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segunda-feira, 28 de novembro de 2005

ブラジル・サンパウロのミス・女子刑務所

先日(11月24日)の夕方に、サンパウロ市の北部のカランヂルにある女子刑務所で、ミス・コンテストがあった。

審査されるのはもちろん収容されている女囚達である。

そのニュース映像では、女囚達の「顔」がどんどん映る。
「ぼかし」などははいっていない。
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「撮されている」参加者の方も、別に気にしていないようである。
綺麗にお化粧をして、カメラにポーズをとる。
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なんとも、不思議な光景でもある。
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随分と「人権」意識が違うものでる。

そして、このコンテストの審査員の1人が、サンパウロFCのFWグラフィッチ
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女囚達にも大人気である。
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審査中のグラフィッチ。
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ミス・女子刑務所。
この人は女囚なのであるが、更生の方はちゃんと出来ているのだろうか。
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ちなみにこのニュースは、グラフィッチ絡みなので、スポーツニュース枠であった。

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Comments

ネットでこのニュースを見たのですが、さすがにブラジルというか、日本とは違うなぁ、、、と思っていました。
日本ではありえないですし。

コンテストの最中、犯罪歴など公表されたのでしょうか?

この方たちの犯した犯罪が、どのようなものかわかりませんが、軽犯罪ならまだしも凶悪犯罪だったとしたら、かなりすごいことですね。

Posted by: maria do japao | segunda-feira, 28 de novembro de 2005 21:09

ミス女子刑務所! と日本語で書いてみると、すごいおかしいですね(笑)!
まず囚人である事が恥ずかしいとかいう意識はなさそうですね。  それは囚人だけでなく、家族も訪問するとこ堂々と写ったり、自分の子供を愛しているって、堂々と言ってのけるしね。

Posted by: DINDINHA | terça-feira, 29 de novembro de 2005 01:03

>maria do japao様
このニュースでは、優勝者について個人的なことは紹介されませんでした。
昨年は、麻薬で2-3年という人が、優勝者でした。
とても「囚人」という後ろめたさや自覚は、画面からは全く感じられませんでした。

Posted by: Sao Paulo | quinta-feira, 1 de dezembro de 2005 20:53

>DINDINHA様
確かに、この人達の「刑務所入り」についての感覚は、相当日本とは異なるようですね。
待遇改善を求めての暴動などの時にやってくる、「囚人」の家族のインタビューなどを聞くと、全く「被害者」のようですね。
そもそもどうして刑務所にはいるようなことになったかということが、完全に抜け落ちているようですね。

Posted by: Sao Paulo | quinta-feira, 1 de dezembro de 2005 20:56

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