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domingo, 16 de outubro de 2005

ブラジルの犯罪と、「携帯電話」の効用

ブラジルでは、容疑者が捕まると、所持品まで、ニュース映像に映し出される。

ピストル。
弾丸。
麻薬。
車。      (往々にして盗難車もしくは、偽造ナンバー)
身分証明書。(往々にして偽物が多い)
小切手。
現金。
そして、携帯電話。

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携帯電話も、クローン電話といって、チップを偽造したようなものを持っていることが多い。

少なくとも犯罪をグループで犯す者達には、携帯電話は車やピストルなどと同様に必需品のようになっている。
だから、携帯電話については、「何台発見した」とまで言っている。

先日、サンパウロ市の南部のカッポン・レドンドという地区で、マリファナを売りさばいていたグループが捕まった。

このグループの1人が使っていた携帯電話が、カメラ付きの携帯電話であった。

自分たちの写真を撮りまくっていたのだが、その中に犯罪の動かぬ証拠となるシーンが沢山あった。

仲間と麻薬を取り扱っているシーン。

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麻薬の固まりを抱いているシーン。

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麻薬を吸引しているシーン。

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担当刑事は、「みんながこういう写真を残してくれれば、捜査は楽だ」と言っていた。
携帯電話に画像がある者は、続々と警察に召還されているようだ。

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