ブラジルのトップ・ニュースは、「ベンチビー」
今日(10月29日)の昼と夜のブラジルの全国ニュースのトップは、リオ・デ・ジャネイロの最大のファヴェーラであるロシーニャRocinhaで、このあたりの麻薬取引のボスといわれ、警察が懸賞金を付けてその行方を追っていた
通称ベン・チ・ヴィーBem-Te-Viが警察との交戦で射殺されたというニュースであった。
本名はエリスマール・ロドリグエス・モレイラErismar Rodrigues Moreiraといい、前の親分ルルーがやはり警察隊と交戦して2004年に死亡してからのボスであった。
ニュ-ス映像では、彼らの身体を重武装の警察が病院へ運び込むというシーンがあった。
4発の銃弾を受けていた。
喜び合う警察。
他に、4名が怪我を負い、そのうち1名は死亡したという。
重装甲車も用意した警察側には、けが人も出なかったという。
警察は、3ヶ月前からベンチヴィーの電話を盗聴するなどして、行方を追っていて、居場所のアパートを発見して襲撃したという。
このベンチヴィーとの電話交信記録により、ロナウドやロマリオなどの有名選手との関係が取りざたされていた事があった。
今日の午後には、葬儀が行われている。
このロシーニャ地域では、エスコーラ・ヂ・サンバのパーティーなどが中止になった。
また、すでに組織間の抗争が激化している。
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