ブラジル・サンパウロの「チエテ川の整備」
ブラジル・サンパウロの市街地の北部を東から西に流れる「チエテ川」。
サンパウロ州内陸部へ向かって流れ、ついにはラプラタ川となってアルゼンチン・ウルグアイ国境で大西洋に流れ込む大河の源流部のひとつである。
このチエテ川の河川改修整備工事が進められてきた。
元々、蛇行していたこの川は、都市化の進展とともに直線化されて、1960年代までにその工事はほぼ終了してた。
サンパウロ市よりも上流部の市街地化もあり、都市型の洪水に悩まされてきていた。
この川の両側には、ブラジルで最も重要な道路が走っており、ブラジル経済の成長にも影響が出ることになっていた。
このために、川の浚渫を行って、川の深さを増し、また川幅を広げて、流量を増やすような工事を行ってきた。
これによって、この2-3年は、洪水が起きなくなったのは事実だった。
この工事には、日本政府による資金援助も行われている。
この工事も今は護岸工事などがどんどんと進んでいる。
そしていよいよ緑化工事に入っている。
サンパウロ州知事ジェラルド・アルキミンGeraldo Alckminは、自ら視察をして、チエテ川沿いを、一番長い公園にすると言った。
果ては、遊覧船を走らせるらしい。
しかし、川はとても臭いのである。
こちらの改善工事は行われていない。
川岸から、両側数百メートルくらいのところは風向きにもよるが、とても臭いのである。
これだけは、高級住宅街でも逃れられない。
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