルの消費者は純粋に価格の問題で考えている。

ところで、ブラジルは、ジーゼルに代わりバイオ・ジーゼルについても開発を進めている。
これについても、工場があちこちに建設もしくは建設が計画されている。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その10 パウリスタ大通り5

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る

一番集中しているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通り
通りに沿って、あちこちに「牛」が点在している。

パウリスタ大通りの中心とも言えるサンパウロ美術館MASPの前には、2頭の「牛」が居る。

一頭はとてもカラフルな図柄の「牛」である。

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もう一頭は、このサンパウロ美術館の建物を描いた「牛」である。

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最近思うのだが、カメラを持ち歩いている市民がとても多いということだ。
カメラを持っていると危険だ。
すぐに盗られるといわれてきたのだが、少しは安全になったのだろうか。

デジタルカメラになってカメラ自体が小型化し、またフィルムが必要ではなくなったので気軽に取りやすくなったこともあると思う。
どの牛にも、カメラが向けられている。

ブラジル人は、写真を撮る順番をキチンと守るし、譲ってくれようとする。
それに、写真に入らないようにと気を使ってくれる人も多い。

でも、撮ってくれとか、撮りましょうかというのは、まだないと思う。
そこまでは、通りすがりの見ず知らずの人を信じることは出来ないだろう。

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ブラジルGP その1

ブラジル・サンパウロでF1グランプリが行われる時期になった。
サンパウロ市南部のインテルラゴスにある市営のアウトードローモautodromoで開催される。

一月以上前から、徐々に報道が始まった。

最初は、コースの改修工事が完了し、検査を受けて合格したということであった。

10日ほど前には、万一の事故に備えての救助訓練が行われたという、訓練の映像であった。
周辺道路が大渋滞なので、ヘリコプターで運んでいた。

先週末からは、サントス港に到着した荷物がピットに続々と到着している様子が伝えられた。
F1レースーカーも、厳重に輸送され、慎重に荷下ろしされていた。

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また、レース場にも衝撃防止用の古タイヤが設置されていく様子も伝えられていた。
また、芝が刈られたり、花の苗が並べられたりしている。

昨日は、最初のドライバーがコースにやってきて、一般のフェラーリを使い、コースを流している様子の映像もあった。
ピットも、各チームのスタッフによって、どんどんと整備がなされていた。

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そして、今日のニュースはちょっとコースから離れていた。

毎年このF1のときになると、サンパウロの夜が一年でもっとも華やかになるという
レース関係者や観客などが、夜はそちらに行くからだ。

それで、その商売をしている店も張りきって、道路沿いにエロチックな看板を立てたり、大型トレーラーを店の動く広告にして、市内を走らせ始めた。
もちろん、英語での記載もある。

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レース最終日は営業開始がとてつもなく早い。
普通は、22時くらいからしか客は来ないのだが。

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この"Cafe Photo"は、いちおうその筋(風俗営業店)では一流店である。
その価格もあの価格も価格も高いところだ。

市が、こういった看板の撤去をしたり、お店の査察をしたというのが、今日のニュースであった。

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なお、レースそのもののチケットはまだ販売中である。
一番価格が高い場所での3日間通しの券もまだあるようだ。

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ブラジル・サンパウロは、冬が終わる

ブラジル・サンパウロは、季節が4つある。
春夏秋冬である。

一応、明日(9月21日)で冬が終わるらしい。
日本でいうと秋分の日にあたるのだが、何故かずれている。

今日のサンパウロは、午前中は晴れていた。
とてもきれいな青空が出ていた。

だが気温は低く、22度くらいにしかなっていない。
普通は、太陽が出るとすぐに28度くらいまで気温がすぐに上がってしまうのだが、今日は違った。
空気はひんやりとして、家の中は寒かった。

半袖では寒かった。

14時頃のパウリスタ大通りだ

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その後、雲が出て来て、17時過ぎには何となく霧雨を感じるような時もあった。
更に、気温は下がり15度に。

この1日での変化の激しい天気がサンパウロの特徴だ。


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terça-feira, 20 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロに「牛」 その9 パウリスタ大通り4

ブラジル・サンパウロの市内のあちこちに「牛」が居る

一番集中しているのが、ブラジルのビジネスの中心のパウリスタ大通り
通りに沿って点在している。

「牛」のあるところでは、みんな写真を撮っている。
子供も、とても喜んでポーズをとっている。

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でも、犬は見て見ぬふりをして、そそくさと通り過ぎている。

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いやなんだろうと思う。

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サッカー・ブラジル選手権 第26節 コリンチャンスもサンパウロFCも勝利

サッカー・ブラジル選手権の第26節では、サンパウロの3チームは全て勝利した。
9月17日にパルメイラスが勝ち、
翌日9月18日には、コリンチャンスもサンパウロFCも勝利した。

コリンチャンスは、ブラジル南部のサンタカタリーナ州の州都フロリアノーポリスで行われたフィグェレインシ戦。

両チームの選手は次の通り。

(フィグェレインシ)
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(コリンチャンス)
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前半開始10分に、ニウマーがバーに跳ね返った球を素早く拾って、ゴール。

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前半終了時には、2対1と逆転されたが、後半中盤に2点を入れて逆転。
3対2で勝利した。

テベスは、この試合も無得点。 これで6試合ゴールがない。
とても良い働きはしているのだが。

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サンパウロFCは、地元のモルンビー競技場で、ヴァスコを迎えての試合。
ややチームも上り調子になり、危なげなく勝利。
後半のロスタイム時に、ロジェリオ・セニがペナルティーも決めて、ファンを喜ばせている。

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ヴァスコのロマリオは、腿の痛みで出場せず。

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ブラジル・サンパウロの夕暮れ

ブラジル・サンパウロの夕暮れ。

サンパウロ市の東部から中心部セントロに向かうラジアル・レスチRadial Lesteという幹線道路を通っている。
もうすぐセントロだ。
大聖堂の上に、夕日が最後の輝きを見せていた。

家路を急ぐ車で、対向車線はいっぱいである。

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「ブラジルの冷凍肉には、コカインが詰めてある」のあきれた余話。

先週、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロの冷凍倉庫で、ポルトガルに向けて輸出される予定の冷凍肉の中にコカインが詰めてあるのが、警察によって発見された
コカインの総重量は、2トン近かったのであった。

この件に関して、冷凍倉庫の社長が逮捕された。
そのほかに、この犯罪を企てたポルトガル人や資金洗浄をしたとされる有名レストランのオーナなどが逮捕された。

連邦警察は、この件を3ヶ月以上にわたって捜査しており、その成果を祝った。

さて、ポルトガル人の家の家宅捜査で、多額の米ドル、ユーロなどを含む現金も見つかっており、これらは警察の建物の中にある金庫の中に、週末に保管された。

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しかし、週明けの今日それが全部消えていた。

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情けない話である。

そんなところに、誰でも入ることができるわけでもないのに。

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日本円にして、約1億円である。

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もちろん、捜査に関わった警察関係者60-70名を調べるということだ。

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ブラジル経済は安定 その4 ブラジル通貨での債券発行

ブラジルが、ブラジル通貨レアル建てでの債券の発行をするそうだ。

今まで、米ドル、ユーロそして、円などの外貨建ての債券しか発行してこなかったブラジルが、遂に自国通貨レアル建ての債券を発行するという。

1980年代から1990年代にかけて、激しいインフレを記録し、この期間に3回も通貨を変えたブラジルが、自国通貨での再建を発行するところまで来たとは、誠に感慨深いものがある。

主に、南米の国々で販売をするそうである。

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2016年に償還開始、年12.75%の金利というのだが。

さて、買ってくれる人はいるのだろうか。

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ブラジルの携帯電話

ブラジルの携帯電話台数が、今年8月末で、約79百万台になったそうだ。

8月の販売台数は、236.8万台で、前月比3.09%の増加だそうである。
それで、8月末の台数が、78,947,332台になったということである。
前年同月比38.5%の増加である。
今年1月から8月まででは、13,341,755台の増加だそうだ。

このうちプリペイドタイプが64,984,644台で、81.18%となっている。
携帯そのものが盗まれることもあり、プリペイドが望ましいのは言うまでもないことである。
また、富裕層が子供や使用人に持たせるために携帯を与えることがあり、必要以上に使わせないもしくは受信専用として使わせるためと言うこともある。
1年前の比率は、79.42%だった。

契約番号では、国民100人あたり42.85人が持っていることになり、7月に比べて2.96%増加し、前同月比34.62%の増加となる。

もっとも携帯電話が普及しているのは、首都ブラジリアのある連邦特別区で住民100人あたり117台ということである。
サンパウロ市では、47.77台である。

携帯電話会社別では、もっとも大きなシェアを持っているのはVivoで、シェアは36.47%である。
ついで、TIMで22.81%。
Claroが3番目で21,68%、さらにOiの11.05%となる。

システム別ではGSMが37,043,742台で、46.92%。
CDMAが、22,552,092台で、28.57%。
TDMAが、19,181,283台で、24.30%。
更にアナログが170,215台で、0.22%あるそうだ。

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segunda-feira, 19 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロの小鳥 その24

ブラジル・サンパウロには、小鳥がとてもいっぱいいる。
本当に、動物園の「鳥舎」にいるかと思うくらい、小鳥が舞い、啼き声が聞こえる。

若葉が出始めた木に、小鳥が止まった。

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ブラジル・サンパウロの「韓国人」と「ボリビア人」

ブラジル・サンパウロには、25,900人のボリビア人が合法的に居住しているそうだ。
そして、非合法に6万人が滞在しているという。

ボリビアより、ブラジルの方が豊かで職があり、お金になるのでやって来るのである。
ボリビアから、バスに乗って、パラグアイ経由でやって来るそうだ。
そういう斡旋ルートがあるという。

ブラジルとボリビアの両国間には協定があり、両国民の入出国に際してはパスポートは必要ない。
国民なら誰でも持っている身分証明書を提示すると、一定期間は簡単に入国できるのである。
もちろん、この場合は就労は出来ない。

10日ほど前に、このボリビア人が非合法に滞在し、隠れ住んでいる、サンパウロ東部のカニンヂという地区にある家が警察に急襲された。

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このカニンヂは、サンパウロの衣料品問屋街のブラスボン・レチーロという地区の中間にあるのだが、ボリビア人達はこの家に住み込みで、朝から晩まで縫製を行っているのである。
1日に16時間も仕事をしているという。

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今、サンパウロのこの衣料品問屋地区で大勢力となっているのは、実は韓国人および韓国系ブラジル人である。
ボリビア人達を雇用しているのは、韓国人(含む韓国系ブラジル人)が多いようだ。

警察が、ボリビア人の1人に、雇用主がいるブラス地区の衣料品店まで案内させている。
ボリビア人が「ここ」と言っている。(取材のテレビカメラが同行しているところが、なんともブラジル的だ。)

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警察や取材陣が大挙してやってきたことで、雇用主らしい韓国人(含む韓国系ブラジル人)が心配そうな顔をしている。

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結局、1人は逮捕されたようだ。

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ボリビア人達は、窓も十分に開くことが出来ないような家で、子供も含めた家族で暮らし、寝起きし、食事をしている。
勤務時間中は、家からでないように雇い主が鍵までかけて閉じこめておくところもあるようだ。
日曜日には、ボリビア人のような顔をした人たちが、この地区の公園やシャッターが閉まった問屋街を歩いているのを見かける。

これだけ劣悪な環境で働いても、ボリビア人の収入は、ブラジルで法律で定められた最低給与である300レアル(15千円)に残業代などを加えたほども無いという。
ボリビア人達にとっては、これでもボリビアにいるよりは稼げるので、納得している。
他に何かよりよい条件の働き口が、ボリビアにあるわけでもないし、ブラジルでは非合法で滞在している自分たちを雇用してくれているのだから、仕方がないと思っているわけだ。
それに、ブラジル・サンパウロ市のファヴェーラでは、この家より遙かに劣悪な環境でブラジル人達が多数暮らしているのも現実である。

警察は、ボリビア人の不法滞在もさることながら、韓国人達の「人権侵害行為」をもっと問題にしているのである。
この取り締まりは、不法滞在の取り締まりではなかった。

実は韓国人達はこういったことをずっとやってきて、ここまでの成功を収めたものが多いと言われている。
ブラジルは元々韓国人の移民を認めていなかった。 日本移民を必要とした100年前の時代と違い、もう単純労働力は必要なかったからだ。
韓国人達は、今から30年ー40年前に当時反共国家だったパラグアイに最初に移住し、それから非合法にブラジルに入ってきたものが多いという話がある。(韓国もそのころは貧しかったのだ。)
ブラジルは、ときどき不法滞在者を出頭させて、出頭してきたものには、合法的に永住権を与えることをやってきた。
その時に、韓国人達は永住権を得ていったものもいるという。
そうして、永住権を持った韓国人が、次にやってきた持っていない韓国人をボリビア人に行っていることと内示用に家族で住み込みで働かせていたのだという。
そういった状態が、繰り返されて、みんな資金を貯めて、徐々に独立し、店ををもったという。
韓国人達にとっては、自分もそうだし、みんながそうやってきた当たり前の道だったのである。
貧しい頃は、みんな家族で休日もなく働くのがアジア的な労働観念と言っても良いだろう。
別に韓国人だけではないことで、かつては多くの日本人も日本で雇用主の家族も含めておこなってきたことである。

だが、そういうことは今のブラジルでは「建前としては」通用しなくなっている。
こういうやり方は、「奴隷的」とまで言われている。
しかし、それでも、ボリビアで縫製技術を取得して、ここにやって来るボリビア人は引きも切らないわけなのであるが。

さて、日本では不法滞在者はすぐに収容所に入れて、国外退去処分にする。
こっそりとだが10年以上も真面目に働いて、日本語しかできない子供もいるような人たちをもだ。
時には何年も収容所に入れて最終的に退去させる、本当にむごいことだと思う。

その時に、このブラジルのように「雇用主側の不法労働行為」は問題にしているのだろうか。
風俗営業などで監禁状態の女性も多いと聞くのだが。

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ブラジルの「ダニエリ・スズキ」

いつも取りあげているサブリナ・サトウSabrina Sato
また、今週も取りあげる予定だ。

彼女は、また1-2ヶ月以内のブラジルのプレイボーイ誌Play Boyに掲載されそうだ。
今回は、昨年12月のようなプレイメイトではないだろうが。

そのサブリナ・サトウとは、違った形でブラジル芸能界で生きている日系人がダニエリ・スズキDaniele Suzukiだ。
彼女は女優だ。

顔を見てわかるように、純日系だ。

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ブラジル最大のテレビ局GLOBO局専属であるので、GLOBOの系列局にしか出てこない。
ブラジルのタレントは、だいたいそういうものである。

もうすぐ始まる19時15分からのGLOBO局の新ドラマに出演する。
このドラマのタイトルはバンギ・バンギBang Bangというのだが、このバンギバンギは「西部劇」のことである。
拳銃の発射音から来ていることは言うまでもない。
ブラジルで、「西部劇」という変な設定のドラマだ。
100年以上前の実際のブラジルも、「西部劇」のようだったかもしれない。

そこに日系人のダニエリ・スズキとはまた変なキャスティングである。

先週土曜日の深夜の"セルジーニョ・グロイスマンSelginho Groisman"のショー番組に出てきていた。
新ドラマの番組宣伝のためだ。

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この司会者セルヂーニョ・グロイスマンは、昨年10月に日本に来ていた
渋谷にいた。

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この番組にはトッキーニョToquinhoも出て来ていた。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その8 パウリスタ大通り3

ブラジル・サンパウロに「牛」が沢山いる

一番集中しているサンパウロ最大のビジネスの中心街であるパウリスタ大通りAv. Paulista

ブラジル経済の中心地パウリスタ大通りに、サンパウロ工業会のビルがある。
ここの意向を無視しては、ブラジルの経済政策は決められない。
「経団連」のようなものだ。

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このビルの一階は、いつも美術関連の企画展が開催されている。
だいたい無料のことが多い。

このビルの前には、2頭の「牛」がいる。

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一頭は、ハナを垂らしている。
ブラジル経済は風邪をひいてはいないのだが。

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ブラジル・サンパウロの「コンサート」

ブラジル・サンパウロのパカエンブー地区は、サンパウロ市の中心に近いところにある高級住宅街である。
1920年代から40年代にかけて整備された一戸建て住宅専用地区で、物販を伴うような商業は基本的に出来ない。
敷地も、家も大きく、緑も多い。

その中心にあるのが、パカエンブー競技場である。

サッカーの試合のあるときは、その前3-4時間前から露店の準備が始まるので何となく周辺がざわざわする。
実際に観客がやってくるのは、せいぜい1時間半前である。
大事な試合で、満員に近くなるときは周辺では車も渋滞するし、警察の規制の笛なども鳴り響くが、2万人程度の入りの時はそれほど気にならない。
試合時間はだいたい2時間、試合の歓声も地形的なこともあってそれほど轟いてはこない。
試合が終わると、またしばらくはちょっとうるさいが20-30分もすると静かになる。

サッカーの試合よりうるさいのは、宗教の集会
人も集まるし、宗教的な音楽も鳴り響く。
時間も長い。
でも、サッカーのファンのように暴れる可能性はないので、その辺は安心だ。

さて今日(9月18日)のサンパウロは、ほぼ一日中雨だった。
細かい細かい霧のような雨が、時には強く降ったりしていた。
気温も低く寒い1日だった。

その住宅地でちょっとしたものを買いに行くにも、車が必要なパカエンブー。
雨が降っていれば、なおさらだ。
14時頃に新聞と雑誌を、ヴィラボイン広場に買いに行った。

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晴れていれば歩いても10分くらいなのだが、雨が降っていたので、面倒だった。
家を出ると、すぐにパカエンブーの競技場なのだ。

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パカエンブー競技場は、今日は「コンサート」が開催されていた。
朝11時頃から、リハーサルとも本番ともつかない音が出ていた。

入り口から覗かせてもらったら、グラウンドにも巨大スピーカーが設置され、アリーナ席と化していた。
サッカーの試合とは比べものにならないくらい、人が入っていた。

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ぐるっとまわった正面入り口にも、MIXというサインが出ていた。

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このコンサートは、いつ始まったのか終わったのかわからない。
ときどき人の動きがあるから、終わったのかなと思ったら、まだ音は鳴り続いている。

結局静かになったのは25時だった。
12時間以上やったことになる。
日曜日の夜に、ここまでやるかな。

また、パカエンブーの強力な住民組織が市当局に、パカエンブーでのロック・コンサートの禁止を訴えるに違いない。

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domingo, 18 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル選手権 第26節終了

サッカー・ブラジル選手権 第26節が終了した。

結果は次の通り。

9月17日(土) 第1日目
試合開始  試合結果               競技場
16h   Ponte Preta  1 x 0  Paraná      Moisés Lucarelli
17h   Paysandu    3 x 0  Juventude   Mangueirão
18h10 Flamengo    2 x 0  São Caetano  Luso-Brasileiro
18h10 Palmeiras    2 x 1  Cruzeiro    Parque Antarctica

※パルメイラスが止まらない。
 また、勝った。

9月18日(日) 第2日目
試合開始  試合結果                競技場
16h   São Paulo   4 x 2  Vasco      Morumbi
16h   Internacional  3 x 2  Atlético-PR  Beira-Rio
16h   Brasiliense   0 x 2  Fortaleza   Boca do Jacaré
16h   Figueirense   2 x 3  Corinthians  Orlando Scarpelli
16h   Botafogo    3 x 1  Goiás      Luso-Brasileiro
18h10 Coritiba     0 x 0  Fluminense  Couto Pereira
18h10 Atlético-MG  3 x 0  Santos     Mineirão

※コリンチャンスが、勝利で2位に上昇。
  この勢いで再び1位に復帰できるか。
  最初の1点はニウマー。  テベスの得点は無し。
※サンパウロは地元モルンビーで勝利。
  二部リーグ降格圏からは随分離れることが出来た。
※インテルナシオナウは、1位になった。

次節の第27節の予定は次の通り:

9月21日(水) 第1日目
試合開始  試合予定                競技場
19h30  São Caetano  x  Figueirense  Anacleto Campanella
19h30  Fortaleza    x  Internacional  Castelão
20h30  Paraná     x  Brasiliense   Pinheirão
20h30  Goiás      x  Paysandu    Serra Dourada
21h45  Fluminense   x  Flamengo    Raulino de Oliveira
21h45  Santos      x  Palmeiras   Vila Belmiro
21h45  Cruzeiro     x  São Paulo   Mineirão

9月22日(木) 第2日目
試合開始  試合予定                競技場
20h30  Atlético-PR  x  Botafogo     Kyocera Arena
20h30  Corinthians   x  Atlético-MG   Pacaembu
20h30  Juventude    x  Coritiba      Alfredo Jaconi
20h30  Vasco       x  Ponte Preta   São Januário


(第26節を終了しての順位は次の通り)
今節では、随分と順位に変動があった。
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ブラジル・サンパウロに「牛」 その7 パウリスタ大通り2

ブラジル・サンパウロに「牛」が沢山いる

その「牛」が一番集中しているサンパウロ最大のビジネスの中心街であるパウリスタ大通りAv. Paulista

パウリスタ大通りとアウグスタ大通りAvenida Augustaの交差点に大きなビルがあるConjunto Nacionalという複合ビルである。

このビルの前にも、一頭の「牛」がいた。

真っ黒で、サングラスをして、唐辛子の模様がある牛。

この「牛」はスポンサーがいるようだ。
ブラジルのサングラス専門店チェーンの名前が、"Chilli beans"というのだ。
店舗イメージもこのような感じなのだ。
唐辛子のデザインも、これである。

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このビルの中に店があったかどうか。

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ブラジルのFIATのCMにきれいな日系人がいる。

ブラジルにはFIATの工場がある。
1980年代始めから、ミナス・ジェライス州で生産をしている。

このFIATが、最近IDEAという新車を発売した。
小型のSUVである。

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このCMが、2週間くらい前からテレビで流れている。
長いヴァージョンは1分間である。

主役は、男性なのであるが、
その男性の彼女役が、日系人である。

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その顔が、あまりブラジルでは見ないタイプの日系人なので、目に留まった。

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純日系人のようなのだが、細くて、化粧もちょっと普通の日系人とは違う。
普通の日系人は、どちらかというとブラジル人好みでやや太っている。
そして、アジア系の顔に適した化粧法をしていない人もいる。
今や日本の女性は、日本女性に適した化粧をしていると思うのだが、こちらの日系人はどうしても西洋人顔に適した化粧をしたりしている人がいて、いつも違うと思っている。

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ディレクターの選出なのだろうが、この女性の表情もまた、ちょっとその辺の女性とは違うと思うのである。

日系人女性が、こういう使われ方をしているCMは珍しい。
とても、好感触。

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サブリナ・サトウSabrina Satoとは随分違う。

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ブラジルの家庭ゴミ処理の改革

ブラジル・サンパウロでも、家庭ゴミの収集にやってくる。

拙宅のある地域の場合は、日曜を除く毎日である。
昼頃に回収にやってくる。

サンパウロに関しては、分別の義務はない。

しかし、分別の運動はある。
資源ゴミの回収運動はある。
アルミ、紙、プラスティックなどを分別して入れるゴミ箱が公共の場所に目に付くようになってきた。
また、学校には大きな分別ゴミの回収ボックスがあって、地域の人が持ってくるようになっている。
それを売って、学校運営の足しにするのである。

ブラジルでは、アルミ缶の資源回収率は世界一高いという。
アルミ原料があり、アルミ産業があり、アルミ缶がとても普及していることもあるが、回収することを生業としている人がとても多いからだ。
捨てられたアルミ缶やペットボトルなどは、あっという間に無くなってしまう。

サンパウロ州の内陸部にあるレンソイス・パウリスタという小さな町の家庭ゴミの回収処理について改革があり、大きな成果を上げているという報道があった。
レンソイス・パウリスタという町は、サンパウロから300キロ弱のところにある。

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ここでは、地区の各所に、分別ゴミ用の大きな箱をおいた。
投入口が高すぎて届かない気もするが、おいた。

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そして、集めたゴミを機械や人間の手で選別をするのである。
(こういう職場が、白人ばかりというのはサンパウロ市ではちょっと考えられない。)

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選別されたゴミを仕分けをして、売れるものはまとめている。

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アルミはちゃんとプレスしている。

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そして、最終的に処分するゴミがかなり減ったという。
埋設処理場の寿命が延びたと言っている。

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このようにすることで、色々なメリットが出たと言っていた。
前述の埋設処理場の寿命のこともそうだ。
ゴミの販売によって利益が出ていることも、街の財政に寄与していると言っていた。
そして、何よりも雇用機会も出来たことだとも言っていた。

ブラジルでは、雇用機会を作ることはとても重要なことなのである。
このことに言及するニュースがよくある。

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テベス その1

アルゼンチン・サッカーの若き星のはずのテベスTevezは、ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブであるコリンチャンスに所属している。
昨年末に契約をして、1月にアルゼンチンからやってきた

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一時は、ブラジルの若き星のロビーニョと比べられたりしていたが、ロビーニョがレアル・マドリに行き、ブラジル代表としても大活躍していることもあって、あまり対比されなくなった。

だいたい、欧州に行けるだけの力や素質はあると思うのだが、ブラジルでやっている。
アルゼンチン選手にとって、あまり居心地の用意ところではないと思うのだが。
多分、まだブエノスアイレスから離れたところに行きたくはなかったのだろう。
一月に一回はブエノスアイレスに戻る契約になっている。

コリンチャンスでは、もちろん活躍しているのだが、割と試合出場数は多くない。
アルゼンチン代表として不在のこともあるからだ。
それに、レッドカードが多くて、サスペンドというの多い。

ゴールを決めると、変なダンスを踊る。

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この人、やんちゃなのか、グラウンドの内外で話題が多い人だ。

コリンチャンスでの練習中に、喧嘩をして、殴り合ったことがある

前監督のアルゼンチン人のパサレラ監督が解任されたときはチームで孤立していて寂しそうだった
今の監督であるマルシオ・ビッテクーチがコーチとして慰めていた。

2週間前の、南米杯対ゴイアス戦でも、相手の選手をこづいて、退場を食らったばかりである。

ブラジルに多い女性審判について、最近不平を言って物議を醸し出した。
女性の審判では、大事な試合での選手の動きに着いていけないというようなことを言ったのである。
同じ時には、別の審判から暴言を受けたと言って、提訴したがあっさり却下された。
このときの記者会見では、「こんなことが続くならアルゼンチン選手はブラジルではやっていけない。自分はコリンチャンスを離れる」と言った。
そして、この時にコリンチャンスのユニフォームではなくマンチェスター・ユナイテッドのマークが入ったシャツを着ていたことを、記者に指摘されて癇癪を起こしていた。
(ブラジルの記者も結構きつく突っ込んだ。)

テベスは、このユニフォームの件でチームからの罰金はたいしたこと無いだろうと考えているが、クラブは月俸の2割だと言っている。 とすると200万円以上になる。

コリンチャンスは、通常の練習時に週に2回の記者会見を行うと、報道陣に約束している。
そして、そのうちの1回はテベスが出てくることになっているのだが、全然出てこない。

報道陣が、クラブに約束が違うと噛みついている。
クラブがテベスに注意すると、練習のあとに愛娘のフローレンシアの病院に行かなければならなかったなどと、言い訳をしている。
テベスは、このフローレンシアをとってもかわいがっていて、最近は試合には一緒に入場してくる

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テベスを見ていると、不器用な人だと思う。
でも、ブラジル人はテベスが好きだと思う。
ブラジルに来てくれたのだから。
コリンチャンスの選手の入場の時でも、一番声援が多いのは、テベスに対してだ。
テベスが良いプレイをしたときは、得点に結びつかなくても惜しみない拍手をしている。

テベスからは、目が離せないな。


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ブラジル・ビキニ その2

世界中で、ブラジルのビキニに対する引き合いが増えているそうだ。

ブラジルのビキニは、とても面積が小さな水着である。
特に、お尻のあたりは、ほとんどカバーされていない。
ブラジル人の大好きなお尻が大きな人は更に大きく、そうでもない人はそれなりに見える。

そのブラジル・ビキニの輸出が増えているというニュースがあった。

デザインを起こし。

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実際に、生地を裁ち、縫製していくのは、家内工業である。

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色々なデザインがある。

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この人たちも、きっと自分で作ったブラジル・ビキニを着て、海に行っているに違いない。
こうだったら、良いのだが。

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こうかも

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ブラジルの冷凍肉には、コカインが詰めてある。

昨日(9月16日)のニュースなのだが、リオ・デ・ジャネイロの冷凍倉庫を、ブラジルの連邦警察が急襲した。

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このブラジルいくつも警察があってわかりにくいのだが、
麻薬とか脱税とかの大がかりな捜査の時には、連邦警察が出てくる。

冷凍倉庫の中には、ポルトガルに向けて輸出される、箱詰めの肉が保管されてあった。

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しかし、その肉を一つ一つカットしていくと中には、コカインの包みが入っていた。

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白い粉を試験して、青くなったからコカインだと見せていた。

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結局ここには、2トンのコカインがあった。

この倉庫の社長が早速逮捕された。

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しかし、こんなことが1人で出来るのではない。
更に、上がいて資金洗浄係がいた。
リオ・デ・ジャネイロの著名なピザレストランのオーナーが関わっていた。

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こちらも、逮捕された。
ピザレストランで逮捕されたのは、女性だった。
元の夫が、ポルトガル人で、これがポルトガル側との連絡係だったようだ。

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皆さん、お金があって、どちらかというと富裕層なのにこういうことをやっている。

警察は、これらのコカインはコロンビアからやってきて、ブラジルでこのように加工して、ポルトガル経由で欧州に流す仕組みだと言っている。
米国のFBIからの情報などもあり、数ヶ月の捜査の成果だと言って、喜んで花火を上げていた。

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リオ・デ・ジャネイロの末端の麻薬の流通は、ファヴェーラに住んでいるような連中の仕事なんだろうが、こういった大規模な仕組みは「頭」と「お金」が必要だから、一見富裕層がやっている。
なんでだろう、お金が欲しいんだろうけど。

米国が、ブラジルも麻薬取り締まりを真面目にやっていない国のリストに入れたようだが、多少はやることはやっているのである。
ただ、このような摘発は氷山の一角なのだろうと思う。
ブラジルでの摘発は量が凄すぎる。

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sábado, 17 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロのサッカー見物 その4 売り子

ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場は、サンパウロの中心部に近い

9月11日の日曜日に行われたブラジル選手権の第25節コリンチャンス対アツレチコ・パラナエンシの試合にも出かけた。

競技場の周辺には、試合開始の3-4時間前からいつもの様に露店が並ぶ

サンドウィッチやパンバーガーなどを出している。
良い匂いがするでの、ついつい誘われるのだ。
みんなここで仲間たちとビールなどを飲んで、気勢を上げて、試合を見に行く。

実は、競技場にはいるには色々と持ち込み禁止のものがある。

アルミ缶やペットボトルもだけである。
新聞も駄目だ。
カメラやビデオそれにラジオは問題ない。

入場の際には1人1人確認をされる。
女性でも、カバンの中身を見られることがある。

中にはいると、そこではまた飲み物などを販売している。

ビール、清涼飲料水、水。
アイスクリーム。
ハンバーガー。
シューホス。
ピーナッツ、ポップコーン。

売り子さんたちがひっきりなしに売りに来る。
値段は余りやすくないことは言うまでもない。

今まで制服など無かったようだったが、何故かこの日は真新しいものを着ていた。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみる その25 コリンチャンスの練習場

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのコリンチャンスの練習場。

同じくサンパウロの名門クラブのサンパウロFCとパルメイラスは、市内の北西部のバッハ・フンダBarra Fundaに隣り合わせにトレーニングセンターを持っている。

コリンチャンスは、その本部があるサン・ジョルジにある競技場で練習をしていることが多い。
この競技場でも1万人以上は客は入るのだが、試合には使えない。

スタンドとグラウンドを遮るものが無いなど、安全面で問題があるためである。

このほかに、もう一カ所実はコリンチャンスには練習場があり、そこでも練習を行っている。

サンパウロの地下鉄線のうち2番目に古い東西線。
その東の終点の駅がイタケラItaqueraという。
ここは地下鉄の終点でもあり、また更に東へ向かう近郊電車の駅でもある。
地下鉄の駅の正式名称はコリンチャンス・イタケラCorinthians-Itaqueraという。

ここにコリンチャンスの練習場がある。

このイタケラには、地下鉄の大規模な車庫がある。
その横に練習場があるのである。
駅を降りて、南にむかって何もないところを10分くらい歩いて登ると、地下鉄の車庫にぶつかる。
そこから右(西)に向かって車庫の塀沿いに歩くと、コリンチャンスの練習場がある。

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ただ、ここはサンパウロの中心部から東に直線で16キロの最東部である。
歩いていくのは、危険がある可能性がとてもある。
タクシーを拾い、待たせておくのが一番よいと思う。
(その前に、行かない方が良いかもしれない)

この練習場は、まだ造成されたばかりのようにも見える。
とても貧弱である。
入り口には、全くコリンチャンスの文字が無い。

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グラウンドの一番奥の柵に、コリンチャンスのシンボルマークがあるだけだ。

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コリンチャンスは、この場所の他に更にトレーニングセンターの予定地を持っている。
サンパウロ市からグァリューリョス飛行場に向かうアイルトン・セナ・ハイウェイが、空港方面に分岐する少し前の右側にその予定地という看板が見える。
だが、工事は全く行われていないようだし、看板さえもかなり色あせている。

この予定地の近くサンパウロ市内よりには、いまは2部リーグのポルトゲーザPortugesaも、本拠地とは別にトレーニングセンターをもっている。

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サンパウロFCに日本テレビがやってきた。

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCを、また日本テレビの一行が9月14日に取材に訪れたそうだ。
ロケ地は、サンパウロFCの練習グラウンドだ。

サンパウロFCは、今年の7月にリベルタドーレス杯南米選手権に優勝したことで今年の12月に日本で行われる世界クラブ選手権に南米代表として出場することが決まっている。
日本テレビは、この世界クラブ選手権の放映権を持っているので、張り切っているのだろう。

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ヴァグネル・ロペスが出て来た。

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誰だかわからない日本人夫婦。

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サンパウロFCのキーパーのロジェリオ・セニに、ゴールの隅を狙わせた。
見事決めた。
ロジェリオ・セニはキーパーではあるが、フリー・キックの名手。
ペナルティー・キックも彼が決めることが普通である。
(放映前に、ネタばれさせてしまいました。)

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変なマイクは何だろう、「世界一」マイクらしい。

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今回は、トラブルはなかったようだ。

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ブラジル・サンパウロのバス その3 色分け

ブラジル・サンパウロは、人口1000万を超える大都市だ。

しかし、地下鉄や近郊電車網が発達していないので、主な公共交通機関はバスである。
バス路線は、900路線以上あるという。

当然、どのバスがどの路線を通るかなど全くわかるはずもないのだが、それでもちょっとだけヒントになることがある。
行く方角によってバスの色が塗り分けられているのである。

「赤」「青」「黄」「緑」等々である。

市内中心部には各方角へ向かうバスが乗り入れるから、色々な色を見ることが出来る。

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サンパウロのバスは、公営ではない、民間企業である。
それがコンソーシャムという形をとって、料金を一律にしている。

だから、色は同じでもよく見ると車体に書いてあるバス会社の名前が違う。

サンパウロ市内最東部を走るバスの色は「黄色」である。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その6 パウリスタ大通り 1

ブラジル・サンパウロに「牛」が沢山いる

市内中心部の目抜き通りや人が集まるところに、いる「牛」。

一番集中しているのは、やはりサンパウロ最大のビジネスの中心街であるパウリスタ大通りAv. Paulistaのようだ。
拙宅から、パウリスタ大通りまでは、ちょっとした散歩の距離である。
15分から20分で、パウリスタ大通りとアウグスタ大通りAvenida Augustaの交差点までやって来ることが出来る。

アウグスタ大通りの1本前になるハドッキ・ロボ通りRua Hadduck Loboとパウリスタ大通りとの交差点に、早速一頭の「牛」を発見した。

道路の中央分離帯にいた。

「交通安全」を訴えているのだろうか。
交通標識が見える。

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その7 ゴミ収集

ブラジルの日系人タレントとして、大人気のサブリナ・サトウSabrina Sato

レギュラーで出演しているrede TV局のPanico na TVでは彼女のコーナーを持っている。
毎週、色々なことにチャレンジさせられるのである。

最新(9月11日)の放送では、「ゴミの収集」であった。

このところの「決まり事」で、ランジェリー姿で行う

まず、ゴミ収集車が持ってきたゴミを投下する巨大なピットからの映像で始まった。

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家庭ゴミの中なので、相当な悪臭なのだろうが、明るくやっていた。
この中は危険なので、ランジェリー姿は禁止されたようだ。

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そして、ゴミ収集車に乗って出発だ。
サンパウロでは、このような立派なゴミ収集車はそう多く走っていない。
大抵は、普通のダンプカーの荷台に投げ込むのである。

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拙宅の場合では、日曜日を除く昼前に収集にやってくる。
サンパウロでは、厳密に言うと分別の義務はない。
しかし、分別収集も始まっていて、木曜日の夜にやってくる。
アルミやプラスティックの収集である。
しかし、その日にはその前にそれを生業にしている人たちがやってきて、持っていくことが多い。
ブラジルのアルミ缶のリサイクル率は、驚異的に高いのである。

さて、サブリナ・サトウ一行は、住宅街にやってきて、家の前に出されているビニール袋に入ったゴミを収集車に持っていくのであった。
※普通の家は、ゴミ袋にスーパーの袋を使うのだが、この映像では黒いビニール袋が多いようだった。
 番組で仕込んだゴミかもしれない。

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最後は、いつものようにどたばたで終わった。

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これで、この番組は視聴率は8%くらいで、この局としては一番高いのである。

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sexta-feira, 16 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル代表のカカ その2

あいかわらずサッカー・ブラジル代表のカカを検索されて、このブログにたどり着く方が毎日多い。

ミランでの活躍は、ブラジルそれもサンパウロを中心とする出来事を中心においているこのブログの範疇ではないので、いままで取りあげたことはない。

カカは、ブラジルの首都ブラジリア生まれである
1982年5月15日生まれ、23歳ということになる。

本名はRicardo Izecson Santos Leite。

2002年のワールドカップ時にはブラジル代表入りしていた。
控えであったが、コスタリカ戦などには出場している。
サンパウロFCに所属していたが、
2003年に、850万米ドルでミランに移籍している。

両親は医者である。
サンパウロのモルンビーに住んでいるそうである。
そのこともあって、カカが休暇を過ごすのはサンパウロである。

母親はSimoneというそうだ。

Simone

父親はBosco。

婚約者はCaroline Celicoカロリーニ・セリコ
1988年7月26日が誕生日の17歳である。

母親はRosângela Lyraロザンジェラ・リラ。
ブラジルのクリスチャン・ディオールのオーナーである。
サンパウロの最高級商店街のオスカー・フレイリ通りの商店会の会長でもある。
超有名人である。

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カカと、カロリーニ・セリコは、2002年のワールド・カップのあとから付き合っている。
だから丁度3年くらいである。
つまり、その時はカロリーニ・セリコは15歳(もしくは14歳)ということになる。

今年(2004年)6月始めに、カカがコンフェデレーション杯の準備のためにブラジル代表合宿に参加しているときに、指輪をしているのが話題になった。
まもなく、「2006年のワールドカップの後に結婚する」と発表した
彼女が高校を卒業してからということである。

6月のコンフェデレーション杯での優勝のあと、カカはサンパウロで休暇を過ごしている。
彼女の誕生日には、ジャルヂンスJardinsのアマウリーAmauri街のイタリアレストラン"Dressing"で2人で食事をしている。(ブリガデイロ・ファリアリマ大通りとシダーヂ・ジャルヂンス大通りの交差点の近くである。)
このときに、宝石をプレゼントしている。

結婚後は、サンパウロとミランに家を構える予定といわれている。

ブラジル・サンパウロでまとめると、こういうことになる。

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ブラジル・サンパウロのサッカー見物 その3

ブラジル・サンパウロで、サッカーを見物にいくというのは、簡単なようで簡単なことではない。

一般的に、サッカー見物は危険とも考えられている。

試合の結果によっては、ファンの暴動が起きたりすることもあるし、ファン同士の喧嘩だってある。
人が集まるので、スリやひったくりもいるだろう。
そういうことで、テレビで見る方が良いという人もいる。

平日は、だいたい試合開始が遅いので、帰りが大変そうだ。
危ないという。
車で行こうにも、十分なちゃんとした駐車場がない。

幸いなことに、拙宅の場合は、色々な条件をすべてクリアできる位置にあるので、サッカー見物にいつでも行ける。

それもこれも、パカエンブー競技場だけなのだが。

9月11日の試合は、地元サンパウロのコリンチャンス対アツレチコ・パラナエンシ

アツレチコ・パラナエンシは、パラナ州の州都クリチーバが本拠地である。
サンパウロからは350キロも離れている。
車で4-5時間はかかるのである。

だから、この競技場にはアツレチコ・パラナエンシのファンなどほとんどいない。

アツレチコ・パラナエンシの選手は、グラウンドに入ってくると、その希少なアツレチコ・パラナエンシのファンたちにきちんと挨拶をしている。

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もちろん、アツレチコ・パラナエンシのファンは、コリンチャンスのファンと接触しないように完全に隔離されている。
わずかに百数十人ほどしかいなかったが、チャンスの時には大歓声であった。

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ブラジル・サンパウロの小鳥 その23

ブラジル・サンパウロには小鳥がとても多い。

小鳥の鳴き声は、早朝から途切れることはない。
ちょっと庭を眺めていても、次から次に、色々な小鳥がやってきては、飛び去っていく。

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仲の良さそうな2羽の小鳥がいる。
そろそろ巣作りの時期になる。

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ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その6 現地

ブラジル・サンパウロ市の東部サン・ミグェル・パウリスタで、日系人一家7人のうちの5人が、強盗に殺された事件。
今日(9月15日)には、ニュースから消えてしまった。

サンパウロ市の東部(ゾナ・レスチZona Leste)は、一般的によい地域とは言われてはいない。
その中でも、サン・ミグェル・パウリスタは市内中心からは20キロ以上もある奥の方である。
かつてはかなり殺伐とした印象を持っていたのだが、今は更に奥に市街地がひろがっており、以前よりはやや落ち着いてきたと思っていた。
ときどきこちらの方に行くことがあるのである。

最東部にはガイヤナゼスとかチラデンテスといって、もっとも犯罪の多いところの一つとして知られているところがある。

今回の事件が起きたところは、サン・ミグェル・パウリスタでもやや奥の方である。
サン・ミグェル・パウリスタから南にノロデスチーニャ大通りAv. Nordestinhaという通りが延びている。

今回の事件の現場は、その通りから、わずかに入ったところにある。

行ってみた。

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テレビの映像ではとても大きな家のように見えたこの家は、実は小さな家だった。
道路に面して、車が一台通れるだけの門がある。
その門と変わらない幅の塀。

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ブラジル・サンパウロでは、普通の間口が小さく、奥に深い土地である。
土地の広さは、200平米から300平米だろうか。
これも、決して広い土地ではない。

敷地の一番奥に隣の家に接して2階建ての家がある。
一階に2部屋、2階にも2部屋くらいしかないだろう。
とても狭い家だった。
家の前の敷地の車の通路ではない方は、家庭菜園である。
緑の多い家だった。

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この家の前の通りである。

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このあたりは、ちょっと高台である。
それほど、怪しいげな地域ではない。
普通の住宅地である。

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付近の家には、もう少し大きな家はいくらでもある。
このあたりでは、小さな方の家だった。
全く目立たない普通の暮らしをしていたように見える家であった。

犯人は、この家族の知り合いで、交流があった。
日本からいつ帰ってくるのかいつも電話をしていた。
電話をして確認して、その日に襲ったのである。

どこでもないこの家を狙ったのである。
家が大きいとか小さいで狙われたのではない、「出稼ぎ」だから狙われたのだ。

テレビで見た「親族」のかたが、沈痛な顔をして中に入って行かれた。

ただ、ご冥福を祈るしかなかった。

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quinta-feira, 15 de setembro de 2005

ブラジルのサッカー試合見物 その2 

ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場でのサッカーの試合見物。

試合の始める15分前になると、選手の紹介が場内に流れる。
電光掲示板にも名前が出てくる。

コリンチャンスのホームなので、コリンチャンスの選手の名前が流れる時はその選手1人1人に盛大な拍手がある。

特に、拍手が多かったのはMFロジャーや新規加入のFWニウマーそして、最も多いのがアルゼンチン人のテベスCarlitos Tevez10番である。

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その後に、選手が子供の手を引いて出てくる。
やはり、子供がかたまっているのが、テベスのところである。

その、テベスはというと、この最近はいつものように自分の本当の子供フローレンシアを抱いて入場である。

選手たちは、グラウンドの真ん中に並んで、正面スタンドに向かって挨拶をする。

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そのあとに、テベスは自分の子供を預けに行くのである。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その5 イジェノポリス 4

ブラジル・サンパウロには、いままちのあちこちに「牛」がいる

サンパウロの最高級アパート街のイジェノポリスHigienopolisにあるブエノスアイレス公園

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その入り口の前にも一頭いる。

このイジェノポリス地区には、ユダヤ系の住民が多く、そしてそのユダヤ人のためのシナゴーグ、レストラン、食品店、学校などがある。
イスラエルに関連する名前がつけられた広場もある。

そういった地域だからだろうか、この牛の模様を見ると、コーシャー(Kousher)と書いてある。

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やはり、「牛」を、なにかしらその場所にあったものにするというルールがあるようだ。

使用人を連れた奥様が写真を撮っていた。
自分の子供と使用人の写真を、女主人が撮っていた。

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ブラジルの下院議員が議員資格を奪われた。

ブラジルは、2院制である。
その下院議員の1人の議員資格が、今晩(9月14日)に下院での無記名投票により剥奪された。
今後8年間は、政治的権利を失い、再選も出来ないのである。
賛成313票、反対156票という結果である。

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ロベルト・ジェファーソンRoberto JeffersonというPTB(ブラジル労働者党)の人だ。

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ブラジルの中央政界は、今年の5月中旬から政治的スキャンダルの嵐の中にずっと入っている。
毎日毎日、新たなスキャンダルが次から次から出て来ている。
なぜだか知らないが、暴露されるのである。

もとはと言えば、郵便局の調達入札に関する収賄の光景の隠し撮りビデオが公開されたところから始まっている。
贈賄側としか思えない人間が、口利きのわずかな金を渡すシーンが出たのである。
そのもらった方が、その時にお金の本当の行き先として名前をだしのたが、今日議員資格を失ったロベルト・ジェファーソンである。

早速、議会の中に「郵便汚職調査委員会CPI do Correio」というのが出来て、事実関係の調査が始まり、このロベルト・ジェファーソンも呼び出された。

その喚問の時に、このロベルト・ジェファーソンは自分のことは棚に上げて、「もっと悪いやつがいる」と言い始めた。
それが、今一番政界を揺るがせている「政権党労働党の連立与党議員への毎月のお手当問題=Mensalaoメンサロン」である。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァも設立時のメンバーである党が、政権の安定にために、連立与党議員に毎月お小遣いを裏で上げていると暴露したのである。

このお金を出していたとされる人も、連日のようにニュースに登場している。
更に、これに関与していたとされる、大統領側近から次々と名前が挙がり、公職を辞している。
大統領自身も知っていたのはないかとも、ずっとささやかれている。

先週は、さらに下院議長であったセヴェリーノ・カヴァルカンチという議会実力者に、毎月のお手当を上げていたと言い出すレストラン経営者が現れた。
まったく新たな疑惑である。
レストラン経営者は、誰も信じてくれないと言って先週の記者会見では、泣き出してしまった。
セヴェリーノ・カヴァルカンチの方は否定しているが、今日は支払いに使った小切手の写しが公開されて、苦しくなった。

ロベルト・ジェファーソンは、今日は議会に出て、大統領と労働党を糾弾する演説をした。
しかし、投票時には退席していた。
記者にもコメントを出していない。
それなのに、議員宿舎で客を呼んでパーティーをしているのは、理解できないといって今夜の最終ニュースは締めている。

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ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その5

ブラジル・サンパウロで、日系人5人が殺された事件の続報である。

2人の容疑者のうち、1人はすでに9月12日の月曜日に身柄を確保されている。
もう1人も身元が明らかになっており、手配されているのだが、まだ見つかってはいない。
警察には、色々と通報は来ているようである。

最初に捕まったリカルド・フランシスコ・ドス・サントスは、家に侵入し、金を盗んだことは認めている。
しかし、殺人については、連れがやったのであって、自分は事が起きてから知ったと関与を否定している。
このように弁護士に説明している映像が流れた。

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警察は、当然信じていない。
1人で出来ることではないとしている。

この犯人たち、思ったほどの金がないことで、家族を一晩中痛めつけたようだ。
そのあげくに、家長がこの犯人の名前を思い出し、名前を呼び、こんなことをした理由を聞かれたことで、殺すことにしたようだ。

さらに、そこにあった真新しいスニーカーまで奪い、そこに古いのを捨てていっている。

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今日も、全国ニュースでも放送された時間もあったが、段々短くなってきた。
他にも毎日事件が起きているし、新たな展開もなかったから仕方がないことである。

こうして風化していきそうである。

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quarta-feira, 14 de setembro de 2005

サッカー・南米杯 その9 コリンチャンス対リーベル・プレート

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サッカー・南米杯のコリンチャンス対リベール・プレートの試合が、今日(9月14日)にサンパウロのモルンビー競技場で行われる。

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キックオフは、21時45分。
まもなくである。

気温は15度。小雨が降っている。
全く観客が入っていないが、みんな寒そうだ。

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(コリンチャンスの先発メンバー)
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(リーベル・プレートの先発メンバー)
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21時45分、キックオフ。
前半終了して、0対0。

インターバルが25分くらいあった。

22時56分、後半開始。

後半42分 0対0
        ロスタイム2分。

後半45分 ロスタイム3分。
後半47分58秒 試合終了
       0対0
 
23時44分

コリンチャンスは控え主体で、引き分けならばよくやったと言うべきか。      
次の対戦は、リーベル・プレートのホームのブエノス・アイレスである
今日のようにはいかないことは言うまでもない。

(動画録画済み)

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ブラジルのサッカー試合見物 その1 

ブラジル・サンパウロのパカエンブー競技場は、拙宅のすぐ近くになる。
だから、ここで行われる試合に行くのは、まったく簡単だ。

チケットを買うのも、たいしたことではない。

試合が始まる前に、一度競技場のまわりの様子を見ると、客の入りがわかるので、それで家を出る時間を決める。
昼の試合も、夜の試合も同様だ。
試合が終わっても、座席から家まで、ゆっくり行っても、10分はかからない。
車も必要ないので本当に楽だ。

お手軽な「娯楽」である。

ここパカエンブ競技場は、コリンチャンスの本拠地なので、ほぼコリンチャンスの試合しかない。
たまに、違うチームのもある。
今年は、「ブラジル代表」のグァテマラとの親善試合もあった。
  ※国内組だけのブラジル代表であったが。

9月11日の日曜日に行われたブラジル選手権の第25節コリンチャンス対アツレチコ・パラナエンシの試合にも出かけた。

競技場の入りは、それほど多くなかった。
1万3千人程度で、半分も入っていないことになる。

試合開始前20分くらいで、こんなものであった。

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人が固まっているところが、コリンチャンスのファン組織ガヴィオンエス・ダ・フィエウGavioes da Fielの「指定席」である。

試合の前は、まだ大人しい。
コリンチャンスのユニフォームは、黒と白なので、何となく華がない。

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ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その4 埋葬

ブラジル・サンパウロの東部の住宅街で、日系人一家7人のうち5人が殺された事件の続報である。

警察は、昨夜(9月12日)に容疑者1人を逮捕した

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更に、二人目の身元も確認して、写真を公開した。

最初に捕まったリカルド・フランシスコ・ドス・サントスRicardo Francisco dos Santosは、サンパウロ南部のカッポン・レドンドCapão Redondoの警察に身柄を送られ、この火曜日もう1人の容疑者について警察に自白した。

もう1人は、セルソ・アレンカー・ドス・サントス33歳で、殺人、強盗、武器の所持の罪でいた、サンパウロ郊外のフランシスコ・ロッシャ刑務所Franco da Rochaから逃亡している男である。

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亡くなった5人のうちのヨネクラ家の4人は、今日16時にサンパウロ北部にあるヴィラ・ノヴァ・カショエリーンニャ墓地Vila Nova Cachoeirinhaに仏式で埋葬され、70人が立ち会った。

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生き残った乳児の母親の方は、パラナ州のアシス・シャトーブリアンで午後遅く埋葬された。

リカルド・フランシスコドス・サントスRicardo Franciscoは、殺された兄弟の1人と学校自体の友人で、彼らが日本から戻ってきて家族が週末に集まるのを知っていた。
ほとんどのお金はすでに銀行にあったので、彼らは5000ドルを手にしただけだった。

強盗の1人は、この家の家長に知られていたので、家族を殺すことにした。
犠牲者を射殺したあと、家に火をつけたが、十分な燃料がなかった。

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連日、全国ニュースでも放送されるくらい、ブラジルでもショッキングなニュースということになる。

出稼ぎdekassegi帰りの、日本人を、帰国当日に、知り合いが狙い、一家を皆殺しにしようとしたという事件の特異性からだろう。

しかし、これで日系人はますます危険になるのはいうまでもない。

お金持ちを捜すのは難しいが、日系人を捜すのは簡単だからだ。
「一目」でわかる。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その4 イジェノポリス 3 考える「牛」

ブラジル・サンパウロには、今、街のあちこちに「牛」が沢山いる

サンパウロの超高級アパート街イジェノポリスのヴィラボイン広場には2頭の「牛」がいる。

そのうちの一頭は「考える牛」だ。

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これらの牛は、その場所に何かちなんでいるのもが多いようだ。
「考える牛」は、この場所にふさわしいのだろう。

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terça-feira, 13 de setembro de 2005

パルメイラスは、2006年アディタスへ

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブの一つであるパルメイラスは、2006年からスポーツ用品のサプライヤー契約を新たにアディタスと結んだと発表した。

パルメイラスの役員は、リーボックとの競争入札の結果としてアディタスが2006年からの用品サプライヤーとなると発表した。
従来のヂアドラDiadoraと入れ替わることになる。

契約期間は3年間で、更に2年の延長をすることが出来るという。
パルメイラスは、契約金額については明らかにしていない。

ヂアドラDiadoraは2006年の末までの契約であったが、1年早く終了することになる。

パルメイラスの役員は、契約の詳細について詰めたあと、一ヶ月以内には正式な契約になるという。

現在、パルメイラスはブラジル選手権では勝ち点39点で6位につけている。
次節は、地元でパルケ・アンタルチカでクルゼイロと対戦である。
レオンが監督に就任して以来、ぐんぐんとチームは調子を上げている

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サッカー・ブラジル代表監督は、2人は指定席と語る。

サッカー・ブラジル代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラは、ブラジルのテレビに出演して、攻撃陣の4つの席のうち2つは指定席と語る。

パヘイラ代表監督は、来年のワールドカップ本大会での、ブラジル代表チームの「4人マジック」の形をめぐる謎を少し減らした。

パヘイラ代表監督は、ロナウヂーニョとカカは指定席といい、ロナウドとロビーニョとアドリアーノがFWの2つの席を争わなくてはならないということになる。

「疑問は、人間として当然だ。 ロナウヂーニョが左、カカが右というのは基本である。3人が前である。 誰が、最高の2つのFWだろう」とパヘイラはテレビのインタビューで問題を提起した。

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ブラジルの夏時間は、今年は10月16日から。

ブラジルの夏時間の期間が、今年は10月16日から来年の2月18日までと発表された。


10の州と連邦区(ブラジリア)に適用される。

鉱山エネルギー大臣のシラス・ロンデアウSilas Rondeauによると、ブラジルの夏時間は、10月16日の0時に始まり、2月18日の0時に終わる。

時計の針を1時間進めるのは、
全ての南部の州(リオ・グランヂ・ド・スル州、サンタ・カタリーナ州、パラナ州)、南東部の州(サンパウロ州、リオ・デ・ジャネイロ州、ミナス・ジェライス州、エスピリット・サント州)、中西部の州(ゴイアス州、マット・グロッソ州、マット・グロッソ・スル州)そして連邦区(ブラジリア)である。

東北部の州については、これらの州においては夏時間のメリットが極めて少ないということで適用されなくなった。
(昨年から適用されていない)

この夏時間の期間は、125日間である。

昨年は、夏時間は11月2日に始まった。(選挙の第2回投票のあとである) 2月20日までの11日間であった。
従来は10月に始まるのであるが、最高選挙裁判所に要請により、第1回目の投票のあとに、電子投票機の再プログラムを避けるためであった。

夏時間により、19時から22時の電力使用にピーク時に2,340MWの節約が出来るという。
コストの削減は約32.4百万レアル(15億円)に相当する。

また、送電システムの運用を柔軟にし、また機器の寿命をのばすことになるという。

南東部および中西部の州だけでは1、795MWの節約が見込まれている。
ピーク時で4.6%の低減になる。
サンパウロ州だけでは、932MWで、4.7%になる。
南部の州では、543MWで、5%である。

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夏時間になる日には、夜が1時間短くなる。
反対に、夏時間が終わる日は、夜が1時間長くなる。
どちらも、ちょっととまどう。

もっととまどうのは、毎年「夏時間の期間」が発表されるまで、わからないことだ。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その3 イジェノポリス2

ブラジル・サンパウロの最高級アパート街の一つであるイジェノポリス

そこにあるヴィラ・ボイン広場には、今2頭の「牛」がいる。

サンパウロで、11月6日まで催されている"Cow parade"の「牛」である。

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この広場の午後は、平穏だ。

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ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その3 容疑者逮捕

昨日(9月11日)に発生した「ブラジル・サンパウロの東部で、日系人一家5人が強盗に殺された」事件に新展開がある。

この家に押し入った強盗は、2人と報道されて、そのうち1人の容疑者と思われる男の似顔絵が公開されていた。

警察の発表では、この似顔絵の容疑者の身元は判明しているという。

さらに、20時のニュースで容疑者逮捕というだ第一報だったが、日付が変わった最終ニュースでは、トップニュースでこの男の映像が流された。

リカルド・フランシスコ・ドス・サントスRicard Francisco dos Santos 23歳。

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警備員をやっている男で、ヨネクラ家とも近かったようだ。

この事件の主犯と見られている。

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容疑者を逮捕しても、亡くなった人は誰もかえってはこない。

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サッカー・南米杯 その8 コリンチャンスは試合を捨てた。

サッカー・南米杯のコリンチャンス対リーベル・プレート(アルゼンチン)の試合が、9月14日(水)に、ブラジル・サンパウロのモルンビー競技場で行われる。

しかし、コリンチャンスのマルシオ・ビッテンクルーチ監督Márcio Bittencourtは、控えの選手主体で行くと決断した。

ビッテンクルーチ監督は、南米選手権のベスト8を決めるこの試合には、出せるFWがいない。

テベスTevezは、前回のレッドカードで出場停止。
ニウマーNilmarは登録されていない。
ジョーJôは怪我をしている。
唯一使えるのはボボーBobôだけだ。

昨日のブラジル選手権のアツレチコ・パラナエンシ戦で2点目を上げたカルロスアルベルトを、即興的に前に持ってくることになる。

昨日のパカエンブー競技場での勝利のあとに、マルシオ・ビッテンクルーチ監督は「一番の関心事は、国内タイトルをとることである」といった。

コリンチャンスは、ブラジル選手権では現在5位であるが、1位のフルミネンシとの勝ち点の差は2点であり、十分に1位を奪回することは可能である。

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segunda-feira, 12 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される その2

ブラジル・サンパウロで、日系人一家7人のうち5人が強盗に殺された事件の続報である。

このニュースは、この惨劇が発覚して一夜明けた月曜日になって、より詳しく全国ニュースでも大きく報道されている。

事件は、サンパウロ市東部のサン・ミグェル・パウリスタ区の日系人一家が住む家で起きた。
土曜日の20時過ぎに、武装した2人の強盗が侵入し、現金を奪った上に、日曜日の朝まで居座り、一家7人のうちの5人を殺し、放火して逃げたというものである。

隣家の人が、8時すぎに火事に気付き、人の気配がしないので、消防署に通報した。
消火のために、家に入った消防署員が、惨劇を発見した。

(通報した隣家の人)

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(焼けただれた2階の外壁)
2階で3人が亡くなっていた。

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(駐車場)
駐車場で、日本で6年働いて、土曜日に帰国したばかりの兄弟が倒れていた。
兄は生きていたが、弟は殺されていた。

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車の中で、兄の妻が殺されていた。
抱いていた11ヶ月の子供は生きていた。

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放火の直後にこのあたりにいた男の似顔絵が、容疑者の1人として発表されている。
もう1人はもう少し年が上だという。

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最新報道では、この一家の知り合いの警備員が1人身柄を拘束されたという。
知り合いだからこそ、この罪無き人々を殺さなければならなかったわけである。

(親族)
昼のニュースまでは、まだ親族がいないということであった。
夜のニュースでは、親族の方がおられたようだ。

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Yonekura一家に関係あるもしくは知り合いの方は、何かしてあげてはいかがだろうか。
何を今更ということも事実である。

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大抵のブラジル人にとって、合法的に日本で働くことが出来る日系人は羨望の的である。
日系人と結婚してでも、日本に行きたいものはいくらでいる。

日本人移民や日系人が、日本で出稼ぎとして大々的に働き始めて15年くらいになる。
初期の出稼ぎは、まだ日本のバブルの時期に当たっていた者もいて、かなりよい条件で日本で働いている。

正社員で、社会保険も雇用保険も完備していた。
支度金があったり、
往復の航空券も用意され、宿舎のアパートも家具付きであった。
光熱費も会社持ちであった。
残業も多く、月に40万-50万も稼げたという。
若干のボーナスもあったそうだ。
数年いると、とんでもないお金が貯まったはずである。

サンパウロではそうでもないが、農村地区の平均年収くらいはあった。

今は、航空券も宿舎もあるようなところはあまり無いようだし、時間給が多い。
月収約30万円くらいが、よいところかもしれない。
そうすると、残るものも多くないはずである。
あまり貯まらないと思う。

それでも日本に向かうのは、ブラジルよりも確実に稼げるという事実もあるが、もう一つは安全であるということもある。

「日本人」が、日本で働いて帰ってくるということは、お金を持ってくるということは、日系人と付き合いのあるブラジル人であれば知っていることである。

今までも、サンパウロのグァリューリョス国際空港に着いた出稼ぎ帰りの日系人が、空港から家までつけられて、その日のうちに強盗に襲われた事件は頻発している。
特に、サンパウロの東部の小都市や農村地区では特によく起きていた。

だから、誰にも日本から帰ってくることは言いふらさない、もしくは家にはいるところは見られないようにするというように、注意を払うべきだという。
しかし、誰にもわからないようにすることは、無理なことである。

だから、この事件が起きたのである。

この事件について、大きく報道されるとされるだけ、また出稼ぎ帰りの日系人の危険がより一層増すだけのことなのである。

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ブラジル・サンパウロは天候不順 その5

昨日の日曜日は、気温が30度を超えるくらいとても暑かったブラジル・サンパウロ。

今日(9月12日)はまた一転し、冬に戻ってしまった。

朝からずっと低く雲が懸かっている。
昼でも、気温は17度くらいにしかならなかった。

午後には、雨もちらつき始めた。

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夜になって、雨は本降りになってきた。

天気予報によると、明日はもっと寒くなるらしい。
最低気温は12度くらいだろうという。

この寒波は、木曜日まで続くといっていた。

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ブラジルの広告 その3 サンダル

ブラジルのテレビ広告には、なかなか面白い物がある。

思わず「にや」としてしまうようなものも多い。
言葉がわかり、諸事情がわかってくると、更に深い意味がわかるものがある。

ブラジルでは、日本では考えられないような商品も「立派なタレント」を起用していることがある。

「ペプシ」のロナウヂーニョなどは、まあ立派な商品だからわかる。
「ロナウド」も携帯電話の最大手のTIMの広告に起用されていた。
ロビーニョと王様ペレは、電池のCMに出ていた
ロビーニョは、携帯電話のVivoというところにも出ていた。
カカは、清涼飲料水のアンタルチカのグァラナの学園もののCMに出ている。

どれも、大手の企業だから高いギャラも支払えるだろう。
Vivoとアンタルチカは、サッカー・ブラジル代表のスポンサーでもある。

今週から始まったのは、ブラジル出身のスーパーモデルの1人である、ジゼール・ブンシェンGiezel Bundchenの出演しているものである。
彼女は、色々な広告に出ている。
ドイツ系企業のニヴェアNiveaは、ブラジルで彼女を使っている。

今度は、ビーチサンダルの広告に出演だ。
有名なアヴァイアーナhavaianaではない、その次くらいにブラジルでは有名なイパネマipanamaというメーカーである。

この会社も、普通の安いビーチサンダルも生産販売している。
でも、今回は《彼女にふさわしく》多少高級なサンダルの広告である。

それにしては、とても気合いの入った広告で、ジゼール・ブンシェンの全身に色々な模様を入れ墨のように描いている。

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商品である。

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ブラジルは、他にもサンダルの広告が何故か多い。

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サッカー・南米杯 その7 試合予定

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サッカー・南米杯の試合の予定である。

今週の13日(火)、14日(水)、15日(木)にも試合が行われる。
今回から、ブラジル以外のチームとの対戦が始める。

9月13日(火) 
試合開始      試合           開催地
19h15  DC United   x  Universidad   Católica Washington

9月14日(水) 
試合開始      試合           開催地
19h15  Vélez Sarsfield x  Cruzeiro     Buenos Aires
21h45  Fluminense   x  Banfield     Rio
21h45  Corinthians   x  River Plated   São Paulo

9月15日(木) 
試合開始      試合           開催地
21h15  Rosario Central  x  Internacional  Rosario

9月20日(火) 
試合開始      試合           開催地
23h30  Pumas UNAM  x  The Strongest  México

9月21日(水) 
試合開始      試合           開催地
19h30  Cerro Porteño  x  Boca Juniors      Assunção
23h   América      x  Nacional de Medellín  Los Angeles

9月22日(木)
試合開始      試合           開催地
21h15  Universidad Católica  x  DC United   Santiago

9月28日(水) 
試合開始      試合           開催地
19h   Cruzeiro   x  Vélez Sarsfield   Belo Horizonte
21h45 Banfield    x  Fluminense     Buenos Aires
21h45 River Plate  x  Corinthians     Buenos Aires

9月29日(木) 
試合開始      試合           開催地
19h   Boca Juniors  x  Cerro Porteño  Buenos Aires
21h45 Internacional  x  Rosario Central  Porto Alegre

10月5日(水) 
試合開始      試合           開催地
20h15  The Strongest  x  Pumas UNAM   La Paz
22h45  Nacional Medellín x  América      Medellín

※南米杯とはいうが、米国とメキシコも参加する。

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domingo, 11 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル選手権 第25節終了

サッカー・ブラジル選手権 第25節が終了した。

結果は次の通り。

9月10日(土) 第1日目
試合開始     試合                    競技場
16h  São Caetano 1 x 2  Paysandu     Anacleto Campanella
16h  Fluminense  3 x 0  Brasiliense    Raulino de Oliveira
16h  Goiás      1 x 0  Cruzeiro      Serra Dourada

※フルミネンシは、この勝利で暫定の第1位となった。
 第2日目の試合が終わって、第1位が確定した。

9月11日(日) 第2日目
試合開始     試合                    競技場
16h   Santos     0 x 0  Flamengo    Vila Belmiro
16h   Internacional 3 x 0  Figueirense   Beira-Rio
16h   Paraná     1 x 3  Palmeiras    Willie Davids
16h   Corinthians  2 x 0  Atlético-PR   Pacaembu
16h   Vasco      5 x 2  Juventude    São Januário
18h10  Ponte Preta  2 x 1  Fortaleza    M. Lucarelli
18h10  Coritiba     1 x 4  São Paulo    Couto Pereira
18h10  Atlético-MG  0 x 2  Botafogo     Independência

※サンパウロ市の3チームは、全て勝利した。
※サントスは、引き分けで首位転落。 4位になった。

次節の第26節の予定は次の通り。
※今週の13日(火)/14日(水)/15日(木)は、南米杯の試合が行われるため、ブラジル選手権の試合はない。   

9月17日(土) 第1日目
試合開始     試合                    競技場
16h   Ponte Preta  x  Paraná       Moisés Lucarelli
16h   Paysandu    x  Juventude    Mangueirão
18h10  Flamengo    x  São Caetano   Luso-Brasileiro
18h10  Palmeiras    x  Cruzeiro     Parque Antarctica

9月18日(日) 第2日目
試合開始     試合                    競技場
16h   São Paulo   x  Vasco       Morumbi
16h   Internacional x  Atlético-PR    Beira-Rio
16h   Brasiliense   x  Fortaleza     Boca do Jacaré
16h   Figueirense  x  Corinthians    Orlando Scarpelli
16h   Botafogo    x  Goiás        Luso-Brasileiro
18h10  Coritiba     x  Fluminense    Couto Pereira
18h10  Atlético-MG  x  Santos      Mineirão

(第25節を終了した時点での順位である)

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ブラジル・サンパウロで日系人一家5人が殺される

ブラジル・サンパウロ市に住む日系人一家7人のうち5人が殺されるというおぞましい事件が発生した。

生き残ったのは、生後11ヶ月の乳児とその父親29歳だけである。
今日(9月11日)10時に、火事が起きたという、その家の隣人からの知らせを消防署が受けた。

サンパウロ市の東部 ヴィラ・ノヴァ・クルサ区ガツラモス通り37番rua Gaturamos 37, na Vila Nova Curuçá
にあるその家の消化のために、消防士が駐車場に入ったところで、エリカ・アケミ・ミヤモ(31歳)が頭に銃弾を受けて死んでいるのを発見した。
血に染まったその傍らに、11ヶ月の乳児がまだ生きていた。

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その父親も、また生きて発見された。
彼は家の台所に続く戸口の近くの庭にいた。
頭に殴られたあとがあった。
腕も縛られていた。
警察は、生き残ったものの名前を明らかにしていないように要請している。

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彼は、病院に運ばれた。
彼の証言によると、昨日土曜日の20時頃に2人の武器を持った男が侵入した。

容疑者は、彼が着いたときに、家族に接近しようとしていた。

生存者とその兄弟のニルトン・ヨネクラ26歳Nílton Yonekuraは、この土曜日に、働きに行っていた日本から戻ってきたばかりであった。

警察は、強盗は彼らが現金を持っていたことを知っていたと疑っている。
強盗の間、簡単に兄弟の米ドルを奪ったからである。

約5千ドルを奪ったあと、2人の強盗は日曜日の朝まで居座り続けた。
全ての家族は、朝まで苦しんだ。

次に発見されたのは、台所で発見された、ニルトンだ。
猿ぐつわを咬まされ、手足を縛られた上に、撃たれていた。

消火したあとに、消防士が見つけたのは、生存者とニルトンの両親のタダシ・ヨネクラTadashi Yonekura Futaba Yonekuraとフタバ・ヨネクラそして、兄弟の妹のファッチマ・サユリ・ヨネクラ31歳Fátima Sayuri Yonekuraの3人の遺体である。

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警察によると、強盗が日曜日の朝に立ち去る前に、火事はかれらによって引き起こされたものである。
3人には、焼けたあとがあった。

事件は67番署67º DP (Jardim Robru)に記録された。

この虐殺は、殺人および個人保護局DHPP (Departamento de Homicídios e Proteção à Pessoa).
で捜査されることになる。
---------------------------

悲惨な事件である。

出稼ぎから戻った日系人が、お金を持っているということは、みんな知っている。
このようにすぐ強盗がやってくるのである。

ブラジルでは、誰にも何も言ってはいけない。
すぐに、そういう人たちに伝わるからだ。
ひっそりと目立たずに暮らすことが、普通の人の生活を守る生き方である。

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サッカー・ブラジル選手権 第25節 コリンチャンス勝つ

サッカー・ブラジル選手権 第25節第2日目の今日(9月11日)、サンパウロのパカエンブー競技場でコリンチャンス対アツレチコ・パラナエンシの試合が行われた。

久しぶりに、行ってきた。
(歩いて5分なので、大げさに考えることなのではないのだが)

今日のサンパウロは、薄い雲が懸かっているときもあったが、まあ晴れ。
30度を超えて、暑かった。

キックオフは、16時。
前半は、0対0。
だけど、後半にコリンチャンスが2点を取り、2対0。

有料入場者数は1万3千人と、あまり入場者は多くなかったが、十分に満足して帰っている試合だと思う。

テベスも、ニウマーも、ロジャーも、グスタボ・ネリも得点しなかった。

アツレチコ・パラナエンシは、トップに決定力がない。

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気さくな「サッカー・ブラジル代表」の記者会見

サッカーのブラジル代表といえば、ブラジルの誇りである。
何しろワールドカップ本大会に唯一毎回出場しているチームであり、5回も優勝しているのだ。

その「ブラジル代表」は、合宿時や試合の前後には、正式な「記者会見」をすることがある。
正式なというのは、個人的なインタビューではないということだ。

9月4日にワールドカップ南米予選の対チリ戦で勝利したことで、ブラジル代表は2006年ドイツ・ワールドカップ本大会への出場を決めた訳なのだが、9月2日の深夜に合宿地から試合の行われたブラジリアに移動した。
そして、翌9月3日の昼に正式な記者会見を行った。

会場は、宿泊しているホテルの大ホールで行われた。

大勢のマスコミ各社が集まって、カルロス・アルベルト・パヘイラ監督がスポンサーのトレードマークが入った衝立を背にして、話をするわけである。

ブラジルのことなので、こういった記者会見はちゃんと始まらない。
だらだらと始まる。
選手なども、三々五々やってくる。
そして、途中で捕まって、そこで個別のインタビューを受けたりする。

参加しているマスコミも、スポーツ関係の記者だけではない。

たとえば、Rede TVが放送しているブラジル一の馬鹿番組のPanico na TVの一行までも、堂々と入り込み、選手に「馬鹿な質問」をしているのである。

カカにも、

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ロナウドにも、

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真面目なキャプテンであるカフーにも、インタビューをしている。

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ロナウドには、マドリでの独身生活について、どう過ごしているかということをきいていた。
レアル・マドリに移籍したばかりのロビーニョの「夜」の面倒を見ろよということをいっていた。
試合には全く関係ないことだ。

更に、パヘイラ代表監督にまでその毒牙は及ぶのである。

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パヘイラ代表監督に抱きかかえられている人は、この番組ではコリンチャンスに所属しているアルゼンチン代表の「テベス」の役割を与えられている。
その「テベス」が、パヘイラ監督に水を飲ませようというのである。
パヘイラ代表監督と、アルゼンチンの水には、一つのエピソードがあるのだ
パヘイラ代表監督も、ニコニコして乗っていた。
「今日は飲まないよ」と。

予選通過を懸けた大事な試合の前日に、こんな連中まで正式な記者会見に参加させてよいのだろうか。

ブラジルでは、問題ないようだ。(多少顰蹙を買っているようだが。)
つまみ出されてもいない。

Zico代表監督には、OKかもしれない。

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ブラジルの「言語」

ブラジルの公用語は、ポルトガル語である。
本家ポルトガルのポルトガル語とは、ちょっと違ってきているところもあるが、大きく違いはない。

ポルトガル語で、全国どこでも問題なく通じる。
世界では、公用語が沢山ある国が多いのだが、ブラジルのような広大な国で言語が一つというのは有り難いことである。

ただ、サンパウロとリオ・デ・ジャネイロでも、ちょっと発音に違いがあるのだから、それよりもっと北と南では更に違いもある。
だが、それで通じないというわけではない。
地域差よりも、むしろ社会階層(就学年数や所得階層)で、言葉の違いが大きいと思う。

テレビのニュースで出てくる、ブラジルの東北部の農村地帯の人にインタビューなど、本当に聞き取りづらいものがある。

新聞に「言語」についてのある特集があった。

世界で一番言語の多い国がどこかというと、それはパプア・ニューギニアだそうだ。
820の言語があるという。

ついで、インドネシア(742)、ナイジェリア(515)、インド(427)、米国(311)、メキシコ(297)、カメルーン(280)、豪州(275)、中国(241)、コンゴ(215)と続いている。
いまだに米国でも311言語もあるとはちょっと驚きである。

言語の少ない国は、北朝鮮(1)である。
将軍様の言葉だけである。
以下、ハイチ(2)、韓国(4)、キューバ(4)、ブルネイ(4)、ルアンダ(5)、アイルランド(5)、ジャマイカ(6)、レソト(5)、スリランカ(7)となっていた。
どちらかというと、諸国や島国(半島国)が多いのが特徴である。

(クリックすると大きくなる)
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さて、ブラジルであるが、ポルトガル語を除いて188言語ということだ。
そのうち30言語は、まだ理解されていない言葉だという。

州別の分布であるが、
やはりアマゾナス州が一番多く52言語。
ついでパラ州24言語となっている。
孤立して暮らしている原住民が多いアマゾン地区に、言語が多いのがよくわかる。

開発の早かった海岸諸州では、ポルトガル語以外の言語は無いようだ。
消えてしまったのだろう。
南部諸州も言語は少ない。
サンパウロ州でも、1つあることになっている。
ツピ・グァラニー語だろうが、話し手は何人残っているんだろうか。

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テレビと教育の普及で、消え去る言語は加速度的に増えているはずである。
これを残そうといっても、簡単に行く話ではない。

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コリンチャンスのファン その9 ガヴィオン

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブには、他のチームに比べても熱狂的なファンが多いようだ。

そのファンたちが、組織を作っている。
コリンチャンスの場合は、一つではない。

その中でも、一番大きく統制が取れているファン組織が、ガヴィオンエス・ダ・フィエウだ。
正式には、Gavioes da Fiel(忠実な鷲とでもいう訳かな)という。

ホームのパカエンブー競技場でも、いつも同じところに陣取っている
少なくとも1千人から2千人はいつも動員していそうだ。
一糸乱れぬ応援をしている。

このガヴィオンは、ちゃんと本部がある。
サンパウロの北ボン・レチーロという地区がある。
そこに、彼らの本拠地がある。

道の両側に分かれているが、「鷲」がそれぞれにいる。

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右側の建物には、鷲の頭だけがある。

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彼らは、ここでほとんど毎週末イベントをやっている。
サンバやロックやセルターネジョの大音響が鳴り響くわけである。
若い男女が、とんでもなく集まるのである。
この建物で、数千人は入る。
その収益も決して小さくはない。
ガヴィオンの物品の販売も、幅広くやっている

この収益で、彼らは
カルナバルの時には「エスコーラ・ヂ・サンバ」の一つとして参加している。
エスコーラ・ヂ・サンバの名前もまた、Gavioes da Fielである。

この場所で、毎週末に練習をしているようなものなのである。

カルナバルの主催者からは、サッカーとカルナバルを混同しているので排除しようという動きはあるが、とりあえず来年も参加できるようだ。
ただ、サッカーのユニフォームを着ての参加は御法度だということである。

右の建物の、「鷲」の頭は、多分今年の彼らのアレゴリアの一部だと思う。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その2 イジェノポリス 1

ブラジル・サンパウロの最高級アパート街の一つであるイジェノポリスHigienopolis
最高級アパート街の中で、もっとも歴史的中心街のセントロに近く、それだけに古いアパートも多い。
その分街並みも落ち着いている。

ここは、サンパウロの中では、なんとなく南欧のアパート街の雰囲気がするところである。

このアパート街には、ブエノスアイレス公園とヴィラボイン広場Placa Vilaboimという二つの緑地がある。
この二つは、それほど離れてはいない。
その両方に、「」がいた。

ビラボイン広場自体は、狭い広場である。
広場に面して、20件ほどのレストランや商店が並んでいる。
週日でも週末でも、とてもいい感じのところである。
店の前にテーブルを並べているところもあり、他の場所ではあまり見かけない落ち着いた人たちが語らっている。

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パカエンブー競技場で、チケットを買ったあと、ゆっくり歩いてここへ行った。

広場の西に、2頭の「牛」がいた。

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一頭は、「考える牛」であった。

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ブラジル・サンパウロの「食料供出運動」

ブラジルには、大金持ちもいるが、そうでない人もいる。
ブラジルでは、基礎食料品はとても安い。
少なくとも、日本から来た人は「激安」と感じるに違いない。

小麦粉、豆、砂糖、米、麺類、食用油等々である。

こういった奢多品でないものは、確かに日本の価格から見ると数分の1だったりする。

肉だって、日本も随分安くなったとはいえ、ブラジルはやはり数分の1である。

だが、結局収入が少ないのでこういった物を買えない人がたくさんいるのである。
農村地帯に住んでいる人たちは、自給ということも考えられるが、都市に住んでいる貧困世帯ではそれも困難である。

都心部ではあまり無いが、貧民街に近いスーパーのレジに並んでいると、子供が寄ってきて、卵や砂糖や清涼飲料水を差し出すことがある。
これは、代わりにお金を支払ってくれということなのである。

こういう人たちを少しでも救おうという社会運動も、盛んである。

昨日(9月9日)にサンパウロのパカエンブー競技場のチケット売り場に、9月11日に行われるサッカーのチケットを買うために列に並んだ。

短い列でも、割と時間がかかるのがブラジルである。
昨日は、同じ窓口で、色々なチケット売っていた。
ロックコンサートや、何かの宗教の集会などである。

何のチケットを、現在販売しているかなど、ちゃんと掲示されていないのが、ブラジルである。
終わったはずのものも、掲示したままになっていたりする。
一目でそれとは判別できない係員が、窓口の外に立っているので、聞くしかない。

列はいかにもサッカー・ファンという人や、ロック・ファンという人が、一緒に並ぶ変な列であった。

列はなかなか前に進まない。
だから、飲料やアイスクリームを売っている人が寄ってくる。

だが、そこに米、小麦粉、豆の小袋(1キロ袋)を売っている人がいた。
いつもだと、いない人たちだ。
こんなものここで買う人いるのかなあと思っていた。
変だなあと思っていた。

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列が、窓口に近づいたときに、理由がわかった。
窓口の近くに、箱がおいてあり、その中にその「米、小麦粉、豆」の袋がたくさん積み上げてあったからだ。

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おそらく、ロックコンサートは、こういった物を5キロ持ってきたら、半額になるとかいう割引があるのである。
ブラジルのコンサートでは、ときどきこういうことをやっている

わざわざ、袋を抱えて、家から持ってくる人も多くないのだろう。
並んでいる間に買えばいいように、商売人が現れる訳なのである。

どういう形であれ、こういう運動があることは、よいことである。

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sábado, 10 de setembro de 2005

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その6

ブラジルの大人気日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato

レギュラーで出演しているPanico na TVの先週の放送では、「強風」体験もさせられたのだが、もう一つコーナーがあった。

水上スキーを体験するというものであった。
例によって、この番組なので、最近の決まり事で下着でやることになっていた。

サブリナ・サトウ以外にもお姉さんがたを呼んで、サンパウロ近郊のダム湖でロケをしていた。

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ブラジルなので、やはり「お尻」のショットは、とても重要である。

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ボートの横に、棒を出して、それに掴まってところから、練習を始めた。

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最後には、普通にロープをボートの後ろに出して引っ張るようにしていたが、やはりうまく浮き上がることができなかった。

いつも、「ブラジル水着」では「残念写真」ばかりで裏切っているのでサブリナ・サトウで満足してもらいたい。

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いつものロケと違って、楽しそうだった。

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元サンパウロ州知事・元サンパウロ市長が収監された。

今日(9月10日)に日付が変わったばかりの0時20分に、元サンパウロ州知事で、またもとサンパウロ市庁でもあったパウロ・マルフィPaulo Malufという男が、警察に出頭し、収監された。


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サンパウロ知事であったのは、20数年前である。
サンパウロ知事であったのは、10年ほど前だろうか。

この人は、ずっと昔から「仕事はするが、それ以上にお金も取る」と噂をされていたのだが、今日まで生き延びてきた。

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シリア・レバノン系で、超大金持ちである。
サンパウロ市の中でも最高級住宅街のジャルヂン・アメリカ地区のコスタリカ通りとメキシコ通りの角地に敷地数千坪の大豪邸を持っている。

何か選挙がある度に立候補する人で、大統領選挙に見立候補したことがある。
昨年も、サンパウロ市長に再び立候補したが、落選した。

今まで何とか噂だけで、司直の手を逃れていたのだが、昨年から色々とばれてきた。

公金横領
不法送金
マネー・ロンダリング
収賄
脱税

すでに、海外にある口座についても調べられており、彼および一族の財産の移動も凍結されている。
海外への出国も禁止されていた。

電話の会話も、裁判所の許可を得て警察により盗聴されており、ニュースでもその一部が報道されていた。

今回の直接の容疑は、証人との口裏合わせや捜査の妨害という容疑で、身柄の拘束ということになった。
同時に、息子も収監されている。

なかなか、話の理解の良い、気さくな御仁であったと記憶している。
そこが問題であったのだろうが。

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サンパウロは暑かった。

今日(9月9日)のブラジル・サンパウロ。

昨日の天気予報では、一日中雲がかかり、気温は最高でも23度くらいだろうといっていた。

ところが、快晴になった。

太陽が出ると、とたんに気温がぐんぐん上昇するサンパウロ。
14時過ぎには、街の温度計は29度まで上がっているところもあった。

久しぶりの太陽が、ちょっとだけ肌に痛かったが、嬉しくもあった。

パカエンブー競技場に、日曜日のサッカーの試合のチケットを買いに行った。
コリンチャンス対アツレチコ・パラナエンシの試合である。

ちょっとだけ列ができていた。
チケットを買うのにいちいちこの競技場まで買いに来なければならないとはなんと不便なことだと思う。
町の中心部に、サッカーの試合のためのプレイガイドはないし、インターネットでも購入はできない。

日なたに並んでいると、汗が出てくる。

そういう人のために、ちゃんとお店が出ている。

ハンバーガーと飲み物を売っているのである。

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チケットは買えた。

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ブラジル・サンパウロに「牛」 その1 "Cow parade"

ブラジル・サンパウロに「牛」が出現している。

9月7日から11月6日までの2ヶ月間、"Cow parade"というのが行われている。

すでに、この催しは世界の24カ所だかを巡回してきたものなのだそうだ。
今も同時に世界の6カ所で開催されており、これからもあちこちで開催されるようだ。
日本では、東京ですでに行われている。

サンパウロの街の中心部などに、150頭もの「牛」がいることになる。

今日、すでに拙宅近くで3頭の「牛」に遭遇した。

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ブラジル・サンパウロのバス その2 路線

ブラジル・サンパウロは、大都市なのだが鉄道が発達していない。

地下鉄は、4路線(うち一つは、郊外で短い)。
近郊電車もあまり無い。
だから、主な公共交通といえばバスである。

サンパウロに限らず、世界中どこでも同じことなのだろうが、普段利用しない人がバスを利用するのはとても難しい。

どのバスに乗って、どこで降りてよいかわからないからだ。

誰でも、自分の家から街の中心部までは行くことは出来るだろう。
もしくは、学校や病院など行きつけのところは、近所の人に聞いたりして、実際に行ってみるのである。

ブラジルでもそうなのだが、
「ブラジルの人は、基本的に親切なので教えてくれる」のだが、間違っているときもある。
間違って教えられて、それを信じて、そのまま行くとそのままファヴェーラ行きかもしれない。

間違うのにも仕方がないことがある。
何しろ、よく路線が変更されるのである。
バス停も変わる。 乗り換えるのバス停を見つけるのも大変なのである。

なんの貼り紙もないことが多い。
当日くらいは、案内の人がいるが、それもいずれいなくなる。

昨年、「サンパウロのバスの路線案内」の本が出た。
サンパウロには、なんと900以上の路線があると書いている。
とんでもない路線数である。

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ところが、この「路線案内の本」は、「路線案内図」ではない。
全て、細かい字で書いてある。

索引には、バスの番号と出発地と目的地が書いてあり、詳細の通過道路名が書いてあるページ番号が書いてある。

そのページを開くと、詳しい路線がわかることになるのだが、全く「わからない」。
細かい字で、通過する通りの名前が、延々と書き連ねてある。

地図を片手に、その通り名を発見しながら、路線を組み立てていくしかない。

更に、サンパウロは一方通行が多いので、往復の通過道路も異なることが多いのである。
それも、また組み立てなければならない。

サンパウロFCの本拠地のモルンビー競技場に向かう一つの路線である。

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バスを利用する人は、中流以下の人である。
このような本も買うお金も惜しいだろう。

更に、この本を読むどころか、バスの先頭に掲示してある行き先の地名さえも読めない人がいるのも、事実なのである。

誰のために、なんのために、作られたのかわからない本である。

モルンビー競技場に行くには、競技場前の広場(上記の路線では、赤い線を引いたところである。ロータリーになっている。)で降車するとよいのだが、どこにバス停があるのかわからない。
乗るときは、人がたくさんいるところがバス停だから、そこにバスが停車するはずだ。
乗りたいバスが来るときに、手を上げて合図しないと、バスはスピードも落とさずに通過する。

その次のバスがいつ来るかなど、わかりようもない。
「時刻表」など無い。

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書籍 その6 ブラジル・サンパウロの詳細地図

ブラジル・サンパウロは、人口1000万人の巨大な都市である。
周辺人口を入れると、1500万人はいる。

当然、街の広がりも大きい。
市内のある地点に行こうとすると、事前に地図を見て確認していくことにしている。

ブラジルの住所は、次のような構造になっている。

(アパート室番号)「通り名・番地」「地区名」「市名」「州名」
道の一本一本に、名前が付いている。

通りには名前だけではなく、CEPという8桁の通り番号もある。
CEPは、とても重要な番号である。
身分証明書番号、納税番号の次くらいに重要かもしれない。

通りの名前は、色々とあるのだが、人名が多い。
ブラジル人の人名はとても長いので、通りの名前もとても長い。
だから、多少省略して言うこともある。

通りにある番地は、サンパウロの場合は、歴史的中心部のセ広場Seを起点として、それぞれの通りのセ広場に近い方から番号が始まる。
そして、道の左側が奇数で、右側が偶数と決まっている。
ただ、その番号は1,2,3とはなっていない、かなり飛んでいる。

何キロにもわたる長い通りの場合は、番号も4桁にもなることもある。

実際に住所を探すときは,あらかじめ聞いておいた住所を地図で探すわけである。
著名な通りで、知っている通りであれば、あらためて記憶の確認をするだけでよいのだが、そういう場合は少ない。

サンパウロ市内および周辺を含む、非常に詳細な区分地図帳が、毎年発行されている。
約800ページ(検索450ページ、地図380ページ)もある厚いものである。
1400円くらいする。

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検索ページで、小さい字で書いてある、似たような名前の通りの中から、目当ての通りを探し出す。
そこに掲載ページとそのページのどのあたりなのかを示す記号があるので、その指示に従って、そのページをひらくわけだ。

ページを開いて、小さな字で書いてる通り名を発見するわけである。
通りによっては、ところどころに小さな字で番号が書いてある場合がある。

一つは、番地である。 もしくは、その通りを通るバスの路線番号なのである。

この地図の場合は、バスが通る通りは「黄色」に着色してある。

サンパウロFCの本拠地であるモルンビー競技場周辺の地図である。
写真と見比べて欲しい。
この競技場周辺は、基本的に高級住宅街である。

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サンパウロで普通に手に入る地図で、一番詳しいものはこの程度なのである。

日本のように各種の美しい地図が競うように出ている国はない。

この地図では、大きな道もそうでない道もあまりメリハリ無く描かれている。
実際に現地に行ってみなければ、わからないようになっている。

競技場のすぐ左の道に北へ向かう矢印が記載されているが、これは一方通行の印である。
サンパウロは、一方通行がとても多いので、これが事前にわかるのは、運転上非常に重宝する。

「本を広げた」のマークは、学校である。
ここにある二つの学校は、ともに私立の学校で、富裕層の子弟が行く学校である。
登下校の時間には、周辺が大渋滞する。

”F”のマークは、ファヴェーラである。
これも、運転上非常に重要な情報である。
この地区を避けて運転する方が望ましいからである。

この地図に一カ所あるファヴェーラは、規模も小さく数軒程度である。
この地図の範囲では、墓地の東側に、割と大きなファヴェーラがある。
墓地の脇の道は、あまり通らない方がよいだろう。

モルンビー競技場へ行く方法について、Jardim Colombo行きのバスに乗ることを進めているガイド・ブックがあった。
Jardim Colomboという地区は、この地図のF-1に、その地区名が見える。
終点は、墓地を過ぎたあたりである。
左側の学校の東側(右側)の脇の道(実際は獣道程度)を通って、墓地横のファヴェーラの人が大勢乗り降りすることは事実である。

バスは安いのだが、タクシーをお薦めする。

このような詳細な(?)地図が手にはいるのは、ブラジルではサンパウロやリオ・デ・ジャネイロの様な一部の大都市だけである。
ほとんどの都市については地図さえも手に入らないのである。

※最近は、インターネットで住所検索も出来、中小都市でもある程度は可能になった。
 ただ、印刷されたものを手に入れるのは難しい。
 地形図は、発見できていない。

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sexta-feira, 9 de setembro de 2005

サンパウロFCのオフィシャル・ショップ その4 リベルタドーレス杯南米選手権優勝記念キーホルダー

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCのオフィシャルショップは、本拠地モルンビー競技場の中にある。

静かに買い物をしたいなら、試合のない日に行った方がよい。
試合の時は、付近が混乱しているからもしれないからである。

今週の火曜日(9月7日)は16時から、サンパウロの「クラシコ」の一つであるコリンチャンスとの試合であった。
試合開始前に、両チームのファンの小競り合いがあった。
実際入り口は、近づかないように分けてあるのだが、近づいて挑発する者がいるのである。
何人も警備の警察官に身柄を拘束されている。

サンパウロFCは、7月にリベルタドーレス杯南米選手権に優勝しているのであるが、これを記念して作成されたオフィシャルグッズは3点しかない

ポスター(新聞見開きくらいの大きさ) 
ペナント

そして、キーホルダーである。
直径2.6センチのものである。
(裏面には、公式グッズと書いているが、誰でも書けそうなものである。)

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ブラジルの「銃による殺人犠牲者が、8.2%も減った。 その2 新聞

ブラジルでの「銃による殺人犠牲者」が、2004年には前年に比べて8.2%も減ったと、テレビのニュースが伝えたのは、9月1日であった。

それは、とても良い傾向だと思った。

翌日の新聞には、この件がより詳しく出ていた。

その記事を見て、素直に喜べないことを知った。

この13年間、ずっと銃により殺人犠牲者は増え続けており、2004年に初めて減ったということには違いはない。
だが、1992年から2003年の間に犠牲者は2.3倍にもなっていたのである。

1992年には、16,729人だったのが、2003年には39,325人にもなっているのである。
2004年に減ったといっても、36,091人。
2000年の34,985人よりも多いのである。

2004年に8.2%減ったといっても、これからも減るとは限らないのである。

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この2003年の39,325人にも上る犠牲者のうち、半分以上が10歳から29歳までの若年層である。

10-14歳  475人
15-19歳 6637人
20-24歳 9710人
25-29歳 6884人
  合計  23706人(60.3%)

そして、これらの年齢層の死亡率に占める割合は次の通りである。

10-14歳  8%
15-19歳 34%
20-24歳 35%
25-29歳 26%

この年代では、病気による死亡はそう多くないはずで、交通事故とかが多いはずなのであるが、銃による死亡率も恐るべき比率となっている。

2004年には、多くの州で犠牲者は減ったのは事実である。
「銃器の廃棄運動」の効果も出ているに違いない。
特に人口の多いサンパウロ州などで減ったことで全体の減少に寄与している。

しかし、増えている州もあるのである

アマパ州などは29.3%も増加している。
パラ州、ロンドリニア州などどちらかというと辺境の州が多い。
警察権力の及ばないところで、農場主と「土地無き農民」などの対立が激しいところが多い。

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テレビのニュースだけ見ていると「よいニュース」と思えたが、新聞の記事を読むと「吉報」でもないことがわかった。
テレビと新聞の違いがよくわかった報道であった。

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ブラジルのサッカー雑誌PLACAR その13 女性審判員

ブラジルのサッカー界には、女性の審判員がいる。

主審と副審2名の計3名が全て女性の試合だってある。
選手も当初は、とまどいまた軽く見て、いろいろとプレッシャーをかけていたが、そんなことで判定が翻るわけでもなく、かえってイエローカードやレッドカードをもらいかねないので、今は大人しく従っている。
ブラジルには男性審判員は582人で、女性はまだ56人という。

この女性審判員の中で、もっとも有名なのが、シルヴィア・レジーナ・ジ・オリヴェイラSilvia Regina de Oliveiraさんである。

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彼女が、ブラジルのサッカー雑誌PLACARの最新号で取りあげられていた。

この方、結婚もしたくないし、子供だって欲しくない。 41歳である。
普通のブラジル人女性が大好きなテレビドラマよりも、サッカーが好きだという。
(この視聴率50%というドラマのために、サッカーさえも開始時間が遅くなっているのである。チャンネル権は男ではなく女性にあるのがわかる。)

子供の頃から、父親にサッカー場に連れて行ってもらっていたらしい。
Juventudeの試合を見ていたという。
最初は、スポーツ記者になろうと思ったという。

すでに20年この世界にいるという。

この女性の自宅の冷蔵庫は、ほとんど空っぽで、水と冷凍食品くらいしか無いという。
日焼けには気をつけている。

自宅ではぬいぐるみに囲まれているのだそうだ。
(なんだか、とても似合わない)

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選 対ベネズエラ、対ボリビア戦 その1 スケジュール

サッカー・ブラジル代表のワールドカップ南米予選の残り2試合の予定が発表された。

ブラジル代表は、9月4日にブラジリアで行われたチリとの試合に5対0と勝利し、2006年ワールドカップドイツ大会への出場を決めた。

しかし、南米予選はまだ2試合残っている。

10月 9日  対ボリビア戦     ボリビア・ラパス
10月12日  対ベネズエラ戦    ブラジル・ベレン 
                       マングェイロン競技場Estádio Mangueirão

ブラジルは、予選では勝ち点を30点を上げ、1位のアルゼンチンに1点の差をつけられている。
カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、南米予選でも1位を目指すという。
だから、対ボリビア戦でも対ベネズエラ戦でも、よい選手を再び集めることが重要だという。

「以前は、予選通過が一番大事な目的であった。しかし、今はどうやって一番になって予選を終わらせるかである。 狙いを定めなければならない。」

南米予選の試合のあとは、ブラジル代表は11月12日にアブダビと、アブダビで親善試合を行うために集合することになっている。

1969年以来のベネズエラとの対戦成績は、16戦16勝で圧倒している。
         75得点、4失点。
今までは勝負になっていない。

1930年以来のボリビアとの対戦成績は、23戦18勝1分4敗である。
         85得点、22失点
問題は、首都ラパスの標高である。
エクアドルのキトでも、息が切れるのに、標高4000メートル近いラパスでサッカーなんかしてはいけないのである。
ラパスでの試合に限ると2勝3敗である。
コチャバンバも入れると、2勝4敗である。
つまり、敗戦試合は全てボリビア国内の試合なのである。

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ブラジルの車 その3 世界のブランドが集結

ブラジルは年間約220万台の自動車を製造している。

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1970年代中期には、約100万台の自動車を製造したことがある。
「ブラジルの奇跡」と呼ばれた時代のことである。

その後、1990年代初頭まではだいたい60万台程度の台数であった。

そのころは、完成車メーカーといえば、乗用車では、VWフォルクスワーゲン、フォード、GMゼネラル・モータースそしてFIATフィアットであった。

フィアットを除く3社は、進出が早くサンパウロ市もしくはその近郊に工場をもっていた。
フィアットだけは1980年代に製造を開始し、工場はミナス・ジェライス州のベチンという、州都ベロオリゾンチの西部にある都市にある。
この時代は、工業の分散化という政府の方針で、もうサンパウロ周辺の進出は許可されない時代であった。

トラックは、VW、フォードも生産しているが、Bentzベンツ、Scaniaスカーニア、Volvoヴォルヴォなどがシャーシからボディーまでを生産していた。

バスは、これらの会社からシャーシだけを買い、マルコポーロというリオ・グランヂ・ド・スル州カシアス・ド・スルというところにある会社などがボディーをのせて販売していた。
このマルコポーロという会社は、イタリア移民の会社で立派な会社である。

このカシアス・ド・スルという街自体が、イタリア移民の街で、まだイタリア語が通用する街である。
金属加工品のトラモンチーナとか、繊維衣料品のコテナッキとか、他にも優良な企業がいくらでもある山の上の街である。

1990年代はじめまでは、ブラジルは完成車に輸入を禁止していた。
新車であれ、中古車であれ禁止であった。
不思議なことに、サンパウロのリオ・ブランコ大通りにはベンツの乗用車を売る店が何軒か並んでいたのも事実であった。

極端に国内産業を保護したため、進出した完成車メーカーは、モデルチェンジもしないで、旧式の車を、高い価格で販売していた。

1990年代に、経済政策で完全に行き詰まったブラジル政府は、当時のコロール大統領が政策の大変革を起こし始めた。
完成車の輸入を許可し、また新たな進出も許可したのである。

これを機に新たに完成車メーカーが進出してきたのである。

日本メーカーでは、すでにオートバイでは市場のガリバーとなっていた本田は、オートバイ工場はアマゾンのマナウスにあったのだが、自動車生産はサンパウロ市から北に100キロいったところに、以前からこのために手当てしていた土地があり、そこに建設した。
シヴィックとフィットを生産している。

トヨタは、サンパウロ近郊のサン・ベルナルド・ド・カンポで30年以上も、小型トラックを生産していたのだが(エンジンはベンツから購入)、サンパウロ市から北へ90キロのところへ新工場を建設した。
カローラを生産している。

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更に、日産や三菱自動車も進出している。
三菱は、ゴイアス州というとんでもない内陸部に工場を持っているが、相当良い進出条件を提示されたのであろう。

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今や、ブラジルは世界の著名ブランドの工場が軒を並べるところになっている。

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このほかにも、輸入車もあるので、街を走る車はとても種類が多くなった。

ちなみに、ブラジルの乗用車保有台数は2002年の統計では1600万台である。

1位は米国 1億3601万台
2位は日本   5453万台
3位はドイツ   4465万台

イタリア  3370万台
英国    2932万台
フランス  2916万台
ロシア   2115万台
スペイン  1873万台

カナダ   1754万台
中国    1247万台
メキシコ  1296万台
豪州    1010万台
ポーランド 1084万台
オランダ   671万台
アルゼンチン 541万台
タイ     534万台
南ア    404万台
韓国    373万台

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コリンチャンスのオフィシャル・ショップ

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブのコリンチャンス。

創立90年を、9月1日に祝ったくらいの伝統あるチームなのに、ホームページも満足にない。

ファン組織のホームページに立派なのがいくつかあるので、そちらで情報をとるしかない。
ひどい話である。
ファン組織は、独自に応援グッズを製作して、販売しているくらいだ。

最大の応援組織は、サンパウロのカルナバルのエスコーラ・ヂ・サンバの一つでもある。
ガヴィオンGavioes da Fielである。

パカエンブーに応援に来ているコリンチャンスのファンたちで、この応援組織の作ったシャツを着ている者はとても多い。
コリンチャンスのマークも入っているのだが、ちゃんとガヴィオンGavioesとも書いてある
ガヴィオンの収益も多いはずである。

ちゃんとしたコリンチャンスのオフィシャル・グッズはないのかというと、ちゃんとある。
サンパウロの東部サン・ジョルジに、コリンチャンスの本部がある。

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この建物の中に、立派な店舗を構えている。

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ポデローゾ・チモンPoderoso Timaoという店である。

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ユニフォームは当然のことながら、T-シャツ各種はもちろんのこと、小物もいっぱいあった。

トランプなどもあった。

気が利いていたのは、選手のサインが入ったコリンチャンスの大きな旗を売っていたことである。
店員も3人もいた。

サンパウロFCのショップよりも遙かに充実していた。

サンパウロにあるサントスの店よりも、品揃えはよい。
サントスの本部の店は、当然立派なものであろうが。

これだけ、立派な店なのに、なんのホームページももない。
ブラジルは、そんなにオフィシャルだからって、気にしないからだろう。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみる その24 リベルダーヂ(東洋人街)

ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみている。

ブラジルには日系人が多いといっても、どこにでもいるわけでもない。
行き先によっては、モンゴロイドの顔は珍しがられるわけである。

日系人が特に多いのは、サンパウロ州それもサンパウロ市である。

そのサンパウロでも、日本人移民が集住した地区がリベルダーヂである。
そのこともあって、このあたりをかつては日本人街と呼び、今は東洋人街と呼ぶ。

リベルダーヂは、サンパウロの歴史的中心部のセントロのすぐ南に隣接した地区である。

リベルダーヂに近いセントロには、裁判所があり、そのために法律事務所も多い。
この関係の人の動きも多いので、セントロに近ければ近いほど、駐車料金は驚くほど高いものになる。

リベルダーヂの中心は、地下鉄リベルダーヂ駅のあるリベルダーヂ広場である。
毎週日曜日には、ここで東洋市という催しが行われている。

露店が建ち、日本的食品や雑貨などを売っている。
サンパウロで空前のヒットとなっている「やきそば」や「てんぷら」等も、大人気であることはいうまでもない。

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このリベルダーヂ広場から、まっすぐ南に延びるガルボン・ブエノ通りがもっとも賑わいのある通りである。
この通りに沿って、日本語の看板が掲げてある店が並んでいる。
最近は、韓国系や中国系の店が増えている。
だから、東洋人街に呼び名が変わったわけである。

看板が日本語だからといって、日本語が通じるかどうかは、今となってはかなり疑問のあるところである。
時代は、経営者が1世から2世や3世に変わっている。
それに、従業員は日系人でもない店が多い。

確かに、このあたりに来ると日系人率は極めて高いのだが、非日系人率がかつてに比べるととても高い。

ガルボン・ブエノ通りにはいって、右手にはサンパウロで最大の日本食品店「丸海」がある。
週末は、大混雑である。
焼きそばの材料や、寿司セットを揃える非日系ブラジル人がたくさん来ている。
その隣の隣にも、規模の大きな日本食品店がある。
こちらも、同様に週末は盛況である。
SOGOという雑居ビルがある。
サンパウロの「オタク」のメッカのようなところである。

しばらく行くと、大阪橋という陸橋がある。
たもとには、日本庭園があるが、ちょっと趣にかける。
下を、サンパウロの東西を結ぶ重要な道が通っている。
大阪橋を渡ったところに、赤い鳥居がある。
神社もないのに、鳥居がある。

今は、バロン・ヂ・イグアペ通りくらいまでが、賑わいのあるところである。
かつては、もっともっと広がりがあったのだが、寂れてきた。
バロン・ヂ・イグアペ通りを150メートル行くと、金澤製菓という店がある。
和菓子専門店であったが、今はその他のものも取り扱っている。
そのさきにニッケイ・パレスというホテルがある。
日本語の通じるホテルでは、もっとも高級なホテルであったのだが。

さらにまっすぐ行き、サン・ジョアキン通りとの交差点にブラジル日本文化協会ビルがある。
ここには、移民資料館がある。
また、この講堂では小泉首相が「感極まって」涙を流した
診療所も地下にある。
ここに直接来るには、地下鉄サン・ジョアキン駅を利用する方が便利である。
駅を降りて、坂を下っていけば3-4分でたどり着く。

ガルボン・ブエノ通りの一本東にあるグロリア通りにも、日系の店はある。
リベルダーヂ広場からでるエスツダンテス通りを下ればよい。
書店や食堂もある。
グロリア通りの陸橋は、三重県橋という。
この先は段々と寂れてくる。

グロリア通りの更に一本東の通りは、コンセリェイロ・フルタード通り。
この通りになると、今は日系の店がほとんど見られない。
どちらかというと中国系の鮮魚店、食品店、レストランなどが目に付く。
サンパウロでもっとも良質の日本書籍店は、バロン・ヂ・イグアペ通りを過ぎて、しばらく行った左側にある。

リベルダーヂ地区では、リベルダーヂ大通りが尾根になっていて一番高いところになる。
東に行くに連れてどんどんと下がっていく。

この地区は、前はひったくりなどが多い地区であった。
日本移民や日系人は割とお金を持っている人が多いし、体も小さいので、標的になっていたようだ。
1日に、2回も3回もやられたという人の話も聞いたことがある。
今は、そのようなことはないようだ。
しかし、人が多いので、スリなどはいるだろう。

夜の19時や20時までは歩いても、ここで紹介した範囲であればさほど問題はないのではないだろうか。

しかし、日中といえども、コンセリェイロ・フルタード通りを越えて、用もないのに更に東に降りていくことは避けた方がよい。

特に、エスツダンデス通りやサンパウロ通りの低いところは、近づかない方がよいだろう。
その昔は、このあたりにも日本移民たちが遊ぶ店が沢山あったようである。
事実、このあたりの「カラオケ」にもいったことがある。
今はその面影は全くない。

シネ・ニテロイ」は、リベルダーヂ大通りとバロン・ヂ・イグアペ通りの角にあった。

昨年の今頃、サンパウロの中心部で、路上生活者が襲われて、無くなった事件が発生したが、そのうちの1件はこの地区で起きている。
グロリア通りとバロン・ヂ・イグアペ通りの交差点付近である。

多くの日本移民や日系人が郊外に移転してしまった今、日本語が道を歩く人から聞こえることが少なくなった今、どうしてここが「日本人街」なのかというむきもあるだろう。
でも、ここに日本移民が元気よく闊歩していた時代があったことは間違いないのである。

いまは老兵となった人たちが、リベルダーヂ広場に面したバールで、昔を懐かしみながら、日本語で語り合っているのを見かける。

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quinta-feira, 8 de setembro de 2005

サンパウロは天候不順 その4

今日(9月8日)のサンパウロは、朝方また冷え込んだ。
12度くらいまで下がった。

そして日中はといえば、どんよりとした曇り空が続いて、日が差すことはなかった。
結局最高気温は、19度くらいだったそうだ。

そして、ときどき細かい霧のような雨が降っていく。

また、冬に戻ったようだ。

明日も、このような天気だという。
でも日が差す可能性が高いから、最高気温は23度という予想を言っていた。

あてにはならないが、気にはしておこう。

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サッカー・ブラジル選手権 第24節終了

サッカー・ブラジル選手権 第24節が終了した。

結果は次の通り。

9月7日(水) 第1日目
試合開始   試合                  競技場
16h   São Paulo   3 x 2  Corinthians   Morumbi
16h   Brasiliense   1 x 2  Atlético-MG   Boca do Jacaré
16h   Figueirense  3 x 0  Goiás       Orlando Scarpelli
16h   Fortaleza    5 x 2  São Caetano   Castelão
16h   Botafogo    2 x 2  Vasco       Luso-Brasileiro
18h10 Juventude   2 x 0  Paraná      Alfredo Jaconi
21h45 Paysandu    2 x 2  Ponte Preta   Mangueirão
21h45 Atlético-PR  3 x 3  Santos      Kyocera Arena
21h45 Cruzeiro    2 x 6  Fluminense    Mineirão

※コリンチャンスは、サンパウロFCとのクラシコを落とした。
 どちらにとっても、負けられない試合なのであるが、落とした。
 コリンチャンスは、ニウマールが入団後初の出場で、前半いきなり得点を上げて、さい先よいスタートとなった。
 しかし、あとは追いつかれ同点となるも、最後はペナルティーを取られて負けた。
 また順位を下げた。
 一方、サンパウロFCは順位を一つあげて、降格圏からは少しだけ遠ざかった。
 コリンチャンスは、2005ブラジル選手権ではサンパウロFCには勝てなかったことになる。

9月8日(木) 第2日目
試合開始   試合                  競技場
20h30  Flamengo  1 x 1  Internacional    Luso-Brasileiro
20h30  Palmeiras  1 x 1  Coritiba       Parque Antarctica

※パルメイラスは地元で引き分けた。
 レオン監督が怒っているようだ。

(次節の第25節の予定は次の通り)

9月10日(土) 第1日目
試合開始   試合                  競技場
16h  São Caetano  x  Paysandu    Anacleto Campanella
16h  Fluminense   x  Brasiliense   Raulino de Oliveira
16h  Goiás      x  Cruzeiro    Serra Dourada

9月11日(日) 第2日目
試合開始   試合                  競技場
16h   Santos      x  Flamengo     Vila Belmiro
16h   Internacional  x  Figueirense    Beira-Rio
16h   Paraná      x  Palmeiras     Willie Davids
16h   Corinthians   x  Atlético-PR   Pacaembu
16h   Vasco      x  Juventude    São Januário
18h10 Ponte Preta  x  Fortaleza     M. Lucarelli
18h10 Coritiba     x  São Paulo     Couto Pereira
18h10 Atlético-MG  x  Botafogo     Independência

※コリンチャンスは、地元パカエンブー競技場でアツレチコ・パラナエンシと。
 8月は、一度しか試合を見に行っていないので、そろそろ行き頃か。

※サンパウロFCは、コリチーバとアウェイだ。
※パルメイラスも、パラナとアウェイである。

(第24節を終了した時点での順位)
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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その5 ハリケーン

ブラジルには、大きな自然災害が起きていない。
日本のように、地震・台風・雪害・集中豪雨等々の自然災害のショールームのようなところとは大違いである。

少なくとも、被災者が数千人にも上るようなものは起きていないはずだ。
(ブラジル東北部では、ときどき干ばつのために悲惨な状況も起きているが、急に起きるというものではない。)

この1週間ほどは、海外ニュースは米国のニューオリンズからの映像が多いのは当然だ。
フロリダには、ブラジル人が多いが、ニューオリンズにもブラジル人が住んでおり、ブラジルにいる家族が心配している様子なども放送していた。

昨日は、日本を襲った台風の映像も流されていた。
30万人近いブラジル人が日本に住んでいるので、当然だ。

しかし、大抵のブラジル人にとっては、こういった映像を見ても、今ひとつピンとこないと思う。
このような自然災害を実際に経験したことがないからだ。

そこで、、ブラジル一の馬鹿番組Panico na TV(英語で言うと題名はPanic in TVということである)では、実際にハリケーンの強風を実感してもらおうといういう企画を立てた。

もちろん、被験者はサブリナ・サトウSabrina Satoである。

先週日曜日(9月4日)の放送時間中に、放送局の外で、装置を使って、体験させられていた。

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最初は、あまり強くない風で、始まった。

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2時間もある放送時間の中で、何回か屋外に中継を切り替えて映像を見せるのであるが、そのたびに風を強くしていった。

最後には、風に乗せて、何か粉を播いて、その粉がサブリナ・サトウの顔にこびり付いてしまった。

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それを放送するのである。
視聴者に、ハリケーンのすごさは伝わったのだろうか。

悪い子がマネをしそうな番組である。

サブリナ・サトウは、名前の通り日系人である。
でも、半分はレバノン系の血が入っている。
でも、この顔を見ると日本人ぽいと思う。

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サブリナ・サトウは、この日も頑張っていた。

しかし、このPanico na TVは、よくやるとしか言えない番組である。

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ブラジルの「銃による殺人犠牲者が、8.2%も減った。 その1 テレビ・ニュース

ブラジルの「銃による殺人犠牲者」が、2004年は2003年に比べて、8.2%も減ったと、テレビで華々しく伝えていた。

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人数にすると、36,091人で、前年より3,234人減ったという。
それでも、凄い人数なのだが、減ったことは何よりである。

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特に、マットグロッソ州やサンパウロ州では20%近くも減少しているのである。

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これは、昨年から続いている「不要銃器の供出運動」の大きな成果という評価をしていた。
個人の家にある銃器を警察に持っていけば、幾ばくかのお金をくれるのである。
警察はこうして集めた銃器を、廃棄している。

「銃があるから、事件が起きるのだから、その原因となる銃器をなくせばよい」という発想である。

もっともなことである。
米国ではこういう議論があっても、「全米ライフル協会」が大圧力団体として反対をするから実施できないのが、ブラジルでは実際に今進行している。

かつては、街で簡単に銃を買うことが出来た。
リボルバーなんで、日本円で数千円であった。

今は、完全に登録制になっている。

さらに、今後は一般の市民は新たに銃を理由無く手に入れることは、不可能になるし、登録のない銃を持っていることは、罪に問われることになっている。

一般の市民が銃を手放しても、麻薬組織や強盗などは、銃を密かに持ち続けるに決まっているから、かえって危険だという反論も当然のように起きたようであるが、実際にはどんどん銃を持ってきているようだ。
強盗に下手に抵抗する方が、命が危ないからと見ているからだろう。

そういう減ったという事実だけが、テレビでは伝えられた。

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ブラジル・サンパウロの小鳥 その22 

ブラジル・サンパウロは、大都市である。

しかし、東京にくらべると、緑が多いように思える。
公園は多くはないのであるが、街路樹に大木が多く、また個人の邸宅にも巨木があるからであろう。
それも、地区によっては随分と違うのだが。

都心に住んでいるのであるが、日中は一日中、鳥の鳴き声が途切れることがない。
あちこちから、色々な鳴き声がしている。

さすがに夜になると、寝床にかえっているのだろうが、
朝も3時を過ぎたことから、鳴き始める鳥がいる。

大きな声なのである。
何羽もいるのだろう。
あちこちから聞こえてくる。

夜明けは、まだ6時過ぎなのにである。

サンパウロでは、の中に小鳥を飼う必要がないようだ。

いつでも、小鳥はそこにいる。

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ブラジルのサッカー雑誌PLACAR その12 ワールドカップに向けて

ブラジルの唯一とも言ってよいサッカー雑誌のPLACARの最新号が、街頭の新聞・雑誌売り場に並んでいる。

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表紙はコリンチャンスのテベスである。
得点もそこそこ取ってくれるが、レッドカードも多いテベスである。
それも、故意のレッドカードが多いので、監督に叱られている。

ライバル視されていたロビーニョが、サントスを去り、レアルマドリに行った今、テベスしか表紙になるストライカーはいないのかもしれない。

しかし、テベスはアルゼンチン代表に呼ばれなかったのだろうか。
昨日のブラジル選手権対サンパウロFC戦にも出場していたようだ。
イエローカードをもらっている。
ゴールは決めていなかった。

今月号には、無料で別冊が付いていた。

1930年から1970年までのワールドカップの歴史を振り返るというもので、今月は1930年に開催された第1回大会のウルグアイ大会のものである。

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たぶん、これから毎月付録として付くのだろう。
とにかく、ブラジルは第1回大会から唯一すべての大会に出場しているので、資料や写真はたくさんあるわけである。
みんなの記憶に新しい1974年以降は、有料かもしれない。

あと10ヶ月間、十分に楽しめそうである。

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quarta-feira, 7 de setembro de 2005

サンパウロは天候不順 その3

今日(9月7日)は、ブラジルの独立記念日である。
当然休日。
首都でもないサンパウロでも、一応祝賀行事が行われた。

パレードは、サンパウロ市北部のサンボードゥロモSanbodromoで、10時から12時くらいまで行われた。

このお目出度い日にも関わらず、サンパウロは低く雲がたれ込めていた。
昼間でも、気温は16度くらい。
夜になると13度。

そして、パカエンブー競技場では17時からまたどこかの宗教の大集会。
15時頃から、人がどんどん集まっていた。
18時過ぎから、頭上をヘリコプターが旋回している。
撮影でもしているのだろう。
22時にでも、まだ飛んでいた。

競技場の方からは、大音響が続いている。

23時に、何発かの花火とともに終了したようだ。

また、犬がぶるぶると震えてしまった。

24時には、静かになった。

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サンパウロは天候不順 その2

ブラジル・サンパウロは天候不順である。

季節の変わり目なのだろうが、気温が上がったり、下がったり。
雨が降ったり、止んだり。

(9月5日)昨夜も強い雨が、雷付きで、降った。
雨が長いこと降っていなかったから、最近の雨はある意味で有り難いのであるが、サンパウロの雨はしとしとというより、降るときは強いので、雨漏りが気になる。

今日は、日中は本当に降ったり止んだりであった。
12時過ぎにはかなり強い雨が降っていた。
丁度、サンパウロ市の西部から東部が通り過ぎていった。

例によってニュースを見ていたのだが、カラフルな映像が出て来た。

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サンパウロ州には、水・電気局 Departamento de Águas e Energia Elétrica- DAEEというのがある。

洪水や土壌流出の防止とか、下水の設置とかを、各市と協力して、いろいろやっているようである。

更にそこには、サンパウロ州洪水警報システムSAISP - Sistema de Alerta a Inundações de São Pauloというのがあることがわかった。

レーダーの範囲で、サンパウロ市周辺のチエテ川流域に限るのだが、天候の変化によっては、洪水の警報を出しているのである。

ブラジルの気象研究所も一応色々とデータを出しているのだが、一般人がアクセスして、必要なデータを簡単に探し出して、とるのはちょっと面倒である。

だいたい、普通の人はそれほど天気の変化を気にしていない。

夏になると、毎日晴れときどき曇り所によっては雨が毎日続くのだから。
いくら予想をしても、天気までは変えられない。

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9月7日は、ブラジルは独立記念日で休日である。
また、パカエンブー競技場で「何か宗教」の大集会が、大々的に開催されるようだ。
リハーサルの大音響が鳴り響いていた。

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サッカー・ブラジル代表 親善試合 その4 ブラジル代表の帰国予定


何人かのブラジル代表選手は、セビーリャとの試合後、更衣室で別れて行った

ヂーダDida, カフーCafu、カカKaká, アドリアーノAdriano、エーメルソンEmersonは、イタリアへ向かった。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノはリヨンに向かった。


9月6日にセビーリャとの親善試合を終えたサッカー・ブラジル代表の帰国予定が発表された。

9月7日ブラジリア時間9時30分にスペインのマドリを出発する定期便に乗る。
サンパウロ行きとリオ・デジャネイロ行きに別れている。

サンパウロ・グァリューリョス国際空港着は同日の20時。
リオ・デ・ジャネイロ・トム・ジョビン国際空港着は、同日の23時30分。

サンパウロに到着するのは次の通り。
選手: シシーニョ Cicinho、 グスタボ・ネリGustavo Nery
身体管理師: モラシ・サンターナMoraci Santanna
事務管理: ギリョルミ・リベイロGuilherme Ribeiro.

リオ・デ・ジャネイロに到着するのは次の通り。
監督: カルロス・アルベルト・パヘイラ Carlos Alberto Parreira
監督補佐: ザガーロZagallo
スーパーヴァイサー: アメリコ・ファリアAmerico Faria
医師:ルイス・ルンコLuís Runco、セラフィン・ボルジェスSerafim Borges,
マッサージ師: デニ・シルヴァDeni Silva
衣装管理: アントニーオ・アッシスAntônio Assis

つまり、選手はたった2名。
スタッフが、8名(監督込み)。

ほとんどの代表選手は欧州で活躍中で、ブラジルに戻ってくるものも少ない、おそらく来年は誰も戻って来る者はいないだろう。
スタッフもコンパクトな人数でやっているのである。

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terça-feira, 6 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル代表 親善試合 その3 対セビーリャ戦は引き分けに終わる

今日(9月6日)ブラジル現地時間17時から、ブラジル代表対セビーリャの親善試合が行われる。

テレビの中継が始まった。
いつものGLOBOではなく、Culturaの放送である。

競技場のスタンドには結構空きがある。

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17時3分
選手の入場が始まった。

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ロナウヂーニョ・ガウショの顔が見える。 10番だ。
ロベルト・カルロスも出場している。
ロビーニョは、7番だ。
ロッキ・ジュニオールが入っていないようだ。

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17時10分キックオフ

4分 カカから右に出た球を、アドリアーノがシュート。ゴール右上に外れる。

16分 カカのシュートも、キーパー正面。
20分、カカからのパスを、アドリアーノがゴールに向かって転がすが、右に外れる。

23分、ロナウヂーニョからゴール左前に出た球を、ロビーニョがシュートするもキーパー正面。

芝の根付きが悪く、芝があちこちで浮いている。
球が変な風に跳ねるときがあるくらいだ。

27分 ロナウヂーニョのコーナーキック。 2発直接ゴールを狙うもキーパーにははねられる。

34分、ロビーニョがゴール近くまで持って行くもキーパー正面。

40分、セビーリャのゴールかというところで、オフサイド。
     ノーゴール。
43分、アドリアーノのヘッドも、左に外れる。

45分 前半終了。
     0対0。

※日曜日にブラジリアで対チリ戦を戦って、スペインに移動しての試合でブラジル代表は疲れているはずだ。
  今日はアドリアーノだけがゴール前にいる。
※選手のポジションがよく重なっている。
  ロビーニョとロベルト・カルロス。
  ロビーニョとロナウヂーニョ・ガウーショ。
  ロナウヂーニョ・ガウーショとカカ。

ジュリオ・バプチスタ、ジルベルト・シルヴァ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、レナット、グスタボ・ネリ、ロッキ・ジュニオール、シシーニョも入った。

交替したのは、カカ、ロナウヂーニョ・ガウーショ、カフー、ロベルト・カルロス、ルイス、ゼ・ロベルト、エーメルソン、ジュアン。
アドリアーノ、ロビーニョ、ヂーダの3人だけは残った。

  
18時12分 後半開始

14分 ロビーニョが下がり、リカルド・が入る。 
16分 セビーリャのゴール。 右隅に決まる。
    1対0。
39分 アドリアーノ左からのクロスを、ゴール前の混乱の中で、セビーリャのディフェンスのオウンゴール。
    ゴール。 
    1対1。
47分 試合終了
    引き分け。
18時58分

※後半は、ブラジルのサブ代表の勢揃いのようなものであったが、組み立てが無く、パスも続かない。
 個人技的にもちょっと問題があった。
 しかし、30分を過ぎたことから、やっと何となく形が出来つつあった。
 本来、正代表のロッキ・ジュニールは、やはりいい位置に着けていたし、いい球を両サイドに出していた。
※ジュリオ・バプチスタとリカルド・が、何とも中途半端。
※レナットは、いいところ無し。
※グスタボ・ネリは頑張っていた。 
 コリンチャンスにいるのも時間の問題だろう。
※シシーニョは、コンフェデレーション杯の時のような切れが全く見られなかった。
 サイドから、中に切り込むことが出来なかった。

(試合完全映像あり) 
※※関心のある方は連絡を。

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サッカー・ブラジル代表 親善試合 その2 5人

サッカー・ブラジル代表にとって、頭の痛いことは「素晴らしい」選手が多すぎることである。
11人はもちろん、22人でもまだ「枠」に入りきれない素晴らしい選手がいくらもいる。

2006年ワールドカップ南米予選では、結果が良かっただけに、あまり多くの新人のテストをしていない。
2002年ワールドカップ南米予選のときは、100人近くの選手を当時の代表監督フィリポンはとっかえひっかえしてつかった。
その結果、優勝した。

すでに、この6月のコンフェデレーション杯におけるブラジル代表メンバーから、新たにメンバーは追加されないだろうと言われている。
カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、そのように言っているからだ。

今年になって、代表入りを確固たるものは、ロビーニョとシシーニョだろう。
現在の代表で、「高齢者」といえばカフーとロベルト・カルロスそしてロナウド。
 ※他にも30歳代はいる。ロナウドはまだ29歳である。
彼らが、フル出場できないときや怪我に備えなければならないが、それが1年以内におきるかもしれない。。

このコンフェデレーション杯の時に、ロナウドは休みを取った。
その時に、パヘイラ代表監督は「4人トップ-アドリアーノ・ロビーニョ・ロナウヂーニョ・カカ」システムを確立し、最後にはそれが立派に機能した。
パヘイラ代表監督は、それでもやはりロナウドの実力は高く買っており、「彼無しには代表は考えられない。卓越した力は必要だ」と言い続けてきた。

8月のクロアチア代表との親善試合には、ロナウドはもちろん直ちに復帰した。
そして、9月4日のワールドカップ南米予選対チリ戦にも。

しかし、ロナウドは両試合とも無得点。
対チリ戦では、前半で退いた。
更に、9月6日のセビーリャとの親善試合では、「筋肉の痛み」を理由にロナウドは出場辞退をパヘイラ監督に訴え了承されて、チームを去った。

ロナウドは、代表としてはこの6試合ゴールを決めていない。
約1年前のワールドカップ南米予選対アルゼンチン戦では、3得点しているのだが。
レアル・マドリのメンバーとしては、好調だとは思う。

ブラジルのメディアでは、このセビーリャとの試合で、誰を落とすか「パヘイラ代表監督が今回は悩む必要が無くて良かったね」という論調である。

ブラジル最大のマスメディアのGLOBOのサイトでのアンケートである。
5人のうち誰を落とすべきかという、厳しい質問である。
誰でも投票できる。

途中結果は次の通り。
Ronaldo   35%
Adriano     5%
Ronaldinho Gaúcho  4%
Kaká   5%
Robinho   13%

これだと、ダントツにロナウドをはずせという結果になっている。

だが、一番多いのは、
5人とも置け!パヘイラ!
Bota os cinco, Parreira! 38%

パヘイラ代表監督も攻撃的なチーム作りをしているのだが、現在でも十分な4人どころか5人もシュートを打てる選手が入ると、どうなるのだろうか。
見てみたい気もする。

(もっとも、ブラジル代表選手は、誰でもゴールを決めるの能力を持っているし、ディフェンス陣もどんどん打って決めている。 大人しくしているのは、キーパーのヂーダくらいものだ。)

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segunda-feira, 5 de setembro de 2005

コリンチャンスは、ルイゾンと契約を目指す。

ブラジル。・サンパウロの名門サッカーチームのコリンチャンスは、火曜日までにグランパス名古屋に所属しているルイゾンと契約を結びたいという意欲を持っている。

ルイゾンは、2002年の契約に関して約4億5千万円の債務があるらしい。
コリンチャンスは、この債務を支払うという条件を代理人に出している模様。

コリンチャンスは、名古屋との契約満了の12月以降にルイゾンが来ればよいという意向である。

ルイゾンそのものと、あったという情報はない。

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サッカー・ブラジル代表 親善試合 その1 ロナウド出場せず。

サッカー・ブラジル代表は、9月6日にスペインのセビーリャで、セビーリャと親善試合を行う

9月4日のワールドカップ南米予選対チリ戦を終えて、直ちにブラジリアを発ち、サンパウロ経由でスペインに向かった。

9時間10分の飛行のあと、ブラジル代表は13時50分にセビーリャに到着した。
セビーリャでは、ブラジル代表はHotel Isla Carpujaに宿泊する。
ホテルは直ちに昼食を提供した。
昼食後、20時までは自由時間となっている。

飛行機が遅れて到着したために、パヘイラ代表監督は、月曜日の午後に予定されていたサンチェス・ピズフアン競技場Sanchez Pizjuanでの練習を取り消した。
この競技場で、明日の試合は行われる。

尚、ロナウドは筋肉の痛みを訴えており、試合には出場しない。
すでに、1人でタクシーに乗って、ホテルからマドリへ帰った。
レアル・マドリの週末の試合には出場予定。

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よって、4トップはアドリアーノ、ロビーニョ、ロナウヂーニョ・ガウショ、カカということになる。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その13 カカの祖母

サッカー・ブラジル代表のカカは、ブラジリアの生まれである。

今は、両親はともに、医師でサンパウロで生活をしている。

しかし、今でもルーツはブラジリアで、親戚もいる。

従兄弟や叔父、叔母、甥、姪などがホテルを訪ねてきた。


「ブラジリアに来ることが出来るときはいつも、自分の家族はここにいる全部とあっている。
また祖母に会えてとても良かった。 彼女はとても優しく、自分にとっては一番大事です。」とカカは言った。

祖母のヴェラ・ソーニアである。

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9月4日の試合には、カカの両親もサンパウロからやってきて、一族で試合を観戦した。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その12 試合逸話

サッカー・ブラジル代表は、9月4日に行われたワールドカップ南米予選 対チリ戦に勝利した。


この試合の審判は、全てパラグアイ人であった。

アドリアーノが、ブラジルの5点目を祝ったあとに、主審のカルロス・アマリジャCarlos Amarillaがやってきて、記念にアドリアーノのユニフォームをくれといった。


後半途中で、涙が出るくらいの足の強い痛みを訴え、交替したロベルト・カルロスRoberto Carlosは、ブラジル代表の更衣室に入る頃には、静かになっていた。

「ただの切り傷だ。ちょっと痛いだけだ。でも出来ることなら続けたかった」と、ロベルト・カルロス・


ロナウドは、インターバルの間に、パヘイラ代表監督に交替を願い出た。

「試合は決まっていた。 危険を冒さない方が良かった。 でも、打撲傷などなんの問題もなかった。」と、ロナウドは説明した。


マネ・ガリンシャ競技場へ出発する前に、カルロス・アルベルト・パヘイラ代表監督は、この試合の重要性について、そして2006年のワールドカップへの切符を手にしてブラジリアを離れるために全力を尽くす必要性について話をした。

いくつもの指示を与えた中で、パヘイラ代表監督は試合開始後はそれぞれの位置をしっかり守り、敵に強いプレッシャーをかけるように、そして最初の10分で最初のゴールを決めるようにといった。

  ※最初のジュアンJuanのゴールはこの指示よりも1分遅かったことになる。

最初に1点を取ると、あとが楽になると言った。

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ブラジル・サンパウロは天候不順

ブラジル・サンパウロは天候不順だ。

この1週間くらい、暑くなったり、寒くなったり。

今日9月4日でもそうだ。
朝は、14度くらいまで下がっていた。
でも、天気が良くて、14時くらいまでは、なんだかほかほかしていた。
25度くらいまでなったはずだ。
16時ちょっと前、つまりワールドカップ予選の始まる前には、お天気雨が降った。
日が差しているのに、雨がパラパラ降ってきた。
15分くらいで止んだだろうか。

その後、夜になったら曇った。

気温はどんどん下がり、17度。
ちょっと寒いくらいだ。

日付が変わったころに、雨が降ってきた。
今度は、強めの本降りだ。
そして、雷がドッカンドッカンときた。

季節の変わり目なんでしょうかね。

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domingo, 4 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その11 試合後半

サッカー・ワールドカップ南米予選 ブラジル対チリ。

後半

ロナウドに代わり、リカルヂーニョ17番が入る。
ロナウド、ブラジル代表として9試合(?)得点がない。

17時11分開始。

2分 アドリアーノにイエローカード。

13分 エーメルソンが下がり、ジルベルト・シルヴァ入る。
14分 チリ、3人交替。
19分 ロベルト・カルロス、右膝の痛める。
    「たいしたこと無い」と、治療中に本人が答える。
21分 ロベルト・カルロスに代わり、ジュニーニョ・ペルナンブカーノが入る。

     後半に入り、だるい試合が続く。
     ロナウドのようにマークを引きつける選手がいなくなり、ゴール前に切り込めない。
26分  パヘイラ代表監督が、ハッパをかけている。

35分 カカのロングシュートも、キーパーのほぼ正面。

38分 チリのシュートもヂーダ正面。

40分 ブラジルも策がない。
    前半とは動きが違う。
    事務的。

45分 ロスタイム3分。

47分 ブラジルのカウンター攻撃。
    ロビーニョからのパスを受けた、
    左からのアドリアーノのシュートがゴールに突き刺さる。
    3点目 ハットトリック。

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48分 試合終了。

    ブラジル勝利、5対0。

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ブラジル、南米予選突破。
ワールドカップ本選への進出を決める9番目の国となる。

(ブラジル対チリ戦が終了した時点での暫定順位)※ウルグアイ対コロンビア戦の結果によって変動する。
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前半で終わっていた試合だった。

ブラジルは、この勝利で、唯一のワールドカップ本選のフル出場国の名誉を引き続き守る。

(試合完全映像あり)
※※関心のある方は連絡を。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その10 試合前半

今日9月4日、サッカー・ワールドカップ南米予選 ブラジル対チリ。

ブラジル国歌の長い長い歌で、キックオフが遅れた。


(ブラジルの先発メンバー)

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(チリの先発メンバー)

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16時5分に、ブラジルのキックオフで始まった。

前半1分に、いきなりロビーニョのシュートも大きく外れる。
4分、カカのシュートも左に外れる。

8分、チリのフリーキック。 ゴールを狙うも左に外れる。

11分、ブラジルのコーナーキックから、ジュアンのヘッドでゴール。
    1点先制。

   ロナウドが、まだ球をあまり触っていない気がする。
   ブラジルは左からの攻撃が多く、カフーもあまり参加していないような。

   ブラジルはここまで6本のシュート。

14分 カカに対するファールで、チリ選手にイエローカード。

19分 カカのロング・シュート。 ゴールの上を通過。
20分、アドリアーノからカカ、ロナウドそして、ロビーニョのシュート。
     素晴らしいゴール。
    2対0

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27分 ロビーニョからアドリアーノ。
    そして何とも無造作なシュートがゴール右に刺さる。
    3点目。

28分 コーナーキックから、アドリアーノが頭であわせて、ゴール。
    4点目。

    ブラジルのシュート10本に対し、チリは2本。

31分 アドリアーノが頭であわせるが、キーパー正面。

45分 前半終了

16時51分。

※パヘイラ監督は、選手の交代を予告した。

控えは次の通り。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その9 カカ

9月3日のカカである。

女性に大人気なのも判る気がする。

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とにかく、カカが現れると、黄色い声の叫びばかりである。

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ブラジル・サンパウロは、リオ・デ・ジャネイロよりまだマシかも

ブラジル・サンパウロは、本当につまらない街だと思うことがある。

観光のポイントが全くないからだ。
ただただ、ビルがずーっと立ち並んでいるだけだ。
大都市というだけだ。

写真を撮っても、いいポイントが本当にないのである。

その点、リオ・デ・ジャネイロは全く違う。

青い海。
白い砂浜。
そして独特な形をした岩山。
そして、きれいなビキニのお姉さまがた。

まったく、サンパウロとは大違いである。
毎日こんな景色を見ることが出来るカリオカが羨ましい。

だけど、リオ・デ・ジャネイロには住めないなあと思うことがある。

それは、「警察と、麻薬組織間との抗争」の激しさをテレビで見るからである。

80歳の年金生活の老婆が、ビデオで麻薬取引のシーンを自宅から撮り、その映像を警察に提供した
これをもとに警察が、また摘発をして20名以上を逮捕した。
その後も、この映像をもとしにた検挙活動が続いているわけだが、この2-3日前には組織が激しく抵抗し、市街戦のようになった。

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場所は、リオ・デ・ジャネイロのボタフォゴというところで、海岸に近いところではなく、老婆がビデオを撮ったところの山の反対側になるところである。
老婆がビデオを撮った貧民窟と、そこは山の鞍部でつながっている。

重武装の警察と、組織の間で激しい銃撃戦があり、住民は家に帰ることが出来なくなっていた。
彼らの家は、警察の銃撃の標的となっているところにあるのだ。

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警察は下に陣取り、上に向けて銃を発射する。

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日中になると、ひとまず静かになる。
リオ・デ・ジャネイロでは、いつも貧民窟は崖にある。
一般の家とも、時には高級アパートとも隣り合っている。
高層アパートでも窓の向こうは、同じ目線で貧民窟ということがある。
だから、流れ弾がいくらでも入ってくる。

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そういうところに生活するのであれば、サンパウロの方がまだいいかなと思う。
サンパウロは、高級住宅街と貧民窟が隣り合うところは少ない。
起伏も少ないので、流れ弾が上まで飛び交うことはないからだ。

その前に、サンパウロではここまでの市街戦のような激しい抗争もない。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その8 飛行機で移動

サッカー・ブラジル代表は、9月4日のワールドカップ南米予選の対チリ戦に備えて、リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コナリーにあるブラジル代表合宿所で、合宿をしていた。

試合前々日の9月2日の夜に、試合の行われるブラジリアに定期便を利用して移動している。

機内での様子である。

代表監督カルロス・アルベルト・パヘイラである。

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ロナウドは、新聞を読んでいない。
隣にいるのは、ヂーダ。
雑誌を眺めている。

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ロベルト・カルロスだ。

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ロベルト・カルロスは色々な顔をしてサービスをするから、記者受けがとても良い。

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ブラジル空軍

ブラジルにも、当然空軍がある。

サンパウロ周辺にも、空軍基地があるが、あまり立派な航空機を見たことがない。

軍隊というのは、周辺諸国との有事に備えるのが目的だから、サンパウロのように国境からと多く離れたところに基地を作っても仕方がないからであろう。
だいたい、サンパウロから一番近い国境はパラグアイ国境だと思うが、1時間半くらいはかかりそうだ。
航続距離から行っても遠すぎる。
訓練をするにも、サンパウロ周辺は民間定期航路も多いから、空域が狭いであろう。

広いブラジルだから、どこでもいいようだが、当面周辺諸国とは、何も問題がない。
問題といえば、麻薬組織である。

ブラジル軍隊の今の関心事は、アマゾンの国境管理にあるとも言われている。
コロンビアやペルーから、ほぼ無人のような国境地帯を越えて麻薬が流れてくるのである。
この流入を防ぐことが、当面の課題の一つのようだ。

そのアマゾンで、空軍の技術コンテストがおこなわれた。

あまり、軍隊関係の話題のないブラジルのニュースで報道していた。

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空中給油の技量も見ていた。

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立派な戦闘機もあることにちょっと安心した。

(ニュース映像あり)

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ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その4

サブリナ・サトウSabrina Satoを、何となくまた出してみた。

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検索で、毎日あるからである。

検索で一番多いのは、「カカ」である。
最近は「シシーニョ」も何故か多い。

ブラジル一の馬鹿番組であるパニコ・ナ・テヴェーPanico na TVで、先週のサブリナ・サトウのコーナーでは、彼女は、SWATの訓練に参加していた。
何故か知らないが、サンパウロには民間でこんな訓練をする学校があるらしい。

訓練参加の映像は、あまりフォトジェニックではなかったので割愛する。

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実地訓練のあとには、筆記試験まであった。
その問題が、英語で書かれていて、サブリナ・サトウが困って終わりというオチであった。

訓練が厳しくて、左腕に青あざが出来ていた。
所属事務所は、テレビ局に文句は言わないのかな。

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先週は、化粧が濃かったようだ。

明日日曜、丁度サッカーのブラジル代表戦が終わるころに、またこの番組が始まる。

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サンパウロFCのオフィシャル・ショップ その3 リベルタドーレス杯南米選手権優勝記念グッズ

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブのサンパウロFC。

そのオフィシャルショップは、本拠地モルンビー競技場の中にある。

サンパウロFCは、この7月に伝統あるリベルタドーレス杯南米選手権に優勝した。
そして、12月には日本で大名割れる世界クラブ選手権に参加する資格を得た。

オフィシャルショップで、リベルタドーレス杯優勝記念グッズをさがした。

あった。

一つは、ポスター。
選手の顔がない。
なのに、50レアル(約2500円)もする。

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そして、ペナント。
小さい方だ。
10レアル(500円)。

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そして、キーホルダー。
8レアル。

この3つしか作っていないそうだ。

世界クラブ選手権参加記念なんて作る予定もないそうだ。
優勝したら、作るかもねと言うことだった。

唯一面白い物といえば、サンパウロのキーパーであるロジェリオ・セニのサンパウロFCでの試合出場612試合を記念して作ったユニフォームセット。
限定612組しか作成されていないものだ。
一つ一つナンバーが打たれている。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その7 試合前日

サッカー・ブラジル代表は、忙しい。

9月4日16時からブラジリアで、ワールドカップ南米予選対チリ戦を控えたブラジル代表。

ホテルは、有名なブルー・ツリーホテルである。
 経営は、青木千恵子氏。
 設計は、Rui Otake氏である。

午後は、記者会見。
キャプテンのカフー。
ロナウド。
カカ。
ルーシオ。


15時過ぎには競技場へ移動するためにバスが出発。

16時からは、試合のおこなわれるマネ・ガヒンシャ競技場で練習。
2万人が集まった。

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夕食後は、ブラジル人にとってとても大事な誕生日のお祝い。
ジュリオ・セザールの26歳の誕生日だ。
彼は、ケーキを2個食べる権利をもらったそうだ。

その後は、チリの試合ぶりをビデオみる。
南米予選での、チリの戦いぶりを編集したものである。

明日の先発メンバーは次の通り。

Dida,
Cafu, Lúcio, Juan, Roberto Carlos;
Emerson, Zé Roberto, Kaká, Robinho;
Ronaldo, Adriano.

本当に素晴らしいメンバーである。

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sábado, 3 de setembro de 2005

ブラジルの「サロンパス」と「女子バレー」

ブラジル・サンパウロで開催されていた女子バレーボールの「国際トーナメント」が、今日8月3日土曜日に終了した。
試合は、イビラプエラ競技場で10時からおこなわれた。
この大会は、「サロンパス」がスポンサーである。

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ブラジルから参加ののオザスコとリオ・デ・ジャネイロの両チームが対戦し、オザスコが勝利した。
リオ・デ・ジャネイロには、ブラジル代表メンバーが4名いる。
オザスコには、ブラジル代表メンバーが3名いる。

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ともに順当な決勝進出であった。

昨日までに、キューバ、ベルギー、ドミニカ共和国そしてもう一つのブラジルからの参加であるミナスは、消えていた。

ミナスの日系人セッターであるアナ・チエミAna Tiemi。

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ミナスの中心選手として頑張っていた。
彼女は、なんとまだ17歳。
身長は189センチ。

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すでに、ブラジル代表監督の目に留まっており、早晩ブラジル代表入りすると言われている。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その6 カカ、ロベルト・カルロス、シシーニョ 

9月2日、リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コナリーで合宿中のブラジル代表。

(カカ)
さわやかな笑顔。
あまりインタビューに中身がない。
ブラジリアは生まれ故郷で、親戚も沢山いるから頑張るそうだ。

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(ロベルト・カルロス)
抜群の記者受け。良くしゃべるからね。ロナウドと仲がいいし。

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(シシーニョ)
まだ、若いあんちゃんみたい。でも25歳。

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パカエンブー競技場 その8 「生長の家」

ブラジル・サンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場

普段は、サンパウロの名門サッカーチームのコリンチャンスの事実上のホームとしてつかい、試合がおこなわれている。
そのほかにも、サッカーの試合がおこなわれているときもある。
また、色々なコンサートが開催されるときもある。

そのほかにも、ファッションショーが開かれたりと、色々と使われている。

今日(9月3日)、今朝は13度まで気温が下がったのだが、昼には一転晴れ渡り、直射日光が当たるところでは25度を超えていたようだった。

そこに、突然数百台のバスがやってきた。
当然、競技場周辺は大渋滞である。

競技場の横に、次々とバスは止まり、乗客を降ろしていく。
ブラジル各地から来ているバスである。

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ちょっと見ただけだが、
ゴイアス州、
パラナ州、
リオ・グランヂ・ド・スル州
そしてサンパウロ州の奥地などからもいた。

20時間くらい掛けて来たバスもありそうだ。

見ていると、これは「生長の家」の関係者らしい。
地区ごとに、揃いのT-シャツを着ていたりする。
"Seicho no ie"と書いているものも多い。

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どちらかというと若い人が多い。

パカエンブー競技場の正門に向かって、どんどんと集団は歩いていく。

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今日は、正門だけからの入場のようだ。
正門付近には、人が溢れている。

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14時から、何かイベントが始まった。

インターネットで、ブラジルの「生長の家」のサイトにつなげて調べてみると、「ブラジル青年部50周年」の集まりらしい。
  ※青年部のサイトは音が出ます。 ポルトガル語で判らないでしょうが、適当に。

ゲストの歌手もたくさん呼ばれている。

ときどき何か音楽が聞こえたり、大歓声が聞こえたり、静まったり。

結局、イベントが終わったのは22時前であった。
8時間のイベントである。
遠距離から来ている人も多いから、それくらいは必要かもしれない。

そして、また数百台のバスの大渋滞が続いている。

この「生長の家」の集まりを見て思ったのだが、おそらく日系宗教団体としてはもっとも成功しているのではないだろうか。
信者にほとんど日系人が見あたらないのである。
もちろん日系人もみうけるし、イベントでの講師(生長の家ではなんというのか知らないが)は1人を除いて日系人がであったが、バスから降りる人たちのなかに1人も日系人がいないというようなグループが多かった。

日本でも名前と一般的なことしかくらいしか知らなかった「生長の家」なのだが、何がブラジル人を引きつけたのだろう。

他にも日系宗教団体は沢山あるようだが、信者の顔を見ていると日系人ばかりのところもある。
いまだに日本式でやってみたり、日本に行かないと何も出来ないようなところもある。
これでは、一般のブラジル人はついていけないだろうなと思うところもある。

しかし、長蛇の列のバスの渋滞で、家の中まで「ジーゼル」臭い。

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サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その5 楽しい合宿 2

サッカー・ブラジル代表は、9月4日16時からブラジリアでおこなわれるワールドカップ南米予選対チリ戦に備えて、リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コナリーのブラジル代表合宿所で合宿をしていた。

9月1日の夜に、ブラジルでとても人気のあるポピュラー・ミュージックの一つのジャンルであるセルタネージョの代表的ドゥオの「ゼセ・ヂ・カマルゴとルシアーノ」のひとりゼゼ・ヂ・カマルゴが合宿所に激励にやってきた。

コンフェデレーション杯の優勝後のバンダの演奏で知られているように、日頃から芸達者な代表メンバーであるが、セルタネージョに関してはジュリオ・バプチスタが特に乗っていた。
プロのゼゼ・ヂ・カマルゴと見事にハモっていた。

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合宿所には、映写室もあり、ここで「ゼゼ・ヂ・カマルゴとルシアーノ」の伝記映画を見たのだが、この映写室の椅子も立派なものであった。

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ここでも人一倍感動していたのは、またもやジュリオ・バプチスタ。

彼は、出身はサンパウロ市という都会っ子なんだが。

今日9月2日は、16時から正選手対控え選手で、45分の試合をおこなうことになっていた。
しかし、30日に合宿入りしてからの3日間は快晴であったのだが、今日は曇りで気温も低かった。
更に、山間部にあるグランジャ・コナリーの名物でもある霧がでてきて、試合の途中で相手も見えなくなり、30分で中止となった。

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尚、ロナウドが右腿の痛みを訴えているが、試合に出られないようなものでは無いという。

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代表メンバーは、この後ブラジリアに向かって出発した。
明日は、試合の行われるマネ・ガリンシャ競技場で練習をおこなう。

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ブラジルの「パネトーニ」

「パネトーニ」は本来ならば、本家のイタリアが生産量が世界で一番のはずなのだろうが、世界一の生産国になっているのがブラジル。
サンパウロ州を中心に、本国の約半分の人口の2500万人の子孫がいるといわれている。
そのせいか、サンパウロの普通のブラジル料理は、ほとんどイタリア料理っぽい。

そのブラジルでも、最大手がバウドゥッコ社Bauduccoである。
本社は、サンパウロの東隣のグァリューリョス市にある。
国際空港があるところである。

サンパウロから、このグァリューリョス国際空港に行くには、普通はアイルトン・セナ高速道路(以前はトリャバリャドーレス高速道路)を通っていき、途中で空港接続道路に入る。

空港方向に行かずに、まっすぐ行くと、この高速道路はリオ・デ・ジャネイロまで行ける。

空港方向に行かずに、しばらく行くと左手にバウドゥッコ社の大きな看板が見えてくる。
そこには巨大なバウドゥッコ社のサンパウロ流通センターがある。

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バウドゥッコ社は、かつては何となくパネトーニの会社という感じであったのだが、なんだか立派になってクッキーやビスケットなども美味しい会社になっている。

クリスマスで食っているような会社ではなくなった。

バウドゥッコ社のマークも一流になったようで、OEMの製品も沢山ある。
そういったものを含めて、このような巨大なセンターに集積しているようだ。

チョコレート製品もあるので、多少の温度コントロールはしているようだ。
この付近は川のそばで、霧もかかりやすい、湿気の多いところなどで、湿度の管理も必要だろう。
そのような機器類もあるようだ。

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日本向けに輸出される「パネトーニ」は、もう生産は終了しているだろうか。

ブラジル国内向けは、これからそろそろ生産に入る頃だろう。
スーパーにも、9月の終わりには随分と並んでくるはずである。
もちろん、12月のあの爆裂展示にはまだ早い。

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サンパウロFCのオフィシャル・ショップ その2 内部

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブのサンパウロFCのオフィシャル・ショップ

オフィシャル・ショップは、サンパウロFCの本拠地モルンビー競技場の中にある。
入り口は、馬蹄形をしている。

入り口を入るとそのままショップになっている。

それほど広くはない。
右にレジがあり、1人だけ人がいた。

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床には、サンパウロFCのチームカラーの3色(黒・白・赤)と、ロゴ・マークがある。

壁には、左からオフィシャル・ユニフォームがかかっており、更にトレーニングウェア、そして各種のT-シャツがずらりと並んでいる。

子供用や女性用もある。

一番右には、ソックス、ペナント、サック、旗、タンボリン、ラッパなどが懸かっていた。

ガラスケースが2つあり、
ポット、飲み物入れ、マグカップ、キーホルダー等の小物を売っていた。

写真集やCD,DVDといったものは見あたらなかった。

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何となくさっぱりした店であった。
サンパウロFCのそのものの持つ雰囲気なのだろうか。

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sexta-feira, 2 de setembro de 2005

サッカー・ブラジル代表 W杯南米予選対チリ戦 その4 楽しい合宿 1

サッカー・ブラジル代表は、9月4日にブラジリアでおこなわれるワールドカップ南米予選の対チリ戦に備えて、リオ・デ・ジャネイロ州テレゾポリス市のグランジャ・コナリーの代表合宿所で合宿をしている。

今日(9月1日)は、50分間きっちりと戦術練習をした。

コーナーキックやサイドからのフィリーキックに対する守りやマークについてもやったという。
敵に対するマークを求められていないのは、ロナウドとアドリアーノだけである。
2人は、敵のゴールをマークしろと言われている。

ロビーニョについては、パヘイラ代表監督は敵によってロビーニョのポジションを変えるといっている。
時には、3人目のFWとして、また2人目のMFとして使うと言っている。
出来るだけ、自由に動かしたいと言っている。
ただ守備もやってもらうという。

明日は16時から練習試合である。

その後、ブラジリアに出発する。

今晩は、合宿所で「余興」があった。

ブラジルの代表的なポピュラー・ミュージックの一つであるセルタネージョの代表的デュオ。
ゼゼ・ヂ・カマルゴとルチアーノZezé di Camargo & Lucianoの1人であるゼゼ・ヂ・カマルゴZezé Di Camargoが夕食後に激励に訪れたのである。

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丁度、このデュオの伝記映画がブラジルで封切りになっているのだが、みんなで映画を鑑賞し、感動したようだ。


超一流のサッカー選手は、「足」で映画を見ることを知った。

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コリンチャンスの危機 その2

「コリンチャンスの危機」は、早くも去った。

コリンチャンスとMSIの間の危機は、少なくとも公式にはなくなった。

今日(9月1日)の午後、コリンチャンスの広報は、ポルトガル語と英語で書かれた書面を発表した。

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この書面には、コリンチャンス・クラブの社長アルベルト・ドゥアリビAlberto Dualib、

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MSI社長キア・ジョオラビチャンKia Joorabchian

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そして、コリンチャンスの副社長ネジ・クリNesi Curiの署名がある。

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この書面では、3名は8月31日と9月1日ロンドンで会い、会議の決定を確認するとある。

1)コリンチャンスとMSIには、財務的な問題はない。

2)3者は、コリンチャンスとブラジルサッカーの発展のために協力を続けることに合意した。

3) 3者は、この会議の結果がコリンチャンスをより強くし、クラブがブラジル選手権で優勝するチャンスをたかめるものと確信する。

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なんだか、よくわからない結論である。

また、必ず揉めそうである。

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ルイゾンはモテモテ。今度はコリンチャンス。

ルイゾンLuizãoは、モテモテである。

ルイゾンが、ブラジル・サンパウロのサッカ-・クラブから、モテモテである。
ルイゾンは、この7月まではサンパウロFCに所属して、チームがサンパウロ州選手権とリベルタドーレス杯南米選手権に優勝するのに貢献した。
その後、4月に結んでいたグランパス名古屋との契約により、今年12月末までの期間、グランパス名古屋に移籍した。
ルイゾンは、レオンがサンパウロFCの監督だった頃は、ほとんど控えの選手として扱われており、試合の機会を求めてグランパスとの仮契約をしたようだ。

その後の活躍で、随分と本人やまわりの扱いも変わったのだがとにかくグランパス名古屋に今はいる。

行ってまだ一月ちょっとにもかかわらず、ブラジルのクラブからのコールは止まないようである。

前所属クラブのサンパウロFCは、12月の世界クラブ選手権の間だけルイゾンに戻って欲しいというような気持ちを持っていると伝えられていた。

8月28日は、サントスがルイゾンに食指を出したという報道がある。
サントスは、ロビーニョをレアルマドリに出したので、今のところお金は余るほどある。
今日は、CSKAに所属しているVAGNER LOVEにもオファーをしたと報道されている。

サントスが、ルイゾンと交渉という報道を受けて、サンパウロFCの役員は「サンパウロFCに戻って欲しい」などと発言をしている。

更に、今度はコリンチャンスが契約間近という報道もある。

昨日(8月31日)に、ルイゾンの代理人チアゴ・グラナトThiago Granatoが、コリンチャンスの副社長アンドレ・サンシェスAndrés Sanchezと会議をして、合意をしたというのである。

9百万レアル(約45千万円)という金額まで出ている。

まだ、この代理人は、明確なことは何も言っていない。
思わせぶりなことを言っているだけだ。

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コリンチャンスのマルシオ・ビッテンクーチ監督が日本へ。

ブラジル・サンパウロの名門サッカークラブコリンチャンスの監督マルシオ・ビッテンクーチが、日本に行かないかという話があると、打ち明けた。

このマルシオ・ビッテンクーチ監督は、今年の5月からコリンチャンスの監督を務めている。
前監督のアルゼンチン人のパサレラ監督の更迭後に、コーチから監督代行に昇格した。

その後、コリンチャンスは何度も新たな監督を招請しようとしたが、丁度その時期には適当な監督が空いていなかった。
ヴィッセル神戸に行って1ヶ月のレオンにも声がかかったのは、事実である。

その後、この監督代行の元でコリンチャンスは好成績を上げて、ついには前半終了前にはブラジル選手権で
1位になった。

いつの間にか、監督代行から監督になり、給与も桁違いに上がったはずである。

ところが、この4-5試合は引き分けや負けが多くなってきて、たちまちコリンチャンスの役員は監督に信頼を置けなくなっているという報道がある。

昨日も、引き分けだった。

このような時期に、マルシオ・ビッテンクーチ監督は「日本にいかないか」いう話があると、打ち明けた。

「日本に行くも行かないも、今はコリンチャンスの監督であり、この仕事を続ける」と締めている。

チーム名は明らかにしていない。

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quinta-feira, 1 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロは雷雨

ブラジル・サンパウロの天候は変わりやすい。

昨日は寒かったのだが、
今日は最高気温が28度にまでもなった。
でも、曇っていたのであまり暑いとは感じなかった。

例によって、夕方になるに連れて、気温がどんどんと下がり始めた。

そして、22時頃からは、雷が鳴り始めた。

近くにも一発大きいのが落ちた。

そして、雨が強く降り始めた。

久しぶりにまとまった雨になりそうだ。
ほこりを洗い流してくれるとよいのだが。

犬はふるえている。
雷と花火は大嫌いだ。

気温は18度にまで下がった。

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サッカー・南米杯 その6 サンパウロFC引き分け

サッカー・南米杯の、サンパウロFC対インテルナシオナウ戦が、サンパウロの本拠地モルンビー競技場で行われた。

結果は1対1の引き分け。

この引き分けにより、インテルナシオナウの本拠地で2週間前におこなった試合を落としていたサンパウロFCは勝ち抜けが出来なかった。

クリスティアンが言う。
「いまこそ、ブラジル選手権に集中しなくては」

あほか。

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折からの雷雨で、モルンビー競技場で停電し、試合が中断した。

そっちも駄目じゃないか。

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ブラジル・サンパウロをGoogle Mapでみる その23 パウリスタ大通り

ブラジル・サンパウロをGoogle Mapで見ている

サンパウロの歴史的な中心部は、セントロである。

サンパウロは、街が19世紀に入り急激に拡大していった。
言うまでもなく当時のコーヒー生産の中心がサンパウロ州内陸部であり、その農場主たちがサンパウロに拠点を構えたからである。
コーヒーで稼いだ富で、農場主たちは大豪邸を建てた。
それが、パウリスタ大通りの始まりである。

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パウリスタ大通りはセントロから約2キロ南西に離れた所に位置している。
南東から北西に向けて2キロほどの距離のパウリスタ大通りはほぼ直線で、その区間では高低差もあまり無い。

パウリスタ大通りの両側に平行する最初の道まではあまり高度は変わらないが、あとはどんどん下がっていく。
西側では、米国大通り(Avenida Estados Unidos)まで行くとやっと水平になる。
東側ではセントロまでずっと下がりっぱなしである。

この道の両側に、当時のコーヒー貴族が絢爛豪華な屋敷を建てたのである。
今でも、わずかに当時を忍ばせる建物が残っている。

そのパウリスタが、1950年代からセントロを脱出している企業の本社や海外からの進出企業の支店や支社が拠点を構える場所となった。

1980年初めまでに、多くのモダンなビルに建て変わってしまった。
オフィスビルがほとんどであるが、大通りに面して高級なアパートも並んでいる。
オフィス・ビルは、パウリスタ大通りとその一つとなりにへ移行する道までは割と多いのであるが、その先はあまり展開していない。

その先には、高級アパートがずっと建ち並んでいる。
ただ、このあたりのアパートは1980年代までにたったものが多いことでやや老朽化しているものが多い。
アパートがあまりに建て込みすぎて景色や日当たりにもやや難がある。
日中の通過車両も多く、騒音も大である。
大都市中心部に住居を構えるならば、覚悟しなくてはならないことではある。

パウリスタ大通りには、地下鉄が走っている。
通りに沿って3カ所の駅がある。
北からコンソラソン駅、トリアノン-MASP駅、そしてブリガデイロ駅である。

コンソラソン駅は、コンソラソン大通りとの交差地点に駅があるわけではなくむしろアウグスタ大通りに近いところに入り口がある。
将来コンソラソン大通りの地下に新たな路線が走ることを見越してずらしたのかもしれない。
今その路線は工事中である。

トリアノン-MASP駅は、トリアノン公園とMASP(サンパウロ美術館)に前にある駅である。
トリアノン公園は、原生林が生い茂る静寂な公園である。
MASPは、コーヒー貴族のシャトーブリアンが第2次大戦のあとに、欧州で買い求めた絵画が中心で、とんでもない逸品が沢山ある。
このトリアノン公園とMASPの真下を7月9日大通り(Avenida Nove de julho)がトンネルで抜けている。
セントロから市内西南部への重要な道である。

ブリガデイロ駅は、ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りとの交差点付近に入り口がある。
このあたりまで来ると、やや外れてきた感もあるが、近年はこちらにも大きな商業ビルが展開してきている。
日本からの駐在員は、この駅の南西側に下った方向に居住するケースが多いようである。
大きなスーパーも2軒ほどあり、また東洋人街リベルダーヂにも遠くないところである。
駐サンパウロ日本総領事館も、ブリガデイロ駅からトリアノン-MASP駅の方へ行ったところにある。

パウリスタ大通りは、商業地としての集積はあまり多くない。
書籍の大型店舗(日本では中規模クラス)やブティク等の専門店はあるにはある。
アウグスタとの交差点付近や、パウリスタ大通りの起点となる南東端に中規模のショッピングがある。
日曜日には閉まっている店も多い。

レストランも同様で、パウリスタ大通りに近いところには、このあたりに勤務している人が昼食をとるための店が多く、高級店は多くはない。
更に、そういった店の多くは日曜日は閉まっている。
と言って、パウリスタ大通りで日曜日に食事に困るということはない。

パウリスタ大通りに沿ってはあまり無いのだが、一本入ったところには世界的に著名な一流ホテルが多く立地している。
何故か、サンパウロのこういったホテルの宿泊費は高い。
ちょっとレベルを落とすと、ずっと安くなる。
最近は、もっと南西部の郊外にまでビジネス街が新たに出来て、そちらにも一流ホテルが出来ている。
しかし、国際空港への時間などを考えると、パウリスタ大通りの方が便がいいだろう。

パウリスタ大通りでは、日曜日には色々な催し物があり、自動車の通行が止められることも多い。
新年のカウントダウンもある。
メーデーもここである。
ゲイ・パレードもここである。
この近くに住んでいる人たちには、実は大迷惑なことらしい。

サッカーの試合のあとにも、勝手に人が集まってきて、自然に歩行者天国になる。
普段の日曜日も人通りは多い。

まあ、パウリスタ大通りの南西側は、アパート街も含めて、日中は安全なところと言っても良いと思う。

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サンパウロFCのオフィシャル・ショップ その1

ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブのサンパウロFC。

このサンパウロFCのオフィシャル・ショップは、本拠地であるモルンビー競技場の一角にある。

市内からちょっと遠いモルンビー競技場の正面には、交通量の多いロータリーがある。
信号もあるにもかかわらず、よく追突事故が起きるところである。
モルンビーの更に奥に行くにはジオヴァーニ・グロンシ大通りを利用するしかないのだが、この道が容量オーバーで混むのだ。
それだけに、一刻も早くと焦っているドライバーが多い。

そのロータリーを背にして競技場を見たところに、チケット売り場がある。
モルンビー競技場で行われる試合だけではなく、そのほかの競技場のチケットが販売されることもある。
チケット売り場に出来ている列の長さで、その試合の観客の入りがすぐわかる。
長いときとそうでないときと、極端に違うからだ。

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このチケット売り場の、すぐ左側に円形の入り口がある。
ここが、オフィシャル・ショップである。

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サンパウロFCのオフィシャル・ショップは、ここにしかない。
市内中心部にはない。

市内中心部といってもよい拙宅からここまで往復すると、平日では時間にもよるのだが、2時間弱は必要である。

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ブラジル・サンパウロは一転また涼しくなった。

ブラジル・サンパウロは、今日(8月31日)は朝から雲がかかっていた。

この数日暑く、昨日一昨日と気温が、冬にもかかわらず32度にもなったというのに、日中でも23-24度までしかならなかった。
夕方には、また20度を割った。

この気温の変化の激しさが、サンパウロの特徴でもある。
それだけに、身体がつらいのである。

また、このような天気が続くという。
南からの寒波の先兵が、サンパウロ州にかかりつつあるらしい。

昨日まで、時ならぬ売れ行きに喜んで、今日も仕入れに力を入れていたアイスクリーム売りのおじさん。
今日の売れ行きは、かなり当てが外れたことであろう。

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