ブラジルの「爆発事故」
今日(9月22日)7時40分くらいに、ブラジル・サンパウロ市の衛星都市の一つであるサント・アンドレ市の公営住宅で爆発事故があった。
住宅は、5階建てで、窓ガラスが割れたり、天井が落ちたりした。
この事故は、ガス爆発事故ではない。
爆発は建物の中で起きたのではなく、建物の外に止めてあった車の脇で起きたのである。
この爆発で、1人は手首を失った。
どうして爆発が起きたかというと、誠にブラジルらしいのだが、この公営住宅から100メートルくらいのところに刑務所があるのだが、この刑務所にいる仲間を脱獄させるために手製のミサイルのようなものを発射しようとして失敗したということなのである。
この事故ではなく事件に絡んで、7名が逮捕されている。
うち2名は、事故のあと公営住宅に逃げ込んでいたという。
もちろん、手首を失った者も仲間である。
爆発音は、数キロ先まで届いたという。
なんだか無茶苦茶なような、悲しい事件だ。
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