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sábado, 10 de setembro de 2005

ブラジル・サンパウロのバス その2 路線

ブラジル・サンパウロは、大都市なのだが鉄道が発達していない。

地下鉄は、4路線(うち一つは、郊外で短い)。
近郊電車もあまり無い。
だから、主な公共交通といえばバスである。

サンパウロに限らず、世界中どこでも同じことなのだろうが、普段利用しない人がバスを利用するのはとても難しい。

どのバスに乗って、どこで降りてよいかわからないからだ。

誰でも、自分の家から街の中心部までは行くことは出来るだろう。
もしくは、学校や病院など行きつけのところは、近所の人に聞いたりして、実際に行ってみるのである。

ブラジルでもそうなのだが、
「ブラジルの人は、基本的に親切なので教えてくれる」のだが、間違っているときもある。
間違って教えられて、それを信じて、そのまま行くとそのままファヴェーラ行きかもしれない。

間違うのにも仕方がないことがある。
何しろ、よく路線が変更されるのである。
バス停も変わる。 乗り換えるのバス停を見つけるのも大変なのである。

なんの貼り紙もないことが多い。
当日くらいは、案内の人がいるが、それもいずれいなくなる。

昨年、「サンパウロのバスの路線案内」の本が出た。
サンパウロには、なんと900以上の路線があると書いている。
とんでもない路線数である。

spd20050816u

ところが、この「路線案内の本」は、「路線案内図」ではない。
全て、細かい字で書いてある。

索引には、バスの番号と出発地と目的地が書いてあり、詳細の通過道路名が書いてあるページ番号が書いてある。

そのページを開くと、詳しい路線がわかることになるのだが、全く「わからない」。
細かい字で、通過する通りの名前が、延々と書き連ねてある。

地図を片手に、その通り名を発見しながら、路線を組み立てていくしかない。

更に、サンパウロは一方通行が多いので、往復の通過道路も異なることが多いのである。
それも、また組み立てなければならない。

サンパウロFCの本拠地のモルンビー競技場に向かう一つの路線である。

spd20050908a

バスを利用する人は、中流以下の人である。
このような本も買うお金も惜しいだろう。

更に、この本を読むどころか、バスの先頭に掲示してある行き先の地名さえも読めない人がいるのも、事実なのである。

誰のために、なんのために、作られたのかわからない本である。

モルンビー競技場に行くには、競技場前の広場(上記の路線では、赤い線を引いたところである。ロータリーになっている。)で降車するとよいのだが、どこにバス停があるのかわからない。
乗るときは、人がたくさんいるところがバス停だから、そこにバスが停車するはずだ。
乗りたいバスが来るときに、手を上げて合図しないと、バスはスピードも落とさずに通過する。

その次のバスがいつ来るかなど、わかりようもない。
「時刻表」など無い。

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