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sábado, 15 de outubro de 2005

ブラジルで「口蹄疫」発生 その3

ブラジルのマット・グロッソ・ド・スル州エルドラード市で、「口蹄疫」が発生したと発表されて、3日目。

今のところ、発生農場でしか「発症」はないとされている。
ただ、隣接するジャポラン市の牧場での牛に疑わしいものがいるとして、検査中である。
検体を、遙か遠くのパラ州ベレンまで持っていくという大変さである。

この地域は、見渡す限りの大平原で、肉牛専門の牧場しかない、人口も1500人程度。
それぞれの牧場が離れているので、感染しにくいのかもしれない。
粗放的な放牧で肥育されているのも、こういうときにはよかったのかもしれない。

ブラジルでは、この「口蹄疫発生」をうけて、色々な動きがある。

1)もちろん、一番大事なことは感染の拡大である。

2)その次には、感染源を突き止めることである。

3)輸入国への説明である。

4)そして、予算づけである。

1)の
感染の拡大防止については、発生源から半径25キロの5市については、家畜や食肉の移動が禁止されているだけではなく、人間や車についても消毒がされている。

しかし、漏れがないかはわからない。

2)の原因については、
一応農場主はワクチンを接種済みだったとしている。
ブラジルの南部については、OIEにより「ワクチン選手清浄地域」認定を受けており、牧場主の認識が低いとは思われないのである。

そこで、ワクチン自体に問題があるか、実際の接種のやり方に問題があったのではないかという可能性が指摘されている。

また、口蹄疫を引き起こしたヴィールス自体が、ワクチンに耐性のある新種ではないかという「憶測」もある。

この地域はパラグアイと国境を接しており、パラグアイから「感染した」牛がやってきたか、持ち込まれたのではないかという「推測」もある。
パラグアイから、何かと持ち込む輩が多いからこういったことまで出てくるのであろう。
「牛」も持ち込むものも多いらしい。
牧場主の意識が疑われる話である。

更に、ブラジル的になってくるのだが、近隣に「土地無き農民運動(MST)」の一団がいるのだが、彼らの飼っている動物は、衛生証明書が無いという。
広く考えたら可能性はあるかもという。

最後に出て来た「荒唐無稽」なものが「バイオテロ」。
犯罪組織がやったのではないかというのだが。。。。

まともな新聞でこういった理由を列挙していた。


さて、多くの国が、ブラジルの牛肉の輸入禁止措置を取ったと報じられているが、これは必ずしも正確ではない。

EUが停止しているのは、マットグロッソ・ド・スル州、サンパウロ州そしてパラナ州のものだけである。
英国はマット・グロッソ・ド・スル州とパラナ州のものだけ。
ロシアとチリは、マット・グロッソ・ド・スル州のものだけである。
南アフリカとイスラエルは、ブラジル全体となっている。

いずれにせよ、最大の生産を誇るマット・グロッソ・ド・スル州とサンパウロ州のものが輸入禁止と言うことであるれば、ブラジル全体が禁止と大差はない。


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