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terça-feira, 13 de dezembro de 2005

ブラジル・サンパウロの「店舗の閉鎖」 その2

個人的にとても恐れていたことが起きた。

サンパウロの目抜き通りのパウリスタ大通りにあるStand Centerが先日、警察と税務署などの強制捜査を受けて、閉鎖に追い込まれた
そして、今日(12月13日)は同様の業態であったPromo Centerが手入れを受けている。
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Stand Centerから、約1キロ弱のところで、昨日まで営業をしていたわけである。
ここが、歩いていけるところなので、利用していたところである。

ビルの1階に、1-2坪の店が何十軒も並び、コンピューター関連部品や周辺機器、メディア、デジタルカメラ、DVDプレイヤーなどから、アクセサリー、そして海賊版のDVDやCD、ゲームソフトなどを販売していた。
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もちろん、価格は普通の店に比べて激安であった。
もちろん、密輸品がほとんどあろうし、そのあとも仕入れ伝票などを捜査して、商品流通税や所得税をごまかしていたことには違いはないだろう。
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だから、安かったのだ。

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早速行ってみた。

Promo Centerの前のアウグスタ大通りは通行止めになっていた。
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証拠品として没収される商品を運ぶトラックが何台も並んでいた。
そして、警察や国税Gメンなどが、100人以上はいたようだった。
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経営者らしき、東洋系の顔も見られた。

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これらの店の経営者の中国人や韓国人達は、Stand Centerの摘発の後に、自分たちの摘発に備えて何らかの操作をしたりしなかったのだろうか。

何もしなかったとしたら無策である。

とにかく、このPromo Centerが摘発されてしまったので、これからはともにセントロにあるサンタ・エウフェジニアの電気街か、ジョアキン・フロリアーノ通りの同様の業態の店まで行かなければならなくなった。
歩いては行けないし、駐車料金も高い。

困ったことになった。

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先に摘発を受けて、その後ビル自体の電気設備や消防設備の問題を指摘されて閉鎖になっていたStand Centerは、手直し工事を完了して、昨日から再開したそうだ。
ただし、営業しているのは2割程度ということである。

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このところ、麻薬以外の密輸品摘発が続いている。

ブラジルの警察も国税Gメンもやるときにはやるのである。
こういう密輸品の万円によって被害を受けている国内の関連業界から、相当にプレッシャーを受けたに違いない。

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Promo Centerの写真を撮っていたら、国税Gメンから、全て消去するように、指示された。
次は、カメラを没収すると警告を受けた。

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