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terça-feira, 18 de outubro de 2005

ブラジル・サンパウロで、本当に好まれている音楽ジャンル

ブラジルで人気のある音楽は、サンバであり、ボサノバと信じている人は、今はそういないと思う。

ブラジルのサンパウロ州では、次のような音楽が好まれるという調査結果がある。

セルタネージャ    30%
MPB          22%
ロック          16%
ロマンチカ       16%
サンバ・パゴーヂ   15%

spd20051017l

これは、サンパウロ州全体なので、大都市サンパウロも入るし、内陸部の農村も入っている調査の結果である。

セルタネージャが、一番というのはよくわかる結果である。
サンパウロから100キロも内陸に行けば、バールやランショネッチで流れているのは、大抵この種類の音楽である。
地方のFM局もそうだ。

海岸などでは、セルタネージャはあまり聞かれない。
雰囲気的に似合わないからだろう。
MPBやサンバ・パゴ-ヂの方が多いような気がする。

それでは、大都市サンパウロ市では何が一番かというと、MPBだそうだ。
36%である。

spd20051017m

そのサンパウロでも、公務員では、34%がMPBが好きという。

spd20051017n

家庭の主婦では、またしてもセルタネージャである。
39%。(このジャケット写真は、セルタネージャっぽくないが。)
アイロン掛けの時にぴったりだと言っていた。

spd20051017o

そして、学生の41%が好きなのはロックということである。
若者はロックが好きというのは、世界のたいていの国と同じである。

spd20051017p

サンパウロでは、サンバ・パゴーヂはあまり人気がない。
それほど、暑くないせいであろうか。

しかし、セルタネージャが好きと人前で正々堂々と言える時代は、日本に来るのであろうか。
ブラジル音楽通の人は、どうして紹介しないのか、20年前から不思議に思っている。

何よりも、明るく、そしてほのぼのした音楽で、とても健康的なのだが。

※音楽はジャンルで聞くものではないと思う。
 良いものは、良い。 好きなものは好き。
 ただ、セルタネージャは避けられているかのように、あまりに紹介されていないように思う。

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Comments

初めてのコメントです。いつも楽しく拝見してます。

私は最近ブラジリアで生活を始めた者ですが、ローカルラジオで流れているセルタネージャにすっかりハマってしまいました。ビールを飲みながら、ブラジル人の友人とサビを合唱するとスカッとします。公開中の映画”2 FILHOS DE FRANCISCO”でついにトドメを刺され、最近は舞台となったゴイアス州の小さな田舎町にもちょこちょこ遊びに行っています。田舎は最高です。CDもこれから集めようと思います。

そんな中、日本でボサノバやサンバがブラジルの代表音楽となっていることにちょうど異議を唱えたくてウズウズしておりましたので、この記事を拝見して、正々堂々と言える自信をちょっとだけ得たところです。ありがとうございました。

サンパウロとブラジリアは放送される番組が違うのか、テレビを見ていてもこうした話題を見かけることが少ないので、今後もサンパウロ発ならではの興味深い話題を期待しております。

Posted by: Brasiliense | terça-feira, 18 de outubro de 2005 at 10:52

>Brasiliense様
ブラジルは広いので、遠くのことは、外国のようで、本当のところ実感がわきません。
アマゾンなんて、東京から香港くらいの距離ですからね。
ですから、よっぽどのことがない限り、サンパウロ周辺情報に徹しています。
全国ニュースは、ブラジリアの政治ニュースが多いのですが、ローカルニュースにはもう少し気楽なネタがあって親しみがわくし、ブラジル人(それもサンパウロ人だけかも)の生活や社会が見えるように思います。
ここに書いたことが全てブラジルを表しているわけではないけど、「サンバ・アマゾン・サッカー」というステレオ・タイプのイメージを少しだけでも変えて、普通の国ブラジルの普通の大都市サンパウロを紹介できたらと思っています。
ブラジリアからも「普通の暮らし」を発信されてはいかがでしょうか。

Posted by: Sao Paulo | terça-feira, 18 de outubro de 2005 at 15:57

どうも私もMPBに思いっきり偏ってますから、何もいえません。確かにセルタネージャって2chでは話題になっていて、良いものだという評判も聞いていますが、実際に現物は見たことないという代物です。こちらにブラジル人専用のコンビニがありますので、こんど覗いてみたいと思います。

Posted by: mac | quarta-feira, 19 de outubro de 2005 at 01:36

Sao Pauloさん
そうですね、サンパウロ~ブラジリアでも東京~福岡くらいの距離ですからね。道路標識に普通に「ベレン 2000km」と書かれているのを見ると、つくづくブラジルの広大さを感じます。

自分のテレビの見方が悪いのかもしれませんが、ブラジリアではあまりローカルニュースを目にする機会がありません。政治や全国のニュースばかりです。また、国会議事堂の審議の様子を延々流すテレビやラジオがあり、さすがにそういう街だけあるなと思います。実は、サブリナ・サトウもまだ一度もテレビでお目にかかっていません。個人的には、そういう路線の番組は大好きなのですが。

ブラジリアの「普通の暮らし」の発信、おもしろいですね。いわゆるブラジルからすると地味な情報ばかりになるかもしれませんが、そんなブラジルがあるのも事実として・・・ちょっと考えてみます。

Posted by: Brasiliense | quinta-feira, 20 de outubro de 2005 at 12:14

ん~、アシェーに一票!・・・え、ないの?んじゃ、フォホーに・・・って、これもないの?(笑)
ということで、非国際人@サンパウロ東地区です。↑の二つは、地方の音楽に分類されてしまうのでしょうかね。それにしても、ボサノバ、やっぱりありませんでしたね~。日本のブラジル音楽ファンに見せてやりたいですよ。
それと、MBPの比率、高過ぎちゃう?みんな見栄張ってないか~?せいぜいマリーザ・モンチとジャヴァンくらいだと思うけど、一般的にはね。文化大臣さまなんてフォホーで小遣い稼いでるし(笑)。
でもセルタネージャの順位が高いのには、納得です。でも日本じゃ受けないでしょうねぇ、おじさんのデュオばかりじゃ・・・

Posted by: 非国際人 | quinta-feira, 20 de outubro de 2005 at 18:27

>mac様
セルタネージョというのは、ブラジル版カントリーですね。
だいたい男性2人が、素晴らしいハーモニーで、詩情あふれる明るい歌を歌い上げます。
もちろんジーンズです。
まあ、あか抜けないところもあるのですが。

Posted by: Sao Paulo | sexta-feira, 21 de outubro de 2005 at 00:03

>非国際人様
アシェーは、どれかに入っていると思うのですが、ロックですかね。
ボサノバはMPBに入っているのではないでしょうかね。
正確なことはGLOBOに聞かないとわかりませんね。
セルタネージョは、若い歌手もいるんじゃないですか。
他のジャンルでも、ブラジルはかなりの高齢の歌手が現役ですよ。
文化大臣もそうだし、ガルコスタだって60歳だし。
ロベルト・カルロスは、65くらいかな。

Posted by: Sao Paulo | sexta-feira, 21 de outubro de 2005 at 00:12

>Brasiliense様
サンパウロのGLOBOは、1日に3回ローカルニュースの時間があります。
朝は、6時半から7時15分。
昼は、12時15分から30分。
夕は、18時50分くらいから25分くらいです。
映像が重なることもありますが、まあローカルネタは面白いです。

Posted by: Sao Paulo | sexta-feira, 21 de outubro de 2005 at 00:28

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