コリンチャンスのファン その9 ガヴィオン
ブラジル・サンパウロの名門サッカー・クラブには、他のチームに比べても熱狂的なファンが多いようだ。
そのファンたちが、組織を作っている。
コリンチャンスの場合は、一つではない。
その中でも、一番大きく統制が取れているファン組織が、ガヴィオンエス・ダ・フィエウだ。
正式には、Gavioes da Fiel(忠実な鷲とでもいう訳かな)という。
ホームのパカエンブー競技場でも、いつも同じところに陣取っている。
少なくとも1千人から2千人はいつも動員していそうだ。
一糸乱れぬ応援をしている。
このガヴィオンは、ちゃんと本部がある。
サンパウロの北ボン・レチーロという地区がある。
そこに、彼らの本拠地がある。
道の両側に分かれているが、「鷲」がそれぞれにいる。
右側の建物には、鷲の頭だけがある。
彼らは、ここでほとんど毎週末イベントをやっている。
サンバやロックやセルターネジョの大音響が鳴り響くわけである。
若い男女が、とんでもなく集まるのである。
この建物で、数千人は入る。
その収益も決して小さくはない。
ガヴィオンの物品の販売も、幅広くやっている。
この収益で、彼らは
カルナバルの時には「エスコーラ・ヂ・サンバ」の一つとして参加している。
エスコーラ・ヂ・サンバの名前もまた、Gavioes da Fielである。
この場所で、毎週末に練習をしているようなものなのである。
カルナバルの主催者からは、サッカーとカルナバルを混同しているので排除しようという動きはあるが、とりあえず来年も参加できるようだ。
ただ、サッカーのユニフォームを着ての参加は御法度だということである。
右の建物の、「鷲」の頭は、多分今年の彼らのアレゴリアの一部だと思う。
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